みんなの議会

幕別町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月16日

私の方で常設保育所の民営化について

2005年6月16日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「私の方で常設保育所の民営化について」質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
芳滝仁 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 芳滝仁

通告に基づきまして、今後の常設保育所運営のあり方についての質問をいたします。昨年、3月定例議会におきまして、私の方で常設保育所の民営化について質問をいたしました。そのとき、町長は今後検討すべき課題とし、当面、他町村の事例や在職保育士の状況等を含めた中で考えていくと答弁されました。現在、帯広市、音更町、芽室町においては具体的な形で民営化に取り組んでいます。幕別町におきましても、そろそろ具体的に保育所民営化推進のための組織等を設置し、民営化推進プランを策定していくべきだと思いますが、町長のお考えをお伺いしたいと思います。また、平成19年に新築改装予定しています札内さかえ保育所につきまして、その事業の進捗状況や町の財政負担の面や保育に対する多様化するニーズに対する対応を考えるとき、民営で設置すべきだと思いますが、考えをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。今後の常設保育所の運営のあり方についてのご質問であります。保育所の民営化につきましては、お話がありましたように、十勝管内他市町村をはじめ、道内外の事例を調査するとともに、その手法について検討しているところであります。民営化の手法につきましては、「民設民営化」や「業務委託方式」あるいは「指定管理者制度」などの手法が考えられ、十勝管内におきましても、指定管理者制度により実施している帯広市や、業務委託方式により実施している音更町の例があります。いずれの手法におきましてもそれぞれメリット、デメリットがあるわけでありますが、施設の経過年数や手続き方法などそれぞれの市町村の状況によって選択している手法が異なっております。昨年、芳滝議員にお答えいたしましたとおり、本町におきましては、行政改革大綱推進計画に基づいて、事務事業の見直しを進めて行く中で、各種業務の民間活力導入を進めることといたしております。本年5月には、平成18年度から平成22年度を計画期問とする「第3次行政改革大綱及び推進計画」作成のための庁内組織であります「幕別町行革推進本部」を役場庁舎内に設置したところであります。この中で「組織・機構の見直し」について検討し、保育所も含めた町内各施設の事務事業の民問活力導入について、引き続き検討することとなっており、この検討結果を見定めて、今後、あるべき姿をお示ししたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。次に、「新築予定のさかえ保育所を民営で設置すべきではないか」というご提言でありますが、ご承知のとおり、さかえ保育所につきましては、北栄土地区画整理事業の実施にあわせて移転新築するべく、昨年12月の定例会において、基本設計委託料を提案してご承認をいただき、本年度に入りまして、その基本設計により、道と施設整備交付金や起債などの協議を行っているところであります。したがいまして、民営で設置するということには、今の段階、ここまできている段階では難しい。できないものというふうに思っております。ただ、前段、お答えいたしましたように、その公営設置の部分の保育所を委託なり指定管理者制度として民間委託するかどうかなどの、いわゆる事務事業の運営などについては、前段申し上げたとおりであります。これからの検討の中で、当然考えていかなければならない問題だろうというふうに思っておりますので、ひとつ併せてご理解をいただきたいと思います。以上で、芳滝議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 15番 芳滝仁

民営化につきまして、検討し進めていらっしゃるというご答弁でございました。その方向性は、私は大変いいことだと思うわけでありますけれども、その進め方におきまして、少しスピードがゆっくりなのではないかというふうな思いがしております。音更町の場合は、常設、市街地に7カ所ありまして、平成15年に公設民営ということで、木野保育所がされました。今年、それが、大谷が法人を取得いたしまいたので、民設民営という形に切り替えております。鈴蘭におきましては、平成19年に、これは新しく建替えるのでありますけれども、民設で新設をしていくという形になっております。芽室町におきましては、市街地に二つの公設の保育所がありますが、二つとも平成19年に民設民営化をしていくという方向がこの5月に出されたことであります。一つは、平成15年に新しく建てておりますから、それは公設民営にしていく。平成19年に中央保育所というところですけれども、そこが建替えていく。それは民設で建替えていくという形でその方向を出しております。その中には、公設でなければならない、いろいろと問題が民設の場合はあるわけでありますけれども、また、民設でなければサービスができない、非常に多様化している保育のニーズに対する対応が、今、民間のところで非常に多様化されているという現状があるわけであります。あえてさかえ保育所の問題もお聞きしたわけでありますけれども、運営費補助の特定財源がなくなりまして、建設の補助費もこれはおそらく困難だろうというところで、いろんな交付金というふうな形の方をさぐっていらっしゃるのだろうかと。交付金は、これはハードだけでありますから、町の方の財政負担もかなり大きくなるのだろうというふうなこともあります。ゆくゆくは、おそらく公設民営というふうな形になっていくのだろうと思うのでありますが、もう少し早めにということで、そういうひとつの切り替えがされることができないのだろうかというふうな思いでお尋ねを申し上げたところでございます。その具体的な形、中で行革の推進をしていらっしゃるということでありますが、合併のこともあるのでしょうけれども、ほかの町村等に比べて非常に遅い状況になっているのでないかと、こう思うわけでありますが、その辺のところのお考えをお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

保育所の民営化については、先ほども申し上げましたように、一つには民設民営の方式、あるいは公設で保育所を設けて業務を委託する、もう一つは、今、帯広市などがさかんに進めております指定管理者制度によって民間へもっていく。いろんな方法がありますし、芽室の事例も今お話ありましたけども、芽室なんかは民設にしたいというのは、今ある保育所をそのまま民間にお渡しして、民営でやっていただきたい。これはいろいろその町村によっての事情もあるというふうに私も思っております。私どもが今進めておりますのは、保育所のみならず、行政改革の中でいろんな施設の民活導入も含めながら検討していかなければならない。それともう一つは、保育所の場合は、先ほどお話もありましたように、保育士が現在もいるわけであります。そうした保育士が、それでは民営にした場合にどういう処遇になるのかと。あるいは保育士も段々年を経ていきますと、定年なり退職のときを迎えるわけでありますから、そうした時期との保育士のあり方。それらも含めながら、今、検討を進めているところであります。さらに、19年開設予定のさかえ保育所につきましては、今、道とさかんに協議をしているわけですけども、昔は保育所の建設は補助単価があって、補助面積があって、何分の幾らが補助金という形なのですけども、今、これが交付金化されるのでないかと。されたというように聞いています。そうすると、どのような形でこの交付金が交付されるのか。これらも含めた中で、私どもは今、道との協議を進めているわけでありますし、実施設計、早ければ9月議会にでもまたお願いしなければならないのかというふうに思っておりますけれども、何とか19年の開設に向けては、公設で実施していきたい。併せて、その中で民間活力が導入できる手法として、先ほど申し上げましたように、施設全体の中で指定管理者制度を含めて、これからも検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただければというふうに思います。

質問 15番 芳滝仁

今、保育士の話をなさったわけでありますけれども、芽室町の場合は、農村地域でなっているのでありますが、それは保育協会という形でひとつの枠がはまっておりまして、町場のその保育所を民営化した場合に、そちらの方で正職扱いでお願いをしていると。そして、臨職の方々を民営化したその保育所で雇用をしていただくというふうな、そういう方針が出されておるようであります。これは公的な形でそういう報告がされてあります。幕別町はへき地保育所ということで、閉所の期間もあるのだと思うのでありますが、そういう難しい問題があると思うのでありますが、へき地保育所の方に正職の方々が行っていただくというふうな方向も私はあるのでないかと。そして、臨職で働いていただいている方々を雇用していただくというふうなその方法も実は可能でないかというふうな思いがするわけでありますけれども、その辺の方向性についてどうでしょう。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

保育士の問題でありますけれども、現に保育士がいるわけでありますから、その保育士が直営で保育に従事する。あえて民間に委託して、今いる保育士をへき地へもっていくということになると、これは果たして財政的なメリットという意味ではどうなのか。あるいは、保育士協会に派遣して正職の扱いになるということは、ちょっと考えられない面もあるのですけども、それはちょっと内部で検討させていただきたいというふうに思いますけども、いずれにしましても、保育士をはじめ、いろんな課題を解決していかなければ、なかなか民活導入ということも難しいのだろうと思いますけれども、さかえ保育所が19年開設で進めておりますので、それらも見直す中で、見極める中で、鋭意取り組んでまいりたいというふうに思っております。

出典:幕別町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月16日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる