みんなの議会

幕別町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日

朝ドラ100作目「なつぞら」のロケ地や観光の来客誘致について

2019年6月18日、幕別町議会の一般質問で、小島智恵議員が「朝ドラ100作目「なつぞら」のロケ地や観光の来客誘致について」質問し、町長 飯田晴義、商工観光課長 西嶋慎、経済部長 岡田直之、教育部長 山端広和、地域振興課長 亀田貴仁が答弁しました。

質問者
小島智恵 議員
答弁者
町長 飯田晴義、商工観光課長 西嶋慎、経済部長 岡田直之、教育部長 山端広和、地域振興課長 亀田貴仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 小島智恵

通告に従いまして、質問させていただきます。「なつぞら」やロケット発射場による波及効果、観光振興についてであります。昨年3月一般質問にて、朝ドラ 100 作目「なつぞら」のロケ地や観光の来客誘致について質問したところでありますが、4月の放送開始後、十勝の知名度が上がりまして、現在、ロケ地は私有地や防疫などの理由で公表されていない状況でありますが、ゴールデンウイーク中は観光客が増加し、物販や飲食など売り上げ増加の波及効果があったとの報道がされました。またさらに、隣接する大樹町では5月4日、ベンチャー企業が開発・製造した MOMO(モモ)3号機ロケット打ち上げに成功し、民間単独開発のロケットでは国内初めてという快挙をなしました。道内外からは、大樹町の人口を超える観客 6,000 人余りの方が集まりまして、この数字は打ち上げ延期の2日間も含めてではありますが、観光客増加、宿泊施設が満室になるなど、活気づいていたとの報道がされました。十勝に注目が集まっている中、我が町も機運を生かし観光振興の取組が期待されるところであり、以下お伺いします。①なつぞら、ロケット発射による町への反響、経済波及効果は。今後、大樹町の発射場における経済効果について見解は。②観光客誘致の積極的な取組について。今月6月からふるさと納税の新制度が始まりますが、モノからコト(体験型)への取組は。③5月に着任した地域おこし協力隊員をどのように地域振興に結びつけるのか。具体的な活動内容は。以上でございます。

答弁 町長 飯田晴義

小島議員のご質問にお答えいたします。「なつぞら」やロケット発射場による波及効果、観光振興についてであります。4月から、十勝を舞台とした NHK 連続テレビ小説「なつぞら」の放送が開始され、平均視聴率が 20%を超える高視聴率のもと十勝の知名度が上がり、物語の舞台である十勝を訪れる観光客が増えている状況にあります。また、本町に隣接する大樹町では、本年5月4日にインターステラテクノロジズによる観測ロケット「MOMO」3号機の打ち上げが行われ、国内民間初の宇宙到達を見届けようと、道内外から大勢の見物客が訪れたところであります。こうした中、日本銀行釧路支店と同帯広事務所は、3月7日になつぞらの放送に伴う十勝管内の経済効果が約 95 億円に上るとの試算結果を発表し、また日本政策投資銀行北海道支店と北海道経済連合会は、2年前の5月 31 日になりますが、大樹町に新射場を整備した場合への道内への経済波及効果を年間 267 億円と公表するなど、いずれも多くの効果が期待されるところであります。平成から令和へ移行し、史上初の 10 連休となりましたことしのゴールデンウイークは、天候にも恵まれ、桜の開花時期と重なったほか、「MOMO」3号機の打ち上げやなつぞらの効果も重なり、十勝管内の多くの場所でにぎわいを見せました。本町でも、道の駅・忠類で5月1日から4日にかけてのゴールデンウイーク企画の開催や、隣接するナウマン公園の「親水すべり台」を4月 27 日から利用可能としたほか、パークゴルフの管理棟であります「クマゲラハウス」に、なつぞらコーナーをはじめとした町の観光スポットを紹介するスペースを新たに設け、休日でも観光情報を入手できるよう、町を訪れる観光客を迎えるための環境づくりを講じてきたところであります。ご質問の1点目、「なつぞら、ロケット発射による町への影響、経済波及効果は、また、今後、大樹町の発射場における経済効果についての見解は」についてであります。なつぞらのロケ地は、私有地や防疫上の理由などで公表されていないため、直接的な効果は不明でありますが、帯広市内のとかち物産センターでは、4月1日から「なつぞら展」が開催されたことで、ゴールデンウイーク期間中に、前年の 3.7 倍の 3,363 人が訪れたほか、本町にもなつぞらに関する問い合せが数件寄せられております。また、10 連休となったゴールデンウイーク期間中のナウマン象記念館の入場者数は、2,897 人となり、前年同時期の 70%の増となったほか、道の駅・忠類における売り上げ金額についても、前年同時期の 23%の増となるなど、ロケット発射に伴い多くの効果が見られたところであります。現時点において、具体的な経済効果を試算することは困難でありますが、今回の打ち上げ成功により、宇宙ビジネスにおける小型ロケットと観測ロケットに対する一定程度の需要が見込まれ、小型ロケットと観測ロケットの発射場の整備が検討される中、特に忠類地域では観光客やロケット関連事業の出張者の増加が見込まれるものと想定しております。忠類地域には、宿泊施設や道の駅、ナウマン象記念館やナウマン公園など豊富な観光資源が存在しておりますことから、地域の情報発信を行うとともに、大樹町をはじめ、十勝南部地域とも連携を図りながら、忠類地域はもとより幕別地域への誘客にもつなげてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「ふるさと納税について、モノからコト(体験型)への取組は」についてであります。ふるさと納税につきましては、地方税法の改正により、令和元年6月1日以降、ふるさと納税(特例控除対象寄附金)の対象団体となるには、総務大臣が定めた基準に適合し、総務大臣の指定を受けることが必要となりました。本町は、令和元年5月 14 日付総務大臣通知により、令和元年6月1日から令和2年9月 30 日まで、地方税法に定める基準に適合する団体として指定を受けたところであります。新制度では、返礼品は「寄附額の3割以下の地場産品」に限定され、全国一律となるため、これまで以上に商品の魅力やアイデアが求められるようになり、新たに体験型プログラムを返礼品に定める団体も増えてきております。パークゴルフ発祥の町である本町は、現在、インストラクターつきパークゴルフ体験やモール温泉を体験できる入浴回数券や宿泊券を返礼品として扱っております。また、5月 23 日に返礼品を取り扱う事業者向けに「返礼品の魅力アップ研修会」を開催し、寄附希望者に選ばれやすい返礼品づくりに取り組んでいるところであり、今後も、新ルールの中、町内事業者の協力をいただきながら、本町の特徴を生かした搾乳などの酪農体験や乗馬など体験型メニューも含めた魅力ある返礼品づくりに取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「5月に着任した地域おこし協力隊をどのように地域振興に結びつけるのか、また具体的な活動内容は」についてであります。地域おこし協力隊につきましては、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、都市圏などの地域外の人材を積極的に受け入れ、地域づくりの担い手となる人材を確保し、地域協力活動を行いながら、その地域への定住・定着を図るとともに、一連の活動を通じて、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度であります。本町におきましては、忠類地域における温泉施設や道の駅、ナウマン公園、白銀台スキー場のほか、豊富な食材の活用や酪農体験等を含めた観光資源を軸に忠類地域の活性化を図るため、平成 30 年5月から隊員の募集をしておりましたが、本年5月7日に待望の隊員を1名配置することができました。主な活動内容としましては、一つ目には、SNS を活用した地域情報の発信、二つ目には、観光施設や特産品等の観光資源を生かした新たな事業の展開に向けた活動、三つ目には、地域イベントの運営協力でありますが、これらを基本とする中で、地域住民や団体等と積極的な交流を進めてまいります。町では、これまで魅力発信事業等のにぎわいづくりの活動を通じて人の流れを呼び込むことで、忠類地域の活性化を図ってまいりましたが、さらに隊員の外から見た新たな発想なども加え、地域を発信してまいりたいと考えております。以上で、小島議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 5番 小島智恵

再質問をさせていただきます。①、②につきましては、合わせた形でお聞きすることになります。昨年も、なつぞらについては一般質問させていただきまして、その後、幕別では残念ながらロケ地としてはちょっと撮影が行われなかったようなのですけれども、陸別町、新得町、清水町などで撮影が行われたようなのですけれども、しかしながら防疫上等の理由で、実際のロケ地、明確な場所については正式には公表されていないという状況でありまして、例えば、これまで放送されました朝ドラ「マッサン」のニッカウヰスキー工場だとか、「半分、青い」は岐阜県の町なのですけれども、ゴールデンウイークの観光客5倍にまで、非常に効果が大きかったというふうに聞いていますけれども、そういったように、ロケ地が明確に分かって来客されるような状況とは少し違う状況下には置かれているのですけれども、そうでありましてでも、十勝管内の来客数がゴールデンウイーク中かなり増えたという報道がありまして、答弁でもありましたけれども、帯広の十勝物産センターは前年比 3.7 倍の来客、またロケ地の一つとなっています、陸別町の道の駅が 1.2 倍の来場、またドラマに出ています山田天陽君のモデルとされる農民画家の神田日勝さんの記念美術館、鹿追町さんですけれども、10連休だけで 2,000 人を超える来場があったといったことで、かなりこのドラマの効果が十勝全域に広まっているように感じております。そしてさらには、隣の大樹町さんでは「MOMO」3号機のロケット打ち上げ成功ということで、大勢の観客が来られてにぎわいがあったということで、今まさにこの十勝にスポットが当たっておりまして、ぜひともこの機運を逃がさず取り組んでいただければなというふうに思っております。それで、ちょっと答弁になかったのですけれども、「プラス8プロジェクト in 幕別」のこの事業についてなのですけれども、平成 28 年から昨年まで国の補助を受けて、モデル地区で実施をしてきたところなのですけれども、ことしから町内全域に拡大をして、町の単費で実施するというふうには聞いているのですけれども、それの今後の取組、どういった形で考えられていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

観光振興の一つの目玉でありますのでお答えさせていただきますけれども、今までは町が実行委員会をつくりまして、そこで本当にあらゆる町民の方から協力いただいて、モデル的な検討、実施をしてきたわけでありますけれども、地方創生の交付金がなくなったということも一つの区切りとして、今年度からは窓口を観光物産協会が事業主体として、協力いただける枠組みについては今までと同じ中で、観光物産協会に実施をしていただくということで、今までと変わらない形、さらにエリアについては全域を対象にして取組を進めてまいりたいというふうに思っております。

再質問 5番 小島智恵

分かりました。ちょっと細かい話になってくるのですけれども、なつぞらの主題歌「優しいあの子」なのですけれども、帯広駅の中などで流れてはいるのですけれども、先日、道の駅の忠類に行きましたら、なつぞらののぼり旗はありますし、また出入り口近くにはなつぞら関連のお菓子なども販売はされていたのですけれども、主題歌は特に鳴ってはいなくて、少し寂しいような印象も受けたのですけれども、この主題歌の使用許可というか、規制とかはこれはあるのでしょうか。

答弁 商工観光課長 西嶋慎(商工観光課長は2024年3月まで)

CD の制限についてでございますが、なつぞら応援推進協議会のほうから、CD、のぼり、ポスターいろいろノベルティーは配布されておりまして、全て貸与という形で渡されております。なので、放送がされている元年の9月末日までは使えるのですけれども、その後は NHK のほうに返却する予定になっております。ちなみに道の駅では流れています。

再質問 5番 小島智恵

私行ったときはちょっとしんとした状況で、ちょっとタイミングが悪かったのでしょうか。道の駅の忠類もそうなのですけれども、ほかの何ていうのですか、観光に関連する施設だとかあとイベント等とかでも、これが使用できるということでありますので、せっかく使えるのだったら、今まさにというときでありますから、雰囲気を出すのに、ぜひとも活用していただきたいなというふうに思うのですけれども。

答弁 経済部長 岡田直之

なつぞらの主題歌でありますけれども、今、課長から答弁申し上げましたとおり、CD 対応されておりますので、今後におきましてもさまざまな機会を捉えて、町のイベントですとか、そういったところでも流すなりして活用してまいりたいというふうに考えております。

再質問 5番 小島智恵

分かりました。次に、なつぞらに出ていました「バターチャーン」なのですけれども、これは昔のバター製造する機械なのですけれども、これがふるさと館に所蔵されているということで、NHK に貸し出しもしておりまして、ドラマでは実際にはレプリカが使われているようではあるのですけれども、ちょうど NHK見ていますと、ふるさと館が出てきて、バターチャーンが紹介されていたので、質問にちょっと取り上げようかななんて思っていたのですけれども、その後、新聞報道もありまして、これもなつぞらの効果だと思うのですけれども、ふるさと館の5月の来館者が 239 人ということで、前年同月の 2.6 倍に増加ということで、それで早速、札幌の旅行会社のほうもツアーの企画、そういった見学入れたツアーも企画をしているということで、ちょっと注目がされているようなのですけれども、実際ドラマの中ではバターチャーン出てくるシーンは、そんなに長くはなかったのだとちょっと記憶はしているのですけれども、柴田牧場、柴田家のおじいちゃん役の草刈正雄さんがバターづくりのシーンで出てきて、なつにもやってみなさいということで、なつが横についているレバーを一生懸命回すといったシーンがあったのかなというふうに記憶はしているのですけれども、そんなに長いシーンではなかったですし、ちょっとしたようなことに思うのですけれども、結局のところやはりテレビの影響は大きいのかなというふうに思いまして、こういうちょっとしたことが効果につながるというふうに改めて感じたのですけれども、このバターチャーンの反響といいますか、どういうふうに捉えていますか。今後さらに発信をしたり、観光の素材として強みとして扱っていくようなことに、これもなっていくのでしょうか。

答弁 商工観光課長 西嶋慎(商工観光課長は2024年3月まで)

今、議員のおっしゃられたとおり、土曜日の報道でもございましたが、なつぞらのモチーフとなりましたバターチャーン、ふるさと館にございます。ゴールデンウイーク期間中の幕別町ふるさと館の来場者数は、162 人で前年同時期の 82 人に対して約2倍となっているなど、非常に大きな反響を得ているところでございます。そのため、バターチャーン以外についても分離機とかバターウォーカー、あと搾乳缶だとかも酪農関連器具が展示されておりますので、今、札幌の旅行会社がなつぞらをめぐるツアーということで6月 10 日から募集していますが、ふるさと館を訪れるツアーを組んでいます。なので、こういった旅行会社等に対する営業活動を含めて、引き続き情報発信に努めてまいりたいと思っています。

再質問 5番 小島智恵

酪農関連の貴重な器具もあるということで、ロケ地に選ばれはしなかったのですけれども、こういう強みがあるのだなというふうに思いましたし、このバターチャーン、意外にもどうやら幕別にしかないというふうに聞いていまして、十勝管内のどこにもないようでありまして、本当に貴重なような気がいたします。展示の仕方も、きちっと今どうなっているか分かりませんけれども、なつぞらに出ておりましたということで、ここでしか、幕別でしか見られませんということで、きちっとそういったパネルみたいなものも設置して、お金かけなくてもできるようなことかなと思うのですけれども、そういったパネルを設置して PR していったらいいかなと思うのですけれども、いかがですか。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

ただいまありましたバターチャーンの表示といいますか、先ほど説明がありましたように休日、非常に多くの方が来られたということでお聞きしております。今、現状では、表示は通常の表示になっておりますけれども、こういった部分をドラマなつぞらで使用されたという、何か簡単な形で表記はしたいなというふうに思っております。

再質問 5番 小島智恵

分かりました。それと、もう一つなつぞらの馬車のシーンがあるのですけれども、これも忠類の方が草刈正雄さんに馬車指導したということもありますし、また愛馬「桃姫」というのですかね。その愛馬がそのドラマに登場しているということで、これ次のふるさと納税の体験型などにもちょっと関連はしてくるのですけれども、こういったことも何か観光に生かせないのかなというふうに思うのですけれども、もちろん忠類の方のご意思とかご意向もそれが前提にはなってくるのですけれども、これは何かもう既になつぞら関連で取り組んだりはされているのでしょうか。

答弁 商工観光課長 西嶋慎(商工観光課長は2024年3月まで)

ただいま、愛馬の桃姫の関係なのですけれども、幕別町では直接な事業計画、イベント計画等はございませんが、なつぞらの、幕別町も入っております、なつぞら応援推進協議会のほうで、桃姫と一緒に農作業体験するツアーなど、体験するイベントについては実施を予定しております。以上です。

再質問 5番 小島智恵

この方のイベントなどでも、出ているというふうに聞いていますので、いろんな可能性もあるとは思うのですけれども、今後ご検討いただきたいと思います。次に、大樹町の射場についてなのですけれども、こちらも大樹町さんだけが活性化するというよりかは、十勝への経済波及効果大きいと思いまして、特に幕別は隣接自治体であり、地理的には忠類とは隣に位置をするということで、よりその波及効果は大きいのではないかというふうに考えるところなのですけれども、その射場の適地という観点で見てみましても、種子島宇宙センターなども国内にはありますけれども、道内ではここの大樹町の多目的航空公園のみだと思います。射場の適地が少ないだけに、とにかくロケットを見届けたいということで、また注目度も大きいのかなというふうに思うのですけれども、新しく就任されました鈴木知事も早速視察、4月 30 日に入られまして、道職員も配置をされて推進する動きも出ております。また、政府のほうも報道によりますと、宇宙ベンチャーの支援強化の方針を示されておりますし、また大樹町さんとしましても、1984 年から 35 年も前から宇宙の町としてまちづくりに歩んでこられているということで、今定例会では日本版 DMO の設立のお考えも示されているということで、本当に今回の発射成功によって、夢だったことが本当に現実になってきたと、そういうふうに感じているのですけれども、将来的には今後、宇宙産業、国内初のスペースポートを建設する大きな、そういう壮大な構想もあるのですのけれども、さらに発展性、可能性があるものですから、本当に期待するところありますし、発展していくことによって、そこには雇用、定住など生まれ、経済効果が出てきますし、観光も活性、活発化していくと思います。それで、3号機の成功からさほど時間はたっていないのですけれども、新聞報道によりますと、4号機をこの年内の早い時期に打ち上げる予定ということで、着々と準備は進められているということですので、我が町としましても、発射時期に合わせて体制を整える心構えも必要なのかなというふうに思っております。それで、ロケットの発射の町内の効果についてご答弁いただきました。10 連休中はナウマン象記念館、前年同時期 70%を増加、道の駅・忠類では売り上げ金額 23%増加ということで、効果が見られたというご答弁でありました。それで、射場がある大樹町さんのほうには、宿泊施設が二つほどしかないというふうにお聞きしていまして、たくさんの方は泊まれないような、今、状況下にあります。それで、ロケット打ち上げ時期なのですけれども、報道によりますと、帯広市内だとか、あと十勝川温泉のホテルなんかも、もうほぼ満室が続いたと。しかも連泊する方も多かったということで、そう考えますと、幕別はもっともっとこう射場から近い場所に位置するわけなのですけれども、特に近いのが忠類のアルコ、そちらの宿泊状況とかどうだったのでしょうか。キャンプ場の利用状況もそうです。また、札内のほうには大人数の方が宿泊できるグランヴィリオだとか、あと悠湯館もそういう施設もあるのですけれども、やはりこの時期、ロケット発射の時期に合わせてやはり満室のような状況で、例年よりかは多くの方が宿泊利用された状況であったのか。これ数字というより大まかな状況の押さえで構いませんので、教えていただきたいと思います。

答弁 商工観光課長 西嶋慎(商工観光課長は2024年3月まで)

ゴールデンウイーク期間中の宿泊者数なのですけれども、このたびロケットもございますが、10 連休ということでこれまでは平日で中日だったのですが、その関係もありまして非常に多くの宿泊が多かったです。アルコにつきましては 385 人ということで、前年度プラス 16%増、グランヴィリオにつきましては 3,700 人ということで約 33%の増、悠湯館につきましては 63.5%の増ということで 507 人の増となっております。以上です。

再質問 5番 小島智恵

10 連休というそういう連休のあれもあったのですけれども、多くの方が宿泊されたと、前年比より多くされたということでありました。それと、そういったことで射場の効果も相まっているのではないかというふうに思うのですけれども、地理的なところで言いますと、射場の多目的航空公園に向かうルートなのですけれども、大樹町のほうから向かうよりは、忠類のほうから向かったほうが早く着くというふうなことで、忠類のインターチェンジで降りて、忠類から向かってそれでも早い、そういうことになるのですけれども、これは大樹町さんあってのことであるのですけれども、そういった忠類のちょっと入り口に看板とか整備するとか何か、本当に大樹町さんあってのことなのですけれども、何かそういったことは、考えについてお聞きしたいと思います。

答弁 商工観光課長 西嶋慎(商工観光課長は2024年3月まで)

議員のおっしゃるとおり、大樹町の多目的航空公園の宇宙交流センターがございます美成地区までは、確かに忠類の道道 657 号線を通ったほうが時間的にも短く、非常に便利なものですが、何分大樹町の施設の看板を本町のほうに立てるということが、町としてはなかなか難しいところもあるかもしれませんが、事業者の依頼があった場合だとか、あと大樹町も含めた南部地域の取組の中でお話があれば、また検討したいかと思います。以上です。

再質問 5番 小島智恵

ご検討いただけるということなのですけれども、大樹町さんのほうからいろいろと恩恵受けることが多々出てくるかと思いますので、観光客の受入れ体制整えていただいて、答弁でも大樹町さんをはじめ、十勝南部地域とも連携を図るというお答えでしたので、そのように進めていただきたいなというふうに思っております。次に、ふるさと納税に関してなのですけれども、ちょっと私の勉強不足もあったのですけれども、寄附額の3割以下の地場産品のこの規制というのが、これは本町としましては昨年 11 月から、もう既にこれは始まっているということで、制度の対象となるようにきちんとこれは守っていくということになっていますけれども、さらにその新制度、今月6月から募集経費を寄附金の5割以下に定められたということで、それが新たに加わってきたところなのですけれども、それで3割の地場産品のちょっと物のほうの話にはなってくるのですけれども、もう既に影響が出ているようで、事業者さんによっては設備投資をしたのに激減して困っているといった話も聞くのですけれども、この影響といいますか、傾向といいますか、これ前年と比べてかなりこう落ち込んでいっているものなのでしょうか、どうなのでしょうか。

答弁 商工観光課長 西嶋慎(商工観光課長は2024年3月まで)

確かに昨年の 11 月から寄附金の調達割合を4割から3割に見直ししたところでございまして、昨年の 11 月からことしの3月までの寄附額が、約1億 6,400 万円ということで対前年の2億 8,900 万円に対して、約1億 2,400 万円の減となっている状況でございます。以上です。

再質問 5番 小島智恵

かなりの落ち込みということでありますけれども、これ制度、4自治体を除いてですけれども、全国一律で始められて、本当に今後も影響がすごく懸念されるところでありますので、きちんと注視していただきたいと思います。また、事業者さんにとっても、やっぱり急にこれ減退しては困ることでありますし、町内経済にもこれ影響が出てくるのではないのかなというふうに思うのですけれども、そういった事業者さんの状況についても、今後、しっかり注視していただきたいなというふうに思います。次に、6月からの募集経費を寄附金の5割以下に定められたということなのですけれども、このことによって送料が高くなってくる問題が出てくるということで、体験型に力を入れようと考える自治体も結構増えてきているのですけれども、こちらに来ていただくことになるので送料がかからないということで、ふるさとチョイスのサイトなんかを見てみましても、農作業体験だとか、動物と触れ合う体験、みそや豆腐、そば打ち体験等々既に取り組んでいる自治体もあるのですけれども、本町としましては、インストラクターつきパークゴルフ体験、モール温泉体験など、既に取り組んでおられているのですけれども、今後、新制度の中で搾乳体験、乗馬体験なども考えているということで、事業者さんのご協力を得ながら、増やせるメニューありましたら拡大はしていただければというふうに思います。それで、5割以下ところなのですけれども、やっぱり幕別町から本州、首都圏などに返礼品を送る送料、これ必然的に高くなる問題が生じてくるわけなのですけれども、この辺のところはどういうふうに捉えていらっしゃるでしょうか。

答弁 商工観光課長 西嶋慎(商工観光課長は2024年3月まで)

4月1日に地方税法の改正を行われて、今後、総務大臣が定める基準の中で、返礼品を募集経費を5割以下にしなければいけないという通知がございました。現在、その返礼品の割合は、調達費用が3割で、実際、幕別町の場合には冷蔵品が多くて約 17%くらいかかっているのですけれども、その割合を見直しするには、やはり寄附額を上げざるを得ないということも考えなければいけません。そのために、新しいメニューの創出だとか、今後、寄附額の見直しも含めた事業者との調整というのは今後必要になると考えております。以上です。

再質問 5番 小島智恵

冷蔵となりますと、さらに送料がかかってくるのかなというふうに思いますけれども、事業者さんともしっかり相談して、体験型の話もしたのですけれども、地場産品のほうもかなり落ち込み激しいので、本当にこちらのほうも大事にしながらともに取り組んでいただければなというふうに思います。最後に、③の5月に着任した地域おこし協力隊員についてでありますが、答弁では SNS を活用した情報発信をはじめ、三つの活動を行われるということで、その点につきましては理解をしますし、ご期待申し上げたいと思います。それで、地域おこし協力隊というのは、地域の活性化のみならず、定住・定着を図るという目的も含めた制度となっておりますけれども、広報紙のほうに隊員さんの紹介が載っていました。任期は最長で3年ということで、期間も限られてはいるのですけれども、隊員の方の思いとしまして、幕別町でスイーツのお店を開くのが夢ということが載っておりました。それで、町内のお菓子屋さんの中には、後継者がいなくて悩んでいらっしゃるところもあるというふうにお聞きをするところなのですけれども、これはあくまで、隊員の方のご意向というのが前提になってはくるのですけれども、例えば後継者がいなくてそういう悩んでいるお菓子屋さんで、実際に体験なんかをしていただいて、そういった機会を設けて、そこからどうなるかは分かりませんけれども、そういった隊員の方のご意向とか夢と、後継者問題のところがうまくつながっていけたら、それはありがたいことかなというふうに思うのですけれども、その点についてお伺いしたいと思います。

答弁 地域振興課長 亀田貴仁(地域振興課長は2021年9月まで)

現在、着任いたしました地域おこし協力隊員のことでありますけれども、将来の夢といたしまして、スイーツづくりというのをお話はされております。今、小島議員の言われるように、そういった後継者のいないところのお店を活用した取組というものにつながれば、もちろんそれはそれでいいとは思うのですけれども、ここはただ、地域おこし協力隊の方の考え方もありますので、そこに固定せず、まず地域でいろいろ活動していただく中で、そういった夢の実現に向けて取り組んでいただきまして、場合によっては、当然、空き店舗対策などの事業の活用等もありますので、そういった中で、うまくそういったことにつながっていただければいいかなというふうに思っております。

再質問 5番 小島智恵

隊員の方のその思いというのがまず前提にはあると思うのですけれども、もしもうまくつながっていけば、実際に定住・定着、そういったことにつながっていくものだと思いますので、3年なんか長いようで短いような気もしますので、もしそういう本当に機会があればということで、ご検討いただければというふうに思います。理事者の方の取組にご期待申し上げ、終わりたいと思います。

出典:幕別町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日 議事録 PDF(56ページ) 間違いを知らせる