紋別市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月12日
(1)市政執行方針/(2)百条調査報告/(3)農業問題/(4)林業問題/(5)下水道事業
2012年3月12日、紋別市議会の一般質問で、阿部徹議員が「市政執行方針」「百条調査報告」「農業問題」「林業問題」「下水道事業」について質問し、市長 宮川良一、農業委員会会長 岡村雅敏、農政林務課長 野呂田厚司、農政林務課参事 徳正修一、水道部長 加藤公之、総務課長 遠藤雅人が答弁しました。
- 質問者
- 阿部徹 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、農業委員会会長 岡村雅敏、農政林務課長 野呂田厚司、農政林務課参事 徳正修一、水道部長 加藤公之、総務課長 遠藤雅人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 14番 阿部徹
私は新風の会を代表して、さきに通告した順に従い質問させていただきます。さきの質問者と重なる部分もありますことをお許しをいただきたいと思います。冒頭であり ますが、昨日 、あの国難と も言うべき東 日本大震災か ら1年を迎え ました。死 者 1 万5,854人、行方不明者3,155人、約1,600人の子供たちが親を失い、そして34万4,000人の被災者が今も仮設住宅での避難生活を強いられております。また、膨大な瓦れき処理が進まない現状を目の当たりにして、国民の一人として一日も早い復興と復旧を願うとともに、尊い命を亡くされた方に心からのご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。それでは、質問に入らさせていただきます。まず、市政執行方針についてお尋ねをいたします。宮川市長は今回、理念として自助・共助・公助の仕組みを再構築しなければならないと市民に訴えられました。そして、自助と公助を結ぶかなめとして最も重要な役割を担うのが共助である地域コミュニティとし、町内会組織の活性化を図り、会員相互の活発な交流を促進し、つながることからつなぐことへ、さらに支え合いの信頼関係に結びつくよう一層の支援をすると語られ、今年度予算にその経費を予算計上されているのであります。私はこのことに賛同いたします。そこで、宮川市長のこの理念がさらに市民に深く浸透する意味からも、私の提言も含めてお尋ねをするものであります。ここで一通の手紙を紹介させていただきたいと思います。この方は東京都町田市在住の方で、私がライオンズクラブを通じて知り合った方の手紙であります。紋別を出て既に四十数年になりますが、2人の姉がまだ元気に生活をしております。ぶらっと帰ることがあります。空港からはバスで市内に入るのが好きで、大概迎えを断っています。唯一直行便の発着するオホーツク紋別空港1日1便、その数時間内での稼働、今後とも私たちみたいな者のためにも継続、発展していくことを切に願っています。飛行機からは六、七十人おりた様子ですが、市内行きのバスにはほとんど乗らず、迎えの車かマイクロバスなどで皆どこかへ消えてしまいます。今回も御多分に漏れず、バスは空港内で20分くらい待ち、自嘲ぎみの運転手は、私と家内、中年のご婦人3名を乗せ、出発しました。空港を出て、真っすぐ続く道を市内に向かうとき、なぜかしらえもしれぬ幸せを感じる一瞬があります。途中、最近できた公共施設に回り込み、何カ所かバス停にとまり、だれもいないことを一応型どおりに確認してから市内に向かいました。我々の下車名を聞いた運転手は、荷物を置いていきなさいよ、待っているからと、これ幸い私は荷物をホテルのフロントに預け、再びバスに乗りました。紋別に帰ると必ず寄る店、五十番の話をすると、バス停でもない、通りの一番近いところでとめてくれました。家内と私は運転手の親切に丁重にお礼を言い、バスをおりました。ありがとうと家内がつぶやいた気がしました。これが紋別人の心なんだ。私は何が言いたいのかといえば、このような心温まる市民性を持つ、おもてなしの心を持つ風土がこの紋別に根づく政策を市長が言われる共助として、地域コミュニティを主体に展開してはと考えるものであります。そこで、1点目として、私は学校区ごとにあいさつ通りを設置してはどうでしょうか。現在大山北町内会が取り組んでいるようでありますが、私の住む小向小学校の子供たちは会うと必ずおはよう、さようなら、こんにちはと声をかけてきます。そのことで大人たちも声をかけるようになりました。気持ちのいいものであります。そのことが定着すれば、合宿で来られる大学生の皆さん、観光客の皆さんに自然と声をかけ、おもてなしの心を持った紋別市民になるのではないでしょうか。2点目ですが、どこの町内でも最近は高齢化と役員の担い手不足だとのことであります。紋別市は町内会組織がしっかりしており、行政との連携も確立されているとのことでありますが、今後市長は町内会組織の活性化を図る考えを示されたわけでありますので、町内会連絡協議会との協議の中でどのようなことを考えておられるのかお尋ねをいたします。次に、広域紋別病院についてお尋ねをいたします。市長のご努力により、1月に専任企業長を迎えることができました。これからが正念場であります。市長が語られたように、医療スタッフと住民がともに新病院を育てていこうという連帯感が着実に前進しているとのことであり、まず無難なスタートを切っておられると思います。私としては企業団議会の議論を見守りたいと思いますが、広域とは申せ、2次救急を除く運営費は紋別市が100%負担すること、道立病院時には年間10億円以上の赤字を抱えていた病院でもあり、広域病院としてスタートして、道から98億円の新病院建設費も含めた資金があるうちはよいとしても、赤字経営に陥ったときは紋別市の負担になるわけでありますので、これからも市長を先頭に議会も市民も含め全員野球で、立派な健全経営のできる病院になるよう心を一つにしていかなければならないと思います。そこで、3点お尋ねをいたします。1点目は、住民説明会についてお尋ねをいたします。すべての会場に市長がみずから出向かれたことは市長の熱意のあらわれだと思います。説明会における住民の要望等さまざまな意見もあったことと思いますが、その内容についてお知らせください。2点目は、情報公開についてであります。私は、西紋5市町村が病院経営に携わっているわけでありますので、絶えず情報の開示があってしかるべきと考えます。企業団議会がありますから、当然のことながら予算、決算、計画等、あるいは監査状況などは議会で議論されることになりますが、西紋5市町村にはどんな形で情報の開示がなされるのか、お知らせをいただきたいと思います。3点目ですが、市民の方から私に次のような連絡をいただきました。それによりますと、遠軽厚生病院にて膵臓がんの手術を1年前にされ、現在は3週間に1回通院をされ抗がん剤の治療を受けている方が、厚生病院の医師から広域紋別病院でも治療が可能だということで、広域紋別病院に変えたそうであります。ところが、受診料が4,000円高かったということであります。10分で通院できるところ1時間かけて遠軽まで行かなければならない、年金生活者の自分にとって4,000円違えば遠軽厚生病院に行かざるを得ないというお話でありました。市長にこの現状についての見解を求めても紋別市議会での答弁にはなじまないと考えますが、私が心配するのは、口コミで市民の間に伝わり、広域紋別病院のイメージ低下につながるのではと心配するものであります。多分ベッド数の違い等で変わるのだと私なりに考えますが、そのような方には丁寧な説明が必要ではないかと考えます。西紋5市町村の首長による理事者会という総合的な情報を協議する場もあるわけでありますので、企業長はじめ病院長等にもぜひ伝えていただければと思います。この点について答弁をいただければありがたいと存じます。次に、百条委員会の調査報告に対しての質問させていただきます。平成22年9月16日第3回定例会で全会一致で可決され、設置されてから1年3カ月に及ぶ調査期間、そして15回の委員会、32回にわたっての審査、調査活動の結果、平成23年12月15日の第4回定例会において柴田委員長から最終報告があったわけであります。市長はそれを受けて、真摯に受けとめ、今後事件が再発しないように努めたいと発言され、内部の処分についても臨時議会を招集し、みずからの処分は厳しい対応されたこと、関係する職員に対しても時間を置かず処分に踏み切ったことは私としては評価をさせていただきます。委員長報告の結びに、紋別市は今回の事件で大きな代償を払ったのである。これを転機として、市民により信頼され、親しまれる市役所づくりに一層努力することを切に期待したいとしましたが、私も一日も早い信頼回復に市長を先頭に努力されることを望むものであります。また、議論を蒸し返すことは余り建設的ではありませんが、それにしても今後に禍根を残さないためにも宮川市長にお尋ねをするものであります。1点目は、報告書で至るところにおいて猛省を促しております。あるいは、提言として受けとめていただきたい旨の箇所もあったわけであります。それらについての市長の見解をお伺いいたします。2点目は、私が当初から最大の疑問と思っていた点でありますが、事件発覚後に市が行った関係職員への聞き取り調書についてであります。私は平成2年、宮川市長と同期で市政の場で働く機会を得ました。そのときから、あなたは自分の信念を余り曲げない、自分に厳しく律してきた男だと感じてきました。その市長が平成22年第3回定例会における飯田議員への答弁で、後任の空港対策担当係長は経理関係書類と通帳の残高が合致していることから内部の細部チェックは行わず、その際上司も経理内容の点検はしていなかったものでありますと言っておられます。私は、聞き取り調書の責任者である副市長、総務部長からきちんと報告されていたのか今でも疑問であります。真実が報告されたなら、私の想像する市長であれば烈火のごとく怒るのではないか、また徹底的な調査を命じるのではと感じるところであります。したがいまして、市民の間に最大の問題として浮かび上がった通帳の再発行に関する2人の職員発言が市長にいつの時点で副市長、総務部長から報告されたのかをお聞かせ願いたいと思います。次に、農業問題についてお尋ねをいたします。平成21年、宮川市長2期目スタートの議会であったと思いますが、農家戸数が今後減少する事態が予想されること、それに伴い遊休地の増加とあわせて生産額の減少を指摘させていただいたことを今思い出しております。紋別市においては、上渚滑地区が一定の規模拡大と後継者も育っており、今年に入り大規模農業生産法人ファームライジングサンも生産を開始しておりますが、私が心配をしておりました紋別地区の現状であります。そこで1点目は、渚滑地区で何戸、紋別、元紋別、藻別地区では何戸、小向地区では何戸、沼の上地区では何戸なのか、紋別市として今現在確認している農家戸数をお知らせをいただきたいと思います。平成21年に私が質問してから今日まで、地域農業者や農協、関係機関とどんな農業政策について議論を深めてこられたのかについてもお尋ねをしたいと思います。2点目は、専任の課長を置くこと、その課長を長とするプロジェクトチームの立ち上げを求めたいと思います。後ほど申しますが、宮川市長は林業行政におきましては認証担当参事を配置するなど相当のてこ入れをされております。一方で、農政部門は農林担当の係長1人、あと課におられる方、そして課長は林務課長と兼務となっております。私は、総合計画で示しております主要施策を推進し、足腰の強い紋別農業を確立するには専任の農政課長が必要であると考えます。あわせて、農政課長を中心とするプロジェクトチームを関係機関と協議をして庁内に設置することも提言させていただきたいと存じますので、ご見解を賜りたいと存じます。3点目は、オホーツクはまなす牛の販路拡大と紋別市民に食用される施策の展開をとの視点でお尋ねをいたします。オホーツクはまなす牛はホルスタイン種の乳牛から生まれた雄の肥育牛でありますが、JAオホーツクはまなす農協における年間出荷頭数は滝上町の生産者1戸の550頭を含めて4,450頭と北海道内でも有数の規模となっています。はまなす牛の特徴は、ヌレ子、これは生まれてすぐの子牛のことでありますが、一貫生産されており、18カ月、20カ月の出荷まで牛の移動が少ないことや、衛生面でも木材からつくられたカールマットという牛の寝床に敷く資材を使うなど、また飼料の添加物にも工夫を加えるなど、全道的にも高い評価を受けている牛肉であります。そんな食材がもっともっと市民の中で利用されるにはどうしたらよいのか、官民一体の取り組みが必要と考えます。私は、もっとはまなす牛を扱う店舗を増やす、焼き肉店、市内ホテルでも扱ってもらう、農政課サイド、商工観光課サイドの積極的な取り組みが必要と考えるものであります。また、お聞きしたところ、学校給食においても道産牛肉消費拡大事業の一環として昨年度活用されたとのことであります。その事業の継続も含めて、オホーツクはまなす牛のブランド化と販路拡大、市民に食用される施策のあり方についてご見解を伺いたいと存じます。農業問題の最後に、エゾシカ駆除についてお尋ねをいたします。