釧路町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月4日
地域公共交通の今後について
2024年6月4日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「地域公共交通の今後について」質問し、町長 小松茂、総合政策課長 大河原教行が答弁しました。
- 質問者
- 中田磨 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、総合政策課長 大河原教行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 中田磨
今定例議会には2件の一般質問を提出しておりますので、順次質問を行います。1件目は地域公共交通の今後についてということで、①として遠矢地域で行われた実証実験の結果について答弁を求めます。2点目として現時点での地域要望、3点目として各種交通機関と接続の課題は、4点目として将来に向けた構想を柔軟に持っているのか、5点目として今後の課題、それぞれ答弁を求めます。
答弁 町長 小松茂
6番、中田議員の一般質問にお答えをさせていただきます。地域公共交通の今後についてということで、1問目の遠矢地域で行われた実証実験の結果についての御質問ですが、釧路町地域公共交通活性化協議会において、2月に行った実証実験では、路線バス35番、遠矢線の運行を見直し、新たな路線バスである108番、イオン遠矢線の運行、それから遠矢地域を循環する循環型バスぐるっ108の運行、そして三映団地から公民館までのデマンドタクシー三映公民館線、これを運行いたしました。結果として、延べで約5,000人の利用があり、通常の35番、遠矢線の平均利用人数と同程度の利用があったところであります。次に、現時点での地域要望でありますが、遠矢における実証実験で地域の皆さんから寄せられた御意見として、路線バスについては運行時間や運行経路についての要望を、循環型バスについては運行経路や路線バスへの接続がうまくいかなかったことへの改善が求められています。また、運賃についても、路線バスの定期券やいきいきシニアパスポートをお持ちの方に対する御負担について御意見を頂戴しております。3点目の各種交通機関との接続の課題についての御質問ですが、地域からの御要望にもありましたが、今回の実証実験では循環型バスと路線バスへの接続がうまくいかなかったことが大きな課題と捉えております。4点目の将来に向けた構想を柔軟に持っているかとの御質問ですが、将来に向けて公共交通を維持、確保していくことが、現在の町の公共交通に関する構想の主眼でありますが、それを目指しつつ、改善点や課題に対しては利用者の御意見を踏まえ、地域と行政、運行事業者と共に協議をし、柔軟に対応をしてまいりたいと考えております。最後に、今後の課題ですが、人材不足による公共交通の運行体制そのものの維持が困難になりつつあり、一方で人口減少や高齢化に、よりきめ細かい移動ニーズが求められている状況にあります。今後、公共交通自体が今までどおりのままではいかない状況にあり、地域の皆様には生活に公共交通を取り入れていただきながら地域の足を維持していくことが課題であると捉えております。以上であります。
質問 6番 中田磨
1回目、答弁いただきましたけれども、実証実験の検証面での答弁は、どういうことを実施したかということは理解できたのです。一方で、なぜそういうことをしていく必要性があるのかという点については、なかなか、まだまだ十分な理解が得られていないのではないかということも、私自身感じているのです。そういった意味では、前期の地域公共交通計画であったり、今やっている公共交通計画の中に、このままで交通体系が維持できるのかということがそもそも根幹にある中で、維持・存続が先が見通しがないと、そういう表現はしていないですけれども、変わっていくだろうという中で、どう捉えていくのか。どういうふうに変えていくことで、利便性を保ちつつ、公共交通という整備をどう維持していくかということが大きな課題なのです。私も、2月も含めて、今回行われた意見交換会や説明会も何か所か参加させてもらったのですけれども、やはり住民からするとそこら辺が、まず理解が、まだ不十分なところが多くて、先ほど最後の答弁にもあったように、住民の意見を踏まえつつ、協議会等で議論していくということが十分に組み立てられないというか、積み上げられる状況にはまだないのではないかというふうに捉えているところでもあります。そういうことを前提にして、まず地域公共交通計画の、特に遠矢地域の沿線の関係で課題を一旦整理、答弁いただきながら、今後どういうことを展望していかなければいけないのかということを、改めて、まず答弁を求めたいと思います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
町長の御答弁にもございました遠矢地域に限って申し上げれば、遠矢線のところの、長い目で見た今までどおりの運行というのが、バス会社での運転手の確保等を含め、路線の経路を含め、様々な課題があるということで現状どおりにはいかないということで、このあたりをどのように見直しをしながら維持していくかということで、今回、公共交通の計画にも記載をいたしまして実験を行い、まずは遠矢線のところの維持を進めるためにどのような形がよいかというところで実験を行っているところでございます。今後については町長の御答弁にもありますが、本当に公共交通を維持しつつ、地域の皆様に、バスに関して言えばバスに乗っていただいて地域の足というのをしっかり確保していくというところが課題であり、進めていかなければならない方向性であるというふうに捉えてございます。
質問 6番 中田磨
今答弁があったところでも、大きくは私は2つ、当該事業所の根幹的な問題として、人材確保、運転手の確保と、あと経営面というのはあると思うのです。一つは運転手の確保がなかなか困難になってきていて、特に最近、運転手の雇用形態が国の法律による規制が厳しくなって、これまではかなり長時間過重労働、賃金的な問題等々もある中で、それをクリアするとすると、運行が早朝から、特に都会などではもう11時、12時まで運行するバス路線を抱えていたりとか、この圏域でいえば早くても6時から8時、9時台までが時間帯だとしても、1日の労働時間の関係がなかなか厳しくて、運転手の確保が厳しいというところにも至っているのではないかなと思います。そういった面で、今の地域での運転手の確保というのが、制度と人材とのバランスが大きく崩れているということが実際あるのかどうか、その辺というのは捉えているのでしょうか。
質問 6番 中田磨
地域公共交通網の計画、問題のスタートラインの話だから。
答弁 総合政策課長 大河原教行
バス事業者のほうへのヒアリングのほうも行っております。その中で、やはり朝の便というのは学生、通勤含めて、皆さん乗車されるということで、そこは市内、町内で走っている路線がたくさんありますので、そこの朝のところの運転手の確保というのは必ずしなければならないというのが実情であるというふうに聞いてございます。あと、その以降の昼間の便というのが、やはり乗車が少ないというところもあって、ただ、運転手というのは確保しなければならないという課題もあるというふうに聞いてございます。今、様々な制度、変わったというところでの影響については、まだ、そのヒアリングの中ではちょっとお聞きはできていないような状況でございます。
質問 6番 中田磨
今議長からの指摘もありましたけれども、なぜ地域公共交通計画の中の課題が整理されて遠矢地域で実証実験をされているのかという根幹にある問題点、それを課題解決したらどうなるんだということではなくて、その問題が今、現れてきていると、顕著に現れている部分の中でどうするかという話ですから、問題ないと思ってちょっと進めていきますけれども。そういった中で運転手の確保をしていかなければ、地域の公共交通網そのものが確保できないというところが大きな課題でもあります。そうした中で、札幌では、例えば夏休みを返上したら、別にボーナスを出すような形で働いてくださいということも、この間、新聞報道でもあるように、本当に深刻に路線を確保する人材、時間、それから単位が足りてきていないということが如実に現れているなというのもひしひしと感じています。こういった課題を、では遠矢地域がどういうふうな形で進めていくかということ、また、全体のバスの位置づけをどうしていくのかということは当然大事なことかというふうに思います。前期と今期の地域公共交通計画をちょっと見比べてみると、かなり中身が深まっているというか、具体的な課題解決に向けた内容に変化しているなというふうに私自身ちょっと捉えているのですけれども、その辺の特徴点がそういうところに合致しているのか、それ以外にも計画内容について位置づけや方針的なもので、ここ5年、3年の中でどういう変化が事情としてうかがえるのか、その点について、もし評価があれば答弁を求めたいと思います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
現在の地域公共交通計画は令和4年度に策定を終えまして、令和5年度からを計画期間としております。その改定に当たりましては、前回、令和2年、前期からの改定といろいろな情勢が変化を大きくしているところでございます。前期の計画に基づいて昆布森、別保でそれぞれ、デマンドを含めて交通体系の見直しというのが行われ、新しい公共交通計画においては、それらを踏まえて、次の段階として遠矢地域であったり、またセチリ太、イオン周辺部分のところが計画の中で考え方として位置づけられたというような流れとなっております。
質問 6番 中田磨
そうしたことをベースにしながら実証実験の中で工夫していくというか、利便性をできるだけ落とさないような形で確保していくということを、町としても協議会のほうでもいろいろ模索しながらの今回の取組だなというふうに捉えています。今回、バス路線については、一定短くして、そこから外れる部分をデマンドタクシーであったり、ぐるっ108という形でのコミュニティバスの活用で実施しようということでやられた中で、私もちょっと意見を聞いていて思ったのですけれどもきっとこれまでバス利用者そのものの声というのは、実際的にはそんなに町として捉えきれていなかったのではないかなと。今回の取組を通して、かなり実態をつかめているのではないかなというふうに捉えているのですけれども、その点について、こういった意見交換会や2月の説明会での状況で町が、平たく言うとカルチャーショックを受けたというか、思っていたのと違うのだなというようなことも含めて、住民と自分たちの考えていたものとの差というものを感じたのかどうか。そうではなくて、実は自分たちが思っていたものと合致していて、要望と自分たちの取組というのがかなりマッチしていたというような評価をしているのか。その辺というのはどの程度の受け止め方をしているのか、その辺の差異がどれくらいあったかなというのを捉えたかというのを聞きたいのですけれども。
答弁 総合政策課長 大河原教行
今、議員おっしゃったように遠矢線の実際の利用者というところの部分については、そんなにいないのではないかというようなお話もございました。令和2年に遠矢バスのアンケートを取りまして、公共交通計画の中にも記載はしているのですけれども、7割ぐらいは「乗ったことがない」というようなアンケートの中でも結果がございました。そのような中で、今回、実証実験を行いまして、延べ8か所で我々も事前説明会と意見交換会を行わせていただきまして、非常にたくさんの御意見を頂戴しています。運行実験開始前はバス会社を含めて、我々、内部でも協議して路線をつくり上げて、非常に地域の方に喜んでいただけるのではないかなというふうに始めたのですけれども、いざ御意見を聞きますと、非常に厳しい御意見をたくさん頂戴しているところでございます。そのあたりでいくと、実際、本当に生活でバスを利用されている方のお考えという部分と、バス会社含め我々で今回実験で行ったところについては、ニーズが若干合っていなかった部分というのも存在したのかなと。ただ、一方では、よかったよという御意見もいただいてはおりますので、そのあたりも含めて、今後もう一回実験をやりますので、つなげていきたいなというふうに考えてございます。
質問 6番 中田磨
一つは令和2年のときのアンケート、そのときにもきっとあったのは、今は乗らないけれども、バスには関心がある人って結構多かったと思うのですよ。今、7割の方、乗っていないという回答で終わてしまうと、その後もずっと7割乗らないのかなと思うかもしれませんけれども、ただ、このまま高齢になって車を離したときには、やっぱりバスに期待する声、将来、バスがここにあるから住み続けられるのだという期待というのは、ベースにあるというふうに捉えているのです。それが一つと、バス自体の運行の仕方が、為国先生も今回参加されていて、ほかの過疎でバスがなくなっているところと釧路町や遠矢というのはちょっと事情が違うのだと、環境が違うのだということなども含めて、いろいろ住民の方と交流されてよかったなというふうに思って聞いていたのですけれども。私も以前、一般質問しましたけれども遠矢の中で一定の生活が成り立つ施設が幾つかあると。ただ、それでは不十分だということで、町場に買物に行ったり、大きな病院に行ったりということでの接続がないとなかなか生活が厳しいという方が、やはり今後さらに増えてくると。車があればいつでも行けるということですけれども、それを今度は車が使えない状態の生活をどうするかというのが地域公共交通のベースの考え方ですから、やっぱりそこに向けて必要性、どういう形がいいのかということをやっていく必要があるというふうに思うのですけれども。今回ちょっと私の感じたのは、35番、遠矢線が短くなりますよと。その部分をほかは補完できるのですよということが、機能としてはちょっと不十分だったかな。先ほども答弁があったのですけれども、それこそ接続ができない。要するに接続するためのデマンド交通だったりということの取扱いだったとしたならば、ちょっとそこが不十分だったよ。でも、そこを直せば、よくなるのではないかという期待の声も結構あったかなと思うので、そこは今回の実証実験の結果というものについては真摯に受け止めるべき課題だなと思っています。一方で、私がもう一つ感じたのは、先ほども言った町の考えの提案を受け止める側と住民が求めているものを受け止める町と言っていいのかな、町の受け止め方。今回の意見交換会などの主催というのは町ではないのですよね、協議会ですよね。改めて、そこを確認します、すいません。
答弁 総合政策課長 大河原教行
実験運行の主催自体は釧路町地域活性化協議会でございますが、我々町職員、事務局でおりますので共同開催といいますか、一緒に行っている、町でやっている部分も含めてやっております。
質問 6番 中田磨
委嘱されている団体ですよね、ある意味。町が、附属ではないけれども、団体を立ち上げて、考える会としてやっていて、町も参加しているということですから、釧路町主催ではないのですよね。そういう意味では、協議会として地域の声を聞いて、計画作成やいろいろな情報提供をする、情報収集に当たったというふうに捉えているのです。そうであれば、そういう視点をもっと持って、行政の押しつけ型ではなくて、もっともっと住民の声を受け止める、もっともっと町の考え方や現状について知ってもらえる機会を、単にバス運行のことに特化せずに、地域公共交通というものを醸成していくような取組のことをしても、住民は関心あることにはどんどん情報をくれるし聞きたいと思うし、そういった取組をやっていく必要があるのではないかなと思います。そういう意味では、3月に答弁ありましたけれども、具体的な実施については来年の10月のダイヤ改正時期を目指すということになっていますから、もう一回、実証実験やりますということなのですけれども、やっぱりこの1年間の中でもっともっと地域要望や利便性について取組を強化していく、重ねていくということなども、計画どおり、スケジュールどおりというよりは、もっと綿密な意思疎通をしていくということが対策として必要だし、そうでなければ公共交通網計画に書かれている内容もやっぱり伝わらないと思うのです。書いただけではなくて、これは共有しなければ解決の道が難しい課題であるというふうに考えていますので、ここを大事にした取組というのを、これからやっていただきたいというふうに思うのですけれども、その点について、ちょっと厳しいというか大変な作業かもしれませんけれども、具体化してほしいなというふうに捉えるわけです。けれども、町の見解を伺います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
今回の実証実験ですね、バス会社、地域の皆さんとつくり上げながら、声をいただきながら、できるだけ丁寧に進めているところでございます。今、秋口をめどに、もう一回実証実験を行いたいというふうに考えてございます。ただ、バス会社としては、実験を行ってからあまり期間が空いてしまうと、本運行までに期間が空いてしまうと、それもよくないのではないかというお話もいただいておりまして、本運行時期については早めたほうがいいというのはバス会社からのいただいている意見です。ただ、そのあたり、実際の本運行をいつにするか、それまでできるだけ御意見を頂戴しながら、より多くの方に御利用いただけるというのが主眼でございますので、そのあたりがうまく実現できるように進めてまいりたいというふうに考えてございます。
質問 6番 中田磨
1番目、2番目、混ざる部分もちょっとありますけれども、現時点での地域要望というか利用者の声との関係でいくと、私もちょっと聞いていて、大変かなと思っていたのが、まず日中の話です、前後は変わらないという前提なので真ん中の話をしますけれど、イオン釧路店に行けば、大体の方が、多くの方が用が足りるのではないか。接続のバスについても、あそこに行けば何とかなるという話を聞かせてもらっていたのですけれども、実際利用している方にとっては慣れないこともあったのか、行ってしまってから、次に対しての情報がかなり薄いと、吸収できていない方、もっと言うと車を持っていない方が中心のバス利用者ということを前提にしてお話もしたいなと思うのですけれども。ということになると、あそこに行ってからどうしたらいいのだろうというのに、本当に不安な声があって、2月の実証実験だけではちょっとなじまないというか、理解しきれないところというのが、今回の結果でもあったと思うのです。ですから、言い方は悪いかもしれないけれども、慣れれば何とかなるからということを町や協議会が住民に押しつけてしまうと、そういうふうな押しつけ方でスタートさせてしまって、2年、3年たてば、1年すれば慣れるのではないのみたいな感覚でやってしまうと、地域の人は、それでまた拒否反応を起こしてしまったり、悪くなった、駄目になった、本当に前のほうがよかったという声が大きくなってくると。収拾つかなくなるので、そういうことは、さらに利用者や実証実験を進めるごとに増えるのだと。では、その人たちに理解してもらえるような取組を最初から考えて準備していこうというような形で実証実験もやっていかないと、結局、多かったのは、駅前に行けたのに、バスで駅に行けなくなったのだと、それが結構な割合で出てくるものですから、やっぱりそこの丁寧な扱いというのはさらに必要かなというふうに感じるのですけれども、そういった対策は改めて具体化していってもらいたいなと思うのですけれども、そういった課題解決に向けた取組が可能なのかどうか、考えているのかどうか、答弁を求めます。
答弁 総合政策課長 大河原教行
説明会や意見交換会で議員おっしゃったような意見、たくさん頂戴しております。何時のバスに乗ってイオンのここに行けば、サイネージの利用も含めて、次にこのバスに乗れば行けるよというような個人カードのようなものを作ったらどうかというところも、公共交通アドバイザーの先生にも御助言いただいています。あと、分かりやすい、例えばチラシで、このバスに乗って乗り換えれば何時に病院に行けますとかというようなモデルケースのようなものを示しながら御利用いただくというような形も一つ考えてございます。あと、バス会社のほうでは、御乗車いただけるということであれば、やはり利用者ファーストの考えに立って、随時、声が大きければ見直すということも可能だというふうにおっしゃっていますので、そのあたり、やはりきちんと利用者の御利用しやすいような環境というのをつくってまいりたいというふうに考えてございます。
質問 6番 中田磨
お金もかかるし、できるかどうか全く分からないのですけれども、添乗員みたいな人をつけて、例えば、私どこどこへ行きたいのだけれどとバスに乗った人がその人に聞いたら、こうですと説明してあげるようなこと。運転手が全部やってくれればいいのです。僕も全然知らないところでバスに乗ると、どこどこ次に行きたいのだけれども乗り継ぎどこなのと運転手によく聞くこともあるのですけれども、釧路は違いますけれども、ほかのところへ行くと、会社違うと分かりませんと、乗り場はどこですかといったら、知っていても知りませんというような感じで、次に行くところが結構不安だと、本当に乗っていても不安でしかないし、今言う、駅前からだったら覚えているけれどもイオンからだったら分からないのだというところの解決をどうやってできるかというのは、今みたいな紙やね主要なところは展示するとかあと今みたいにちょっと声かけてくれれば伝えられるのだみたいな人が、交通誘導員みたいな形でいると、ちょっと違うのかなというのは感じていたところです。スマホで調べてと言っても分からない人は分からないですから、それくらい分からない人は分からないということを、ちょっと理解しておいていただきたいなというふうに思います。そういったことが、行った先での対策にもつながってくると思いますので、3点目に入りますけれども、接続の問題というのは、やっぱりそこなのですよね。どこへ行ったら、次にどうすればいいの。特にイオン周辺のバス停というのがちょっと点在しているというところもありますし、今回の遠矢線については全て店舗側にあってよかったという声とか、乗り場が変わらないから助かると。ただ、一般的に今の状態ですけれども、もう20年以上前から同じ話出ますけれども、信号のないところをバス利用者とか店舗利用者がどんどん渡っていて危ないのだという声も、やっぱり潜在しているなということを考えると、バスに乗る場所ももっと集約化することで行き先が分かりやすくなったり、バスへ乗るのだったら、この周辺に集まればいろいろなことが掲示されていて分かるよとかいうふうになってくるかなと思うのです。例えばイオン昭和店などは、構造上かもしれませんけれども、駐車場も突き抜けて店舗のところまでバス停留所、来ていますよね。だけれど釧路店は国道沿いに3か所に分かれていると。であれば、店舗併設型のバスターミナルだったり、平面でもいいので、施設の利用と接続できるようなバスの集約点みたいなものができてくれば行った方がそんなに迷わないで乗れるし、あそこにバスあるよと運転手が教えてくれれば、それに乗り込めるとか、あそこで待ってなと言ったら行けるような、そういったようなバスターミナル構想などもしっかり持ってやることによって、必要があるのではないかなというふうに思うのですけれども。特に道改法でしたか、地域公共交通網計画でしたか、たしか釧路駅前とイオン釧路店と昭和店は、そういったバス公共交通の拠点ハブ化構想の中に位置づけられていたと思うのですけれども、そういう意味では釧路店だけはそういう軸がちょっとぶれているというか、見えにくいというか。バス路線はいっぱい入っているのだけれども、なってないという状況ですから、そういった点でも構想として持っていく必要性はあるのではないかなと思うのですけれども、そういうバス利用者にとって分かりやすい施設整備というのは考えられないのか、答弁を求めたいと思います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
公共交通計画策定した中で、議員おっしゃっていただいたイオン周辺の交通安全を含めたバスの停留所の状況というのは課題として押さえてございます。また、イオン釧路店は釧路駅に次いで乗降数が多いバス停ということで、そういったハブ化というところも、公共交通計画の中では一つ位置づけているところでございます。現状の中で、3つのバス停のところをいかに集約して、信号のないところを渡らないようにできるかという部分の検討であるとか、そのほか、ターミナルというお話も出ましたけれども、バスをイオン釧路店で集約して、どういった形でハブ化していくのがいいのかというところは、公共交通活性化協議会のメンバー含めて、検討・協議はしているところでございます。
質問 6番 中田磨
遠矢のこういった新しい取組の中で、私も地域の声って、バスに関することって、なかなか聞けてはいなかったのですけれども、聞けば聞くほど、大変だな、もっとよくなってほしい、本当に期待しているということが高まっていますから、そこら辺はしっかりと受け止めるということと、それに期待に応えるような取組ということが必要かなというふうに思います。将来に向けた構想の柔軟性については、私も以前ちょっと言ったかもしれませんけれども一般質問で、コミュニティバス、巡回バスをぐるぐる出しながら、遠矢の拠点から町場、今回はイオンというふうに特定されているような形になっていますけれども、私は駅までというのは、イメージとして駅を切られると思わなかったので、そこも削ったのだなというのは構想を見て思ったのですけれども、利用者数とかいろいろあって決めたのだろうなと思うのですけれども。1時間に1本も含めた時間の存り方や、バスの利用者の増加で、特に買物で行く方もそうですけれども、セチリ太周辺の医療関係の施設に行くという方も多いのですよね。今回、説明会聞くと、今回通らないところでも、病院の前、通れるようなことも検証していきたいということで出ていましたから、結構喜ばれていたのです。喜ばれるということは大事なのですよ。希望があって、希望がかなうのだと言えば、それに沿って、もしかして町は動いてくれるのではないか。そうなって利用しやすくなると自分たちももっと利用しようと。そうなると乗降者が増えると。バスのほうも、ここは利用者多いから残さなくてはいけないのだというふうに、やっぱり好循環になるような話し合いとか、ここまで話をしたから頑張ってやっていこうというふうに地域の期待に応えるということを、町も事業所もやっていけるというようなところを結びつける仕事を町としてしっかりやってもらえればいいと思いますので、利用者の声を踏まえるというだけではなくて、期待に応えるということをしっかりと位置づけながら柔軟に持ってもらいたいというふうに思いますが、そういった住民の期待に応える公共交通網の整備の町としての位置づけ、役割を果たすということについてはしっかり責任を持つ考えを持っているのか、その点について、まず答弁を求めたいと思います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
先ほども御答弁させていただきましたが、実験始める前は、非常に住民の皆さん喜んでいただけるのではないかというふうに思っていたところでした。実際は、非常に厳しい御意見を頂戴したのですけれども。さらに、そこから御意見を頂戴して、改善して、今議員おっしゃったような期待に応えるというところを一つでも進めてまいりたいというふうに考えてございます。
質問 6番 中田磨
4点目の話をするのですけれども、いろいろ課題はあるかもしれないのですけれども、中学生等のバス利用についても、もっともっと今後検証していってもいいのではないかなというふうに思うのです。例えば今、東陽の地域は路線バスを活用した通学というのが認められて、その利用料については町が全面的に補助する形で、スクールバスからの転用ということも含めて実施されてきているわけです。遠矢にせよ、セチリ太とにせよ、運行がスクール用に、基本的には線を引いていないというのはまだまだ課題かもしれませんけれども、利用できるのですというふうになれば、また線の考え方も、バス事業所も考えていただけるし、通学バスとして一定使えるようになると、当然乗降率も上がっていくということは、東陽の生徒が利用したことによって、それは実績としてあるわけです。そういった意味では、遠矢にせよ、北見団地とか新開の向こう側の子たちにせよ、送迎している保護者の方もいらっしゃいますけれども、基本的には歩いて通っている中で、そういった路線バスを活用した通学なども、基準はどこかで決めなくてはいけないし、教育委員会とも協議しなければならない課題ではありますけれども、まず町がバスの利用率を高めると、利用形態についても、いろいろな人が利用できる中に、そういった通学をする人たちの利用も認めていくということを考えていくことによって、さらなる需要と供給で、バス会社から利用者が増えましたというふうに言ってくれると、またバス路線の維持についても先が見えるし、子供たちにとっても、今まで歩いていたのが、バスに乗ったら学校行けるのだということで利便性がよくなったというふうに思えれば、それはもうウィン・ウィンな関係なのです。ということを含めて、いろいろなところで路線バスを活用した通学についても、どこまでできるのかというのは、ちょっと私も見当つかないですけれども、やっぱりそういった柔軟な考え方を持った、いろいろなバスの発展をさらに求めていくということは大事かなというふうに考えているわけですけれども、そういった視点での協議や考え方というのが町として持てるのかどうか、その点について答弁を求めたいと思います。
答弁 町長 小松茂
今、路線バスの活用の一つとして通学にも活用できないかという提言ございました。今の提言を大変貴重な提言だと思っております。これは教育委員会含め、それからバス事業者がどういった路線コースをつくり、時間設定ができるのか、そういったことも含めて様々な課題はありますけれども、これから議論し、そしてその方向性を見いだすには十分価値のある提案だというふうに思っておりますので、教育部局ともしっかり連携を取りながら、またバス事業者の状況なども加味しながら、その点について少し研究をさせていただきたいというふうに思います。
質問 6番 中田磨
最後、今後の課題ということで、この間も幾つか課題整理しながら、一つでも課題が解決できるのかということも含めて、質疑させていただいたというふうに考えています。一つは、住民のニーズというのが、大変難しい部分というのも感じているところがあると思うのです。デマンドバスとかデマンドタクシーになってしまったら、またちょっと質が違うから置いておきたいと思うのですけれども、やっぱり最後の希望はドア・ツー・ドアだったのです、聞いていると。家の近く、その施設の近くで降りたい、帰ってきたいということがニーズになって、そうなったら高くてもタクシー乗るしかないと、僕もちょっと感じながら。タクシーも、今は公共交通の位置づけになっていますから、そういった点では選択肢だと思うのです。そこまでするのだったらタクシー使いましょうと。いやそうではなくて拠点と拠点の移動だったらバスを使いましょう。そういうものがないところは、町がデマンド交通を活用した地域の利便性を最低限保障して守っていきましょうというところの役割分担もしながら、公共交通の役割分担していくということが大事かなというふうに思っています。今回、話から抜けてしまったのが、JRなのです。駅へ行きたいという遠矢の人は、ふと考えたら、JRに乗れば駅へ真っすぐ行けるのになと思うのですけれども、見ると路線がほとんどないのです。日中の「おおぞら」に接続する時間帯のJRがなかなかなかったり、JRにまず行ってから、そこから移動するにしても、なかなかJRをベースにしてやることができない。最後は、JR遠矢駅に着いてから、家に帰るまでの交通手段がないのです。だから、路線バスも、その前に停留所あるわけでもなしというふうになると、前、話したときは、JRの駅も含めたぐるっ108などの活用が、そこも拠点にして、JRで帰ってきたら、それに乗れば自分の家の近くまで行けるよという巡回バスがあるといいなと思うのですけれども、この部分の視点って、今回は全くなかったのかなというのがちょっと感じられていて、路線バスの接続だけに特化したバスの運行だったのですけれども。JRも、釧網線も花咲線も守っていかなくてはならない路線ですから、例えば、そこにも、遠矢の地域の人が活用しやすいような道路整備というのが、遠矢の中でどう構築できるのだろうか。いや、今すぐできなくてもいいのです。順番にやっていった中に、遠矢駅も軸にした、JRも軸にしたものが併用してできるような展望というのが持たなければ、今度JRの釧網線なくなりますよといって焦ったときに、そういえば、そこを使うような施策は町にはなかったということになると、要望していても、本当に利用するのですかと言われてしまうわけですから、そういった意味も、今後の課題の中にしっかりと入れておいて利用する。逆に言うと、さっき言ったイオンまでしか行けないのだったら、JR使えば駅へ行けるというふうに気軽に言えるような地域公共交通網が整備されていないと、本来、駄目ですよねということも、きちんと提案していくとか、そういったことが私自身、ちょっと今後の課題として持っているものですから、そこら辺について町の認識を、最後、この質問の中で聞きたいなというふうに思います。
答弁 総合政策課長 大河原教行
私のほうでもJR釧網線との、今の35番のバスの接続、確認したのですけれども、本当に、駅に着いてから40分ぐらい待つとか、いろいろな不具合というか、地域の方との意見交換の中でも、そんなにJRを当てにしていないというか、御利用がないのではないかというような肌感覚では受け止めております。ただ、議員おっしゃるように、公共交通としてJRというのも非常に大切な路線でございますので、今後、活性化協議会の中でも、このJRのところも含めた遠矢の公共交通の在り方というのはきちんと整理していかなければならないなというふうに捉えましたので、その部分については協議しながら進めさせていただきたいと思います。
質問 6番 中田磨
これまでというか、デマンドバス等をやる前という意味ですけれども、直接、町が運行に関わるということがなかったです。それを今、遠矢も含めて、別保も含めて、昆布森を含めて実施してきているということは、なかなか脆弱となってきた地域の足の確保の補完作業を自治体がしていくという役割が大きく求められる時代に入っているということなので、ぜひ、その辺の、地域の厳しい公共交通網の補完機能を有する町の役割というものを意識して取り組んでいただきたいということは望みたいというふうに思います。