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安平町議会 令和6年第5回定例会 2024年6月19日

2番目は地域医療問題について

2024年6月19日、安平町議会の一般質問で、梅森敬仁議員が「2番目は地域医療問題について」質問し、健康福祉課参事 小板橋憲仁、町長 及川秀一郎が答弁しました。

質問者
梅森敬仁 議員
答弁者
健康福祉課参事 小板橋憲仁、町長 及川秀一郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 梅森敬仁

2番目は地域医療問題についてということでお尋ねしたいと思います。最初に確認をしたいのは、先達ての色々予算その他の関係でも質疑応答がありましたが追分地区と早来地区、どうしても安平町は二つの地域というのは否めない現状です。そういった中で地域医療の現状としては歯医者さんを抜かして追分クリニックと渡邉医院ということで、それぞれ地域医療をしっかりと支えていただいていると理解しています。また、これらの環境をしっかりと将来的に守っていこうということで、補助金その他あるいは要綱を変更したりして、改正して両地区にそれぞれ補助金、支援をしているところですが、私の試算ではそれぞれに要綱に沿った形で約3000万位ずつの同じような金額が投入されている、追分クリニックに対しても3000万近い、渡邉医院についても3000万近いということで、同程度の地域間の格差が無いような形でしっかりと支えているという、この現状について、まずそれでいいかどうかの確認をさせてください。その後に今後の地域医療の現状、今後の展望について説明をしていただきたいと思います。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

最初に補助金の関係でご質問いただいていたところですが、今梅森議員がおっしゃったように医療機関の部分で限定してお話させていただきますと、R5年実績になりますが、あびら追分クリニックについては通院移送のバスの補助金1000万を加えて2940万ほどとなっています。渡邉医院については2680万ということで、先ほど議員がおっしゃったように双方3000万弱というような同じぐらいの金額の補助をさせていただいているところです。あと将来展望ということでご質問いただきましたので、その辺についてお答えさせていただきます。現在安平町には追分地区と早来地区のそれぞれに2つの診療所、クリニックがあります。また、歯科医院については追分地区に2つ、早来地区においても2つあります。超高齢化社会を迎えると言われています2025年、日本人口の5人に1人が75歳以上の後期高齢者になると言われており、また、3人に1人が65歳以上と言われています。安平町の高齢化率は本年5月末現在で37.09%となっており、毎月の増減はあるものの37%台と高い率となっております。75歳以上になると病気や怪我のリスクが高くなると言われております。また、平均寿命が延びたことで認知症にかかる人も年々増えている現状です。そうした中、安平町においては先ほど申し上げました追分地区と早来地区にそれぞれバランスよく医療機関がありますことから、町民一人一人の健康寿命を延ばすことが重要であるという認識のもと、各医療機関にご協力とご努力をいただいているところです。町としても地元にある身近な医療機関として、かかりつけ医に対する取り組みを健康診断や予防接種などの機会を設け、町民皆さんにかかりつけ医を持っていただくことの重要性について今後もさらに取り組んで参りたいと考えています。参考までにかかりつけ医とは、何でも相談でき最新の医療情報を熟知して必要な時には専門医、専門医療機関を紹介でき、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師と定義されています。以上のことからも町民の皆さんの健康寿命に対する取り組みとして、病気の早期発見、早期治療は欠かせられないものであり、町民皆さんの健康を守る地域医療の存続のためには町としては可能な限りの支援は必要であり、医療機関と一体となって努力して参りたいと考えています。

質問 11番 梅森敬仁

今説明聞いて非常に地域医療の将来をしっかりと考えて政策展開してくれているのだなと感じました。ただ、私個人的にはまだまだこの補助金というか支援の仕方は足りないのではないかと思うのですよ。この近くでも見てみると町立だとか村立の病院を持っているところでは毎年その維持管理に億単位のお金を継ぎ込んでいるという話をよく聞いています。財政を圧迫している、あるいはドクターの交代時期には非常に苦労してそれこそ東京まで行ったりして色々後を継いでくれる方たち、お医者さんを探すのは非常に苦労していると聞いています。その中でもそういう支出が非常に多いということで財政を圧迫しているという話をよく聞きます。先ほど説明がありましたが、他の業種でもそうだと思いますが2024年問題とか25年問題、30年問題ということで、これ何が問題になっているのですかというと医療関係に関しては稼働時間の短縮ということで当然働く時間が短くなります。そういうことで医療関係者の数が足りない、他の業種もそうですが働く人の数が少ないので更に医療関係者の数が減って一番どこに影響するかというと、いわゆる地方の病院、個人病院に今まで大きな都市部から応援に来てくれたドクターの方たちが時間短縮の関係で来られなくなりますよということが具体的にこれから起きてくるだろうというのが大きな問題になっているようです。また、一方ではリフィール処方箋というのですか、月に1回、4週に1回行って診察を受けてそれで薬を貰う。安定している方で、例えば成人病、糖尿だとか高血圧で症状の安定している方については1回の診察を受けることによって3回まで薬を貰うことができますよということで、何を意味するかというと受診料が減ってくる、当然そうなりますよね。ドクターの指示でするようになっているようですが、今までは毎回4週ごとに必ず診察を受けて診察料を払って薬を貰ってくるというのが、1回診察を受ければ一定の条件はあるけれども3回まで薬を貰うことができますよということで、安定している方にとっては非常に大事なことかなとなってきています。しかし、地方の医療の運営面については、その料金が減るということで大きなダメージになっていくのではないかと心配をされています。特に65歳の人口が約30%を占めるだとか、あるいは後期高齢者の数が5人に1人になりますよとかって色んなことが今言われています。安平町においても今の説明では高齢化率が37%ということで、全国平均を上回っている中でそういうことが具体的に起きていく。医療費が上がったり介護費が増加するだとか、労働力が不足する、社会保障制度への確保が非常に不安な状態になっていく。あるいはそういう地方医療で病院で働いてくれる方の確保が非常に難しくなっていくということで、安平町においては経営面から見ると追分クリニックは公設民営というかハード面はある程度町が負担をして運営面で苫小牧の東病院、追分クリニックに頑張ってもらっていると。渡邉医院についてはこれハード面も運営面も両方渡邉医院が役目を担っている中で、この渡邉医院のハード面の負担というのは早期に軽減してあげなければなかなか運営面が黒字と言っても安定した経営にはつながっていかない。この先生がずっといてくれればいいのですけど当然10年、20年、30年経つと新しい先生、ドクターに変わらなければならない。その時にそういう負担、借金の部分がハード面で残っていれば次の人に引き継ぐ時に難しい問題が起きてくるのではないか。そういうことをなるべく早く軽減してあげることによって住民の安心というか、しっかりとした病院があることが移住定住策にもつながっていくだろうし、そういった思いで今色んな医療関係の要綱を改正されてきていると思いますが、今後もこういう方向性をもって施策を進めていくという理解をしてもよろしいですか。

答弁 町長 及川秀一郎

まさしく安平の今の医療の現状と課題についても梅森議員の方でおっしゃっていただいたのではないかなと思っています。医療懇談会の中でもご意見いただきながらこの間幾度となく改正をし、見直しをし、そして様々医療機関に使いやすい補助制度にしてきています。当然、他の自治体では億を超えるといった支援をしているところもあるというご説明でしたが、安平町の中では様々なメニューを用意してもトータルで今の段階では上限が3000万というルール決めにしているところもありますが、当然追分クリニックと渡邉医院との差では施設面ですね。先ほどの小板橋参事が説明した約3000万弱という実績ですが、そこには追分クリニックの方には軽微な部分は別としても大きな施設の修繕だったり、今後というところになっています。ですから渡邉医院は建てたばかりと言いながらもメンテナンスの部分を含めて負担感があるということで渡邉医院の当時の事務長だったり、渡邉医院の先生からもご相談をいただいて、北海道の保健福祉部の方にも話もしたり、私も意見を言う場面もあればそういった課題があると。それを例えば北海道、国も補助金制度を作っていただいて、町が公設民営ではないのだけれども町が建物を追分クリニックのように例えば担う場合、何か支援策はないのかといったお話は既にさせていただいて、非常に良い考え方だけでも既存では無いということを北海道からもいただいていますので、そういった地域の課題、安平町だけではない課題なものですから、そういった声も大きくあげていきながら安平町も単独で支援できるには当然財政的な限界もありますので、バランスも見ながらきちんと地域医療を守っていくというのが根幹であって、ここは全議員さんが一致しているところであろうかと思いますので、同じ立ち位置で地域医療をどう守っていくかをこれからも町としても医療懇談会、今まで秋以降にやっていたのです、12月であったり年を跨いだ時期も震災の関係であったのですが、今年は9月ぐらいに医療懇談会を開催し、来年度予算の当初に何かあれば間に合うようにといったことも既に内部で検討させていただいているところです。

質問 11番 梅森敬仁

よくわかりました。菊池病院は菊池先生が辞めると言った時は非常に追分地区の方が不安でしたが、追分クリニックがその補完をしてくれているので、追分地区の方たちも非常に安心しています。また、渡邉医院についても、これから先を見据えて新築をしてくれたということで地域住民は非常に安心しています。ぜひこういう医療環境をこれからもしっかりと守っていただきたいなと感じています。これ2番目になりますが、ちょっと視点が変わるかもしれませんが、医療機関ではないのですが薬局に対する支援というのは今しているのでしょうかね。多分していないと思うのですが、なぜこういうことを言うかというと病院に来る方必ず帰りに薬を貰って帰ります。近くの薬局、追分であればひまわり、早来であればふじい薬局となると思いますが。前も病院のハード面で周辺の環境についてということで歩道がどうのこうのって話はした記憶がありますが、同じような視点で、どうしても高齢者の方が多いと。早来であればふじい薬局の駐車場はちゃんとあるのですが砂利敷きのままなので、ある雨の日にたまたま見かけたのですが、杖をついている方にとっては非常に歩きづらい状況で何とかしてあげられないのかなと。ただ、それはあくまでも民間の私有地なのでどうこう言うことではないかもしれないけども、役場サイドとしては、理事者サイドとしては地域の高齢者の方が困っているのであれば何か手助けができるのではないか。また、非常に大事な薬局でありますので、民間ではあるけれども積極的に何かこちらから問いかけるような形で何か支援策がないのかということでの意見聴取も必要なのではないかと考えています。最終的に私が言いたいのは、それが地元の住民サービスにつながるのであれば積極的に取り組んでほしいなというつもりで質問させていただいていますが、その点いかがでしょうか。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

安平町には追分地区と早来地区にそれぞれ2つの薬局がありますが、現在のところ薬局に対する支援については将来的な計画においても実施する予定はありません。しかしながら、バリアフリー化による残差の解消、スロープの設置、手摺りの設置などは高齢者、しょうがい者だけでなく全ての年代において暮らしやすさを提供するものであることから、安平町全体のまちづくり整備の基本だろうと考えています。ご質問の薬局に対する支援についてですが、町全体を通しての考えであれば町内の各公共施設、各商店においても薬局に限らない同様の考えとなりますので、全体的な議論が必要になると思われますが、高齢者等が立ち寄る機会が多いところについては、優先順位を上げた整備が求められるものという考えを持っています。

質問 11番 梅森敬仁

地域住民に優しい町というのが安平町のコンセプトにあると思いますので、その点については前向きに考えていただきたいなと思っています。

出典:安平町議会 令和6年第5回定例会 2024年6月19日 議事録 PDF(68ページ) 間違いを知らせる