幕別町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日
(1)第2子以降の保育料無償化について
2025年9月9日、幕別町議会の一般質問で、小島智恵議員が「第2子以降の保育料無償化について」質問し、町長 飯田晴義、こども課長 山本充、保健福祉部長 亀田貴仁、学校給食センター所長 守屋敦史が答弁しました。
- 質問者
- 小島智恵 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、こども課長 山本充、保健福祉部長 亀田貴仁、学校給食センター所長 守屋敦史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 小島智恵
通告に従いまして質問させていただきます。1、子育て支援策の充実を。令和7年3月に策定した「幕別町こども計画」では、子ども・若者の健やかな育ちを社会全体で支援する環境を推進するとともに、「こどもまんなか社会」の実現に向けて、幼児期の学校教育・保育の充実や経済的負担の軽減を図るなどの各種施策を推進することとしております。このような中で、音更町では、本年9月から認可保育施設の0歳から2歳児クラスを利用する第2子以降の保育料を無償化しており、また、池田町では、今年度から夏休みと冬休みの長期休業中の学童保育所におけるお弁当を民間委託し提供するなど、子育て世帯の負担軽減を図っております。このようなことから、幕別町においても同計画の実現に向けて、子育て支援策の充実を図ることが重要であることから、以下の点についてお伺いします。(1)第2子以降の保育料無償化について。①第3-1階層から第5-3階層の世帯における子ども1人目のカウントは、特定被監護者等のうち最年長としているが、特定被監護者等とはどの年代を対象とするのか。②無償化されていない第6階層以上の世帯数及び無償化する場合の影響額と無償化する考えは。(2)認定こども園の教育認定の拡充について。令和6年4月から幼稚園(教育)と保育所(保育)を一体的に行う幕別認定こども園が開園しましたが、教育認定の教育標準時間は 13 時までであり、延長保育にしても 16 時まで降園となっており、長い時間預けることはできません。また、延長保育料についても、旧わかば幼稚園では月額の上限がありましたが、撤廃されております。幼稚園と保育所の機能を併せ持つ施設として、延長保育の時間延長と延長保育料を軽減することはできないものなのか。(3)学童保育所における長期休業中の昼食提供について。学童保育所では、夏休みなどの長期休業中はお弁当を持参しておりますが、共働き世帯にとってお弁当の持参は、保護者の負担が大きいことに加え、夏場はお弁当が傷みやすく食中毒の心配もあります。①保護者から長期休業中の昼食提供を望む声はないのか。②給食センターや民間委託などを活用し昼食提供することはできないのか。2、保育施設の集団歯科健診の信頼性は。集団歯科健診で異常なしと診断された後、進行した虫歯が発見される事例が起きております。歯科医院での診察とは異なり、暗い場所で実施するなど環境の違いを指摘する施設の保育者もいることや、歯科医院を受診するのが遅れる場合もあることから、この健診の信頼性をどのように捉えているのかお伺いいたします。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
小島議員のご質問にお答えいたします。「子育て支援策の充実を」についてであります。我が国では、少子化の進行やコミュニティの希薄化などにより、子育てにおける孤立感や負担感が増大するなど、子育て家庭や子どもの育ちを取り巻く環境が大きく変化しており、子どもを産み育てる喜びを実感できる社会の実現と、子育てを社会全体で支援していくことが喫緊の課題となっております。国においては、子ども施策を社会全体で総合的かつ強力に実施していくための包括的な基本法として「こども基本法」を令和5年4月に施行し、同年 12 月には「こどもまんなか社会」の実現に向けた施策を総合的に推進するため「こども大綱」を策定し、全ての子ども・若者が身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな生活を送ることができる社会を目指しております。本町におきましては、「すべての町民が支えあい 子ども・若者が健やかに育ち、幸せを実感できるまち」を基本理念として、本年3月に策定した「幕別町こども計画」に基づき、「こどもまんなか社会」の実現に向け、各種施策に取り組んでいるところであります。ご質問の1点目、「第2子以降の保育料無償化について」であります。本町の保育料につきましては、平成 27 年度から開始した子ども・子育て支援新制度に基づき、世帯の所得の状況、その他の事情を勘案し定めたものであり、このうち、多子軽減につきましては、同時就園に係る保護者の経済的負担を軽減するために、就学前児童の2人目は半額、3人目以降は0円としております。さらに、平成 29 年度からは、北海道における多子世帯の保育料軽減支援事業を活用し、市町村民税所得割課税額が 16 万 9,000 円未満、すなわち保育料条例別表第1保育料金表の第5階層以下の世帯で、子ども・子育て支援法施行令第 14 条に規定する、教育・保育給付認定保護者に監護される者その他これに準ずる者であって、その保護者と生計を一にする者、以下「特定被監護者等」と申し上げますが、この特定被監護者等のうち、最年長者から順に数えて2人目以降の児童の保育料を0円とする軽減措置の拡大を実施してきたところであります。一つ目の「第3-1階層から第5-3階層の世帯における子ども1人目のカウントは、特定被監護者等のうち最年長としているが、特定被監護者等とはどの年代を対象とするのか」についてでありますが、年齢にかかわらず、保護者と生計を一にしている者が対象となるものであります。二つ目の「無償化されていない第6階層以上の世帯数及び無償化する場合の影響額と無償化する考えは」についてでありますが、本年9月1日における在籍児童数で試算した場合、対象世帯数は 61世帯で、影響額は年額 2,186 万円となります。第6階層以上に属する世帯については、給与収入者の場合で年収約 700 万円以上と推計され、過度な負担を強いている状況にはないものと考えておりますことから、現状においては、第2子以降の保育料無償化を実施する考えはありません。ご質問の2点目、「認定こども園の教育認定の拡充について」であります。一つ目の「教育認定の延長保育の時間延長」についてでありますが、認定こども園で教育認定された方の教育標準時間は午前8時 30 分から午後1時までとしておりますが、教育標準時間終了後も引き続き、就労や通院、病気などの理由で保育を希望される方のニーズに応えられるよう、延長保育を実施しております。平日については、午後1時から午後4時までの3時間、土曜日と長期休業期間については、午前8時 30 分から午後4時までの7時間 30 分実施しており、旧わかば幼稚園のときにはなかった土曜日と長期休業期間の保育を実施しております。なお、延長保育を実施している中で、保護者から時間延長を求める声は極めて少なく、就労を要件とする保育認定とは異なることからも、現状において延長する考えはありません。二つ目の「教育認定の延長保育料の軽減」についてでありますが、延長保育を利用した場合は、1人1時間当たり 200 円を徴収しております。認定こども園を開設するに当たり、旧幕別中央保育所での短時間保育利用者の延長保育料では月額5,000 円、旧わかば幼稚園の延長保育料では月額 4,000 円の徴収上限額を設けておりましたが、延長保育の理由が保護者個々の事情によるものであり、受益者負担の原則に沿って上限を設けず全額負担していただくべきとの考えから廃止したものであり、徴収上限額を設ける考えはありません。ご質問の3点目、「学童保育所における長期休業中の昼食提供について」であります。一つ目の「保護者から長期休業中の昼食提供を望む声はないのか」についてでありますが、町内の学童保育所においては、長期休業中における昼食の提供は行っていないため、当該期間においては、保護者が弁当を子どもに持たせて登所しておりますが、これまで昼食提供を望む声は聞いておりません。二つ目の「給食センターや民間委託などを活用し昼食提供することはできないのか」についてでありますが、給食センターでは、長期休業期間を利用し、調理場内の設備点検やメンテナンス、大規模な清掃や消毒作業のほか、設備の更新工事などを行っておりますが、長期休業中、学童保育所に登所している児童約 230 人のために給食センターを稼働させるのは、コスト面で現実的な選択ではないと考えております。一方、民間委託の活用については、十勝管内において帯広市と池田町が民間事業者の昼食提供事業を活用し、本年の夏休みから弁当の提供をしているとお聞きしておりますので、これらの情報を収集した上で、食事の内容、利用者負担を含めた保護者のニーズとすり合わせてみる必要があると考えております。次に、「保育施設の集団歯科健診の信頼性は」についてであります。保育施設で行われる歯科健診につきましては、保育所保育指針に義務づけられており、児童の口腔内の健康状態を確認し、虫歯等の早期発見・早期対処を行うことを目的に年1回実施しております。実施方法は、0歳児と1歳児は午睡中に、2歳児から5歳児は給食を食べ終え、うがいや歯磨きの後に、1人ずつ職員室において歯科医師による診察を行っております。医師は、ヘッドライトを装着し、限られた時間の中で診察を行っておりますが、椅子や照明など歯科医院での専用の設備ではないこと、診察中じっとしていられなかったり、口をしっかり開けてもらえない児童もいることから、100 パーセントの精度を求めることは困難と考えており、また、乳歯の虫歯は進行が速いこと、痛みがなくても進行する可能性があることからも、日頃から家庭における歯磨きが大切であると考えております。歯や口の健康は、生涯にわたる健康づくりの基盤でありますので、歯科健診については、計画的に実施し、その結果を記録して保護者に伝えるとともに、児童への歯磨き指導を引き続き実施してまいります。以上で、小島議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 12番 小島智恵
再質問させていただきます。まず、特定被監護者等とはというところなのですけれども、これは保護者の方が入所申込みされる際に渡される資料の中に書かれてあるのですけれども、担当課の職員によって説明が変わったりしまして私も困惑しましたのであえてお聞きしたのですけれども、年齢は関わらないといったことで広い年齢層になると理解はしたのですけれども、当然のことながら担当者が替わりましても正しい説明をしていただきたい、そのことは申し上げておきたいと思います。次の無償化についてなのですけれども、現在、本町では所得制限があるということで、無償化にならない第6階層以上についてお聞きしたのですけれども、無償化されました音更町の場合、これはあくまで私の調査なのですけれども、年収 640 万円以上相当の世帯で影響額が約 1,000 万円。幕別町は、お答えありましたけれども、年収 700 万円以上の推計で影響額が 2,186 万円ということで、対象は六十数人で同じぐらいなのですけれども、音更町とその区分などといろいろ違いはあるのですけれども、1,000 万円以上差が出ているのですけれども、どうして差が出たのかなというふうに、どういうふうに試算といいますか、計算したのか、どういうふうにこれは捉えたらいいのかなと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 こども課長 山本充
まず、年収 700 万円の考え方ですけれども、これにつきましては夫婦、あと小学生、あと保育所の子どもという4人世帯で計算しまして、所得割額が 16 万 9,000 円以上ということで、その基本で計算して推計したところ、年収 700 万円という数字が計算されました。そして、音更町については、9月から実施ということで、7か月の影響額で 1,000 万円というところですけれども、基本、それについては令和5年の収入ベースで計算しておりまして、その収入で出しますと幕別町においても 1,000 万円ぐらいだったのですけれども、令和6年収入と令和7年度の町民税の所得割額で計算した場合、年収、皆さん給与所得者の方が所得が上がりまして、2,000 万円、今回出しましたけれども、2,100 万円ほどの金額ということで数字が伸びておりますし、音更町においても多分、報道に出ていた 1,000 万円については令和6年度の町民税ベースで計算しているということでその金額になっていると思います。実際は、令和7年度の町民税の所得割ベースで計算すると多分、金額的には結構、第6階層というか、16 万 9,000 円以上の方が増えて影響額も増えているのではないかと推測されるところであります。
再質問 12番 小島智恵
差は一見あるようですけれども、計算式としては特に間違いなく計算されたということですね。この第6階層以上の世帯の無償化を考えていく中で、所得制限もあるのですけれども、それだけではなくて、第1子のカウントの仕方、同時就園の要件、この問題もあるかと思います。第1子が施設を卒園しましたら、施設というのは認定こども園、保育所、幼稚園等でありますけれども、卒園しましたら第1子とカウントされなくなると。そして、世帯として第2子が入園したとしても、その子は第1子としてカウントして全額保育料がかかってくるということで、軽減措置ということであれば、施設に兄弟が同時就園していなければいけない、第1子は全額かかりますけれども第2子は半額までになるということで、これは国の制度でそうなっていると思うのですけれども、これを音更町では独自に、卒園したとしても第1子としてカウントすると、そしてもう第2子以降は無償化ですよという、分かりやすい、納得しやすい制度にされたのですけれども、こういった第1子のカウントの仕方、同時就園の考え方、非常に分かりにくい、納得しにくいと思うのですけれども、この点については、どうお考えでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
それぞれの町でそれぞれの施策というものがありますので、よそがやっているからうちがやってくださいということにはなかなかならないわけで、ここをどういうふうに捉えるか、子育て支援として捉えるのか、経済的負担軽減として捉えるかによって、やっぱり考え方が違うと思うのですね。子育て支援として捉えれば、例えばうちも医療費の助成については子育て支援というふうに捉えていますので、所得に関係なく全員を対象にしておりますけれども、ここで言うと、それをやるともう莫大にいろんなところでお金がかかってきますので、私はここは経済的負担軽減というふうに捉えておりますので、それで給与収入で言うと 700 万円ある方については、世間一般から見たら相当な高額収入者に当たるというふうに思いますので、そこは我が町としては制限を設けて、子育て支援という見方をしないで、一定の所得が少ない方に対する支援、そういう考え方を取っておりますので、収入制限を設けているということであります。
再質問 12番 小島智恵
この第2子以降の保育料無償化、音更町でスタートされて、音更がやったから我が町もやるという考えには至ってはいけないのですけれども、当然、隣町ですので意識するところはありまして、これは町外、町内問わず、こういった分かりやすい、周知しやすい制度、大事だなと思っているのですけれども、こういった所得制限あるということは、共働き世帯の方とかにとっては、所得を計算して、無償になるとかならないとか、こういう面倒なことも起きてきますので、無償化によってそういったものが解消されていくと思いますし、第2子以降のお子さんを望まれる方にとっても支援策の一つになるのではないかなとは思うのですけれども、何より町長ご自身がこれを申してきたと思うのです。令和5年6月の行政執行方針の中で、人口減少対策として、まず高校生までの医療費無償化、これは、その年の 10 月から実施されておりますけれども、それと第2子以降の保育料の無償化についても取り組んでいかれるといったことであったと思います。そして現在も、町のホームページを見てみますと、町長室のご挨拶の中で公約として訴えてきましたといったことは、現在も載っております。結局のところ、お話を聞いてみますと、断念をされたと、そういった捉えでよろしかったでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
公約の実現になっていないのではないかという話でありますけれども、公約の中では、当初掲げたときには、確かに多子世帯に対する支援というのは重要だろうというふうに考えておりまして公約に掲げたという、そんな経過はありましたけれども、ただ、実際、やるに及んだときの効果というものも一方では考えなければならないということでありまして、これは医療費の無償化とは大きく違って、ここの対象者が 61 人というふうに少なくて効果が限定的であるということから実質断念したということでありますので、公約が達成できないことについては非常に残念であるというふうに思っております。
再質問 12番 小島智恵
承知しました。次の認定こども園の教育認定の拡充についてに移りたいと思いますが、延長保育の時間延長についてお聞きしているのですけれども、教育標準時間がそもそも 13 時までとなっておりまして、帰りが早いのでその後の過ごし方をどうしようかということで結構悩みどころはあるのですけれども、町内の私立幼稚園ですと 14 時降園となっておりまして、私立ですので全く同じにならないことは理解するのですけれども、この1時間の違いというのは結構大きいと思うのですけれども。札内地区の方ですと、降園後に子育て支援センターあおばに遊びに来られる方もいらっしゃって、過ごしたりしているのですけれども、本町地区ですと、近いところにそういう遊べる場もあまりないので、13 時に帰ってどうしようかというふうになってくるのですけれども、延長保育料はかかりますけれども、今、16 時まで預けることができる、預ける方法もあるのですけれども、この延長保育についても町内の私立幼稚園ですと 18 時まで、そこまで長く預けることができる状況であります。幕別認定こども園は、保育所型としてスタートしたと思うのですけれども、こども家庭庁のご説明ですと、保育所型というのは認可保育所に幼稚園的な機能を備えるタイプといった説明であると思いますが、そうなると保育所寄りの施設になるのかなというふうに思うのですけれども、実際の機能としては長く預けることはできない。これについてどう捉えたらいいといいますか、改善できないものなのかお伺いしたいと思います。
答弁 こども課長 山本充
認定こども園がスタートした際に、一応、教育時間の標準時間が4時間と幼稚園の教育要領で決まっておりまして、基本それをベースに考えたときに、保育の短時間の受入れが8時半ということで、8時半からスタートして、その後については4時間を基準ということだったものですから、大体1時ぐらいまでと。大体、その時間において午睡が始まったりして、あと保育士の休憩等の時間とかシフトの関係もありまして1時までという、4時間半というふうに決めております。基本的には旧わかば幼稚園よりも週トータルでは1時間以上長くなっておりますし、基本的には旧わかば幼稚園よりもよくなっているというふうにして、認定こども園開設時の教育認定の時間についてはこのように決定をしているところであります。
答弁 保健福祉部長 亀田貴仁
今、課長のほうから、標準保育時間の話の説明もさせていただきましたけれども、質問にありました延長保育の時間の延長の話なのですけれども、当時、説明会の中でもお話ししておりますし、現状、例えば本年度の利用実績を見ましても、実績につきましては本年度4月から7月までで利用世帯が0世帯から3世帯、そして、おおむね毎日利用される1世帯を除きますと、一月当たりの利用日数は1日か2日、1日の延長時間は1時間未満ということもありまして、現状のニーズとしましてはほとんどないというところもありますので、現段階において拡大という部分にまでは検討には至っていないというところであります。
再質問 12番 小島智恵
保育士不足という、そういう問題も今お聞きしましたけれども、実際、今、延長保育のニーズがないといった話で、実際は本当にそうだと思うのですけれども、教育のほうを利用される方にとっては、時間の延長といいますか、幅はあったほうがやっぱりより利用しやすいと思うのですね。そして、保育所寄りの認定こども園ということでやっておりますけれども、毎日例えば 18時まで預けるのかといったら、実際はそれはそうはならないとは思います。所用があるとか、私は単純に心身のそういうリフレッシュ的なそういったものでも、子どもを見るのは大変ですので、大きな含みも持たせて保育所寄りの考え方を持っていってもいいのではないかなとは思うのです。実際利用する人は少ないとは思いますけれども、町内の私立幼稚園ぐらいの幅を持たせて、預けられるような整備をしていただけたらありがたいなとは私は思うのですけれども、いかがですか。
答弁 保健福祉部長 亀田貴仁
ちょっと繰り返しの部分もあるのですけれども、教育認定のお子さんの場合、今、先ほど延長保育の利用実績をお話しさせていただきましたけれども、実際に 16 時までが延長保育の時間となっています。延長保育終了後につきましては、17 時までは一時保育を利用するということが幕別認定こども園においてはできます。また、その後の時間においても、ファミリー・サポート・センター事業で活用するということも可能ではあるのですけれども、いずれにおきましても今までのところ延長を目的に利用した実績がないという状況もありますので、先ほどの繰り返しになりますけれども、現状のニーズから申し上げますと、現段階において延長するという考えには至っておりません。
再質問 12番 小島智恵
次の延長保育料の軽減についてなのですけれども、旧わかば幼稚園では月額の上限 4,000 円を設けていたのですけれども、廃止されたということで、実際、延長保育を平日例えば 16時まで利用して、土曜日は休んだとしましても、月に1万 2,000 円台とか、かかってきます。そして、教育の場合ですと、夏休み、冬休み、春休み、これは保育所にはない長期の休みでありますけれども、夏休みは約1か月あって、お盆の期間、土曜日に休んだとしましても1万 6,000 円台とかになってきまして、それに給食費なんかが入っていくと2万円台にはなってくるのですけれども、延長保育をよく利用される方にとっては結構、金額というのが上がってきますので、そういった軽減措置みたいなのがあればありがたいとは思うのですけれども、旧わかば幼稚園時代の上限 4,000 円ではちょっと安いので、もう少し高い上限の設定でもいいのですけれども、そういったものは考えられないのかお伺いいたします。
答弁 町長 飯田晴義
これ今、町内では使用料・手数料の見直しを行って、受益者負担を申し訳ないけれどもしっかりいただこうという考え方で、今、全てのサービスを提供させていただいているわけで、基本的に不特定多数の方が利用する公共施設については、係る経費の半分を町が持って、残り半分を受益者で負担してくださいよというふうにやっているわけなのですが、ただ、これが特定の方が利用するとなると、やはり公共性が非常に薄れてくるわけでありますから、そういうところにおいては全額受益者負担で負担していただきたいと、そういう考え方に立って今、すべからく公共施設の管理に係る負担をいただいているところでありますので、ここに関して言うと、これは不特定多数ということにはならないわけで、これは保育所も幼稚園もそれぞれの役割があって預けられるわけですから、ずっとそれを月額1万 2,000 円まで預けるというのはちょっとどういう理由かは分かりません。例えば病気になったとしても、これは一つ越えれば教育認定から保育認定に変えることもできますから、私はどこかでやはり線引きというか、しっかりした受益者負担のルールを持ち込まないと駄目だというふうに思っていますので、ここは利用の仕方を工夫していただくなり、あるいは必要最低限の利用をしていただくことによって、そんな過大な負担になるとは考えておりません。ただ、そういう事例があるとしたならば、それを受け止めて検討しなければならないというふうには思います。
再質問 12番 小島智恵
事例があるのでお伝えしたのですけれども、これは本当に実際にあるという話でお伝えしました。受益者負担の話とかもあって、受け止めたいとは思っております。次の学童保育所の長期休業中の昼食提供についてでありますけれども、過去に令和5年3月、予算審査の中で質問したことがありますし、昨年3月には荒議員が予算審査で、給食センターで提供できないのかといった質問もありました。十勝管内において昼食提供が実施される自治体が出てきておりまして、答弁でもありましたけれども、帯広市、また池田町と上士幌町も導入されております。それで、保護者の方からの声については、令和5年に質問をした際に、保護者の声を聞きながらつなげていっていただきたいなという旨をお話ししたところなのですけれども、池田町ですと令和7年からの5か年計画、これは幕別ですと、こども計画に当たるのですけれども、計画の策定前のアンケート調査の中で項目に入れてニーズ調査をしたということであります。これは、共働きが多くなっているということで、こういった学童の昼食提供について、国のほうからいろいろと情報提供がありまして検討されて、それで項目の中に入れていったということでありました。ニーズが高まっているのかなと思うのですけれども、国からの情報提供はあったのでしょうか。また、こども計画策定前のアンケート調査とか、そういったものでニーズ調査はしていないものなのでしょうか。
答弁 こども課長 山本充
学童保育所における長期休業中の昼食提供につきましては、令和5年にこども家庭庁より、事業所として昼食を提供することは妨げないので、地域の実情に応じて対応するようという通知は来ております。通知は来ておりましたけれども、基本的に各学童保育所の主任支援員を通じて、長期休業中のそういった昼食提供を求める保護者の声とかも当時は届いておりませんでしたので、こども計画策定の際には、その部分についてのアンケート調査というものは実施しておりませんでした。
再質問 12番 小島智恵
結局のところ、調査していないということなのですね。池田町さんの場合ですと、アンケートをしますと6割の保護者が「あったらよい」と回答しておりまして、士幌町の場合は、夏休みの毎日のお弁当作りが大変だということで以前から声としてあったために検討はしてきて、そして特段アンケートも取らずに導入をされているということなのですけれども、毎日のお弁当作りは大変ですので、アンケートをしましたら「あったらよい」といった回答は多いと思うのですけれども、学童を利用されている方の保護者の方に何かの折か分からないですけれども、簡単なアンケート、そういったものを取ることは可能なのかどうなのかをお伺いしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 亀田貴仁
アンケート調査のお話ですけれども、町長の答弁にもありますように、まずは実際にお弁当を提供している町村がございますので、そこを確認しながらお弁当の提供の内容、またニーズを取るにしても利用者負担ということも、当然その辺もお示ししていかなければなりませんので、そういった部分も含めた中でニーズの確認というのをしていく必要はあろうかと思っておりますので、今後に向けてその辺は検討したいと思っております。
再質問 12番 小島智恵
もちろんアンケートという方法もあるのですけれども、考え方としまして、夏休みとかの長期休業中、毎日お弁当は保護者の負担になっていると私は思うのですけれども、その負担感そのものについてはどういうふうにお考えでしょうか。
答弁 保健福祉部長 亀田貴仁
その負担感というのも、保護者によってさまざまだというふうには思いますので、今、私どもが捉えておりますのは、やっぱりアンケート調査なりしてみないことにはその負担感というものもちょっと分からないなというふうには思っています。実施の状況としても、町によっては月曜日から金曜日までそれを提供をしているというところもあれば、週2日間というところもあったりもしますので、そういった提供の数とかも含めて、その辺まずしっかりとそこの調査をまずした上でということになると思いますので、その辺、手法は検討してまいりたいと考えております。
再質問 12番 小島智恵
アンケートを取ってから検討するといったことでありましたけれども、理解をいたしました。お弁当作りは大変だと私は思っておりますので、私は担当課が主導になって考えていただければなというふうには思っていたのですけれども、なかなかそこまで考えていらっしゃらない。まずはアンケートを取ると、そういったことで理解をしました。次の給食センターや民間委託などを活用しての昼食提供をできないのかということなのですけれども、給食センターについては、長期休業中、メンテナンス等々で難しいといったことは分かりました。学童の児童 230 人のためにコスト面で現実的ではないといったお答えがあったのですけれども、このコスト面のところをもう少し詳しくお答えいただけないでしょうか。
答弁 学校給食センター所長 守屋敦史
ただいまの給食センターでのコストの関係ですけれども。通常、給食センターですと 2,300 食程度を作っておりますけれども、学童保育所分の人数 230 人程度ですか、こちらを給食として作るとなると、概算なのですけれども、通常給食費は給食材料費のみから1食当たりを算定しておりますが、学童分については通常、夏休みに稼働すると人件費がかかってきますので、そちら人件費でしたり配送の委託料でしたり、こういったものを計算すると1日当たり概算ですが 40 万円程度かかるような試算をしております。こちらを単純に 230 人で割るとなると、1つ当たり1,700 円ぐらいにちょっと、人件費を入れるとなるということになります。ただ、給食ですね、材料費だけで考えると、ただどうしても人数が少ないので割高にはなりますので、やはりそれでも 400 円程度はかかってくるかなという認識でおります。以上です。
再質問 12番 小島智恵
実際の給食費が多くなってしまうという話でありました。分かりました。それで、民間委託をしている自治体も出てきているのですけれども、そういった方法を考えられるわけなのですが、池田町では大手の会社にお弁当の提供を委託しております。希望される方は、3日前に専用サイトで注文して決済もできるようなのですけれども、本当にシステムを持っているとなりますと、こういった大手の会社に絞られてくるのではないかと思うのですけれども、本町ですと、町内に給食調理センター、セントラルキッチンの会社が2年前の春ぐらいから稼働しているかと思います。最大 8,000 食に対応といったことで、そういったところの委託先として、できるかどうか分からないですけれども、選択肢として考えられるのかなというふうにも思ったところなのですけれども。そういったところのお考えについてはいかがでしょうか。
答弁 こども課長 山本充
帯広や池田で利用している大手民間会社の事業提供については、それぞれ実施している市町村に確認をして、今後、検討できるかどうかというのは実施していきたいとは考えておりますけれども、セントラルキッチンについてはちょっと考えておりませんでしたので、そういった昼食提供事業を実施できるかどうか等、セントラルキッチン等には確認をしてみたいというふうには思っております。
再質問 12番 小島智恵
町内に新しい会社ができたので、聞いてみたところなのですけれども。次の保育施設の集団歯科健診の信頼性についてお聞きしたいと思いますが。集団歯科健診で異常なしと診断された後に、個別に歯科医院を受診しますと、進行した虫歯が発見されて、歯科医師から、これは集団歯科健診より前にできた虫歯であり、健診は当てにならないよと、そういったようなことを告げられる、そういったケースがあったのですけれども、実際の健診では、お答えがありましたように、照明など歯科医院のような専用の設備はないと。そして、100 パーセントの精度を求めることは困難という話もあったのですけれども、虫歯があっても見落とす、こういう環境ですと見落としについては現場で多く起きている状況なのか、実態を分かる範囲でお聞きしたいと思います。
答弁 保健福祉部長 亀田貴仁
見落としの実態というところの細かいところまでは、ちょっと把握は難しい部分はあるのですけれども、例えば保育所で今、歯科健診を実施しているほかにも、乳幼児の1歳6か月ですとか3歳児の健診でも歯科健診は行っています。そういったものの中でも、歯科の診察でさまざまな内容をお話しすることのほかに、保護者に対して歯磨き指導ですとか年に2回ほどの定期健診ですとか、そういうこともお話をしてきております。基本、歯のそういった口腔衛生の関係というのは、保育所の健診だけで全てが賄えるものではなくて、それぞれのご家庭においても、そうした口腔衛生の部分で歯磨きをしていただくということが重要なことだというふうに思っておりますので、保育所の中の目配りだけでどこまで抑えられるかどうかというのはちょっと分かりませんけれども、保護者との連携をしながら必要な指導もしていきながら、お子さんの口腔衛生の部分を気をつけていかなければならないというふうに考えております。
再質問 12番 小島智恵
集団歯科健診で異常なしと診断されましたら、保護者のほうは虫歯はないというふうに安心すると思うのですけれども、その後、例えば小さい子どもがたまに歯が痛いとか言ってきた場合にすぐに歯科医院を受診するかどうか、そこだと思うのです。すぐには受診しないことも多いのではないかと思うのです。そうしていくうちに時間が経過して、受診が遅れて虫歯が進行していく。かえって、そういった集団歯科健診が足かせになると言ったらあれなのですけれども、そういった危険性もあるのではないかなと思うのですけれども、そういった点についてはどうお考えでしょうか。
答弁 保健福祉部長 亀田貴仁
集団歯科健診が足かせになるとは考えたことはありません。歯科医師がしっかりと診ておりまして、ただ、環境によって、先ほど町長の答弁にもありますように、例えば照明の問題もありますし、お子さんがしっかりと口を開けてくれなかったとかということも時にはありますので。ですから、100 パーセントにはならないというふうな考え方に、私は、保護者の人たちもそういう視点に立っていただいているものだというふうには思っております。先ほども申し上げましたけれども、保育所だけの歯科健診が全てなのではなくて、ご家庭において口腔衛生という部分はしっかり行っていただくものでもありますし、年に2回の定期健診というものは町としても周知をしてきておりますので、そこは保護者の責任においてもしっかり対応していく必要があるものだというふうには思っておりますので、そこは保護者とも保育所集団等とも連携をしながら、そういった部分に努めていく必要があるものと考えております。
再質問 12番 小島智恵
足かせにはならないといった考えなのですけれども、実際はタイミングもあるのですけれども、集団歯科健診で虫歯が見落とされたと。実際、虫歯はあったのですけれども見落とされて、その後、時間が経過して、乳歯ですから虫歯が進行しやすい、そして進行していよいよ痛いとかと言うようになってようやく受診すると、そうしたら虫歯が進行している。そういったケースが実際にあったわけでありまして、そういった点、本当にあったのですけれども、これ、集団歯科健診、義務づけられていますので今後も実施していくとは思うのですけれども、こういった 100 パーセントではないといったこととか、見落としがあるといったこと、これは保育施設のほうから保護者に対して説明は特別ないと思います。虫歯が分かって、保育者のほうに聞いてみたら、そういう暗いところでやっているから当然なのですよといったことも言われて、後になってそういうことが分かってくる。私は、そういった精度が落ちるといったことも含めまして、保護者に対して事前にもう少し説明があってもいいのではないかというふうには思うのですけれども、いかがですか。
答弁 保健福祉部長 亀田貴仁
まず、集団歯科健診におきましては、保育所におきましては6月に実施をしています。年に1回です。先ほど申しましたように、年に2回程度の歯科健診という、定期健診というのは、保護者にもこれまでも周知してきておりますので、その年に1回しか行っていない部分が、ここが全てではないというふうに考えております。また、保護者への周知の部分ですけれども、虫歯があればもちろん保護者にその結果を周知しています。虫歯がない場合においても、医師の診断で例えば歯に着色があるですとか気になることがあれば、保育所のほうにその情報が伝わりますので、それを基に保護者に伝えるなど、その上で、診察したらいいよというような、そういった助言も行ってきておりますので、その辺は当然、健診の内容というのは保護者とも情報共有をしながら進めているところであります。
再質問 12番 小島智恵
分かりました。終わりたいと思います。