幕別町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月5日
議事録に件名の記載なし
2023年9月5日、幕別町議会の一般質問で、小島智恵議員が質問し、町長 飯田晴義、防災環境課長 井上一成が答弁しました。
- 質問者
- 小島智恵 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、防災環境課長 井上一成
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 小島智恵
通告に従いまして、質問をさせていただきます。予約型乗合タクシー駒畠線と古舞線の改善をであります。現在運行している予約型乗合タクシーにおきまして、駒畠線は平成 25 年 10 月から試験運行を経て、翌年 10 月から本格運行しておりまして、古舞線は平成 26 年7月から試験運行を経て、翌年4月から本格運行しております。高齢化の加速により車を運転しない高齢者が増加していく中、交通弱者のための足として利用されておりますが、まだ改善すべき点があるのではないかと考え、以下お伺いいたします。1、駒畠線と古舞線の利用状況は。2、駒畠線は幕別市街地まで、古舞線は札内市街地まで、と自宅の場所によって、行き先が限定されてしまいますが共に、札内・幕別まで運行できないのか。以上であります。
答弁 町長 飯田晴義
小島議員のご質問にお答えいたします。「予約型乗合タクシー駒畠線と古舞線の改善を」についてであります。急速な少子化と高齢化が同時進行し、人口減少社会という大きな社会構造の変動期を迎え、自ら車両を運転し移動することが困難になる方が増加していくことが避けられない中、人々の自立を支え、安心して生活ができる地域を維持していくためには、利便性の高い公共交通機関、いわゆる「地域の足」の確保が重要な課題であると認識いたしております。このような状況の中、平成 22 年 11 月に 1,386 人の署名による「高齢者の外出の交通手段の確保を求める陳情」が幕別町議会に提出され、翌年3月に採択されましたことから、町では、24 年1月に開発局、北海道、帯広運輸支局、関係する交通事業者や住民代表で組織する「幕別町地域公共交通確保対策協議会」を設置し、地域にとって必要な公共交通の在り方などを検討してまいりました。協議会では、平成 25 年1月に対象地区に対するアンケート調査と現地調査を実施し、その結果を踏まえ、同年 10 月から、幕別市街地と札内市街地にはコミュニティバスを、9月 30 日をもって廃止した町営バス駒畠線の代替公共交通として予約型乗合タクシー駒畠線の運行を開始し、26 年7月からは西幕別地区農村部からの要望を受け、予約型乗合タクシー古舞線を運行し、地域公共交通のエリアを拡大してまいりました。ご質問の1点目、「駒畠線と古舞線の利用状況は」についてであります。予約型乗合タクシーは運行開始以来、利用方法や利便性などを広報紙や出前講座などを通して PRすることで利用者数は年々増加しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和元年度をピークに駒畠線では2年度まで、古舞線は3年度まで利用者数が減少し、それ以降は両線ともに緩やかな回復傾向となっております。駒畠線の利用状況については、JR 幕別駅のほか、医療機関や美容室への移動が主な利用目的で、令和4年度の運行実績は、延べ利用者数 518 人で前年度と比べ 99 人が増加しております。また、古舞線の利用状況については、大型スーパーのほか医療機関や温泉への移動が主なものであり、令和4年度の運行実績は、延べ利用者数 696 人で前年度と比べ 65 人増加しております。ご質問の2点目、「駒畠線は幕別市街地まで、古舞線は札内市街地まで、と自宅の場所によって、行き先が限定されてしまうが共に、札内・幕別まで運行できないのか」についてであります。予約型乗合タクシーは、公共交通空白地域を解消して最寄りの公共交通機関と接続して、支線として運行するフィーダー系統路線に位置付けられ、居住地から最寄りの駅周辺までを運行範囲とする、国の地域公共交通確保維持改善事業の補助を受けて運行していることから、現状では、駒畠線・古舞線それぞれの運行エリアを越える目的地までの運行は認められていないところであります。今後においては、現在、策定中の幕別町地域公共交通計画の中で、予約型乗合タクシーを含めた町内の移動手段を総動員したより利便性の高い公共交通体系の構築を目指してまいりたいと考えております。以上で、小島議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 12番 小島智恵
再質問させていただきます。利用状況をお聞きしましたけれども、コロナの影響で利用者数が減少したというのは、当然、外出控えますので致し方ないことであると思います。それ以外におきましては、減少することなく利用が進められてきているということが分かりました。次に、もう②に移りますけれども、札内・幕別市街地両方に乗り入れができないのかということについてでありますけれども、まず昔からの公区制度、今となりましては、行政区と町内会ということできちんと整理されるようになって、それは今年4月からの行政区設置条例の一部改正ということで見直されたばかりだと思うのですけれども、公区制度、公区イコール町内会というのが、町民の方の認識はもちろんなのですけれども、肝心な町のほうも曖昧な形でやってきたこともありまして、そういったことが長らく歴史的に続いてきた経過があるわけなのですけれども、一応地図上では、行政区の境界線というのはきちっと引いてあるのですけれども、でも実際のところ境界線の近くに住んでいる方もいらっしゃって、例えばA町内会、これイコール公区というふうな感じでやってきたのですけれども、A町内会で地域活動しているけれどもB行政区に属する、そういったことがあるようでありまして、それで本当は札内市街地のほうに行きたいのだけれども、駒畠線の行政区に属するので、札内には行きませんと、そういった不都合なことが起きているようであります。そういった事例を把握されているのでしょうか。それと、そういった事例のように、行政区の境界線近くに住んでいて、町内会と行政区が違うという方、ほかのところでも多く起きたりしているのでしょうか。
答弁 防災環境課長 井上一成(防災環境課長は2024年3月まで)
ただいまのご質問についてお答えいたします。予約型乗合タクシー、駒畠線と古舞線、2路線を運行しているのですけれども、先ほど町長の答弁からもありましたとおり、フィーダー路線という位置付けになりまして、幕別駅のほうに近い行政区のお住まいの方については、幕別駅周辺に向かう駒畠線を利用していただいております。また、札内駅に近い行政区にお住まいの方につきましては、札内駅前に向かう古舞線のほうをご利用いただいているということで、それぞれ地図上にお示しをして、どちらの路線が利用できるかを広報しているところであります。中には、札内駅、幕別駅、どちらからもほぼ同じような距離に位置している行政区、例えば美川ですとか、明倫ですとか、新和ですとか、豊岡2ですとか、こちらの行政区につきましては、古舞線、駒畠線、どちらも利用できる行政区ということで設定をしているところであります。どちらの路線を使えるかとか、どこに住んでいるのだけれども、札内駅に行けるのかというようなお問合せは、それほどたくさんお問合せいただいているわけではありませんけれども、乗合タクシーの利用方法とともに、お問合せをいただいた際には、今申し上げたような内容をご紹介しているところであります。以上です。
再質問 12番 小島智恵
町内会と行政区が違ったりということは、問合せがあるということはあるにはあるというふうに受け止めましたけれども、過去にちょっと遡ってくるのですけれども、令和3年4月のご案内チラシのほうを見てみたのですけれども、それには公区という言葉を使って線引きされておりまして、町としては行政区という意味合いだったと思うのですけれども、利用者側としては、これはちょっと誤解につながったものというふうに思います。特に境界線近くに住んでいる方なんかは、なおさらだと思うのですけれども、この点についてのお考えについてお伺いいたします。
答弁 町長 飯田晴義
予約型乗合タクシーは、こういったようなチラシというか、お知らせをしていまして、その中で乗降者公区という表現をしております。これは、正式には幕別町行政区設置条例ですから、行政区ということなのですけれども、公区というのは通称で、町民の間に定着しているものですから、このお知らせについても公区という表現をさせていただいております。その公区、行政区というのは、地べたの区割りを指しているものであります。そして、その地べたの区割りの中で、一定のコミュニティ活動、住民活動をやっているのが町内会でありますので、どこに住んでいるかは、この地べたですから、公区は、地べたの割り方ですから、これによって十分分かるというふうに思います。ただ、紛らわしいというか、二つ、古舞と駒畠の二つのエリアで運行していますので、境目の人たちはどちらでも利用できますよということにしてあるわけでありまして、先ほど課長からも答弁申し上げましたように、豊岡の2公区であったり、新和公区、明倫公区、美川公区、これらについては、このエリアの接点に近いところにありますので、これは駒畠線も古舞線も利用できると、そういう形にしているわけでありますので、お知らせの仕方としては、私、住民の方は十分分かっていらっしゃるのかなというふうに思っているところであります。
再質問 12番 小島智恵
住民の方、分かっていらっしゃるという話だったのですけれども、理解がちょっと及んでいない方もいらっしゃって、今いろいろお話あったのですけれども、問題となっているのが、実はその利用者のほうから不公平、不満の声が出ておりまして、駒畠線は幕別市街、古舞線は札内市街ということで、居住によって行き先が限定されるということで、お話ありましたように、駅周辺との接続とかそういったことで、要は補助金の関係でそうなっているということはある程度理解はしたのですけれども、ただ、その札内・幕別市街地への線引き、もうちょっとのところで行ける、行けないとかという、この線引きがとても微妙といいますか、これ、どういうふうに行われてきたのか、また利用者の不公平、不満についての考え方、もう少しちょっとお聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
まずはエリアの設定ですけれども、これ駒畠線が先行していますので、先に駒畠の交通結節点というのは幕別駅ということになりますので、その幕別駅を含む、何といいますか、西幕以外の、今の幕別本町だったり農村部を一つのエリアとして設定をしたということであります。その後に、古舞・日新地区から要望がありまして、後からそちらのほうにも運行してほしいのだよというお話がありました。そうすると、そこの結節点というのは札内駅になるわけです。ですから、一つのエリアで運行することができなかった。できなかったというか、補助制度上、二つのエリアを分けて設定せざるを得なかったと、そういう歴史的な経過がありました。ただ、小島議員おっしゃるように、何で南幕の人たちが札内行けないのだと、そっちのほうが用事があるのだぞという、そういうニーズがあることは十分承知しております。まずはそういうニーズを踏まえた中で、今の補助制度の中で、どこまで弾力的な運用ができるかということを、もう少し陸運支局とも協議をしながら、改善ができる方向に持っていきたいというふうに思っています。それができない場合については、全町一本で運行ができるかできないかということを考えてまいりたいというふうに思っております。ただ、いずれにしてもご答弁でお答えしましたように、今まさに幕別町地域公共交通計画を策定しているところでありますので、この中で議論を深めてまいりたいというふうに思っております。
再質問 12番 小島智恵
今のお話を受け止めますけれども、今のお話の中にありました、もう一つの不公平のところなのですけれども、その一部の行政区によっては、両方の路線を利用できる、重複して利用できる行政区もあるわけなのですけれども、これも駅との兼ね合いでそういうことだとは思うのですけれども、そして町としてもいろいろと考えられて決められたことだとは思うのですけれども、この運行について、利用者の方からは不満の声というものはまだ残っている状況であります。当然、片方の路線しか行けない方にとっては、不公平につながっている。できるだけそういった不公平、不満をなくして、利用者目線に立って使い勝手をよくしていくということで、この両方乗り入れできないのかという提案でありました。そういう姿が望ましいことであるかなというふうに思います。また、その需要のところを考えますと、今、町長の話もありましたけれども、申し訳ないですけれど、幕別市街地というより、札内市街地への需要は多いのではないかなというふうに思います。札内には大きい商業施設、幾つもありますし、病院、温泉もあるということで、需要はありますので、行政区によって行けない、そこの不満、何とかならないのかなというふうにやはり思うところでありまして、先ほどのちょっと事例に戻ってみるのですけれども、行政区の境界線近くに居住している方、本当に微妙なところに居住している方もいるのですけれども、少し歩いて移動しましたら、先ほどの事例によると、古舞線が利用できるエリアに入ることができるのですよね。そういった、そこのエリアに入れば、あくまで微妙なところに住んでいる方ですけれども、利用ができるようにするとか、少し柔軟性を持って考えてはいただけないものなのか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
これ、エリアを決めている以上は、常に、どこで線引きをしようが、そういった問題はやっぱり出てくると思うのですね。ですから、まずはこの補助制度の中で、どこまでこういう補助制度にのっとって運用ができるかということを、まずは協議をしてまいりたいというふうに思いますし、おっしゃるように住民目線、町民目線からすると、要望からすると、やはり全町一本でどこへでも行きたいなと思うのは、これは十分私も理解をするわけであります。ただ、それをこの補助制度の中でやれるかどうかということが一つ第1段階あります。では、それができなくなったら次どういうふうに進めていこうかという、2段階になっていくかというふうに思っておりますので、そこはすぐに解決できるものではありませんので、先ほど申し上げたように、幕別町地域公共交通計画の中でどこまでかなえられるのか、かなえられないとするならば、第2弾としてどうしていこうかというようなことで、検討を進めていきたいというふうに思います。
再質問 12番 小島智恵
この線引きの問題なのですけれども、本当に少し、何メートルか歩いていけばそのエリアに入るという微妙なところに住んでいらっしゃる方もいて、なかなか今考えられているということなのですけれども、それは時間を要することであると思うので、少しでも早く対応していただけたらなという意味で、少しそういったエリアに入れば利用できるといったことも柔軟に考えていただけないものなのか、もう一度お伺いしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
基本は、行政区の線引きをしなければ、もうぐちゃぐちゃになってしまうので、そこを基本としつつ、どこまで柔軟な対応ができるかというふうな方向で検討してまいりたいというふうに思います。
再質問 12番 小島智恵
ぐちゃぐちゃという話なのですけれども、あくまで線のそばに住んでいる方という、そこに限っての話なのですよね。みんなみんながという話ではなくてということで私は言っているのですけれども、今、個人の話ししたのですけれども、例えば農村部なんかも人口減少してきております。今後において、仮にでありますけれども、二つの町内会が併わさって活動していくというふうなことも、今後考えられるのかなというふうに思います。それで、例えば老人クラブ行事なんかで、こういう乗合タクシーを利用するというふうになったときに、居住によって行政区がそれぞれ違ってくると。それで、本当は札内市街地に行きたいというふうになったときに、これはどういうふうに考えたらいいのでしょうか。古舞線の行政区に住んでいる方がいれば、もうそちらのほうに集まって利用できるとか、そういうふうな考え方の下でできるのでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
その点について、この場ではっきりとお答えを申し上げることは、ちょっと難しいかなというふうに思います。公区が合併すれば、合体すれば、これは考え方としては、両方利用できるのではないかという考え方もありましょうし、どっちかに寄せて利用できるのではないかという考え方もありますので、そこはやっぱりそういう事態になって、この問題をどう対応していくかということを考えなければならないなと思います。今から、どっちとかこっちとか、それはちょっとお答えは難しいかなというふうに思います。
再質問 12番 小島智恵
それと、今年7月から、コミバスのほうでは、75 歳以上の高齢者の方の運賃無料、65 歳以上で運転免許証自主返納された方も運賃無料。そして、運転免許証の自主返納を受け付ける臨時窓口も設置されておりまして、町のほうでは、力を入れ進められている状況があるわけなのですけれども、高齢者の方の自動車運転の事故防止、免許返納ということについても、使い勝手よければ返納を考えたり、つながっていくものと思いますので、そういった点と関連させて、少しでも両方に乗り入れできるとか、より使い勝手のよい方法を考えていただけないものか、お伺いしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
当然だと思います。町民の方が使いやすい制度していくことは当然だと思います。ただ、何でも自由ということにならないので、そこはどういう組立て方をしてルールをつくっていくかということになります。ただ、考えるべき方向というのは、町民の皆さんに利用しやすい、喜んでもらえるような利用に供するということだというふうに思います。
再質問 12番 小島智恵
今、計画のほうも策定中ということで、より使い勝手よくなるように、少しでも改善につながるように、ご期待申し上げて終わりたいと思います。