紋別市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月12日
(1)子育て支援について/(2)医療問題について/(3)孤立死をふせぐために
2012年6月12日、紋別市議会の一般質問で、野村淳一議員が「子育て支援について」「医療問題について」「孤立死をふせぐために」について質問し、市長 宮川良一、教育長 西田修次、児童家庭課長 小林邦博、健康推進課長兼保健センター事務長 若原喜直、学務課長 小林昌史、環境生活課長 木原敏一、広域病院連携推進室長 久保田政弘、社会福祉課参事 飯田欣也、介護保険課長 佐藤宗、保健福祉部長 黒田安二が答弁しました。
- 質問者
- 野村淳一 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 西田修次、児童家庭課長 小林邦博、健康推進課長兼保健センター事務長 若原喜直、学務課長 小林昌史、環境生活課長 木原敏一、広域病院連携推進室長 久保田政弘、社会福祉課参事 飯田欣也、介護保険課長 佐藤宗、保健福祉部長 黒田安二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 野村淳一
私は、さきに通告いたしておりました順に従い質問させていただきます。まず、子育て支援について何点か質問いたします。最初に、病児・病後児保育の実施についてであります。子供が病気または病気の回復期にあって、入院治療の必要はないものの集団保育が困難で、保護者が家庭において看護できない場合の受け皿として、病院、保育所などで病気の児童を一時的に保育し、安心して子育てができる環境を整備することを目的に、病児・病後児保育事業が国の特別保育事業の一環として制度化されています。何日も仕事を休みづらいといった保護者の悩みにこたえる制度として喜ばれています。国は病児・病後児保育事業について、子ども・子育てビジョンの中で、平成26年度までに延べ利用児童数200万人の数値目標を設定し、平成20年度からは病児・病後児のほか体調不良児も対象に加えたほか、平成23年度からは非施設型、いわゆる訪問による看護制度を創設するなど、補助金の増額とともに制度の充実を進めています。その上で、市町村に対し地域のニーズにこたえるよう、この事業の積極的な推進を求めているのです。文字どおり今地域のニーズとして、病児・病後児保育事業の実施と整備が急がれています。既に道内でも国の補助制度を活用し、病児・病後児保育に取り組んでいる自治体、病院、保育所が増えています。先日、深川市の取り組みを視察してまいりました。ここでは市の子育て支援事業として、深川市病児・病後児保育室すくすくが昨年9月にオープンしています。ここの最大の特徴は、深川市立病院内に設置していることです。専任の看護師、保育士を配置し、1日の定員は3人、1日2,000円の費用はかかりますが、緊急のときは小児科の医師が対応することになっており、働く保護者にとって安心の施設となっています。市立病院側も快く理解してくれたと言います。この病児・病後児保育事業はもちろん紋別市でも要望が強く、その実現が求められていると考えます。そこで提案ですが、市内で小児科が整備されている広域紋別病院との協議をもとに、新しい広域病院の建設を含めて、病院内に病児・病後児保育を整備すべきではないかということです。ぜひその実現に向けて検討すべきと考えますが、いかがお考えかお聞かせください。また、国の子育て支援事業であるファミリー・サポート・センター事業においても、病児・病後児の預かりを推進しています。これは子育てを援助してほしい人と援助したい人がお互い会員となって子育てを助け合う制度ですが、紋別市にはこの制度そのものがなく、その実施は見送られたままです。少なくとも病気回復期の子供を含め、一時的に子供を預かるファミリー・サポート・センター事業は必要な制度であり、その実施に向けた取り組みと方向性について考え方をお尋ねするものです。次に、子供の健康と配慮が必要な子供と子育てについてお聞きします。健やかに子供が生まれ成長することは、すべての市民の願いであり希望です。そのために、紋別市でも新生児訪問や乳幼児健診などの取り組みがなされていると思います。まず、その内容と実績をお聞きします。とはいえ、それらの取り組みにおいてもなかなか状況が把握できない家庭や健診もなされない家庭もあると思います。それらはどのような状況にあり、その家庭に対しどのような対応をされているのかお尋ねします。その中でも特に配慮が必要な子供たち、児童虐待、ネグレクト、障害を持った子供たちなど、どのような現状にあり、どのように対応されているのかもあわせお聞きします。この問題で昨年7月、厚生労働省は児童虐待などの発生を予防するためとして、妊娠期からの妊娠・出産・子育て等に係る相談体制等の整備について、また養育支援を特に必要とする家庭に係る保健・医療・福祉の連携体制の整備についてという2つの通知を出しています。母親が一人で悩みを抱えず、相談しやすい体制をつくること、必要な支援を速やかに開始する保健・医療・福祉の連携をつくることなどを市町村に求めているのです。これはとても重要で大切なことだと思います。その点で、紋別市でどのような体制と対応をとっているのかお聞きします。子供の健康に関して、予防接種についてお聞きします。今年9月からポリオワクチンが生ポリオワクチンから不活化ポリオワクチンに変更されます。日本では自然感染によるポリオは根絶されましたが、生ポリオワクチンの接種による2次感染が懸念されていました。やっと多くの母親の願いが届き、不活化ワクチンの導入が決まったのです。そこでお聞きしますが、このワクチン変更による接種方法の変化はないのかお尋ねします。国は今国会に子ども・子育て新システム関連法案を提出し、その成立を図っています。この目的は待機児童対策とされていますが、そこには重大な問題をはらんでいると言わざるを得ません。1つは保育に対する国、自治体の直接責任を放棄していること、2つは営利企業の参入を進め、保育を市場化、営利化する懸念、3つは待機児童の解消につながらない、理念なき複雑な幼保一元化システム、そして4つ目は子育て世代を直撃する消費税増税を財源とすることなのです。そして、その内容が見えれば見えるほど保育関係者や保護者などから強い疑問と批判が高まっています。これが地方の保育行政にどう影響するのか、まずお聞きするとともに、この子ども・子育て新システムに対する市長の見解をお聞きするものです。次に、通学路の安全対策についてお聞きします。京都府亀岡市、千葉県館山市など連続して発生した通学途中の児童が被害に遭う交通事故は社会に大きな衝撃を与えました。何より安全でなければならない通学路でなぜこのような事故が起こるのか。もちろん運転手の過失こそが最大の原因であることは言うまでもありません。しかし、それと同時に、子供たちが安全に通行できる環境が整備されていたのかどうか、今総点検する必要があります。政府も通学路の安全確保に向けて点検と対策を講じるよう求めていますが、それを待たずに市としての取り組みを速やかに実行することが重要だと思います。そこで、紋別市における通学路とはどのように考えられ、どのような安全対策を講じられているのか、まずお聞きします。具体的にお尋ねします。1つは紋別バイパス、落石4丁目、ローソンわき交差点です。ここは学園団地を挟んでバイパスが通っており、日ごろから人も車も多く横断する地点です。しかし、ここには横断歩道も信号もなく、危険な状態が続いています。かつて私はここに信号機の設置をと議会で求めた経緯がありますが、その後の検討と対応はどうなっているのかお尋ねします。2つは、落石1丁目、落石4号線です。ちょうど北高跡地の海側の道路です。ここは歩道が整備されていません。潮見小学校に多くの学童が通っています。これもかつて議会で歩道の整備を求めた経緯がありますが、その後の検討と対応についてお尋ねします。3つ目は、昨年新しく整備された線路跡の道路、潮見8号線についてです。市役所から潮見、落石、渚滑を一本で結ぶ新しい道路として、交通量も増大しています。そして、潮見小学校とは目と鼻の先です。しかし、この付近に横断歩道一つ、信号一つありません。ここに危険性はないのかどうか、どのように判断されているのかお尋ねします。次に、留守家庭児童園についてお聞きしますが、昨日梶川議員の質問にもありましたように、私も渚滑小学校など小規模学校における留守家庭児童園の整備を求めるものです。改めてお考えをお聞きいたします。私は今回、今述べてきたように子育て支援について取り上げてまいりましたが、もちろん課題はまだまだ尽きませんし、安心の子育てのために何をなすべきか、その答えも簡単ではありません。しかし、若い世代がこの紋別で安心して子供を産み育てられる環境をつくることは、まちづくりの大切な柱であることに間違いありません。たくさんの子供の笑顔は市民を勇気づけ、希望を与え、励ます力でもあります。その子供たちの笑顔をどうつくり、どう守るのか、それが大人の責任でもあります。子育てなら紋別と言われるような思い切ったまちづくりを実現したいと思いますし、期待したいと思うのです。紋別市の出生数の推移と、それへの認識を含め、子育て支援事業に対する市長の見解をお聞きするものです。次に、医療問題について質問します。まずは、広域紋別病院の改築事業についてであります。広域紋別病院の改築については、その基本構想、基本計画がまとまったようであります。その策定経過や計画内容について私なりに意見はありますが、そこに示された改築計画について、紋別市とのかかわりに関してお聞きします。1つは、基本計画で示された建設事業費についてです。そこには整備事業費58億2,000万円の財源として、病院事業債とともに、その他として紋別市からの過疎債が26億5,800万円計上されてます。この過疎債は言うまでもなく紋別市の借金であり、市民の負担ということであります。なぜこのような内容となったのか、その理由と企業団側との協議の状況についてお聞きします。また、事業費全体に占める過疎債の金額と配分割合について、その根拠をお尋ねします。紋別の過疎債が使われるとなると、病院改築にかかわる事業費用について、市としても重大な関心を持って、きちんとチェックしていく必要が出てくると思います。現在の基本計画では、普通交付税措置の単価基準である1平方メートル当たり30万円という数字をただ当てはめて建築費を算出しているようであります。しかし、各地の公立病院でも単価を圧縮し、身の丈に合った病院建設を進めているのが現状です。建設費は今後の病院経営の足かせともなりかねないだけに、市も積極的にかかわり、適正で適切な費用の縮減に向けた取り組みが必要だと考えますが、いかがでしょうか。さらに、紋別市の休日夜間急病センターを新しい広域紋別病院に隣接して整備してはと考えます。それこそが機能的にも物理的にも財政的にも、そして市民の安心と安全からも適切ではないかと考えますが、いかがでしょうか。また、道立高等看護学院も広域紋別病院に隣接してこそ学校としての機能を発揮できるのであり、同じ敷地への移転改築を道に要請すべきと考えますが、いかがでしょうか。どちらにしても、北高跡地の面的利活用については、将来に向け医療・保健・福祉の一体的なゾーンとして生かせるよう、そして地域周辺においても安全と安心が確保できるよう、十分な検討の上で進めるべきと考えます。企業団側との協議を含め、現在どのような検討状況にあるのかお聞きするものです。さらに、救急体制についてですが、脳卒中など脳疾患については専門病院への直接搬送が始まり、一定の成果が上がっていると思います。そして、心筋梗塞など一刻を争う心疾患についても、救急体制の整備に向け準備を続けているとの報告がなされておりました。心肺停止を含め、心疾患の2次救急について、現在どのような体制となっているのかお知らせください。また、救急告示病院としての広域紋別病院の位置づけと機能、役割について、現状と今後の方向性についてもお尋ねするものです。最後に、孤立死を防ぐ対策について質問いたします。さきの議会でもこの問題を取り上げさせていただきましたが、その際、知的障害者などへの見守りと電気、水道などのライフライン事業者との情報の共有などを実施したいとの答弁がありました。国も5月11日に改めて地域において支援を必要とする者の把握及び適切な支援のための方策等についてという通知を出し、福祉担当部局への情報の一元化と連携の強化、個人情報保護の適用外の理解などを指示した上で、南富良野町など7自治体の先進的な取り組みを紹介しています。それらのまちに共通するのは、住民のSOSを機敏にキャッチする仕組みづくり、住民の協力を得て支援するネットワークをつくっていることです。個人情報の扱いについても、市川市と電力会社との例外規定をもとにした連携協定は大いに参考になるものです。そこでお聞きしますが、さきの議会以降、知的障害者などへの見守りはどのようになっているのか、障害や介護の福祉サービスとの連携状況についてもあわせてお聞きします。また、ライフライン事業者との連携体制と情報の一元化に向けた取り組みはどのような進捗なのかお尋ねします。特に公共事業である水道事業において、生活困窮者と見られる水道料金の滞納世帯はどの程度あるのか。その方々への対応はどうされているのか。また、福祉部局との連携はどうされているのか、それぞれお聞きします。どちらにしても、孤立死を防ぐには多くの関係者の知恵と工夫が必要であり、地域力が求められています。支援を必要とする人を見逃さず、いつも温かい手が差し伸べられている状況とネットワークをどう構築するか。文字どおり総合的な施策の展開が必要です。必ず一層重要となる課題だけに、このまちから孤立死を出さないための具体的な取り組みを求めるものですが、いかがでしょうか。お考えをお聞かせください。生活困窮者への最後のセーフティーネットとして重要な役割を担う生活保護について、端的にお聞きしますが、紋別市における生活保護受給者の推移と、その方々への生活や自立への支援にかかわるケースワーカーの体制について、それが十分と言えるのか、配置基準との関係を含め、現状と考え方をお尋ねするものです。孤立死との関係で、介護保険の認定未更新についてお聞きします。今年1月、釧路市で高齢者夫婦の遺体が発見されるという痛ましい事件がありました。妻が病死した後、認知症だった夫が凍死したと見られています。要介護2と認定されていた夫がなぜ介護の網の目から漏れていたのか。その一つに、介護認定の更新手続きがなされず、要介護者のリストから外れていたことが指摘されています。その結果、社会的なつながりが消滅し、孤立していきました。