みんなの議会

長万部町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月21日

平和祈念館前庭のブロンズ像劣化防止対策は

聞いた人
高橋克英 議員
答えた人
教育長 近藤英隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 高橋克英

1問質問します。平和祈念館前庭のブロンズ像劣化防止対策は。長万部町の貴重な財産である平和祈念館は、昭和58(1983)年8月15日に開館いたしました。この建物は町内で43年間、開業医をされていた故工藤豊吉氏が、建物本体・収蔵美術品・前庭のブロンズ像を総額2億円以上と言われる私財を投じて購入し、長万部町に寄贈された、道内でも特筆すべき施設であります。開館に先立ち、工藤氏からの平和祈念館寄贈の「寄付採納願」を受理し、町有財産となりました。このときの寄贈条件として、多くの観覧者に鑑賞してもらうよう、入館料は徴収しないことが確認されております。開館から41年目となる本年、平和祈念館を見学したところ、前庭に設置されている北海道を代表する彫刻家、本郷新によるブロンズ像5基が本来の青銅色から黒色化してきており、酸性雨や塩害による経年劣化と見受けられます。また、「嵐の中の母子像」の台座自体の破損も見受けられます。それでは、以下3点についてお伺いいたします。①本郷新によるブロンズ像、特に貴重と思われる「嵐の中の母子像」と「わだつみのこえ」は歴史的価値及び美術的価値があると思われますが、長万部町文化財保護条例に基づく文化財指定を検討してはいかがでしょうか。②ブロンズ像の劣化防止対策を、日常どのように行っていますか。③ブロンズ像修復の専門家による損傷判定と、修復を行う計画はありますか。以上、来たるべき北海道新幹線長万部駅開業を見越し、長万部町の貴重な文化財であり、観光客の集客施設としても重要な施設である平和祈念館の維持管理についての考えをお伺いいたします。以上です。〔議員(8番 高橋克英)自席へ〕

町の答え 教育長 近藤英隆

平和祈念館前庭のブロンズ像劣化防止対策は、お答えいたします。1点目の質問であります文化財指定については、現在、長万部町文化財保護条例に基づき指定されている文化財が、平和祈念館所蔵の「円空作 菩薩座像」1体、町民センター郷土資料室所蔵のアイヌ民族衣装「ルウンペ」2着、同じくアイヌ民族衣装「チヂリ」2着の計4着と丸木舟1艘の合計6点となっております。議員からご指摘のありました2点のブロンズ像については、今後、長万部町文化財調査委員の意見を聞きながら検討してまいります。2点目の質問であります劣化防止等については、ほこりや汚れを落とすなど、拭き取り程度しか行っておりませんので、どういう方法があるのか探っていこうと考えております。3点目の質問でありますブロンズ像の損傷判定と修復については、現時点では考えてはおりませんが、台座については経年劣化による損傷が見受けられますので、修繕に向けて取り組んでいきたいと考えております。今後も平和祈念館等の維持管理や来館者の増に努めてまいります。〔教育長(近藤英隆)自席へ〕

議員の質問 8番 高橋克英

前向きかつ建設的な答弁をいただき、ほっとしております。このブロンズ像は、歴史的そして美術的価値が非常に高いものと思われます。そこで、質問の3の答弁では、ブロンズ像の損傷判定と修復は、今は考えてないというご答弁でしたが、札幌市宮の森に本郷新記念札幌彫刻美術館があります。そこには専門の学芸員もおり、文化財の価値や検証、劣化防止対策等について助言をいただけるのではないかと思います。ぜひ聞いてみてはいかがでしょうか。

町の答え 教育長 近藤英隆

貴重なご意見をいただきまして、本当にありがとうございます。2点目でお答えしました清掃の方法含めて、連絡を取り合いながら、助言等を頂戴したいと考えております。以上です。

議員の質問 8番 高橋克英

長万部町はたくさんの歴史的・美術的価値のある財産が、ほかの町と比べても豊富にあります。長万部町の財産は町民の財産でもあります。保護・管理は官民一体で取り組むことを強く要望します。答弁は結構です。

出典:長万部町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月21日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる