豊浦町議会 令和4年定例会6月会議 2022年6月15日
バイオガスプラント事業について
2022年6月15日、豊浦町議会の一般質問で、山田秀人議員が「バイオガスプラント事業について」質問し、町長 村井洋一、農林課長 井上政信、副町長 須田歩が答えました。
- 聞いた人
- 山田秀人 議員
- 答えた人
- 町長 村井洋一、農林課長 井上政信、副町長 須田歩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 山田秀人
次に、3番目のバイオガスプラント事業について伺います。この件につきましては、全員協議会等でいろいろとお話を伺いました。3点に絞って伺います。通告どおり、一つ目は、消化液つまり液肥であります。その散布計画と廃棄計画 はどういう計画を持っているか伺います。二つ目は、消化液散布による作物やダメージの検証のための実証試験圃場の設置をしてはどうかということであります。三つ目は、当初事業開始から今日までの経過と総括を踏まえた今後の方針の3点について伺うものであります。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
3点目のバイオガスプラント事業についてお答えいたします。1点目の消化液散布計画と廃棄計画についてでございますけれども、令和4年度につきましては、町内消化液需要量を聞き取りの結果、約3万4,000トン見合いの散布圃場面積を確保しております。現在、早急に解決しなければならない問題が消化液の散布能力の確保でございまして、需要量約3万4,000トンの達成ができるよう、人員及び運行車両等について適切な方法を早急に検討、実施したいと考えております。また、廃棄計画につきましては、現段階では検討しておりません。2点目の消化液散布による作物やダメージの検証のための実証試験圃場の設置についてですが、町といたしましても、消化液の過度の施用は、硝酸態窒素過多等の弊害を招くものと認識しております。そのため、消化液の持つ特性について、町としても散布先農業者に対して、さらなる理解を深めることは重要だと考えておりますので、実証試験圃場の設置を含め、有識者等の意見を参考としながら、可及的速やかに適切な方法を検討してまいります。3点目の当初事業開始から今日までの経過と総括を踏まえた今後の方針についてですが、5月30日全員協議会でご指摘をいただいたとおり、事業開始前から様々なご指摘をいただいた中で事業を推進してまいりましたが、現在、様々な課題が生じているものと理解しており、反省しておるところでございます。まずは、過去3年間の経過と実績を詳細に検証した上で、課題を整理させていただき、1日でも早い適切な運用が図れるよう議員の皆様に計画をお示しし、ご理解が得られるよう取り組んでまいります。以上でございます。
議員の質問 1番 山田秀人
まず、散布計画ですが、散布能力の確保というのが非常に重要だということですが、これは、ある程度、地域の実情に合った運搬機器といいますか、道路が広ければ大きいものは1回で行くけれども、それぞれの圃場へ行くためにはいろいろなものの整備が必要だと伺っておりましたけれども、これらのところは、今のところ、どういう考え方でいるのか、今、それも含めて検討をしているということですが、需要量3万4,000トンを達成できるよう適切な方法を早急に検討したいということですが、それしかないのですか。車両の運行を適切にすればこれは解決するのだということになるのですか、まず伺います。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
まず、消化液を散布する圃場は確保できております。しかしながら、なかなか散布の場所が遠かったり、坂道が長かったりということで、運搬能力に支障を来している状況でございます。あわせまして、牽引してトラクターを走らせていたわけでございますけれども、トラクターというのは、畑で作業をする機械でございまして、公道を走るような状況には相当負荷がかかる、また時間もかかるということで、トラクター走行だと時速15キロ程度ということで、非常に効率が悪いということでございます。時間もかかり、散布能力も落ちている状況でございます。そういったことを鑑みますと、やはり、トラクターよりは、圃場まで行く運搬については、バキュームカーやその他の車両で、通常走行といいますか、時速50キロや60キロで運搬をすることによって相当効率が上がると考えてございます。そういったことをすることによって、農家さんとのよりよい信頼関係を目指していかなければならないと考えてございます。以上でございます。
議員の質問 1番 山田秀人
散布する面積は確保しているということですが、農家さんが、ぜひここはまいていいよという意味での3万4,000トン分の面積分ということですか。
町の答え 町長 村井洋一(町長は2024年9月まで)
3万4,000トンというのは、そういう圃場が確保できているという聞き取りの結果で、草地の場合とかデントコーンの場合とか、また草地改良をしているところといろいろですけれども、それぞれ反当たり何トンまくというものも変わってきますので、それぞれに合わせて農家さんの意向を聞きながら圃場を確保している状況でございます。
議員の質問 1番 山田秀人
これは、どこの地区のどこどこの農家さんはどの作物でこれぐらいまく、そして、いついつまくという詳しい散布計画台帳は持っているのですか。私は前にも言ったけれども、農地というのはたくさんあるけれども、そこに散布可能なものを、きちんと農業台帳でも捉まえて押さえるべきだとなっているのですが、そこら辺はきちんとなっているのですか。それは、事務方のほうですね。そこは、課長さんになったばかりだから、そこまでいっていないか。農林課長だから、分かるのではないですか。
町の答え 農林課長 井上政信
この6月に農林課長になりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。2週間ほどたちましたけれども、日々、勉強、確認の毎日です。今、令和3年度の決算ということで、決算事務を進めながら、今までの検証も同時に進めていかなければならないとなっていくことで、資料を整理しておりました。昨年は、どこの農家ということでの内訳は分からないのですけれども、散布面積は630ヘクタール、散布先の農家さんの軒数は25軒と私は把握しております。内訳については、今、資料を持っておりませんので、ご了承ください。以上です。
議員の質問 1番 山田秀人
そのように大きく捉まえた中での散布確保ができるのではないかという予想です。これは、先ほどの町長の答弁の中でも書いてあるとおり、何回も同じところにまけるという問題ではないし、土質の問題もあるということなので、そこら辺を検討しながら散布を決めていかなければならないという非常に制限された中でこの散布計画をつくっていかなければならないということになるのです。だから、井上課長は大変だけれども、豊浦中の農地を全部、瀬野さんのところから全部図面を引っ張り出して、ここには何をまける、ここは酪農用の草地とかと色をつけて、そのぐらいのお金をかけてもいいから地図をつくって、今はデジタルですね。地籍調査の図面を持ってきて、そこにどんどんやって、そういう計画を持っていくと。そうしないと、これはなかなか大変ではないかと思うのですよ。農家さんだって、今年はいいけれども、来年は駄目だとか、輪作体系になるわけですから、そういうところも考えないと、畑作なんかは特にそうですよね。ですから、そんなに大きくは散布できないところもかなり出てくる。そうすると余ってしまうのだということで、ここではおっしゃっているけれども、廃棄計画も立てなければならないということになるのではないかということです。そこも含めて大いに検討すべきだということです。ぜひ、まける農地、そういう図面をデジタルできちんと管理する、これをやられたほうがいいと思います。そのために、この散布計画をちゃんと管理している係員か誰かがいるのですか。そういう人員配置というのはどういうふうになっているのですか。
町の答え 農林課長 井上政信
現場に出向く者と、あと役場に残って管理的な業務を行っている者がおります。管理的な業務を行っている者が、そういったことを担えればいいかなというふうに考えてございます。
議員の質問 1番 山田秀人
あれもこれもと現場にいる人は、現場でいろいろやるけれども、デスクワークであれもこれもということになると、なかなかこれはおざなりになってしまうのです。だから、ぜひ、これはある程度集中的にここを管理できるような人員体制というか、そういう体制に持っていかないと、なかなか難しいと思うのです。いろいろなところと連携をしながらやるということが必要かなと思うのですが、大丈夫ですか。人が足りないのではないですか、どうですか課長。忌憚のない回答でいいですから、もう町長に気を遣って言わなくていいですから、どうぞ。
町の答え 農林課長 井上政信
まだ来て間もないので、ちょっと核心をつけないのですけれども、今直面している課題としては、町長が言うように散布能力の確保ということで、散布をする人員が少なければ3万4,000トンをまけない。まけないとなると貯留タンクを圧迫してしまう。貯留タンクを圧迫してしまうということは、貯留タンクは本来、長期間の受入れに耐え得る空き容量を空けておかなければならないのにそれを満たしてしまう、冬はどうなってしまうのだろうということに直面しております。そういった意味から人員についてはちょっと足りないのかなという感覚ではございます。
議員の質問 1番 山田秀人
そういうような体制ですから、ぜひ町長を含めて、特に答弁は要りませんけれども、そこら辺のところは、副町長がそこでずっと手綱を引き締めていろい ろと管理しなければならぬと。町長が営業部長のようにあちこちを飛んで歩いて、いろいろな話を聞いてきて、さあ、どうだこうだと大きなお金を使っていく、そして退職すると。大体町長というのは、そんなものですよ。過去の町長さんを見ますとね。違いますかね。そういうことでありますので、お金の使い方だけをきちんとして、あとはもう副町長は町長がいなくても全部切り盛りできるような格好になりますから、副町長、よろしくお願いいたします。決意をお述べくださっても結構ですよ。いかがですか。
町の答え 副町長 須田歩(副町長は2024年3月まで)
今、議員からお話があったとおり、人員の関係も含めて総体的に物事を把握しながら整理していくことが重要と考えておりますので、一つ一つ課題整理をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
議員の質問 1番 山田秀人
ということなので、ぜひこれは反省しておりますと改めてここでおっしゃっていますので、それ以上追及しても、あとはもう反省、反省の毎日でございますが、積極的に新たな道を進んでいただいて、光が見えるまで頑張ってください。