みんなの議会

長万部町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月19日

物価、人件費等高騰の対応について

聞いた人
高橋克英 議員
答えた人
町長 木幡正志、建設課長 上野訓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 高橋克英

1問質問します。物価、人件費等高騰の対応について。近年、ロシアのウクライナ侵攻への長期化や、最近ではアメリカ・イスラエルによるイラン攻撃で原油価格が高騰し、また、急激な円安による輸入物価の上昇などにより、国内諸物価が上昇しております。特に土木工事や建築工事等については、建設資材や人件費が高騰しており、予算編成の際はそれらのコストの上昇分を上乗せしていると思いますが、年度中のさらなる物価の上昇等があった場合にどのように対応していくのか。また、一般的な公共工事においては国及び道の積算を基準にしていると思いますが、長万部町独自の設計や積算基準を制定し算出することも可能なのか、町長の所見をお伺いいたします。以上です。〔議員(8番 高橋克英)自席へ〕

町の答え 町長 木幡正志

お答えをいたします。物価、人件費等高騰の対応についてであります。近年、建設資材価格や人件費の著しい上昇に加え、原油価格の高騰等の影響により、さらなる物価上昇や一部資材の生産供給の見通しが立たない事態となっております。予算編成時には、国や北海道をはじめ関係機関からの情報を基に、想定されるコスト上昇分を加味して予算を編成し、事業を実施しているところであります。しかしながら、予測を超える物価上昇等により予算不足が生じるおそれがある場合には補正予算を計上、資材調達に係る納期に影響がある場合には工期を延長するなどの対応を行い、事業の着実な完了に努めてまいります。また、工事積算基準におきましては、工事の大半が国の補助事業等を活用して実施していることから、町独自での基準は制定せず、引き続き国及び道の基準に基づき適正な積算を行ってまいります。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕

議員の質問 8番 高橋克英

土木・建築工事における物価等高騰に対する対応は、おおむねわかりました。主に建設課が担当する工事等について数点お伺いいたします。まず、ここ2、3年の間で入札、見積もり合わせ等で不調や不落はありましたか。

町の答え 建設課長 上野訓

令和6年度に不落が1件ございました。以上です。

議員の質問 8番 高橋克英

その不落になった工事について、その後再度入札は行ったのでしょうか。

町の答え 建設課長 上野訓

その不落になった工事につきましては、再度設計価格を見直しを行い、入札を執行し、無事工事のほうは完了しております。以上です。

議員の質問 8番 高橋克英

その工事における見直しをした内容をお聞きしたい。

町の答え 建設課長 上野訓

その工事につきましては橋梁の修繕工事でありまして、橋脚・橋台の補修・修復、橋面の防水、舗装の打ち換えに係る資材労務費について見直しを行っております。以上です。

議員の質問 8番 高橋克英

契約後になりますが、北海道等で契約書に物価等の変動による契約変更に係る条項、いわゆるスライド条項を謳ったものがありますが、私の勉強不足でいまいち理解できない部分があります。中身を簡単でよろしいので説明していただきたい。あわせてそれを契約書に謳っているのかどうか伺いたい。

町の答え 建設課長 上野訓

契約後の変更につきましてですが、当町で使用している契約書につきましては、国土交通省のほうで定めております公共工事標準請負契約書というものを使用しておりますので、その契約書中に、第26条の中に賃金または物価の変動に基づく請負代金額の変更という条項がございます。それはいわゆるスライド条項といわれるものがありまして、そちらのほうが町の契約書にも謳われております。以上です。

議員の質問 8番 高橋克英

そのスライド条項を適用した工事はありますか。

町の答え 建設課長 上野訓

スライド条項を適用した工事ですが、令和5年度から6年度に債務負担で行いました、町道長万部中の沢線の道路付替工事、令和5年度に実施しました公営住宅建設工事の建築主体、令和6年度に繰越を行いました美酪橋修繕工事につきまして、スライド条項を適用し、契約金額等の変更を行っております。以上です。

議員の質問 8番 高橋克英

最後に町長にお伺いします。今後も世界情勢の変化により国内の諸物価が高騰していくと考えられますが、入札の不調・不落の抑制や受注後の変更などの仕組み作りをどのように取り組んでいくのかお伺いしたい。

町の答え 町長 木幡正志

今、再質の関係で建設課長のほうから縷々説明がございました。今の質問に対してもそうなんですけれども、まず人件費の高騰、これは世の中の仕組みで日本というのは人件費が低かった。ここ2、3年急激に人件費を上げてきている状態の中で、今回アメリカ、イスラエルがイランの攻撃をもとに、日本で必要な原材料というのは本当に中東から、石油の入ってくる問題というのは一番経済に影響している状態なんだけども。ここで肝心なのが、建設資材が高騰してくる、もちろん建設業界で一番今話題になっているのがナフサ、これの供給が滞ってるってことで、いろいろ業界の中では値段の変更もあり、価格の動向も注意しながら見てるんだけども、国の制度からいくと、原料は目詰まりしているけども原料はあるという形で、流通の問題も含めてそこら辺のところ、これからの状況ってのは見通しが立たない状況にあるのかなって気はしてるんだけど。今日19日、トランプさんの満80歳の誕生日ってことで覚え書きを交わして、世界の経済がどう変わっていくのかというのは、今後の推移だね。だけどもこの経済の高騰状態ってのはそう簡単に落ち着くかっていったらそうじゃないと思ってる。まだまだ先が、物価高騰対策ってのは見えてない。それが逆に言ったら、我々の長万部町ってどう変わるのっていったら、やっぱり生産者にものが行き渡り、生産できて、それが物価高の中で生産しているものが、値段が上がっていくってことについては好ましい状況だなと思いながら、生産者の支援のあり方も考えていかなきゃいけない。だけどこれは本当に世界経済の中でいかにこの物価高騰を押さえるかったら、これ日本の国だけの問題でなくてね、いかに今度人件費と物価上昇率ってのを掛け率合わせながら、方向性進んでいくのか。うちらも今入札かけて、先ほどから質問あるとおり、業者にしても積算根拠がはっきり出てこないもんだから、業者間でもかなり悩みがある、それが不落に繋がったりしてくることが多い。ここら辺の情報ってのは、自分らで独自に、業者は業者なりに独自の供給をしながら、独自に算出をして、入札に参加してくるっていうことも考えられる。だからこれからの人件費の高騰、物価高騰ってのはさらに進む。そう思って覚悟して行政を預かっている者としては進んでいかなきゃいけないなと思ってます。なるべくであればスムーズにいきたいんだけど、そんなスムーズの問題ではない。世界経済に翻弄されているのが長万部の実情だってことをご理解いただければありがたいと思います。

出典:長万部町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月19日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる