みんなの議会

長万部町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月12日

町内の空き家への対応について

2025年12月12日、長万部町議会の一般質問で、高橋克英議員が「町内の空き家への対応について」質問し、町長 木幡正志、町民課長 増田理恵が答えました。

聞いた人
高橋克英 議員
答えた人
町長 木幡正志、町民課長 増田理恵

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 高橋克英

1問質問します。町内の空き家への対応について。近年、町内に老朽化した空き家が放置され、倒壊の危険や犯罪の誘発など、周囲に悪影響を及ぼすことが危惧されています。これは少子・高齢化社会や核家族化に伴い、今後ますます深刻な社会問題になっていくのではないかと考えます。行政は町民の生命と財産を守るとの観点からこのような状況を放置し、負の財産を将来に先送りしてはならないと考えます。そこで、次の点についてお聞きします。1、町内に空き家等の建物は何軒あるか。2、「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づいて、特定空き家等に該当する4つの要件のどれかを満たし、適正な手続きを踏み、行政代執行を行った事例はあるか。3、空き家等の問題解決にあたり、所有者または相続人の理解等が得られない事例はあるか。以上、町長の所見をお伺いします。〔議員(8番 高橋克英)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

町内の空き家等への対応について、答弁申し上げます。ご質問のとおり、近年、少子高齢化の進行などにより全国規模で空き家等の問題が深刻化し社会問題のひとつとなっており、当町も例外ではございません。町内に空き家等の建物は何軒あるか。につきましては、令和7年9月時点で空き家等と推定される建物は、499軒確認しております。行政代執行を行った事例はあるか。につきましては、事例はございません。問題解決にあたり理解が得られない事例はあるか。につきましては、適切な管理を要請しても、所有者に資力がない等、空き家等の修理や解体をすることができずに放置されている事例などがございます。空き家等は個人の財産であり、所有者が適切に維持管理すべきものでありますが、現状では空き家等の老朽化が進行していても、先ほど申しましたとおり、所有者に資力がない等のため対策を取らずに放置されていたり、町内に在住していないため周囲へ悪影響を及ぼしていることを理解していないなど、状況を把握していない場合もございます。特に適切な管理が行われずに放置されている空き家等につきましては、周辺に悪影響を及ぼす恐れがありますので、所有者に対して引き続き適切な管理を要請してまいります。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の再質問 8番 高橋克英

何点か再質問させていただきます。今年度、空き家等実態調査業務委託の予算を計上していましたが、どのようなことをしたのか。また、進捗状況はどうか伺います。

町の答え 町民課長 増田理恵

今年度終了となります、長万部町空き家等対策計画の次期計画を策定するために、町内全域の空き家の実態調査について業務委託をいたしました。その調査によりまして、空き家等と推定される建物が499軒確認されまして、現在所有者を調査し、アンケートを行っている最中でございます。計画の策定は、来年の3月を予定しております。以上です。

議員の再質問 8番 高橋克英

所有者不明の空き家はあるかどうか。

町の答え 町民課長 増田理恵

空き家等と推定される建物のうち、現在のところ所有者が判明できていない建物は31軒ございます。以上です。

議員の再質問 8番 高橋克英

それでは、今後それをどのように進めていくのかお答えしていただきたい。

町の答え 町民課長 増田理恵

法務局で登記簿を調べたり、所有者や相続人を確定して対応を要請してまいります。

議員の再質問 8番 高橋克英

町民から空き家に対する苦情や要望というものはあるかどうか。

町の答え 町民課長 増田理恵

時々ございます。その都度所有者の方に連絡をして、対応を要請しております。

議員の再質問 8番 高橋克英

これは、町長に答弁していただきたいと思います。商店街・温泉街・ドライブイン街の空き家・空き店舗等については、景観や環境面はもちろんだが、より魅力ある、活気のあるものにするための課題であると思うが、現状をどう把握しているのか。また、対策についてはどのように考えているかお聞きしたい。

町の答え 町長 木幡正志

大変歴史のある難しい質問なんで、ちょっとお答えさせていただきますけども。ドライブイン街ってのは、バイパスができたそのあとにどんどん交通体系が変わっていって衰退をしていったのが今の現状で、それ以後入り込み観光客数の減少もご覧のとおり続いているわけでございまして、今現実に営業している店舗というのは3軒くらいかな。そんなものしかないと思っておりますし。商店街については今土地区画整理事業でやりましょうってことで進めているなかで、老朽化した70年80年建築後の老朽した建物が長万部町に散在してる状況で、これも経営者等が高齢化してくる。新しい町を作るのには今の現状の姿ではまちづくりは不可能だと見てるんだね。土地区画整理事業等が始まって、これが新幹線の開業に合わせて2030年までやろうっていうことで計画してたのが、実はご承知のとおり新幹線の開業が8年10年遅れるって見込みになってきた。だからそれでもやっぱり想定外、今土地区画整理事業はやっぱりそこに加担している住民の人方、商店主、たくさんの方々おられるわけだから、それは変更するわけにいかない。変更しないで2030年までにはこの土地区画整理事業は持っていきたい。ぜひ完成させていきたい、そう思ってるし、やるべきだなと思ってるのも確かです。そこから新しい商店街が生まれてくるんだろう、そんな気がしますし、温泉街にとっても、だったら今の温泉街の形態どうするんですか?いろいろ何年も前から将来の温泉街の皆さんがどうお考えですかって話を聞いたこともあるし、また、いろんな形の中で、お話を聞きに経営者の皆さんとの中で入っていっても、なかなか答えが見えてない。今でも現状そうです。見えてない。そして将来どうするのって言ったらわからないって。将来営業するのって言ったらそれすら現状の中でわからない。経営者がわからなければ我々自治体として、じゃあそこに絵描くかと。しっかり絵描いていいかって話には当然ならない。土地の所有も全て含めて。ただ、これから肝心なことはひとつ、温泉の利用の問題なんです。温泉街どうするかというのは、やっぱり温泉水を利用する人が減少していくと入湯する支払いが増えていく。それが温泉街・ホテル経営者の人方にしたら経営の内容で維持できるのかいという話に当然なってくるんだよね。これが将来今の温泉街やってる経営者の人方にとっては、この温泉のお湯の利用・活用ってのはものすごい負担になってくるだろう。まして今温泉街の給湯器、要するにお湯を溜める施設。これがもう老朽化してきてる。直すのにどうするったら給湯施設新たに作り直して、そしてこっちの活用しながら古いほうの修理しなきゃいけない。こういう実態に今きてる。それを乗り越えるためにはどうするかっていったらお湯を分湯してる、分湯のお湯の湯代を上げなきゃいけない。それで耐えられるかっていったらなかなか難しくなってきてる。将来的にはそういう問題も大きく抱えながら、長万部温泉としての魅力をどう出すのよということも考えてほしいんだけども、そこはやっぱり個人の経営者たちがあくまでも経営者は個人である、個人の考え方を、そこを剥奪して行政がやれるかったらそうでない。この商店街・ドライブイン街・温泉街の魅力の発信度ってのは、それはぜひ魅力あるものに作り上げてくのは行政のお手伝いもそうだし、観光協会の手伝いもそうだし、しかるべき組織がみんなでやらなきゃいけない。しかしこれをやるためにはものすごいエネルギー使って、ただあんたがただけやりなさいっていうことでなくて、全体で取り組んで行かなかったら魅力度ってのが出てこない。だからそこをいつどうつなぎ合わせて魅力度を作っていく。これは肝心な要素だと思ってる。だから今ご指摘のとおり、こういう一般質問いただいたんで、我々も議会からもこういう意見いただいてますよということを前面に押し出して、その上でお考えくださいよと。将来あなた方のためにも温泉街の魅力、商店街の魅力、そしてドライブイン街の今の現状をどう打破するかということも訴えながらやらなきゃいけない。これが基本になってくるかなと。それを超えれないと魅力度ってのは私は生まれてこないとそう思ってますので、ぜひご協力をいただければありがたいと思います。以上です。

出典:長万部町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月12日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる