釧路町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日
ふるさと納税の推進について
2023年3月7日、釧路町議会の一般質問で、佐々木洋平議員が「ふるさと納税の推進について」質問し、町長 小松茂、ふるさと納税推進室長 須藤一紀が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木洋平 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、ふるさと納税推進室長 須藤一紀
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 佐々木洋平
それでは、2件目に移りたいと思います。ふるさと納税の推進についてです。町長の執行方針にもありましたとおり、ふるさと納税推進室が設置され、見込みではありますが、令和4年度の寄附額が前年度比の1.8倍になるということで、大きな成果が上がってきているところでありますし、財源の確保だけではなくて、町の産業活性化や町のPRという面でも大変期待ができると思います。そこで、2点についてお聞きします。1点目が、当町におけるふるさと納税の推移と課題は、2点目が、返礼品の現状と新規開発の考えは、答弁をよろしくお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
ふるさと納税の推進についてということで、当町におけるふるさと納税の推移と課題についての御質問ですが、令和元年6月1日のふるさと納税に係る指定制度移行後の推移としてお答えをさせていただきますが、令和元年度の寄附件数が4,074件、寄附金額が5,113万2,000円、令和2年度の寄附件数が1万7,585件、寄附金額が2億8,141万1,000円、令和3年度の寄附件数が3万7,081件、寄附金額が5億7,367万3,000円、令和4年度の1月末で令和5年度の1月末時点ということで申し上げますと、寄附件数が7万197件、寄附金額が10億180万9,000円と推移をしております。また、課題といたしましては、特に人気の高い返礼品の在庫の確保と、1年間で最も寄附が集中いたします12月の出荷体制の構築、これが課題となっております。次に、返礼品の現状と新規開発の考えについての御質問でございますが、返礼品の現状としましては、イクラをはじめとした魚介類や牛ハラミなどの肉類に人気が、今、集中している状況にあります。なお、人気が集中することで在庫不足となり、寄附の受付を停止せざるを得ない場合があることから、これが課題となっております。また、新規返礼品の開発としましては、常にふるさと納税の動向を踏まえながら、返礼品の提供事業者と連携しながら開発を進めているところであります。以上であります。
質問 12番 佐々木洋平
今、答弁の中に、令和元年の6月1日以降の伸びについて答弁を頂きました。本当にすばらしい伸びを見せているわけですし、数字としては、もちろんこれで理解できるわけですが、現段階で年末の駆け込みの12月が一番返礼品の出荷が大変で課題となっているという答弁ありましたけれども、昨年12月の納税の際の人気の返礼品はどのようなものだったのか、お聞きしたいと思います。
答弁 ふるさと納税推進室長 須藤一紀(ふるさと納税推進室長は2023年3月まで)
昨年の4月から12月までの期間でお答えさせていただきたいと思います。上位5品について答弁させていただきます。1番目が、イクラのしょうゆ漬け250グラム、これが3万2,006件となってございます。2番目が、牛ハラミ250グラムの2パック、これが4,421件、3番目が、イクラのしょうゆ漬け500グラム、3,458件、4番目が、イクラしょうゆ漬け250グラムのが2パック、これが3,166件、5番目が、銀ダラみそ漬け3切れ3個セットが3,020件というような状況になっております。上位5品目で約67%ほど、全体の67%ほどを占めている状況でございます。
質問 12番 佐々木洋平
人気品目を教えていただきましたが、今回質問に当たり、ポータルサイトを幾つか調べさせていただきました。例えば、さとふるというサイトで検索しますと、釧路町と入力したときに、586件の返礼品がヒットします。ということは、586件の返礼品を準備しているのだなということが分かるわけですけれども、今、人気でありましたイクラというふうに検索をかけますと、さとふるのサイトでは1万件以上がヒットします。1ページ目には60件の全国のイクラが載るわけですが、なんと、その1ページ目の10位以内に釧路町が載っているのですよ。本当に驚きまして、伸び率が高いというのは町長ももちろん認識されていると思うのですが、このサイトの1ページ目、表紙を飾るところに釧路町が来ているという、その実態まで町長は把握されておりますでしょうか。
答弁 町長 小松茂
把握しております。いかに納税を希望する方々に目につきやすいサイトに、当町がランキングされているということであります。これは、本当に職員の努力のたまものだというふうに思ってきております。
質問 12番 佐々木洋平
町長もいろいろな場での挨拶でふるさと納税の伸びがすごいと、納税者への感謝と町のPRになっているという挨拶にされるわけですが、まさに、2つのサイトで調べて、両方とも、このイクラではトップページに釧路町が出てくると。使われている写真、サムネイル写真についても、全国の人気自治体にも決して引けを取らないすばらしいイクラの写真が使われておりまして、まさに、職員の皆様方の御努力、大きく評価されるべきものだなというふうに見ていて思いました。それを見ながら、反対に心配になったのが、まさにその返礼品の数が足りてくるのかというところと、推進室をつくりましたが、人員配置として、このままでこの人員で間に合っていくのかという懸念さえ感じるほど、これから人気が出るのではないかというふうに感じていますが、現状としてどのような捉えかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 小松茂
今、佐々木議員のほうから、体制の在り方についての御質問でございます。給付額が増えれば増えるほど、様々な作業というのが増えてまいります。一方では、ある一定額を超えますと、委託をかけたり、いろいろな手法がございまして、そういったことをやりながら業務をこなしていくと。何よりも寄附者に不便を与えない、それから、不安を与えない、こういったことをしっかりやるための体制というのは当然つくっていかなければならないと思いますので、そういった、やっぱりほかの自治体の事例などを参考にしながら、体制の構築というのをやっぱり検討しなければならないだろうというふうに思っています。
質問 12番 佐々木洋平
町長の答弁のとおり、外部委託、アウトリーチしなければいけないところについてはしていきながら、納税者の皆様方に迷惑をかけないような体制はつくっていただきたいなというふうに思います。今回、サイトを調べさせていただいた際に、ふるさとチョイスアワードというのにエントリーをされている実態を見させていただきました。今回は「日本一遅咲きの桜が紡ぐ令和の花咲かじいさん」という物語を読ませていただきまして、これも、本当にストーリー性がすばらしいと思います。決算のときに結果を聞けるのを楽しみにしておりますけれども、ほかのサイト等でもこのような部門にエントリーしているようなことがあるのであれば教えていただきたいと思います。
答弁 ふるさと納税推進室長 須藤一紀(ふるさと納税推進室長は2023年3月まで)
すみません、お時間を頂きましてありがとうございます。ふるさとチョイスのみの企画でございますので、ほかにはございません。
質問 12番 佐々木洋平
そういうことですが、ああいうところにエントリーすることでも、また釧路町の名前が前に出ていくところにもなり得るかなと思いますので、何かありましたら、ぜひ、そういうところにエントリーするのも期待をしております。先ほどの質問でも出ましたけれども、やはりそういうふうに、担当課でかなり御努力されている中で、ほかにも釧路町のSNS等で後押しをするような体制というのは、このふるさと納税についてはまだ少し弱いのかなというふうには思いますけれども、これについて現状としてどのように考えているか、お聞きしたいと思います。
答弁 ふるさと納税推進室長 須藤一紀(ふるさと納税推進室長は2023年3月まで)
SNS等を利用したふるさと納税の募集PRの考えということになりますが、総務省からの通知では、ふるさと納税の募集に際しまして、各種広告媒体に返礼品等を強調して掲載している場合につきましては、返礼品等を強調した寄附者を誘引するための宣伝広告、これに該当するということで禁止されております。町といたしましては、このルールに抵触するおそれがあるということで、現在ではSNS等を利用したふるさと納税の募集PRは実施していないというところでございます。
質問 12番 佐々木洋平
その返礼品そのものを載せて、ふるさと納税に引き寄せようとするような流れが禁止されているということのような答弁でしたので、それについては、もちろんルールは守っていかなければいけないわけでありますけれども、町としてのPR、町のPRをしていくという面ではまだまだできることがあるのではないかなというふうに思いますので、その辺の連携については、ぜひ、していただきたいなというふうに思います。2点目に移らせていただきますが、新規開発についてなのですが、令和4年度の主要事業の中にも、返礼品の新規開発と提供という文言が出ていたのですよ。ただ、事業者の皆さんと連携しながら開発を進めているというのがありますけれども、これ、開発と言えるのか、それとも発掘なのか、新たに新しいものをつくろうとしているのか、何か出してくださいよと言っているのかによって、ちょっと開発という言葉なのかがちょっと違ってくるのかなというふうに感じるのですが、ここの辺についての捉え、お聞きしたいと思います。
答弁 ふるさと納税推進室長 須藤一紀(ふるさと納税推進室長は2023年3月まで)
これは、全く新しいものというよりも、今現在あるものをブラッシュアップしながら新しいものを、新しい返礼品をつくっていくというような考えでおります。令和4年度の新規返礼品の主なものとしてちょっと出させていただきますけれども、カキ漁師直送の仙鳳趾のカキの受付を開始させていただきました。これにつきましては、これまで漁協からの提供ということでしたが、カキ漁師直送の返礼品として、7事業者の協力により受付を開始し、返礼品の提供数は前年度の3種類から24種類に増加となっております。また、寄附件数につきましても、全年度の1,339件から2,540件となり、前年度比1.9倍というような実績になってございます。こういう取組をしているところでございます。
質問 12番 佐々木洋平
漁協からの一括だったものを各事業者、漁師からの発想というような方法に変えた、発想の手法を変えたということで新規という考え方にもなるのかとは思いますけれども、例えば、釧路町にある飲食店が物すごくおいしいメニューを作ったと、全国の方に食べていただきたい。でも、レトルト加工や冷凍技術を持っていないから出せないという場合に、町として何らかの支援をしていくことができるのであれば、これ、新規開発等もまた言えてくるのかなというふうに思いますが、そのような課題等については検討されているのかお聞きしたいと思います。
答弁 ふるさと納税推進室長 須藤一紀(ふるさと納税推進室長は2023年3月まで)
令和4年度におきまして、町のブランディング推進補助金の交付の実績がございます。そのうちの一つが町内の飲食店で、返礼品はハンバーグなのですが、これを真空包装しまして返礼品として出すということで、この機材の購入経費ということで、町のほうで補助を出している事例がございます。
質問 12番 佐々木洋平
まさに、保存手段さえ確立できれば、返礼品となり得るものというのが多くあるのではないかなと思います。特に北海道ですし、発送ですとか賞味期限というのがなかなか大きな壁になってくる中で、この保存方法に目をつけて、町としても様々な支援をして新規開発をしていっていただきたいなというふうに思います。この質問最後にしたいと思いますが、さらに検討していただきたいのが保存食や災害の備蓄食に何か返礼品を持っていくことができないかというところであります。今朝も地震がありまして、先日も大きい地震がありましたが、全国的にも、特に今後起こり得るであろう大規模自然災害への備えに注目が集まっていく中、例えばポータルサイトで検索をしたときに、災害備蓄食と調べると、もちろんイクラほどたくさんは検索に引っかかってこないわけですし、競争相手が少ない。そういう考え方でいきますと、いざというときに、「釧路町のおいしいを備えてみませんか」ですとか「釧路町を家庭に置いておいてください」というようなストーリー性もあるかなというふうに思うわけです。そう考えますと、前回、代表質問の答弁でも、別保公園については、ペットと避難できる避難所としての機能についての答弁もありましたが、ペット用の災害用保存食、こういうのも検索ではあまり引っかかってこないわけですし、そのような商品が開発できるのであれば、また町としても、このふるさと納税、また違う一面が光ってくるかなというふうに思うわけですが、それらの考え方を持てないかお聞きしたいと思います。
答弁 ふるさと納税推進室長 須藤一紀(ふるさと納税推進室長は2023年3月まで)
今現在のところ、そこまでの考えはございませんけれども、提言いただきましたので、今後研究させていただきたいなというふうに思います。ただ、どうしても指定制度の条件の中で地場産品を使用すること、あるいは、地元で加工するものというふうに条件がございますので、そういう条件も見ながら、どういったことができるのかというのは研究してまいりたいと思います。
質問 12番 佐々木洋平
それについても、災害等のセミナー等でそのような加工をする事業者の方々にも会ってお話し聞きましたが、ある程度のものであれば、今、加工技術というのがすばらしいので、例えば大根であれば、おでんのような保存食も作れなくはないのだと。ロット数の確保は課題ではありますけれども、大体の食材5年から7年もつような加工が今はできるようになってきているということですので、ぜひ検討をしていただいて、そのような取組も今後光るのではないかというふうに考えますので、その辺の視点を入れながら、今度また検討をしていただきたいと思います。質問終わります。