七飯町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月3日
七飯町の地域公共交通の推進について
- 聞いた人
- 上野武彦 議員
- 答えた人
- 政策推進課長 笠原泰之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 上野武彦
それでは、通告に従いまして、1問質問させていただきます。七飯町の地域公共交通の推進についてであります。第6次七飯町総合計画策定に当たり、パブリックコメント募集の資料としてホームページに第6次七飯町総合計画(案)が掲載されていた。また、その資料の中では、七飯町から転出の理由について、1、交通の便がよくないから 58.8%2、日常の買い物などの生活の便がよくないから 50.7%3、老後の暮らしが不安だから 41.9%となっており、交通の便を含め、住民にとっての暮らしやすさが重要と考える。特に、この間、町内のバス路線が減少したり、住民の高齢化が進み、令和7年度には高齢化率36.3%と推計され、今後もさらに進むと予想されている。そこで、町が考えている地域公共交通の今後の在り方について、また、町内の地域ごとの交通上の課題と今後の対策はどうすべきかお伺いいたします。以上です。
町の答え 政策推進課長 笠原泰之
現在の七飯町地域公共交通計画は、令和4年10月から令和9年10月までの5か年計画となっており、この計画に基づき地域公共交通事業を進めているところでございます。本町・大中山地区については、JR・路線バス・タクシーなどの移動手段はありますが、自宅から駅やバス停までの長距離である場合や道路の傾斜がきついなどの課題があると捉えております。また、大沼・藤城・峠下地区については、大沼地区にはJR、藤城・峠下地区には路線バスがあり、両地区ともタクシー利用もできますが、本町・大中山地区と同様に、自宅から駅やバス停まで長距離である場合や道路の傾斜がきついなどのほか、病院・スーパーマーケットなどが近郊にないことなどに課題があると捉えております。現在、大沼地区は「大沼お出かけ号」を運行しており、それ以外の地区について、七飯町地域公共交通計画に基づき、地域の実情を踏まえた既存の公共交通機関を補完できるようなデマンド型交通などを検討しているところでございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
議員の質問 11番 上野武彦
今、答弁ありましたけれども、質問の中には地域ごとの交通上の課題、今後の対策はどうすべきかということも含めて質問をしております。今の答弁ではそういったことについてはあまりきちんと触れられておりませんので、もう一度答弁をお願いします。
町の答え 政策推進課長 笠原泰之
再度答弁させていただきます。各地区の課題ということでございますが、繰り返しになりますが、本町・大中山地区についてはJR・路線バス・タクシーなどの移動手段はありますが、自宅から駅やバス停までの長距離である場合や道路の傾斜がきついなどの課題があると捉えているところでございます。また、大沼・藤城・峠下地区についても、本町・大中山地区と同様に、両地区ともタクシー等も利用できますが、大沼地区にはJR、藤城地区には路線バスがありますが、本町地区・大中山地区と同様に、自宅から駅やバス停までが長距離である場合や、そのほかに病院・スーパーマーケットなどが近郊にないなどの課題があると捉えております。それぞれの地区について、大沼地区以外の部分につきましては、今後、七飯町地域公共交通計画に基づいて地域の実情を踏まえた既存の公共交通- 20 -機関を補完できるようなデマンド型交通などを検討しているところでございます。以上です。
議員の質問 11番 上野武彦
質問に答えていない部分があるのですけれども、地域ごとの課題はどうなのかということで質問しております。大沼地域については、今年度4月からデマンド型のバスの運行が料金賦課の状態で始まりますけれども、例えば峠下・藤城地域はどのような状況なのか、それから本町地域についてはどうなのか、大中山・大川地域についてはどうなのかということで、課題としてどう考えているのか、どういう地域交通が必要と考えているのか答弁をいただきたいのです。その辺について、再度お願いします。
町の答え 政策推進課長 笠原泰之
藤城・峠下地区ということでございますけれども、御存じのとおり、3月の中旬をもちまして仁山駅がまず廃止になるというところが1点ございます。ただ、路線バスにつきましては、現在もある程度の本数が運行しているという状況でございます。路線バス等を使えば、バス停のある付近の方々は買い物等や病院の通院などは可能とは考えておりますが、バス停から長距離の方などはなかなか不便があるのではないかと捉えております。また、本町・大中山地区につきましては、ある程度の近郊といいますか、地域に病院・スーパーマーケットなどがありますけれども、そこから遠いだとか、バスで通える人はバス停から離れているなどの課題があると捉えておりますし、また、両地区ともタクシーの利用も可能とは考えておりますが、1メーター、2メーターくらいで済まない場合もございますので、その辺は両地区において課題と捉えております。以上でございます。
議員の質問 11番 上野武彦
これまで七飯町、この地域公共交通については、住民参加型の検討委員会を設置して検討を進めてきたところですが、その検討委員会ももう解散みたいな状態になっております。検討委員会では、基本的にデマンド型バスの運行の検討も課題となって検討したはずです。ですけれども、それについては実証実験まで至らずに終わってしまっています。その実証実験をしないで終わった理由について、まず一つお伺いします。それから、その後、タクシーを利用した実証実験的な取組を行いました。これは終わっておりますけれども、このタクシーを利用した実証実験についてはどのような評価をしているのか、その辺についてきちんと答弁をお願いしたい。以上です。
町の答え 政策推進課長 笠原泰之
検討委員会といいますか、七飯町地域公共交通計画を策定するに当たりまして各地域の方々の意見等をいただいているところでございますけれども、タクシーの助成だとか、買い物をするのに交通の手段が不足しているという多々、意見をいただいた中で、地域公共計画の中では例えば町内ハイヤーを活用した移動支援を検討していきましょうですとか、あとはデマンド型交通、そういう足の手段を確保する手段を検討していきますということでまとまっております。ただ、その先の実証実験というのは、実際のところタクシー、ハイヤーの令和4年、5年で行った助成事業、こちらが実証実験として行ったものでございますけれども、それも利用者が少なかったということで、実証実験で終わっているというところでございます。ただ、一部の方からは、タクシーチケットをまたやらないのかという意見ですとか、タクシー事業者からタクシーチケット事業をやっていただいたことである程度利益が上がったということでは、一定の理解はしていただいておりますけれども、なかなか利用者が少ないという、あと同じ時間に利用が重なってなかなかタクシー利用が結果できないという結果に終わってしまいましたので、今後はそういうデマンド型の、それがある程度一定の場所から場所までなのか、それともドア・ツー・ドアのような形がいいのかということも含めて、今後検討しながら、まず実証実験を行えるように進めてまいりたいと考- 21 -えておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。
議員の質問 11番 上野武彦
今、実証実験を行ってまいりますみたいな話がありました。まず、本町地域中心に、これまでデマンド型のバスの運行の実証実験はやりませんでした。タクシーについては実証実験をやりました。今、答弁の中で、実証実験をやってまいりますと言っているその中身は何を指しているのか、それをもう少しはっきり答弁していただきたいと思います。まず、タクシーに関しては本町地域には2台しか運行するタクシーがないという中でこのような実証実験をやろうとした。無意味な実証実験が行われたわけですよ。それで、実際にはタクシーが来ないという結果に終わって、町民には非常に不満の残るような結果を生じたわけです。これまでこういった地域公共交通について町がどうしようとして来たのか、はっきり見えていないのですよね。あれやりこれやりというような感じで、実証実験をまともな形で、バスについてもやっていないという状況で、その委員会も解散してしまったというような状況になっています。こういうような状況で、今後こうした七飯町の公共交通を、先ほど地域ごとの課題について質問しましたけれども、例えば峠下・藤城地域がどういう状況でどういう方向で改善しなければならないのか、本町地域にはどういう課題があってどういう形で対応しようとしているのか、それから大中山・大川地域についてもどういう問題があってどういう形で取り組んでいこうとしているのか、全く見えてこない、そのような答弁だったわけです。それについては、きちんと、これまで検討してきた七飯町ですから、担当の部分として、これについてこういう課題があって今後こう考えていますというような、はっきりした答弁をお願いしたいなと思いますので、よろしくお願いします。
町の答え 政策推進課長 笠原泰之
それぞれの地域の課題はどう捉えているのかということは先ほどある程度はお答えしたつもりではございますけれども、藤城・峠下地区については、先ほども申し上げたとおり、近郊に商業施設や病院等がなく、本町・大中山地区まで来なければ通院・お買い物がなかなかできない、不便だという部分はあると捉えておりますし、バスの本数等も本町地区・大川地区に比べると、ある程度運行していることは運行していますけれども、本数的にも少なめなのかなという状況を捉えているところでございます。あと本町・大中山地区につきましても、先ほども御答弁させていただきましたが、地区ごとには病院・スーパーマーケット等もありますけれども、例えば本町にお住まいの方でも大中山地区の温泉施設に行きたいですとか、大中山地区にお住まいの方でも本町地区の病院等に通いたいというケースもあろうかと思いますので、その辺も含めまして、それぞれの地域でどのような形態で、地域公共交通を、まず実証実験から運行していくのが、先ほど議員からも、全然まだ実証実験もされていないということでございましたけれども、これからいろいろな事業者とか、例えばAIデマンドの運行システムを導入するのであればそういうシステム会社等々と打合せというか、お話をさせていただきながら、早い段階で進めていくことができるように検討してまいりたいと考えております。以上です。
議員の質問 11番 上野武彦
- 22 -(「議事進行」と呼ぶ者あり)
議員の質問 8番 稲垣明美
会社名が出ていたのと、あと決まっていないことというか、この後の審議に入ることが含まれているので、議事進行をかけました。
議員の質問 11番 上野武彦
大変申し訳ありませんでした。いろいろと問題があったのは私も認識しましたので、申し訳ありません。再質問していきたいと思いますけれども、七飯町の地域公共交通の今後の課題として、それぞれの地域でどういう交通の在り方が必要なのかというのは、今、七飯町が設置したそういう検討会議が今後具体的にしていくことだろうと私は思います。そこで、その中で特に、一番、この地域はこうしたほうがいいのではないかという地域があります。それは、峠下、それから藤城、藤城の山の上も含めた、バスなどの交通があまり通っていない地域があります。こういったところを中心に、取りあえず、これまで「大沼お出かけ号」が実施してきたような、9人乗りくらいのそう大きくない型の車を利用して、できればデマンド型で実証実験をして、その結果を見て、順次、これを全町に広げていくという方向があっていいのではないかと思いますので、その辺についての見解を伺いたいと思います。以上です。
町の答え 政策推進課長 笠原泰之
藤城・峠下地区にもそういうデマンド型のドア・ツー・ドアのようなものを発出して実証実験をしてみたらどうかということでございますけれども、藤城・峠下地区、ほかの地区も含めて、今後そういうデマンド型、乗り上げ型の実証実験というものを事業者等々、先ほども言いました七飯町地域公共交通の協議会の中でもそういう意見をいただきながら進めてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
議員の質問 11番 上野武彦
地域公共交通の協議会という形で今答弁されましたけれども、今私の提案した、特にデマンド型でなければなかなか厳しいよという地域、これをまず実証実験して、その結果を踏まえた上で、ほかの地域にもどういう形で実際は実施していったらいいのかということを検- 23 -討して、進めていっていただきたいなと思うのですが、そういった順序的なことと、それからそういうデマンド型の車の利用の方法、こういったものについてはどのようにお考えなのかお伺いします。
町の答え 政策推進課長 笠原泰之
議員のおっしゃった、藤城・峠下地区を先行してということだったのですけれども、この意見も踏まえさせていただきながら、先行するかどうかは別にしまして、「大沼お出かけ号」はハイエースを使って運行しているところなのですけれども、そういう車両が今は大変手に入りづらいというところもございまして、購入なのかリースなのか、運行事業者をどのようにするのかというところも内部で検討させていただきながら、実証実験に向けて検討してまいりたいと考えております。以上でございます。