みんなの議会

幕別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日

職員が生き生きと学びを生かせる環境づくりについて

2022年3月15日、幕別町議会の一般質問で、小田新紀議員が「職員が生き生きと学びを生かせる環境づくりについて」質問し、町長 飯田晴義が答弁しました。

質問者
小田新紀 議員
答弁者
町長 飯田晴義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 小田新紀

通告に従いまして、質問をさせていただきます。職員が生き生きと学びを生かせる環境づくりについて。町職員の研修制度においては、大きく「基本研修」「職場研修」「特別研修」「自主研修」と区分されています。「職場研修」においては、その時々において、職場内で必要とされる研修テーマにおいて、集合研修として多くの職員が参加して学びを共有し、深めていると聞いています。また「特別研修」においても、主に集合研修として、関係団体が主催する研修へ定期的に参加されていることと理解しています。しかしながら、職員が自ら課題を見いだしたり、新たな可能性を探ったりして企画し、参加する「自主研修」においては、近年、ほとんど希望者が見られない状況です。本来は、視野を広めたり経験値を高めたりできるなど、社会人として自己研さんを積む目的のため、積極的な活用が図られるべき研修であり、希望者があふれる研修であるべきと考えます。「自主研修」の制度が有効に活用されることは、町の活性化・発展につながることになります。さらに、職員が学んだことを業務に生かし、様々な企画を実現していくことができる環境は、優秀な職員の「働きがい」にも結びつくものと考えます。自主研修が活性化される職場は、職員のモチベーションが高い職場とも言えます。職員の誰もが「生き生きと学ぶ風土の職場」「働きがいのある職場」への環境づくりに向けて、どのような取組がされているのか、以下のとおり町の見解を伺います。1点目、直近3年間の自主研修の実績とその見解は。2点目、職員が「働きがい」を感じられ、自ら学びを深める環境づくりへの取組は。以上です。

答弁 町長 飯田晴義

小田議員のご質問にお答えいたします。「職員が生き生きと学びを生かせる職場づくりについて」であります。少子高齢化や情報化の進展、地方分権の推進等による社会経済情勢の変化とともに、行政に対する住民ニーズが多様化、高度化する中で、効率的で質の高い住民サービスを持続的に提供していくためには、主体的に考え、学び、行動する職員を育成していくことが重要であります。このことから、本町では、平成20年12月に「幕別町人材育成基本方針」を策定し、町職員として求められる職員像や能力を明確に示すことにより、職員自身の意識改革と意欲の向上を図るとともに、経験年数や職に応じた計画的な研修の実施と主体的な能力開発を促しているところであります。ご質問の1点目「直近3年間の自主研修の実績とその見解は」についてであります。自主研修については、幕別町職員研修規則及び幕別町職員の自主研修要綱に基づき、職員個人の自発的な研究意欲と意識高揚を図り、全体の奉仕者にふさわしい識見と豊かな創造力を養うことを目的に実施しているところであります。直近3年間の実績については、令和元年度と2年度は実績がなく、3年度は2名の職員が「幕別町における商店街活性化及び後継者不足対策」を研修テーマとして、商店街の再生事業に先進的に取り組んでいる2つの自治体を訪問し、市役所、商工会議所及び商店街の代表者等から取組実績等について聴き取りや意見交換を行い、商店街の様子などを見聞きしてきました。研修を行った職員からは、既存施設を活用し、人が集まりやすい空間づくりの仕掛けや事業承継を進める上で専任のコーディネーターの任用が重要であることなど、今後、本町での取組を進める上でのヒントを得たとの報告を受けており、職員自らが企画立案した計画を基に実施した研修の成果を、実際のまちづくりに生かしたいという前向きな姿勢と意欲を感じたところであります。また、研修の報告書は町内のグループウエアを使って全職員に周知するとともに、職場研修として発表の場を設け、研修成果をたたき台に、商店街のにぎわいづくりに向けた議論を進めようとしているところであります。一方、令和元年度と2年度において自主研修の実績がなかったことは残念でありますが、その要因として、研修意欲はあるものの「職務の都合で研修に割く時間をつくるのが難しい」「研修テーマを原則担当業務以外としていることから、企画立案するのが難しい」と感じている職員の声を聞いているところであります。このことから、今後は、職場のサポート体制や研修を促す雰囲気を醸成するとともに、研修テーマが担当業務であっても、重要課題と認められる場合については、自主研修の対象とするなどの見直しを図り、自主研修への参加を促進していかなければならないと考えております。ご質問の2点目「職員が「働きがい」を感じられ、自ら学びを深める環境づくりへの取組は」についてであります。職員が仕事において「働きがい」を感じる瞬間は、個々の感性や価値観によって差異はありますが、人から「ありがとう」と感謝されたときや頼りにされたとき、何かに向かって挑戦しているとき、自分の目標を達成したときなど、総じて充実感、満足感、達成感や喜びを得られたときであると考えられます。職員がこのような働きがいを感じられる土台、前提としては、大きく2つあると考えております。1つ目は、職員が達成した成果を適切に評価してあげることであります。職員が独力で成果を出すこともあるでしょうが、多くの場合、周囲の協力や上司のアドバイス、指示によるところが大きいものと考えられ、こういった協力、指示は互いの信頼関係があってこそ機能するものであり、本人はもちろん、関係した職員全てを評価することで、次の仕事に向けての主体性が生まれてくるものと考えております。2つ目は、成果を出し得るスキルを身につけることであり、このスキルは採用時の初任者研修に始まり、経験年数や職に応じた研修、担当業務に応じた専門研修、他の自治体への派遣研修など、職場の内外を問わず、生涯にわたって行われる研修によって身につけていくことになります。そして、この2つの要素が絡み合って「働きがい」に結びついていくためには、職員間のコミュニケーションとコミュニケーションを通しての信頼感の醸成と相互研さんが必要であり、私を含め管理職には、日常的にこういった環境づくりを心がけていかなければならないものと考えております。次に、自ら学びを深める環境づくりへの取組については、生涯を通じて実施される研修の機会を受け身ではなく、能動的に捉えることはもちろんのこと、通常業務の中で常にあらゆることに興味や関心を抱くことを促すことで、自ら学びを深める習慣が身についていくものと考えており、日常業務を行っている職場そのものが、自己啓発や学びを深める環境にあるものと捉えておりますので、この言わば「日常研修」を活性化させてまいりたいと考えております。加えて、先ほどのご質問にありました、自主研修や「幕別町職員の自己啓発等休業に関する条例」に基づく、自己啓発や能力開発も可能でありますので、職員が気兼ねなく活用できるような雰囲気づくりに努めてまいりたいと考えております。以上で、小田議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 2番 小田新紀

それではご答弁に対して、再質問させていただきたいと思います。今回の質問におきまして、特に研修全体はもちろんのこと、特に自主研修という部分におきまして、少し注目をさせていただきました。私が言うまでもなく、自ら学ぶそして外に出向いていくというような研修ということで、自治体職員に限らず、どの職場においても、自主研修というのは非常にスキルアップであったりとか、その職場のレベルアップであったりとか、そういった部分で非常に大事なものだというふうに、私自身はすごく重きを置いているものだというふうにしています。直近3年間、それから決算資料等も見まして、その前の年数も見たところ、一定程度の研修の参加人数はあるものの、基本的には年々減っていて、答弁ありましたとおり、令和元年、2年度、コロナの関係ももちろんあったかと思いますけれども、ゼロというような実績。そういったことで以前にも、決算委員会で質問させてもらったことがあるのですけれども、その上でその後、様々な部署、様々な職員に、もちろん全員ではありませんけれども、複数名いろいろと調査をさせていただいた結果、私なりに考えたところは、自主研修制度そのものの具体的な方法についても、改善すべき点があるのかなという部分とともに、職場の雰囲気として職員の声が生かされる雰囲気なのか、それから職員が提案しやすい雰囲気になっているのだろうか、そういったところで若干疑問を感じました。率直に感想として、今のこの職場のそういった雰囲気についてどのような見解をお持ちでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

これ非常に難しい質問であると思います。あまりいいと言ってしまうと手前味噌になりますし、反省ばかりだと、これまた何をやっているのだということになるので、難しいわけでありますけれども、ただ私常日頃言っているのは、職員個々が自ら考え、自ら責任を持って積極的に行動できるような、そういう職員になってほしいのだということを申し上げているわけでありまして、それは全体に対してもそうでありますし、管理者であります部課長についても、そういった常に刺激を与えるといいますか、黙って見ているのではなくて指示をする、あるいはアドバイスをするだとか、そういうことを通してしっかり個々の職員が積極的に仕事に取り組んでいく。仕事だけではなくて、町民との関わり合いもそうですけれども、全てのことについて興味を持ち積極的に取り組んでいくと、そんな姿勢で仕事をやってほしいなということを申し上げているわけでありまして、なかなかこれが、ではそのとおりにできているかというと、非常に進めていくのが難しいなと。ただ、これは諦めるわけにはいかないわけで、常に私は言い続けていかなければならないというふうに思っております。

再質問 2番 小田新紀

今、町長が答弁をいただいた見解を基にしながら、この後の質問を進めさせていただきたいと思います。まず、前段としては、自主研修の少し具体的な方法について質問させていただきたいと思いますが、町の研修制度の要綱を見ると、最大4泊5日で12万円ということで、一般企業と比べても十分な予算が確保されているなというふうに思います。そういった中で、先ほど答弁にもありましたとおり、研修の割く時間がなかなか取れないということであったりとか、企画立案するのが、担当部署については基本的にはテーマから外すということですので、それ以外でということで、なかなかぱっと具体的なテーマが思い浮かばないというような声、私もそういった声を聞いております。それとともに、一定程度経験した職員はなかなか行きづらいと。行くような雰囲気ではなく、できるだけ若手でということ。それとともに、さらに上司から研修は勧められることは勧められるのだけれども、実際に行こうとすると、そういう雰囲気にならないというような声も、全ての部署ではないわけだと思うのですけれども、そういった声もありました。それから、行った後に仕事がたまってしまうといった声もあったわけですが、その中の一部としては、私の見解では、研修に割く時間をつくるのは難しい、これは当たり前かなというふうに思っているわけですし、行った後の仕事がたまるというのも、これもまたしょうがないなと思うのですが、そこに、だからこそ研修行く意味があるのではないかなというふうに考えているわけですが。そもそも楽しみであったりとか、そういった醍醐味というのが自主研修、特に今の管理職をされている方はいろいろ経験されていると思いますので、そういった魅力というのは押さえているのかなというふうに思いますが、今の職員の中では、ちょっとそういったものが研修が重いものというふうに捉えてしまっている部分があったりとか、負担になっているというふうに捉えている部分があるのかなというふうに思いますが、そういった部分で行きやすい制度をつくるという意味で、雰囲気もそうですけれども、まず制度をつくるという意味で、答弁にも幾つかありましたが、もう少し具体的にいかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

自主研修について問われているのかなというふうに思いますけれども、答弁でも申し上げましたけれども、これはやはり自主研修の意味合いというのは、今後、改善するとしたら、職務であっても懸案事項、重点事項であれば、行かせてもいいのかなというふうに思っていますけれども、まずは問題意識を持って、自分のやっている仕事ももちろんですけれども、それ以外のまちづくり全般に関して、こういうふうに変えていくべきではないかという、現状これでいいのかという、そこら辺の問題意識をいかに持てるかということがあるのだというふうに思っていますので、これも常々言っています。今までやってきたことが、当たり前だというふうに思ってはいけない。たとえ去年、自分がやったとしても、それはやっぱり一回原点に返って、この考え方、このやり方が正しいのか、一回原点に返って構築し直してほしいのだ、考え直してほしいのだと言っていますけれども、このことは、私は全てに通じることだなというふうに思っていまして、今やっていることが正しいと思ってしまうと、何も改善ができませんので、まちづくりもそうです。今こうやってこういう政策を打っていますけれども、これは本当に住民のニーズに合っているかどうかということを考え直さなければならない、原点に立ち返ってですね。その辺の問題意識を持ってくださいよということは、かなり口をうるさくして言っているのですが、なかなかこれが改まらないというか、前の方を向いていただけないということがありますので、私はここをまず改善していくというか、一歩でも向上していくということが一つありましょうし、それと先ほど言った自主研修が、自分の業務は原則駄目だよと言っていることについては、そこはやっぱり重要課題であれば、そこの意欲を買ってあげて、積極的に行かせてあげてもいいのかなというふうに思っていますし、あと、忙しくて行きにくいという、これはもう小田議員も言ったように当然だと思います。日常業務があるわけですから、そんな暇なところは多分ないわけで、日常業務やるのでいっぱいいっぱいのところがほとんどであるというふうに思っていますので、それを研修に向かっていくために頑張るぞと。少し頑張って仕上げて、そして帰ってきて仕事がたまらないように、そしてこの研修というものに行って、行った成果というものを身につける、あるいはまちづくり生かしていくと、そういう心意気という、そういうものもつくってもらいたいな。そういうことがかなえられるような制度に我々もしていかなければならないので、そこは具体的にということにはなかなか難しいことでありますけれども、やっぱり意欲がストレートに反映できるような雰囲気づくりと、それと研修の内容、条件ですね、こういったものもどんどん改善していく必要があると思います。制度があって利用されないというのは、制度がないことと同じだというふうに思いますので、そこはしっかりとニーズを把握した中で、参加しやすいような形にしていくべきだというふうに思います。

再質問 2番 小田新紀

総論の部分においては私も全く同意でありまして、ちょっと2つ目の質問にも関わってくる部分があって、やっぱり職場の働きがいとか意欲づくりという部分にもあるかと思います。また改めてそこについて、少し後ほど質問させていただきたいと思いますが。今のご答弁の中で一つ、先ほど答弁もありましたけれども、研修テーマの見直しという部分において、重要なテーマであればというようなお話、答弁があったわけですけれども、その重要な課題という部分について、そもそもそれをどなたが判断するのかということもあるかと思うのですが、職員自らがこれが重要な課題だと、もちろん根拠を持って伝えるべきだとは思うのですけれども、そういった部分での判断基準ですね、そういったところも一概に上司の管理職のイメージ、思いだけでという部分においては、やはり職員もちょっと尻込みしてしまうのではないかなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

重要事項、懸案事項については、これは部長会議で議論をし、その検討結果については、その前には洗い出しももちろんというところがですけれども、これは原課から上がってきたものを部長会議で練って、もんで、そしてそれを庁議、部長以上、私たちも入っている庁議で報告をしていただいて方向性を決める。その結果については、またフィードバックしていくという形を取っておりますので、そこは共通認識に立ってもらっているなというふうに思っています。立っていないとするならば、やっぱりそこはもう少し周知、説明、指導といったところで、徹底しなければならないなと思います。ですから、今の現状においては、何が重要課題、懸案事項になっているかについては、知り得る状況になっているということは間違いないので、不足していれば、さらに追加で徹底していきたいというふうに思います。

再質問 2番 小田新紀

町長おっしゃっていること非常によく分かります。非常に分かりますが、例えば今、基本的な自主研修というのは希望者が殺到するというイメージがあるわけですが、そういった中で、あくまでも公費を使って研修に行かれるわけですから、かなり厳選した内容でそういったことも必要だというふうに思います。基本はそのとおりだというふうに思うわけですが、今現在の現状として、実際に予算も余ってしまっている、希望者も少ないという中で、やはりそのあたりの、もちろん一定程度の基準は必要ですけれども、ある程度その職員にチャレンジさせるといった意味でも、そのハードルを少し低くしてあげるというようなことを示していく、あるいは検討していく必要があるのではないかなと思いますが、改めていかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

これ研修はその人の意欲を買って、さらに前向きに前向きに仕事をしてもらうという、そういう精神面というか、仕事に対する姿勢を養っていくということが一つ目的としてあると思います。それともう一つは、やっぱりスキルを、その人の知識であったり考え方を上げていくという、そういう側面もあるかというふうに思いますので、特にスキルを上げていくということは、研修に行くことによってスキルが上がる、それが仕事に反映する、そのことが町民に返ってくるということになりますので、私はここは非常に意味合いが大きい。ですから、研修は、私は職員に対する投資であるというふうに思っています。ただ、物見遊山的にというとちょっと言葉悪いかもしれませんけれども、ただ見てくるだけでは、これは研修ではありませんので、しっかり自分で捉えてそれを仕事に生かす、まちづくりに生かすということが必要でありますので、意欲を買うということはもちろん非常に大切でありますけれども、やはりハードルを下げるというよりは、やっぱり投資という観点に立つと、それは何でもかんでもいいのではない。ただ、そこは意欲とのバランスをどのように我々が判断をして、これならしっかり勉強してこいよと言ってあげられるかというふうに思いますので、ハードルを下げるというよりは、そこは我々が意欲を踏まえた中で、柔軟に対応していくということは否定するものではありません。

再質問 2番 小田新紀

本当に町長おっしゃっていることは非常によく分かりますし、そうあるべきだというふうにも私も思います。その上で、基本的には理解しておりますが、今、町長、柔軟にということもありまして、恐らく今のこれまでの答弁を、やり取りを、職員の方が聞くと、やっぱりちょっと行きづらいなというふうに思ってしまうようなところもあるのかなというふうには思うわけですが、そこについては、本当に改めて柔軟にということで、行きやすい形をつくっていただければと思いますが。そういった部分で、研修の方法というのも多種多様だというふうに思います。これまでは現地に行って、私も現地に行くべきだと思いますね。百聞は一見に如かずという言葉もあるとおり、いろいろと今の時代ですと、ネットで調べたりとか、本で調べたりということも可能は可能ですけれども、やはり現地の空気を吸う、味わってくる、もちろん遊びの旅行ではないですけれども、町の雰囲気を感じてきたりとか、町の人と話してくる、その上で政策について聞いてくる、そういった部分というのは醍醐味であり、必要なことであるというふうに思うわけですが、そうは言っても、やはり先ほどの職員の皆さん、お忙しいという部分があったりとか、あるいはこういったコロナの関係で、特に自治体職員についてはこのコロナの状況の中では、お互い行き来しづらいのかなというふうには思っています。そういった部分で、現在オンラインという方法も次の手としてあるわけですが、そのオンラインの無料の部分については構わないと思うのですけれども、有料の大変有意義なオンライン講座や研修があったりとか、あるいは無料であっても、皆さんの勤務時間帯に行われるようなそういった研修があるわけですが、そういったものも自主研修として今現在認められているのでしょうか、いないのでしょうか。ちょっと規則を見る限りではその部分については触れていなかったので、現在の状況について、あるいはそういった実態があるのか伺いたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

オンラインというのは最近のこの時代の流れ、一つの手段ということになりますので、自主研修の中では想定はしておりませんけれども、では可能か不可能かといったら可能でしょうし、あえて自主研修にしなくてもいいテーマだなと思えば、町が職場内研修としてやることも可能なのかなというふうに思っております。

再質問 2番 小田新紀

そうかなというふうに考えますが、あくまでもちょっと自主研修というところで、その職員が勤務時間内にこういった研修があって、全体の職場内研修まで至らなくても、先ほどの重要テーマかどうかということがあるかと思うのですけれども、そういったもので自ら学びたいという部分において、そして有料ですという部分においての研修費として認められる、テーマによりますけれども研修費として認められる可能性が、今の規則の中ではオーケーということでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

これは、やれるかやれないかといったら、私は可能だと思います。ただ、やっぱりオンラインでやる難しさというのは、相手の姿、顔、顔つき、何を言わんとするかを、そこからなかなか受け取れないというところに難しさがある。小田議員が先ほどおっしゃったように、現場に行くことによる本当のそういったところを探ってくる、聞き出してくるというところの価値は、私は大いに現場に行く研修についてはあるなと。それは本当の意味があるのかなというふうに思っていますので、果たしてオンラインを否定はしませんが、本当の実質的な成果を上げるとしたら、やっぱり行くのが一番なのかなと私は思っていますし、言葉のキャッチボールをやっていく中でふと浮かんで、これどうなっているのだろうと聞いてくる。要は、視察に深みをもたせるという意味では、オンラインではなかなか得られないものがありますので、否定はしませんが、私は基本は現地に行く。それがどうしてもかなわなくて、オンラインでも役割というか、目的を達成させることができるだろうなということであれば、それは可能だというふうに思っております。

再質問 2番 小田新紀

あくまでも現地に行くというのが私も一番いいと思っていますが、行けない状況の中でオンラインを認められるかということですので、今のご答弁の中で可能だということだというふうに認識しました。それであれば、なおさら、今それこそこういったまん延防止等々ある中では、現地に行き来できないかというふうに思います。そういった中で、職員にもそういったことを周知していただくことによって、職員も新たな可能性という部分で、それが一つのきっかけになって、オンラインでやって、そしてそれを受けて現地に行ってみようかなという部分もあるのかなというふうに思いますし、あともう一つだけ申し上げておけば、オンラインもかなり今進化しておりまして、個別のグループで分かれたりとか、カメラ等々使ったりとか、いろんな画面を使って、情報というのは現地に行くのがベストですけれども、ただカメラからこちらにしゃべってくるだけの一方通行みたいなような話ではなかったりとか。あるいはこの秋ですか、昨年度ですが、私も受講したのですけれども、社会教育士ですね。職員の皆さんにいくと、社会教育主事講習といったものもありまして、それは無料ですけれども、各自治体の若い職員の人たちが、もう本当に多くの方が受けられていて、いわゆるグループワークみたいなのもできて、そういった中でも活発な意見は本当出されていて、聞くと毎年2名ずつこの自治体から出ているのですとか、待っている人もいるのですみたいなことも、もちろん全員ではないですけれども、そういった声もあったりとか。可能性としてはいろんな広がりが出てくるわけですので、繰り返しになりますが、そういった方法もあるよということを、ベストではないかもしれませんけれども、職員の皆さんに周知いただくというようなことも、一つの方法かなというふうに申し上げておきたいと思います。前半の部分の最後ですが、今回、令和3年度に行われた職員の自主研修において、非常にいい成果があったという部分、それから全職員に周知していってということで答弁でありました。研修してきたことを共有するということは、非常に大事だということは言うまでもないということですが、行ってきた職員にとっても、皆さんに伝えるということが、学んできたことを伝えるということ、アウトプットですけども、勉強になるかと思いますし、またそれを聞いた職員の皆さんも、では自分も行ってみようかなとか、あるいはさらにこんなこと興味湧くなというようなものになっていけるような共有になればいいなというふうに思うわけですが。ただ単純に発表会であったりとか、報告書を回すだけということであれば、そういう成果というのは、十分ではないかなというふうに考えるわけですが、何かその共有方法について、今考えられる次の方法というか、さらなるよい方法というものを、もしお考えがあればお聞かせいただければと思います。

答弁 町長 飯田晴義

考えられるのは、まずは自主研修に行ったら報告書をまとめますので、それをまずは全職員に対してお知らせをする。庁内にサイボウズというのがありますので、お知らせをすると。そしてそれを一読した上で、特に興味のある職員、これは強制というわけにはいかないので、興味のある職員に集まってもらって、口頭での、特に発表文書の中には文字では分からない本当に感じたことというのがあるでしょうから、それを口頭で説明をしてもらい、そしてそれを説明を受けに来た人たちから質問をして、議論を深めていくという形が必要であろうかなと。それは単に報告会では意味がないので、それがまちづくりの課題を解決するために行っているわけですから、そこで何人かで議論をしながら深みを持たせていくと。それを実際の政策に生かせれば、なおさらいいと思いますし、そこで関心のある人たちが議論し合うことに、これまた大きな意義もあるわけでありまして、これが他への波及効果ということも考えられますので、まずは議論をしてもらって、そこから先は望むところはありますけれども、そこまではやっぱりやらなくては駄目かなというふうに思っております。

再質問 2番 小田新紀

分かりました。では、2点目のほうに移りたいと思います。先ほど申し上げたとおり、1点目とも大分つながる部分がありまして、ただこの間、若い職員の皆さんが何名か辞められていたりとか、あるいは有望な職員が辞められたりとか、そういったことも、これはどこの組織でもあることではあるのですけれども、そういったことを見聞きしていたりとか。それから、公務員人気自体が落ちているという部分もあるわけで、そういった部分で本当に働き方改革というふうに言われるのですが、それはもちろんのこと、もちろんでありますけれども、いわゆる「働きがい」というか「やりがい」というところの改革ということが、さらなる必要かなというふうに考えて質問させていただいております。ご答弁にあったことは、全てそのとおりだなというふうに思いますし、ある意味、理想的だなというふうに思うわけではあります。ただ現実、我が町の職員の皆さんの状況ということを考えると、では、どうしていこうかというところだというふうに思うわけですが、先ほどの研修の成果ということもそうでしょうし、いろんな職務の成果というのを適切に評価ということがあるわけですが、成果自体を評価するということは、これはもちろん当然だなというふうに思いますが、一方で、十分な成果、管理職が考えられるような十分な成果を上げられなかったとしても、研修にしてもそうですけれども、行ってくること、チャレンジしたこと、そういったことをしっかりと職員に分かるように評価してあげるというような観点については、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

これは何をもって評価するということになると、非常に難しいわけで、お駄賃あげますよ、報奨金あげますよとか、そういうことにはなりませんので、やはりそこは、しっかりと言葉でよくやったねという評価してあげるということと、もう一つはいわゆる人事面で、やっぱりそういう結果が出なくても、その人の仕事に向き合う姿勢というのは評価対象、人事の上での評価対象にしています。仕事は、成果ばかり簡単に出るものではありません。それよりもむしろ、そこに向かっていろんな考え方を広げていったり、あるいは町民とコミュニケーションを図ったりして努力していく、前向きに積極的に努力していくということが大いに私は評価するべきだというふうに思っておりまして、これは人事面でも、私はそういう思いをもって評価をさせてもらっているところであります。

再質問 2番 小田新紀

先ほどご答弁いただいた研修の共有方法、私が質問した内容のちゃんと共有をするべきということでご答弁いただいて、それもそのとおりだなというふうに思っているわけですが、一方では、職員によってはそれが負担になるというような方も、発表することが負担になるということもあって、この辺のバランスが本当に難しいなというふうに思うわけで。もちろんそういったことを、学んだことだったりとか、ふだんの仕事の中で得てきたことを出していくということは、大事な職務であるかと思いますし、必要な資質だというふうに思うので、それをやらなくていいということではないですが、そのやり方、出し方というものを、やはり適切なサポートというのを必要だなというふうに思うわけですが、非常に町長おっしゃっている答弁については、私も全く異論がなくて同じ考えではあるものの、町長が非常に優秀な方なので、職員の皆さんにとっては、そういった正論が非常にプレッシャーに感じられてしまうのではないかということを、私自身もふだんの仕事の中で、自分の職場の中でちょっと感じているところがあるのですが、町長そのあたりはいかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

これ自己評価が一番難しいのですね。そういう声もしっかりと受け止めさせていただいて、厳しさは当然必要なのですが、厳しさと優しさを両方持って指示をしていく、仕事をやってもらうということは必要だろうというふうに思っております。

再質問 2番 小田新紀

その上で、答弁にもありましたコミュニケーションの大切さという部分があったかと思います。町長の思いというのは、年度当初でしょうか。全職員に向けたご挨拶においても、新しいことにチャレンジしていこうというような旨の話をされたということを伺っております。そういった町長の思いというのは、今のご答弁ずっと聞いていても強く感じるわけですけれども、そういった思いと一般職への方々へのうまく回るような伝わりがいっているのかという部分においては、町長の責任を問うているわけではなくて、そういった部分では、職場全体のこういったコミュニケーションであったりとか、それからやっぱり一般職の皆さんと町長の間に入られている部長職であったり、管理職の皆さん、そういったところのそこの潤滑油というのでしょうか、そういった部分については、今の現状についてはどのように捉えられているでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

これ潤滑油をほかから借りてくるというにもいきませんので、やはり管理職の責任として、もう少しやっぱり気を配ってくれ、心の病もありますので、そういうことも含めて、部下がどういう状況で仕事をやっているか、何かつまずいていないかとか、何かアドバイスしてあげればもっとぽんと進むのではないかとか、そういう目配り気配りをしっかりやってくださいというお話は、これも事あるごとに私は申し上げていますので、そこを再度、不十分であれば、これまた上から命令すると、これまた町長何言っているのだ、いつもうるさいなと言われる可能性もありますけれども、そこはやっぱり管理職の役割として、そこは職責を果たすという意味からも、やってもらわなければならないなというふうに思っております。

再質問 2番 小田新紀

管理職のご苦労というのは、本当に自治体職員の皆さんだけではなくて、一般企業においても、本当につらい職務ではあるかと思いますが、そこがうまく回り出すと、職場全体もやっぱりやる気が一気に上がってくるのかなというふうに思います。先ほど、研修の制度自体をいじっていくという部分もあるかと思いますが、職場全体の雰囲気というのをいかにつくっていくか。まさにそして町の職員の皆さんは、かなり世代が多岐にわたっているという部分において、本当に私自身の価値観と今の20代の職員の皆さんとは全然違うでしょうし、30代の方とまた違う価値観を持っているという部分で、やはり私自身も町長が今回ご答弁された部分の、どちらかというとそっちの考え方というような部分で、職員に対して強く求めていきたいというふうな性格ではあるわけですけれども、でも最近やはりそれでは通用しないなというふうに思っていて、そこに本当に苦労しているわけですけれども、答えがないわけで、でも、そこはうまく回っていくと、ということになるわけですけれども、ご答弁にありました日常研修であったりとか、日常業務の中の自己啓発や学べる環境を高めていくという部分において、先ほどの質問に重なる部分もありますけれども、改めて今後の改善策というか具体的な方法を、もしおありでしたらお示しいただければと思います。

答弁 町長 飯田晴義

私、研修の中で一番大切、重要視しなければならないのは、職場内の日常研修、これは365日やれるのですね、どこに頼まなくても、どこかに行かなくてもやれる。その中で、やはり上に立つ者、部長だったり、課長だったり、係長もそうですが、その者が係員に対して、やっぱり話しかけをしなくてはならない、対話をしなくてはならない。ではその対話のきっかけは何だとしたら、仕事を進める上で、起案文書が回ってきたとしたら、そこを材料にして、これどうしてこういうふうに考えたのとかという、そういう「どうして」「なぜ」というところを、私は数多く職場内で議論してほしい。そのことは、冒頭申し上げた原点に立ち返るということにもなりますから、それをきっかけにコミュニケーション、対話が弾んでいけば、随分相互研さんとか、私は相互牽制と言っていますけれども、そういったことも働くことによってコミュニケーションが活発となる。そうなれば、職場の活性化にも結びついていく、あるいは個々の職員の積極性にも結びついていくのかなというふうに考えていますので、このことをもう少し徹底できるように努めていきたいというふうに思います。

再質問 2番 小田新紀

そういった先ほど自主研修の中で、いわゆる管理職以上というか、そのぐらいの立場の方が、基本的には対象になっていないというようなお話もありましたが、そういった枠も取り払いながら、管理職の皆さんこそ新しいものというのを取り入れていく、見てくるべきものだというふうな考えも私もありまして、そういった部分でのマネジメント的な研修というのは、恐らく特別職研修でしたか、管理職研修等々でやっていらっしゃるのかなというふうに思いますが、管理職の皆さんこそ、外に出向いて自分の足で学んでくる、調査してくるといったことについては、どのようにお考えになるでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

制度としてはなかなか用意されていないのですね。自治大学校などはあります。管理職になってから一月間行ってくるというのは、そういうものありますけれども、なかなかそこに行くというのはまた重たい話であって、そうではなくて、多分3、4日、あるいは1週間以内ぐらいの自己啓発的な研修があれば、いいのだろうなというふうに思います。そういうものは積極的に利用してまいりたいなというふうに思います。

再質問 2番 小田新紀

分かりました。最後になりますが、いわゆるそういった職場をよくしていくためということにおいて、一つの考え方として、民間人材の活用といったことも一つの方法としては考えられるかなと思うのですが、今、民間から採用するような職員の方もおられることも承知はしているわけですけれども、いわゆる管理職以上で民間人材を登用するといったことも、これを勧めているわけではないのですけれども、方法として考えられるわけですが、その部分の考え方としてはいかがお考えでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

いきなり管理職を募集するというのは、かなりリスクと言ったら失礼かもしれませんが、一度雇ってしまうと、駄目だから辞めてくれというわけにはいかないので、これなかなか難しいわけであります。ただ、幕別町以外のところで働いている人に来てもらって、その人から刺激を受ける、考え方を学ぶとか、仕事の進め方を学ぶと、こういうことはできるわけありますので、これは道職員との間で相互交流であったり、あるいは地域振興派遣というような形で、こちらで管理職の位置づけをして働いてもらったケースはこれまでもありますし、この件については、今後も、今この4月から1人予定していますけれども、これは積極的に取り組んでいきたいというふうに思います。

再質問 2番 小田新紀

分かりました。先ほど申し上げました、最初の答弁にありましたことについては、本当に目指すべきところだというふうには思っておりますが、それがどう一般職の皆さんに明るい形で思いが通じるか、そういったところが本当に難しいなというふうに思うわけですが。職員の皆さんが、これは当たり前のことですが、職員の皆さんが生き生きと笑顔で、伸び伸びと働いていらっしゃるということは、これはもう町民のためになるということで間違いないわけであって、やはり私自身も感じた部分もありますし、ほかの町民の皆さんからも耳にすることがあるわけですけれども、やはり役場に行くと、何となく空気がよくないというか、皆さん暗い顔をされているとか、あるいは挨拶なども非常に寂しいといったことを聞かれます。これは職員が悪いということではなくて、やはりそういった職員の皆さんが、先ほど申し上げたとおり、本当に明るい職場だなと、生き生きとされているな、皆さんというようなことを思わせるような環境をつくるのは、管理職の責任だというふうに私は思いますので、そういった部分を、改めて今をよしとせずに、検討を進めていっていただきたいなというふうに思います。最後、ご答弁いただければ。

答弁 町長 飯田晴義

今の挨拶のお話をされて非常に私はショックを受けていまして、逆に、最近、随分笑顔で挨拶してくれるねと言ってくれる方もいらっしゃるので、これは両方あるのだな、実態としては両方あるのだなというのは正直なところだと思います。小田議員がおっしゃるような、そういう側面を見られている、見せつけているということであれば、これはやっぱりしっかりと改めなければならないと思いますし、私は挨拶はもう全ての基本だというふうに思っていますので、まずお客さんが入ってきたら「こんにちは」と大きな声で挨拶する、これはやっぱり徹底しなくてはならないなというふうに思っていますので、すぐやれることでもありますから、そこは徹底していきたいなと思います。

出典:幕別町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる