みんなの議会

紋別市議会 平成28年第3回定例会 2016年9月12日

(1)市政執行方針/(2)森林吸収源対策の推進に向けた地方財政措置の活用/(3)企業版ふるさと納税/(4)空港民営化/(5)旭川・紋別自動車道と紋別防雪事業/(6)電力の小売り全面自由化/(7)中心商店街空き地・空き店舗活用支援事業/(8)農業問題/(9)教育問題

2016年9月12日、紋別市議会の一般質問で、阿部徹議員が「市政執行方針」「森林吸収源対策の推進に向けた地方財政措置の活用」「企業版ふるさと納税」「空港民営化」「旭川・紋別自動車道と紋別防雪事業」「電力の小売り全面自由化」「中心商店街空き地・空き店舗活用支援事業」「農業問題」「教育問題」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、農業委員会会長 千葉好弘、総合戦略推進室参事 森野憲道、総合戦略推進室参事 佐藤健吾、企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志、土木課長兼広域病院連携推進室参事 鈴木英樹、商工労働課長兼総合戦略推進室参事兼産業部参事 高橋秀明、スポーツ振興課長 大平一也、学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史が答弁しました。

質問者
阿部徹 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、農業委員会会長 千葉好弘、総合戦略推進室参事 森野憲道、総合戦略推進室参事 佐藤健吾、企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志、土木課長兼広域病院連携推進室参事 鈴木英樹、商工労働課長兼総合戦略推進室参事兼産業部参事 高橋秀明、スポーツ振興課長 大平一也、学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 阿部徹

おはようございます。私は新風の会の一員として、さきに通告させていただいた項目に沿って質問をさせていただきます。まず最初に、第1回定例会における市長の市政執行方針の中から、4点にわたって質問をさせていただきたいと思います。まず1点目は、市長と職員の意思疎通が最近希薄になっているのではないかと危惧をしておりますので、お尋ねをいたします。市長は、執行方針の中でも述べておられますが、人事評価制度を活用し、職員自身の意識改革と能力開発を促し、人材育成基本方針に定める、求められる職員像を目指すとしております。もとより、公僕としての市職員は選挙で選ばれた市長の掲げる公約実現のため、市民生活向上、安心・安全な地域づくりに第一線でその任に当たる使命を持っています。また、職場にあっては、職員間、各部署の横断的連携は当然のこと、いわゆる報告・連絡・相談を基本に行政運営のプロとして努力していただきたいと考えるものであります。そこで、何点か事例をお話をして、最近は市長に正確な話が伝わっていないことがあるのではと思う節が感じ取られましたので、ご見解を賜りたいと思います。さきの6月議会で、市長の主要事業とも言うべき木質チップを熱源とする植物工場が灯油ボイラーにすることなど事業内容を変更したことが明らかになりました。担当者からは、地方創生の先行型で補助をいただき、その後の予算づけの不調、新たなメニューでの農業サイド、福祉サイドでの予算が獲得できないか努力をしたが、不調であったことなど、内容変更の説明は丁寧に受けました。最終的には、設計を委託したドーコンから当初予算から見て、約6,000万円多い設計額が示されたこともあって、結果として1,000万円の灯油ボイラーにするなどとして取り組むとしたわけであります。市長が障害者の就労の場として、地域資源の木質チップを熱源とする重点事業として掲げる事業内容の変更が逐一報告されていたのか、疑問を感じました。そのとき、説明された部長がきょう理事者席に座っておられますが、お気を悪くされないでいただきたいんですが、私的にはそのように感じたところであります。さらに、紋別球場におけるスコアボードの電気施設が使えなくなっていることなど、市長に伝わっていないのではないか、そんな節も感じ取れました。この2点だけで、市長にさまざまな課題が伝わっていないと決めつけるつもりはありませんが、私は担当者は市長にさまざまな情報は正確に伝えなければ、市長の立場もなくなるのではと心配をいたしております。したがいまして、市長と職員間の共通認識はどのように図られているのか、また内部の協議体制についてもお尋ねをいたします。2点目は、今年度も取り組んでおられる生活困窮者自立支援事業の現状について、3点目は小中学生を対象にして実施した子ども未来塾を今年度は高校生まで拡大しておりますので、その取組状況について、4点目は移住対策で移住希望者向けPR動画の発信状況と、紋別市を避暑地化して新たな交流人口の拡大を図るため、専門的な知見を有する人材を活用するなど連携を図るとしていますが、その現状について、以上についてお尋ねをいたします。次に、森林吸収源対策の推進に向けた地方財政措置の活用についてお尋ねをいたします。平成27年12月末に、総務省より示された平成28年度地方財政対策のポイントにおいて、重点課題対応分として森林吸収源対策の推進のために500億円が地方財政計画に計上され、地方交付税として自治体に交付されることとなっております。それを受け、平成28年5月9日付で林野庁から各都道府県森林・林業担当部長宛に平成28年度における森林吸収源対策の推進についての事務連絡を発出、これに伴い、北海道から全道市町村に補正予算や平成29年度当初予算を念頭に、積極的な取り組みを依頼する通達があったと承知をしております。地方交付税は補助金と異なり、使途の裁量が大きく、各自治体が独自予算を組むことによって初めて森林・林業分野に活用することが可能であります。本年6月の林野庁調査によると、都道府県、市町村合わせて実施見込額で全国で67億円という低調な経過になっていると聞いており、林野庁からも具体的な事業を強力に提案するよう、都道府県、市町村に対して指導がなされていると承知をしております。そこで、私は2点にわたって提案をさせていただきますので、市長のご見解を賜りたいと思います。1点目は、林地台帳の作成を提案したいと思います。紋別市は、行政面積の80%は森林であります。多くの国有林もありますが、市有林、これは紋別市の持つ山であります。私有林含めて約4万ヘクタールあり、森林の有する多面的機能の維持増進を図るためには、森林経営計画制度に基づく遵守命令や森林経営の受委託にかかわる情報提供等の市町村事務の的確な実施、関係団体や林業事業体等の意欲ある担い手の施業集約化の推進が重要であると考えます。他方、所有者や境界が不明確な森林が大きな課題であり、加えて山村地域における人口減少、高齢化により、今後所有者や境界が不明確な森林がさらに増加することが懸念されます。さらには、森林の土地の所有者、所在、境界に関する情報等は法務局、地方公共団体、森林組合等がそれぞれ保有してるものの、情報の種類、量、公表の有無等については主体によって異なっており、統一的にまとまった形で整備されていないのが現状だと思います。したがって、紋別市が統一的な基準に基づき、森林の土地の所有者等の情報を林地台帳として整備、公表することにより、効率的な施業集約化ができるものと考えます。市長のご見解をお尋ねいたします。2点目は、紋別市において、林業専門員等の林業技術職の採用、配置を提案したいと思います。地方交付税算定の基準財政需要額算出に用いる林野水産行政経費の単位費用が7.6%アップしたとのことであります。従来、従事者1人年25万円であったものが平成28年度は26万9,000円となったとのことであります。つまりは、今後の森林整備の推進における紋別市の役割が増すことが予想されます。また、視点を変えて申し上げたいと思いますが、紋別市の林業における担当職員で10年以上にわたって同じ課に在籍している職員がおられます。これは、人事のことでありますので、私は市長の権能に異論を申し上げるものではありませんが、その職員はその分野に精通しており、異動させられないとの市長判断だと考えますが、紋別市は市長の努力と政策によって、バイオマス発電所の誘致、日本一の認証林地帯、東京港区との連携、公共建築に認証材を使う、森と海の連環を図る情報発信などに先進的な取り組みを評価されている自治体だと考えております。全国に先駆けて、林業専門員配置に取り組むべきと考えますが、ご見解をお尋ねいたします。次に、企業版ふるさと納税についてお尋ねをいたします。内閣府が8月2日、自治体の地域活性化事業に寄附した企業の税負担を軽くする企業版ふるさと納税の第一弾認定事業として、全国の102事業を決定し、道内では紋別市の植物工場整備事業など4市町がそれぞれ1年から4年にかけて実施する総事業費15億1,712万円の事業が対象となったとのことであります。まずは、採択に向けて努力された紋別市の労をねぎらいたいと思います。今後は、紋別市のスタンスとして、障害者の就労を念頭に置くことを柱にしておりますので、企業が応援したくなるような事業計画を広く周知することが求められると思います。紋別養護学校、紋別高等養護学校、オホーツク福祉園を擁する紋別市は、福祉都市もまちづくりの大きな柱であります。多くの企業にどのような戦略を持ってふるさと納税で協力をしてもらうか、市の考え方についてお尋ねをいたします。次に、空港民営化についてお尋ねをいたします。先般の北海道新聞記事によると、空港民営化へ高橋はるみ北海道知事は道庁内に専門組織を新設、専任の部長職を置くことが報じられ、もう既に任命もされているわけであります。一方で、道の国に対する地元意見の素案の概要判明との記事があり、国管理の4空港、道管理の1空港、市管理の2空港、合わせて7空港は同一民間事業者に一括委託との内容であります。道の民営化に対する前向きな姿勢が鮮明になってきております。また、民営化しない空港の所在地の不安にも配慮しているとのことでありますが、紋別市の対応については6月議会において市長から民営化のメリット、北海道の意向が見えない、採算性の悪い空港は切り捨てられる不安もあり、現段階では民営化の枠組みに入らないとしております。ただし、メリットがあると判断できる場合は、参加することもあり得るとのことでありました。私もそれでいいんだとは思いますが、感ずるところ、動きが早まっているのではと思います。6月議会以降、状況変化もあり、道側から何らかのアプローチや情報がもたらされているのか、改めて最近の報道も含めて、市長のご見解をお尋ねをいたします。次に、高規格幹線道路である旭川・紋別自動車道と紋別防雪事業についてお尋ねをいたします。昭和63年に旭川、紋別間130キロを結ぶ自動車専用道路として計画認定されてから28年、本年度丸瀬布と瀬戸瀬間の11キロが開通し、8区間約90キロメートルが開通することになります。いよいよ、遠軽、紋別間事業着手と考えるのが当然のことと思いますので、私は市長が会長である旭紋期成会あるいは西紋開発期成会を中心に、各自治体と連携をとり、あるいは自民党や民進党の政策懇談会や移動政調会、久保秋道議、そして新沼道議に対して、強力なる要請活動をすべきと考えます。私どもの地域は、道路に依存しなければ都市機能を発揮できない地域であると思います。高速交通ネットワークの必要性、医療や農林水産物の輸送路として安心・安全な生活環境確保の視点からも、残された区間の遠軽、紋別間の早期事業着手に取り組む市長の強い思いと戦略についてお聞かせをいただきたいと存じます。また、紋別防雪事業についてもお尋ねをいたしますが、冬期間の地吹雪による視界不良地帯である湧別、紋別間15キロメートルにおけるこの事業も沼の上地区、湧別信部内地区での工事が進んでいると思いますが、小向地区においてもルートなどの地域説明もされておりますが、その後の動きは見えません。したがって、この事業の進捗状況と今後の見通しについてお知らせをください。次に、電力の小売全面自由化における紋別市の対応についてお尋ねをいたします。これまで、家庭では電気は北海道にあっては北海道電力だけしか販売しておらず、電気をどの会社から買うかは選ぶことができなかったものが、2016年4月からは全面自由化になったとのことであります。私も勉強不足でありましたが、2000年3月から特別高圧区分、これは大規模工場やデパート、オフィスビル、2004年及び2005年からは高圧区分、これは中小ビルや中小規模工場と領域が拡大されていたようであります。そして、本年4月に家庭や商店も含め、全面自由化になりました。