みんなの議会

幕別町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日

「ごみは燃やさない・埋めない」限りある資源の再利用化推進について

2018年9月10日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が質問し、町長 飯田晴義が答弁しました。

質問者
中橋友子 議員
答弁者
町長 飯田晴義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 中橋友子

通告に従いまして質問を行います。「ごみは燃やさない・埋めない」限りある資源の再利用化推進についてであります。十勝圏複合事務組合の一般廃棄物処理施設「くりりんセンタ-」の老朽化に伴い、新炉建設計画が進められています。平成 38 年度をめどに総事業費約 250 億円規模が想定され、まさに新しいごみ処理の方向をどのように進めるか、財政負担のあり方も含め課題となっています。ヨーロッパでは、既にごみを燃やさない方向が主流となっており、日本国内においても焼却せず資源として再利用する自治体が生まれ、ゼロ・ウェイスト(ゴミゼロ)宣言の自治体が広がっています。道内では、富良野市が焼却施設を持たず、ごみを資源と呼び、一般廃棄物の 89.3%(平成 29 年度)が再利用されています。幕別町においても、ことし3月、「幕別町第2期ごみ処理基本計画」を策定し、廃棄物の抑制、再利用、再生利用に取り組み、循環型の社会の構築に向けたまちづくりを目指しています。しかし、資源リサイクル率の目標は、現状の 38%から平成 36 年でわずか1%増の 39%でしかありません。自然環境の負荷や地球温暖化、資源の枯渇等、環境破壊が大問題となっている現状から、地球を守る環境政策へ十勝全体で転換すべき時期です。そのことが新焼却施設建設の事業費削減、資源化事業の展開で雇用の場も生まれ、循環型の社会の構築になるのではないでしょうか。以下、次の点を伺います。(1)先進地に学び、ごみ資源化の促進と減量化対策を。①可燃ごみの種目別細分別。生ごみの堆肥化など資源化の研究は。②大型廃棄物の再利用の研究は。③ごみをつくらない対策は。・町民への協力の呼びかけ。・過剰包装を減らす事業所への協力の呼びかけ。・デポジット方式など製造者責任の追及。④担当部署に専任職員の配置と町民を交えた検討委員会の立ち上げ。(2)焼却施設改築計画における町負担の軽減に向けた検討を。①総予算と幕別町の負担額の見込みは。②構成市町村全体で資源化率を引き上げ、新焼却施設の規模縮小を呼びかけるべきではないか。以上です。

答弁 町長 飯田晴義

中橋議員のご質問にお答えいたします。「「ごみは燃やさない・埋めない」限りある資源の再利用化推進を」についてであります。我が国では、高度成長期における大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会経済システムが、私たちの豊かで便利な生活を支えてきた一方で、自然環境の破壊や地球温暖化、資源の枯渇など地球環境に膨大な負荷を及ぼし、人々の生活にさまざまな環境問題が生じております。近年では、地球環境に対する負荷の低減や、限りある資源・エネルギー問題に対応していくことが緊急の課題であり、かつての大量廃棄型の社会経済システムから脱却し、環境負荷の少ない持続的発展が可能な社会経済システムや生活スタイルに転換することが求められております。環境豊かな自然を次世代へ引き継ぎ、安全で健康的な暮らしを守るためには、環境の保全や資源の保護の観点に立ち、循環型社会にふさわしいリデュース、リユース、リサイクルの3R の推進により、環境負荷をできる限り低減することが求められており、町民の一人ひとりが快適に生活できる「まちづくり」を進めていく必要があります。ご質問の1点目、「先進地に学び、ごみの資源化の促進と減量化対策を」についてであります。はじめに、「可燃ごみの種目別細分別、生ごみの堆肥化など資源化の研究は」についてであります。本町の可燃ごみの種目については、主に生ごみ、再生のきかない紙くず、衣類、木製品、おむつ類等であり、本町を含む1市8町村で共同運営しております十勝圏複合事務組合の「くりりんセンター」に搬入し、細分別をせずに焼却処理を行っております。また、生ごみの減量化や堆肥化を推進するため、平成元年度から生ごみ処理容器、13 年度からは電動生ごみ処理機の購入経費の一部助成を行う事業に取り組んでおりましたが、生ごみの減量化に一定の効果と普及が図られたことから、23 年度をもって終了しております。今後は、本年3月に策定した「幕別町第2期ごみ処理基本計画」に基づき、低コストのダンボールコンポストによる堆肥化の推奨や食品ロスの防止を啓蒙するなど、一層の生ごみ減量化の取組を促すとともに、管内 19 市町村の環境担当課長会議においても、十勝全体でさらなる生ごみの減量化に向けての検討を促してまいりたいと考えております。二つ目の「大型廃棄物の再利用の研究は」についてであります。家庭で排出されるタンス、食卓テーブル等の木製家具やソファーなどの大型ごみについては、再利用が可能なものであっても廃棄されてしまう場合があり、大型ごみの減量化を進める上では、不用品の有効利用、再利用を図ることも手法の一つであることから、今後は、リサイクル市など「不用とする方」と「必要とする方」のかけ橋となるような事例の研究を進めてまいりたいと考えております。三つ目の「ごみをつくらない対策は」についてであります。はじめに、「町民への協力呼びかけは」につきましては、本年度から、各種出前講座の終了後に時間をいただき、廃棄物の発生抑制や削減に向け、資源ごみの分別方法や分別後の行方の周知を図るとともに、リデュース、リユース、リサイクルの3R の啓蒙と協力について呼びかけを行っているところであり、今後もさまざまな機会を通じて、町民への周知を徹底してまいりたいと考えております。次に、「過剰包装を減らすよう事業所への協力の呼びかけは」についてであります。現在、町内の大型商業施設などでは、レジ袋の有料化や簡易包装など、ごみの排出抑制を行うエコ運動に取り組まれておりますが、その他の事業所については、無料でレジ袋を提供しているのが現状でありますことから、今後は、幕別町商工会を通じて、簡易包装の推奨についての協力を呼びかけるほか、消費者である町民一人ひとりの簡易包装への意識の高揚に向けて、今後も啓発に努めてまいりたいと考えております。次に、「デポジット方式等製造者責任の追及は」についてであります。「デポジット制」については、消費者に対して商品に一定の預かり金を上乗せして販売し、使用後、所定の場所に返却された場合に払い戻す制度であり、ドイツやアメリカの一部の州などでは法制化され、飲料メーカーの責任において、瓶、缶、ペットボトル等の飲料容器の回収及び再使用又は資源化を義務付けることにより、ごみの減量化に効果を上げております。また、国内では、主にビール瓶については、一部の製造事業者において、デポジット制による自主回収を実施しているほか、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」、いわゆる「容器包装リサイクル法」により、容器の資源化が義務付けされ、リサイクルに回されているところでありますが、さらなるごみの減量化を進めるためには、容器包装リサイクル法の見直しやデポジット制の導入など法制度の整備により、消費者や製造者に対し容器返却を促す仕組み等を構築していくことが必要であると考えております。四つ目の「担当部署に専任職員の配置と町民を交えた検討委員会の立ち上げは」についてであります。平成 28 年4月の組織機構の見直しに伴い、それまで他の係と兼任しておりました担当職員について、環境保全やごみに関する事務が増加したことから、専任の担当係を2人配置しております。また、本町においては、既に一般廃棄物の資源化や減量化を推進するための方策等を審議するため、幕別町廃棄物減量等審議会を設置し、13 人の町民の方に参画していただいているところであります。ご質問の2点目、「焼却施設改築計画における町負担の軽減に向けた検討を」についてであります。はじめに、「総予算と幕別町の負担額の見込みは」についてであります。「くりりんセンター」については、平成8年 10 月1日に供用を開始しており、23 年度からは施設長寿命化のための基幹的整備改良を5年間かけて実施し、37 年度末までの長期包括的運転維持業務委託により管理が行われておりますが、ごみ処理を安全に、安定して、継続的に行うため、39 年度中に新しい施設での供用開始を目指しております。現在、新しい施設の整備に向けて、「環境への配慮」「安全かつ安定した稼働」「資源循環と省エネ・創エネへの対応」「災害に強い処理システムの確保」「整備から運転・維持管理までの経済性」の五つの視点のバランスを重視し、管内 19 市町村による「新中間処理施設整備検討会議」において協議を重ねているところであります。また、これらの検討には高度な専門性が必要となりますことから、道内大学や全国都市清掃会議等の学識経験者で構成する「有識者会議」からの助言、提言をいただき、最終的なごみ処理方式の選定を行い、平成 31 年度末までには「新中間処理施設整備基本構想」を策定する予定でありますが、ごみの処理方式と施設規模により事業費が大きく左右されることから、総予算や本町の負担額については、現時点において示されておりません。次に、「構成市町村全体で資源化率を引き上げ、新焼却施設の規模縮小を呼びかけるべきではないか」についてであります。「新中間処理施設整備検討会議」では、「可能な限り資源化を図り、それでもなお処理できない可燃ごみについては、焼却処理にてエネルギー回収を図る」ことを、管内 19 市町村の共通認識として議論を進めており、施設の規模についても構成市町村の人口推計をもとに、最小限の施設規模となるよう検討を行っているところであります。以上で、中橋議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 12番 中橋友子

それでは、再質問をさせていただきます。ごみ問題につきましては、私は、まとまった形で一般質問させていただくのは本当に久しぶりです。ある面、今、地球規模のさまざまな、町長がお答えいただきましたような異変であるとか、環境破壊であるとか、そういったことを考えたときには、もっともっと積極的な提言、取組があってよかったのではないかと、自分の反省も含めて思っているところです。といいますのは、今回この質問を行うに当たってきっかけとなったのは、新聞報道やあるいは町からの説明もありましたけれども、新たにくりりんセンターを、報道ですけれども、総額 258 億円をかけて、これから 31 年までに基本的な構想を持って積み上げ、さらにその 11 年後、供用開始になるというところを目標にして取り組んでいくということがありました。それで、ごみについて焼却をしていくということが大前提の施設でありますから、そういったものがその計画どおりに、マスコミの報道どおりにつくられていくと、今の幕別町のごみ処理のあり方は変わっていかないだろうと、このまま燃やし続けるということになりかねないという一つの危機感を持ちました。そういったことから質問を組み立てました。同時に、そういう視点から考えて、実は議会の総務文教常任委員会で、先月の6日と7日に、こういったごみの処理を違う形でやっている富良野市ですけれども、みんなで勉強させていただきました。正直、私はそのときに、目からうろこがという言葉もその場所で発してきたのですけれども、本当にごみに対する考え方、それから長年にわたる取組の姿勢、そしてその結果もたらしている、ごみを資源とした成果というようなことを、三十数年にわたって築き上げた富良野市の取組を学んで、本当に私たちも考えなければいけない、学んでいかなければならない、生かさなければならないというふうに思いました。それは、いろいろ委員のメンバーの皆さんとも、いろんな形でその後、懇談する中でも、それぞれがいろんな認識を持って、この問題を真摯に取り組もうというような、真摯に受けとめたという感想を得ているところです。それで、改めてごみについてお尋ねするところでありますが、実はこういう視点でごみ問題を取り組んでいるところというのは、富良野市だけではなくて、全国各地で物すごく市町村ごとのそのカラー、その町の力を生かした取組が、たくさん事例があったということがわかってきました。一番はこれは世界的な基準というのもあるのですけれども、まずはそのリサイクル率 100%にしている町も、富良野市は 89%でしたけれども、100%の町も複数ありました。90%台、80%台というのは、十勝にはありませんけれども、そういうところもありました。そういうところが、どうしてこういうことをやってきたのかというふうになれば、ごみを資源にすること、地球からつくり出されたものは大事な資源にしていくのだという視点に立って、自然エネルギーなんかもそうですけれども、その町で処理をしていって生かしていく、循環させるという、そういう視点でどこも取り組んでいるのですね。いろんな事例がある中で、リサイクル化の数値をどんどん高めていくという取組の事例としては、1回目の質問でも申し上げましたように、ゼロ・ウェイスト宣言というのを宣言している町が、四つの町と市、三つの町と一つの市、それから、宣言まではいかなくても、そのゼロ・ウェイストということで取り組んでいるところがありました。一番先に取り上げたのは徳島県の上勝町で、ここは人口規模の非常に少ないところでありますが、資源化率 81%ということで、45 種類にごみを分けて資源化にしていました。次に宣言したのが福岡県の大木町で、ここは1万 4,500 人の人口というところでありますが、ここは生ごみとし尿を合わせてメタン発酵をさせて堆肥にするというような形で、いわゆる町の環境審議会というのを立ち上げて、もったいない宣言の町ということで、ウェイスト、無駄にしないということもありますので、無駄をなくす、ゼロということでやっているところがありました。その後に宣言したのが熊本の水俣市で、ここは幕別と同じ人口規模、2万 6,700 人、資源化率は 40%とまだ決して高くはないのですけれども、しかし、地域代表がリサイクル推進委員会をつくって、そこをコミュニケーションの場にしながら、どんどんまちづくりにも生かすということでした。それから、最近では奈良県の斑鳩町が、ここも幕別町と同じ人口規模でありますが、75 の自治体が立ち上がって生ごみの分別を行って、そしてゼロを目指して取り組んでいました。さらに東京の町田市だとかもあります。なぜこういうことをしたのかというと、結局、目的としては、ゼロにするということを宣言することによって、資源化の決意、ごみとして処理しないで資源化に向かうのだという決意を、高いハードルを掲げながらやってきているというのが現実であります。そういうところが、さまざまな展開がありまして、これからは富良野市のことに絞って紹介をしていきたいと思うのですけれども、こういう取組がある中で、今、お答えをいただきました1番目の質問になるのですが、生ごみの堆肥化など資源化の研究についてお尋ねしたのですけれども、今までくりりんセンターに搬入し、細分別はせずに焼却を行ってきていますというお答えでありますから、これはこの姿勢は変わらないのかなと。つまり、今までのやり方を今後もよしとしてやっていくのかというところを、まず確認させていただきたいと思います。

答弁 町長 飯田晴義

今までのやり方があたかも非常に悪いやり方というふうに、私は聞こえてしようがないのでありますけれども、考え方としては、本当に中橋議員が一番はじめにおっしゃった、ごみは燃やさない、埋めない、できるだけそうしていこうという姿勢のもとで、構成市町村がこれまで検討してきましたし、また、全十勝 19 市町村でもそういう考え方のもとで研究しているわけで、それともう一つは、そうした場合に、経済性というものももちろんこれは考えなければならない必須のものだというふうに思います。この質問に目覚めたではないのですね、と思ったのが、258 億円もかかるというところから始まっているわけでありまして、これは、建設だけ考えれば、確かに 258 億円、この数字も全く根拠がない数字だというふうに押さえています。ですから、これは施設規模が、規模というか燃やす量、処理する量が決まらない限りは、施設規模は決まってこないわけですから、それも今これは何町村の構成で 258 億円かちょっと私もはっきり承知していませんけれども、ごみを燃やす前の段階でなるだけリサイクルに回していく、再生利用していこうということを考えたときに、例えば富良野でお聞きした話でいきますと、一つには堆肥化をしていこうというのはあります。もう一つは燃料、固形燃料化していきましょうということで、二つの再利用の方法があるというふうにお聞きをしているわけなのですけれども、そうなったときには、焼却施設の建設費、維持管理費がかかる。もう一方では、バイオマスの処理施設の建設費、管理運営費がかかってくる、それと固形燃料も同じくそういったことが言えるわけで、そこをやはりトータルで考えなくてはならないなというふうに私も実は思っていましてですね。お聞きしますと、堆肥あるいは固形燃料の製造に関しては、かなりの赤字であるということでありますので、そこのごみ処理に係る経費とバイオマスと固形燃料の管理運営経費、建設費を含めて、トータルで本当に経済性がどうなのかということを検討することが必要である。ただ、一番考えなければならないのは、やはり地球に負荷をかけない、できるだけ燃やさないということは、これはもう間違いなく、誰が考えてもそのとおりだというふうに思いますので、そこを一番、なるべくごみを燃やさない、埋めないということを基本としながら、経費、経済性というものを検討していくと、そういうことでやってきたというふうに思っておりますので、さらに今、これはかなり高度な専門的知識も必要になってきますので、有識者会議の検討内容も踏まえた中で、担当レベルで今まさしく検討をしている最中だということでありまして、従来どおりということでなくて、どういう形が一番いいのかというところから、議論が始まっているということは認識をしていただきたいというふうに思います。

再質問 12番 中橋友子

くりりんセンターの建設費のことが出ましたから、これは一番最後の質問でありますけれども、先に申し上げますけれども、新聞報道が昨年の2月 24 日にあったというのが入り口は、これは間違いないのですけれども、その後、十勝圏複合事務組合のホームページにもきちっとこの 258億円というのは明示されているのですよね、その内訳も含めて。炉は2基で1日の処理量が 220 トンですか、それをきちっと建設していくためには、そして施設の移動とかと考えたらこの金額だということだから、そこから私は一つの指標だと思うのです、一つの。これを、それぞれの構成する市町村がどんな資源化の政策を打っていくか。つまり持ち込むごみの量をもっともっと減らせば、極端に言えば、2基必要な炉も1基で済むのではないかと。あるいは、もっと富良野式でいけば、なくたっていいのではないかと、極端に言えば。そういうことが、ここを起点に考えていくことができたものですから、それでお尋ねしているのです。だから、決して根拠のないところでお尋ねしているわけではありません。それと、もう一つは、るる申し上げますけれども、採算性、経済性、つくったけれども赤字だとか、そこはそこに見えている金額だけで判断するということも、それは数字上は大事ですけれども、しかし、そこに例えば堆肥などがどれだけ効果をもたらして、農業生産の方たちに励ましも与え生きているのかというようなことなども、見えない効果というのもいっぱい学ばされてきました。だから、私は、あたかもそれが全部だめな施設から始まっているよと言われましたけれども、ここで立ちどまって、今までのやり方を検証し、もっといい方向が見出せるのであれば、その方向に行くべきだという提言をできたらという思いで質問しておりますので、よろしくお願いいたします。それで、富良野の話になりましたので、町長もいろいろ研究されたようなので、私たちもみんなで頑張って勉強してきましたので、申し上げたいと思うのですけれども、やっぱり一番ごみの量を減らす手法としては、持ち込む量の6割が生ごみでないかと思います。もし違ったらお答えください。その6割の生ごみを別な形で生かせば持ち込まなくても済む、つまり搬入される量が半分以下になるという、計算上ですが、なるということですね。富良野では 30 年にわたって研究が重ねられたということを先ほど申し上げましたけれども、今、確かにつくられている肥料というのは、年間売り上げで 300万円程度だということでありますから、大きな金額ではないと思います。でも、そこに至る、製品をつくり上げる姿勢というのがすごいのですね。一時、私たちも富良野がごみ問題で取り組んでいるときに、視察などもしたことが過去に十数年前にあるのですけれども、そのころは成功していなかったのですよね。ところが、やはり生ごみを完全にほかのごみと可燃ごみの中に入れないで分離させて、その生ごみの肥料化するための研究を、東京農大と、ここは富良野はごみは環境課ですから、だから農林課の職員とグループ、一緒になって研究を重ねてつくり上げ、私がさらにすごいと思うのは、地質調査までやってその農地の地質に合う肥料をつくり上げるというところまで、職員の皆さんの頑張りでやり抜いているのですよね。私は、これすごい職員の皆さんの力というか、半面、研究者のそういう役割も果たしながらつくり上げていって、そして今は、4月にでき上がったもの、その前に完熟したものを出すのですけれども、全然農家の皆さんの要望に応えるだけの数にならない、もっと欲しいのだけれども、でも間に合わない、数量が足りないというところまで来ているというのですよね。こういうことを考えたら、幕別だって、ほとんど年間何ぼですか、出されているごみというのは、うちの町は五、六千トンですよね、忠類も合わせて 5,500 トンぐらいですけれども、そのうちの6割がこんな形で資源化されて、そして農家の方たちにも喜ばれるものにつくり上げていったならば、これは、私、減量になっていって、すごくいい結果を生んでいるというふうに思います。もっと言えば、この肥料を使うことによって、農家の方たちは、従来使っていたリン酸カリという肥料ですか、それはもう必要なくなったと、この肥料だけで間に合うようになった。十勝の農家の規模、幕別の農家の規模とはまた違うでしょうから、つくっているものも違うでしょうから、それぞれあるとは思うのですが、町がここまで研究してリーダーとして頑張ってやり抜いたということについては、学ぶべきものがあると思うのですけれども、どうでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

今のお話を聞きますと、全くもってその姿勢については学ぶべきだろうというふうに思います。すばらしいというふうに思います。ただ、これは詳細に内容を精査してみないと、姿勢はいいのです、姿勢はもちろん大事なのですが、成果としてどうなのかということをやはり最後求められますので、今お聞きしますと、堆肥にしても 300 万円というと、多分トン当たり 2,000 円だとしたら 1,500 トンぐらいしか生産できていないなというように今ちょっと計算してみたのですけれども、その辺が、幾らで農家におろすのだと。これはやっぱり生産ですから、これはちょっと大分前の話ですが、トン 2,000 円を上回ってくるとなかなか農家としては肥料としてつらいのだろうなと。実際に今この辺で取り引きされているのは、完熟ではありませんけれども、トン当たり 1,000 円を切るような単価で取り引きされていますので、すごくいいものだとしてもやはり限界があるので、どの程度提供できるのだ、そこで幾ら町なり農協がかぶるのだということも実は出てくる、そういったことも考えなければならないし、成分も万能なのかどうなのか、どういう作物向きだということも、これは研究する余地があるのかな。ただ、おっしゃるとおり、私はそこまでやった、市が大学と共同でやったということについては、すばらしいなというふうに思います。

再質問 12番 中橋友子

ちなみに、価格は 1,100 円でした。一般家庭には 10 リッター100 円で売っていて、農家の方には 1,100 円でということで、1,100 円で十分皆さん買っていかれるということでありました。その肥料だけということではないですが、つまり、この入り口は分別なのですよね。だから、今のような形で、分別しないで全部燃やしてしまうというのではなくて、その手前でそういう分け方をして、それで、みんなでいただいてきたのですけれども、14 種類に分けて5色の袋を用意して、うちは2色ですよね、ブルーと黄色とあと資源は普通の半透明ですから、5色に分けて生ごみだけ取り出すのですよ、別袋で。取り出すというのは、出す者がですよ。家庭が、出す者が、生ごみは生ごみだけで出す、これ、富良野は袋でしたけれども、先ほど言った大木町ですとかよそは、このカップケースのようなものをきちっと使ってやっているところもありました。この 14 種類に分けて、結局、今、目に見えた資源化は、町長も言われましたけれども、堆肥化と固形燃料、これに最初から黄色い袋で出されたごみについては固形燃料になるもの、それから、生ごみになるものは緑の袋に入っているのですけれども、そういうふうに色別に全部分けまして、収集日が色別によって変わるのですよ。だから、大きな間違いもなくやっているということでありました。これはもう本当によくここまで頑張ったと思うようなものですけれども、どうぞきっと手に入っていられると思うので、こんなふうにうちみたいに1年分一遍ではなくて、ちゃんと1か月ずつのこういった色別の収集日がきちっと表示されていまして、こんなふうに丁寧にやっておられました。それと、私、もう一つ思ったことは、こういうふうにやりながら、町長は結果が物を言うということなのですけれども、失敗しても失敗しても、次、ではどうしたらよい方向になるのかということを諦めずに粘り強く、そこが担当のスタッフのすごいところなのですけれども、やり抜いているのですよ。固形燃料もそうです。最初は全然使ってもらえなくて、札幌や王子製紙の子会社ですか、売っていたというのですから。だけれども、ペレットストーブをペレットのボイラーが普及することにヒントを得て、それで改良する中で、各六つの小学校にきちっと燃料として提供して、それで賄っているというところまでたどり着いている。こういうやり方というのは頭が下がる思いでしたけれども、そういうふうにやっていました。もう一つ、大型のごみ、これももちろん町長にお答えいただいたように、ほかにそのまま使っていただける人がいたら使っていただく、これは先ほどの斑鳩だとかあるいは上勝の、ステーションに1か所に集めて、皆さん来てください、必要なものは持っていってください、これもそうなのですけれども、富良野の場合は、最初は破砕して処理しようと思ったのだけれども、破砕機に莫大なお金がかかるということがわかって、それで自分たちで分解してみたのだというのですね、職員の方たちが。ベッドならベッド、分解すると、布とスプリングとあと中のスポンジとかと分けて、そうするときちっとやって分けることができ、スプリングならスプリングでまた再利用できるというふうになって、布は固形の燃料の資源になるというふうにする。それができたから、今度はそういう一つの専門部門をつくって、それで町内の方3人を雇用して、そうすると、また先ほどの岡本さんの質問ではないけれども、そういった技術というか得意な町民の方がいて、丁寧にばらして生かすということもやっていました。これも学びました。だから、やっぱり目の前にあるものを、どう生かすかという視点に立ったときに、そういうことが生み出されてくるのではないかと思います。それで、質問に戻りますけれども、幕別町では、これ以上分別を増やす考えというのは、ここでは一つも示していただけなかったのですけれども、一考を要すると思うのですけれども、つまり生ごみだけでも手がけるというような検討があってもいいのではないかと思うのですけれども、どうでしょうかね。

答弁 町長 飯田晴義

今、十勝圏複合事務組合の枠組みの中で、本町のごみ処理については対応させていただいているわけでありまして、そこでの処理方法に全てかかってくるのだろうと。そこが変わらない限り、というのは、そこでまた新たな利用がない限りは、分別することが無駄になりかねないということになりますので、そこは構成市町村が統一して、この生ごみについては、こういうものに限って分別をして、それを堆肥化していきましょうという、そういう方策がないとなかなか難しい。というのは、結局分別しても単独で堆肥の処理場をつくるとなったら、これなかなか量的にも採算性がとれるのかどうなのか。現に富良野ぐらいの4万人規模であっても、赤字だとお聞きしているわけですので、そこは変えるということは何か目的があって、それが非常にいい方向を生むのだよということがなければ、私はおいそれとは変えられないというふうに思いますので、今の段階で、それの道が全く、道というか光が見えていませんので、今、変えるとか変えないとか、変えるとか変えないとかというより、変えるということは言えないなというふうに思います。

再質問 12番 中橋友子

町長は赤字赤字と言うのですけれども、さっき言ったように、数字に見えない価値もあるということも一つと、今は 19 ではないですよね、ごみそのものは。だから、構成市町村と話し合って、そういう道を選べないかという提案をぜひしていただきたいというふうに思いますけれども。しかし、その前にうちの町としてできること、うちの町は別に決められた量を搬入しなければいけないということではないですから、この町で独自の研究をやって、その生ごみの部分はうちだけでやると、それ以外はお願いするという手法でもとれるのではないでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

先ほどそのことも含めて申し上げたつもりでありましたけれども、そうやって分別して生ごみだけを純粋に取り出して再利用に向けるとなれば、それは、ちょっと思いつくのは堆肥しかないのですけれども、堆肥をつくるということになりますので、では堆肥はこの幕別町で集まってきた生ごみにしても半分から6割ぐらいということでありますので、相当な量になるわけでありまして、これは片手間にやれる話ではなくて、やはり工場といった施設整備というものが必要になってくるわけでありますので、そうなったら、そこでまず、やはり言ってみれば公営企業を一つ抱えると同じですから、そこはやっぱり採算性を十分に考えないと、やっぱり町民に負担を強いるようなことになりかねないので、そこの研究も十分やらなければならないというふうに思っています。ですから、決して我が町だけでできないとは申し上げませんけれども、それはやはりロットが大きくなればなるほどそこは収益性が見込めますので、そういった観点での、我が町だけ、19 市町村でやった場合、あるいは今の九つですか、そこでやった場合という、分けて規模を考えていかないと、なかなか難しいわけでありまして、我が町だけで考えるというのはちょっと難しいというふうに思います。

再質問 12番 中橋友子

これは、やはりくりりんの歴史なんかも考えてみる必要があると思うのですよね。もともと富良野もそれから幕別も、三十数年前同じ状況だったのです。うちは豊岡のごみの処理場に埋め立てる、富良野も同じように埋め立ててたと。当時は、においはする、それからカラスの衛生的に周りも悪影響を与えるとかいろんなことがあって、それで、それからどうするかというときに、富良野も焼却施設は持っていたのですね、持っていたのだけれども、だんだん傷んできていたということもあって、多額の投資もできないしどうするかということから始まったようなのです。だから、それはうちと同じだなというふうに思いましたけれども、問題は、90 年代でしたか、ダイオキシン問題が出ましたよね。それで、大型の焼却炉、高度、高い温度でなかったらダイオキシンを抑えることができないということで、あのとき一挙に、ちょっと数字はわかりませんけれども、高い焼却炉というのを入れて、それで帯広市の近隣中心になってやったという経過があるのですよね。これは十勝だけでなくて、全国そうなのですよ、ダイオキシン対策で。それが、今ちょうど老朽化して更新時を迎えていると。それで、そのままやり続けていくと、結果として地球に物すごい負荷をかけて、今、前段言われたような、たくさんの生物体系まで影響を与えるような、異常気象も含めていろんなことが起きているという中で、今回、同じような更新をすると、これまた燃やし続ける政策がまた 20 年とか続いていくことになりませんか。だから、そういうことを思ったら、やはり一つ一つの節目のときに、立ちどまって、もっとできること、我が町としてできること、できれば十勝圏全体でできることというふうに、かじをきちっと切りながら、町長にぜひイニシアチブをとってやっていただきたいと思うのですけれども、お答えください。

答弁 町長 飯田晴義

十勝圏複合事務組合においては、これまでの検討の中でも、処理方法を一つに絞り込まずに検討してきて、そういう中で今現在があるわけでありますので、全く今までどおりやっていたことを今までどおりやるということではなくて、検討の結果として今があるということは一つ押さえていただきたいというふうに思いますし、そういう経過を踏んできた中で、今、タイミングとして、かじを切ることというのは、今、タイミングで、私はできないのではないかなというふうに思うのですよね。今もう議論を深めてきたわけですから、そういう中で手法を選択して、今残っている手法の中でどれが一番いいかという、そういう議論の積み重ねの中で今があるわけでありますので、今から戻って、しかも中橋議員がおっしゃるような、方向性はすばらしいのですけれども、そこまで議論を戻して、これをやっていこうというのが、時間的にも何年もかかるし、これ実は町民にすごく私は、負担をかけるということはいい言い方かどうかわかりませんけれども、分別方法が増えるということは、物すごくやっぱり負担がかかるのですよ。そして、その中から、生ごみだけを選ぶといったときに、聞く話では、太い骨なんかは生ごみだけど使えないのだと。そういう難しさもあったりとか、ちょっとでもプラ系がまじっていると、これも使い物にならないので、恐らく富良野では、1回出されたものを人の手によって点検していると思うのですね。そういった手間も考えたときに、4万人と、恐らく十勝全市町村になれば 34 万人ということになってきますので、果たしてそれがやり切れるかという現実の問題もあるのかな。おっしゃっていることはまさしく本当にすばらしいことだと思いますけれども、現実対応として果たしてどうなのかなということと、議論の逆戻りが今の段階ではできないのではないかなというふうに、そういう認識でおります。

再質問 12番 中橋友子

議論を戻すというよりも発展をさせる、その発展の、ただ、今、次の施設を新しく建てるよと。十勝全部入れて、そして新しい焼却施設をつくって、中島に移してというようなことでいっているのではないかと思うのですけれども、そこでやはりもっともっと減らしていったら半分で済むぞというようなことも含めて、先ほど言いましたけれども、考えるべきだと私は思います。それで、町長、富良野の人口は今2万 1,910 人なのです。だから、そんな4万人もいないのです。うちより今、合併前のうちと同じくらいです。それで、その町民の負担って、ここがまちづくりなのですよね。住民とのコミュニケーション、本当に頑張って、富良野の担当の方がおっしゃっていましたけれども、富良野の町のまちづくりの政策で、何が一番いいかというところの評価が一番高いのが、このごみの分別だというのですよ。5割以上の人たちがいいと評価していると、そういうデータもちゃんとあるのですよね。そして、町民がそういうふうに評価している、その上でやっぱり評価されるだけの関わり、それも職員の方ですけれども、頑張っているのですよ。例えば、若い方たちが来られたときには、ごみナビといいまして、ちゃんとスマホで全部わかるようにして、それで情報提供するのですよ。あれどこに行ったでしょう。なんか力入れて話しているうちになくなってしまった。そうですね。そうです。スマホのアプリがちゃんとありまして、これです、ごみナビ、ごみアプリ、こういうのも出して。だから、どこから転居してきた方でも、これ一つで全部、きょうは何のごみをどこに持っていけばいいというのをちゃんと判断できるのです。そして、ステーションは自治会の管理。そこの人たちがみんなで協力し合って、そしてマナー違反のごみもありますでしょう、そういうものも全部チェックし合って、そしてみんなで協働してこの事業を進めているのです。だから、私は、これをやることによって、町民の間のコミュニケーションも本当に豊かになるでしょうし、まちづくりの中の、うちは協働のまちづくりをやっていますけれども、本当の意味の協働のまちづくりのその土台がつくられているのだと、つくられてきたのだと思うのです。だから、そういう町民の負担というのを心配していたら何もできない、どうやったら負担をとることができるかというところまで、やっぱり踏み込んだまちづくりをすべきではないでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

本当に理想だと思います。ただ、我々、今、富良野を見ているのは、でき上がった形を見てすばらしいというふうな評価をしています。市民の方も、今の方法がもう自然にでき上がったからすばらしい、理想的なごみ処理方法であるというふうに私は見ていると思います。でも、30年前からずうっと積み重ねてきて今ができたということでありますので、我が町もやるとしたら、富良野がそれだけ一生懸命やって、我が町の職員もそこまで一生懸命やれるか、同じぐらいやれるかどうかわかりませんけれども、一生懸命やったとしても、やっぱり 30 年ぐらいの歳月がかかって評価されるものになっていくのかなという、そういう気も今いたしましたので、その姿勢については全くすばらしいと思いつつも、これから今のこの時代に、30 年前ではなくて、今これから先 30 年先に向かってやっていくことの困難性というのは、これまでの 30 年から比べると、私は何倍も厳しいものがあるのかなと、そんな感想を持っているところであります。

再質問 12番 中橋友子

幕別町の第2のごみ処理基本計画というのが出されております。これを見ましたら、3R が至るところに出てくるのです。今私がお話させていただいた、まさにこの3R ですよね。この3R を実現するための計画書なのですよ。だけれども、リサイクル率はわずか1%しか上がらないとか、減量は全体で 9.1%ですか、そういうことはありますけれども、結局、計画書をつくったって、そういうそのやり方、手法を考えないと、これは計画書だけで終わってしまうのではないですか。だから、私はやはりそういう姿勢を持っていられる以上は、その姿勢が実る方法を、やっぱりこれだけのスタッフの皆さんがいらっしゃるのだから、町長先頭にぜひやっていただきたいと思います。それで、私たち学んだもう一つは、ここで担当部門の立ち上げと町民とのということを言いましたけれども、確かにうちも担当者を増やしたと聞いています。でも、ここの担当者というのは、いわば研究者の担当者のような感じでした。説明いただいた方は課長さんだったのですけれども、あまりにも詳しくてお尋ねしたら、何年いらっしゃるのですかと言ったら、30 年と言っていました。それと、係長の方は、これは新聞で読んだのですけれども 15 年、つまり、町長、研究部門だとか柱の政策を打つだとか、そういうときに、どう職員の力を引き出すかという、これは人事に関わることでもあると思うのです。せっかくこれだけ優秀な職員の方がいらしたら、その人たちの持っている力をどこで生かすのか、どの部署がいいのかというのは、単にローテーションだけでやっているとは思いませんけれども、そういうところではなくて、必要なところには研究も兼ねて本当に配置するというような、腰を据えたまちづくりに向かっていった結果が出ると思うのです。これからは大変だと町長言いますけれども、私は何もないところで築いてきた大変さというのははかり知れないと思いますよ。今こういう見本があるから、全国の事例もいっぱいあるから、いっぱい学べるではないですか。そうしたら、あとはやる気というか、決意というか、そういうことになっていきませんか。

答弁 町長 飯田晴義

富良野市と我が町、人口規模はそんなにかわらない、我が町のほうが若干多いのかなぐらいでしょうかね。そういう中で、この道 30 年の方あるいは 15 年の方を、そういう専門的な方をつくることが、本当に町政いろんな分野がある中で、本当にそういうことがいいのか。そうなってくると、人事の回しがきかなくなる、全部専門職で固まってしまうような形にならないとならないのです。やっぱりそれだけ固定してしまうと。やっぱり、我が町、この人口規模、職員規模であれば、私は専門的な分野は、ある程度の知識を持ちつつも、外部委託が本来であろうというふうに思います。そこまで職員を養成するというのは、いかに優秀でも、果たしてそれが本当に町民全体のサービスということを考えたときに、本当にいいのかなと。しかも、1か所にいるということは、他のところの知識というのは、あまり身につくことができないわけですよね。当然、15 年の方も、このあとかわるかもしれないです。かわったときに、ちょっと身についているスキルが中途半端な形で、本当に一番最後大事なのは判断力ということになるのですが、その判断力が上に行けば行くほど求められるわけなので、その辺が本当に身につくのかな、住民対応がうまく節目節目できちっと判断をした中で、正しい方向に進めるのかなということについては、甚だ疑問に思いますので、我が町において、何十年選手をつくって、そこで研究していくというのは、ちょっと考えられません。

再質問 12番 中橋友子

こういう人事をやってきた町ですから、それは、突然言われて考え、びっくりするということなのだろうと思うのです。でも、そういうまちづくりをしているところもあって、それなりの結果を出してきているというのは事実だと思うのです。だからそれは、町長は4年の任期ですから、私たちも同じですけれども、その短いスパンで考えたら、そんなことできないですよ。だけれども、この町をどうするかというところで、その方が最後に言っていたのですけれども、本当に汚い、臭いという富良野が、今は 180 万人の観光客が来る町にまで仕上げたと。そこの底力というのは、やっぱりこの環境対策にあったということで、とても誇りに思い仕事をされているということですから、やはり人の満足度や価値観も含めて、どこに見出すかということはあるとは思うのですけれども、やっぱり一番最初に私が書きましたように、先進事例に学んで、そしていいものは取り入れていく。だって、ここはもう私たちは地球の中の一人間に過ぎない、その人間がさまざまな浪費も含めて生きてきた結果の今、本当に、クジラがポリを飲むだとか、いろんな弊害が出ているわけですよね。やっぱり考えるべき幕別町のごみ問題ではないでしょうか。投げかけて終わります。

出典:幕別町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日 議事録 PDF(68ページ) 間違いを知らせる