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釧路町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日

釧路町における、防災・減災について

2023年12月6日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「釧路町における、防災・減災について」質問し、町長 小松茂、教育長 辻川尚志、防災安全課長 藤井正樹が答弁しました。

質問者
川村真一 議員
答弁者
町長 小松茂、教育長 辻川尚志、防災安全課長 藤井正樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 川村真一

それでは、2件目入ります。釧路町における防災・減災について。①各エリアで行われた防災訓練の成果と課題は、②課題解決に向けた今後のビジョンは、③緊急時におけるヘリポートの設置状況と課題は、こちらを御答弁願います。

答弁 町長 小松茂

釧路町における防災・減災についてということで、各エリアで行われた防災訓練の成果と課題についての御質問ですが、町が主催をする避難訓練につきまして、御答弁をさせていただきます。令和4年7月の日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の被害想定の公表以降におきましては、巨大地震を想定した避難訓練を中心に実施をしており、令和4年8月及び令和5年10月にはセチリ太、令和5年2月には昆布森、令和5年8月には別保、東陽において実施したほか、今週9日には遠矢地域における訓練を実施する予定であります。各エリアにおける避難訓練の成果といたしましては、それぞれのエリアによって異なる想定被害からの的確な避難方法や早期避難の重要性について理解を深めていただくことができたものと認識をしております。課題としましては、避難訓練等の回数を重ねることで、正しい避難行動の習慣づけに向けた取組を進めることが課題であると捉えております。次に、課題解決に向けた今後のビジョンでありますが、いかなる災害においても、自らの命を自らが守る自助と近所や地域の助け合いによる共助の重要性について、町民の皆様に理解を深めていただき、一人でも多くの命を守ることのできる人づくり、地域づくりを進めてまいりたいと考えております。次に、3つ目の緊急時における、ヘリポートの設置状況と課題についての御質問ですが、釧路町地域防災計画において、町内小中学校グラウンドを中心に、町内19か所のヘリコプターの着陸可能地を確保しており、災害時には当該候補地が優先的に使用されることを想定しております。この19か所の土地については、3か所が芝で、16か所が主に砂や土となっており、芝以外の場所については、ヘリコプターの離着陸時に生じる土ぼこりや小石などの飛散による近隣の建物への影響が課題であると捉えております。私からは、以上であります。

答弁 教育長 辻川尚志

7番、川村議員の釧路町における防災・減災についての御質問の1つ目、各エリアで行われた防災訓練の成果と課題はについてでありますが、教育委員会において管理している施設での防災訓練実施状況としましては、令和5年8月に実施した別保地区対象の釧路町避難訓練において、別保小学校、別保中学校を避難所として開設、令和5年10月に実施したセチリ太地区対象の釧路町総合防災訓練において、富原小学校、富原中学校、総合体育館を避難所として開設し、避難訓練を行っており、災害時における的確な対応及び防災意識の向上につながっているものと認識しております。防災訓練において、教育委員会として捉えている課題はございませんが、防災担当部署と協力し、実施してまいりたいと考えております。次に、2つ目の課題解決に向けた今後のビジョンはについてでありますが、小中学校、体育施設、社会教育施設は、避難場所及び避難所に指定され、地域の防災拠点として位置づけられていることから、教育委員会、学校、防災担当部署、地域が連携し、課題に取り組んでまいりたいと考えております。次に、3つ目の緊急時における、ヘリポートの設置状況と課題はについてでありますが、教育委員会において管理している施設の災害時におけるヘリコプター着陸可能地として、町内小中学校グラウンドのほか、旧仙鳳趾小学校グラウンド、多目的グラウンド、野球場、郷土資料館グラウンド、東遠野分館グラウンドを確保しております。課題といたしましては、ヘリコプターの離着陸時に生じる土ぼこりや小石等の飛散による校舎等の建物への影響が課題と捉えております。以上でございます。

質問 7番 川村真一

御答弁ありがとうございました。まず、1つ目の各エリアで行われた防災訓練の成果と課題はといった部分でございますが、私、セチリ太の訓練に参加させていただきました。残念ながら、ちょっと避難訓練はできなかったのですけれども、その後の各種救助のものとか、そういった訓練を見させていただきました。消防と自衛隊が、各救助の、実際にこのように救助をするのですというのももう間近で見られましたし、あとやはりそこに携わる消防団の方、もう一生懸命やってくれていたのを見ました。その会場も、企業とか行政による出展をしていただいたのがありまして、これ、本当何か見に来て勉強になるなというふうにも思いましたし、実際、私、そこに開発局の大型ポンプ車が来ていまして、そこの人と話ししたところ、そういった大型ポンプ車は全道に38台あると、そのうち釧路管内に配備されているのは4台配備されています。そのうちの1台が釧路市にあって、あとの3台はどこにあるかといったら、標茶にあるという話だったのです。なぜ、これ、やっぱり人口規模からいったら釧路市とか釧路町辺りに配備しとくべきなのではないのですかという話したら、一番津波が来ても安全な場所で、各釧路管内地域に行くのに一番ふさわしいのは標茶なのですという話をされたときに、やはりこの釧路市とか釧路町というのは、厚岸とかも海岸線みんなそうですけれども、津波においては非常に弱いまちで、それを助けるためのこの行政、開発局とかもしっかりと考えられて配備されている、場所とかもしっかり考えられたものなのだなと。逆に、釧路は本当に危ないのだなと、またちょっと危機感を感じたぐらいで、そういったやり取りによって新たな危機感を感じることも、これまた一つ勉強になりましたし、そういったものを一般の方に感じていただくのが大事かなというふうに思いました。それで、これ、各地域でああいった催しがあるときに、出展された方々、開発局とか、あとWi─Fiのアンテナ立てるところとかと、あの方々、大体同じ規模で集まるらしいのです。これ、釧路以外でも。そういったイベントといったらあれなのですけれども、そういった訓練があったときに、あの方々が集まったときの来ている人、参加している、見に来ている人の参加者数というのは大体どれぐらいあるかというのを把握されていますか。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

大変申し訳ございません。その数については把握してございません。

質問 7番 川村真一

ちなみに、セチリ太の訓練のときには、一般参加者、大体どれぐらいいらっしゃいましたか。避難訓練ではなくて、その後の訓練の模様とかで一般参加者どれぐらいいたかというのを把握されていたら、お答え願いたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

約140名ほどと捉えております。

質問 7番 川村真一

そこで、そこに出展されている方でたまたま知り合いの人がいたのです。その方に言われたのが、釧路町、大丈夫かいと言われたのです。その方、根室とか道内いろいろなところでそういうところに出展しているのですけれども、大体2,000人から3,000人ぐらい集まるらしいです。その人が大丈夫かいと言ったのは、こんなに人呼べていないところはないよというふうにも言われました。やはり、こういった防災訓練の成果もそうですし、課題として捉えていると思います。恐らく、その参加者数でいくと。もう一度、明確に、これは誰を対象に行うものかとか、目的といったものをしっかりともう一回見直さないと、そこの参加者、誰を呼んだらいいものなのか、対象を例えば児童生徒、学生にするのであれば、あの日時がふさわしかったのかどうかというところも、今後の課題解決に向けていかないといけないというふうに思いますけれども、そういった部分で、その参加者数に関して、今、担当課でどのように捉えているか、お聞かせ願いたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

昨日の一般質問の中でも同様のような御指摘ございまして、当課といたしましても、当然、防災の総合防災訓練に限らず、一連のそういった防災の訓練・研修等にも参加については大変少ないということは、本当に大変痛感しているところでございます。議員御指摘のとおり、今後、他市町村でも行っている防災訓練でもそういった千人単位の人数が集まっているということも承知してございますので、鋭意その辺は工夫してまいりたいなというふうに考えます。

質問 7番 川村真一

本当に内容がすばらしかったからこそ、本当、その参加者数が少なかったのが残念だなと思ってこの質問をさせてもらっています。2番目の課題解決に向けた今後のビジョンはといった部分でも、本当にそこに人が集まった中で見せる防災訓練、これできることが一番なのではないかなというふうに思います。例えば、防災フェスとか、そういった名前も柔らかくするとか、ただ緊急というようなこと考えたらあまりにぎやかなものはふさわしくないかもしれないですし、そこで太鼓をたたいたりとかするのはちょっと意味が変わってきてしまうので。ただ、これちょっと休める場所がなくて、時間も結構3時間ぐらいそこにいるような感じだったのですけれども、ちょっと休めるような場所もなかったので、そういったものの設置とか。あと、やはり消防署員、消防団員、そして自衛隊員を見るいい機会なので、これはやはり子供たちが見ても喜ぶのではないかなというふうに思います。また、消防団員の拡充に関してのいい啓蒙、啓発になるのかなというふうに思いますので、今後またそういった部分で、人が集まる総合防災訓練というのに努めていっていただきたいなというふうに思っておりますけれども、先ほどの答弁と同じになりますので、ここは答弁よろしいです。3つ目に入ります。緊急時におけるヘリポートの設置状況と課題はということで、答弁いただきました町内に19か所がありまして、3か所芝ということなのですけれども、この3か所をちょっと教えていただきたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

3か所の芝につきましては、1か所が別保中学校が一部芝生という形になっております。あと2か所につきましては、1か所が遠矢支所裏の多目的広場、もう1か所がメモリアルパーク別保公園と合計3か所となってございます。

質問 7番 川村真一

これ、セチリ太には芝の緊急ヘリポートはないということで理解させていただきます。防災訓練のときに、ヘリも来たわけです。要救助者を救助した後の搬送といったものも、実際に見させていただきました。ヘリがこれから来ますという前に、消防団員と消防署員が一生懸命グラウンドに水をまき始めたわけです。消防ポンプ車でホースを使って水をまき始めました。これは、当然土ぼこりが立たないための対策なのだろうなと思いましたけれども。これ、実際災害が起きているとき、緊急時にそんなことできるかといったら絶対できないのです。そんな水などまいている暇はないというふうに思います。そうなると、やはり芝のヘリポートというのが大事だと、これもう全国的に言われています。今、全国の小中学校のグラウンドもうほとんど土のグラウンドなのですけれども、それを芝化するというのもどんどん動きがあります。今回のセチリ太の訓練で、あの場所に高架線があってもヘリが到着できるのが実際に証明されたわけで、では、あとそこに何が必要かとなると、やはり芝化された、特に埋立てされた土地においては、これまでの震災のときに実際に症状として出てしまったのが液状化現象による、通常緊急ヘリポートとして指定されている場所がほとんど使い物にならなかったということなのです。辛うじて芝であるところは何とかまだ使えましたという、そういった結果もありますので、ぜひ。また、私が一番求めるのは、緊急ヘリポート場を全て芝化にすることが一番ですけれども、まずは絞って。例えば、この間セチリ太で着陸された、あれは総合運動公園内のサッカー場ではないですよね、多目的コートであったか、あそこをまず芝化してもらうのが一番かなというふうに思います。私、過去の質問にもありました。あそこサッカー場として使われていますので、サッカー場の芝化といった部分にもつながりますので、これ災害対策で芝化することによって、またそこで使用される子供たちに対しても体に対してもいいことになりますので、そこの芝化というのを今後ちょっと議論というか進めていっていただきたいなというふうに思います。また、その芝化もいろいろな工法がありますけれども、ある程度下まで、液状化現象にならない方法というのも今あるみたいですので、そういった部分で進めていってほしいなというふうに思うのですけれども、そこに対して、今後、釧路町の考えというのを町長からお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 小松茂

今、ヘリが訓練の段階で、いわゆる下りられないのではないかという、ずっと懸念もありましたが、今回の訓練でそれが実現をしてくれたということで、我々も自衛隊の部隊の皆さんには大変感謝しているところであります。総合防災訓練の中で、ヘリを活用して大規模なものというのはなかなか今まで、過去にはノーザン・レスキュー、いわゆる自衛隊が主導して、このエリア全体でやった訓練がありました。実は、あのときに大型のヘリが町内にもう下りられない、いわゆる訓練で下りても、いわゆるいろいろな施設の窓ガラスだとかそういったものを壊してしまう懸念があるという、そういうことで大変苦労をされたという記憶が残っております。実際に災害が起きた場合、そういったことを言っておられませんし、もちろん議員御指摘のように水をまく、そんな余裕などないというふうに思います。そうなると、さらに大きな大型のヘリが下りて支援の物資なり様々な支援活動が行われるであろうというふうに想定されます。そういう意味では、今現在使っているサッカー場は、やっぱり芝化をすることは大変有意義なことになろうというふうに思っておりますので。問題は、財源の確保、それから様々な制度活用、こういったことを少し研究をさせていただいて、何とかあそこを芝化できるように、最善の努力をしてまいりたいというふうに思います。

質問 7番 川村真一

本当に、芝化でも、当然、防災、生活につながることですし、子供たちが普段の練習から使うサッカー場が芝化するのもいいことですし、その芝化によって、実は大学の合宿誘致とかにつながる例もあるわけです。実際、釧路市の阿寒町で、グラウンドを芝化したことによって東京の大学が合宿に来ると、こういった合宿誘致にもつながるわけでございますので、ぜひ町としてもいろいろ研究調査していただいて、前に進めていただきたいなというふうに思います。終わります。

出典:釧路町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる