紋別市議会 平成29年第2回定例会 2017年7月19日
(1)地域生活支援事業について/(2)ファミリーサポートセンター事業について/(3)利用しやすいトイレへの改善について
2017年7月19日、紋別市議会の一般質問で、梶川友子議員が「地域生活支援事業について」「ファミリーサポートセンター事業について」「利用しやすいトイレへの改善について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、社会福祉課長兼総合戦略推進室参事兼臨時給付金対策室参事 飯田欣也、児童家庭課長兼臨時給付金対策室参事 伊藤聖、都市建築課長兼広域病院連携推進室参事兼広域公園推進室参事 森谷裕一が答弁しました。
- 質問者
- 梶川友子 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、社会福祉課長兼総合戦略推進室参事兼臨時給付金対策室参事 飯田欣也、児童家庭課長兼臨時給付金対策室参事 伊藤聖、都市建築課長兼広域病院連携推進室参事兼広域公園推進室参事 森谷裕一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 梶川友子
おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、質問をさせていただきます。冒頭、九州での甚大な豪雨の被害など自然災害が続き、農作物などへの影響も深刻であります。被害を受けた方々に心からのお見舞いと、犠牲となった皆様とご遺族にお悔やみ申し上げます。また、宮川市長におかれましては、4期目の当選おめでとうございます。健康に留意され、紋別市政のますますの発展のためにご尽力くださいますよう、お願い申し上げます。地域生活支援事業についてお伺いいたします。地域生活支援事業とは、介護給付、訓練等給付などのほかに、新たに市町村が行うものとされた事業で、地域の実情に合わせ、障害者の地域における生活を支えるさまざまなサービスを提供するものです。地域生活支援事業は、それぞれの市町村が実施方法やサービス内容を決めるため、市町村によって事業内容が異なります。紋別市におきましては、訪問入浴サービス、無料での手話通訳派遣事業、自動車運転免許取得費の一部助成、自動車改造費の一部助成、就労することが困難な在宅の障害者が、通所により創作活動、生産活動を行う地域活動支援センター3カ所、また2カ所の相談支援事業等があります。中でも、自動車改造費の助成についてですが、みずからが所有し運転するという条件があります。しかし、元気に仕事や活動等社会生活を送ってきた方が、何らかの事情により突然に重度の身体障害者になってしまい、人の助けをかりなければ外出さえもできなくなった。通院に限ったことではなく、買い物や旅行や地域活動等、不自由な体になってもこれまでと同じような生活を送るためにも、みずからが所有し運転するという条件を外し、家族にも拡大するべきと考えますが、いかがでしょうか。次に、ファミリーサポートセンター事業についてお伺いいたします。紋別市では、働きながら子育てをする方が安心して仕事と育児を両立できるよう、また子育て中に急用ができたときにも安心して子供を預けることができるよう、生後6カ月から小学校6年生までを対象としたファミリーサポートセンター事業を実施しております。運営は、紋別市が紋別市社会福祉協議会へ委託をしております。全国の実施市区町村数は、平成27年度実施で809市区町村、援助を受けたい依頼会員は52万人、援助を行いたい提供会員は約13万人です。ファミリーサポート制度のメリットとして、依頼会員においては市町村ベースということで、比較的近隣地域の密着した関係を築くことができ、ちょっとした依頼をしやすいこと、地理的な情報が共有されているので、保育園や幼稚園の送迎や散歩などの屋外での活動も依頼しやすい。また、安い利用料金で育児支援が受けられ、育児者の負担を軽減できる。さらに、自宅だけでなく提供会員の家でも援助を受けられ、援助という位置づけであり、報酬を受け取りますが、実際に援助を収入目的で行っている人は少なく、有償ボランティアなので民間事業者に委託するのとはまた違った信頼関係を構築できるなどの点が挙げられます。提供会員においては、これまで培ってきた育児の経験やノウハウを生かす機会となり、やりがいが生じることに加え、地域のネットワークが広がるきっかけとなり、さらに行政面から見れば、地域の人材を活用することで支出を抑えながら育児支援ができるという側面もあります。地域全体としても、地元のつながりの強化やネットワークの活性化が期待できます。その一方で、民間事業者とは異なり、確実にその日のその時間に誰かを充当するということができず、あくまで提供会員と依頼会員の都合が折り合わなければ成立しない等のデメリットもあります。また、相互の意識のずれや相性の不適合、トラブル等が発生した場合、センターが仲介に入り再調整をすることになり、もともと近隣の地域密着型の関係であるがゆえに、かえって難しい一面があるのも事実です。民間事業者などの地域外の人間とのドライな関係を前提に育児を支援してほしいという人には不向きな事業とも言えます。そこで、何点かお伺いいたします。1点目に、援助活動の流れについてお伺いいたします。2点目に、子育ての援助をしてほしい依頼会員の登録数及び依頼会員の主な援助内容とその実績をお伺いいたします。3点目に、子育てのお手伝いをする提供会員の登録数及び提供に関して、提供時間及び報酬は幾らなのかお尋ねいたします。4点目に、会員が行う相互援助活動中の子供の事故に備え、補償保険の加入の有無、預かり場所で一度に預かることができる子供の人数について規定があるのか、ある場合、その内容もお伺いいたします。5点目に、会員に対して相互援助に必要な知識を付与する事故防止や健康管理などの講習会の開催が必須とされていますが、その講習項目や講師及び講習時間等をお伺いいたします。6点目に、7年前、大阪八尾市で預けられていた生後5カ月の赤ちゃんがうつ伏せに寝かされ、息ができなくなるなどして死亡した事故があり、両親は必要な救命措置がとられなかったのは問題だとして、本年3月厚生労働省に再発防止を申し入れました。それを受けて、厚労省は全国の自治体に対して、子供を預かる家庭を対象にした事故防止や健康管理などの研修に加えて、救急救命の講習を行うよう本年4月に国から通達されていると思いますが、今後の実施予定をお伺いいたします。7点目に、これまでトラブルの発生はあったのか。もしあった場合、どのようなトラブルでどのような対処をされたのかお伺いいたします。次に、利用しやすいトイレへの改善についてお伺いいたします。私が生まれ育った世代は、トイレは水洗ではありませんでしたし、和式がほとんどでした。しかし、現在では生まれたときから水洗で洋式という家庭がほとんどであります。ご高齢の方からは、和式トイレがつらく、使えなくなってしまったとのご相談もございます。また、ストーマ造設の旅行中の男性が夜遅かったそうですが、オストメイト対応のトイレを紋別市で見つけられず、滝上町まで走ったとのお話も、後になってお聞きしたこともございました。そこで、お伺いいたします。1点目に、道の駅周辺施設改修事業として、さわやかトイレのオストメイト設置工事費218万円が本年ようやく予算化されました。問い合わせがあることから、その完成予定をお伺いいたします。2点目に、洋式トイレへの取り組みについて過去に2度、平成19年第3回定例会と平成26年の第3回定例会で質問させていただきました。平成26年の答弁では、平成20年度以降計画的にトイレの洋式化に取り組んだ結果、平成19年度時点で市内の小中学校を除く105施設467台のうち、洋式トイレは59施設169台で、平成26年度時点での答弁では、113施設495台のうち、80施設289台となり、洋式トイレ設置施設数の割合は、56%から71%になり、洋式トイレ設置台数は36%から58%になったと伺いました。そこで、現在の洋式トイレ設置施設数と設置台数割合はどのようになっているのかお尋ねいたします。3点目に、市内小中学校における洋式トイレの設置状況をお聞きいたします。今なお、臭い、汚い、怖い、暗い、壊れているの5Kと呼ばれるトイレが多数を占める学校トイレ。公立学校では限られた予算の中で、トイレの洋式化など整備が後回しにされがちですが、子供たちが使いなれている洋式便器への計画的改修をするべきと考えます。これは、子供たちの健康を守るためにも必要なことと、埼玉医科大学病院の非常勤講師で、さいたま市立病院の中野小児外科部長が次のように言われています。2000年代に入り、子供たちの便秘が増加している印象がある。重症化すると、集中力の低下や食欲をなくすなどの健康被害が起きてくる。要因として、食事の洋食化のほか、学校や習い事の慌ただしい毎日を送っており、規則的な排便の習慣づけができにくい状況が挙げられる。また、家庭で洋式便器が普及する中、学校には老朽化した和式便器が多く、やむなくトイレの利用を我慢する子供も多い。さらに、和式トイレには大腸菌が多く検出されている調査結果もあるとのことです。紋別市は、平成26年度時点で市内学校に設置しており、設置台数の割合は43%とお聞きしていました。本年3月時点では、閉校校を除き44%とほとんど進展がないように感じます。今後の計画がありましたらお示しください。4点目に、街区公園の水洗トイレの整備についてお伺いいたします。平成26年時点で、街区公園18カ所のうち水洗式トイレは3カ所、くみ取り式トイレ7カ所とお聞きしておりました。古いものでは、昭和49年に設置されたもので、当時と比べ周辺環境や必要性も大きく変化しているので、公園の利用状況、地域住民の要望などを調査の上、検討し整備を進めるとのことでしたが、どこまで進んでいるのか、その進捗状況や今後の街区公園トイレ整備に関するお考えをお聞かせください。以上で質問を終わります。再質問は留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
おはようございます。それでは、梶川議員のご質問にお答えいたします。初めに、地域生活支援事業についてであります。身体障害者用自動車改造費助成につきましては、重度の身体障害者が就労等に伴い自動車を取得する場合、ペダルの配置変更など改造に要する経費を助成することで社会復帰の促進を図り、福祉の増進に資することを目的としており、本市における助成対象者は身体障害者手帳交付者のうち、1、2級に相当する重度の肢体不自由者としており、このほか、自動車をみずから所有し運転することや、助成対象経費は10万円以内とすることを主な要件として実施しております。この事業に関しましては、多くの自治体でおおむね同様の内容で実施しておりますが、道東の自治体の状況を確認したところ、対象者の範囲を障害児の保護者や介護者などに拡大してほしいとの要望が少なからず寄せられているものの、現在のところ対象者の拡大は予定していないとのことであります。一方、道内外における複数の自治体に関して実施要綱などを調査したところ、本人以外であっても介護者などを対象者に含めている事例も散見されますことから、本市といたしましても、今後ニーズの把握や本人以外にも対象者を広げた背景などを精査し、対象要件について研究してまいりたいと考えております。次に、ファミリーサポートセンター事業についてであります。1点目の援助活動の流れにつきましては、子育ての援助をしてほしい依頼会員、子育ての援助をしたい提供会員が会員登録し、育児について助け合う組織であり、センター事務局のアドバイザー立ち会いのもと、事前に援助内容や利用に係る費用等を打ち合わせた後、援助を実施する流れであります。2点目の依頼会員の登録数及び主な援助内容と実績につきましては、本年3月31日現在、両方会員8名を含む依頼会員59名が登録しており、主な援助内容と実績は、子供の習い事等の場合の援助295回、保護者等の仕事の都合による援助が31回、その他子供の預かり等が20回、合計346回の依頼があり、時間換算では289時間の利用があったところであります。3点目の提供会員の登録数及び提供時間と報酬につきましては、本年3月31日現在、両方会員8名を含む提供会員44名が登録しており、提供時間は午前7時から午後9時までとなっており、報酬につきましては、平日の午前7時から午後7時までは30分350円、2人目以降が30分170円、土日祝日及び平日の午後7時から午後9時までは30分400円、2人目以降が30分200円となっており、提供時間分の報酬が提供会員に支払われます。4点目の補償保険の加入の有無と預かる子供の人数規定につきましては、補償保険はファミリーサポートセンター補償保険に加入しており、依頼会員、提供会員とも傷害保険、賠償責任保険に加入しております。預かることができる子供の人数は、原則1件の依頼につき兄弟3名までとしております。5点目の相互援助に必須の講習会の開催につきましては、年4回ほど実施しており、講師は講習内容により保健師、栄養士、保育士等が受け持っております。また、内容につきましては子供の身体の発達と健康に関すること、子供の食事と栄養に関すること、保育の心と子供の世話、遊びに関すること、子供に起きやすい事故の予防と手当てに関すること、提供会員としての心構えを1日約7時間かけて行っております。6点目の救急救命の講習につきましては、本年4月に国の通知を受け、今月25日の講習より消防署から講師を派遣してもらい、より専門的な救急救命講習を行うこととしております。7点目のトラブルにつきましては、今まで特段トラブルの発生は聞いておりません。次に、利用しやすいトイレへの改善についてであります。1点目の道の駅さわやかトイレの改修事業につきましては、身体障害者用トイレのオストメイト設置工事は、本年6月29日から9月26日までを工事期間として市内業者と契約したところであり、利用者数が多い夏休みやお盆期間を避け、8月下旬以降に実作業を開始し、9月下旬の供用開始を予定しております。作業する約1カ月間は、道の駅身体障害者用トイレは利用できなくなりますが、24時間利用できるみなとの迎賓館横のトイレへの案内や、隣接する流氷科学センターの協力もいただきながら、ご不便をおかけしないよう配慮してまいります。2点目の公共施設の洋式トイレの整備につきましては、現時点では市内小中学校を除く112施設、一般用及び障害者用トイレ515台のうち、洋式トイレは84施設322台となっており、設置施設の割合は75%、設置台数の割合は63%となっております。4点目の街区公園トイレにつきましては、利用状況は少子化の影響などにより減ってきている傾向にあります。毎年行っている街区公園の花壇の花植えや、その後の維持管理時においては、町内会の方々からのトイレに対しての要望は特になく、現状維持となっておりますが、トイレ整備から30年以上経過し老朽化の進んでいるものが多いことから、利用状況や地域住民の要望、必要性や優先度などを考慮し、改修を含め検討してまいります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。
答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)
それでは、梶川議員のご質問にお答えいたします。学校トイレの改善についてであります。本年度、小中学校9校のトイレでは、洋式44%、和式56%の割合となっております。また、市内各校のトイレ環境につきましては、児童生徒による日常の清掃活動や業者による清掃作業により清潔感を保っていることを確認しております。洋式トイレの改修につきましては、学校は災害時の避難場所にも指定されており、高齢者やさまざまな方の利用にも考慮しなければならず、洋式トイレでは直接肌が触れるので嫌だという意見もありますので、今後は和式トイレも若干残しながら、学校施設整備事業とし調整を図ってまいります。以上、答弁といたします。
再質問 5番 梶川友子
それでは、何点か再質問させていただきたいと思います。初めに、地域生活支援事業についてお尋ねいたします。ほかの自治体では、どのような要綱でされているのか。また、紋別市はどのようにこれからしていかれるのかということをお聞きいたします。
答弁 社会福祉課長兼総合戦略推進室参事兼臨時給付金対策室参事 飯田欣也
お答えいたします。この制度につきましては、他の自治体で、まだ数は多くありませんけども、本人以外の介護者などを認めている事例がございます。それを見てみますと、みずからが運転できず、車椅子利用者がいる世帯というような形でやってる部分ですとか、同じく車椅子の障害児を持つ親御さん、あるいは夫婦のいずれかが車椅子というようなことで、対象範囲を広げている事例がございました。反面、この改造に係る装置も細かく限定されていたりですとか、対象条件を新たに加えているといった内容のものもありました。この制度自体、20年以上前にできた制度で、本市も平成7年に要綱を整理しておりまして、その間、新車や中古車の福祉車両が流通されるなど、社会の情勢も非常に変化しております。この要綱自体、先ほど言いましたけども、古いものということもありまして、時代に即した内容に改める必要があるというふうに考えております。そういったものを含めまして、本市では介護者などを含めるとした場合は、制度の趣旨を十分踏まえて、車に乗り込む移乗装置ですとか、車椅子に関する内容につきまして条件などをつけながら、余り内容を複雑にしないようにした形でわかりやすいものにしていければというふうに考えております。以上でございます。
再質問 5番 梶川友子
じゃあ、よろしくお願いいたします。次に、ファミリーサポートセンター事業についてお尋ねいたします。答弁の中ではトラブルはなかったというふうなことでしたけれども、もう少しこうだったらよかったとか、今回限りで利用したくないとか、トラブルまではならなくとも双方のアンケート調査などをしたことがあるのか、今後のために意見を聞くのもよいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 児童家庭課長兼臨時給付金対策室参事 伊藤聖(児童家庭課長兼臨時給付金対策室参事は2019年3月まで)
お答えいたします。アンケート調査はしておりませんが、必ず援助活動の前に、アドバイザー立ち会いのもと提供会員、依頼会員と打ち合わせを行っております。援助後にも聞き取りを行っておりますけども、今議員おっしゃったとおり、なかなか言えない部分もあると思いますので、今後アンケートをとるとかご意見箱を置くとか検討してまいりたいと思います。以上でございます。
再質問 5番 梶川友子
ありがとうございます。じゃあ、そちらのほうもよろしくお願いいたします。次に、利用しやすいトイレへの改善についてお聞きいたします。避難所に指定されている街区公園のトイレについてはどのようになっているのかということをちょっと教えていただきたい。できれば水洗とか、水洗にならないまでも洋式が好ましいと思うんですけれども、古いものは廃棄していくというようなご答弁だったんですけれども、避難場所に指定されてるところに関してはそうはいかないのかなということも考えられるんです。それを今後どのように考えていくのかというところを、ちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 都市建築課長兼広域病院連携推進室参事兼広域公園推進室参事 森谷裕一
お答えいたします。街区公園で指定緊急避難場所に指定されているトイレがある公園は3カ所ございます。1つは水洗ですが、2つはくみ取り式になっております。いずれも和式のトイレとなっておりまして、現在あるトイレは老朽化が進んできておりますので、今後災害時においての必要性や、都市公園移動等円滑化基準なども考慮しながら検討してまいりたいと考えております。以上です。
再質問 5番 梶川友子
ありがとうございます。ぜひそのようにしていっていただきたいと思います。以上で質問を終わります。ありがとうございました。