そこでお聞きしますが、紋別市における介護認定の未更新はどのような状況にあり、その後その方々への対応などはどうされているのかお尋ねするものです。以上で私の質問終わりますが、再質問については留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、野村議員のご質問にお答えいたします。初めに、子育て支援についてであります。1点目の病児・病後児保育の実施についてでありますが、次世代育成支援行動計画では今期計画期間中の事業目標には設定していないものの、児童の病気回復期における預かりニーズがあることから、保育サービスの拡充とともに実施に向けた検討が必要と考えております。次に、ファミリー・サポート事業につきましては、一般児童の預かりを対象として、平成25年度の事業開始に向けて運営体制の構築に取り組んでまいります。2点目の子供の健康と配慮が必要な子供と子育てについてでありますが、初めに新生児訪問や乳幼児健診の実績と状況が把握できない家庭などの状況についてでありますが、昨年度の新生児訪問実施者数は162人で、実施率93.1%となっており、乳幼児健診につきましては、4カ月児相談で受診者数168人、受診率94.4%、7カ月児健診で受診者数160人、受診率96.4%、1歳6カ月児健診で受診者数164人、受診率95.3%、3歳児健診で受診者数152人、受診率93.8%となっております。次に、健診に参加されない家庭などの状況でありますが、4カ月児相談で10人、7カ月児健診で6人、1歳6カ月児健診で8人、3歳児健診で10人となっており、その対応につきましては、保健師の訪問によって状況確認と健診に参加するよう指導を行っております。次に、児童虐待の現状についてでありますが、本市の実態につきましては、昨年度は10件の通報があり、今年度は5月までに1件の通報がありました。いずれも虐待の疑いがあることから経過観察中となっております。児童虐待への対応につきましては、福祉・保健・教育の各機関や地域住民のネットワークによる活動が不可欠であります。児童虐待の一義的窓口は市町村と位置づけられており、本市では平成18年10月に市保健福祉部、北見児童相談所、紋別保健所、紋別警察署、市教育委員会、紋別医師会、紋別市民生委員・児童委員連絡協議会、紋別市町内会連絡協議会など25の関係機関から成る紋別市要保護児童対策地域協議会を設置し、関係機関との連携のもと、要保護児童の適切な保護を図るために必要な情報交換を行うとともに、支援に関する協議、対応に努めているところであります。なお、児童虐待の通報を受けた場合には、常に子供の安全確保を優先に、最善の利益を考慮しながら、市の担当部署による調査、情報収集を実施し、虐待の疑いが認められる場合には児童相談所に通報し、調査を依頼するとともに、地域協議会における個別ケース検討会議を市が主催し、関係機関と連携して、当該家庭に必要となる支援を行っております。また、妊娠、出産、育児期において養育支援を特に必要とする家庭にかかわる相談体制につきましては、市の保健センター、医療機関、児童相談所、北海道が連携して養育者支援を行っており、低体重児や若年出産、病気を患っている妊産婦など、妊娠、分娩、出産後における養育支援の必要な場合は市の保健センターへ医療機関より支援依頼がなされ、支援した内容はフィードバックし、情報の共有を行っております。その他、生活面や母子の身体的、精神的な状況を見きわめ、継続した支援が必要と判断した場合には家庭訪問などにより相談を行い、特に養育支援が必要であると判断される場合には地域協議会に情報提供し、関係機関との連携を図り、支援方針について協議し、必要な支援を行っております。次に、予防接種についてでありますが、ポリオ予防接種は予防接種法に基づく定期の予防接種として、現在生ワクチン接種をしない3カ所の医療機関において隔月ごとに年6回実施しております。生ワクチンはポリオウイルスの病原性を弱めて製造するワクチンで、不活化ワクチンに比べ強い免疫ができますが、極めてまれにポリオと同様の麻痺症状がワクチンを飲んだ人や周りの人に起こる場合があります。ワクチンによる麻痺症状が起こらない不活化ワクチンは世界の多くの国で導入が進んでおり、国内での導入の時期につきましては、本年9月1日からの予定となっております。生ワクチンと不活化ワクチンの接種方法の違いは、標準的なケースで申し上げますと、生ワクチンは生後3カ月から1歳半までに41日以上の間隔をあけて2回、口から飲む方法で接種しますが、不活化ワクチンは厚生労働省の案によりますと、生後3カ月から12カ月未満で3回、その後12カ月から18カ月未満の間に1回の合計4回、皮下注射にて接種いたします。既に生ポリオワクチンを1回接種している人は不活化ポリオワクチンを3回接種いたします。9月1日から予定されているワクチンは単独不活化ワクチンですが、その後ジフテリア、百日ぜき、破傷風、ポリオの4種混合ワクチンの導入が11月をめどに予定されていることから、関係情報の収集、市民への啓発、市内医療機関と十分な協議を行うなど、円滑な実施に向けて準備を進めてまいります。3点目の子ども・子育て新システムについてでありますが、新システムの基本的な考え方といたしましては、子育ての第一義的な責任が親にあることを前提にしつつ、子供、子育てを取り巻く環境の変化に伴う家庭や地域の子育て力の低下等を踏まえ、子育てに関する新たな支え合いの仕組みを構築することとされております。新システムとは出産前から小学校入学まで切れ目なく子供と子育て家庭を社会全体で支援する仕組みであり、また幼保一体化は小学校就学前のすべての子供に質の高い幼児期の学校教育、保育を保障し、子供の良質な生育環境の整備を図るものであります。さらには、都市部の待機児童問題に対することとともに、人口減少が見込まれる地域において、幼児期の学校教育、保育の基盤を維持することも目指しております。新システムにおいて、市町村は保育を必要とするすべての子供に対して保育を確保する措置を講じなければならないとされており、保育に対する行政責任のあり方は変わることとなるものの、市町村は引き続き保育の保障に係る中心的な役割を果たしていくこととなるものであります。待機児童のいない本市においては、営利企業の進出による市場化の懸念は少ないものの、総合こども園制度導入に伴い、市内の民間幼稚園の保育参入の動向や保育所の総合こども園への移行時期により、市内全体の保育体制の再編成が必要になるものと考えられます。関連法案以外の新システム制度の詳細や具体的な運用は示されていない状況にありますが、待機児童がいない地域においても新システムにより子供や子育て家庭を応援する社会が実現できる制度の構築に向けて、国会での関連法案の十分な議論を期待するものであります。4点目の通学路の安全対策についてであります。初めに、落石4丁目、ローソン横交差点の信号機の設置についてでありますが、通学区域の小中学校を訪問して安全な通学路について指導をお願いし、該当箇所には横断歩道を渡りましょうと書いた注意看板を設置し、啓発を行ってまいりました。信号機の設置につきましても警察と協議いたしましたが、当交差点の前後350メートルの間に3機目の設置となること、道路形状から冬季の渋滞が予想されることなど、信号機の設置は難しく、改めて学校等を通して注意啓発を図り、通学路の安全対策を推進してまいります。次に、北高跡地、下通りの市道落石第4号線の歩道設置についてでありますが、隣接する学校用地の買収が困難で、歩道の拡幅が難しい状況でありましたが、地域要望等が強くあったことから、用地が紋別市等へ移管された後に広域紋別病院周辺の整備とあわせて歩道拡幅の計画を進める予定となっております。6点目の安心の子育てのためにについてでありますが、本市の出生数は平成16年には204人でありましたが、平成17年以降は200人台を割り続け、平成21年には138人にまで落ち込んだものの、平成22年には175人、平成23年には180人と、わずかながら増加傾向にあります。子育て支援事業につきましては、平成22年に策定いたしました次世代育成支援行動計画において目標や施策を定め、具体的な事業に取り組んでおります。今後も子育てを地域全体で支援できるよう、関係機関との連携を図りながら、より効果的に各事業に取り組んでまいります。次に、医療問題についてであります。1点目の広域紋別病院の改築事業についてでありますが、初めに病院建設にかかわる財源対策等につきましては、基本計画で示されている概算事業費に対する財源内訳は、地域医療再生交付金、病院事業債を本市から過疎債相当額を交付、そして残りの財源対策の見込めない分を企業団の財政調整基金により充当することとなっております。過疎債につきましては、本市が過疎地域の指定を受けており、起債は本市が申請、借入れし、企業団に過疎債相当額を交付することで企業団と協議が調っております。なお、過疎債の元利金の償還時には交付税算入のない30%分については償還額に合わせて企業団が負担することになっており、本市の持ち出しはないものとなっております。次に、病院建設にかかわる費用等の縮減につきましては、現在企業団において基本設計に着手しており、環境対策も含めたエネルギーコストの削減など、ランニングコストが極力かからない建設手法に取り組んでいると聞いており、将来の経営面にも十分配慮された建設プランができ上がるものと期待しております。次に、休日夜間急病センターの広域紋別病院への隣接についてでありますが、さきの第1回定例会において飯田議員のご質問にお答えしたとおり、初期救急医療機関から2次救急病院への搬送の利便性向上、患者負担の軽減につながる反面、患者が集中し、入院治療が必要な方や重症患者の受け入れが不十分になることや、医師をはじめ医療スタッフに負担がかかるおそれがあるなどの意見があり、道内では2次救急病院に隣接している施設は少ない状況です。本市といたしましては、患者の利便性向上や負担の軽減を考慮すると隣接が望ましいと考えておりますが、広域紋別病院の医師確保や診療科の充実、市民への適切な受診に対する普及啓発などの課題がありますことから、継続的に広域紋別病院、紋別医師会と協議を重ねてまいります。次に、紋別高等看護学院の移転についてでありますが、さきの第1回定例会におきまして飯田議員のご質問にお答えしたとおり、紋別高等看護学院は遠紋地域唯一の看護師養成施設であり、広域紋別病院をはじめ遠紋地域の医療機関に多くの卒業生が勤務され、看護師不足の中、地域における大変重要な施設であることから、継続して要請活動を行っており、今年度につきましても西紋別地区総合開発期成会並びにオホーツク圏活性化期成会の要望事項として北海道に対して要望してまいります。次に、北高跡地の利活用につきましては、企業団において基本構想、基本計画の中で移転予定地が北高跡地に決定され、4万8,413平方メートルのうち病院本体と駐車場を合わせた必要面積を2万平方メートル程度とし、土地の利用につきましても、幹線道路に面した旧北高校舎が建っていた敷地に建設することでまとまったと承知しております。市といたしましても現在進めている基本設計と並行して、病院と一体的に整備検討される医師住宅や職員駐車場、あるいは土地の有効利用のための道路や児童福祉施設など、企業団側と協議すると同時に、担当部課長で構成する新病院移転建替庁内推進会議において協議を深めており、新病院のオープンまでに必要な周辺環境の整備を図ってまいりたいと考えております。2点目の救急体制についてでありますが、初めに心疾患の2次救急についての現在の搬送体制は、市内医療機関に搬送し、処置の後、重傷者につきましては管外の専門医療機関に搬送しております。今後の救急現場から専門医療機関への直接搬送につきましては、保健・医療・福祉連携会議において環境整備について議論を進めてまいりましたが、このたび傷病者の動態を把握するために必要な心電計の救急車への搭載が市民からの篤志寄附をもとに実現したことから、現在医療機関と消防間で判断基準や情報伝達などについて研修や協議を行っており、実施に向けて調整しております。また、心肺停止の傷病者につきましては、6月から土曜日の午前中は傷病者の市内かかりつけ、または現場付近の医療機関から救急救命士への指示により搬送しております。それ以外につきましては、すべて広域紋別病院が対応することとなっております。次に、救急告示病院としての位置づけ等につきましては、議員ご承知のとおり広域紋別病院は救急告示病院の指定を受けており、重症救急患者に対する2次救急医療機関としての役割を担っております。平日の時間内及び休日を含めた時間外の受け入れ体制につきましては、外科、小児科、消化器内科、整形外科など常勤医師がいる診療科で全面的な救急患者の受け入れを行っております。循環器内科につきましては、常勤医師が不在のため、急性期の心疾患等の救急患者への対応は、遠軽や北見の医療機関との連携により搬送している状況にあります。現在、企業団におきましては、循環器内科、麻酔科の医師招聘をはじめ、整形外科等の常勤医師複数体制の整備や医療従事者の確保に努めておりますことから、これらの体制整備が整い次第、平成20年度以前の道立病院時代の2次救急医療体制が復活していただけるものと考えております。次に、孤立死を防ぐためにについてであります。1点目の孤立死を防ぐ対策についてでありますが、初めに知的障害者などへの見守りの状況についてでありますが、本市におきましては本年2月に、市内在住の知的障害者225名のうち施設入所者及び親族と同居している障害児世帯などを除いた独居の知的障害者9名並びに高齢者と同居している知的障害者11名の合計20名を対象として訪問調査を実施し、ご本人の承諾を得た上で民生委員へ情報提供を行い、地域の見守り活動の一環として取り組んでいただいております。情報を提供いたしました20名のうち5世帯6名につきましては定期的な見守りを実施しており、現時点におきましては1名は転出し、5名は安定した在宅生活を確認しております。なお、残りの13世帯14名につきましては見守りを希望されていないことから、今後とも本市におきまして定期的に訪問調査を行うなど対応を図ってまいります。また、障害や介護の福祉サービスとの連携についてでありますが、本年2月に調査対象とした20名の中には地域活動支援センターの通所者や相談支援事業所による定期訪問を受けている方も含まれておりますことから、今後とも民生委員及び福祉サービス事業所による活動が相互に連携できるよう調整に努めてまいります。次に、ライフライン事業との連携体制についてでありますが、個人情報保護法の取り扱いにつきましては、人の生命、身体または財産の保護に必要がある場合は例外規定となる旨の通知と、これを踏まえ、福祉部局との十分な連絡、連携体制の構築に協力を願うよう、ライフライン事業者などに向けて厚生労働省より通知が出されております。本市といたしましても、市水道部及び市内電気、ガス、石油等事業者団体と連携強化を図るべく、協力依頼の準備を進めております。水道料金につきましては、滞納世帯が必ずしも生活困窮世帯とは限らないため世帯数の把握はできておりませんが、生活困窮世帯からの相談があった場合には保健福祉部が中心となり、各部が連携して取り組んでまいりたいと考えております。次に、孤立死を防ぐための総合的な施策についてでありますが、孤立死につきましては、高齢者や障害者世帯に限らず、多様な世帯で発生しております。ライフラインの事業者のみならず、民生委員、町内会等、地域におけるネットワークを構築することが重要であり、生活困窮者からの声を聞き逃さないよう取り組んでまいります。2点目の生活保護の受給状況とケースワーカーの体制についてでありますが、初めに受給世帯の推移についてでありますが、各年度の平均世帯数といたしましては、平成19年度は305世帯、平成20年度は307世帯、平成21年度は319世帯、平成22年度は327世帯、平成23年度は338世帯となっております。次に、ケースワーカーの配置基準についてでありますが、国の配置基準では80世帯に1人となっており、本市におきましては6月1日現在で365世帯であり、ケースワーカー1人当たりの担当世帯数は91世帯となっております。このようなことから、現体制においてはケースワーカーの担当地区の再編成を実施し、事務の適正化を図っております。3点目の介護保険の認定未更新についてでありますが、更新申請は認定有効期間が終了する60日前から申請することができ、本市においては更新対象者に対して要介護認定・要支援認定有効期間終了のお知らせ及び要介護更新申請・要支援更新申請書を送付しているところであります。昨年度の更新予定者は1,177人で、そのうち更新申請者は1,066人であり、未更新者は111人となっております。未更新者111人については、福祉用具購入、住宅改修の目的で新規申請された方、入院中、死亡、転出、居宅介護支援事業所にかかわっていた方などの状況確認を除くと、50名程度の方の未更新理由は確認できておりません。このように、認定有効期間満了になる前にできる限り状況確認に努めておりますが、期間満了後における状況の把握は行っておりません。今後はこのような未更新者につきまして、関係部署、関係機関等と連携し、対応について協議してまいりたいと考えております。以上で答弁終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。
答弁 教育長 西田修次(教育長は2012年9月まで)
それでは、野村議員の教育問題についてお答えいたします。通学路の安全確保についてであります。1点目の紋別市における通学路の考え方や安全対策についてでありますが、通学路は児童生徒の通学時における安全を確保するため設けるものであります。通学路は歩道、車道の区別のある道路とし、さらには防犯上、死角が多い場所、人通りの少ない場所をできるだけ避けられる通学経路の確保が望ましいとされておりますことから、各学校では学校を基点とした幹線道路を通学路として設定しております。また、幹線道路と児童生徒の住居とを結ぶ枝道につきましても、通学路に準じた安全確保が必要な道路として認識しております。次に、通学路の安全対策についてでありますが、学校における保護者への通学路危険箇所アンケート調査や教職員の巡視による点検を行っており、調査及び点検の結果危険と思われる箇所の報告を受けた場合は、直ちに教育委員会から道路管理者等に連絡を行い、通学路の安全性確保に努めております。今般、文部科学省から通学路の交通安全の確保の徹底について依頼がありましたことから、教育委員会といたしましては、学校、PTA、道路管理者、警察による緊急合同点検調査を実施してまいります。2点目の潮見第8号線の危険性についてですが、潮見第8号線は約4年間の工期を経て平成23年10月末に供用開始された新しい道路で、議員ご指摘のとおり潮見小学校付近に横断歩道はございません。前段申し上げました実施予定の緊急合同点検調査を踏まえ、安心・安全対策に努めてまいりたいと考えております。次に、留守家庭児童園についてでありますが、渚滑小学校での留守家庭児童園実施の必要性につきましては、さきに梶川議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。以上、答弁といたします。
再質問 12番 野村淳一
それでは、何点か再質問させていただきます。最初に子育ての関係で、病児・病後児保育の問題についてであります。市長の今の答弁では、次世代育成支援行動計画の中には確かにこの病児・病後児保育の実施のメニューが載っています。これは今後のニーズの状況に合わせてという表現になっていたかと思うんですが、今の答弁では、その実施に向けた検討を進めたいというような前向きなご答弁だったような印象を受けました。もう少し具体的な方向性についてご答弁いただきたい。
答弁 児童家庭課長 小林邦博(児童家庭課長は2013年3月まで)
お答えいたします。病児・病後児保育の実施につきましては、今後の重要な検討課題と認識してございます。具体的には実施場所の問題がありますが、深川市さんのように病院で実施する場合、あるいは保育所で実施される場合、いろいろございます。病院内での実施におきましては、その小児科医との連携が密になる、そういう面で保護者の安心感が得られるのかなと。ただ、保育所入所の子供が保育中に体調不良になった場合の対応については課題が残るのかなと思っております。また一方、保育所での実施の場合には、今言った保育所の体調不良の対応が可能でありますことと、あわせて看護師等の配置が必要となりますけれども、児童が病気の回復期にある病後児の対応が可能になろうかと思われます。そういった面で、今現在の考え方といたしましては、保育所内での実施が可能であることから、そちらの方面で検討を進めたいと、そのように考えてございます。ただ、体調を崩したり病気にかかったりした子供さんが、親御さんが子供をなかなか引き取りに来れない、あるいは看護できないというケースは多くはないものと見込まれますけれども、一方で、どうしても子供を預かれない、引き取りに来れない、そういった事情のある親御さんもいるとは思います。こういった病児、病後児の子供の実施に当たりましては、この子供の体調の不良の状態、あるいは病気の回復度合いや病気の状態を含めて、適切な状態に応じた保育のやり方、あるいは保護者のニーズ、あるいは実際の利用の動向、それから費用対効果も踏まえまして、円滑な実施ができるような検討を今後進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 12番 野村淳一
わかりました。私たまたま深川市立病院にお邪魔して、その状況見てまいりました。どちらにしても、どういう形態が紋別に合うのかということは、これから検討していただいて、ぜひこの実施に向けて改めて強力な取り組みを進めていただきたいということを要望しておきたいと思います。それから、ファミリー・サポート・センター事業についても今のご答弁では平成二十何年て言いましたか、26年、7年て言いましたか、実施するということでよろしいですか。もう一回ご答弁。
答弁 児童家庭課長 小林邦博(児童家庭課長は2013年3月まで)
ファミリー・サポート・センターにつきましては、25年度実施に向けまして取り組んでまいりたいと考えてございます。以上です。
再質問 12番 野村淳一
わかりました。よろしくお願いしたいと思います。それと次に、配慮の必要な子供たちということで質問させていただきました。乳幼児の健診の状況の報告もありました。一けたではありますが、健診をされない家庭に対して保健師などが訪問をしているというふうなご答弁がありました。健診をされていない家庭に対する訪問ということですが、結果的には全員の家庭、そして全員の子供たちの状況について確認しているということでよろしいですか。
答弁 健康推進課長兼保健センター事務長 若原喜直(健康推進課長兼保健センター事務長は2013年7月まで)
お答えいたします。7カ月児健診のときに6名未受診者がおりますが、この部分は何らかの形できちんと支援をしております。1歳6カ月児健診は未受診者が8人おりますが、ちょっと未把握者が1名いるんですが、こちらはちょっとその理由はわからないんですが、途中で転居されただとか、そういうような理由もあると思いますが、1名ちょっと把握されていない方がおりますが、そのほかにつきましては、以後の健診だとか、あと保健師の訪問でフォローしております。3歳児健診で10名、未受診者ですが、把握できてない方が1名おりますけれども、ほか9名につきましては、その後フォローしております。以上でございます。
再質問 12番 野村淳一
わかりました。配慮が必要だという状況の中にいわゆるネグレクトを含めた児童虐待、そして何らかの障害を持ってる子供たち、いると思うんですね。昨日も梶川議員のほうから自閉症の子供たちに対する幼児期における発見、あるいは療育に対する質疑がありました。重要な指摘だなあというふうに私も思いました。特に障害にかかわる、あるいは発達障害にかかわる児童に対してですが、1歳半健診あるいは3歳児健診という形で一定の気づき、あるいは気になる子供というのが生まれてくるんだろうと思います。昨日の答弁でも療育センターとの共同の事業なんかされていますが、その子供たちがさらに保育所、幼稚園、あるいは小学校、中学校というふうに成長していきます。そういう状況の中で、その子供たちの障害に対する、あるいは発達障害に対する状況の把握というものがうまく連携されているのかどうかというのが一つ気になります。それは保健センターの持ち分なのか、児童家庭課なのか、教育委員会なのかわかりませんが、障害を持たれている子供たちの連続的なライフステージに合わせたそういう対応について、連携という問題に対して、紋別市で今どのような取り組みをされているのかお聞かせください。
答弁 健康推進課長兼保健センター事務長 若原喜直(健康推進課長兼保健センター事務長は2013年7月まで)
お答えいたします。まず、出産の部分からは医療機関と連携をするということで、これ道の音頭でこういう組織ができているんですけれども、北海道と市町村と医療機関と連携して、未熟児ですとか、疾病ですとか情緒の不安定な子供、それから養育者の健康状態ですとか育児不安、それから家庭の状況で経済状況ですとか、夫婦間の関係ですとか、そういう部分で不安のある方々について、病院が把握して私たちのほうに連絡が来るような、そういう体制になってございます。その後、もう一つの流れとしまして、市の私たち独自の新生児訪問ですとか、それから先ほど申しましたけれども乳幼児健診の部分で把握していくという、そういう流れがございます。その中で、特に2歳児相談というのをやっているんですけれども、これは1歳6カ月児健診等で継続支援が必要な親子ですとか育児不安が強い母親に対して呼びかけをしまして集まっていただいて、保健師、栄養士、あと療育センターの相談員ですとか子育て支援係、児童館の構成員、そういった方々に入っていただいて観察をしていただいて、その中で、例えば子育ての関係で悩んでる方は子育て支援センターに通っていただくですとか、あと児童館のほうにつなげていくですとか、再度また2歳児相談に来ていただくですとか、そういうような形での連携というものを図っております。そういう中で、ずっと保健師が継続的に経過観察を行っている部分も大体50名程度それぞれの健診の中でございまして、そういう50名の中で小学校に入って就学指導委員会にかかる人というのは大体5名程度いるというふうに聞いているんですけれども、それ以外については大体その発達の中で普通の子供に追いついていってるというふうに私は聞いております。保健センターとしては就学までという形でフォローしているという形で、それ以後についてはまた福祉の関係ですとか学校の関係で支援をしていくという形になると思います。以上です。
再質問 12番 野村淳一
保健センターとしてはそういうことだというふうに思うんですね。私は子供たちの状況がそれぞれきちんと連続しながら連携していくということが必要だなあと思ってるんで、この問題はまた改めて時間をとって議論したいと思います。今日はこの辺でいいです。それと、予防接種のポリオなんですが、市長の答弁でわかりましたし、そういう状況だろうと思います。やっと9月1日から不活化ワクチンになったなあというふうに思います。ただ、今市長の答弁から聞きましたように4回接種すると、それから例えば1回その生ポリオワクチンを接種した人は今度どうするのかなとか、いろんな問題が起こってくるのかなあと思います。保護者に対しての周知というものをどのような形で具体に進めようとしているのか、それだけ教えてください。
答弁 健康推進課長兼保健センター事務長 若原喜直(健康推進課長兼保健センター事務長は2013年7月まで)
お答えいたします。今、ポリオは7歳半までに受けなければならないということで、大体今7歳に近い方々については100%に近いような状態で接種されているんですけれども、問題は去年生まれた方ですとか、平成22年度に生まれた方々についてちょっと接種率が、これからという部分もありますので、接種されてない方がおりまして、台帳がきちっと整備されておりますので、その台帳から拾って、今のところダイレクトメールなどで勧奨しなければならないと把握してる人数が391名いますけれども、それ以外について、これから早急にダイレクトメールなりで周知したいと考えております。以上です。
再質問 12番 野村淳一
よろしくお願いします。子ども・子育て新システムについては、何かよくわかりませんが、今、国会で何か修正議論がされているとか、されてないとかという動きがありますので、よくわかりませんが、まあまあこれまた具体的になったら議論をしたいなというふうに思っております。通学路の問題です。まず、教育委員会にお聞きします。紋別市の小中学校において通学路というのは今のご答弁では設定されているという話でしたが、それに間違いありませんか。
答弁 学務課長 小林昌史(学務課長は2018年3月まで)
お答えいたします。学校で決めております通学路は、教育長答弁で申し上げましたとおり幹線道路を通学路として設定しております。
再質問 12番 野村淳一
わかりました。ちょっと具体的にお聞きします。バイパスの問題ですが、落石4丁目、ローソンわき交差点であります。これ私2年ぐらい前でしたか、この問題取り上げました。そのときに担当の方も点検をしていただいたと思います。実際子供たちが通ってます。学園団地の子供たちがあそこのバイパスをどっと走っていくんです、朝ね。帰りもそうです。危険なので信号をという提案をいたしましたら看板が立ちました、横断歩道を渡りましょうと。もうもちろんそうなんです、横断歩道ないんだから、渡っちゃいけないことですから、それはそれでいいんですけどね。しかし、実際子供たち、これは大人もそうなんですけど、あそこの交差点というのは極めて合理的で都合がいいところではありますよね。元紋別から渚滑にかけて紋別のバイパス、市内を通ってますが、いわゆる交差点と言われるところで信号も横断歩道もないのは2カ所しかありません。1カ所は大山町の紋別養護学校のところです。あそこも危険ではあるんですけども、歩行者がいるということではありませんが、もう一カ所がこのローソンわきの交差点なんです。ここは極めて交通量が高いですし、通行人も多いところです。しかも、ここはバス停が近くにあります。ツタヤ前というバス停です。北循環線のバス停がありますが、このバス停はツタヤ前というんですが、ツタヤの前にあるんでなくて、バイパスを越えた向こう側、今はケンタッキーですか、あれはいずみほーるか、新しくホールを建てましたが、その周辺にあるんです。ツタヤ前のバス停でおりたら、ツタヤまで結果的にはバイパスを突っ切っていかなきゃならない。あるいは、上下200メートル、300メートル、信号を遠回りしなきゃならないんですね。しかも、大型店もどんどんと来ているところですので、極めて私は通行量が多いなあというふうに思います。確かに今その構造上、難しいという判断ではありましたが、私は子供の安全ということを考えたら、渡るなと言うのではなくて、何らかの方法でそこに信号の設置がもう一度検討できないのか、これもう少しその余地がないのかですね。構造的な問題、何かそれは解決できないのかなあという思いが非常にします。もう一度ご答弁いただけませんか。
答弁 環境生活課長 木原敏一(環境生活課長は2013年3月まで)
お答えします。今議員ご質問のように、たしか2年前の同じ日程でご質問いただきました。その後、学校も回りましたし、そこに看板を立てさせていただきました。看板も2年間の間に今2度目になっております。確かに安全を考えた検討ということでございますので、道路形状、開発とも話しなきゃならないですし、また子供たちは先ほど教育委員会のお話ありましたように幹線道路を通学路としてるという部分もございますので、私たち指導員を配置しながら啓発を図って、やはり横断歩道、信号機のあるところ使っていただくということを念頭に啓発を図っていきたいということでご理解いただきたいと思います。
再質問 12番 野村淳一
もう一回聞きますが、構造上、信号をつけるというのは難しいということで、そういう判断ということですか。
答弁 環境生活課長 木原敏一(環境生活課長は2013年3月まで)
お答えします。今の下のほうというか、渚滑寄りで、あの坂が上り坂になってございます。それよりもツタヤというか、今議員おっしゃるところはもうちょっと勾配が急になってございます。普通車等というのは特に問題ないんでございますけれども、大型車両、もとの大学のところの交差点も上がりづらくなって渋滞起こしたという経緯もございまして、その辺もまた再度含めて検討してみたいというふうに考えております。
再質問 12番 野村淳一
再度検討お願いをしたいと思います。そのほか、北高の下の道路、落石4号線、それから潮見8号線については前向きなご答弁いただいたと思います。早急な改善を求めておきたいと思います。これは要望にしておきたいと思います。医療の問題についてです。紋別市が過疎債を活用する、紋別市としてみたら特別負担が増えるわけではないということでしょうから、まあまあそれはそれでよしとしますが、ただその建築費の問題なんです。これはもう病院側の問題ではありますから、そこで十分検討していただきたいと思いますが、1平米当たり30万円ということになっています。しかし、国立病院機構が一昨年つくった北海道医療センターは1平米当たり19万円で建築をしています。安ければいいというものではもちろんありませんけれども、コスト意識を持つことも重要だというふうに思いますので、ぜひこれも議長会の会長でもある市長も含めて検討していただきたいと思います。それともう一つは、その土地の問題です。ちょっとこれお聞きしたいんですが、あの北高跡地は道の所有でありますが、道との取り決めの状況について、それ何らかの契約なのかわかりませんが、そういうものはもう実際終わったのでしょうか。教えてください。
答弁 広域病院連携推進室長 久保田政弘(広域病院連携推進室長は2013年9月まで)
お答えします。土地の関係につきましては、まだ道の所有になっております。それで、協議している中では、今企業団におきまして基本設計、それから実施設計に着手しております。それで、具体的な平面のレイアウト、それから必要面積、それから関連の医師住宅、それから市のほうの関連の施設の整備、そういった部分の必要面積等が見えてきた段階で正式に譲渡契約をすると、そういう運びになっております。
再質問 12番 野村淳一
全体としてはその利用計画の図面がなかなかできなければという話なんだろうと思うんですが、あの4万数千という土地があります。病院として見たら、そのうちの2万平米ですか。残りは、どうなんでしょう、紋別市の所有という形になるんでしょうか。先ほどご答弁の中には紋別市としても何らかの活用という中身もありました。さらには、この土地の中に新しい市道を新設したいという中身もありましたし、先ほど私が言ったように落石4号線は歩道の拡幅をしたいというようなご答弁もありました。これらについて内容について、今あの面的な利用はどういう状況になってるのか、今の段階で結構ですけども、語れる状況があれば教えていただけませんか。
答弁 広域病院連携推進室長 久保田政弘(広域病院連携推進室長は2013年9月まで)
全体の面積は4万8,000平米でございます。それで、先ほども答弁の中で説明したんですけども、病院と駐車場の部分で約2万平米程度が必要だということなんですけども、実際今後職員の駐車場、それから医師公宅の整備、そういった部分も当然企業団としても必要な面積になろうかと考えております。それと含めて、関連の道路の整備、これは当然企業団がやるというよりは市道の新設等もございますので市のほう、それから関連の周辺整備の関係も当然市のほうも一体的に取り組まざるを得ない部分もございます。そこら辺の部分で今後さらに数値的な部分を詰めていく段階に入っていくことになります。以上でございます。
再質問 12番 野村淳一
どちらにしても、広大な土地の活用ということになります。子供たちの通学路、さきに言いました通学路にもかかわってきますので、ぜひこれは、庁舎の中にも建て替えの推進会議をつくられてるということですけども、ぜひとも住民の意向を酌み入れる形で、あるいはそれを反映するような形でぜひ進めていただきたいというふうに思います。看護学院の問題なんですけど、要請してるって言いましたが、道の反応はいかがですか。
答弁 健康推進課長兼保健センター事務長 若原喜直(健康推進課長兼保健センター事務長は2013年7月まで)
高等看護学院の関係をお答えいたします。私も道のほうに行って担当の方々とお会いしたり、先週も道のほうから紋別のほうに来て、担当の主幹が高等看護学院を視察して、そして私たちのほうにもいらっしゃって意見交換などをしております。今の段階では、やはり道としても財源的な問題があるということで、それ以上深い話、前向きな話とかってのは伺っておりませんけれども、粘り強く交渉していきたいと考えております。
再質問 12番 野村淳一
わかりました。孤独死の問題についてであります。残念ながら、孤独死はまだまだ全国的に見れば後を絶たないという状況もあります。ライフラインとの関係でいえば、一番懸念するのが個人情報保護法との関係ではあったと思うんです。それも市長の答弁にもありました。生命、身体保護のために必要であって、本人の同意を得ることが困難だというときは、本人の同意を得なくても個人情報を利用、提供することは可能だという通達が出ています。ぜひこれを大いに活用して、ライフラインの業者としても連携をとっていただきたいというふうに思います。生活保護についてであります。これは昨日今日とも議論がありました。タレントのお母さんにかかわる問題が大きく報道されてましたね。だけど、これは何もそのお母さんが生活保護費を不正受給してるわけでも何でもありません。あくまでも道義的な問題であって、制度上の不備ではありません。しかし、今この問題をとらえて、扶養義務者に対する強制あるいは強化というものの法的な規制が進められようとしていること、私非常に危惧をします。今問題なのは、札幌であったように生活保護が必要な人に対してしっかりとそれを受給させていく、そのことにこそ今生活保護行政の課題があるんだろうと思います。二百数十万人という形で生活保護世帯が増えています。これは言うまでもなく日本の今の経済状況です。雇用破壊と貧困、これがこれを増大させている背景です。ここのところにメスを入れないで、生活保護受給を困難にすること自体が非常に危険だな、私はそう思わざるを得ない。それは一言言っておきたいと思います。扶養の問題についても、扶養義務の問題にしたって、何十年も親族と離れている、連絡がとれない、あるいはDV、いろんな関係があるんです。その扶養義務者の収入だけの問題ではない。そのケース・ケースに応じて対応しなければならない。だから、私はケースワーカーが要るんだと思うんです。その意味で、ケースワーカーの体制、そしてケースワーカーの質というものが重要だ。受給者と本当に信頼し合いながら、そして自立に向けた手助けをしていく、その意味でね。今、数字を伺ったら、6月1日で365世帯。今4人ですね、ケースワーカーの方。90世帯を超えるという状況です。これは市の人事の問題にもかかわるからあれですけども、集中改革プランも一応終わりましたんで、こういうところにこそしっかりと量的にも質的にも対応して、この生活保護に対しての対応をつくっていく必要があるんではないかなあというふうに思いますが、改めてお考えをお聞かせください。
答弁 社会福祉課参事 飯田欣也(社会福祉課参事は2013年12月まで)
お答えいたします。今、受給世帯が増加中ということで、昨年度よりも申請件数ですとか開始の件数も増加傾向でございます。そのような中で、今後の経過を見ながら、担当職員の増員については人事当局とも協議をしてまいりたいと考えておりますけども、個々のスキルアップという形で、対応する側、ケースワーカーの資質の向上ということで今ちょっと鋭意努力してるところなんでございますが、そのようなことでご理解願いたいと思います。以上でございます。
再質問 12番 野村淳一
今後の動向ということもあるでしょうけれども、ぜひこれは人事の担当も含めて対応していただきたいと思います。最後に、介護保険の未更新の問題なんですが、数字を出していただきました。昨年で50人ですか、未更新で理由が確認できないという状況だと言われました。実は、釧路市で亡くなった高齢の夫婦ですが、だんなさんは認知症だったんですが、かつてはデイサービスに通っていたんですね。そのときは何も問題なかったんですが、更新がされなかった。理由は私もわかりません。しかし、その中でこういう状況が生まれました。更新しているか、していないかという情報を持ち得るのは自治体だけなんですね。事業者ではありません。そういう意味では、今出されたこの数字というのは極めて私は重い数字だなあというふうに思っています。経済的な理由、何らかの理由で介護を受けることができないという状況が含まれていては大変です。どんな状況にあるのか、一時は介護サービスを受けていたという方々ですから、この問題について連携して対応を協議していきたいというご答弁でありましたから、改めてその具体的な方向性について教えてください。
答弁 介護保険課長 佐藤宗(介護保険課長は2014年3月まで)
それでは、お答えします。最終的に未更新者自体は111人ということで、更新自体は答弁でも述べましたけども期間満了の60日前からということで、とりあえず更新予定者全員に送付しておりますけれども、こちらのほうとしましても、一応更新ということで当然何らかの方法で新規申請がまずなされておりまして、その中で更新の申請が1カ月ぐらいまでの間に申請されない方につきましては、うちはうちのほうで把握できる状況の中で、何らかの方法で確認して、この未更新の部分につきましては、サービス自体を使ってない人、もともと、あるいは先ほど言ったように新規申請しかしていない人云々がありまして、それでその未更新のこの五十数名の方につきましては、介護度でいうと要支援1から要介護1まで含めますと約8割がそういう部分でございまして、要支援1と2のいわゆる要介護者については約6割を占めてるということで、当然うちのほうも地域包括支援センター部分もありますし、ここの未更新者が予防事業のほうを利用されてるかどうかというのは今のところまだやってないんですけれども、いずれにしても未更新者につきましては介護保険云々よりも、高齢者、障害含めて全員が全員すぐ孤立死につながるとは考えておりませんけれども、そういう把握できない部分も何らかの方法で対応していくと。それで、例えば今いろいろネットワーク部分がありますので、どういう形でそういう方を、まず介護保険のほうで対応できる部分を絞った中で、対応できない部分を関係機関と対応していきたいなというふうに考えております。以上です。
再質問 12番 野村淳一
最後になりますけど、もちろんそれぞれには理由があるんですから、それはそうなんですよ。50人が全部その孤立死だと私も言ってるつもりはありません。しかし、その中の1人、2人、そういう方がいる可能性がある、それをどうやって救うかということですから。もちろん課長がおっしゃるように介護保険でできるのは何かと、それはもう限られるでしょう。今おっしゃったように福祉、医療も全部、保険も含めてそうだ。そういう意味では、保健福祉部長、いかがですか、連携が必要なんです。そういうお年寄りに対しての対応、最後に聞いて終わります。
答弁 保健福祉部長 黒田安二(保健福祉部長は2012年9月まで)
お答えいたします。今、ただいま議員さんのご指摘のとおり、保健・福祉・医療の連携というのは最も重要だなと認識しております。そういったことも含めて、要介護世帯におきましては、やはり市全体で取り組む必要があろうかなと、そのように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。以上です。