今回の自由化により、小売事業への参入者が増えることで競争が活性化し、さまざまな料金メニュー、サービスが登場すると予想されます。一部、紋別市にあっても、指定管理を受けている団体に対して、我が社の電気を使っていただくと年間でこのくらい安くなりますよというふうな提案もされているとお聞きをしております。紋別市として、この件に関してどのような対応を考えておられるのでしょうか、お尋ねをいたします。次に、紋別市中心市街地空き地、空き店舗活用支援事業についてお尋ねをいたします。この事業は、平成9年4月1日から商店街振興対策特別支援事業として施行されております。当初は、単年度補助で、家賃の2分の1補助となっており、平成13年4月からは商店街活性化対策事業内の補助事業としております。平成18年4月には補助要綱が改正され、現在の1年目、2分の1、2年目、3分の1、3年目、6分の1となる3カ年補助となっており、平成19年からははまなす通りの居酒屋、スナック等を対象とする補助制度となっております。平成9年度から平成27年度における対象店舗数113店舗、補助金額で5,017万78円となっており、成果が上がっている事業であると理解をしております。そこで、1点目は紋別市中心市街地空き地、空き店舗活用支援事業は、要綱に基づき運用されていると思いますので、要綱に沿ってお示しをいただきたいと思います。2点目は、本年7月にはまなす通りに旧店舗を解体して新築商業ビルが建設され、スナックが2店オープンしております。2店とも新たに起業し、開店されましたが、起業に当たりましては紋別商工会議所の経営相談、アドバイスを受け、経営シミュレーションを組み立てて開店の判断をされたとお聞きをしております。新たに起業するということは、資金面を含め、この商売が成立するかどうかを出店者は悩みに悩み、考えた末に出店を決断したものと思います。その内容をお聞きしますと、本年3月、商工会議所に経営相談をしたところ、紋別市の空き店舗活用支援事業補助金の対象となるとの指導をいただいたそうであります。ところが、本年5月になって、商工会議所から家賃等の補助対象にならないとの話があったとお聞きをしたところであります。本人たちは、なぜ対象にならないのか、その理由が会議所に市から説明があった旨を伝えられたそうであります。一度、会議所を通じ、2店の方に内諾を出したものがなぜだめになったのか、何よりも大きな決断と覚悟を持って開店された本人たちのショックは大きく、3年間の家賃等補助が対象とならなければ経営計画に大きな支障を来たすことになります。そこでお聞きしたいのですが、会議所を通じ照会され、対象となるとの回答がだめになった経過と内容をお知らせください。3点目につきましては、質問の内容が正しくなかったのでありまして、取り下げさせていただきます。次、4点目は市長は中心市街地商店街の活性化のため、まちなかガーデンをはじめ、さまざまな施策を展開されており、どんどん疲弊する中心商店街で新たに店舗が建て替えられ、まちなかににぎわいがもたらされることについて、市長はどんな感想を持たれているのか、お聞かせください。前段にも述べましたが、はまなす通りでスナックを開店させることは大きな事業に取り組むことであり、最近は閉店する店、経営者が亡くなるなど、紋別市に来られた方におもてなしをする、はまなす通り歓楽街も寂しくなっているのが現状ではないでしょうか。市長の思いもあって、にぎわいのあるはまなす通り街をつくるためにも、事業展開される方に手を差し伸べてあげることこそが宮川市政の市政運営、3つの再生にも合致するものと思います。あわせて、新たに建て替えられた建物での新規出店者に対する支援策について、市長のご見解をお尋ねいたします。次に、農業問題について、農業委員会にかかわる案件も含めてお尋ねをいたします。TPP交渉において、情報の開示がない中で大筋合意したことは、特に影響の多い農業においては不安を払拭するまでには至っていないものと考えます。また、アメリカ大統領選挙における2人の候補者は、ともにTPPについては反対していることもあり、今後日本の国会で再び議論が始まると思われますので、その推移を注意深く見守りたいと思います。そこで、紋別市の基幹産業である農業は、全国的な流れとはいえ、高齢化と後継者不足により、酪農家戸数に限って言えば、平成18年で120戸であったものが本年紋別地区で3戸、上渚滑地区で1戸が新たに離農され、74戸となっています。一方で、生産乳量では現在の酪農生産者が生産規模を維持拡大しており、離農者の数量をカバーしており、新規就農や共同法人化とあわせ、また個人経営での規模拡大が大きく寄与しており、生産乳量の落ち込みを防いでいるものと思われます。そのことは、宮川市政下において、さまざまな農業支援策を講じておられ、特に酪農経営環境向上支援事業補助金や後継牛確保に向けた判別精液への助成、子牛事故率削減に向けたワクチン接種への助成、新規就農支援対策、さらには外国人研修生受入れとヘルパー職員の研修宿泊施設としての旧道都大学施設の有効活用など、どれも農業振興策としては成果を上げておられます。私は、議会における何度かの質問において、紋別市においては個人経営の規模拡大と法人化による規模拡大がキーワードと考え、特に国の事業に先んじて市が創設した酪農経営環境向上支援事業を踏まえた畜産クラスター事業への支援のあり方について、質問をしてきたところであります。現在、紋別市において、意欲のある後継者8戸が規模拡大に取り組む予定と聞いております。もちろん、国の施設整備に対して、2分の1補助する畜産クラスター事業に採択されることが前提の方もおられるとは思いますが、そのことを当てにしないで取り組まれようとする後継者もいるやに聞いております。また、市内には酪農経営ばかりでなく、はまなす牛としてブランド化に取り組む肥育経営者もおられますので、範囲の拡大も含め、それらを総合的に判断して、現段階で考えておられるこの事業の方向性、考え方についてお示しいただきたいと思います。これが1点目であります。2点目は、光ネット通信網の整備についてお尋ねをいたします。今回は、農業分野においてもその必要性が高くなってきており、お聞きするわけでありますが、これは全市的な課題でもあると考えます。インターネットの普及は、今日の情報社会において不可欠な分野であり、主流になっております携帯電話のスマートフォンとパソコン、タブレットを利用することにより、さまざまな分野での有効利用が望めるとのことであります。紋別市内と渚滑地区以外は未整備と思います。農業分野においても、IT、ICT化は労働力不足対策上、最近導入されている搾乳ロボットなどの先進技術はトラブル発生時、製造元の海外とのやりとりがネット回線でできる仕組みとのことであります。いずれにしても、光回線は全市的に利用できるようにしていくべき課題であると考えますので、ご見解をお尋ねいたします。3点目は、農業委員の選出方法の変更についてお尋ねをいたします。昨年8月に農業委員の公選制廃止、農地を所有できる法人の要件緩和などが柱の改正農業委員会法と改正農地法が成立しております。農業委員会は、独立した行政機関として、農業の発展と農業者の地位向上に寄与するなど、大変重要な機関であると思います。特に、最近は離農により遊休地が発生しており、農地の集約化などに取り組む重要な役割を担うものであり、今回の改正で農業委員の選出は公選制から、市町村長が、すなわち紋別市にあっては宮川市長が議会の同意を得て任命することとなり、議会や団体推薦の選出は廃止するとするものであります。また、市長が恣意的な任命を避けるため、農業者や農業団体などによる委員候補者の推薦や公募も義務づけるとなっておりますが、なかなかイメージがはっきりしません。どんな基準により、どんな考え方に立って市長は農業委員を任命されようとするのか、ご見解をお尋ねいたします。4点目は、今回の改正農業委員会法と改正農地法の内容と、そのことによって農業委員会の果たすべき役割が紋別市においては変わるところがあるのかについてもお知らせいただきたいと存じます。次に、最後の質問になりますが、教育問題について2点お尋ねをいたします。1点目は、紋別市において野球をするさまざまな環境を充実させ、そして支援策を講じて紋別高校が甲子園出場を果たしてほしい、そんな思いを込めてお尋ねをしたいと思います。甲子園での全国野球大会も終わり、私も野球大好き人間の一人して、特に今回は北海道代表校が決勝まで進んでくれたことや、敗れはしたものの、2番手ピッチャーとして登板した選手が紋別出身であったこともあり、テレビ中継でその感動を共有させていただきました。さて、広報もんべつ8月号に、紋別高校野球部が夏の大会、北北海道大会北見支部予選の一こまが表紙を飾り、次ページには来期につながる敗戦、紋高野球部大健闘との記事でありました。私は、いつか紋別高校が甲子園に行ってほしい、そんな夢を見ている一人として興味深く読ませていただきました。市長も教育長も思いは同じであると確信をしております。今春から、市の任期付職員として元北海道日本ハムファイターズの浅沼氏を招聘し、紋別高校野球部の外部コーチもお願いしているわけであり、そのような指導者に恵まれたことも予想以上の成果となってあらわれているものと思います。そこで私は、小学校、中学校、高校まで選手を育てるという観点から、また市内にある野球少年団も含めて、グラウンド環境の整備、用具購入の補助、対外試合における旅費助成または合宿する施設などの整備、紋別球場の開放、あるいは優秀な人材は他の高校に行かない方策を考えるなど、総合的にさまざまな課題に取り組むことによって、夢を実現させる一助になるのではないか、紋別市は本気になってほしいと思います。また、底上げを図ることも含めて、どんなご見解をお持ちかお尋ねをいたします。2点目は、教科書問題についてお尋ねをいたします。教科書会社が検定中の教科書を教員らに見せて、謝礼を渡していた問題がありました。公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで調査もしているとの報道もありました。紋別市においては、話題にもなりませんでしたし、教育委員会からのコメントもありませんでしたので、ないものと思いますが、この件について改めて謝礼とか現金やそれから図書カードなどもらっている事実はなかったのか、お尋ねをするとともに、市内小中学校における教科書の採択についてはどのような方法でその作業が行われているのかをお知らせください。以上で私の質問は終わりますが、再質問は留保いたします。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

おはようございます。それでは、阿部徹議員のご質問にお答えいたします。初めに、市政執行方針についてであります。1点目の私と職員との共通認識につきましては、私は日ごろよりまちづくりの基本は人づくりであるとの基本的な考え方に基づき、これまでも市職員の資質向上に向けた研修事業に積極的に取り組んでまいりました。また、理事者及び部長職による庁議をはじめ、企画財政部局との政策協議、担当部局との個別協議などにより、各種事業の進捗状況を速やかに確認するとともに、私の目指すまちづくりや市職員としてのあるべき姿、組織の横断的連携の重要性などについて、さまざまな場において意見交換を行い、職員との認識の共有に努めております。2点目の生活困窮者自立支援事業につきましては、平成27年4月より開始された事業であり、経済的な困窮状態に陥っている方に対し、どのような支援が必要であるかを支援員が一人ひとりの希望に合った支援プランを作成し、自立の促進を図ることを目的としております。対象者は、多重債務者、ニート、ひきこもり、矯正施設出所者などさまざまな方が考えられ、複合的な課題に対して多様な支援メニューにより、総合的な取り組みが必要とされております。本市における主な相談内容は、家計相談のほか、社会的自立が必要な方にはボランティアや若者サポートステーションなど社会参加に関する支援や、生活に困窮している方には生活資金の貸し付けはもとより、生活保護の相談につなげるようなケースもあります。本年の傾向といたしましては、生活基盤の立て直しによって円滑な就職活動を開始することにより、自立につながるような事案も増えておりますことから、今後も関係機関との連携に努めてまいりたいと考えております。4点目の移住希望者向けPR動画と避暑地化につきましては、PR動画の発信状況は昨年10月に紋別で暮らそう魅力編と理由編の2編構成によるPR動画が完成し、市ホームページをはじめ、国や北海道が運営する移住サイトなどでユーチューブを利用した動画の発信をしており、本日まで3,400回を超える視聴回数となっております。また、首都圏で開催されている移住セミナーやオホーツク紋別空港内に設置されている2カ所のモニターでも放映しており、本市の魅力を伝える動画としてセミナーの参加者や紋別を訪れる旅行者からも大変好評をいただいているところでございます。避暑地化に向けた取り組みは、夏季の冷涼な気候や自然災害の少ない地域性、豊かな自然環境や観光資源、さらには東京直行便を有する交通の利便性等のメリットを最大限生かし、道外はもとより、海外からも人や資本を呼び込み、交流人口の拡大を進め、町の活性化を図ることを基本的な考え方としており、この施策の実現のため、民間のノウハウ、経験等を有し、かつ幅広い民間企業等々とのパイプ役を担うことができる人材が不可欠と考え、外部の専門的知見を有する人材を活用しながら、現在事業を進めているところであります。これまで、基本的な構想の策定に向け、内部的に先進事例の情報収集や市内の現況調査等の事務を進めてまいりましたが、本事業につきましては、本年度の地方創生推進交付金の対象事業として内閣府に申請しておりましたところ、去る8月2日付で内閣府より交付決定の内示がありましたことから、内示後、速やかに専門的知見の活用に向けた委託業務の発注作業を進め、8月31日に指名競争入札により請負業者を決定し、9月1日付で委託契約を締結したところであります。この委託業務は、構想策定のために必要な多方面にわたる調査業務のほか、土地利用や周辺環境整備、誘致戦略や住民参加の手法などに関するアドバイザー業務、さらには旅行エージェントや国内外の投資家などへのアプローチなど広範囲にわたる業務の支援を求めるものであり、業種としては特殊なものでありますことから、本市に競争入札参加資格を有する登録業者の中から慎重に指名業者を選定し、競争入札を行ったところであります。請負業者は、東京都に本社を置きます株式会社ISE、不動産事業や人材派遣事業のほか、各種投資コンサルティング事業、キャリアサポート事業などを行っている企業であります。国の交付金対象事業の性格上、専門的知見を活用した部分の業務はまさしくスタートしたばかりでありますが、この委託業者の専門的知見やネットワークを十分に活用しながら、引き続き先進事例の調査や市況調査、国内外の需要調査など必要な調査を進め、紋別らしい避暑地としてのあり方等を十分に検証しながら、基本的な構想の策定を進めるとともに、国内外に向けた積極的な情報発信や誘致活動を展開し、速やかな事業の推進に取り組んでまいります。次に、森林吸収源対策の推進に向けた地方財政措置の活用についてであります。1点目の林地台帳の作成につきましては、森林法が本年5月に改正され、市町村は林地台帳と台帳に附帯する地図を平成30年度末までに整備するよう、法により義務づけられたところであります。市といたしましては、この改正森林法に対応するため、今後林地台帳の整備を進めてまいりたいと考えておりますが、現在北海道が林地台帳と地図のたたき台となる原案を平成29年度末までに市町村へ提供する旨、準備が進められていると伺っており、これらの提供を受け次第、具体的な作成作業を行ってまいります。2点目の林業専門員等の林業技術職の採用、配置につきましては、本市の林業担当者のうち1名につきましては、ヨーロッパでの先進林業を研修し、さらには准フォレスターに登録されるなど、その専門性を十分に有していることから、林業専門員の採用、配置につきましては、現在のところ考えておりません。しかし、国においては日本型フォレスター制度を創設し、北海道で74人のフォレスターが登録されているとお聞きしており、今後これら林業専門員が地域において活動する仕組みが構築されることに期待しているところであります。私は、地域森林・林業の振興に当たっては、国、北海道、市町村連携のもと、さまざまな事業体が協力、連携、分担し、森林づくりを進めていくことが必要であると考えており、一例を申し上げますと、流域が連携する網走西部流域森林・林業活性化協議会などに林業専門員が配置され、市町村への支援する体制がつくられるようなことがあれば大変有意義なことと考えております。次に、企業版ふるさと納税についてであります。国は、地方公共団体における地方創生の取り組みを推進するため、平成28年度税制改正により、地域再生法に基づき、内閣府が認定した地方公共団体の事業に対して寄附を行う法人について、法人税等の軽減措置を講ずる地方創生応援税制、いわゆる企業版ふるさと納税制度を創設したところであります。本市では、紋別市総合戦略において、重点事業と位置づける植物工場整備事業について、この制度の適用を受けるため、本年6月内閣府に対して認定申請を行い、8月2日付で内閣府の事業認定を受けたところであります。既に、市では本市とゆかりのある東京都内の企業数社を直接訪問し、事業の趣旨説明並びに協力依頼を行っております。また、内閣府の認定後においては、地方創生に係る連携協定を締結している市内金融機関の協力を得て、首都圏の取引先企業を中心にリーフレットなどの配付を行っているほか、市ホームページに事業内容を掲載するなど、周知活動に取り組んでいるところであります。今後は、さらに本市出身の企業人や医療法人の役員等をリストアップし、直接訪問などにより協力を求めてまいりたいと考えております。次に、空港民営化についてであります。民営化によるスタンスにつきましては、民営化への参加を見送る旨をさきの第2回定例会で答弁させていただいており、その後の経過といたしましては、本年7月25日には民営化に関係する自治体及び空港ビルを対象とした北海道における空港経営改革に関する協議会が開催され、会議の参加者から出された意見や要望を踏まえて、北海道が地元意見素案として作成し、9月6日の同協議会において公表されたところであります。素案の内容は、北海道が目指す民営化の方向、道内空港等が対応すべき課題、民間委託に当たっての基本的な要件などほか、7空港を同じ民間事業者に一括委託し、この事業者に対し、民営化に加わらない空港も含め、道内航空網の強化策の提案を求める内容となっております。北海道からのアプローチや情報は、空港経営改革に関する協議会で議論された事項について、後日民営化に加わらない空港所在地も含めた道内空港の運営に関する検討会議において説明や意見が求められるほか、道議会の審議内容について随時提供されております。民営化の取り組みは、今のところ4月に示された当初の予定どおり進められており、今後パブリックコメントの実施や道議会、道内自治体、航空業界など関係団体の意見を踏まえ整理され、年内にも国へ提出される予定となっております。なお、今回公表された素案では、改めて民営化への参加の是非を判断できるような内容ではなかったことから、今のところ、私の考えには変化はなく、紋別空港にとって最善の判断ができるよう、引き続き情報収集に努めてまいります。次に、高規格幹線道路旭川・紋別自動車道と紋別防雪事業についてであります。高規格幹線道路旭川・紋別自動車道の整備促進につきましては、毎年6月と11月に西紋別地区総合開発期成会や高規格幹線道路旭川・紋別自動車道早期建設促進期成会及び協議会により、国土交通省をはじめ、各関係機関に対し、地元選出代議士を交えて要請活動を行っているところであります。昨年の要請時には、国土交通大臣政務官及び道路局長に対し、地域の実情や高規格幹線道路の必要性について、直接説明し、計画区間である遠軽、紋別間の早期事業化や事業区間の整備促進について、強く要望、要請したところであります。このような要請活動を地道に継続してきたことが高規格幹線道路の着実な整備につながっていると考えておりますことから、引き続き北海道開発局をはじめとする関係機関との連携を図りながら、一日も早い全線開通に向け、高規格幹線道路旭川・紋別自動車道早期建設促進期成会を中心に国及び関係機関に対し、粘り強く要望、要請してまいります。紋別防雪事業の進捗状況と今後の見通しにつきましては、事業の進捗状況は平成26年10月に紋別市沼の上地区における600メートルの現道拡幅区間が完成し、今年度は湧別町側のシブノツナイ川にかかる橋梁新設区間を含め、約700メートルの区間が完成する予定となっております。さらに、紋別市側となる別線区間の用地買収や補償等、測量調査もあわせて進めているところであり、平成28年3月末時点での事業進捗率は約33%となっております。今後の見通しは予算の状況にもよりますが、網走開発建設部からは別線区間の整備促進を図るため、用地買収や補償等、測量調査をさらに進め、今後の工事着手に向けた準備をしていると伺っております。また、防雪事業の別線計画により、現在主に農業用機械が通行している小向地区と弘道地区の農地間連絡道路は利用できなくなるため、代替となる連絡道路の詳細設計が近々網走開発建設部より示されることとなっており、道路利用者を中心に地元説明会を開催する予定となっております。次に、電力の小売全面自由化についてでありますが、本市の対応につきましては、電気料金は近年大きく値上がりしたこともあり、平成26年に市役所庁舎の電気料を新電力事業者に転換した場合の調査を実施いたしましたが、電気料金で1.5%、削減額14万円程度と事業者撤退などのリスクを勘案しますと、費用対効果が得られなかったことから、検討を見送った経緯があります。現在、新規の参入事業者が道内でも増加していることから、道内自治体の動向を踏まえ、引き続き調査検討を進めてまいります。次に、中心市街地空き地・空き店舗活用支援事業についてであります。1点目の事業の要綱につきましては、魅力的な商店街づくりを推進する事業を行おうとする商店街団体等に対する補助であり、空き地・空き店舗を解消してにぎわい性のある商店街づくりを行うことが目的で、平成19年からははまなす通りの飲食店等にも対象を広げているところであります。補助内容は、家賃補助と改修費等補助があり、家賃補助につきましては、議員からのご質問のとおりの補助率で、開店して6カ月以上経過した後に補助決定するものであり、家賃1カ月20万円の上限としております。改修費等補助につきましては、投資額50万円以上3,000万円以下の改修費用を対象としており、補助率が10分の1、300万円を上限としております。2点目の経過と内容につきましては、当初の判断では従前空き店舗だった建物を壊した場所に新築したことから、要綱中の目的である空き店舗を解消してにぎわいをつくるに該当すると解釈し、補助対象となる旨を商工会議所へ連絡したところでありますが、再度要綱を確認したところ、空き店舗の定義に従前小売業、飲食店またはサービス業の用として使用されていた店舗が経営者の廃業、移転等により現在空きスペースとなっている店舗とうたわれていることから、新たに建設された建物については非該当として再判断し、商工会議所へ改めて連絡したところであります。当初の担当者判断により、新たに起業された方に誤解を招き、事業に支障を来したことに関しましては、まことに遺憾に思うところであります。4点目の私の感想と見解につきましては、民間の活力によって中心市街地に新たな店舗などが建設され、にぎわいがもたらされることは市内経済の活性化も含め、期待するものであります。また、新しく建てられた建物での創業に関する支援につきましては、新しい補助制度となりますことから、慎重に判断してまいりたいと考えております。次に、農業問題についてであります。1点目の酪農経営環境向上支援事業につきましては、酪農の経営環境の向上と生乳生産の増大を図るため、平成26年度に市単独事業として創設いたしました。また、国が畜産クラスター施設整備事業創設後は、本事業と畜産クラスター事業を一体的に実施することで、高い相乗効果が発揮できるよう、畜産クラスター事業の補助残に本事業を適用させるなど、事業の拡充に努めてまいりました。今般、国は総合的なTPP関連政策大綱に基づき、畜産クラスター施設整備事業の予算を大幅に拡充し、本市においても、年度当初の協業法人しらかば牧場に続き、藻別地区の酪農家が補助採択を受けたほか、今後も複数の酪農家が応募を予定している状況にあります。こうした状況を踏まえ、市といたしましては、この畜産クラスター施設整備事業に意欲的に挑戦する地域酪農家を支援することにより、本市酪農を牽引するトップランナーの育成、確保を図り、地域全体の酪農生産基盤の底上げにつなげていくとの考えのもと、市のTPP対策として畜産クラスター施設整備事業補助残への市単独上置補助を新たに実施するための補正予算案を本定例会に提案したところであります。このため、既存の酪農経営環境向上支援事業につきましては、畜産クラスター施設整備事業を活用しないで、地域酪農家みずからが融資などを受けて独自に実施する施設整備について引き続き支援し、事業のすみ分けを図ってまいります。また、肉牛肥育経営者に対する支援につきましては、畜産クラスター施設整備事業での支援を考えておりますが、現在のところ、計画はないものと伺っております。2点目の光ネット通信網の整備につきましては、高速通信網の整備は通信事業者の民間投資が不可欠な状況となっており、本市の未整備区域においては、人口密度が低く、家屋が分散しているため、採算性の観点から、民間投資での整備は限界となっております。市といたしましては、未整備区域が整備、維持コストがかさむ郊外の農村地域であることを踏まえ、国事業の活用なども視野に入れ、通信事業者と協議を行うなど調査研究を行ってまいります。4点目の改正農業委員会法と改正農地法につきましては、農業委員会等に関する法律の一部改正が平成27年8月28日に成立し、平成28年4月1日より施行され、この改正により農業委員の選出方法が変わり、公選制の廃止と議会推薦及び団体推薦による選任制が廃止され、新たに市町村議会の同意を要件とする市町村長の任命制に変更されたところであります。委員の要件は、農業に関する識見を有し、農地等の利用の最適化の推進に関する事項、その他の農業委員会の所掌に属する事項に関し、その職務を適切に行うことができるものとされております。任命に当たり、原則として農業委員の過半数は認定農業者でなければならず、また農業者以外の者で利害関係を有しない中立な立場で公正な判断をすることができる者を1名以上入れることが明記されております。市町村長は、農業委員の任命に当たっては、農業者、農業者が組織する団体、その他の関係者に対し、候補者の推薦を求めるとともに、農業委員になろうとする者を募集し、結果を公表、尊重して選任案を作成し、市町村議会の同意を得て任命することになります。今後、農業委員の選任に当たっては、条例の制定が必要になりますので、12月議会提案に向けて準備を進めているところであります。いずれにいたしましても、紋別市農業の発展に資するため、地域農業をリードする担い手の活躍を期待しているところであります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より、農業委員会にかかわるご質問につきましては農業委員会会長より答弁をいたします。

答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)

それでは、阿部議員のご質問にお答えいたします。初めに、子ども未来塾の取組状況についてであります。子供たちが夢を持ち、夢に向かってチャレンジすることの意義を伝えるため、プロとして道内外で活用する方を講師に招き、小学校6年生及び中学校2年生を対象に子ども未来塾を開催しております。初年度の平成25年度は、男子バレーボール元全日本代表、荻野正二氏、平成26年度は地元出身の外交官、齊藤啓輔氏、工学博士の有限会社はじめ研究所取締役、坂本元氏、昨年度は赤平市で宇宙ロケット開発に取り組んでいる株式会社植松電機専務取締役の植松努氏、地元出身の俳優であります長谷川初範氏を講師として招き、実施いたしました。本年度は、今月9日に北海道日本ハムファイターズベースボールアカデミーコーチであります立石尚行氏を講師とし、潮見中学校体育館で市内の中学校2年生155名を対象に野球選手の仕事内容や挫折を乗り越えた経験をもとにした講演会を開催いたしました。小学校6年生につきましては、本年11月18日にANAグループから講師を招き、パイロットや客室乗務員の仕事に関心を持っていただく内容の講演を予定しております。高校生への未来塾の実施につきましては、初めての試みであることから、紋別高校がキャリア教育として実施している座談会に組み込む形をとり、流氷の町ひまわり基金法律事務所の長岐和恵弁護士に講師を務めていただき、仕事につくまでのプロセス、やりがいや勉強の意義などを講話内容として、今月20日の7校時に実施いたします。今後も、紋別の未来を担う子供たちがさまざまなジャンルで活躍するプロの講師から、夢と未来を紡ぐ塾として開催してまいります。次に、紋別高校野球部の環境づくりなどについてであります。ご質問にもありますように、本年度から市の任期付職員として採用した北海道日本ハムファイターズの元選手である浅沼主事は、ほぼ毎日紋別高校野球部の指導に当たっているほか、少年団や中学校野球部の指導も行っております。紋別高校野球部は、新入部員が急増し、夏の大会では粘り強く最後まで諦めず、全力でプレーする姿を見せてくれました。また、先日行われました春の選抜甲子園大会につながる秋季北海道高等学校野球大会北見支部予選の1回戦では、北見柏陽高校に勝利し、2回戦に駒を進めたところであります。議員もご指摘のとおり、教育委員会としましても、小学校、中学校、高校と継続的に連携した選手の育成を図ることは大切なことであると考えております。小中学生への支援に対しましては、小中高の保護者で構成する紋別市野球青少年育成協会と連携し、旧道都大学室内練習場の利用を可能としたほか、平成25年度には紋別中学校グラウンド整備を実施、現在潮見小学校バックネット整備を行っております。今後も計画的な施設整備を進めるとともに、スポーツ少年団の運動用具購入補助や地区、全道、全国、国際大会等に出場する団体及び個人に対しての遠征費助成を継続してまいります。合宿ができる施設につきましては、青年の家において、各少年団が合宿を行っておりますが、今後は現在基本実施設計中であります総合研修センターの活用を図っていきたいと考えております。さらに、紋別高校への支援といたしましては、野球場やスポーツセンター利用料の免除に向けた事務手続を今年度中に行ってまいります。紋別高校野球部の魅力が高まり、全道大会出場常連校に成長していくことで、市内の野球少年団や中学校野球部の選手たちが紋別高校へ進学し、甲子園出場という夢を具体的な目標とすることができると考えます。今後も、学校や各スポーツ団体との意見交換を重ねながら、より一層子供たちがスポーツに打ち込める環境づくりに努めてまいります。次に、教科書問題についてであります。本市におきましては、道教委の対象者情報から平成22年度の前勤務地の事案として3名が該当し、市教委で聞き取りを行いました。いずれも交通費や謝礼として現金を受け取っておりましたが、教科書採択に直接かかわる立場ではなかったため影響はなく、受領した現金につきましては既に本人から教科書会社へ返金しております。市教委は、聞き取り結果をもとに道教委へ学校職員の懲戒処分の内申を行い、本年3月末に文書及び口頭での処分がなされております。また、教科書採択における公正確保の徹底につきましては、教職員に周知を行い、再発防止に努めております。教科書の採択方法につきましては、道教委が設定する採択地区ごとに市町村同一教科書を採択することになっております。紋別市は、北海道第9地区の3市15町村に属しており、地区協議会での調査結果に基づき、採択された教科書を市町村教育委員会で最終決定する運びとなっております。以上、答弁といたします。

答弁 農業委員会会長 千葉好弘

農業委員会の千葉です。よろしくお願いいたします。それでは、阿部徹議員の農業委員会への質問についてお答えをいたします。農業委員会等に関する法律及び農地法の一部改正が平成27年8月28日に成立し、平成28年4月1日より施行されたところであります。農業委員会等に関する法律の改正内容につきましては、農地等の利用の最適化の推進が農業委員会の重点業務として明確化されました。担い手への集積、集約化、耕作放棄地の発生防止、解消、新規参入の促進に積極的に取り組むことが制度的に強固に位置づけられ、農業委員会及び農業委員の役割は強化されたところであります。また、都道府県農業会議並びに全国農業会議所が一般社団法人に移行し、農業委員会ネットワーク機構として指定され、農業委員会のサポート組織として機能の強化を図っております。次に、農地法の一部改正につきましては、1点目としまして、農地の所有が認められている法人の要件である農業生産法人制度について変更が行われております。内容としましては、法律上の名称が農業生産法人から農地所有適格法人に変わり、また構成員に占める農業者以外の割合や法人の役員の農作業従事要件も従前より緩和されたところであります。2点目としまして、農地転用制度の許可権者等が変更されております。内容としましては、当市のように北海道より権限移譲を受けている市町村においては、農地転用に係る面積がこれまでの2ヘクタール以下から4ヘクタール以下へ拡大されております。ただし、都道府県農業委員会ネットワーク機構への意見聴取することが法律で義務づけられております。農地転用について、ネットワーク機構に意見を求めることは、広域的な視点から確認を行うことで、制度をより適正に運用するために重要であります。このたびの農業委員会等に関する法律及び農地法の改正により、農地制度のかなめとしての農業委員会及び農業委員の果たす役割は非常に重く、重責を担うと考えているところでございます。以上で答弁を終わらせていただきます。

再質問 10番 阿部徹

ご答弁ありがとうございます。それじゃあ、何点かにわたりまして再質問をさせていただきますが、まず市政執行方針の中から、PR動画と避暑地化についてお尋ねをいたします。PR動画については、市長答弁でアイデアを凝らして作成したという答弁、当然だと思いますが、そういう苦労してつくった動画でありますから、評判が悪いなどという答弁はないものと思っておりましたので、よかったと、こう思っております。それで、昨年10月から発信して10カ月が経過してるのかな、そのぐらいの期間がたってますので、これを見て、先ほど開いて見てる人もいるという答弁がありましたけども、問い合わせだとか、何らかの反応というのがあったのか、ちょっとお聞かせいただければありがたいと思います。

答弁 総合戦略推進室参事 森野憲道

お答えいたします。問い合わせと反応につきましては、問い合わせにつきましては特にありませんけれども、反応につきましては、先ほど市長答弁にもありましたとおり、空港ですとか、セミナー場で直接職員が伺った限りでは大変好評をいただいているところでございます。以上です。

再質問 10番 阿部徹

具体的にそういうことがないということが今明らかになりましたけど、今後これについてはせっかくつくったPR動画ですから、期待をしてまいりたいと思います。次、避暑地化について再質問させていただきますが、4月の市長の市政執行方針でこの考えが示されたときに、なかなかよい視点だなあと、こう感じた一人であります。それで、今回取り上げさせていただきましたが、地方創生推進交付金の絡みがあり、動き出したのが8月2日だという答弁でありました。私的には、4月の市長の市政執行方針で表明されたわけでありますから、少しスピード感がないなあと感じていたんですが、8月、地方創生の絡みもあってということで、わかりました。それで、専門的知見の活用ということで、委託業務の発注をされましたが、この会社からさまざまな構想が今後示されてくると思われますが、今後のタイムスケジュール等については担当者のほうとしてはどのように考えておられるでしょうか、お聞きをしたいと思います。

答弁 総合戦略推進室参事 佐藤健吾(総合戦略推進室参事は2017年3月まで)

お答えいたします。避暑地化の具体的な作業のスケジュールにつきましては、長期的な視点から申し上げますと、例えばいつごろまでにどこまでというようなところまでも、この調査や専門家の意見等を踏まえながら考えていかざるを得ない部分もあろうかなというふうに正直思ってございますが、当面の作業ということで申し上げますと、今年度の作業としましては、まずは避暑地化推進のための基本的な構想を策定して、市としてのスタンスを確立することが必要と考えておりますので、先ほど市長から答弁がありましたように、そのための市況調査や先進事例の調査、国内外の需要調査というところを進めてまいりたいと考えてございます。この調査業務は、非常に広範囲で内容も多岐に及ぶものでございまして、それなりに時間も要するものというふうに捉えておりますけれども、市と委託業者が共同して、都度必要な協議を行いながら進めていく中で、避暑地化を効率的に進めていくために、委託期間の途中でも必要に応じて中間報告書の提出を求めるなどしながら、その段階でできることは順次進めていきたいという考えも持ちながら、業務を進めてございます。この調査業務を含む委託業者との業務委託期間は、今年度末まででございまして、一連の調査結果が年度内に納品ということになってございますので、納品後速やかに内容を整理いたしまして、庁内合意や住民合意をいただく手続を進めた上で、土地利用、周辺環境整備、景観形成、誘客戦略、住民参加の手法など勘案した基本的な構想及び具体的年次計画というものを定めて、調査の結果次第という部分もあろうかと思いますけれども、その後に必要な用地交渉やハード整備等ということも出てくる可能性もありますけれども、そのこともこの計画の中でしっかりと位置づけて、順次スピード感を持って取り組みを進めてまいりたいというふうに考えてございます。以上です。

再質問 10番 阿部徹

了解いたします。これは、非常に避暑地化、これはいい取り組みだと思いますんで、どうぞよろしく、期待を持って見守りたいと思います。次に、企業版ふるさと納税についてお聞かせをいただきたいんですが、宮川市長、これ植物工場の財源確保に向けて努力した結果の内閣府の認定を受けたということは、非常に私はよかったなと、こう思っています。この質問をするに当たり、私も制度内容とかちょっと勉強したんですけども、制度内容と手続がはっきりしたのは4月だとお聞きをしました。そして、申請期間を6月と、だからこういった動きの中でやってたということがわかりました。それで、市長も議会答弁で、いろいろ国のふるさと創生絡みの認定だとか、予算づけについては非常に制度はいいんだけど、苦労するよと、なかなか大変だったということが何回かの議会で市長から本音で答弁がありましたので、そんな中で認定されたということはまず、ちょっと持ち上げ過ぎかもしれんけども、担当された方の労を私はねぎらいたいと、こう思います。こういう形の中で、4月、6月の中で財源確保に向けた取り組みが内閣府の認定を受けたということはよかったなと率直に思います。それで、これからだと思うんですよね。企業との交渉では、禁止事項もあるというような答弁が市長からありましたし、それからこれは新聞報道でありますけども、まれな事例として、例えば夕張市にニトリが多額の支援をするようであります。だから、こういう企業がいてくれればいいなと思いますけども、紋別市として縁のある企業にこれから働きかけていくということになると思うんですが、今このことについて庁内挙げてこれをやってもらわなきゃならないんですけども、具体的に何社ぐらいピックアップできてるのかも含めて、ちょっと答弁いただければと思います。

答弁 企画調整課長兼総合戦略推進室参事 富樫豪志

お答えいたします。まず、禁止事項の部分でございます。こちらの制度におきましては、今禁止事項の関係ですけれども、基本的に寄附をされる企業に対して、地方公共団体が経済的な利益の供与を行うことを基本的に禁止しております。例えば、寄附をいただいた企業に対して補助金を交付したり、著しく低い金利で貸付金を貸し付けしたり、あるいは入札に便宜を図ったりするなど、そういった経済的利益の供与は禁止されているところです。したがいまして、市としましては相手先の企業と交渉するに当たっては、まさに事業内容を正確に提案し、企業の方々に事業内容を評価していただく、あるいは紋別の支援に向けて評価していただく、こういったことがまさにこの部分で交渉をするような、そのような形になっております。そのほか、禁止事項といたしましては、寄附金が事業費を上回ることは許されておりませんので、寄附金を採納するに当たりましては、事業完了後に寄附金をお預かりするというような形になってございます。禁止事項の重立った部分は、そういったところになるのかなと思います。それから、具体的に何社ぐらいピックアップされているのかというところでございます。これまで、大体庁内の横の連携も活用しながら、大体約40社ほど企業のリストアップをさせていただきました。ただ、採択が確定するまでの段階につきましては、余りあれもこれもというような形で働きかけをすると、仮に内閣府の認定を受けられなかった場合に、相手先企業に混乱やご迷惑をおかけするおそれもあるというふうに判断しておりまして、ピックアップした企業の中から、特に深いつながりのある企業数社に対して、事業内容の説明とご理解をいただくような取り組みをさせていただいております。ただ、やっぱり交渉をさせていただく中で、反応といたしましては非常に厳しいなというふうに、なかなか簡単にはいかないというふうに感触を得たところでございまして、今後につきましては市長からの答弁にもございましたとおり、例えば地縁血縁ですとか、紋別市出身の企業に対する働きかけなど、そういったものを強めてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

再質問 10番 阿部徹

わかりました。これ、やっぱりみんなで総力を挙げて取り組んでほしいし、市長どうでしょうかね。これ、40社にピックアップしてるという話がありました。どれも厳しいと。ですから、これはもちろん市の職員も市長を先頭に、それから我々議員もいろいろ個人的なつき合いのある会社は、例えばこれ名前出していいのかな、私だったら例えば住友林業さんにお願いするだとか、それから林道をやっていただいてる会社もありますから、だからもちろん住友林業というのはもうその40社のピックアップした中へ入ってんだろうと思いますけども、やっぱり議員にも協力を願って、そういうところをピックアップしてやっていけば、ひょっとしたら思わぬ成果も出るかもしれないので、この取り組みについては頑張って魅力ある提案をすると、植物工場、福祉型の市長の言う取り組みですから、だからそういうことをやっていければなと思いますんで、これはもう全員で、我々も含めてやっていけば、ちょっと先が見えるかなと思いますんで、これは答弁要りませんので、私の考え方で述べさせていただきます。次に、空港の民営化、市長の答弁はわかりました。ただ、気にするのが、北海道新聞に紋別が置き去り懸念という新聞が出てました。これ見たら、もと紋別にいた竹中さんという方が書いてると。だから、紋別におられて、紋別のことを、私は竹中さんという報道センターにおられる方が紋別にいたもんだから心配して書いてくれたのかなあといいほうに解釈しますけども、市長、懸念はしてませんよね。今、いろいろ協議会の中で主張をしていくということでありますから、だから私はいいんだと思うんですけども、きちっと協議会の中で主張しているというスタンスでやるかどうか、ちょっともう一回確認させてください、懸念してるということを含めて。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

新聞報道でいろいろ報道されておりますけども、先ほど答弁いたしましたように、私も今のところスタンスは変わっておりません。中標津あるいは道とも連絡を密にしながら、対応していきたいというふうに思っておりますけれども、何よりも今、羽田-紋別便の1便を死守していかなきゃなんないという状況で取り組んでおりますので、それとともにいろいろ情報収集を怠らないで進めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

再質問 10番 阿部徹

わかりました。それでは次、高規格道路について再質問させていただきますが、遠軽、紋別間の計画区間の事業化に向けての取り組みについては、市長答弁で旭紋期成会等を中心として、継続した要請活動の成果として整備が進められて、今後とも要請活動をしっかりしていくんだということが表明、市長の答弁でありました。もちろん、これも起点終点は旭川、紋別間ですから、遠軽まで来たわけでありますから、ぜひもうこの紋別まで高規格道路にしてほしいなあというのは、これはもう市民もみんな思ってることでありますので、ぜひ市長の政治力を使ってやっていただきたいなということを申し上げたいんですが、私は問題は要請活動の中身が重要だと思うんですよね。ただ、来てほしいでなくて、道路がどうして必要になのかという理由を明確にしていく、今までもしてきたんだろうと思いますけども、道路建設の予算も非常に厳しい中で、ただ道路をつくってくれということじゃなくて、やっぱり要請内容が国にきちっと伝わるような体制をとってほしいなと思いましたんで、どのような考え方に立って今後進めていくのか、これは担当者で結構でありますけども、考え方に立つ基本理念をちょっと聞かせていただきたいと思います。

答弁 土木課長兼広域病院連携推進室参事 鈴木英樹

お答えいたします。議員ご指摘のとおり、中央要請時におきましては、道路を早くつくってほしいですとか、計画区間の事業化を早くやってくださいというような説明の仕方では、全くもって受け入れていただけないというのが現状でございます。そこで、私どもはストック効果という言葉を全面に出して、道路の必要性というものを説明してございます。ストック効果と申しますのは、道路が整備されてそれらを利用することによって、長期的に発生する経済効果のことを申しますが、具体的に申しますと、高規格幹線道路、交通ネットワークがどんどんどんどんつながることによりまして、それらの沿線あるいは近隣に民間投資が刺激されまして企業が立地する、そこで雇用が発生する、あるいは地場産業の産品の物流が効率化されて、どんどんどんどん生産性が上がっていく、あるいは高規格幹線道路、ネットワークの整備によりまして利便性が向上して、地域地域を訪れる観光客がどんどんどんどん増加していくといったことでございます。遠軽、紋別地域におきましては、農業、水産部門におきまして、生乳生産でお話ししますと、全国シェア5%を占めてると。また、ホタテの生産におきましても、全国シェア21%を占めているという大変重要な産品がございます。当然、これらの高い水準を維持するためには、関係者のご尽力というものが当然あるわけなんでございますけれども、これらの産品が道内はもとより、道外、ホタテに関しましては海外にまで今輸出されている状況でございます。その輸出される道路といたしましても、旭紋道が使われていると、その旭紋道がどんどんどんどん延伸されることによりまして、ますます物流の効率化が進みまして生産性が上がっていく、あるいは生産体制がどんどんどんどん強化されていくというようなご説明をさせていただいてございます。また、観光面におきましても、行政の観光施策と道路の延伸と相まって、訪れている観光客がどんどん増えてる、そういう施設もございますので、そういったストック効果を資料ないし、データをそろえて説明してるところでございます。今後につきましては、計画区間でございます遠軽、紋別間約33キロになりますけれども、こちらを進めていくためには、まず計画段階評価という事務手続をくぐっていかなければなりませんが、その先に事業化というものがございます。この事業化に向かっていくためにも、今お話ししましたストック効果というもののほかに、今後の地域が持続的に発展していくための戦略的なビジョンですとか、地域計画といったものを全面に打ち出して、このような事業といいますか、計画を推進していくためにどうしても高規格幹線道路が必要だ、あるいは高規格幹線道路がないためにこういう計画が進まない、事業が進まない、またはその事業の効果が薄いといったような論調で、道路の必要性を強く訴えていくような要請の仕方をしていかなければならないのかなと思ってございます。以上です。

