みんなの議会

幕別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月20日

日高山脈襟裳十勝国立公園化決定での町の取組について

2024年6月20日、幕別町議会の一般質問で、藤原孟議員が「日高山脈襟裳十勝国立公園化決定での町の取組について」質問し、町長 飯田晴義、地域振興課長 谷口英将が答弁しました。

質問者
藤原孟 議員
答弁者
町長 飯田晴義、地域振興課長 谷口英将

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 17番 藤原孟

通告に従いまして、質問いたします。日高山脈襟裳十勝国立公園化決定での町の取組について。1981 年に指定され、日高・十勝両管内にまたがる日高山脈襟裳国定公園について、環境省の中央環境審議会は5月 22 日の自然環境部会で国立公園に指定することを決めた。2022 年に十勝側は、帯広市、芽室町、清水町、大樹町、広尾町、中札内村の6市町村が十勝・日高山脈観光連携協議会を設立し、観光振興を課題としつつ国立公園化に備えてきた。早ければ6月下旬に正式に指定され、名称は日高山脈襟裳十勝国立公園となる。国立公園の設立は、道内では 1987 年の釧路湿原以来7か所目となる。正式決定後は、十勝、日高の住民にとって区域外であっても、地域振興、観光振興、自然保全において地域を盛り上げ両管内の連携を強めるべきとする声が上がった。そこで、以下について伺います。1点目、明野ケ丘公園の眺望は、過去には日高山脈から大雪、阿寒と大パノラマであったが、今は見ることができない。対策すべきでは。2点目、忠類地区の地域振興の考えは。3点目、国立公園指定後には官民連携総合型協議会が立ち上がるが、町は参加するのか。以上です。

答弁 町長 飯田晴義

藤原議員のご質問にお答えいたします。「日高山脈襟裳十勝国立公園化決定での町の取組について」であります。十勝、日高管内の 13 市町村にまたがる「日高山脈襟裳国定公園」は、昭和 56 年 10 月に国定公園に指定され、氷河の造り出した地形や日本唯一の地質が見られるほか、北海道を代表する野生動植物が多く生息するなど、国定公園としては全国一の広さを誇る日本を代表する公園となっており ます。また、国立公園と国定公園は、いずれも自然公園法に基づき環境大臣が指定しておりますが、その管理は、国立公園は環境省が、国定公園は都道府県が行っており、国立公園に指定されることで、自然保護や観光振興などの施策に国の予算を活用でき、国が認めた景観ブランドとして認知度が上がることが期待されることから、本町といたしましても十勝圏活性化推進期成会を通じて、「日高山脈襟裳国定公園」の国立公園早期指定と観光振興への支援を国に要望してきたところであります。ご質問の1点目、「明野ケ丘公園の眺望は、過去には日高山脈から大雪、阿寒と大パノラマであったが今は見ることができない、対策すべきでは」についてであります。明野ケ丘公園は、開基 80 年を記念して、幕別の歴史と自然を後世に残すことを目的に、昭和 52年度から平成2年度までの 14 年間をかけて整備された総合公園で、3年4月に全面の供用を開始しており、8年 10 月には、開基百年を記念して、アイヌ語で偉大な崖を意味する「ピラ・リ」を建設し、自然景観と調和したシンボル施設のある公園として町民に親しまれております。ピラ・リの建設から 27 年が経過しているため、展望塔周辺の既存樹木が成長し、以前とは見える景色が異なっていることから、明野ケ丘公園再整備基本計画ワークショップ「ファン・プロジェクト・まくべつ」の意見を基に、現在計画している明野ケ丘公園再整備事業の中で、残す樹木と切る樹木を選別し、生態系に配慮した間伐などの環境整備を段階的に実施する予定であります。また、国立公園は、全国で 34 か所、道内では6か所が指定されておりますが、新たに日高山脈襟裳十勝国立公園が指定されることで、阿寒摩周国立公園と大雪山国立公園を含めた3か所の国立公園が、明野ケ丘公園のピラ・リ展望塔から同時に眺望できることになれば、公園の新たな魅力となりますことから、自然環境に配慮しながら公園の環境整備に努めてまいります。ご質問の2点目、「忠類地区の地域振興の考えは」についてであります。日高山脈は、十勝に住む私たちの暮らしの中にある当たり前の景色として存在していますが、国立公園化を契機に、地元の方々には改めて日高山脈の希少な地形や自然のすばらしさを再認識することができる機会となるとともに、全国的な知名度の高まりによって、十勝に訪れる観光客の増加が期待されるところであります。特に忠類地域を含む南十勝は、どこからでも日高山脈の雄大な姿を望むことができ、四季折々に変化する美しい山並みを背景に、素朴で豊かな田園風景が広がる景観が特徴的なエリアであります。中でも、忠類市街地の北側に位置する丸山展望台と共栄牧場内の丘からの眺めは秀逸であり、この共栄牧場内には、毎年7月から9月までの土・日、祝日に、十勝シーニックバイウェイ南十勝夢街道忠類地域部会が運営する「シーニックカフェちゅうるい」が開設され、壮大な景色を一望できる観光スポットとして、本町の貴重な観光資源の一つとなっております。また、ナショナルサイクルルート「トカプチ 400」の地域ルートとして、令和5年4月に認定された忠類シーニックルートは、ホテルアルコを起終点として、シーニックカフェちゅうるいや旧国鉄広尾線の駅舎であった鉄道資料館などを経由するルートとなっており、地域の魅力を生かしたサイクルツーリズムの推進によって、今後はサイクリングを目的とした観光客の増加も見込まれるところであります。本町は、国立公園化後の指定区域には隣接しておりませんが、忠類地域は、ホテルアルコや道の駅、キャンプ場やナウマン象記念館のほか、南十勝唯一のスキー場である白銀台スキー場など、観光・交流の核となる施設が集積していることに加え、日高山脈の眺望は他に引けを取らない忠類ならではの強みであると捉えております。町といたしましては、引き続き、さまざまな媒体を活用して地域のイベントや多彩な観光資源の魅力を積極的に発信していくとともに、今後の国立公園化に伴う知名度の高まりを追い風として、南十勝夢街道4町村の各種取組や関係機関との連携を図りながら、忠類地域の強みを最大限に生かしたさらなる交流人口の拡大に努め、地域振興につなげてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「国立公園指定後には官民連携総合型協議会が立ち上がるが、町は参加するのか」についてであります。令和6年5月 22 日に開催された環境省中央環境審議会において、環境大臣から諮問された「日高山脈襟裳十勝国立公園(仮称)の指定および公園計画の決定について」は、諮問のとおりとすることが適当である旨が答申され、早ければ6月中にも官報告示が行われる予定であります。今回の答申結果を踏まえて、官報告示後には、環境省をはじめとする国の機関や北海道、区域内の 13 市町村、民間団体など多様な主体の参画により総合型協議会が設立されるものとお聞きしており、幕別町を含む区域外の十勝管内町村は構成員に入っておりませんが、町といたしましても、協議会への加入の有無に関わらず、国立公園化が町域全体の活性化につながるよう、今回のチャンスを生かしてまいりたいと考えております。以上で、藤原議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 17番 藤原孟

それでは、再質問してまいります。明野ケ丘公園、ピラ・リからの景観というのは、もう皆さんご存じのとおり日高山脈、それから北には大雪国立公園、東に阿寒摩周国立公園、三大公園の山並みが一望できて、眼下にはシバザクラの花壇から始まって、十勝の大平原が雄大に広がる絶景中の絶景、まさしく類いまれな場所だということは言えると思います。しかし、建設から約 30 年たったことで、周辺の木は成長し、視界はかなり狭いものとなりました。現在、明野ケ丘の再整備計画を進めておりますが、3大公園、国立公園の景観を復活する、そのことを最優先とすれば、ただ、公園内の木でありますから、自然の保護と利用というバランスを保つことで伐採をせねばならないと思います。当然、行政の保護と専門家のアドバイスを基に、林の中にぜひ光と風を通しつつ伐開をし、特に西側の日高山脈系の眺望、これを取り戻す、そういう考えはできないか、まずお伺いいたします。

答弁 町長 飯田晴義

藤原議員おっしゃるとおり、明野ケ丘公園のピラ・リから三つの国立公園が眺められる、そういう位置にあるわけでありまして、確かに三十数年たって、樹木も伸びて、西側は非常に見通しが悪いような状況になっているわけであります。実は、この質問がありまして、どのような眺望が利くのかなということを現地で確認をいたしました。それで、写真を撮ってきたわけでありますけれども。それによりますと、この高さは、もうピラ・リの上からの高さに合わせて、林の向こう側から、西側からどのぐらい日高山脈が見えるのかなと、そういう写真を撮ったわけであります。そうしますと、豊岡の丘の向こう側に日高山脈が見えるのですね。ただ、それも限界があって、ずっと西が見えるわけではないので、大体計算しますと、西から東側をずっと見たときに、230 度ぐらいの眺望が可能かなというところまで、実はざっとですが計算をいたしまして、ある程度魅力アップにはつながるのだろうなと。ただ、問題があるのは、藤原議員がおっしゃったように、木を生かした、自然を生かした公園でありますから、どこまでを切れるのか、間伐なり、枝払いができるのかということも考えながら、おっしゃいました専門家の意見も聞きながら、見通しのよいような公園、あるいは日光が遮られて下まで日光が届かないという、そういうことも今ありますので、そのことも踏まえた中での除間伐というものに取り組んでまいりたいと思います。

再質問 17番 藤原孟

私も見に行きましたけれども、230 度という角度、それは考えも及ばない。本当、町長、最近やる気ありますね。だんだん質問がちょっとなくなるのですけれども、続けます。ピラ・リ、この景観は、私はわざわざ景観だけ見に来るというような公園ではないと思います。それよりも、あの三大公園を見ながら、あの山々を見ながら、開基 100 年、あの頃幕別の有志が、つわものが地域振興のために芝桜まつりを行った、そういうメンバーだとか、名前、顔、それらを思い出す、そういう場所でもあると思っております。あの明野ケ丘の公園は、多くの人が毎度たくさんの人が来いという場所ではないと思います。やはり静かにいろんな思いを込めながら、自前のお茶でも飲みつつ、いろんな思い出を語ったり話したりする場所でもいいのではないかなと思います。それに公園再整備といいながら、遅々として進んでいないのではないかなと私は思っております。これは災い転じて云々ということわざがあるとおり、日高山脈、国定公園から国立公園になったことで時代のニーズがまた変わったのですよね。そのことを考えると、今進めている事業推進一旦止めて、景観の再現をまず第一主力として、第一の目的として、人の集まりを検証して、それから再整備の計画を練ったほうがいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

公園の再整備がなかなか実現しないというのは、ここ、25 ヘクタールもあって、非常に大きな自然豊かな公園であります。既に造った施設がもうかなり老朽化して、一時休止しているところもあるというそういう中で、その大規模な公園のよさをいかに生かしていくかという点で、なかなか難しさがあるわけで、お金も大々的に入れるつもりはありませんが、お金もある程度かかっていくということでありますから、まずゾーンを三つに分けた中で、ピラ・リ周辺を第一優先にして、どういった整備が必要なのかなというところを、今まさに事業者の参入なども踏まえて検討しているところでありますので、なかなか遅々として進まないのは事実かもしれませんけれども、今回確かに国立公園化という非常に大きな決定もありますので、そこの景観、魅力アップも含めて、検討したいなと思います。

再質問 17番 藤原孟

業者まで入れる、その辺はこれからよく考えてほしいなと思います。それでは、2番目の質問の、忠類地区の地域振興について伺いたいと思います。忠類地区は、景観で言う観光として、3か所の場所があると思います。一つ目は、まず答弁にもありました丸山の展望台です。私、数日前に車で、対向車が来なければいいなという、そういう雰囲気で頂上まで行ってまいりました。そして、一番先に目についたのが、簡易トイレでした。あまりにもあの緑深い場所に似つかわしくないトイレが、まず一つぽつんと立っておりました。恐る恐るドアを開けてみました。当然、清潔感もないな、きっと使われた跡もと思いながら入ってみましたが、ほとんど使った跡はなかったですね。ただ、気になったのは、使用の注意書きに、幕別町という文字が入っている置物がありまして、このトイレは幕別町が管理しているのだなということは明らかに分かったのですが、あのトイレをあそこに置くのかな、私は必要がないのではないかなと思いますが。それは、これからたくさんの人が来ればまた別ですが、あの形で、あのようなものは置かないほうがいいのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

あの丸山の眺望というのは、明野ケ丘よりもさらに優れていると私は思っていまして、あそこは大体 330 度ぐらい見晴らしが利くわけであります。ただ、これも明野ケ丘と同じように、木が伸びてきて、枝が邪魔して眺望を遮るところもあります。けれども、非常に、太平洋まで晴れた日には見えるわけでありますから、それともちろん日高山脈も見えるということで、非常に眺望という点ではすばらしいと思います。ただ、長時間滞在する場所かなとなったら、トイレは我慢できないぐらい何時間もいらっしゃる方は、そんなにいないのかなと思いますので、今ご指摘があったトイレが本当に要るのかどうなのかということと、それともう少し見晴らしを利かせて、魅力アップにつながるような、そんな対応をしなければならないなと思っているところであります。

再質問 17番 藤原孟

丸山の眺望を昨年見に行ったときは、やはりかなり近辺の木が生い茂って、見晴らしが悪くなった。この前行ったら、思った以上にきれいになっておりました。誰かがきっと対策したのだなと思います。これは誰がやったかは私は知りません。分かりません。でも、前任の総合支所長が許可を出したのか、それとも地区の、役場の総合支所の職員が、これから丸山の展望をよくしなければならないのだなという思いでやったのか、まさしく褒める、よくやったという言葉しか私は出ないのですけれども。全員でやったのかどうか、どういう対策をしたのか、一言教えていただければ、前任者の総合支所長とは言いませんので、ぜひ担当の方よろしくお願いします。

答弁 地域振興課長 谷口英将(地域振興課長は2024年12月まで)

ありがとうございます。昨年、町内会長さんからも、見晴らしが悪いよということで要望がありました。ゴールデンウイーク前に、枝葉が繁茂する前に、あそこ町有地でありますので、地域振興課の男性職員と森林組合の職員にお手伝いをいただいて、4月の下旬に、少しではありますけれども、雑木を伐採させていただきました。以上です。

再質問 17番 藤原孟

まさしくよくやったと、その一言であります。では次に、共栄牧場のシーニックカフェの展望。今年はかなりの人がもう、まだオープンしていないけれども、私も2回ほど行ってきました。本当に眺望がいい。ただ、入り口にこういう立て看板がありました。冬期間は除雪はしない、そのことが書いてありました。しかし、写真愛好家によると、冬の空気が澄んだときほど写真が一番、日高山脈、きれいに撮れるのだと。国立公園の決定、これによって観光客が増えます。冬期間、全面とは言いません。ある時期だけでも除雪して開ける、そういう考えは持っていないのか。、これは、町長とは随分昔にやり合ったことがありまして、再度、この質問をいたしますので、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

私もその議論について覚えておりまして、そのときにも申し上げたのは、その日高山脈の雄大な眺望がいつくっきりはっきり見えるのだということでありました。私、今回も忠類在住の方何人かにお聞きしましたけれども、大体忠類に住んでいる方というのは覚えていないのですね、分かっていないという感じで、ごく当たり前の風景なので、そのよさに気づいていない。答弁の中でも申し上げましたように、この国立公園化を機会に、忠類の人たちにも、そのすばらしさを再認識してもらうことも必要であろうと思っております。そういう中で、何人かにお聞きした中では、大体空気が冷たい 12 月からゴールデンウイークぐらいまでのうちの、ずっと毎日ではないですよ、これまた難しいのですよ。その中の何日間か、延べ 30 日もあるかどうかということでありましたので、この辺を、そこの価値観をどう我々も見詰め直すかによっては、また新たな事業方向というのは変わってくると思いますので、ここは、今すぐどういうというのは申し上げられませんけれども、そこは再度検討したいと思います。

再質問 17番 藤原孟

町長も随分丸くなりましたね。一歩進んだ、本当その前回の答弁から見たら、ずっと進んだなと私は思って、うれしく思っている。あと、3点目に入りますが、忠類、当然、道の駅とアルコ。特に日高側では、温泉つきの宿泊施設があまりない。それで、これから日高側の登山ルートというのはかなり開発されていますけれども、いわゆる十勝側のルートは、厳しいルートでもあるからそんなに開発されていないのだけれども、恐らく忠類の道の駅だとかアルコに、そこを起点として日高山脈を行きたいと、当然これは大樹だとか中札内を経由して行かなければならないのですけれども、やはり十勝側からいかに近くまで行けるかという、これは忠類の財産になると思います。特に札内岳、それから十勝幌尻岳、この辺への登山のお客は増えてくる、そういうことからいいますと、ぜひ忠類のどこかに、昔で言えば鳥瞰図というのですか、アルコなり道の駅を、ここから日高山脈の新しいルートというか、登山ルートというか、こういう経由で行けますよという、せめてそのぐらいの案内掲示はできないのかなと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

私は、登山愛好家、しかも険しい山、十勝側からいうと非常に難しい山だと認識しています。その中で、どれだけの方が登山に挑んで、挑むという言葉がいいのか分かりませんけれども、登っていくのかなと考えたとき、あまり多くはいないのではないかなと、そういう認識でおりましたので、今ご提案のあったことについては、ちょっとそこまで考えは回っておりませんでした。それよりも、むしろあの日高山脈の眺望というか、絶景を見るには、日高側は全く見られるところはないのですね。それから見ると十勝は、広尾から清水までどこに行ってもすばらしい景色が見られるというところなので、私は、そういうところが、区域内に入る方も確かにいるのでしょうけれども、入らない方に魅力を伝えて、それ拠点としてアルコであったりという宿泊施設を利用してもらう、あるいは道の駅を利用してもらうというようなことを、南十勝夢街道という連携もありますので、1町だけではなくて連携しながら、周遊してもらいながら楽しんでもらうような、そういうことを協議してまいりたいと思っております。

再質問 17番 藤原孟

本当にすばらしい財産ができたのだなと思いますので、ぜひ進めてほしいと思います。それでは、3点目の官民連携総合型協議会の参加についてです。先日の新聞報道で、区域外の町村を含めて総合型協議会を立ち上げる、そういうことをいい、既にある日高山脈に隣接する管内6市町村、帯広市、清水町、芽室町、中札内村、大樹町、広尾町でつくった十勝・日高山脈観光連携協議会を、実施の主体として観光の掘り起こしやモニターツアーを実施する予定だということで、区域外の幕別町は多分、蚊帳の外とは言いませんけれども、蚊帳の外になるのだなという気がいたします。しかし、国立公園の決定後、新聞の記事に目を通すと、どの新聞も大体山岳新聞が多かった、そういう風景が多かったのですけれども、5月 23 日の地元の新聞、これに私はくぎづけにされました。それは、先ほど町長が私に見せてくれて、私も見せます。小さい記事、新聞ですけれども、こういうの。見た人は見ている、見ていない人は見ていないわね。これは、ここに書いてある記事を読みます。「国立公園に指定されることが事実上決まった日高山脈を望む十勝平野の畑作地帯」、場所は十勝管内幕別町駒畠、撮影者加藤哲朗とある。その風景は、一番下段にビートのあの緑、中段に小麦の黄金色、上段に日高山脈の濃紺の色、そして一番上はいわゆる十勝晴れのブルースカイですね。あの美瑛の色彩から見たら地味な色ですけれども、でもこういう景色、こういう記事が幕別発で出ているということ、これがやはり今回、国立公園に十勝という意味が入った、最大の意義があるのだと思います。いわゆる日高山脈のこの厳しさだけが売りではなく、その下にある十勝の大平原、これも一緒になって写すのだ、そういうものを全国の観光客に見せたいのだなと、私はこの駒畠と、どこなのか本当は探したいけれども、これはまた美瑛町の地域の人といろんなトラブルがあったと思いますから、でもきっとこの場所は、どこなのか多くの方が探すと思います。できれば、この撮影者と町が一緒になって、どの辺なのか、その場所を見つけて、何らかの対策は既に打っておくほうが、私は地域の農作業の邪魔になるとか、観光客とのトラブル、そういうものが起きないような、今からやはり場所だけは知っておいたほうがいいのではないかなと思います。町長、どうですか、この写真。すばらしいと思わないですか。ありますか。ありますか、そうですか。そんなすばらしく早くに手に入れたのだな。どうでしょう、この色合い。以上です。

答弁 町長 飯田晴義

せっかくのお話なのですが、多分写真は、これ、新聞社のカメラマンが撮ったのではないでしょうかね。でないかというふうに想像するのですが、ちょっと分かりませんけれども。確かに全体的にはきれいなのですが、山がちょっといまいちはっきり見えないなというところが難点で、これは先ほど申し上げたとおり、本当に晴れ渡る日が、山までくっきり見える日は本当なかなか、それこそ知床峠で国後を見るような、それぐらいの確率、摩周湖の晴れた日を見るような確率に近いぐらい、なかなかすばらしい絶景を見られる日というのはないのですね。果たしてこの人がどこの人で、どこで撮ったかについては興味はあるところなのですが、いずれしても駒畠だと、非常に平らなところが広がっているので、どこに行ってもこれに近いような撮影スポットになるのかなというふうに、今、想像しています。それで、ここを何とか早めに手を打って、交流人 口の拡大なり観光につながればと、そういうご提言だと思います。もう少し現地を見て、本当にそれが金になるか、そこは金にならければ、なかなか行政としても取り組むのは難しいので、そういった視点、いわゆる観光というのは金を稼ぐということなので、そういうふうな結びつきがあるのであれば、それは積極的に、地元の地権者の了解も要るでしょうから、そういった地域の理解も得ながら紹介するというのは、ひとつ考え方としてあるのかなと思います。それと、先ほど蚊帳の外というお話ありましたけれども、私は、逆に言えば、それをうまく影響を取り込んでやろうという、そういう気持ちでおります。区域に入るといろいろ山岳の遭難だとか、そういうことも非常に、また別の意味での大変さも出てきますので、そういう意味では、何とか外にいてうまく利益を誘導できればなと、そんな思いでおります。

再質問 17番 藤原孟

終わります。

出典:幕別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月20日 議事録 PDF(105ページ) 間違いを知らせる