幕別町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月18日
今後の対応について
2003年6月18日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「今後の対応について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 沢田治夫が答弁しました。
- 質問者
- 芳滝仁 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、教育長 沢田治夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 15番 芳滝仁
通告書に基づき、質問をさせていただきます。まず、学習指導要領改訂後の対応について。現在の幕別町の教育環境について、学習指導要領が改訂されまして、本年で2年目に入っております。学校週5日制が実施されまして、学校教育の内容も大きく変わり、様々な課題がでてきておりますが、平成15年度教育行政執行方針の中で、新しい時代に対応した学校教育の改革と家庭、地域で子供を育てる教育環境の再構築が早急に取り組まなければならない重要な課題でありますとありますように、学校教育についても、様々な形で学校、保護者、地域の協力体制の強化の必要性が示されていますが、その中で中学校の部活動において、指導者についてはほとんどの場合その学校の先生が行っておりますが、学習要領改訂後は全く教育課程外の活動になっておりまして、先生方にはいわゆる社会活動、ボランティアとして協力をしていただいている形になっております。中体連等とのかかわりがありますが、指導していただける先生方が少なくなった場合や、部活動での事故やいろんな問題が起こった時の責任体制等についての課題が挙がってきております。中学校の部活動は子供の成長にとって、なくてはならない大変大切な活動だと思います。幕別町内の中学校の中には、責任体制の持ち方等を学校と話し合い、保護者や地域が積極的に協力するということで、ひとつひとつの部活動の後援会を結成し、また、中学校全体の部活動全体の後援会を作り上げて活動しているところもありますが、今後の対応についてお伺いしたいと思います。また、学校週5日制の対応について、町としてはジュニアサタデースクール事業や学童保育に力を入れておりまして、高い評価を得ておりますが、小学校高学年の子供たちのために、学校、保護者、また地域の協力、それらの教育力を社会活動として組織をし、近隣センターやコミュニティセンター等を利用した土曜日の児童館活動のような活動を指導していく必要があると思いますが、考えをお伺いしたいと思います。次に、学校通学路の安全確保についてお伺いいたします。平成15年度町政執行方針の交通安全対策の中で、歩道等、交通安全施設の整備や危険箇所の解消に努めてまいりますとありますが、学校通学路の安全確保について、特に近年、道路事情が変わったところについて質問をいたします。道道幕別更別線みずほ通の跨線橋は全長が455メートル、車道幅が8.5メートル、歩道幅が3メートルで、歩道部分は車道に向かって2%の傾斜があります。車道と歩道の間に歩道を通行する人を防御するものが設置されていないので、開通当時よりその危険性について声が挙がっておりましたが、本年4月よりは札内北小学校の卒業生が合計四十数名、札内中学校に通学をしております。冬期間の跨線橋におけるスリップ事故も多く発生をしておりました。一般の人を含めば毎日多くの人が歩道を通行していますが、その安全確保についてどのように考えていらっしゃるのか、お伺いをいたします。また、道道幕別帯広芽室線の清柳大橋が開通をしたことにより、清柳大橋を通り、札内から帯広、また帯広から札内に向かって50名から60名の高校生が自転車通学をしておりますが、清柳大橋より札内工業団地の間の照明設備は局部照明で、夜間はほとんど真っ暗な状態であり、夜間の通行について防犯上大変危険な状態ですが、その安全確保についてどのようにお考えか、お伺いをしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
芳滝議員のご質問にお答えします。最初に私から学校通学路の安全確保について申し上げます。道道更別幕別線みずほ通の跨線橋につきましては、みずほ通立体交差事業により整備され、平成11年10月1日に供用開始になっております。ご質問にもありますように札内北小学校・通学区域弾力化事業によりまして、今年度38名の生徒が北小学校下より札内中学校へ通学されていることからも、みずほ通跨線橋の利用度は増しているのだろうと考えておりますし、今後も利用される方はますます増えていくものと思っております。ご質問の安全対策についてでありますが、事業主体であります北海道としては事業実施に当たって、歩行者・車の安全確保を十分検討していただき、歩道と車道の間には高さ20㎝の境界縁石が設置されている、今の形になったものというふうに思っております。北国の宿命ともいえます冬期間の積雪、アイスバーンなどによりスリップ事故につきましては、運転者に安全運転を心がけていただくことが第一でありますが、町といたしましても、道路管理者であります北海道に対し、除雪の充実などの安全対策に、なお一層意を用いていただくようお願いしてまいりたいというふうに考えております。次に、清柳大橋から札内工業団地リバーサイドの間が暗く防犯上危険であるとのことでありますけれども、国道などの道路につきましては、それぞれの管理者が整備を行うこととなっており、国や道等におきましては、道路整備についての基準として、市街地の中や交差点については街路灯として照明を設置されておりますが、ご指摘の場所については市街地から外れていることもあって、照明が設置されていないのが現状であります。ご指摘いただいた区間については、道路管理者であります帯広土木現業所とも協議をさせていただきたいというふうに思っておりますけれども、何しろ事業完了後間もないわけでありまして、補助金適正化法の制約等もありますことから、早期の対応というのはなかなか土木現業所の方でも難しいのかなというふうに思っておりますけれども、引き続き協議に向けて私どもも意を用いてまいりたいというふうに思っております。以上で、芳滝議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)
芳滝議員のご質問にお答えをさせていただきます。1点目の部活動後援会組織の在り方についてでありますが、お話にありましたように新学習指導要領の実施によりまして、学校の部活動は教育課程から外れ、放課後等における生徒の趣味・関心を生かした主体的な活動としての意味合いからは社会教育的な要素が強くなったところであります。しかしながら、その一方では新学習指導要領による、自ら学び自ら考える力を育てる教育を重視する体験的な学習や、興味・関心を生かした主体的な学習を目指す総合的な学習の時間との関連や、中体連あるいは中文連等が主催する大会に学校行事として参加するなどから考えますと、部活動は学校教育とも非常に深いかかわりをもっております。こうした中、保護者による自主的組織であります部活動後援会と学校の協力関係は非常に重要であるとの考えから、今年度、各単位部活動後援会を一つにした全体後援会を組織し、後援会の全体組織として、それぞれの単位部活動に対しPTA組織や学校との連絡調整、あるいは活動資金的な援助など側面的支援体制を整えた学校も町内にあるというふうに聞いております。こうした保護者側の自主的活動につきましては、学校側としても非常に期待をしておりますし、教育委員会といたしましてもその活動を注目しているところでもあります。いずれにいたしましても、こうした学校全体の後援会組織の構築につきましては、各学校の地域性やPTAさらには保護者の考え方など、様々な事情があるものと考えますことから、それぞれの学校体制に委ねられていくべきものと考えております。したがいまして、学校の部活動は生徒の文化や体育における技術的な向上を始め、自主性や協調性、個性を伸ばす重要な役割を担った活動と認識をしておりますので、引き続き、学校関係者と保護者、後援会、地域などの連携・協力の中で活動が進められることを期待しているところであります。次に、小学校高学年の学校週5日制への対応についてお答えをさせていただきます。子供たちが土曜日の時間を過ごすため、教育委員会が用意しているメニューは様々なものがあります。ジュニアサタデースクールは年間およそ100プログラムを設定していますし、小学5・6年生を対象にふるさと館が行っているジュニアスクールは、今年度も募集定員を上回る応募があり、子供たちの関心の高さがうかがわれているところでもあります。さらに図書館では、子供映画劇場、土曜紙芝居などを開催していますし、百年記念ホールでは小中学生を対象に、将棋や囲碁、茶道の講座を行い、子供たちが参加しやすい体制づくりに努めているところであります。また、その一方で地域の中では、33のスポーツ少年団、53の子供会が活発に活動しております。これらの取り組みはいずれも、生涯学習リーダーバンクや人生学博士をはじめ、町民の皆さんの力に支えられているものだというふうに理解をしているところであります。また、学童保育所につきましても、今年からは毎週土曜日、通所児童に限らず、地域の子供たちに開放していますし、このほかにも子供たちは塾や習い事、少年団や部活動などの子供たちが土曜日の時間を過ごす際に選択できる幅は、かなりのボリュームになるのではないかというふうに私どもは押さえております。しかしながら、5日制が実施された昨年4月以降、学校関係者や保護者、地域の方々の声として聞こえてくるものとしては、例えば、子供たちにとっての時間というものを考える時、大人があえてプログラムを用意せず、子供たちが集う場を設けるのみという考え方もありますし、時には一人で静かな時間を過ごすというのも悪いことではないと声もあります。さらには学校週5日制の目指すものの一つには、家族との時間、これを重視するべきだという考えが方もあることから、私たち教育委員会が持つべき基本認識としては、子供たちの土曜日の時間の過ごし方は多様であっていいという考えでこれまで進めてまいりました。引き続き、このことを基本に学校、家庭、地域社会の役割を明確にしながら、それぞれが協力して豊かな社会体験や自然体験などの様々な活動に機会を子供たちに提供し、自ら学び、自ら考える力や、豊かな人間性等の生きる力を育てるといったように、平たく言えば、平日は基礎基本、休日には体験と捉えた考えで、学校週5日制に対応していきたいというふうに考えております。したがいまして、ご提言の趣旨につきましては、地域の教育力を高め、地域の人材を活用するという意味ではその通りでありますので、今後、子供、教育委員会等、子供の声を参考にしながら、あるいは関係団体などと連携を密にしながら、理解と協力を得ながらその実現に向けて引き続き努力をしてまいりたいと思います。以上で芳滝議員の質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 15番 芳滝仁
ただ今の教育長の小学生の子供たちに対する対応についてでありますが、具体的にお伺いをいたしまして勉強をさせていただきましたが、この教育行政執行方針の中にも、また本年度から2年間、国のモデル事業として指定を受け、地域の教育力の活性化及びボランティア活動、体験活動の充実を総合的に推進するとともに、通信体制の計画的な整備、充実や地域の実情に即した子供たちの多様な活動を推進するため、地域教育力体験活動推進協議会並びに体験活動ボランティア活動支援センターを設置しますと、こう謳われてあります。この活動につきまして大変注目をさせていただいたわけでありますけれども、今質問をさせていただきました子供たちのいわゆる土曜日の時間の過ごし方につきまして、この事業を活用するというふうな形にはならないでありますでしょうか。質問をさせていただきたいと思います。
答弁 教育長 沢田治夫(教育長は2005年9月まで)
今、お話しのありました、モデル事業でやることにつきまして、これから2年間にわたってやるわけですけども、まだ具体的な内容は決められてはおりません。これからいろんな方たちのご意見をいただきながら最終的にどういった形が一番いいのか、ですからお話しがありますような中身も含めて検討をしていかなければならないだろうというふうには考えております。