名寄市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月18日
(1)環境問題の認識とごみ削減への取り組みについて/(2)新しい生活様式を踏まえた乳幼児と保護者への取り組みについて
2020年6月18日、名寄市議会の一般質問で、五十嵐千絵議員が「環境問題の認識とごみ削減への取り組みについて」「新しい生活様式を踏まえた乳幼児と保護者への取り組みについて」について質問し、市民部長 宮本和代、健康福祉部長 小川勇人、市立総合病院事務部長 岡村弘重、教育部長 河合信二、副市長 橋本正道が答弁しました。
- 質問者
- 五十嵐千絵 議員
- 答弁者
- 市民部長 宮本和代、健康福祉部長 小川勇人、市立総合病院事務部長 岡村弘重、教育部長 河合信二、副市長 橋本正道
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 五十嵐千絵
議長より御指名をいただきましたので、通告順に従い、大項目2点について順次質問させていただきます。まず初めに、大項目1、環境問題の認識とごみ削減への取組についてであります。国連では6月5日を世界環境デーと定めており、日本では6月の1か月間を環境月間とし、様々な環境の取組の啓発活動が行われております。ここ数か月の間、新型コロナウイルス感染症によるステイホーム週間により自宅で過ごすことが多くなり、肉のトレーや野菜のビニール包装といったプラスチックなどの生活ごみが増え、いかにごみを排出しているかを考えさせられました。また、不用品の整理をした方も多くいらっしゃるでしょう。このような背景からか、家庭から出されるごみの排出量が増えているとの報道も聞かれました。収集作業されている方におかれましては、感染リスクもある中で休むことなくごみの収集をしていただいたことに心より感謝を申し上げます。また、それと同時にごみを減らす取組をいま一度考えるときではないかと思い至りました。そこで、小項目1、海洋プラスチック問題への認識と取組についてお伺いします。本年7月1日からプラスチック製買物袋、いわゆるレジ袋が有料化となります。以前からスーパーではレジ袋が有料化されておりましたが、2週間後の7月1日からは、プラスチック製買物袋を扱う小売業を営令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号む全ての事業者が対象となります。この背景には、プラスチックごみによる海洋汚染が世界的な問題となっていることが挙げられます。世界経済フォーラムによりますと、年間少なくとも800万トンものプラスチックごみが海に流れ込んでいて、また海には既に1億000万トンものプラスチックごみがあり、2050年にはそれが海にいる魚と同等以上にまで増えると予測されています。5ミリ以下のマイクロプラスチックも深刻な問題となっています。これは、歯磨き粉や洗顔料などに混ざる小さなプラスチック粒子やビーズクッションの中材として使用するために製造されたものが下水道や河川を通して海に放出されています。また、海岸に打ち寄せられたプラスチックごみが紫外線や波の影響を受けて、長い年月をかけて分解されるなどしてつくられたものもあります。マイクロプラスチックは、発がん性や突然変異を引き起こすとされる化学物質や有害物質を吸着することが知られています。それらを魚やプランクトンが食べ、最終的には人間が摂取することになります。日本におけるプラスチックごみは、これまで海外に輸出してリサイクルするという体制を取ってきたそうですが、中国の廃プラスチック輸入禁止により他のアジア諸国においても受入れが困難な状況になるのは必須です。海洋プラスチックと聞くと、山に囲まれた名寄に住んでいる私たちにとって遠い問題のように感じるかもしれませんが、町中に捨てられたレジ袋やペットボトルなどのプラスチックごみの一部が雨水などと一緒に排水溝に流れ込み、河川を経由して海に流れ込んでいると見られています。今やプラスチックなしには生活できないほど私たちの周りにはプラスチック製品があふれています。以上のような状況を踏まえれば、自治体においてもプラスチック排出を抑制すること、排出したプラスチックが河川ないしは海に流出しないようにすること、回収したプラスチックごみをきちんとリサイクルしていくことを意識していかなければならないと感じており令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号ますが、本市の認識についてお伺いします。海のない本市においても他人事ではなく、自分たちの問題として個人、団体、企業、行政がそれぞれの立場でできる取組を行う必要があると考えますが、現在行われているプラスチックごみの削減をするために取り組まれていることがあれば、お伺いします。次に、小項目2、生ごみを減らす取組についてであります。プラスチックと同様に気をつけることで減らすことができるものが生ごみではないでしょうか。本市の生ごみを減らす取組といたしましては、水分が含まれることによる焼却時の負荷を減らすために水分一絞りの啓発を促すことや段ボールコンポストの資材配付が行われています。これまでの実績、成果についてお伺いします。続きまして、小項目3、市民のごみ減量化の意識向上についてであります。次期一般廃棄物中間処理施設基本方針を策定し、施設整備の検討を進めているとのことで、施設の更新により分別方法も将来変わっていくのでしょうが、現在の複雑な分別により埋立てごみとして可燃ごみやリサイクルごみが出されている現状があります。名寄地区広域最終処分場の現在の状況と課題をお伺いします。また、月にどのくらいの市民が直接持ち込まれているか、持ち込まれる一般ごみの内容は確認されているかについてもお知らせいただきたいです。ごみの減量化にはやはり市民一人一人の理解と協力が必要ですが、現在の取組と見解をお伺いします。続きまして、大項目2、新しい生活を踏まえた乳幼児と保護者への取組についてであります。緊急事態宣言における自宅待機が続きましたが、ようやく解除され、少しずつではありますが、社会が動き始めました。今なお第2、第3の波を恐れながら、一方で経済活動も徐々に活性化し始め、新しい生活様式を取り入れた暮らしに慣れてきたところでもあります。このような状況の中、乳幼児の健診や予防接種、病気等で医療機関を訪れることについて感染の懸念を訴える保護者も少なくありません。そこで、小項目1、乳幼児健診の再開に当たっての対策についてお伺いします。新型コロナウイルスの感染拡大、蔓延防止のため4月、5月の乳幼児健診が延期となっていましたが、緊急事態宣言の解除により今月から徐々に再開される乳幼児健診においては感染防止に最大限の配慮をしながら行わなければならず、担当部署におかれましては休止期間の対応と再開の対応に追われている毎日で、大変なことと思います。乳幼児健診は、子供の健康状態のみならず、親にとっては育児相談の機会でもあり、親同士の交流の機会でもあることから、延期された期間の子育て支援の行き届かない空白期間が懸念されていたところであります。休止期間のこれまでの対応と再開後の新たな取組についてお伺いいたします。続きまして小項目2、市立総合病院における乳幼児等の予防接種時の対応についてお伺いします。名寄市立総合病院のワクチン外来での乳幼児の定期接種においても、感染防止の観点から様々な多対応が必要になることが考えられます。これまでの対応とこれからの改善点についてお伺いします。最後に、小項目3、市立総合病院における待ち時間の現状と対策についてお伺いします。外来の待合や会計での待合スペースの現状と課題についてお伺いします。体調の悪い小さな子供を連れての通院でのスマートな受診について、道北三次医療圏の地方センター病院でありながら、一方ではかかりつけ医院の役割も果たされているなど地域に親しまれている名寄市立総合病院のこれからの対応についてお伺いします。以上、壇上からの質問とさせていただきます。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
五十嵐議員からは、大項目で2点にわたり御質問いただきました。大項目1は私から、大項目2の小項目1は健康福祉部長から、小項目2と3は病院事務部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。私からは、大項目1、環境問題の認識とごみ削減への取組について、初めに小項目1、海洋プラスチック問題への認識と取組についてお答えいたします。ポイ捨てされたプラスチックごみなどが河川や海に流れ出ることにより、マイクロプラスチックを食べた魚や海鳥が死ぬなど地球規模で環境汚染が問題となっています。本市においても橋など河川周辺でのポイ捨ては多く、地域や警察の御協力もいただきながら不法投棄防止に向けた啓発などを行っているところです。プラスチックは私たちの生活に幅広く利用され、なくてはならないものとなっていますが、環境保全や資源の有効活用という観点からも使い切りのプラスチック製品はなるべく使わない、プラスチックを使ったらリサイクルなど正しい処分をすることが非常に重要であり、引き続き3Rの啓発などに取り組んでまいります。あわせて、7月1日からレジ袋が全国で有料化となりましたが、市としましてもエコバッグの利用促進に向けた啓発に取り組んでまいります。次に、小項目2、生ごみを減らす取組についてお答えいたします。生ごみは、名寄地区衛生施設事務組合の炭化センターにおいて広域処理を行っておりまして、ごみを炭化炉に投入する前に乾燥処理を行っておりますので、生ごみの量やその水分量により処理に要するエネルギーも増加します。そのため、市ではごみ分別ガイドブックなどで生ごみの水切りをお願いするとともに、生ごみの減量化や資源化を目的に平成20年度から段ボールコンポストの資材配付を行っております。資材は、昨年度まで延べ490セットを配付しており、家庭における生ごみの減量化に一定の効果があったものと考えており、今後もさらなる普及啓発を行ってまいります。続きまして、小項目3、ごみ減量化に対する市民の意識向上についてお答えいたします。最終処分場に直接搬入されるごみは、令和元年度の月当令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号たり平均で広域最終処分場は978件、268トン、風連最終処分場は249件、22トンほどになります。それらのごみには、リサイクル可能なプラスチックや紙が約7割混在しており、年間搬入量も計画量を超えていることから、このままの状況が続けば、およそ12年先には名寄地区広域最終処分場の使用が完了となる見込みです。現在衛生施設事務組合において焼却施設と破砕選別施設の整備について検討が進められており、新施設の整備により埋立て処分場への負荷が低減されると考えておりますが、次期中間処理施設の稼働は最短でも7年後となることから、市民一人一人が日常から分別に取り組んでいただくことが非常に重要であると考えております。本年4月から広域最終処分場で始まりました分別指導では、分別の行われていない混在ごみの持込みが多く、指導開始時点では6割強の方が指導対象となり、中には利用をお断りするケースもあったと報告を受けております。市としましては、最終処分場の現状を数字で見える化しました課題共有型の広報を展開するとともに、名寄地区衛生施設事務組合と連携した分別の指導などに取り組んでいるところです。今後もごみの適切な分別処理について市民への啓発や指導を展開してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 健康福祉部長 小川勇人(健康福祉部長は2022年3月まで)
私からは、大項目2の新しい生活様式を踏まえた乳幼児と保護者への取組について、小項目1の乳幼児健診の再開に当たっての対策についてお答えいたします。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から緊急事態宣言の期間においては原則集団での健康診査及び保健指導の実施を控えることとの厚生労働省からの通知を受け、5月までの乳幼児健診を休止しております。しかし、乳幼児健診はお子さんの健やかな成長を保護者と一緒に確認し、安心して子育てができるよう支援する大切な機会であります。このため、休止となった健診については令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号個別に健診通知をお知らせしながら、お子さんの健康状態の確認や感染予防対策、子育てについての電話相談を行ってきております。休止のお知らせを個別に通知する際には子育てに関する不安や悩みを気軽に相談いただけるようお伝えするとともに、市のホームページにおいても同様のお知らせを掲載し、周知に努めてきております。国の緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルスの感染が完全になくなったわけではありませんので、健診の再開に当たり国が示す健診会場における感染症対策の留意事項を踏まえ、健診医である小児科や歯科の先生方の御助言、御協力をいただき、現行の健診の見直しを行いました。健診の再開に当たっては健診当日の検温や体調確認、マスク着用を含むせきエチケットや手洗い、アルコール消毒などの徹底、密閉空間、密集場所、密接場面という3つの密を生じさせないよう時間ごとに人数を区切って受付を行い、動線の工夫やソーシャルディスタンスを保ち、人の接触を最小限にするなど新しい生活様式を踏まえた感染予防に保護者の皆さんにも十分留意するよう御理解、御協力を促しながら慎重に実施してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 市立総合病院事務部長 岡村弘重(市立総合病院事務部長は2022年12月まで)
私からは、大項目2の小項目2と3についてお答えいたします。初めに、乳幼児等の予防接種時の対応についてですが、当院の乳幼児等の予防接種につきましては週2回、接種内容によって火曜日と木曜日の14時から新館1階の麻酔科外来で行っております。予約日の前々日の16時までに予約センターで受け付けており、当日受付は行っておりません。接種日には、外来受付で名前を記入していただき、接種時間になりましたら順番にお呼びをするということとしております。この対応につきましては、平成30年2月から運用しているところでございます。当院の感染防止対策については成人、小児を区分せずに講じてきておりますが、医療スタッフのマスク着用、物品の消毒洗浄、一定の距離感を保つなど、まずは標準的な対応を行っております。改善点としましては、ワクチン外来を午後からの予約制にすることによりまして一般の患者さんとの接触を午前中と比べて少なくなるようにそういう対策を行ってきたことなどが挙げられます。次に、待ち時間の現状と対策についてでございますが、外来や会計の待ち時間については、受付から会計までおよそ75%の方が3時間以内で終了をしておりますが、この中には通常の診察と薬の処方を受ける方や検査を伴う診察を受ける方、複数の診療科で診察を受ける方など様々なパターンがあります。小児科の受診者数は全患者の約10%程度に当たり、多くの患者さんが来院をされています。検査を伴う診察を受ける場合には、その他の成人の患者とも重複することから、待ち時間は総体的に長くなることは避けられない状況にあります。また、待合スペースに関しては小児科に限らず混み合っている状況ですが、新しい生活様式を踏まえたよりスムーズな受診を考慮するには全体のスペースを拡大するか、予約により受診者数を制限するかの選択になります。御要望の趣旨について十分理解をするところでありますが、現状では明確にどちらかを選択することは厳しいかと考えております。直近の状況といたしましては、新型コロナウイルス感染症対策の影響で外来患者数が4月の前年度比で356人減少しており、うち38%に当たる751人が小児科の減少となっております。これは、感染対策が徹底されたことや他者との接触機会が極端に減少した結果であり、今後も感染対策が強化された状況が続く場合においてはある程度待ち時間が減少されるものと見ています。根本的な解決策にはなっておりませんが、今後は病院内に長く滞在しないように受診時間以外の部分で短縮新しくできるよう他病院の対策などを参考としていきたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
再質問 7番 五十嵐千絵
それぞれ御答弁いただきましたので、順次再質問させていただきます。まず、大項目の海洋プラスチックの小項目1について。プラスチックを出さないことも大事ということで、正しい処分や3Rの啓発をされているということ、あとは橋の付近でのポイ捨てがあるということなど課題も見えてきたところではありますが、プラスチックは生活のあらゆる場面で使われていますが、やはり気をつけなくてはいけないのがワンウエープラスチックと呼ばれるいわゆる使い捨てのプラスチック製品ではないかなと思っております。残念ながら日本は世界でもアメリカに次いでプラスチックの廃棄量が第2位となっているという報道もあります。今回数か月の間ですが、自粛期間ということもあり、飲食店のほうでテークアウトもかなり進んでやっていらっしゃいましたので、私も何度か利用させていただいたのですが、やはりプラスチックの容器に頼らざるを得ないような状況が多かったのではないかなと思います。その中でも1件紙製の容器で提供されているところもありまして、気をつけていらっしゃるのかなと感心したところです。メニューによっては難しいかもしれませんが、そういった企業の取組なども取り上げて紹介するなど啓発活動、一緒にやっていってもよいのではないかなと思います。さらに、来月からレジ袋が有料化ということで、一番今市民の関心も向きやすいときではないかなと思いますので、検討していただきたいなと思います。また、海洋プラスチック問題の認識なのですが、市で行っている出前トークなど、そういったものの利用などはあるのでしょうか。ちょっとお聞きしたいなと思います。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
今お話がございましたプラスチックの利用という部分につきましても、プラスチックをリサイクルできるようにきちんと令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号分別するですとか、ふだんからなるべくプラスチック製品を使わないような工夫をするという部分につきましては、市民一人一人が少しずつ気をつけることで大きな削減につながっていくと考えております。プラスチック、議員がおっしゃいますように、大量生産が可能なことや過剰包装があるということで、日本では第2位の廃棄量という形になっておりますけれども、人体や環境への影響を配慮しますと、やはりきちんとした分別といった取組を周知していかなければならないと考えております。先ほどおっしゃっておりましたレジ袋の有料化などにつきましても、市のほうも併せて周知を図っていく必要もあると考えております。出前トークにつきましては、現状としては御依頼というのは直接はないのですけれども、今度風連のほうの大学のほうで出前トークの依頼なんかがございますので、そのときにこういった部分も併せて周知を図ってまいりたいと考えております。よろしくお願いします。
再質問 7番 五十嵐千絵
また、この海洋プラスチックの問題は小さいうちから触れることで、お子さんが気をつけてくれれば家族も気をつけていただけたりと、子供のうちから触れる機会があるといいかなと思うのですが、小学校などで子供用の教材などで授業を行っていただけないのかなというふうに思いますので、いかがでしょうか。
答弁 教育部長 河合信二(教育部長は2021年3月まで)
御指名をいただきましたので、お答えをさせていただければと思います。環境問題については、既に各学校等でも取組をしていただいていると思っておりますので、併せて環境問題の場面に合わせてプラスチック、過剰な利用については控えるような授業等についても可能かなと思いますので、校長会のほうともちょっとお話をさせていただいて、検討させていただければと思います。令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号
再質問 7番 五十嵐千絵
とてもうれしい答弁をいただきまして、ありがとうございます。本当に大事な問題だと思いますので、まさにこれからの未来の子供たちにつながる大事な問題、小さなところからでも少しずつでも取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次、小項目2のほうに移らせていただきます。生ごみを減らす取組についてのところなのですが、段ボールコンポスト、トータルで490件今までに使われてきたということで、一定の効果がうかがえるなと思います。スタート時から、平成20年からスタートだということで聞いているのですが、ここ数年、多分使っている方はほとんどがある意味リピーターの方なのではないかなと思われますが、段ボールコンポストの目的は生ごみを減らすことと同時に家庭菜園やガーデニングでの使用ができる堆肥を作ることだと思うのです。それで、有料の黄色いごみ袋の使用を減らしつつ土壌改良ができるので、庭があって、畑を作っているような市民の方にとっては取り組みやすく、定着しているものだと思います。一方で、集合住宅ですとか庭のない一軒家に住んでいらっしゃる方もいらっしゃいますが、そういった方はコンポストはちょっと使えませんので、その方に対しての生ごみを減らす手段として何ができるかと考えたときに、電気式の生ごみ乾燥処理機のように乾燥させて容積を減らせる家電製品などもございまして、それを市のほうで助成していただけないかなと思ったので、検討の余地があるかどうかお聞かせ願います。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
家庭用の生ごみ処理機につきましては、生ごみの臭いを抑えたり、腐敗を防止したりするという点ですとかごみを減量できるということで、大変便利な機械であるということで導入助成を行っている自治体があると承知しております。道内の状況見ましても札幌市や千歳市などで購入費用の2分の1以内で2万円を上限に助成を行っているという状況でございます。一方、名寄市が実施しております段ボールコンポストにつきましては資材が1件当たりのコストが約700円となっておりまして、年度最大6万円で35件の御家庭に御利用いただけるということで、費用対効果が高い取組であると考えております。議員おっしゃいますように、段ボールコンポストの利用者が最近はちょっと固定化してしまっているという状況もございます。ただ、限られた予算の中でなるべく多くの御家庭で利用していただけるということを考えたときには、今の段ボールコンポストの取組を進めてまいりたいと考えておりますが、広く利用していただけるような取組の工夫などについて今後研究してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
再質問 7番 五十嵐千絵
段ボールのコンポスト、私もちょっと興味があってやりたいのですが、やはり畑を作っていないので、残念ながら取り組めないなというところがあったので、もし、堆肥を作るためのものなので、生ごみを減らすだけという目的ではなかなか難しいのかなと思いまして、なので畑のある方にはすごくいい取組だなと思って、これからも続けていっていただきたいと思います。生ごみ乾燥処理機は確かにちょっと高価なものなので、2万円でも半額でも助成していただければやりたいと思っている若い御家庭の方もいらっしゃると思いますので、今後検討していただきたいなという要望を伝えて終わりにします。次に、小項目3、市民のごみ減量化の意識向上についてお伺いいたします。今、最終処分場の件なのですが、市民が最終処分場に直接持ち込まれることが多いと思います。行政側はその理由をどう分析されているのかお聞かせください。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
埋立てごみの直接搬入につきましては、引っ越しなどで一度に大量のごみを排出する場合などを想定しておりますけれども、少量の持込みをされている方も多くいらっしゃいます。現状としましては、やはり適切な分別をするのが大変だから直接処分場に持ち込むといった実情があるように考えております。もちろん適切な分別をされている方もたくさんいらっしゃいますけれども、これまでは適切に分別されていない方の持込みも多くあったのではないかと推測しております。
再質問 7番 五十嵐千絵
私の中でも少し理由を考えてみたところ、大体同じような感じなのですが、指定のごみ袋を買わずに済むということと、分別が分からないので、全て埋立てとして処理したいなという心理、またあと最近では近年の自家用車の形状でもあるかもしれないのですが、ワンボックスタイプですとか軽自動車でも荷物をたくさん積めるような車を持っている方がやっぱりいらっしゃいますので、一気にごみを運んで捨ててしまおうということもあるかもしれないです。ごみの削減の目標値などは、現在決まっているのでしょうか。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
ごみの削減の目標値になりますが、総排出量になるのですけれども、集団回収やリサイクルステーションの部分も含めますと現状では1万34トンとなっておりますが、令和9年度にはこの排出量を378トンとする目標を定めているところです。
再質問 7番 五十嵐千絵
その目標に向かってまた何か努力されている取組とかあるのでしょうか。広報なよろの5月号で今回名寄市のごみ処理の状況のお知らせがありまして、その中でも名寄市内のごみのうち58%が埋立てごみだという記載もありました。これかなり、この状況でいきますと今ある最終処分場が満タンになるのも時間の令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号問題ではないかと思われますが、その件に関してのお知らせください。
答弁 市民部長 宮本和代(市民部長は2022年3月まで)
埋立てごみにつきましては、議員おっしゃいますように、当初の計画よりも多くのごみが搬入されている状況がございまして、このまま適正な分別が行われないで埋立てごみの搬入が続く場合には、当初の予定よりも早い時期に最終処分場を閉鎖しなくてはならないといった状況が生じること、そういったおそれもございます。今後は、現在先ほどの答弁の中でも申し上げました最終処分場での分別指導ですとかごみ分別ガイドブック、あるいは市民ごみニュースなどで分別の徹底について市民の皆様に周知や啓発を図ってまいりたいと考えております。
再質問 7番 五十嵐千絵
広報の中にたまに入っている年4回ほどの市民ごみニュース、大変分かりやすくごみの分別の仕方ですとか載っていまして、すごく楽しみにしておりますので、これからもよろしくお願いします。処分場に行った際に、もちろん皆さんごみ袋に入れて、それを埋め立てることから、プラスチックの袋、そういったものも処分場の中に埋まっている状況ですが、将来的にはそれも分解できるような海洋分解性のビニール袋などに替わっていくことになろうかと思いますが、その辺はどうでしょうか。
答弁 副市長 橋本正道
ごみは、広域処理の処分場ですので、名寄市だけの問題ではないということも前提になるかと思いますけれども、ちょっと御質問の中で振り返りますと埋立て処分場、このままでいくと、予定より早く閉めざるを得なくなると、それぐらいのごみの量だということで広域のほうからは聞いているところです。当初はかなり生ごみが入っていて、ごみを捨てに来た方であまりのカラスとトンビの多さに車から降りられなかったという、そういうふうなひどい状況だと。令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号それも含めて広域処理のほうでは様々な形で指導などを含め、名寄市と協力しながらですけれども、やっているということです。生分解プラスチックについては、これからそういうような形になると思いますけれども、分解にかかる時間がやはりかかるということと、それからちょっと大きな視点で見ますと、生分解プラスチック、作るためのコスト、エネルギーの部分もありますので、環境問題についてはあちらを立てればこちらが立たずということもあるかと思います。これ大きな視点で広域の処理も含めて取り組まなければならないと思っておりますし、改めて、このままのごみの状態が続くと結局さらに処分場拡張だとか、場合によっては市民一人一人のコストが逆に高くなっていくと、そういうようなこともあるかと思いますので、できることも含めて丁寧に進めてまいりたいと思います。
再質問 7番 五十嵐千絵
正しく処理することで経費も減らせると思いますので、その辺はもちろん市民の方々一人一人の協力も必要だと思っております。なるべくこれからもごみが正しく処理されるように願って、次の質問に移りたいと思います。次、大項目2のほうに移らせていただきます。乳幼児健診の再開に当たっての取組についてでありますが、6月からは感染対策を徹底した上でスタートするということと、あとは時間を区切って接触時間を短くするなど、そういった健診の見直しを行っているとのことですが、電話で休止の連絡をしたということで聞いておりますが、その際に様子を伺って健康状態を確認したり、工夫されていると大変感心することであります。その中でも、北海道新聞の4月24日の記事でありましたが、札幌市の児童相談所に3月に寄せられた児童虐待通告が前年同月比で5倍、約150件だったと明らかにしました。通告が増えた理由については、子供も親も自宅にいる時間が長くなり、ストレスなどが影響している可能性もあると分析されていたところであります。そこで、名寄市において休止期間に虐待の通告などはあったのでしょうか。分かればお知らせください。
答弁 健康福祉部長 小川勇人(健康福祉部長は2022年3月まで)
休止期間に虐待の通告ということで、乳幼児の関係でしょうか。乳幼児の関係につきまして、そういった事案についてはちょっと受け付けていないかなというふうに思っております。以上です。
再質問 7番 五十嵐千絵
名寄市においては報告がなかったということで、安心したところではありますが、産後鬱やネグレクトなどの早期発見の機会でもあると認識しております。このようなことからも厚生労働省では予防接種や乳幼児健診は遅らせずに、予定どおりにしてほしいとの指針を示しておりまして、名寄市のホームページにおいても最近厚生労働省へのその件に関するページのリンクが張られたなということを確認させていただいたところであります。この感染症に対してはむやみに恐れるのではなく、正しく理解して恐れることが大切でありますし、また少しでも不安を取り除ける取組が一方では必要であるのではないかなと思います。育児の悩みを相談できる機会が命をつなげることにもなりますので、これからもきめ細やかな支援をお願いしたいと思います。では、最後にもう一つだけ。今後の動向として、このコロナウイルス感染症の終息を迎えた後も今の新しい生活様式を踏まえたような少人数での区切った健診体制を続けていかれるのかどうかお聞きして、終わります。
答弁 健康福祉部長 小川勇人(健康福祉部長は2022年3月まで)
感染症が終息した以降の対応についての御質問でありますけれども、当面は新しい生活様式の中で一定の間隔であったり、密集しない、そういった対策を行って、継続していくことになります。ただ、終息後につきましては国や北海道の対応状況、厚労省の通知等も見ながら対応していきたいと思いますけれども、感染症、コロナウイルスに限ったものではありませんので、冬期はインフルエンザがあったり、そういったことありますので、今回のこういった対応についても今後も継続できるものは継続しながら、やっぱり乳幼児の安心、安全な健診とか進めていくために参考にしながら進めてまいりたいというふうに考えております。以上です。
再質問 7番 五十嵐千絵
では、当面はこのまま続けていくということで確認させていただきました。次に、小項目2に移らせていただきます。市立総合病院における予防接種時の対応についてでありますが、現在ワクチン外来については火曜日と木曜日2時からということで、一般の外来患者さんとは場所を分けているということを確認させていただきました。先ほども部長がおっしゃっていたとおり、今まで前々日までに電話での予約を予約センターにて取り付けて、当日の予約票に名前を書き、その順番で接種をしていただけるということになっているそうなのですが、実際に早く済ませたい保護者の方が早くから待機しているとお聞きしていますが、これも集中してしまうと3つの密ということころでの密集と密接になってしまわないかと懸念するところであります。これワクチン外来、週2回になっておりますが、1日の受入れ可能人数は決まっているのでしょうか。
答弁 市立総合病院事務部長 岡村弘重(市立総合病院事務部長は2022年12月まで)
今正確な資料をお持ちしておりませんので、1日の枠数ということで人数をお答えできなくて申し訳ございませんが、早く済ませたいという部分につきましては、これは予防接種だけではなく、ほかの診療科も含めて予約であっても早く病院に来られて、令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号できるだけ早く終了したい、特に予防接種等でございましたらお母さん方が付添いで来られて、また仕事に戻られるというようなケースもあるということだと思いますので、できるだけ短時間にということでございますが、現場ではその日の状況にもよりまして適宜対応させていただいているということでございますが、公に早く来られたら早く済みますよということもなかなか申し上げられない状況でございまして、その日の受付状況によりまして対応させていただいているというところが現実かというふうに思います。
再質問 7番 五十嵐千絵
混んでいる日もあればすいている日もあるということで、きっとその日の状況で対応されているということなのでしょうが、例えばワクチン外来週2回ですが、予約センターで電話予約をする際に整理番号を振っていただいて、ある程度の時間、来院していただく時間を指定していただくなどの対応は可能かどうか、その辺お伺いしたいです。
答弁 市立総合病院事務部長 岡村弘重(市立総合病院事務部長は2022年12月まで)
この件につきましては、外来のスタッフの中でも整理券を配ったり、携帯の番号を聞いたりというようなことでやるべきではないかという意見も現実出てはございます。ただ、そのところをどうやって対応するのかということなのです。これにつきましては、今現在の人員ではちょっとそこまで対応し切れないというのが現実でございまして、現場としてはやはり同じようなことは考えはさせていただいているということでございます。今後また何かいい方法がございましたら、改善策としてやっていきたいというふうに考えております。
再質問 7番 五十嵐千絵
市内唯一の小児科外来があるわけですし、ふだんから慣れ親しんでいる病院で予防接種を受けたいという親御さんもたくさんいらっしゃると思いますので、いろいろ考令和2年6月18日(木曜日)第2回6月定例会・第4号えていただいているなと安心しました。なかなか今の状況では難しいのではないかなとは思いますが、今後そういった改善がされることを期待しております。また、一般外来と離れていることで保護者にとっても安心して予防接種を受けられることは本当にいい方法だと思いますので、これからもなるべく不安を取り除いて、安心して来ていただけるようお願いいたします。では次、小項目3に移らせていただきます。市立総合病院における待ち時間の現状と対策についてのところなのですが、現在外来の患者さんが小児科でも大幅に減っているということで、751人の減少、これは病気にならなかったという可能性もありますが、一方では3つの密を避けるために控えているという可能性も考えられるかなと思います。緊急事態宣言の解除を受けて、これから新しい生活様式を実践していくわけですが、これからやはり待合スペースの改善や会計の迅速化が求められているのは間違いないことだと思います。待合スペースの混雑緩和につながるようなシステムを取り入れるといった取組の可能性についてはいかがでしょうか。
答弁 市立総合病院事務部長 岡村弘重(市立総合病院事務部長は2022年12月まで)
これは小児科に限らずということでございますけれども、今の待合のスペースにつきましては外来受診者数が減っているということでございまして、待合の椅子の間隔を表示させていただいたりということでございますが、一部の診療科ではやはり曜日によって多くの患者さんが来られるということもございまして、椅子に座るなと書いてあるので、廊下に立つという現象が起きてしまいまして、これもなかなか改善が難しい点があるかというふうに思っています。あと、小児科のほうにつきましては、先ほども申し上げましたが、実はさらに直近のデータでいきますと4月、5月の受診者数、患者数でいきますと、延べ患者数ではやっぱり対前年度比で50%下回った状況になっています。これが今後どれぐらい患者数が通常に近くなってくるかということでございますが、時期的なもの、この6月とか7月は例年患者数の少ない時期でございます。今後またすぐ小児科のほうが患者数が元に戻るというような状況ではないだろうというふうには思っています。その中でどのようなやり方ができるかということでございますが、会計のほうでは自動精算機というものについては今どのような形で導入することが可能かということについては研究を続けております。条件が整えばそれは導入していきたいというふうに考えています。そのときには、クレジットカード払いもということでございます。ただ、キャッシュレス決済につきましてはできればというふうには思いますけれども、これ外国人への対応という部分もございますので、導入の検討もしていますが、今ちょっと仕組み的にはやはり難しいだろうというふうに見ています。あと、待ち時間、受付をしてから例えば広場のほうで少しお休みいただいて、呼出しできるシステムと、こういったものも多種ございます。これ院内の通信環境、どうやって整備するかということがございまして、実は院内には医療機器関連でWi―Fiの周波数帯は全てのチャンネルを使い切っているというような状況もございまして、新たなチャンネルを構築するということが非常に難しかったり、ほかの医療機器との誤作動の問題も精査しなければならないということがございまして、あまり思い切ったところができないというのも現実ということでございます。そのほかにはウェブ予約というようなことも調査研究はしてございます。そこに行くまでにはまだちょっと、これは電子カルテシステムとの接続というところに個人情報保護の大変なハードルがかかるというようなことございまして、考えていることはたくさんございますけれども、実現にはなかなかハードルが高いということがたくさんございます。そのようなことを含めて今後も研究を続けていきたいというふうに思いますし、当院が所属しております全国の自治体病院協議会などを通じて特徴的な取組を探っていきたいというふうに考えております。
再質問 7番 五十嵐千絵
全く検討していないのかと思っていましたが、そんなに真剣にいろいろ取り組んでいるということで本当にうれしく思います。呼出しメールですとかオンラインの順番管理システムですとか、また自動精算機なんかは、特に自動精算機の件は結構多くの方からの要望、私のほうにも聞いているところでありまして、もちろん苦手な方もいらっしゃるわけですが、利用できる方が精算機を利用して済ませてくれるだけでも会計前の混雑が大分緩和されるのではないかなと思っておりますので、今はなかなか難しいかもしれませんが、これから、今急速に発展、進化しているこのコロナウイルスの影響でいろいろシステムが変わってきているときでもありますので、なじみのない方法や仕組みが常識に変わっていく、そのような今変革の時期だと思いますので、ぜひ検討のほどまた前向きにお願いいたします。以上で質問を終わります。