紋別市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月9日
(1)農業問題について/(2)木質バイオマス発電について/(3)広域紋別病院について(企業団議会の議論)/(4)介護報酬改定について/(5)油流出防災基地を紋別に誘致することについて/(6)教育問題について
2015年3月9日、紋別市議会の一般質問で、阿部徹議員が「農業問題について」「木質バイオマス発電について」「広域紋別病院について(企業団議会の議論)」「介護報酬改定について」「油流出防災基地を紋別に誘致することについて」「教育問題について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、農政林務課長兼参事 大月茂、学務課長 小林昌史、生涯学習課長 酒井弘道が答弁しました。
- 質問者
- 阿部徹 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、農政林務課長兼参事 大月茂、学務課長 小林昌史、生涯学習課長 酒井弘道
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質問 10番 阿部徹
私は新風の会の一員として、通告に従い質問いたします。最初に、農業問題についてお尋ねをいたします。JAオホーツクはまなす農協の累計乳量が、26年4月から本年2月上旬で7万7,772トンとなったようで、管内には14の農協があるわけでありますが、例年出荷乳量のトップはきたみらい農協だそうでありますが、それを超えたようであります。そして、3月末では9万トンを超える予想をしているとのことであり、私は大変にすばらしい実績を上げていると思います。合併農協でありますから、滝上町、西興部村の頑張りもあるとは思いますが、紋別市の努力も相当なものであると私は感じております。それは、過去5年間で紋別市における搾乳中止農家は、紋別地区で22戸となっていますし、上渚滑地区においてもライジング・サンがスタートしており、7戸が1戸になっていますが、それでも5戸が離農されております。つまり、平成22年から27戸の搾乳中止農家により、乳量で約8,000トン強の減産となっています。そのような状況下で乳量が増産しているのは、大型法人経営の取り組み、個人であっても多頭化経営への移行、新規就農者の入植、そして何よりも紋別市による各種施策支援の効果ではないでしょうか。例えば、雌雄判別精液3分の1の助成、ワクチン接種の助成、新規就農者支援で200万円の拡充支援などが私は上げられると思います。今後とも、JAオホーツクはまなすとの連携を図りながら、基幹産業であります紋別の農業を足腰の強い産業に育てていただきたいと考えております。そこで、以下6点にわたってお尋ねをしたいと思います。1点目は、酪農家戸数の現状と今後の見通し、そして紋別市の認識についてであります。私は、まだまだ離農者が増えるのではないかと心配をしております。私の地区から規模拡大の夢を持って渚滑地区に入植した青年が、病気の悪化で苦労しているようであります。平成16年、紋別地区81戸、上渚滑地区48戸、合計で129戸の酪農家は、平成26年で紋別地区49戸、上渚滑地区31戸で80戸になっております。つまり、過去10年間で49戸が搾乳を中止しております。これらのことを踏まえ、ご見解を賜りたいと存じます。2点目は、紋別市は酪農経営環境向上支援事業を創設し、施設整備に対して1割助成、そして上限を1,000万円としております。今、国では畜舎や搾乳、設備投資に半額を補助する畜産収益力強化対策を推進するようであります。この助成を受けるには、地域農家や関係団体で畜産クラスター協議会を設立することが前提でありますが、半額補助の優位性を考えると、紋別市でも申請農家が増えることが予想されると考えます。したがいまして、この支援事業の今後の方向性についてお知らせをいただきたいと思います。3点目は、多面的機能支払交付金事業についてお尋ねいたします。さきの第4回定例会において補正されました多面的機能支払交付金事業は、農業、農村の有する多面的機能の維持、発揮を図るための共同活動に対して支援する事業であり、小向地区の水道利用組合についても、地域の営農用水の管理に共同で取り組み、多面的機能の目的も十分発揮されていることと思いますが、私は以前、一本松の肥育農家、八十士の酪農家が規模拡大に取り組む上での障害として、営農用水の問題を提起させていただきました。そこで、この多面的機能支払交付金事業の共同取組みの内容と上記営農用水の問題の解決方向について、今後どのような事業を実施していくのか、またその事業の内容と事業実施の年次計画についてもお知らせをいただきたいと思います。4点目は、オホーツクはまなす牛のブランド化についてお尋ねをいたします。総合計画でも、はまなす牛のブランド化に向けては、生産者団体と連携しながら販路開拓、拡大に努めるとしています。現在、はまなす牛のほとんどは大阪の大手量販店向けに出荷され、品質もさることながら、安心・安全な環境でのホル肥育牛として評価を得ているとお聞きをしています。大阪方面での安定、継続的な取り組みの一環として、生産地視察や販売応援等の交流をJAとして実施しているようでありますが、私は紋別市としてもこのことに積極的にかかわるべきと考えますがいかがでしょうか、ご見解を賜りたいと存じます。5点目は、小中学校に農業体験を入れることについてお尋ねをいたします。地元農産物を学校給食へ、これは紋別市として取り組むべき課題であります。新たな給食センターも今後はこのことに心がけていただきたいと考えます。私は、例えばはまなす牛の肥育現場を小中学生が体験をする、つまり自分たちが肉として食べるのは家畜の命をいただいているわけであります。生産過程を学ぶことで、食に対する関心を持てるようになるのではないでしょうか。紋別には野菜生産農家もあり、酪農家もあります。ぜひ、農業体験を入れるべきと考えますが、ご見解を賜りたいと存じます。6点目は、農地中間管理事業についてお尋ねいたします。この事業は、公益財団法人北海道農業公社が行うことになっていますが、紋別市においても取り組みがなされているようでありますが、本事業の目的、概要、実績についてお知らせください。次に、木質バイオマス発電に関して2点ほどお尋ねをいたします。市長が住友による木質バイオマス発電の誘致が決定したとき、記者会見の席上で紋別モデルという言葉を使われたわけであります。私は、響きのいい大変にいい言葉であると思っております。林野庁をはじめ、道庁やオホーツク総合振興局においても、紋別モデルに注目をする動きが高まっていることを私は感じております。この木質バイオマス発電は、森林経営計画が樹立されている、森林認証日本一の規模で山林が管理されている、これらの山林から未利用材を搬出することであり、切ったら植えるという循環型施業の実施など、紋別市が木材利用のモデル地区になることこそ重要であり、この取り組みこそ地方創生、紋別ならではの施策だと考えます。今、道内において木質バイオマス発電の動きは活発であります。本年は江別で王子グループが、来年は紋別市で住友グループが、苫小牧で三井物産、イワクラ、住友林業、北海道ガスが、そして白糠町でも取り組みが始まるわけであります。そこで、質問の1点目は、木材利用のモデル事業とも言うべきこの木質バイオマス燃料集荷推進事業の目的、概要についてお尋ねをいたします。2点目は、さきの議会でも議論がありましたが、温廃水を利用することに関して調査研究を進めているとのことであり、2月中には一定の方向性を示すことができるという答弁があったと思いますので、その結果と利用方法についてお尋ねをいたします。次に、広域紋別病院についてお尋ねをいたします。みなさんと心をひとつに、互いに尊敬と感謝の気持ちを共有し、笑顔の医療を提供します、この理念のもとに、いよいよ4月の開院に向け移転改築工事も進み、病院の全容も見えてきており、紋別市民はもとより、西紋別唯一の地域センター病院であることを考えると、圏域住民は期待を持って待ち望んでいると思います。企業団議会の関係もありますが、市民が最も関心を持っている17診療科、26名の常勤医師体制でスタートできるのかを1点目でお尋ねしたかったわけですが、担当者の説明で企業団議会においてまだ公表されていないことがわかりましたので、質問を取り下げいたします。2点目は、制度として、医師が地方の病院に勤務できる制度が確立されるとお聞きしましたが、その内容とそのことによって医師確保に向けての環境が変わるのか、お尋ねをいたします。次に、介護報酬改定についてお尋ねをいたします。平成27年度の介護報酬については、平成27年2月6日に社会保障審議会介護給付分科会においてその改定案の概要が示されました。その内容は、2025年、平成37年に向けて、医療、介護、予防、住まい、生活支援が包括的に確保される地域包括ケアシステムの構築を実現していくため、平成26年度制度改正の趣旨を踏まえ、中・重度の要介護者や認知症高齢者への対応のさらなる強化、介護人材確保対策の推進、サービス評価の適正化と効率的なサービス提供体制の構築といった基本的な考え方とともに、賃金、物価の状況、介護事業者の経営状況等を踏まえ、介護報酬の改定率を全体で2.27%減となっています。そこで1点目として、今回示された平成27年度介護報酬改定に伴う紋別市における影響額はどの程度になるのか、お聞かせください。私も市内にあるグループホームの施設長をしております。そこで、今回の介護報酬改定によってどんな影響を受けるのかを申し上げ、何点かお尋ねをいたします。今回の改定で、私どものホームでは基本報酬で約5.7%の引き下げで、額にして年間約310万円の減少、夜間ケア加算の廃止で年間約160万円の減少で、合わせて470万円の減少が見込まれます。基本報酬の改定については、平成24年度で平均2.4%の引き下げ、平成26年度には消費税8%への引き上げに対応するため、平均0.38%の引き上げがなされておりますが、特に平成24年度の引下げ改定にあっては、平成25年4月にやむなく管理費を月額3,000円値上げさせていただいているところであります。平成27年度の改定に当たっては、厚労省が行った介護事業者の経営状況調査において、特養の利益率は8.7%、通所介護、デイサービスは10.6%と他産業より利益率が高い上、特養に関しては1施設平均3億円の剰余金があるとされたことから引き下げは予想されておりました。しかし、この利益率の高いことや特養の剰余金の話は、全国的に施設経営を展開する企業の話であって、地方都市で施設運営を行っているところには当てはまるものではありません。二度にわたる電気料金の値上げや、多少落ちついてきたとはいえ、高どまりにある原油価格等で施設経営が厳しさを増す中、今回の400万円を超える収入減となる改正は予想以上のものであり、上げ幅は別にして、利用料金を上げざるを得ないと思っております。そこで2点目として、グループホームは地域密着型サービス施設に位置づけされ、その指導機関は市町村となっております。今回の改正に伴い、施設が利用料金の値上げを実施した場合、指導機関として施設側に何らかの対応をされることがあるのかをお聞きするとともに、施設には生活保護受給者も入居されていますが、仮に利用料金を値上げした場合、生活保護費で賄えなくなる可能性も考えられると思います。そうしたケースが発生したした場合、市としてはどんな考え方に立たれるのか、あわせてお聞きをいたします。次に、油流出防災基地の誘致についてお尋ねをいたします。サハリンの石油天然ガス事業が進む現在、タンカー事故による海への油流出が起こる可能性もあるわけであります。紋別市の水産物はオホーツク海の豊かな恵みで成り立っていることを考えると、もし一旦事故が起きたら壊滅的な打撃を受けると思われます。そのときに迅速に処理、対応ができる防災基地が紋別にあれば、被害を最小に食いとめることができるのではないでしょうか。また、基地ができれば情報収集、研究も行うことができるわけであります。このことは国益にかなうし、また北海道に対しても貢献できることになります。あわせて、油回収装置を配備した巡視船の配置も国に求めたらどうでしょうか。北方圏国際シンポジウムでも、油流出対策の研究も行われていることもあり、紋別が名乗りを上げ、誘致に向けて要望活動をすべきと考えますが、市長のご見解をお聞きいたします。次に、教育問題についてお尋ねをいたします。平成24年11月15日に、学校長としての教育現場と道教委の指導主事などの行政の経験も積まれた齋藤教育長が就任し、2年3カ月になりました。私は、紋別の将来を担う子供たちが生き生きとした学校生活を送っている姿を見るにつけ、教育長の考えるよりよい教育を目指した成果も出始めているのではないかと感じています。就任時、教育長は、教育は未来への投資だと申されました。その上で、10年後、20年後の子供の成長を思い描き、教育行政を進めるために即時・緊急プラン、中・長期プラン、継続的プランの3通りに分けて計画を立案していきたいと申されました。そこで質問の1点目として、2年3カ月に及ぶ教育長としての感想、就任後の重点課題と成果、そして3通りのプランの立案状況についてお尋ねをいたします。2点目は、教育委員会改革についてお尋ねいたします。昨年5月20日の衆議院本会議で、教育委員会制度を見直す地方教育行政法の改正案が可決されました。内容は、教育委員会を教育行政の執行機関として残した上で、自治体の長、すなわち首長の権限を強化するというものであります。改正案のポイントとしては、一つに首長が総合教育会議を設置、首長と教育委員会で構成、一つに首長は総合教育会議で教育振興施策の大綱をつくる、一つに教育委員長と教育長を一本化した新教育長を置き、首長が直接任命、罷免等であるようであります。私としての感想は、なぜそんなに首長の意向や権限を教育行政に反映させようとするのか、疑問を持つものであります。紋別市において、宮川市長と齋藤教育長の関係に違和感を覚えたことは、私はありません。ただ、現行制度においても、首長は教育委員の人事と予算を握っておりまして、発言力はあるのではないでしょうか。そのことが実質的には教育を首長が担っており、教育委員会は何もしていないのではということであるとすれば、今回の制度見直しは少しは理解をする努力をしたいと考えます。いずれにしても、本年4月から施行されるものと思いますので、お聞きをしたいと思います。まず、総合教育会議と教育方針である大綱について、その内容をお尋ねいたします。次に、教育委員長と教育長を一本化する仮称新教育長を新設するとのことでありますが、その内容をお知らせください。次に、その新教育長というのは、現教育長と権限等において何が違うのか、お知らせください。3点目は、具体的に紋別市の教育の現状についてお尋ねをしたいと思います。最初に、小中学校統廃合についてお尋ねをいたします。昨年12月26日の新聞報道で、文部科学省が統廃合の基準を60年ぶりに見直すという方針を決めたこと、また本年1月31日の新聞報道で、オホーツク管内で国の見直し方針に照らすと89校に速やかな検討が必要とする記事が掲載されました。紋別市にあっても、小学校で5校、中学校で2校との報道であります。国において一方的に地方の状況を考えないで、また財務省主導の人件費をはじめとする経費節減だけが先行するのであれば、教育の基本からは外れるのではないかと心配するところであります。そこで、紋別の現状はどうなのかというと、平成26年度市内小学校生徒数983名、5年後の平成31年度1,008名、25名増となっていますが、学校別では潮見小学校で59名の増となっていますが、南丘小学校では25名の減というような状況もあるわけであります。一方で、中学校を見ると、平成26年度549名が平成31年度で488名となり、61名の減となっています。また、学級数では、小学校で平成26年度51学級が平成31年度で2学級増の53学級、中学校は平成26年度31学級が平成31年度では7学級減の24学級になるというものでありました。齋藤教育長は、10年後、20年後の子供の成長を思い描きたいと話されました。その意味合いからも、文部科学省における統廃合基準の見直しについての見解と、紋別市における統廃合の考え方があればお聞かせいただきたいと思います。次に、小中学校に設置されているパソコンの活用状況についてお尋ねをいたします。小学校に199台、中学校に129台、合計で328台のパソコンが学校に置かれています。これらの有効利用は児童生徒のためにも必要と考えますが、現状と課題についてお聞かせください。次に、事務職員の配置状況についてお尋ねいたします。これについては、配置基準があり、置けない学校があることを承知の上でお尋ねをいたします。市内では、元紋別小学校と小向小学校には事務職員が配置されておりません。私は、小向小学校において夜の10時、11時まで職員室の電気がついており、校長先生の車が1台あり、事務処理をしている姿を何度も見ております。学校における運営と管理の責任者である校長が事務職も行う、本来の教育につぎ込むべき時間をとられているのではと考えます。例えば、元紋別小学校と小向小学校を兼務する人員の確保を独自にできないのか、何かよい知恵はないのか、私は配置すべきと思いますのでご見解を賜りたいと存じます。4点目は、大山スキー場第2リフトについてお尋ねをいたします。1月16日から不調が続き、今シーズンの運休を決定したようであります。さきの決算委員会でも議論があり、一般質問でも海の見える、流氷の見えるスキー場としてスキーヤーに好評なこと、スキー授業などスポーツ振興の観点からもきちんと整備をして市民や地方からのスキーヤー、そして観光客にも利用していただくスキー場にすることは当然のことと考えます。そこでお尋ねしますが、運行前の点検に落ち度はなかったのか、そして今回の状況、修理が可能なのか、私は更新も含めて検討の時期に来ているのではないかと思われます。今後の見通しについてお聞かせいただきたいと思います。5点目は、青年の家の建て替えについてお尋ねをいたします。今年度、仮称総合研修センター基本構想策定業務委託ということで243万円の予算措置をしております。以前には、道立紋別病院移転跡地が有力な候補地であるとの話もあったと理解をしておりましたが、市長の市政執行方針では、候補地の選定、施設の整備手法及び活用方策など、外部有識者の意見を取り入れながら方針を具体化させるとのことでありました。ということは、全く白紙の状態で有識者会議に委ねることなのかをお尋ねするとともに、有識者会議はいつ立ち上げ何人ぐらいになられるのか、氏名の公表はいつごろを考えておられるのかをお知らせいただきたいと思います。6点目は、学校給食センター建設事業についてお尋ねをいたします。建設予定地は北浜町とのことでありますが、学校給食調理場を集約することは、市長も言われたとおり衛生管理上も運営の効率化のためにも、私も必要であると考えます。そこで、今後のスケジュール、民間委託の募集等についてお知らせいただきたいと思います。また、民間委託の業者にもよりますが、地元食材を使うこと、地元商店からの食材購入の可能性など、市民も関心を持っているものと思います。市としての考え方があればお聞きをしたいと思います。以上で私の質問は終わりますが、再質問については留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、阿部徹議員のご質問にお答えいたします。初めに、農業問題についてであります。1点目の酪農家戸数の現状、今後の見通しと認識につきましては、本市では昨年7月下旬から8月上旬にかけて、全ての地域農業者に対し、10年後の本市における人と農地に関するアンケート調査を実施し、地域酪農家の10年後の考えをお聞きしたところであります。この結果、酪農家戸数の現状につきましては、議員ご承知のとおりでありますが、10年後にはさらに十数戸の酪農家が離農もしくは搾乳を中止し、六十数戸にまで減少すると見込まれ、本市農業の中核を担う酪農において安定的で継続的な生乳生産が維持できるか危惧され、地域酪農家が営農を継続できる仕組みの構築が必要と認識しているところであります。2点目の酪農経営環境向上支援事業の今後の方向性につきましては、今般、国が畜産収益力強化対策として創設した畜産競争力強化整備事業は、牛舎施設等の新規投資を行おうとする地域酪農家にとって大変有益な事業となっており、この国事業と本事業とが一体的に実施されることによって高い相乗効果が発揮されるものと考えております。したがいまして、市といたしましては、牛舎施設等の新規投資を希望する地域酪農家に対し、農協と連携を図りながら国事業の活用を促し、補助残に本事業を適用させることが可能なため、現行の事業内容で実施してまいりたいと考えております。3点目の多面的機能支払交付金事業につきましては、営農用水道施設に係る草刈り、表流水取水口の土砂除去、配水池清掃、機器類の補修等に対する組合員共同の取り組みに支援をしております。小向地区営農用水道につきましては、道営畑地帯担い手支援型事業により、水源の改善及び配水管の更新を予定しており、平成27年度に事業計画策定、平成28年度に実施設計、平成29年度に着工し、平成31年度の供用開始を目指しているところであります。4点目のオホーツクはまなす牛のブランド化につきましては、販売活動に対する市の関与について、要請があれば検討させていただきます。6点目の農地中間管理事業につきましては、農地の中間的な受け皿となる農地中間管理機構を設立し、1つ目として農地等の借り受け、2つ目として農地等の貸し付け、3つ目として借り受けた農地等を貸し付けるまでの管理を行い、地域の担い手への農地の集積と集約化を加速することで農業の生産性の向上を図るものであります。本市における事業実績といたしましては、本年2月末現在で農地中間管理機構が農地の所有者から借り受け、中間保有した農地は、所有者2名、25筆、46ヘクタールとなっており、この農地の全てが適切な貸付相手方として選定された7経営体に対し、貸し付けられております。次に、木質バイオマス発電についてであります。1点目の木質バイオマス燃料集荷推進事業につきましては、林業の好循環を促進する紋別モデルの実現に向け、オホーツク森林バイオマス活用協議会が中心となって先進地視察や現地検討会を行っており、さらには住友林業やオホーツク中央森林組合などが専用の運搬車や除伐用ハーベスタなどの購入を進めておりますが、林地未利用材の集荷という新たな業務を不安視する声も聞かれます。発電所の燃料材として林地未利用材を供給することは、紋別モデル実現に向けても重要な課題でありますことから、林地未利用材の集荷を推進するため、木質バイオマス燃料集荷推進事業を創設し、発電所が完成し、供給が安定するまでの一定期間、オホーツク中央森林組合と紋別木材協同組合に支援をするものであります。その内容は、再生可能エネルギー固定価格買取制度が規定する間伐材等由来のバイオマスを発電所燃料として納入した場合、1立方メートル当たり900円を交付し、年間1万立方メートルを予定しております。2点目の温廃水利用の調査結果につきましては、紋別市木質バイオマス発電所廃熱有効活用検討委員会において、植物工場の面積を約2,000平方メートルと仮定し、社会福祉法人が運営した場合の事業性と温廃水を暖房用熱源として活用する可能性を検証いたしました。社会福祉法人による事業性につきましては、採算性が確保されるとのことでありますが、温廃水の暖房用熱源としての可能性は、温廃水の温度が低いことからそのまま暖房用熱源とすることは難しく、ヒートポンプの活用等が必要となることから、他の一般的な植物工場と比較した場合、ランニングコストは抑えられるものの、温廃水供給設備の建設費用がかさみ、トータルでは不利になるということが判明いたしました。今後は、地域の特性を生かし、チップボイラー等の使用など、熱源費用等の低減についてさらに調査を進め、事業化に向けて検討してまいります。次に、広域紋別病院についてであります。医師の地方勤務制度につきましては、北海道において、地方における安定的な医師確保対策の一環として、医学生に対し、医師免許取得後、知事が指定する道内の公的医療機関に一定期間勤務することを条件に修学資金を援助する、いわゆる地域枠医師制度を設けているところであります。この地域枠医師につきましては、札幌医科大学では平成20年度の入学生から、旭川医科大学では平成21年度の入学生から本制度が開始され、昨年3月には札幌医科大学の1期生の7名が卒業し、2年間の卒後臨床研修を経て、平成28年度から知事が指定する道内各地域の公的医療機関での勤務が開始されるものと承知しております。今後、毎年地域枠医師が卒業し、平成38年には160名の地域枠医師が地方で勤務することになり、広域紋別病院においても配置対象医療機関として知事の指定を受けておりますことから、医師確保の方策として期待を寄せているところであります。なお、地域枠医師の配置先等につきましては、北海道医療対策協議会に検討委員会が設置され、地域枠医師の専門医資格の取得や配置対象医療機関などについて検討が行われており、今年度内をめどに考え方が示されるものと伺っております。いずれにいたしましても、広域紋別病院が地域で安定した医療を提供するためには、医師の確保が最も重要であることから、市といたしましても企業団との連携を密にし、引き続き医育大学や北海道に対し、医師派遣の要請活動を強めてまいりたいと考えております。次に、介護報酬改定についてであります。1点目の紋別市における介護報酬改定の影響額につきましては、来年度の介護給付費予算額で比較しますと、3,754万7,000円の減額となっております。2点目の指導機関としての対応につきましては、利用料金の値上げへの対応についてでありますが、認知症対応型グループホームの利用料金のうち、食材料費、おむつ代等の日常生活に必要な費用については、紋別市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の規定により、あらかじめ利用者またはその家族に対し説明を行い、同意を受けなければなりませんが、家賃及び光熱水費については指導対象にはなっておりません。また、生活保護受給者への対応についてでありますが、現在利用料金については生活保護基準の範囲内により入居可能となっており、利用料金が生活保護基準を超えると入居継続が困難となりますので、事業者においては引き続き、生活保護基準の範囲内での料金設定をお願いしたいと考えております。次に、防災基地の誘致についてであります。道内では、油濁防除資機材基地及び最新鋭の油回収装置を備えた巡視船が稚内市に配備されている状況にあります。しかしながら、オホーツク海に影響が及ぶ被害が発生した場合、資機材搬送や巡視船の回航には相当な時間を要することから、本市といたしましては、事故対策の初期行動を迅速に行うために必要な防災資機材や油回収機能を備えた防災拠点基地の誘致のほか、大型タンカー事故等に対応可能な砕氷能力を兼ね備えた防災機能強化型巡視船の配備について、西紋別地区総合開発期成会及びオホーツク圏活性化期成会により国に対して要望しているところであります。このような要望の中、平成23年度には高粘度油及び低粘度油に対応可能な高性能油回収装置が紋別海上保安部に配置されたほか、昨年は第一管区海上保安本部と合同で総合防災訓練を実施したところであり、今後も引き続きオホーツク海域の防災体制について強く要望していくとともに、防災関係機関との連携を強化してまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。
答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)
それでは、阿部徹議員のご質問にお答えをいたします。初めに、農業体験授業についてであります。市内小中学校におきましては、学校菜園活動や稲作体験、牛舎見学などを行っておりますが、農業現場での生産過程を学ぶ体験はほとんど見られないのが実情であります。本市では、平成26年度から学校における食育の取り組みとして、学校給食地元食材活用推進事業を展開し、はまなす牛をはじめとした地場産食材を給食で提供するとともに、子供たちが紋別の産業を知る機会となっております。教育委員会といたしましては、生産過程を学ぶ体験は食育を推進させる観点からも重要であると考えております。今後、農政林務課と連携を図り、衛生管理上の条件や受入先などの研究を行ってまいります。次に、教育問題についてであります。1点目の就任後の感想、重点課題への取り組みと成果等につきましては、率直な感想といたしまして、教育行政は広範囲に及んでおり、それだけにやりがいがあり、スポーツ、金管バンドなど、子供たちの活躍を支えているのはやはり望ましい教育環境であることを実感しており、今後一層よりよい環境づくりを目指してまいります。紋別にいたから何かができなかったということがあってはなりません。紋別で生まれて育ってよかったと言ってもらえるよう、具体的な施策を進めていきたいと考えております。教育現場は、常に迅速な対応を求めていることから、可能な限りスピード感を持って取り組んでまいります。重点課題と成果、3通りのプランの立案状況は、即時・緊急プランとしまして、小学校学習サポーター配置事業、学校図書館巡回司書配置事業、子ども未来塾開催などを子ども夢UPプランと位置づけ、平成25年度から展開しており、学校現場からもぜひ継続してほしいとの声が届いております。中・長期プランとしましては、学校給食センター建設事業、(仮称)総合研修センター建設事業、市民会館改修、スキー場をはじめとする体育施設の整備などを位置づけ、一部を来年度予算として本議会に上程させていただいております。継続的プランにつきましては、教育に関する事務の管理及び執行状況の点検と評価を踏まえ、そのまま継続すべきもの、あるいは整理統合して継続すべきものなどの方向性を定めた上で事業を推進してまいります。2点目の教育委員会改革についてであります。初めに、総合教育会議と大綱の内容についてでありますが、総合教育会議は市長が設置、招集を行い、市長と教育長及び教育委員で構成します。市長は、会議において教育振興に関する施策の大綱策定や教育の重点的施策及び緊急時の措置等について協議、調整を行います。教育方針の大綱は、地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策について、その目標や施策の根本となる方針を定める内容となっております。次に、新教育長の内容についてでありますが、今回の法改正で教育委員会を代表する教育委員長と事務局を統括する教育長を一本化した新教育長を置くこととされました。新教育長は常勤の特別職となり、任期は3年、教育行政の責任者となります。次に、新教育長と現教育長との権限等の違いについてでありますが、現行法では教育委員長が教育委員会の会議を主宰し、教育委員会を代表しております。教育長は、教育委員会の権限に属する全ての事務をつかさどるとともに、事務局を統括し、所属職員を指揮監督しております。このたびの新教育長は、現行法の教育委員長と教育長を一本化した職であり、教育委員会会議の主宰や事務執行など教育委員長と教育長の職務の両方を担い、教育委員会を代表することとされております。3点目の紋別市の教育の現状についてであります。初めに、統廃合基準見直しについての見解と本市における統廃合の考えにつきましては、さきに鈴木議員の質問にお答えしたことでご理解願います。次に、小中学校のパソコン活用状況についてでありますが、本年度、児童生徒用パソコンは全て更新しており、更新前のパソコンにつきましては普通教室、特別教室、図書室、職員室に設置しております。パソコンの活用状況は各学校で異なりますが、小学校では社会の授業で国の名前や特産品の検索、国語での熟語検索、中学校では表計算やプレゼンテーション用ソフトを用いた授業となっています。そのほか、社会科見学や総合学習、修学旅行の事前事後学習にも大いに活用されております。次に、事務職員の配置状況につきましては、北海道教育委員会の教職員配置基準で定められており、元紋別小学校と小向小学校につきましては未配置となっております。過去に、市の予算で臨時事務職員を配置していたこともありましたが、第4次行政改革の一環として平成12年度を最後に廃止していることでご理解を願います。4点目の大山スキー場第2リフトの運休についてであります。初めに、運行前の点検についてでありますが、体育協会の索道技術管理者が昨年10月から国土交通省の鉄道事業法に基づき、機械設備の点検、整備を行い、北海道運輸局長から運行許可を得たことから、今シーズンの安全運行が可能と判断したものであります。次に、今回の状況と修理の可能性、また今後の見通しにつきましては、さきに鈴木議員のご質問にお答えしたとおりでありますが、シーズン終了後、索道の専門業者による調査を行い、原因を究明するとともに、調査結果をもとに今後の方針を早急に立ててまいります。5点目の青年の家の建て替えについてであります。総合研修センターにつきましては、教育委員会において施設の目的や青年の家機能である自然体験や宿泊体験活動に必要な環境資源、利便性や安全性、候補地などさまざまな事項について検討を重ねてまいりました。建設場所の選定につきましては、広域病院跡地をはじめ、これまで検討してきた複数の候補地の立地条件を整理の上、基本構想において具体的な候補地と整備手法を絞り込んでいきたいと考えております。また、基本構想の策定に当たっては、外部有識者や利用団体をはじめ、広く市民のご意見をいただくため、懇話会を新たに設置しようとするものであります。この懇話会の構成につきましては、(仮称)紋別市総合研修センター建設検討懇話会要綱に基づき、社会教育委員、青年の家運営委員会、体育協会、文化連盟、青少年健全育成推進委員協議会、紋別青年会議所、小中学校校長会、紋別高等学校及び一般公募とし、計13名程度の委員を予定しております。なお、立ち上げ及び氏名公表時期につきましては、基本構想の策定状況を踏まえ、できるだけ早い時期に実施してまいりたいと考えております。6点目の学校給食センター建設事業についてであります。市では、現行の学校給食6調理場を1施設に統合し、衛生管理基準はもとより、アレルギー対応設備などを整えた紋別市学校給食センターを、北浜町2丁目の教員住宅跡地に新規建設する予定でおります。今後のスケジュール等につきましては、来年度に実施設計等及び調理業務民間委託業者選定作業、平成28年度に建設工事、厨房機器搬入、調理業務移行準備、平成29年4月の調理業務民間委託実施を目指しております。また、地元食材の使用や地元商店からの食材購入につきましては、公募時の仕様書に明記し、民間委託業者と連携を図ってまいります。以上、答弁といたします。
再質問 10番 阿部徹
それでは、再質問をさせていただきます。まず、農業問題で2点ほど再質問させてください。今、市長答弁の中で、今後の農業の酪農家戸数の推移については、今80戸の酪農家が今後10年間で60戸台にまで減少するという認識を示されました。市もそういう認識を持っているということがわかりました。ただ、答弁の中で営農を継続できる仕組みの構築が必要だと申されましたので、もうちょっとこれ具体的に、何を言わんとしているのか、お聞かせいただきたいと思います。
答弁 農政林務課長兼参事 大月茂(農政林務課長兼参事は2015年3月まで)
お答えいたします。現状での農業の問題につきましては、高齢化や後継者不足による農耕の労働力の確保は困難であり、それに伴い、離農や搾乳中止による酪農家戸数の減少と生乳生産量の減少が問題となると思っております。その改善策の一つの手段としまして、例えば複数戸による協業法人の経営であったり、また飼料を製造し農家さんに供給するサイレージセンターやTMRセンターの設立、あるいは労働力を請け負うコントラクター組織の設立など、酪農経営システムの確立が考えられると思います。このような中核協業法人の設立によりまして、このスケールメリットを活用することによって、地域として効率的で安定的な酪農経営の持続確保が可能になるほか、またこのセンターや組織の設立によりまして、飼料確保に対する労働力が不要になる時間を搾乳や飼養管理といった時間を費やすことができ、それによりまして生乳生産量の増大や病気などのリスクの軽減による後継牛の増頭などが期待できると思われます。今後につきましても、農協と協力、連携を図りながら、営農を持続できる仕組みの構築について、関係機関とともに協議してまいりたいと思います。以上です。
再質問 10番 阿部徹
大体、そういう考えでいいと思うんです。総合計画にもきちっと紋別の農業についてはこういう方向でということ、今言われたことは総合計画に載っていますから、そういうことでぜひ酪農家戸数が減っていくけども、紋別の農業の質を落とさないために、しっかりと市はきちっと数字を捕まえてやっていただきたいなと、こう思っています。中渚滑にあるライジング・サンですけども、7戸が法人になって1戸になってやっていますけども、この組織は計画どおりいっていまして、もう5億円を超える農業生産を上げているそうであります。もう私たちの時代、農業生産で5億円を上げるなんていうのは、ちょっと考えもつかなかったことでありましたけども、しかしそういう生産法人が紋別市にあるということでありますので、私はやっぱり1つの大きな今後の有効な手だては、法人をさらに、特に紋別では沼の上、小向、藻別、元紋別、渚滑方面では、今沼の上に法人が1つありますけども、もう1つぐらいやっぱり法人をきちっとすることによって、この農家の減少があったとしても、生産量を減らさない体制ができるんじゃないかと思いますんで、ぜひ市としてもきちっと後継者のいない農家とか、そういうことをきちっと捉えて対策を打っていっていただきたい、それには農協との連携も必要でしょうけども、よろしくお願いしたいと思います。2点目は、酪農経営環境向上支援事業であり、私は、市長がこの支援事業を立ち上げて、これは非常に農家の方にとってもいい制度だなあと私も思っております。特に、国の半額助成の制度が今、できて動きつつあります。答弁では、補助残に本事業を適用させるという答弁をいただきましたんで、ぜひこの姿勢でいってほしいと思いますが、これちょっと確認なんですが、これは木材を利用すると、例えばSGECを使ってほしいということを市から言っていると思いますが、今もその方針は変わらないということでよろしいんですか。
答弁 農政林務課長兼参事 大月茂(農政林務課長兼参事は2015年3月まで)
お答えします。本事業の補助金交付要綱につきましては、本牛舎を新築、増築、または改築する事業で、建築部材の木質箇所にはSGEC森林認証材を使用するものであることとなっております。その具体的な運用につきましては、使用する木材箇所については認証材の使用を規定し、その牛舎における木材の使用場所、使用量については規定をしておりません。よって、牛舎と一体となっている、併設する事務所等の使用も可能となっておりますし、その事業内容は変わっておりません。以上です。
再質問 10番 阿部徹
それでは、当初この事業を何か1戸しかなかったようでありますけども、この国の半額助成の制度ができて、要するにクラスターですけども、市としては何戸ぐらいがこれに手を挙げるだろうという予想をされているんでしょうか。それは、JAとか何か協議の中で、今何戸ぐらいこの支援事業でやりたいというような意向を市としては押さえているんでしょうか。
答弁 農政林務課長兼参事 大月茂(農政林務課長兼参事は2015年3月まで)
今の個人形態では2戸程度、あと複数戸、協業法人については1経営体と把握しております。以上です。
再質問 10番 阿部徹
わかりました。それでは、農業問題は終わらせていただきます。教育問題で何点か質問させていただきますが、齋藤教育長、就任してから大変ご苦労だと思います。私は、子供たちが生き生きしている姿をつぶさに肌で感じていますんで、教育長頑張っておられるなあとエールをまず送りたいと思いますんで、ぜひ努力をしていただきたいと思います。そこで、先ほど新教育長のことで、答弁で教育委員長と教育長の職務を担うのが新たな、新教育長なんだということの答弁であったんですけども、いま一つぴんとこないんです。だから、権限がより強まるのか、それとも責任がさらに強まるのか、新教育長というのは、ちょっともう一度教育長、易しく説明していただけませんか。
答弁 学務課長 小林昌史(学務課長は2018年3月まで)
お答えいたします。新教育長設置につきましては、先ほど答弁でもありましたとおり、現在教育委員会を代表する者が教育委員長、事務の統括をする者が教育長というような形で分かれておりますけれども、新制度の新教育長につきましては、それら2つの職務を担うことになりまして、権限が強くなります。そのために、新しい議会のチェック機能とか、教育委員さんのチェック機能とか、より強固にして体制を図る予定でおります。なお、この制度につきましては、4月より施行されますけれども、現教育長の任期期間中につきましては、経過措置で現行の制度が継続することになりますので、ご了承願います。
再質問 10番 阿部徹
わかりました。新たな制度になるわけでありますから、さらなる教育長のリーダーシップを求めたいと思います。それから、統廃合の問題ですが、先ほど鈴木議員の質問に答えられておりました。これについては、国から出たものについては、今回の文部科学省から出たものについては参考資料としては考えていくんだと、参考なんだということであります。今後の公立小中学校のいろいろな考え方については、地域と協議をしていくという答弁もありましたけども、私がちょっと心配していた元紋別小学校と小向小学校の児童の推移の経過についても、先ほど教育長からも鈴木さんの質問の中に出てましたけども、元紋別も28年度には7名になる、小向も7名になる、それから平成30年度には小向は10名になるというようなことでありました。しかし、小向の実情をいえば、私も前回質問したように、小向の子供さんは全部小向に入るとは限らないんです。それは、例の学校の問題がありまして、シックスクールの問題があって、まだそういう気持ちを持っている親がおりまして、南丘小学校等に通っている子供さんがいて、この小向の10名というのは、果たしてこのとおり小向に10名の子供さんが行く時代が来るのかなという、ちょっと疑問なんですけども、これについてはどうですか。この小向の10名という児童数については、全員が小向に入るという教育委員会は確証を持ってのこの数字ですか。
答弁 学務課長 小林昌史(学務課長は2018年3月まで)
お答えいたします。教育委員会で把握している児童数につきましては、住民基本台帳に基づく就学前児童数になっておりますことから、今の議員さんおっしゃるとおり、小向、シックスクールの問題がありまして、現実に南小に通っている子供もいらっしゃいます。それにつきましては、校区外の通学になりますことから、健康面、そういう面で教育委員会は認めておりますことから、今後就学前の児童の保護者への登校意向確認とか、そういうものも含めて今言われた10名、推計では10名ですけれども、そこら辺は教育委員会としても保護者、あとはPTA、学校現場等、確認しながらやっていきたいと考えております。
再質問 10番 阿部徹
わかりました。ぜひ、そのことをよろしくお願いしたいと思います。それから、事務職なんですけども、ご理解願いたいという答弁でしたけども、私としては理解はできない立場で質問させていただいたんです。というのは、やっぱり本来の姿でないと思うんです。校長先生が夜遅くまで事務をつかさどるということは、本当にいいことなのかなあということを私は感じています。だから、制度はこうなっているけども、やっぱりここは齋藤教育長、ぜひリーダーシップを発揮していただいて、元紋と小向、兼任するような方でもいいですので、事務職を置くことがいい教育をしていく上で一歩でも二歩でも前進になるんではないかなと、こう思いますけども、これはいかがでしょうか。
答弁 学務課長 小林昌史(学務課長は2018年3月まで)
お答えいたします。答弁の中では、第4次行革の一環として、学校事務職員の配置を廃止しているというような答弁をさせていただきましたけれども、第5次行革の中でも、学校公務補の嘱託化とか学校現場についても、例外とはせずに行革を進めてきましたので、答弁の中で申し上げましたとおり、ご理解願いますというような形なんですけれども、今後は学校長が事務を取り扱っているわけですけれども、教育委員会から発出する文書、あと道教委のほうからの文書、あと事務で削減できるものは校長会なりで検討していきたいと考えております。以上です。
再質問 10番 阿部徹
ちょっと不満ですけども、わかりました。これ以上、追及しません。最後になります。第2リフトの問題です。これは、私は先ほど鈴木議員も言ったように、やっぱり全く同じ考えであります。きちっと計画を立ててやるべきところに来ていると思いますけども、ちょっと確認しますが、先ほどの鈴木議員の答弁では修理というか、建て替えというか、更新をすると約3億円かかるよと、修理費で見ると1億円か2億円かかるんじゃないかという答弁ですけども、そして修理の300万円が調査費か何かでかかるというようなことですが、そういうことでこれ確認だけ、それは間違いないですね、さっき答弁したということで。
答弁 生涯学習課長 酒井弘道(生涯学習課長は2015年3月まで)
お答えいたします。そのとおりでございます。
再質問 10番 阿部徹
そうだとすれば、修理の調査に300万円もかけるんであれば、もう多分これ更新の時期に来ているんじゃないですか、このリフトは。だから、やっぱり計画性を持って、これを更新していくということにシフトを変えたほうがいいんじゃないかと思いますけども、その辺はどうですか。
答弁 生涯学習課長 酒井弘道(生涯学習課長は2015年3月まで)
お答えいたします。先ほど鈴木議員さんにもお答えいたしましたけれども、確かに学校のスキー授業の混雑とか市民のスキー団体のご意見、また体育協会、あとそれらのご意見をいただきながら、スポーツ振興の面、あと観光振興の面も含んでおりますので、それらの面を総合的に判断して、この第2リフトの必要性を十分に検討してまいりたいと考えております。以上です。