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七飯町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月7日

図書館建設について

2021年6月7日、七飯町議会の一般質問で、上野武彦議員が「図書館建設について」質問し、生涯教育課長 竹内圭介、副町長 宮田東が答えました。

聞いた人
上野武彦 議員
答えた人
生涯教育課長 竹内圭介、副町長 宮田東

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 上野武彦

それでは、2問目へいきたいと思います。図書館建設について。七飯町は、22年前、平成11年に、建設寸前だった図書館の建設、これを中止して、東大沼多目的グラウンドの建設を実施しております。その年で、国が全国に図書館が行き渡ったということで、図書館建設の補助金制度を廃止しております。そのため、町は、その後、単独事業での建設を余儀なくされてきたと。そのために、財政的な問題もあって、この22年間、住民の文化的活動の中心となるべき図書館、これがない町という形でやってきたということになっています。今回、第5次七飯町総合計画の後期計画の中で、図書館建設が位置づけられまして、令和4年から令和8年、この4年間の間に建設を実施するとしております。そこで、それに関連して、以下、4点についてお伺いしたいと思います。まず1点目、これから建設する図書館に求められる内容はどんな内容として考えているのか。2点目、建設費として計画している8億1,400万円、この事業内容についてお伺いします。3点目、地域住民の意見や声を図書館建設に反映させる取り組みはどう行っているのか。それから、4点目、進んだ図書館の視察など、こういった進んだところの状況を反映させる、そういった考えがあるのかどうか。以上4点、お願いします。

町の答え 生涯教育課長 竹内圭介(生涯教育課長は2024年3月まで)

それでは、御質問に答弁する前に、上野議員が御質問の前段でおっしゃっていた部分で、数か所、説明をさせていただきたいと思います。まず、平成11年度に建設寸前だった図書館建設を中止し、東大沼多目的グラウンドの建設を実施したというふうにございましたけれども、図書館の建設事業につきましては、以前から建設を望む声も多く、平成8年度から平成17年度を計画期間とする第3次総合計画にも登載されております。この計画期間内に図書館建設の整備内容などを検討したという経過はありますけれども、事業着手までは至っておらず、建設寸前だったという- 27 -ことではなかったということで御理解をいただきたいと思います。また、その検討経過などについては、平成13年9月に議会が設置した七飯町図書館に関する調査特別委員会の平成14年第1回定例会での中間報告及び平成14年第4回定例会での最終報告書でも確認ができるとおり、平成14年度までは図書館建設の内容を検討していたことから、平成11年度に東大沼グラウンドの建設を実施したことが関係しているものではないということで御理解を願います。次に、その年で国は全国に図書館が行き渡ったとし、図書館建設補助制度を廃止したとありましたが、ここでいう補助制度は、公立社会教育施設整備費補助金だと思われますので、同補助金と仮定して説明をさせていただきます。この補助金が廃止になったのは、平成7年に地方分権推進法が公布され、地方分権改革の推進に伴って、国から地方に対して様々な税源や権限の移譲が進められる中で、整理の結果、平成10年度にこの補助金も廃止されたという経過であり、全国的に図書館が行き渡ったという理由により廃止されたものではないということで御理解をいただきたいと思います。また、令和4年から令和8年の間に建設を実施するとしているというふうにありましたけれども、第5次七飯町総合計画見直し後の後期計画では、図書館建設の実現に向け、まずは基本計画、そして基本設計などを行い、事業へと着手するため、計画期間内での図書館建設の着手に向けた取り組みを進めるとしておりますので、建設の実施ということではなく、建設に向けた事業の着手ということで御理解をいただきますようお願いをいたします。それでは、順に答弁をしてまいります。1点目の、これから建設する図書館に求められる内容についてですが、いろいろあるとは思いますが、大きくは、誰もが気軽に利用できる図書館であることではないかというふうに思っております。例えば外出した際に、ちょっと立ち寄りたくなるような、そんな気軽に行くことができる、そしてコミュニケーションの場としての図書館が求められているのではないかというふうに思っております。2点目の、建築費、8億1,400万円の事業内容についてですが、8億1,400万円は総合計画見直し前の事業費で、見直し後の現在の概算事業費は、事業完了を目指す令和8年度以降の分も含めまして、9億4,200万円を見込んでおります。内容につきましては、基本計画、基本設計、そのほか実施設計などの委託料や工事費、設備費や備品購入費などとなっております。ただし、予定している事業費につきましては、あくまで概算であり、今後、実施設計の結果などにより、事業費も変わることも想定されますので、御理解いただきますようお願いいたします。3点目の、地域住民の意見や声などを図書館建設に反映させる取り組みについてですが、今後、図書館建設が具体的になった時点で、検討委員会などの設置をして、利用者ニーズの把握に努めていきたいというふうに考えております。4点目の、進んだ図書館の視察などの考えについてでございますが、最近はインターネットや施設のホームページなどで容易に情報を収集することができますので、現時点では考えておりませんので、御理解のほどお願いいたします。以上でございます。

議員の質問 9番 上野武彦

今の答弁からなのですけれども、まず、これから建設する図書館に求められる内容ということでお答えいただいております。その答弁の中で、誰もが気軽に訪れることができる、また、コミュニケーションの場となるような図書館というイメージだというふうにお答えになっております。もちろんそうなのですけれども、今の、これからの図書館ということになりますと、これまでの図書館とは違った、また新しいものが求められてきているのではないかと思います。そういった点で言えば、そういう情報を把握して、今の時代に合った図書館はどうあるべきかというのは、情報収集する中で取り組んでいくということになると思います。それで、実際、今の七飯町の図書室の状況から言いますと、開架部分で2万、実際、蔵書として- 28 -は4万というような状況なのですが、図書館というと、これからどのような蔵書数、それから開架部分はどのような規模で今のところ考えておられるのか。また、実際に今の図書室での利用状況、年間4,963人と、去年の場合だったわけですけれども、図書館となると、また違った部分が出てくるのではないかと思います。答弁の中では、どこに建設するのか、それから、予算の内容はどう使うのかといった点では答弁されておりましたけれども、その辺の9億2,400万円と言いましたけれども、その内訳といいますか、建物はどのような建物で、どこに建てて、中身は図書館が全てなのかどうかとか、そういった答弁になっておりませんでしたので、そこを含めて、この9億数千万年のお金の使い道がどのように構想されているのか、ちょっともう少し分かるように答弁していただきたいなと。従来、この問題で質問したときには、複合施設での建設がより合理的だというようなことで、図書館単独ではないような一部答弁もあったわけですけれども、今の答弁では、9億2,400万円近い金額は図書館建設であるというふうにとられる答弁でした。そういうことなのかどうか、場所はどこなのか、それから、そういった点はまずはっきりさせていただきたいなというふうに思っております。それで、検討委員会を設置するとおっしゃっておりますけれども、これはやはり住民の意見や声を反映させるような検討委員会であってほしいなと思いますので、そういった委員会への住民参加、これを考えておられるのかどうかという、この点についてももう一度お答えいただきたいなというふうに思いますけれども、よろしくお願いします。

町の答え 生涯教育課長 竹内圭介(生涯教育課長は2024年3月まで)

それでは、再質問について答弁をさせていただきます。まず、新しい図書館の蔵書の部分、現在、蔵書4万冊程度ですけれども、将来的にどの程度考えているかということでございますけれども、こちらについては、今のところはっきりとした蔵書の見込みというのはないのですけれども、以前から図書館建設を単独で建設する場合のプランとして、10万冊程度というような部分もございましたけれども、ただ、現在、蔵書をたくさん置くというよりは、近年の図書館につきましては、デジタル化してきておりますので、蔵書数についても、やはり現在はそこまで蔵書をそろえる、また、その蔵書のスペースをとるというよりは、先ほど申し上げましたとおり、コミュニティの場としてのスペースなども広めにとって活用していただくというようなことを考えますと、蔵書については少し見直しが必要かというふうに思っております。また、この図書館の規模、内容ということで、先ほど申しました9億4,200万円の部分の事業の規模につきましては、図書館の面積で、現在想定しているのが900平米でございます。それに付帯する駐車場が大体5,000平米程度というような部分で図書館を想定をしております。事業費につきましては、基本計画で約1,000万円、基本設計が約1,650万円程度、そのほか、実施設計が3,250万円、そのほか、建築工事費が約5億円程度です。また、工事管理費に1,000万円、あと、備品等、設備については約1億9,500万円程度。あと、そのほか、先ほど申しましたとおり、単独ではなくて、地域センターとの複合ということも想定しつつ、その地域センターの解体費も7,200万円程度見込んでおります。また、駐車場整備等に1億600万円ほどということで、合計して9億4,200万円というような見込みを立てております。ただ、こちらの建物の建築工事費につきましては、単独での図書館の建築費の想定でございますので、今後、複合施設としてどういうふうにしていくかという部分がはっきり見えてきた時点で、設計等を行うと、この辺の経費については変わる可能性があるということで御理解をいただきたいと思います。また、検討委員会、こちらの住民参加についてでございますけれども、基本計画を立てる前に、検討委員会等も設置して、いろいろと図書館の内容について検討委員会等にもお諮りをしていくというような流れになろうかとは思います。この- 29 -際、住民の参加についても、公募か何かで数名入っていただくというようなことも検討してまいりたいなというふうには思います。そのほか、こちらの検討委員会については、民間の関係する団体ですとか、そういうところからも入っていただいて、検討委員会を立ち上げたいというふうには考えております。また、ちょっと答弁漏れがございましたけれども、建築場所でございますけれども、どこにというところでございますけれども、まだ場所についてははっきりとは決まっておりませんけれども、今想定しているのは、文化センターの周辺に想定をしているというようなことでございます。立地適正化計画の部分、誘導施設ということで、この本町の地区内にということになりますと、やはり文化センター周辺というふうなことになろうかと思います。答弁については以上でございます。

議員の質問 9番 上野武彦

おおよそ見えてきておりますけれども、ただ、この9億2,400万円、建設の中で、図書館部分と、そういった、今、複合と考えておられる地域センターの部分の建設比率の問題と、それから、現在、図書館は2階に設置しているのですよね。先ほど答弁なさったときには、住民が気軽に参加できるような、そういう施設ということでしたので、住民が自由に参加できるということになりますと、高齢者も障害者も含めて訪れて利用できるということを考えますと、今のような2階への設置というのは非常に不便を感じる施設になるのではないかというふうに思いますけれども、そういったバリアフリー、そして高齢者、障害者が気軽に使えるような、そういったことを考えたら、1階部分に設置すべきではないかというふうに思いますけれども、今の段階で考えておられるのは、今のような2階というふうに考えておられるのかどうかというのが一つです。それから、今回、立地適正化計画、そういう形でコンパクトシティ事業が始まっておりますけれども、そのコンパクトシティの事業の中に位置づけた補助金を考えた取り組みというふうに考えられるわけですけれども、市街地再開発事業という事業がこのコンパクトシティの事業の中にはありますけれども、その事業の位置づけで今計画が考えられているのかどうか。そうすると補助金の割合はどうなるのか、そういった点も含めてもう一度ちょっとお伺いしたいなと思います。よろしくお願いします。

町の答え 生涯教育課長 竹内圭介(生涯教育課長は2024年3月まで)

それでは、答弁をさせていただきます。まず、施設のほうでございますけれども、2階ではなくて1階のほうが便利だということでございます。施設につきましては、まだ図面等できていないので、はっきりとは申し上げられませんけれども、先ほど申しましたとおり、気軽に寄っていただける図書館にということにしたいというふうには考えておりますので、できる限りバリアフリー、または高齢者が使いやすいような施設にはしていきたいというふうには考えております。今の時点では、1階か2階かということで、ちょっと想定ではお答えできないということで、御理解いただきたいというふうに思います。あと、立地適正化計画の部分で、コンパクト化を目指した施設ということで、事業ということで、補助金の部分でございますけれども、上野議員が先ほどおっしゃったとおり、この立地適正化計画を策定したことにより、国の都市構造再編集中支援事業というものを活用して、補助金をいただくというような部分が可能になります。こちらの補助金につきましては、補助率が2分の1というふうになってございます。ただ、先ほど申しました9億4,200万円、これ、全額補助対象ということにはなりません。当然、補助対象外の部分も出てきますので、補助対象経費の2分の1ということで御理解いただきたいと思います。以上でございます。

議員の再質問 9番 上野武彦

図書館単独であれば再度質問することはないのですけれども、複合ということも考えておられるということなので、そうした場合に、現在は地域センターに社協が入ったりしております。そういった民間の入居といいますか- 30 -利用も想定した地域センターの併設ということを考えておられるのかどうか。そして、そうした場合に、どういった団体を想定しておられるのか、もう一度、再度、最後、お願いします。

町の答え 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)

では、私のほうからお答えしてまいりたいなと思ってございます。上野議員のほうから複合施設の建設というのは、従来、そのような説明を受けていたというような部分について、それについては、事実、これまで説明もそのような形でさせていただいてございます。今回、いろいろ検討して、十分今後、教育委員会とも詰めていかなければだめな案件でございますけれども、これから、先ほど担当課長のほうから申し上げたとおり、基本設計、基本計画、あわせて総合計画の後半のところで検討してまいって着手していきたいというようなお話をさせていただきましたので、その中で十分、先ほどの複合の話についても、当然今、地域センターの中に他団体が入ってございますので、含めて協議をしてまいりたいと思ってございます。今の段階では、建設場所及び図書館機能の中身についても詰まっていませんので、それを詰めながら、あわせながら、いいものについて着手してまいりたいと思いますので、そのように受けとめていただきたいなと思ってございます。以上でございます。

議員の再質問 9番 上野武彦

では最後に、今回、後期の七飯町の総合計画の中で、令和4年から令和8年に図書館の建設をするという、事業計画のタイムスケジュールが出されておりましたけれども、これは令和8年までに建設するという計画ではなくて、検討するという中身だったのか、その辺について再度、最後、確認したいと思いますので、建設するというタイムスケジュールなのか、その辺、確認したいと思います。

町の答え 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)

それでは、今の建設の関係 に つ い て の 計 画 の 年 の 話 で ご ざ い ま す が 、ちょっと令和4年から8年まで建設を実施するという話がどこから出てきたのかというのが、私ども、ちょっと疑問なのですけれども、総合計画を詰めてきている案の段階では、R6年、R7年で基本計画、基本設計を詰めていきたいというような部分のところでは詰めてございますが、あと建設に関しては、かなりの多額の事業費がかかりますので、令和8年度以降というような形の整理をしていることでございます。この場で、先ほど担当課長も申しましたけれども、私もあわせて、そのような形で令和4年から令和8年までの建設という部分については、この場で否定させていただきますので、そのように御理解をお願いしたいと思います。以上でございます。

出典:七飯町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月7日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる