幕別町議会 平成16年第1回定例会 2004年3月4日
常設保育所の民営化について
2004年3月4日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「常設保育所の民営化について」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。
- 質問者
- 芳滝仁 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 15番 芳滝仁
通告に基づきまして、2点についてご質問させていただきます。常設保育所の民営化について。政府は三位一体改革の中の補助金削減の中で、公立保育所補助金を全額削減し、一般財源化する方向です。幕別町の保育所はへき地保育所を含め、すべて公立保育所です。町は行政改革大綱推進計画に基づき行政改革に取り組んでいますが、常設保育所の業務について民営化すべきだと思いますが、考えをお伺いしたいと思います。次に、職員の政策提案制度の導入について、ご質問いたします。町村合併協議が進む中で、新しい町づくりに向けて、町職員が部署を超えてグループをつくり、具体的な問題について政策を提案していくことのできる制度を導入すべきだと思いますが、考えをお伺いしたいと思います。以上でございます。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
芳滝議員のご質問にお答えいたします。1点目の常設保育所の民営化についてでありますが、現在、本町で取り組んでおります行政改革大綱推進計画では、事務事業の見直しの項目の中に、民間活力の導入として各種業務の民間委託を進めることといたしているところであります。また、国では地方公共団体が設置する保育所の運営業務の委託については、委託先としては公共団体、公共的団体又は普通地方公共団体が出資している法人で、政令に定めるものとされていたわけでありますが、これが平成 13 年度から、いわゆる規制緩和によりまして、これら以外の、いわゆるNPOですとか株式会社等の民間への委託も可能としたところであります。ただ、全面委託にあたっては北海道の許可が必要でありますことから、審査等においては保育所を設置するのと同様な審査基準でありますことから、規制緩和がされたとはいえ、保育所の委託はかなり厳しい内容になっているところであります。ご承知のように本町の常設保育所は、4月から幕別地区1カ所、札内地区4カ所の5保育所で、450名の定員をもって運営することといたしておりますが、ご指摘ありましたように、平成 16 年度から国の三位一体の改革として、公立保育所の運営費補助が一般財源化したことによりまして、本町においても財政的にはかなり厳しい状況になってくるものと思っております。このようなことから、常設保育所の民営化につきましては、今後、検討すべき課題ではあろうと思っておりますけれども、当面、他町村の事例や今後の札内地区の保育所の設置計画、また、現在勤務をしております保育士等職員の状況も含めた中で考えていかなければならないものであろうというふうに思っております。次に、職員の政策提案制度の導入をとのご質問でありますが、本町におきましては、昭和 61 年5月に、だいぶ古いのですけれども、職員提案制度に関する要綱を定めまして、これまでもこの要綱に基づき、町づくり全般にわたり、職員のアイデア、あるいは業務上の提言などを広く取り上げるよう努めてきたところであります。また、これとは別に、職員の政策提案に関しましては、庁舎内に専門的プロジェクトを設置するときには委員を公募するなど、より職員の考えを集め、政策に反映していくよう努めるとともに、職員の自主研修なんかでは、それぞれ報告会を開き、意見交換を行うなど、職員の意識の高揚並びに政策形成時点での参加に取り組んできたところであります。今後も、機会あるごとに職員のアイデア、業務上の提言など、積極的に取り上げるよう努めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。以上で、芳滝議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 15番 芳滝仁
常設保育所の民営化のことにつきまして、町長の方からそのことを考えていくというご答弁をいただきましたのでありがたいと思いますが、常設保育所の運営費につきまして、職員の給料を除きまして1億3,000万円から4,000万円の予算が組まれております。本当に財政難の時代で、民間でできるところは民間でやっていただく方向で、これも一遍にしていくということではなくて、徐々に、町長がおっしゃいましたように、保育所の状況であるだとか、財政的な問題であるとか総合に勘案しながら、徐々にそういう方向でお考えいただきたいということを要望申し上げたということであります。2点目に件につきましては、いろんな全国的な自治体で、積極的に探検団を派遣して、そしてそれを町政に反映をしていくだとか、予算があるところでは、2,000万円というその予算に限って政策提案をさせていくだとか、そういうふうな積極的に若い職員が部署を超えて政策提案をしていくという、そういう制度も導入しているところもあると聞き及んでおります。ご答弁のように、積極的にそのことに取り組んでいただきたいということをご要望申し上げて、質問を終わりたいと思います。