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幕別町議会 平成18年第1回定例会 2006年3月9日

幕別町の今後の環境問題への取り組みについて

2006年3月9日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「幕別町の今後の環境問題への取り組みについて」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
芳滝仁 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 芳滝仁

通告に基づきまして、幕別町の今後の環境問題への取り組みについて質問をいたします。環境問題は現代社会における最重要課題の一つだと思います。幕別町においても、第4期総合計画の中に、「環境を守り、快適な環境を確保し、将来に継承するためには、環境の保全のみならず社会経済システムの在り方や個々のライフスタイルを見直し、豊かな自然を保全するための施策を積極的に展開する必要があります」と明記し、その基本方針には、「住民・事業者・行政が環境の保全について理解と認識を一層深め、三者の連携のもとで健康で豊かな環境を維持できる町づくりを進めます」とあります。それに基づきまして、幕別町では様々な取り組みがなされていますが、なお一層その取り組みを具体的に進めるために、下記の件について質問をいたします。1、国では平成5年に環境基本法、また、道では8年に北海道環境基本条例が施行されております。幕別町独自の基本的な考え方・理念に基づいた環境基本条例を制定する必要があると思いますが、どうでしょうか。2、環境に基づいた施策を一体となって推進するために、庁舎内において各部署の担当者・責任者による委員会を設置すべきだと思いますが、どうでしょうか。伺いたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。今後の環境問題への取り組みについてであります。はじめに、環境基本条例の制定についてでありますが、近年、二酸化炭素が原因による地球温暖化や化学物質などによる大気や水の汚染など地球環境の危機が叫ばれているところであります。これらに対応するため、道内では、北海道のほか札幌市、帯広市など 16 市5町が環境保全に対する理念や、住民、事業者及び行政の責務を規定した環境基本条例を制定しているところであります。本町におきましては、環境基本条例は制定いたしておりませんが、「新町まちづくり計画」及びそのベースとなっております合併前の幕別・忠類両町村の総合計画において、自然保護、環境保全などについて明記しており、これまでこれら計画に沿って施策を実施してきたところであります。地球環境の危機は、人間の社会活動に起因しているとも言われており、環境の保全と創造は、一人一人、個人の取り組みから始まり、国全体あるいは世界中で取り組まなければならない大きな問題でもあろうと考えております。本町といたしましても、将来の幕別を担う子どもたちのためにも取り組みを強化しなければならないものと認識いたしております。今後、先進の事例等も研究しながら対応してまいりたいというふうに考えております。2点目の施策の一体的な推進のための委員会の設置についてでありますが、人口規模の大きな地方自治体では、各部署が縦割り的に独自で動く傾向が強いとのことで、こうした委員会的なものを設置しているというふうに伺っておりますが、本町におきましては、今までも省エネルギービジョンや新エネルギービジョン策定などの環境問題に関しては、随時、庁舎内職員を横断的に組織した委員会を設置して、全庁一体となった取り組みを進めてきたところであります。また、工場の建設や土地開発計画などの申請があった際には、周辺環境へ影響がないかなどの検証について、関係部署が常に連携をしながら取り組んできたところであります。今後、このような委員会の業務や必要性などについても、十分検討させていただきたいというふうに考えております。以上で、芳滝議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 2番 芳滝仁

検討されるというご返答でございました。国の環境基本法の地方公共団体の責務というところ、第7条なのでありますが、地方公共団体は基本理念に則り、環境の保全に関し国の施策に準じた施策及びその他地方公共団体の区域の自然社会的条件に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有すると明記されてあります。先ほど、町長からご返答ありました道でも帯広でも、確か道は8年の 10 月であったと思いますが、帯広は8年の 12 月に基本条例を制定しております。内容はほとんど国に準じた形で、多尐その地域の内情を鑑みた条例になっておるようであります。そのところで先ほどおっしゃいました行政の責務、あと事業者の責務、そして住民の責務という形をきちっと明記をしていくということが、今後本当に大切な、進めていく上での一つの指針になってくるのでないかと。そういうところでは、やはり早急に環境基本条例のようなものを制定して、その施策として実施をしていくということが大事なのではないかなと、こう思うわけであります。確かに幕別町では様々に進めていらっしゃるわけでありますが、各々部署部署でされていて、そしてそのまとまった形のいわゆる調査の報告でありますとか、そしてどれぐらい進んでいるのだろうかということがまとまった形で報告されているのだろうか。その辺のことも今後の進め方では大切なことになるのでないかなと、こう思うわけでありますが、どうでしょうか。省エネビジョンだとか緑の町計画だとか、それぞれがあるのでありますが、環境全体につきましての一つの報告だとか指針について、どういうふうに町民に知らせて、町として取り組んでいくのかというふうなことを必要かと思うのでありますが、どうでしょうか。あと、その中で、いわゆる行政側の費用の負担、また、受益者負担、また、原因者負担というふうな形のことが基本法では明記されてあります。その辺のことも、今、町ではどのような考え方をもって、行政並びに町民の方に周知をしていらっしゃるのだろうかと。その辺のこともお伺いをしたいと思います。あと、町では審議会を設けられてあります。これは廃棄物減量等推進審議会というのが 12 名の委員で、公害対策審議会というのが9名の委員で、これはそれぞれ来年の予算にも計上をされてあります。これは別々な形の審議会でありまして、基本条例を起きましたら一つの形のところで、その審議会をまとめて全体に通じて審議をしていただけるというふうな形になろうかと思うのでありますが、その辺の一つの方向性につきましても、どうでしょうか。あと、委員会につきましては、庁舎内で緊密にされていらっしゃると、こうご答弁がありました。帯広市では環境基本管理委員会というのが設定されてありまして、町内の緊密な連携及び調整を図り、施策を総合的かつ計画的に推進するために庁舎内のそういう委員会をつくられたのだということになっております。今はその委員会につきましては必要でなくて前向きに検討すると、こうあったわけでありますが、本当に、例えば、事業者との一つの対応の在り方だとか、そして公区、公区の一つの方々に対する対応の在り方というふうなことにつきまして、全体として対応していくという必要があろうかと思うのでありますが、その辺のところのお考えをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

お話のありました環境基本条例、これは先ほど来言われておりますように、国の環境基準法がベースになってそれぞれが条例を制定されている。ただ、条例は制定されていますけど条例の中で具体的なものがうたわれているということではなくて、あくまでも循環型社会である、環境の保全の大事だと、あるいは住民の責務、行政の責務、事業者の責務、いわゆる理念的なことを条例としてうたっているというのが現実でありまして、先ほど言いましたように全道的にも 21 市町村、十勝管内では帯広市以外は実はゼロでありまして、そういった中で私どもはそういった先進地の事例等を調査しながら、研究しながら、今後、対応してまいりたいということでありますし、帯広市のお話がありましたけども、帯広市も実は管理委員会もそうですけれども、過般、ISO の認可を帯広はとったわけであります。それに対応すべく条例ですとか委員会の設置ということがなされてきたというふうなことも伺っております。それから、お話ありましたようにいろんな委員会、公害あるいは減量化、そういった委員会が一つになること、もちろんそのことも大事だと思いますし、逆に環境という広い範囲の中から逆に一つひとつ具体的なものをそれぞれの委員会が審議を深めていただくということも、またある面では大事なことなのだろうというふうにも思っておりますから、いずれにしましても、これらについては先ほど答弁させていただきましたように、時間をかけた中で検討をさせていただければというふうに思っております。それから、調査報告、町民課だとか企画課だとか、担当課は分かれているわけでありますけども、これらも一元化すべきものはしていかなければならないのでしょうけれども、当然のことながら、ごみの問題とエネルギービジョンあるいはそのほかいろんな環境問題、一口に言っても非常に広い範囲にまたがるわけでありますから、それらもできるものは統一していかなければなりませんでしょうし、そうでないものはなお一層の連携を密にする中で対応していかなければならないというふうに思っております。それから、受益者負担あるいは原因者負担、これはなかなか町だけで進むものと、あるいは道が言っている新たな税の問題なんかもいろいろあるのだろうと思いますけども、これらについてもそうした状況を踏まえながら、町としての対応をこれから検討してまいりたいというふうに思います。

出典:幕別町議会 平成18年第1回定例会 2006年3月9日 議事録 PDF(45ページ) 間違いを知らせる