昨年の第4回定例会において石田哲夫議員が過去3年間の農業被害額も含め細部にわたって質問しておりますので、私からは端的にお聞きしますが、エゾシカがこれだけ増えている現状を考えたとき、駆除対策の有効な手段として遠軽に駐屯する自衛隊に要請するのが一番と考えるものですが、いかがでしょうか。道とのかかわりの中でどんな手順が必要なのか、市町村からそのような要請ができるのかも含めてお聞きをするものであります。あわせて、紋別市鳥獣被害防止対策協議会における協議内容についてもお知らせをいただきたいと思います。次に、農業委員会会長にお尋ねをしたいと思います。本日は岡村会長にお出ましを願っております。岡村会長におかれましては、昨年北海道農業会議の会長に就任されたとのこと。初代の会長は祖父であります岡村文四郎氏とのことでもあり、私は浅からぬ因縁があったものと感じるところであり、北海道のトップとして今後のご活躍に期待を申し上げるものであります。早速1点目の質問に入りますが、私も議会選出の委員として1期経験をさせていただきました。現状での月1回の委員会における議題は農地利用調整や農地移動適正化あっせんに関すること、あるいは農地賃借料情報などに限られております。優良農地を守るという観点からは重要な業務であることは私も理解いたしますが、現状の紋別農業を考えるとき、遊休地、離農者の状況をきちんと把握し、農地の集積に向けてのさらなる努力を農業委員会としてすべきではないでしょうか。つまり、農業委員会法第6条2項の農業振興に事実上かかわる行政機関的性格、さらには同6条3項の意見の公表、建議、諮問答申業務、農業者の声を行政政策へ反映する農業者の公的な代表組織的性格であります。それには市の農政課やJAとの連携などが必要と思われますが、農業委員会として一歩踏み込む決意があるのかご見解を賜りたいと思います。2点目は、地目変更についてであります。これについては、私が森林組合にかかわっているからかもしれませんが、最近農業者から、離農された方が多いわけでありますが、最近の農業における大型機械導入に伴い、機械の入れない土地、以前草地改良により山腹を草地に造成したところなど、どう見ても優良農地とは言えず、地目変更して構わない農地に植林をしたいという方が多数訪れております。この問題は北海道森林組合連合会でも話題となっており、北海道農業会議の会長となられた岡村会長にも道での情報収集に努力され、積極的に農業委員会としてかかわっていただけないものかと考えるものであります。岡村会長のご見解を賜りたいと思います。次に、林業問題についてお尋ねをいたします。市長は森林認証担当参事を配置するなど、林業施策については常に前向きであると評価をさせていただきます。そこで、何点か質問させていただきます。1点目は、認証取得森林に優位性を与えるべきとの観点からお尋ねをいたします。平成19年に日本で最大の森林認証エリアとなった網走西部流域も昨年と一昨年に、興部町、雄武町、西興部村と紋別市も含めて、3町村有林4,757ヘクタールと384戸の私有林、これが1万4,160ヘクタール、合わせて1万8,917ヘクタールが追加取得され、西部流域全体の認証林は31万5,909ヘクタール、認証率83%となり、名実ともに最大の認証エリアになっています。紋別市もそのことによって環境や生物多様性に配慮したオホーツク森林木材のブランド化、あるいは森林づくりの集約化や認証材の安定生産・供給と森林所有者の財産維持・形成、さらには紋別市のまちづくりに寄与するものと期待をしているところであります。そこで、私は以前一般質問で、認証林に対して民有林振興特別対策事業を再開すべきと指摘をさせていただきました。そのときの市長の答弁では、再開は考えていないが、認証取得を促進するために、認証取得森林に優位性を与えるような施策を検討し、そのことにより環境に優しい森林施業が推進され、さらには森林認証で地域おこしができるような活力のある地域林業の構築を目指したいとの答弁でありました。遅々として進まなかった紋別市の私有林もようやく180戸、7,154ヘクタールが取得されたわけであります。これにより適正な緑の循環やカラマツ材などの安定供給が進むものと思われます。そこで、一般民有林の認証材に対しての目に見える優位性ある施策を今取り組むべき課題と考えますが、いかがでしょうか。市長の答弁にあった優位性を与える施策の検討状況と実施に向けての決意をお聞きするものであります。2点目は、木質バイオマス利用についてであります。昨年、地域森林資源を活用したバイオマス化を促進して地域の活性化を図るため、国有林、道、紋別市と林業木材業界などで構成するオホーツク森林バイオマス協議会が発足し、紋別地区における民有林の最大所有者である住友林業株式会社が国の事業採択を受け、紋別地域を対象とした木質バイオマス可能性調査を実施した結果、重油、灯油などの化石燃料に対しても木質バイオマス燃料は十分対応できる原料となる林地残材の可能性調査でも年12万3,000トンの回収可能量があり、十分対応できることが、さきの森から海の連環を考えるシンポジウムの中で事例報告されたところであります。今後さらなる森林整備はもちろん、間伐では切り捨て間伐が難しくなっている現状や林地残材の有効活用、化石燃料から環境に優しい再生・循環燃料の活用の上からも、官民含めてこの事業を進める必要があると私は考えるものであります。そこで、紋別市にあっては、以前の議会質問でもその思いを伝えたとおり、温水プール、そして今後新築される広域紋別病院に木質バイオマスボイラーを導入すべきと考えますが、市長のご見解を伺うものであります。最後の質問になります。次に、下水道事業に伴う受益者負担についてお尋ねをいたします。平成18年5月だったと思いますが、渚滑町5丁目にお住まいの当時78歳になるおばあちゃんの相談を受けたところであります。それは渚滑第26号線下水道管埋設に伴う受益者負担のことであり、話によると片側はほとんどおばあちゃんの所有地でありました。亡くなったご主人から相続し、余りの受益者負担額の多さに驚くと同時に支払いの不安でありました。当時の担当係長に連絡したところ丁寧な対応をしていただき、おばあちゃんも多少の不満を抱えながらも分割で支払うことを約束し、現在もきちんと支払いを続けております。先月久しぶりに顔を出したところ、受益者負担について支払いをしていない人がいて、端的に言うと踏み倒している人がいると話をおばあちゃんがされておりました。どうなっているのか、私は年金暮らしをして頑張って約束を守っているのにというおばあちゃんの話でありました。そこで、何点か伺いたいと思います。1点目、受益者負担での滞納者数とその金額、2点目は賦課の状況について、3点目、今後の課題と対応についてお答えをいただきたいと思います。以上で私の質問は終わりますが、再質問は留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、阿部議員のご質問にお答えいたします。初めに、市政執行方針についてであります。1点目の地域コミュニティの充実についてでありますが、あいさつ通りの設置につきましては、北海道が推進している安全・安心どさんこ運動の一環として、市内では平成22年から大山町や花園町などにおいて、あいさつや声かけ運動を通じて子供の見守りや交通安全、防犯意識の啓発を促す自主的な活動として取り組まれているところでございます。市といたしましても、一昨年から実施しております地域コミュニティ活動支援事業において各町内会が取り組む防犯・防災対策の充実強化を図っており、ご提案につきましては町内会連絡協議会を通じて各町内会へ広く呼びかけるとともに、青少年健全育成推進委員協議会が中心となっているこんにちは運動などとの連携を図りながら、だれもがどこでも自然に笑顔であいさつを交わす地域づくりを推進してまいりたいと考えております。町内会組織の活性化につきましては、紋別市全体の過疎化、高齢化に伴う町内会及び自治会などの会員数減少や担い手不足による組織の機能低下を踏まえ、町内会組織の円滑な運営を支援するとともに、町内会活動の一層の活性化を図るため、このたび地域コミュニティ交付金を創設したところであります。町内会運営において財政的な負担となっております街路灯の電気料と町内会館の地代金を補てんすることなどにより、今まで余裕がなくできなかった地域活動や担い手不足解消に向けた人材育成などの取り組みに活用していただきたいと考えておりますが、具体的な事業の実施にあっては、各町内会が町内の実情や課題を踏まえ、みずから考え取り組んでいくことが何より大切でありますので、町内会連絡協議会との密接な連携を図りながら、より主体的なコミュニティ活動が活発に展開されるよう支援してまいります。2点目の広域紋別病院についてでありますが、住民説明会の結果につきましては、さきに飯田議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。西紋5市町村に対する情報の開示につきましては、ご承知のとおり企業団は西紋5市町村で運営している一部事務組合でありますので、企業団における予算、決算、運営状況等につきましては、企業団の規約の定めるところによる諮問機関である5市町村長で構成する理事者会に事前に諮り審議を行っているほか、必要に応じて理事者会に担当課長会議を設置し、個別的案件の詳細協議も実施し、逐次企業団の運営状況等全般を掌握しているとともに、企業団に対する人的及び財政的支援等必要な支援体制をとっております。また、企業団における予算、決算、運営状況、診療体制、改築計画等の地域住民への周知につきましては、西紋5市町村の広報誌あるいはホームページにより広く情報を発信し、企業団の情報開示に努めていると承知しております。受診料につきましては、広域病院としては適切な医療行為を行ったものと私は考えております。もし料金等に疑問点がある場合は、病院の事務もしくは担当医にご確認いただきたいと思います。次に、百条委員会の調査報告についてでありますが、1点目の私の見解につきましては、特別委員会でまとめられた報告書でありますので、見解を述べる立場にはないと考えております。調査報告書につきましては厳粛に受けとめております。2点目につきましては、地方自治法及び紋別市議会委員会条例に基づき全会一致で議決された特別委員会において調査が行われ、その結果はさきの平成23年第4回定例会において既に報告済みとなっておりますので、私からお答えすべきことはございません。次に、農業問題についてであります。1点目の農家戸数の現状と農業政策についてでありますが、上渚滑地区以外の農家戸数につきましては、本年1月現在、渚滑地区14戸、紋別、元紋別、藻別地区23戸、小向地区23戸、沼の上地区18戸で、合計78戸となっており、これには組合員外分の3戸が含まれておりますが、この3年間で総数で13戸、15%の農家戸数が減少いたしました。また、地域農業者や関係機関との協議につきましては、農協と市の理事者による意見交換では、雌雄判別精液の活用による生産体制の整備、牛の伝染病発生軽減対策、新規就農者及び研修者に関する対策、有害鳥獣被害対策、次期基盤整備事業への取り組み、後継者の配偶者対策等について話し合われており、平成24年度の新規事業もこうした協議を反映したものであります。また、事務担当者間におきましては、必要に応じ、国の政策に対する調査や地域農業の課題について協議し、対応しております。2点目の専任の課長を置くこと、その課長を長とするプロジェクトチームの立ち上げについてでありますが、平成21年第2回定例会において議員のご質問にお答えしたとおり、組織機構につきましては、時代の要請や社会経済状況の変化、多様化、高度化する行政需要に的確に対応する必要があることから、機動性と弾力性を兼ね備えた組織機構の構築に取り組んでおります。3点目のオホーツクはまなす牛のブランド化と販路拡大についてでありますが、さきに飯田議員のご質問にお答えしておりますように道外への販売は堅調でありますが、市内での取扱量については年間10頭程度と、地元での消費は十分とは言えない状況にあります。昨年の10月時点では、市内での販売は2店舗、飲食業はホテル2カ所を含め5店舗と把握しており、既に市のホームページにリンクされているはまなす牛のコーナーに作成中の取扱店マップを掲載するなど市民への周知を図るほか、今後ともオホーツクはまなす農協と連携し、取扱店の拡大に努めてまいります。また、学校給食における活用につきましては、はまなす農協が平成24年度も事業に取り組む意向とお聞きいたしております。4点目の自衛隊によるエゾシカ駆除と鳥獣被害防止対策協議会の協議内容についてでありますが、自衛隊の協力による捕獲事業は白糠町で2年間実施され、この3月には遠軽町で実施される予定となっております。白糠町では本年自衛隊のヘリコプターによる偵察や捕獲個体の運搬を行い、ハンターは40人ほど出動し、3日間で92頭を捕獲したとのことでありますが、自衛隊による駆除が本市における駆除対策として適切かどうか、これまでの事業の検証結果を踏まえ、費用対効果も見きわめ、関係機関と協議し、検討してまいります。なお、自衛隊の出動は、市長が北海道知事に申請し、知事が防衛省に要請することになります。また、紋別市鳥獣被害防止対策協議会における協議内容でありますが、鳥獣被害防止計画などエゾシカをはじめとする野生鳥獣による農林業への被害防止対策について協議しているほか、国の鳥獣被害防止総合対策交付金を活用し、捕獲わなの購入や捕獲技術指導育成研修会の開催などの活動を行っております。次に、林業問題についてであります。1点目の認証取得森林に優位性を与える政策についてでありますが、紋別市内の民有林の森林認証取得につきましては、オホーツク中央森林組合と市が経費を折半して進めてきたところであり、平成22年、23年の2カ年で紋別市の認証率は86%となりました。認証材がその優位性を発揮するには、制度の意義を含め、認証材が十分認知され、普及し、需要拡大されていくことが必要と認識しております。さきに飯田議員のご質問にお答えしたとおり、これまでの市の取り組みにより首都圏の大手ハウスメーカーも最近関心を示し始めたところであります。市は認証材の地産地消対策として認証材活用住宅助成事業に取り組んできましたが、今後は地産他消対策として、港区のみなとモデル二酸化炭素固定認証制度及び平成24年度からはSGEC認証材首都圏普及モデル事業にも取り組み、需要拡大を目指してまいります。また、公共建築物への認証材の活用を最大限図ってまいりましたが、平成22年に公共建築物等木材利用促進法が施行され、本市でも地域材利用推進方針を作成中であり、この中でもいかに認証材の優位性を盛り込むかについて検討を行っているところでございます。森林認証制度のフロントランナーである紋別市は網走西部流域の代表として、今後も認証材の優位性を発揮させるために、普及と需要拡大を目指してまいります。2点目の木質バイオマスの取り組みについてでありますが、林地残材の木質バイオマス利用は未使用エネルギーの有効活用、二酸化炭素の削減にとどまらず、大きな経済効果を生む新たな地域産業につながるものと認識しております。市といたしましては、プールを含め、公共施設への導入について既に住友林業と協議を始めており、個々の施設について、補助事業の有無のほか、イニシャルコストやランニングコストを含めた生涯費用を比較し、判断をしてまいります。なお、広域紋別病院につきましても企業団に検討を要請しており、事務レベルでの協議をさせていただいております。次に、下水道事業についてであります。1点目の受益者負担での滞納者数と金額についてでありますが、平成22年度における現年度分の未納者数は5名、未納額は32万372円、平成8年度から平成21年度までの過年度分の未納者数は38名、未納額は1,053万7,088円、現年度分と過年度分を合わせた未納者数は延べ43名、このうち両年度における重複者1名を除いた実人員では42名となり、未納額は1,085万7,460円となっております。2点目の賦課の状況についてでありますが、受益者負担金は土地所有者の方に下水道整備費の一部を負担していただくものであり、制度の趣旨を十分に理解していただく必要があることから、布設箇所の住民に対する説明会や土地所有者に対する訪問説明を実施し、納付理解を得るとともに現地調査を実施し、適切な賦課に努めてきたところであります。3点目の今後の課題と対応についてでありますが、これまで未納者の対応につきましては、督促状及び催告書の送付を行うほか、納入誓約書の徴収や夜間徴収を実施し、未納額の解消に努めてきたところであります。今後は納入誓約書の徴収を強化するとともに、悪質と判断される未納者に対しては強制徴収の実施も視野に入れ、庁内他部署との連携を図り、未納額の解消に取り組んでまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、農業委員会にかかわるご質問につきましては農業委員会会長より答弁をいたします。
答弁 農業委員会会長 岡村雅敏(農業委員会会長は2012年3月まで)
それでは、阿部徹議員の農業委員会への質問についてお答えをいたします。1点目の農地集積に向けてのさらなる取り組みについてであります。毎月開催される農業委員会総会では、農業経営基盤強化促進法による担い手農家に農地を集積するための農地利用集積計画の審議案件が大多数を占めております。この計画は紋別市の農政部局が計画を作成するものですが、農業委員会が紋別市から委任を受けて、各地区の農業委員がそれぞれ離農予定者の情報や遊休農地になりそうな農地について、当該農家からの直接の相談、あるいは農協推薦委員や選挙委員の中にも農協理事がおりますので、農協からの情報の入手により事前の活発な調整活動に基づき原案を提供し、紋別市で計画書として整理しているものでございます。このことから、農地集積に関する活動は他機関と十分に連携をとって行っているものと考えているところでもございます。また、農業委員会総会では、私が全国や全道の会議で得た最新の情報についても説明または問題提起をすることで各委員との意見交換の時間を設けておりますので、議案に記載された内容のみを事務的に審議しているばかりでないことをご理解を願います。その上で、平成24年度の政策として、国が示した人・農地プランの作成を前提とした新規就農者対策や農地集積のさらなる加速を支援する各種対策の活用に向けては農業委員会の果たす役割が大きいものと認識しており、紋別市の農政部局及び農協との一層の連携を図ってまいります。また、公的年金制度であります農業者年金の普及に向けた啓蒙活動や取扱事務を農協と密接に連携する事業として位置づけており、農民の生活に関する農業振興の一翼を担っているものと考えております。一方、議員がご指摘のとおり、農業委員会は意見公表や行政庁に対する建議ができる農業者の公的な代表組織としての法的な位置づけもありますことから、今後に向けて農業者の意見を政策に反映できるよう建議してまいります。2点目の農地の地目変更についてでありますが、農地を農地以外の地目に変更するためには農地転用の申請が必要になります。まず、農地転用手続きの概要を簡単に説明させていただきます。農業委員会が審査する前段の手続きとして、紋別市が行う農用地区域内の農地の指定から当該土地を除外する手続きが必要になります。これは農業振興地域の整備に関する法律に基づき、市町村が農用地として利用すべき土地として指定した農用地区域内の農地は農業施策の公共投資対象農地であり、各種優遇措置を受けられる土地になりますので、指定を受けたままでは農地以外の転用が認められないことはご理解していただけると思います。次の段階で、2ヘクタール以下の転用は知事から権限委譲を受けている紋別市農業委員会が審査することになり、当該農地の状況から10ヘクタール以上の集団的農地や農業公共投資対象農地または生産力の高い農地などは1種農地と判断をされ、原則転用不許可になります。1種農地ではない、2種農地であると判断でき、かつ公共投資の対象となっていない、小集団の生産力が低い農地など諸条件に適合した場合には、北海道農業会議の諮問、答申を経て転用許可できる流れとなっております。あくまでも農地法の判断基準により厳格に審査しなければならず、農業委員会独自での裁量で許可、不許可の判断が変わるものではないことをご理解をお願いいたします。なお、2ヘクタールを超え、4ヘクタール以下の転用は知事権限での審査となります。4ヘクタールを超える転用は農林水産大臣権限での審査となります。植林目的の転用では、保安林指定を前提として植林する場合は、1種農地であっても許可は可能でございます。当農業委員会としては、山奥などの耕作に不利な農地の転用手続きの簡素化は、北海道の実情を踏まえると、耕作放棄地対策の観点からも必要であると認識しておりますけれども、現行の法制度ではそうなっていないのが現状であります。オホーツク管内の農業委員会連合会の中でも同様の問題提起があり、管内連合会では平成25年度農業施策と予算の要望の一つとして、北海道農業会議に意見の提出をしたところでございます。さらには、5月に管内連合会が行う地元選出国会議員への要請活動でも、本案件を含めた要請書を直接手渡しをし内容を説明する予定ですので、農業委員会としてのかかわりという点での答弁とさせていただきます。以上で答弁を終わらせていただきます。
再質問 14番 阿部徹
それでは、何点か再質問させていただきますが、百条についてはちょっと1点要望だけさせてください。私どもも全会一致で百条委員会をつくって、今市長が言われたその答弁の域を出ないんだろうと思います。したがって、ここで不毛の議論をすることは余りいいことでないし、私どもの報告書や私どもが立ち上げた百条委員会の否定にもつながりかねない、一方でそういう要素もはらんでますから要望にとどめますが、市長におかれましては今後さらなる綱紀の粛正を図っていただくことを要望させていただきたいと思います。次に、農業問題について再質問させていただきます。ただいまの市長答弁でもわかるように、農家戸数、以前私が質問したときより市長の答弁では13戸減ったということであります。これはまだ数字的には離農して初めて離農ということが数字が出てくるんでしょうからこういう数字になると思うんですけども、私が今JA等で聞いたところによると、今年の4月段階でさらに4戸の方が離農に向かうということであります。でありますから、この離農のスピードは予想以上に早まってると。だからこそ、行政はしっかりと総合計画にもあるように農地の集積も含めてきちっとした対応をやってほしいというのが私の質問の趣旨でありますが、市役所として、行政として、農政課として、この13戸、そして4月にさらに4戸ぐらい離農していくというような状況を、その要因は何だと行政として認識されてるか、まずちょっとここをお聞きしたいと思います。
答弁 農政林務課長 野呂田厚司(農政林務課長は2013年9月まで)
お答えいたします。農業戸数の減少の要因といたしましては、一般的、市として考えられるのは後継者の不足に伴うものということなんですけども、本地区におきましては家族労働を主体とした経営が多いというような状況でもありまして、またそのためにご両親等が高齢になったような段階での早目の農業からの撤退という部分もあったんではないかなというふうに感じております。農業のほう、酪農業等、生産コストが飼料の高騰ですとかの部分でかかってまいりますし、近年所得率の低下傾向にある中で、比較的中小規模の酪農家さんが多いこの地区においては、経営をさらに拡大してやっていこうというような状況が難しい状況にあったのかなというのも一つ要因かなと思ってます。以上です。
再質問 14番 阿部徹
そのことによって、今日は農業委員会の会長も来ていただいておりますが、さらなるやっぱり遊休地というのが増えてきますね。したがって、これらの活用をしっかりとやっぱり行政と関係機関と協議をして、やっぱり紋別市の農業をしっかり守っていくという、そういう姿勢をぜひとってほしいなということで私の次の質問に重なるんでありますが、専任課長をぜひ置いてほしいということの質問に入るんですが、市長も林業については非常に私も市長は一生懸命頑張ってくれてる。だけど、農業も市長はやっぱり頑張ってるんですよね。例えば中山間の3期対策なんかも非常に取り組んでいただいてますし、エゾシカもそうであります。それから、今年の予算の中で雌雄判別の精液の導入にも取り組んでいただきました。それから、中渚滑の牧野の指定管理もきちっとしていただいております。それから、先ほど飯田議員の質問になった6次化チャレンジ事業、これも農業サイドの政策としてきちっとやっていただいていると私は評価はしております。さらには、農政課サイドとすれば、これらにやっぱり新規就農者の対策だとか育成牧野の建設、それからファームライジングサンの立ち上げ等々で非常なメニューを持って農政サイドとして取り組んでいただいてると、このことは市長の政策として理解をいたします。そこで、今後どんな政策が展開されるのかということを私JAにも行って勉強してきました。それと、北原道議の事務所を通じて道の資料もとらせていただきました。それから、国の関係については武部事務所を通じて今課題になってるような農政上の問題をちょっと資料とらせていただいたところ、これからちょっと紋別市としても取り組まなきゃならない課題が、大きい課題があるんじゃないかということを申し上げます。1つは、家畜伝染病予防法の改正に伴う防疫対応であります。これは今年度改正されて、これについて紋別市が取り組んでいくということになるようでありますが、この事務量は膨大であります。前後しますけど、課長1人増やせばこういうのは解決するかということはまた別ですよ。課長しっかり置いてこういうものに対応していただきたいという観点で聞いていただきたいんですが、家畜伝染病予防法改正、これも今年度から始まるようであります。それから、牛のブルセラ・ヨーネ病の一斉検査、私も勉強不足で、初めてこれ今年度から紋別地区が対象で実施されていくと。去年はどこかの地区、上渚滑地区かどこかやったんでしょうか。今年度から紋別地区でやっていくと。これは担当者が農家回りをするということで、関係機関と、そういうような大きな事業であります。それから、地域農業マスタープランが、これも事業が開始されて、これも市として策定をしていかなければならないと。これは、柱はさまざまな補助金、補助金だけ、L資金という、そういう超低利の資金があるんですが、そういうものをこの地域農業マスタープランということで、この策定をしていかなきゃなんないと。それから、農業振興地域整備計画の全体見直しと、これも今紋別市として取り組んでいかなければならないということを、私も改めて国や道の資料をとってわかったわけであります。だとすると、例えば中山間なんかも、これは今やっていただいてますから、これは22年から26年までの第3期対策ですけども、実施の点検だとか、それからこれは一個一個いろんな個人支払いがありますから、それの精査とか、今やっていただいてる、市長がやっていただいてる、この中山間にしてもかなりの私は事業量のメニューだと思うんですよね。だから、そんな中で、果たして今の担当のとこだけで、それから農協に行きましたら、市長、野呂田さんはほとんど今農業問題を担当してやって、林務課長ですけども、徳正という参事がいますから、そっちのほうは徳正さんのほうで大分やっておられて、野呂田さんは非常に農業問題についてはJAとしてはありがたいという話はされておりました。しかし、やっぱり林業を担当する課長でありますし、私はこれらの今言ったような大きな事業がどんどん来る中で果たして専任課長は要らないのかなということをどうしても思うもんですからこういう質問してるんですが、野呂田課長、今言ったようなマスタープランだとか整備計画だとか、家畜伝染病の予防改正に伴うだとか、ブルセラの一斉検査についてのこれからどんな事業量が出てくるかということをちょっと説明いただけるでしょうか。
答弁 農政林務課長 野呂田厚司(農政林務課長は2013年9月まで)
お答えいたします。家畜伝染病の関係は平成23年度から新たな、新たというか、今までの組織を改編というか、した中で、紋別市家畜防疫推進協議会を立ち上げております。この構成員といたしましては、市とJA、農済、普及センター、よつ葉、家畜診療センターだとか、あと生産者であります上渚滑農業振興会ですとか紋別酪農部会の皆様と構成をして、市内、今、これまで口蹄疫対策としての石灰の散布ですとか、空港や港等の公共施設での靴底消毒だとか、そういうことになってきた部分なんですが、それに加えて、ブルセラ・ヨーネという検査の話も出ましたけども、これは5年に1回、紋別地区ですとか上渚滑地区を対象に行うんですけども、これらの対応は、23年度上渚滑、24年度は紋別地区が該当してるという部分では本年度事業があるということになりますけれども、まずこれらの体制を構成員を中心にやろうということで、市は事務局になってますけども、当然現場等には出向きますが、これらの構成員とともにやっていこうというような対策になってきております。それと、地域マスタープランにつきましては、昨年の10月に国の方針が策定されて、ばたばたと今各自治体におりてきてるんだろうなと思うんですけども、本来23年度の1月から3月の間に作成しなきゃなんない部分もあったんですが、北海道という地域の特殊性もあるもんですから、24年早々農協さんとも、各農業地域どういうくくりにするかというのもひとつ手数のかかるかかからないかの判断にもなるんですけども、この辺協議しながら進めていきたいなというふうに考えております。農業振興計画については5年に1度の見直しという部分での、それの対応時期ということであります。
再質問 14番 阿部徹
思いは受けとめていただいたものと思って、産業部長、これも最終的には産業部長等がするわけでありますけども、それらのことたくさんありますから、ぜひ市長や副市長にきちっと言っていただいて、市長、副市長も理解するにはやっぱりそういうものをきちっと、こういう課題がたくさんあるんだというようなことをしなければ、やっぱりこれ機構改革の部分だから、そういう市長答弁もありましたんで、私はそこはそことして理解いたしますけれども、その辺の整理をぜひしていただいて、農業、漁業、林業、これはもう紋別市の第1次産業の3本の柱でありますから、ぜひそういうことで置いていただければなと私の思いを伝えておきたいと思います。それから、シカ対策でありますけども、新聞に質問の内容が出て、私が自衛隊て、シカのようなことを聞いた人がいて、実はこれはやっぱり市内のハンターにお願いするのが一番なんだというような電話もいただきました。このことについては、前回の議会で石田哲夫議員がハンターの高齢化ですか、そういうような状況も答弁されておりましたけども、申しわけない、ちょっと勉強不足で申しわけないけど、今1頭とればハンターに何ぼか補助金出してるんでしたか。ちょっとそれ参考に聞かせていただきたいんですが。
答弁 農政林務課長 野呂田厚司(農政林務課長は2013年9月まで)
ちょっと今手元に資料はないんですが、たしか1頭5,000円の捕獲と出動手当8,000円だったような、と思います。
再質問 14番 阿部徹
そういうことを考えると、これやっぱりハンターも一つの手かもしれないですよね。それで、佐呂間町に聞きましたら、行政が1万円と農協が1万円で2万円出してるようですね、1頭に。1頭とったら2万円出すんだそうです。それはJAと行政が共同でそういう制度をしてるということであります。でありますから、シカ害は、農業、林業も含めてでありますけど、これはもう本当に非常な被害を受けてる状況でありまして、これを何とかしなければ本当に第1次産業非常な打撃を受けると思います。したがって、その辺も含めてぜひ、私は端的に自衛隊がいいんじゃないかなということで質問させていただきましたが、一方ではそういう方向もありますんで、ぜひ検討していただきたいと思います。では次、林業問題に移ります。林業については本当に、この間市長が国際森林年の大会を紋別でしたというようなことが評価されて表彰されてるような新聞も出まして、本当に林業問題については市長一生懸命やっていただいてると思います。それで、私の1点目の質問ですけども、林業は川上対策と川下対策が大切だと思います。そういう意味では、市長の答弁あったように、川下対策は非常に進んでると思います。一方、川上、やっぱり認証材が市場に出るようにすると。それから、その国際森林年のとき、どんどん認証材出してくださいというようなことも言っていきましたけども、やっぱり川上対策としてのこの認証林に優位性を与える政策をぜひやってほしいなと思いますが、答弁の中で地域材利用推進方針を今作成中であると、その中でさらに検討していきたいということでありましたんで、その地域材利用推進方針の今作業の中でどんなことが議論されて、このことについて検討されてるのか、ちょっともう一度確認させていただきたいと思います。
答弁 農政林務課参事 徳正修一(農政林務課参事は2013年7月まで)
お答えいたします。現在、紋別市地域材利用推進促進策定会議というものを開かせていただいておりまして、まず市内部の関係する部署に集まっていただきまして、基本、道のほうで作成したものをベースとして市の案をつくっております。それの内容説明ということで、まず市内部の関係部署に集まってもらいまして意見を聞きました。その後、木材業界に集まってもらっての意見の聞き取り、それから建築、土木業界の方に集まってもらって、ですからこれまで3回ほど案をお示しして意見を聞いてきているところです。一番その議論になったのは、やはり地域材というものをどういう定義とするかというところが一番議論になったところだったんですけれども、道が作成した文章でいきますと、北海道は道内の森林から産出され道内で加工された木材というものを北海道の地域材という指定をしております。私のほうでつくりました案では、いわゆるCOCにつきましては、市内の工場で製作できないものがあります。合板ですとか土木の工作物に使うようなものは市内の工場ではつくっていないというものが数多くあるということから、COCについての定義は避けまして、木材の定義だけにしたところです。いろいろと議論があったところは、一番簡単なのは紋別市内の山林から産出された木材という定義が一番簡単なんですけれども、西部流域、日本一の森林認証面積を誇る地域の特殊性として、SGECの森林、認証森林とすべきだという意見もありましたし、網走西部流域から産出されたSGEC等の合法木材というような意見もございました。ここではやはり山元のほうの材をいかに、SGECをとっていただいた民有林の木材をいかに出して使えるようにするかということを優位性ということで考えておりますので、その辺を十分考えながら再度庁内の会議を開きまして決定をしていきたいというふうに考えております。以上です。
再質問 14番 阿部徹
よろしくお願いしたいと思います。なお、バイオマスについては、市長答弁あったように検討していただいてるということでありますんで、これは本当に最大の紋別市における山を持っている住本林業さんが今取り組んでるということでありますんで、ぜひ前向きに検討していただければと思います。では、最後の質問にさせていただきますが、下水道の関係で、渚滑のおばあちゃんの話をさせていただきました。やっぱり渚滑のおばあちゃんのためにもこういう不納欠損なんて生じないようにしていただきたいわけであります。そこで、賦課の状況ですけども、賦課きちっとされてるのかどうか、賦課漏れってのありませんか。状況によっては、そこに入れたとこに何も建ってなくても土地を持ってる人というのは必ずいるわけですよね。だから、賦課がきちっとされてるのかどうかということが大事だと思うんですけども、私もこうやって初めてこういう相談受けて、賦課の状況を私なりにこれから調べてみたいと思いますけども、賦課をしてないなんていうことはありませんよね。賦課漏れはないですよね。ちょっと確認させてください。
答弁 水道部長 加藤公之(水道部長は2013年3月まで)
お答えします。賦課につきましては、今年度工事をやるとこにつきましては次の年からの賦課ということになりますので、そのときに、工事をする前に図面等現地で調査をきちっとしまして、賦課漏れについてはない状況であります。それにつきまして、先ほど言われました払わないという方も、負担金についてもいる方もいらっしゃいますけども、そういう方に対しましても担当もいろいろ徴収には努力してるところでございますので、賦課等につきましても今後も公平感を欠くことなく適正な管理に努めてまいりたいと考えております。
再質問 14番 阿部徹
今年度はと言えば部長のお話でしたけど、過去に賦課を何か猶予したとかということはないんですよね。
答弁 総務課長 遠藤雅人(総務課長は2013年3月まで)
お答えいたします。過去において賦課を猶予したことがあるかとのご質問だとご理解してます。昭和44年度から下水道事業の財源として受益者負担金というものを徴収してきてるわけですけれども、なかなか事業に伴って管渠整備の事業量というのは、ピークでは相当に実施してきている時期がございました。ご存じのとおり、その受益者負担金というものは土地一筆一筆ごとに、負担区ごとに単価を乗じて賦課をさせていただくという中身になっておりまして、今件数、対象者、それから該当なる土地の筆数というんですか、相当な量を持っていた時期もございます。それで、基本的には賦課というものは賦課区域という範囲を決めた中においては全部が対象になるものでございます。ですから、原則的にはすべての土地に賦課を行っておるんですけれども、明らかに利用できない、がけ地ですとか、沼とか川、そういった急勾配ののり面、こういった部分についてはあらかじめ賦課の区域から外して賦課を行ってきていると、このように理解しております。
再質問 14番 阿部徹
わかりました。要するに、明らかに賦課できないとこは賦課してないということもあり得るということですね、今。今そこで初めて確認できたんで。なぜそのことを言うかといったら、今回そういうおばあちゃんのことで私もちょっと勉強をし直したんだけども、この下水道事業、受益者負担に関する条例があるわけですよね。その中に、第10条の2項に、3年を経過したら賦課できないと書いてるんですよ。だから、賦課をしなかったら自動的にもう3年後は賦課を放棄したって、これそういう私の認識でいいんでしょうか。賦課をしなければ、いろんな事情で賦課しないことによって3年経過したら、その以後においては賦課できないって書いてありますけども、それはそういう私のような感覚でよろしいということですか。
答弁 総務課長 遠藤雅人(総務課長は2013年3月まで)
今おっしゃられたのが、賦課の告示の日から3年を経過した場合は改めた賦課は行うことができないと、条例の中でそのように規定されております。ご存じのようにその条例は議会の承認の中で成立したものでございますので、3年を経過した後に賦課をするということは適正な賦課に反する部分がありますので、ただ、一律の賦課というのが原則ですけれども、除斥期間ということで、賦課の権利が3年たったら消滅しますよと、時効と同じような制度でございますので、それを条例で定めてる以上、それを超えた賦課を行うことは適切ではないのかなと、このように考えてます。
再質問 14番 阿部徹
はい、わかりました。そういうことで、大分この問題についても理解いたしました。渚滑のおばあちゃんのように、やっぱりそうやって一生懸命分割して、これは先ほど質問の中で言ったように、当時の係長が本当に私と一緒に行って、僕は素人でわかんなかったけども、きちっと話をして、ばあちゃんは、多分5,000円ずつだと思いますけども、今分納して払ってるわけです。だから、そういう努力をされてる方もいるんで、賦課はきちっと漏れないようにしていただきたいと。そうしないと、3年の時効みたいで払わなくてもいいようなことが起きてきますんで、ぜひそのことは心していただきたいと思います。以上です。