再質問 10番 阿部徹

わかりました。そのように力強く、市長を先頭にぜひやっていただきたいなと、こう思います。それから、これ電力の小売全面自由化については、質問でなくて意見だけ申し上げますが、おくれをとらないでほしいなと、こう思ってます。これも道新の記事で申しわけないんですが、9月9日付の新聞で、再生エネ地元で活用と、北電から切り替えというような記事で、例えば釧路管内の鶴居村ではもう村内で太陽光発電、村役場庁舎など9施設、それから江別市ではこれはもうバイオマスでやってますが、市役所庁舎や小中学校、市立病院など42施設、それから後志管内ニセコ町ではこれも町役場、町民センター、小中学校など10施設で、もうこういうことで取り組んでる自治体もあるようでありますから、きちっと調査をして、ぜひこれについても、それによって経費の節減が図られるんであれば非常にいいことでありますんで、おくれをとらないようにぜひ研究を進めていただければなと思ってますんで、コメントはいいですね。私は答弁要らないけど、そういうことでよろしくお願いします。それでは、中心市街地空き地・空き店舗活用支援事業について、若干再質問させていただきますが、私は重箱の隅をつつくようなつもりはありません。ただ、やっぱり重いのは、担当課長が一回は商工会議所を通じていいと言ったこと、やっぱりこれは重荷だと思うんですよね、私は。ただ、市長から誤解を招き、事業に支障を来すとして、市長から遺憾の言葉がありましたが、私はこれでよしとさせていただきます。ただ、空き店舗を改修してにぎわいをつくるということに担当課長はこれでいけると思ったんだと思うんでありますが、例を挙げてちょっと申し上げたいんですが、以前の議会で同僚議員でありますけども、住宅リフォームの助成制度を非常にその議員は一生懸命になって質問されて、粘り強く質問されておりました。しかし、それは個人の財産への公的な補助なので、そぐわないと取り合わなかったわけであります。しかし、視点を変えることによって、これはまた別の議員さんが質問されたんですが、住宅環境定住促進などの観点から、住宅リノベーション事業であれば取り組むことができるという答弁でありました。これは、私はただ修繕とは異なりますから違うかなというのはわかりますけど、しかしこれは視点を変えればリフォームに取り組んだということにならないんですか。だから、住宅リフォームがだめだという答弁がずっと来て、それを住宅リノベーション事業であればという視点を変えることによって、これは議会でも承認されてきたんです。だから、私は担当者が視点を変えて、明確に要綱に違反するというんであれば、それは無理ですよ。だけども、担当者はそう思われたんだと思いますんで、私は今でもその担当者がそう思ったことについては、そんなに間違いではなかったんではないかと思いますけども、市長から利用しようとした2名の方に遺憾の意が表明されましたので、私はそれでよしとさせていただきますが、最後の答弁の中に、今後新しく建てられた建物で創業に関する支援につきましては、新しい補助制度となりますことから、慎重に判断するという答弁がありました。私は、現下の経済状況の中で、はまなす通り街であいているところに新しい店舗をどんどん建てて、スナック等の入店者を探していくなんてことはなかなかもう今の状況の中では難しいと思いますが、しかし今答弁にあったように新しい制度になりますことから、慎重に判断するということはなかなかやらないことなのかなと思いますけども、しかしやっぱりそこは念頭に置いて踏み込むべきだと私は思いますけども、この件について、担当者で結構です、答弁いただければと思います。

答弁 商工労働課長兼総合戦略推進室参事兼産業部参事 高橋秀明

お答えいたします。市長答弁の慎重に対応というところのご質問だと思いますが、現行の補助要綱、既存の空き店舗の有効活用がメインというところでございます。新築の商業に使用される建物については、議員おっしゃってるとおり、建設される棟数は少ないというふうに予想されるところではあるんですが、今回の事例のような建物を壊してからの新築、それから空き地への新築、それからまた考えられることとして一部建て壊しによる増改築、新築並みの増改築等々、いろいろなケースが予想されます。そういったことも含めて、議論等々をしていきたいというふうに考えております。検討してまいりたいと思います。以上です。

再質問 10番 阿部徹

担当者、ぜひ市長に一般質問で遺憾の意を表明させるようなことを私は職員としてあってならないと思うんですよね。だから、やっぱりきちっと上司とも相談して、きちっと対応していくということが私は大切なことじゃないかと。市長もいろんな思いあって、遺憾の意を表明されたわけでありますから、私はそれでよしとさせていただきます。それから、農業問題については、非常に市長から前向きな答弁をいただいたと思っています。2本立て、今までの環境向上支援事業とほかにもう一つ、TPP対策、紋別市独自のというようなことで、2本立てというようなことが表明されました。本当にこれは農業者にとっては今これから夢と希望を持って8戸の方が大規模化していくわけであります。この方たちにも、非常にいい答弁がいただけたんではないかなと思っておりますので、これは感想として述べておきたいと思います。それでは、最後になりますが、教育問題について、教育長から、甲子園に行く高校の思いが伝わりました。先ほど言ったように、秋の大会でも、2日前でしたか、紋別高校が勝ったということで、本当にどこまで行くかわかりませんけれども、いい方向に紋別高校の野球部が私は進んでいるものと思っております。そして、今年度中に野球場やスポーツセンターの利用料の免除に向けて事務手続を進めると教育長からそういう答弁もいただきました。本当に1歩も2歩も前進して、いつか紋別高校が甲子園に行くことを私も夢見たいと思います。そこで、紋別市のスポーツ振興助成交付基準というのがあって、全国大会や全道大会及び地区大会に出場したとき、助成しているわけでありますが、例えば地区大会に出ると3万円補助しているようであります。バスを貸し切ると、何か5万円ぐらいはかかるらしいですね。だから、お金に係ることばかりで申しわけありませんが、やっぱりこれらを少し見直しとかそういう改定の時期にきてるんじゃないかなと思いますけども、財政のこともありますけれども、そのくらいの見直しはどうでしょうか、必要ないでしょうか、ご見解を伺いたいと思います。

答弁 スポーツ振興課長 大平一也(スポーツ振興課長は2017年3月まで)

お答えいたします。現在、学務課とも協議中でございますが、小学生、少年団の支援つきましても、紋別高校の支援とあわせまして、遠征費助成交付基準の見直しも含めまして、同時進行で検討してまいりたいと考えております。以上です。

再質問 10番 阿部徹

期待をさせていただきます。それでは、最後になります。教科書問題について、3名の方が謝礼として現金を受け取っているということが今教育長の答弁でわかりました。既に、文書、口頭での処分も終わっており、教科書の採択に何らなかったということでありますんで、これも私はそれ以上申し上げるつもりはありません。ただ、教科書の採択ですが、紋別市は答弁の中で北海道第9地区3市15町村に属しているという答弁が今教育長の中でありました。その協議会で採択されたものが紋別市の教科書になってるという答弁が教育長からありましたんで、紋別市の教科書をやってる北海道第9地区、これは構成委員数が何名ぐらいで、紋別市からはそこに何名の方が構成委員として参加されているのか、もし参考までに名前もわかればありがたいなと思いますけど、いかがでしょうか。

答弁 学務課長兼教育施設建設推進室参事 小林昌史

お答えいたします。第9地区の教科書の採択の協議会につきましては、委員数が18名となっております。この委員は、関係市町村の教育長をもって充てることになっておりますので、本市といたしましては齋藤教育長が委員となっております。以上です。

出典:紋別市議会 平成28年第3回定例会 2016年9月12日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる