みんなの議会

釧路町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日

地域コミュニティ主導の防災・減災について

2022年12月7日、釧路町議会の一般質問で、川村真一議員が「地域コミュニティ主導の防災・減災について」質問し、町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹が答弁しました。

質問者
川村真一 議員
答弁者
町長 小松茂、防災安全課長 藤井正樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 川村真一

2件目入ります。地域コミュニティー主導の防災・減災について。1つ目、各地域における自主防災組織の設置状況は、こちら資料を要求しております。2つ目、各避難所の備蓄状況は、こちらも資料要求しております。3つ目、自主防災組織の活動状況は。4つ目、各自主防災組織への町の支援・補助の内容と今後の拡大内容は、こちらよろしくお願いいたします。

答弁 町長 小松茂

地域コミュニティー主導の防災・減災についてということで、各地域における自主防災組織の設置状況についての御質問ですが、別保地域におきましては1組織、遠矢地域におきましては2組織、セチリ太地域におきましては3組織、昆布森地域におきましては1組織が結成されております。次に、各避難所の備蓄状況についての御質問ですが、町内48か所の指定避難所のうち災害備蓄している施設は17施設となっております。次に、自主防災組織の活動状況についての御質問ですが、町で把握している令和4年度中の自主防災組織の活動は、今年6月に緑町内会自主防災組織において、家庭でできる防災と避難所開設キットについて、防災安全課の職員による講話を実施したほか、防災テントの設営や非常食の実食を行っております。また、同じく6月に遠矢町内会自主防災組織において、ハザードマップの見方と自主防災組織の役割について、防災安全課職員による講話を実施し、10月には避難所ウオーキングと避難所設営訓練を実施しております。11月には、北都町内会自主防災組織が消火訓練、防災ビデオ鑑賞、AED講習のほか、炊き出し訓練を実施しております。次に、自主防災組織への町の支援・補助の内容と今後の拡大内容についての質問ですが、自主防災組織に対する町の支援につきましては、地域の防災活動に必要な設備などの整備に関し、一般社団法人自治総合センターが実施するコミュニティー助成事業補助金を活用する際の手続における支援や自主防災組織を行う研修、訓練において、その準備、あるいは実施の支援を行っております。今後の支援の拡大につきましては、自主防災組織と必要な支援策について協議を進めてまいりたいと考えております。以上であります。

質問 8番 川村真一

それでは、1つ目のこの設置状況について、ちょっとお伺いしたいと思います。これそもそも町が目標とする設置数とそこに対しての設置率といったものでいったら、今どれぐらいの状況になっているかというのを教えていただきたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

町が具体的にこの自主防災組織の設置数を掲げているものといえば、令和2年3月に策定いたしました第2期の釧路町総合戦略になります。この重要業績評価指標、いわゆるKPIというものにつきましては、町内会数の50%といった数字を掲げておりますので、11月1日現在で申し上げますと、町内会数が今52町内会ですから、その半分となると26、割合にすると、現在、結成数が7ですので、おおよそ30%弱といった形になります。

質問 8番 川村真一

これは思ったより多分自主防災組織の設置が伸びていないというふうに町でも感じているかと思います。もう既に設置しているこの7つの防災組織は、これ恐らくコミュニティー助成事業助成金、補助金を使って、利用して設置されているところも多いと思いますけれども、この7つのうちどれだけの数がそれを利用されているかというのが把握できていれば教えていただきたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

現時点におきましては、7つの組織がこのコミュニティー助成金を受けております。

質問 8番 川村真一

このコミュニティー助成事業を受けるに当たって、これは恐らく町内会単位で動くと思うのですけれども、その町内会に議員だったり、役場の職員がいないと、なかなか助成金を取るに動かないところも多いのではないかなというふうに思いますけれども、何かそういった動きは町で把握されていますか。議員が中心になって町内会の補助金の申請を行っているだとか、職員が町内会にいて、その助成金の取得に動いているとかと、町で把握できている範囲でいいので、ちょっとお答え願いたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

申し訳ありません。今、私、誤って7つと申し上げたのですけれども、現在、コミュニティー助成金を受けている団体は4組織になります。大変申し訳ございません。今御指摘の助成金の申請等について、いわゆる議員方が中心となって動いているかということについては、ちょっと所管が防災安全課でもなく、ちょっと把握してございません。

質問 8番 川村真一

やはりこの助成金を受ける知識がないと、この申請も当然できないわけですから、この防災専用の助成金というか、そういうのも今あるわけですから、そういうものをもう一度広く町内の自治会、町内会に告知するべきかなと、恐らく回覧とか、そんなので回っているのかもしれないですけれども、毎年回っていますよね。申請しませんかというのをね。そこをもう一度、各職員が町内会に行って、こういう制度なのですと、ほかの町内会はこういうふうに受けていますとかという説明が必要ではないかなというふうに思います。そこをまたちょっと取り組んでいただきたいなというふうに思います。この1つ目は、今後もちょっと設置率、設置状況に関しては、ちょっと急いで行ってほしいなと、これあるかないかで、最初の活動状況にも出てきましたけれども、町内会でそういった防災・減災の活動を行っているかというので、大きく変わってくると思いますので、この設置に関しては、早急に動いてほしいなというふうに思います。2つ目に関してです。各避難所の備蓄状況に関してですけれども、こちらも資料をいただきました。まず、資料のちょっと気になる点からお伺いしたいと思います。まず、全体的に遠矢中学校、これが携帯トイレとか、ごみ袋、毛布、そしてこれ2ページ目に行くと、ほぼないのですね。これ何か私、遠矢小学校と中学校、何か共有しているからなのかなと思ったら、よく考えたら場所全然違いますし、何で遠矢中学校だけこういう状況になっているかというのをちょっとお聞かせ願いたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

遠矢中学校は、実は今年度行いました遠矢町内会の自主防災組織の研修の中で、ぜひ中学校への備蓄をという声を受けまして、今年度からちょっと備蓄を今スタートしたばっかりで、今こういった状況になってございます。

質問 8番 川村真一

ほかの小学校とかはそういう声がなくても、今、多分備蓄は進んでいると思いますけれども、遠矢中学校に関しては、ちょっと急いでいただきたいなというふうに思います。それとあと、この主食、副食ありますけれども、これらはお湯を使ってとかしないで食べられるものと理解してよろしいでしょうか。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

中には、水を入られれば食べられるといったものもございます。(発言の声あり)失礼しました。お湯でも大丈夫ですし、また水でも大丈夫というものになっています。

質問 8番 川村真一

では、お湯はなくても大丈夫ということで理解させていただきますね。というのが、気になったのが、このカセットコンロは項目があるのですけれども、どこも一つも入っていないので、これ恐らくカセットコンロ、お湯は結構大事だと思うのです、寒いときとかも。だから、これらのちょっと備蓄というか、整備はちょっと急いでほしいなと、水あるわけですから、当然お湯、必要になりますよね。ミルク作るにしたって必要ですから、このカセットコンロというのは必要になってくると思いますので、ちょっと整備急いでいただきたいなというふうに思います。それと、飲料水が全くない施設が2つあります。天寧コミュニティセンターと富原大通会館、これは何かあれですか、更新の都合とか、そんなので今ゼロになっているのか、その辺ちょっとお聞かせ願いたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

実はこの釧路町の各避難所における備蓄につきましては、現在、備蓄スペースが確保できる施設を中心に備蓄を行っているというこれまでの状況でございます。ですので、どうしても備蓄の品物によっては、どうしても地域的、あるいは施設的にちょっと偏りが生じているというのが現状でありまして、これにつきましては、現在、課内協議でも話を進めているところですけれども、今後、その備蓄施設の在り方というところで、その備蓄の拠点ですとか、そういったところの整備に向けて、現在、協議を進めているところでございます。

質問 8番 川村真一

それで、あとちょっと気になるのは救急セットがほとんどなかったりとか、照明がなかったりとか、ちょっとストーブが少ないのではないかなというのもありますので、今言われたとおり、いろいろ見直して、この設置に向けていっていただきたいというふうに思います。それで、恐らくこれ役場にあるものが非常に多いかと思います。これ何かあったとき、役場からその場所に運ぶことによって対応できるのではないかというお考えかと思いますけれども、いざこれ災害が起きたときは、そこの地域に近づけない場合等あると思います。いわゆる公助の機能が発揮しないときはあるかと思います。そういったときは、各地域にある自主防災組織をうまく活用するのが一番かと思いますけれども、この自主防災組織で備蓄品を置いている組織はどれほどあるか、把握されていたらお答え願いたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

正確な数字はございませんけれども、防災の資機材ということで申し上げますと、コミュニティー助成金を受けた団体については、そういった資機材をそえているということで把握してございます。

質問 8番 川村真一

そうですね。そういった備蓄品の把握と、あとこれ避難所に指定されている施設のいわゆる開場、いわゆる鍵を開けること、その場所を使う権限というのは、今誰が持っていますか。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

避難所につきましては、それぞれ町長が施設管理者となっている建物、あるいは教育長が施設管理者となっている学校ですとか、様々町内会長の施設ですとかございますので、それぞれの基本的には施設管理者が鍵を持つということで、例えば町であれば住民課が所管する鍵を使用して、我々避難所の開設に当たりますし、学校につきましては、それぞれの校長、教頭、あるいは他の教員でそういった鍵を持っていただくと、町内会につきましても、施設の開閉を管理している管理人というのですか、そういった方々が避難所の開設に当たっているということになります。ただ、実際の災害時については、どうしても職員が避難所のほうに派遣するということなので、開館については、大体うちの住民課で所管する鍵を持参して避難所に赴くといったような動きになってございます。

質問 8番 川村真一

今出てきましたけれども、職員がその会場に向かって鍵を開けるというのが不可能なことはあるかと思うのですよ。釧路でもブラックアウトが起きたときに、町と連絡つかず、町職員とも会うことができず、かといって指定の避難場所、すぐ開場されたかったといったらそうでもないですし、これも今回ちょっと熊本県の西原村というところに視察に行って分かったのですけれども、震災が起きてから公助が発起するのは本当に3日後、4日後とかの話なのです。それまでは本当に自助、共助といった部分で、まず自分の命を守る、家族の命を守る、近所の命を守る、そしてやっと町内会とかになるわけですけれども、そうなったときに、そこでリーダーになるべきなのは職員だったり、議員だったりだと思うのですけれども、何せ身動きが取れない中で、その施設をもし使えなかったら、その施設に備蓄がなかったら、これまた大変なことで、これはやっぱり今から見直しをしておくべきかなというふうに思います。だから、その施設の近くの人で、そこに動ける方にある程度解除をする権利を与えたりとか、そういったものは必要かと思いますけれども、今釧路町でそういった管理はされているかどうか、先ほど答弁いただいたとおり、近くの方にそういう人はいないという答弁だったと思うのですけれども、そこをもう一度ちょっとお答えいただきたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

その避難所の付近の住民が鍵を所有しているかということでございますけれども、管理人の自宅がたまたま近いといったところは状況としてあるのかもしれませんが、そういった意味での鍵の所有をさせているということではございません。

質問 8番 川村真一

であれば、管理人にそれなりの権限を与えるのか、近くの防災組織なり、町内会長とかにそういった権限を与えるのか、いわゆる鍵を渡しておくとか、そういった段取りをしておかないと、いざなったときに使えない施設になってしまいますから、その辺、今後ちょっと整備していってほしいと思いますけれども、そこに関してどうでしょう。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

ふだんの平時の町内会の会館の管理というところから、災害時の管理というところになりますと、当然所管している住民課も含めて、その辺りは慎重にちょっと協議をさせていただきたいなというふうに考えております。

質問 8番 川村真一

ぜひ最悪の最悪の事態を考えたシミュレーションで、ぜひそういった準備を行っていってほしいなというふうに思います。この3つ目の自主防災組織の活動状況に関しても、日頃からそういうことを行うことによって施設の運営だって、避難所の運営も、その防災組織があればある程度できるようになってくると思います。やはり防災組織をつくれば、避難所の運営のゲーム形式ですけれども、そんなのをやったりとか、どんなものが備蓄品として必要だというものも分かってくるかと思いますので、この自主防災組織を設置することと、その後の活動に関しても、町からぜひフォローを入れて行っていってほしいと思いますけれども、今自主防災組織があるところに対しての町からのフォローというのは、どんなものを年間通して行っているかというのを教えていただきたいと思います。

答弁 防災安全課長 藤井正樹

1問目で、町長答弁申し上げましたことと重複いたしますけれども、基本的にはコミュニティー助成金の手続に関する支援だったり、あるいは実際の自主防災組織において活動されている中で、例えば防災知識の普及向上に向けて、我々の防災安全課に対する職員の派遣を求められたりすることもございますので、そういったところでの支援という形にとどまっております。

質問 8番 川村真一

今後、聞き取りも必要かと思います。組織に聞き取りをして、どんなフォローが必要ですかというのを聞いて、今後も、せっかくできた組織に対して、その組織があまり活動しないようでは、またこれ意味なくなってしまいますので、そこに対してのフォローもぜひ行っていただきたいなというふうに思います。4つ目の各自主防災組織への町の支援・補助の内容といった部分ですけれども、これは今後協議していくという答弁、最終的にはいただいております。これは、先ほど答弁にも出てきたかと思いますけれども、町で今指定している避難所で水がなかったとか、そこに水の置場がないとか、そういうことだったと思いますけれども、それは、ぜひ自主防災組織を使っていただいて、そこに備蓄できるものであれば、そこに備蓄をお願いするとか、防災組織、先ほども言いましたけれども、組織でどれだけ備蓄しているかというのを町でも把握していただいて、さらに防災組織でこういった備蓄をしたいのだという相談も受けられるようにしてほしいと思います。というのが、この防災組織のいわゆる資金源というのは、これ町内会費で賄うしかないのですよ。町内会費で備蓄品に対してお金を出せる余裕があるかといったら、そこまで余裕がある町内会も少ないかと思います。今後の拡大内容があって質問させていただいたのは、そこに対して町もちょっと考えていただいて、防災組織に対する活動もそうですけれども、備蓄品に関しても、しっかりとした目的を持っている備蓄品に対して町のほうで支援・補助というのを行っていただきたいという思いで、これ質問させていただいております。先ほど答弁いただいた中でも、今後協議していくということではあったのですけれども、改めて今釧路町は一歩前進したなと思うのは、今こうやって議論させていただいている中でも、担当課の課長と直接こうやって議論できると、すごい。これ今までなかったことなのですよ、総務課長がやっていたことですから。これを担当課がしっかりできて、担当している人とこうやってすぐ議論できるというのは、これ釧路町、また一歩防災に対して歩み出したことですし、これは、さらに加速させていってほしいなというふうに思っております。最後に、町長から、今後そういった支援に関して防災組織や防災組織ないところの各町内会に対してでもいいですけれども、そこに対しての今後の支援とか、補助の拡大内容に対してもう一度、町長から御答弁いただきたいと思います。

答弁 町長 小松茂

今、川村議員のほうから御指摘をいただいた、いわゆる町内会活動の中で、いわゆる自主防災組織が一つ出来上がる、その中の活動をしていく上においては、町内会費の充当をしなければならない状況にもあるという、そういった御指摘もいただきました。本当に話を聞いて、実際に携わっている川村議員でありますから、切実な思いであろうというふうに思います。我々は、コミュニティー助成金を何とか活用して申請するのですが、これもどうしても採択されるか不採択されるかという流動的なものもありまして、そこを100%当てにしながら、自主防災組織の方々の活動をどう支援していけるかというと、なかなかの不安要素があります。そこで、御指摘のように、行政もこの事業はもちろん申請していきますけれども、これ以外に地元との話合いをしながら、必要な支援をしていかなければならないなという、そういう認識に立っておりますので、これからしっかり協議をしていきながら必要な支援を確実にやっていく、そして防災の対策を地域でしっかりやっていけれるように、そういった形をつくっていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。

出典:釧路町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる