みんなの議会

釧路町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月3日

釧路町の郷土資料について

2025年6月3日、釧路町議会の一般質問で、清水達也議員が「釧路町の郷土資料について」質問し、教育長 辻川尚志、社会教育課長 貴志淳一が答弁しました。

質問者
清水達也 議員
答弁者
教育長 辻川尚志、社会教育課長 貴志淳一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 清水達也

次の質問に移させていただきます。3番目の釧路町の郷土資料についてになります。町の歴史や文化を次世代に伝える上で、郷土資料の保存と活用は極めて重要です。特に人口減少や高齢化が進行する中、今後、失われかねない貴重な資料を体系的に記録・管理し、教育や観光、地域づくりに生かす体制整備が求められていると考えます。そこで、以下の点についてお伺いします。①郷土資料の現状と管理体制について。②郷土資料の活用に関する現状と課題は。③保存・活用体制の強化に向けた専門人材の必要性についてです。答弁伺います。

答弁 教育長 辻川尚志

13番、清水議員の釧路町の郷土資料についての御質問にお答えいたします。1つ目の郷土資料の現状と管理体制についてでありますが、地域の歴史や文化などを伝える郷土資料は、教育委員会が所蔵し、公民館、達古武分館内に釧路町郷土資料館を開設して展示しているほか、郷土資料の一部を公民館ホワイエでも展示を行っております。さらに、公民館図書室にも郷土に関する図書を蔵書して、貸出しも行っております。加えて、知方学小学校が所蔵する業務などの郷土資料もございます。次に、2つ目の郷土資料の活用に関する現状と課題はについてでございますが、令和6年度の郷土資料館の入館者は104名、公民館ホワイエに展示している郷土資料の観覧者の集計はしておりませんが、来館された方が展示を御覧になっている様子が見受けられます。また、小学校3年生社会科の変わる道具と暮らしの単元では、所蔵しているおひつやかまなどの昔の生活用品を活用した学習を行っている小学校もあります。活用に関する課題としましては、町民や学校の学習ニーズに応じて必要な地域の歴史や民俗に関する資料の提供と捉えております。次に、3つ目の保存活用の体制強化に向けた専門人材の必要性についてでありますが、求められる郷土資料の収集と整理を行い、町民が郷土の理解を深めるために必要な展示や資料提供の質の向上を図るため、今後も教育委員会職員の専門性を高める研修等を行ってまいります。以上でございます。

再質問 13番 清水達也

それでは、再質問のほう入らせていただきます。①の点で言いますと、今の現状と管理体制について答弁をいただきましたが、結構点在しているような印象を受けるのですよ。達古武の分館の中であったり公民館の中であったり、中には知方学小学校の郷土資料の部分もあるっていうところで、これは離れて展示してはいるけれども、何か一体的に呼びかけたりPRみたいなものってやっているかどうかお聞きできたらと思います。

答弁 社会教育課長 貴志淳一

展示につきましては、郷土資料のうち一般資料については郷土資料館に集約しているという考え方でございます。公民館で展示しているものにつきましては、神八三郎氏に関する郷土資料を展示しているという状況でございます。

再質問 13番 清水達也

そういった区分けというか配置について、そういった展示してあるということは、広報などでも呼びかけてはいるかなとは思うのですけれども、そのPRの部分でどのような伝え方をしているかというところをもう少しお聞きできたらと思います。

答弁 社会教育課長 貴志淳一

PRにつきましては、ホームページ上でこの資料のところ、あとそれから暮らしのガイド的なところでの周知、それからあと、必要に応じて公民館での公民館だより等で周知を行っているところでございます。

再質問 13番 清水達也

②のほうに移るのですけれども、入館者について、郷土資料館の中で104名、令和6年度カウントされているのですけれども、この104名どういう基準でカウントされているかお聞きできたらと思います。

答弁 社会教育課長 貴志淳一

郷土資料館の入り口のところに入館者名簿がありまして、そちらに記載していただいた方の人数でカウントしてございます。

再質問 13番 清水達也

あくまで任意で、書いてないで入館している方も、もしかしたらいるかもしれないというような認識でよろしいでしょうか。

答弁 社会教育課長 貴志淳一

そのとおりでございます。

再質問 13番 清水達也

課題の部分に関してなのですけれども、一応答弁の中では触れられてないかったので、改めて私からもお聞きできたらと思うのですけれども、令和6年度の3月の定例会のときに予算の中でもちょっと御質問させていただいたのですけれども、やはり達古武のこちらの郷土資料館について、やはりちょっと築年数が結構長年利用しているという中で、老朽化が著しく感じられるような建物になっているかなと思います。中には、いろいろ地域で見られる野鳥であったりとか、野生動物の剝製などもあるのですけれども、この辺の展示っていうのは恐らく新しく剝製を作るっていうのは今の時代でいうとかなり難しくなってきてるのかなと思うところもあり、やっぱりあるものを生かしていくっていうところでいうと、展示なども、見せ方であったりとか、新しく展示し直すとか、そういった工夫が必要かなと思うのですけれども、そういった見直しというものをやられているかどうかというところをちょっとお聞きできたらと思います。

答弁 社会教育課長 貴志淳一

こちらの達古武分館につきましての老朽化については、議員がおっしゃられるとおりでございまして、建築が昭和43年ということで、56年を経過しているということで、非常に老朽化が進んでいる施設でございます。当課といたしましては、この達古武分館につきましては既存の施設等に集約するというようなところで、今後検討を進めているところでございますので、郷土資料館の移設については、そういった方向性で今検討しているところでございます。

再質問 13番 清水達也

そうですね。真新しいすごい立派な郷土資料館を造ってほしいというわけではなく、やっぱりその見せ方にも工夫を加えることで、新しく提案できることとかもあるのではないのかなと思っております。例えば、今、公民館の中でも展示されてますけれど、ほかの町でもやっているような取組としては、町なか展示みたいなことで、釧路町の歴史に触れられるような、そういった展示物を期間限定で例えば町なか、お祭りのときだったりとか、イオンであったりとか、展示することで町の歴史に触れられるような場をつくったりとか、そうしたあるものを生かしてっていうところでの展示の工夫っていうのがいろいろと考え方によってはあるのかなと思っております。そういった工夫もしていく中で、③のほうに移るのですけれども、やはり専門性の高い、そういった人材が必要ではないかなとは思うのですけれども、先ほどのアイヌ関連の内容にしてもそうですし、これまでの釧路町の郷土史含めて産業史、やっぱり体系的にまとめて、それをきちんと価値をつけて教育であったり観光であったり、そういった生かせるような専門人材が必要かなと思うのですけれども、一応答弁の中ではそういった研修等を行っていくっていうお話がありましたが、いる人の中でそういった専門性を高めていくっていうことでもいいかなと思うのですけれども、どのような研修内容か、そういった専門性考えられるかというところを検討しているかどうかというところをお聞きできたらと思います。

答弁 社会教育課長 貴志淳一

こちらの専門性の向上につきましては、北海道教育委員会が主催する社会教育主事講習等でも、そういった項目がございまして、研修を行っているのと、非常にこういった歴史文化については、非常に難しい世界でありまして、釧路町の具体的な例があると非常に学びやすいというところもあって、近隣の市町村の博物館の学芸員の方にちょっとアドバイスをいただきながら、過去には標茶町の博物館で当町の埋蔵文化財を使って企画展示をしていただいたときがございますので、そういうときに職員のほうで訪問して、その内容を改めて御説明いただいたりですとか、また歴史等についても、最近のここ100年ぐらいの歴史についても、近隣の市町村の学芸員の方にお聞きして、アドバイスをいただいたりということでそういった形で研修知識の向上というところを図っているところでございます。

再質問 13番 清水達也

そうですね。近隣自治体のところでいうと、標茶町が分かりやすいかなと思うのですけれども、「ニタイ・ト」ですね、ああいった郷土資料館を新しく昆虫の標本であったりとか、施設自体新しくしているというところもあるのですけれども、やはり詳しい専門性の高い方がその標本を見やすく展示していたり、そういった様々釧路町の資源というものはもちろん同じく隣町なので、そういった昆虫のことであったり、例えば昨年、質問しておりましたキタサンショウウオとかも、同じく釧路市のほうでは天然記念物であったり、でも釧路町では違ったりというような、でも同じ生活圏でやっぱり価値のあるものは価値があるというところもありますので、やはりそういった専門性のある人材についての研修というのは行っていくということで前向きな答弁いただいたので、今後ともぜひ行っていってもらいたいなと思います。最後になりますが、これまでの質問、これ共通して言えるのはアイヌ文化であったり、地域の郷土史であったり、これは、町民憲章の中でもうたっております、文化のかおる町というところにつながってくるかなと思います。こうした地域の歴史、文化をしっかりと価値を把握して磨き上げることで、ふるさと納税であったり、ふるさと住民登録制度、やっぱりその関係人口につながってくるっていうところは、やっぱり地域内この町の中のこういった価値、いる人、あるものでできることっていうのがまだまだたくさんあると思いますので、今回の体験型の教育であったり、体験型の観光であったり、そういったところにこういった郷土史のこの町にこそある物語、ストーリーづくりというものを行って、実際に関係人口の方々に知っていただいたり、ファンになってもらう、そういった仲間づくりをしていくっていうことが今後必要になってくるのではないかなと思っています。総じて、ちょっとこの3問目に関しては、町長、答弁難しいと思うのですけれど、今回の私の質問全体を通して、御見解、町長のお言葉を最後いただいて質問を終了したいと思います。

再質問 13番 清水達也

すみません。ちょっと今どさくさに紛れて町長答弁いただきたかったのですけれど、すみません。では、教育長、最後の部分について、郷土の資料について、教育の部分であったり、もろもろこの、路町のまちづくりっていう意味でも、とても価値あることだと思いますので、最後、質問、総じて、どういった今後教育の活用なども含めて、郷土資料を生かしていくかというところを、御答弁いただけたらと思います。

答弁 教育長 辻川尚志

釧路町の郷土資料等についての答弁でございますけれども、議員が指摘されるように、釧路町に非常に歴史的価値のあるものだとか、あるいは教育の関係でいくと子どもたちに非常に貴重な体験をしているというようなものが点在している状況にあるというのは事実であるかなというふうに捉えております。今、学校教育のほうではいろいろな子どもの体験を、ふるさと教育という一つのくくりの中で展開しながら結びつけようとしているところでありますけれども、同じようにこの歴史、郷土資料の部分につきましても、点在しているということは認識しております。1か所、ある建物に集約できれば、一番活用しやすいところでありますけれども、非常にそういう場所的な問題だとか、そういう財政的な問題もありますし、また、先ほど指摘されたように、専門性のある人材ということもありまして、これ、それぞれ認識していろいろ検討している中でもありますけれども、一遍にはできない状況でもあるということで、まず順序よく、いろいろなことに集約しながら展開できるように、いろいろ検討しながら計画していきたいというふうに考えておりますので御理解いただければと思います。(「終わります」の声あり)

出典:釧路町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月3日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる