みんなの議会

釧路町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日

図書館開設に向けた今後の取組みについて

2022年6月8日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「図書館開設に向けた今後の取組みについて」質問し、教育長 辻川尚志、社会教育課長 宮越一宝、町長 小松茂が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
教育長 辻川尚志、社会教育課長 宮越一宝、町長 小松茂

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 佐藤昭平

2件目に入りたいというふうにして思います。2件目は、図書館の開設に向けた今後の取組についてということでお聞きをします。1点目は現図書室の現状と課題は。2点目は、第6次総合計画での図書館の位置づけは。3点目は、今後の進め方ということについて、以上3点、質問いたします。

答弁 教育長 辻川尚志

5番、佐藤議員の図書館開設に向けた今後の取組みについての御質問の中の1点目、図書室の現状と課題についてでございますが、図書室の現状につきましては、セチリ図書室と遠矢図書室を運営しており、令和3年度の2室合計の利用状況は、利用者6,240人、貸出し冊数2万4,548冊、蔵書増刷数は1,418冊数でございます。課題といたしましては、開室時間の午前拡大や学習スペースの充実などと捉えております。次に、2つ目の第6次総合計画での図書館の位置づけはについてでございますが、第6次総合計画での図書館の位置づけにつきましては、第3節豊かに学び、文化の香る町の推進の実現に向け、一般的に図書館などで提供される機能やサービスのうち町民に求められるものや必要なものを洗い出し、その提供環境を整えることを達成目標に位置づけております。次に、3つ目の今後の進め方はついてでございますが、今後の進め方につきましては第6次総合計画に示されております課題を踏まえ、当町の特性に適した読書環境の提供に向けての整理を進めてまいります。以上でございます。

質問 5番 佐藤昭平

図書館の関係は、答弁にもありましたように、いろいろ町民のところからは課題として出されている中で、この2点については非常に大きな部分かなというふうにして思います。いつ頃新たな機能を持ったセンターがオープンするかということも、まだはっきりしていませんので、それまでのいろいろな事業というのはなかなか組みにくい部分もあるのかなというふうにして思うのですけれども、今、答弁の中で言った課題のところというのは、これは何か新たな図書館機能を持ったいわゆる施設というのができた時点でもって、そのことも含めて改善していくという考えなのか、それとも開設までどのくらい期間あるか分からないですけれども、ここら辺の課題となっている分については、順次それまでの以前に対応して改善を図っていくと、そういうような考え方なのか、そこら辺をちょっと確認したいと思います。

答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)

この課題に対する対応ということでございますけれども、総合計画、いわゆる10年計画でございます。この10年間計画の中で一つずつクリアしていくと。つまり新たなセンターというもののオープンにこだわっているのではなくて、既存の図書室の範囲内で機能やサービスの増強を図っていきたいと、そういうふうに考えてございます。

質問 5番 佐藤昭平

それで、ではそういう考えでいいかなというふうにして思いますが、それで蔵書の関係なのですけれども、増刷数書いていますけれども、蔵書関係というのは今どうなのでしょうか、開架とか閉架とかの部分で分けて分かっているのであれば、開架の部分とかというふうにして答弁していただければと思うのですけれども、どのような状況になっているのでしょうか。

答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)

総蔵書数のお尋ねでございます。現在の総蔵書数につきましては4万1,572冊でございます。このうち開架扱いとしている蔵書数につきましては3万4,063冊でございます。

質問 5番 佐藤昭平

それで、実際には来館者はその開架になっている部分を見て、多いとか少ないとかというふうにしているのですけれども、そうすると閉架の部分というのが7,500ぐらい差し引きするとあるのです。これは実際に閉架の部分でこれを貸してほしいというふうに場合に、変な、うまい言い方できませんけれども、貸出しできる、そういうような中身のものになっているのか。その廃棄部分含めたそういうものなのか、そこら辺はどういうような今、形になっているのかお聞きしたいと思います。

答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)

当町の図書室におきましては、いわゆる閉架書庫が整備されておりません。公民館の倉庫というところに今保管しているという形になってございます。この閉架に移っている書籍につきましては、汚損ですとか破損ですとか、そういうようなことで貸出しにそぐわないというような図書が含まれてございます。そういった中で、いわゆる貸出し対応ということでは、一般への貸出し対応ということはなかなか厳しい状態となってございます。以上です。

質問 5番 佐藤昭平

それで、ですから全体としては4万1,500とかあるけれども、それは実際に開架で出している以上は、借りたいと言ったら貸さないわけにもいかないと思いますので、それは実質的に3万4,000ぐらいは貸出しできますよと言う状況だけれども、閉架の部分というのが7,500ぐらいあって、それでその大半が貸し出せるようなものではないというような状況だというのが分かりました。これは、普通と言ったらちょっと変な言い方ですけれども、閉架は結構貴重な書籍であったりして、いろいろな大辞典であったり、それから貴重なそういう文献であったりというような形で閉架にしているというのが閉架の目的だというふうにして思うのだけれども、そこにはもう使えないような本ばっかりあるというようなことでは困るわけです。ここら辺はその全般的な、ですから蔵書を増やしていかなくてはならないというのは、そういう部分に当たると思うのです。そこしか解決の方向は基本はないと思うのですけれども、これは図書館機能を持った新しい、そういうようなときに向けて、やっぱり今までとは違った、蔵書というのは増やしていく、増刷のペースを上げていかなくてはならないというふうにして思うのですけれども、そういう点では具体的な計画が現時点であるのか、それともなければ今後、どこでどういうふうに検討して増刷に向けた取組みを進めていくのか、そこら辺についての考えが現時点でどういうふうになっているのか、聞きたいと思います。

答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)

公民館図書室で保有する図書の増刷についてでございますけれども、第5次総合計画におきまして、1人当たり蔵書数1.9冊という目標値を掲げて計画的に購入を進めてございました。基本的には、今現在の蔵書1人当たり蔵書数は2.18冊となってございます。いわゆる目標をクリアしたという形になってございます。図書室につきましては、確かに展示するスペース、書架も限られてございます。この中で良好な展示環境を整えていくというためには、除架、あるいは除斥というものが必要不可欠な状況にあります。したがいまして、今現在、現状でこの6次計画で蔵書は計画的に進めてまいります。ただ当然、除架、除斥をしなければならないというようなタイミングにもきているというところもございますので、そこら辺両にらみでもって書籍管理をしていくというような形を考えてございます。

質問 5番 佐藤昭平

ぜひ、もうないところを嘆いてもしょうがないので、どういうふうにしてスペースの、その本を置いていく課題のスペースも含めて確保していくかということで、やっぱり今のスペースというか書架を置いている部分のスペースが広がらなければ、本が増えたときにセレクトして、まさに使える閉架の部分というか、貸出しできる閉架の図書のところのスペースを活用していくとか、そういうようなやり方もあるというふうにして思うのです。ぜひ、そういう点では検討していただきたいなというふうにして思います。それで、スペースはちょっと釧路コミセンのほうの関係で聞きますけれども、やっぱり閲覧スペース、そういうのが本当に狭くて、そこで見ていくようなスペース全然ないというようなこと、これはそして共通するので一緒に聞きますけれども、児童書については結構あるねというような声を聞くのです。だけれども、これも何かお母さんと一緒に、お母さんというか保護者の方と一緒に見るようなスペースが本当にないねというような話も聞いているのですけれども、ここら辺のスペースの狭いというところについての対策というか考えというのは、これも全体のスペースの話あると思うのですけれども、課題としても上げていますけれども、何らかの形での改善方向というのは何か検討の余地ないのでしょうか、お聞きしたいと思います。

答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)

今の御指摘いただきました、閲覧スペースが狭いのではないかということでございますけれども、物理的なことをお答えいたしますと、面積は決まっておりますので、その中で閲覧スペースを増やしていくとなれば逆に展示スペースが減っていくというような形にもなりますので、痛しかゆしというふうにしか現在お答えすることはできませんけれども、ただ今の閲覧スペースの面積でもって十分だとは当然考えてございませんので、この後いろいろなことを考えていきたいという段階でございます。

質問 5番 佐藤昭平

つい最近の中で、今のような状況にあったのではなくて、課長の以前の時代から歴史的にこういうような形になってきたというようなこともあると思うのです。それで、スペースの確保はいろいろ検討はしていただきたいと思いますけれども、物理的な問題もあるなということを踏まえて聞いてはいます。もう一点、ただ課題として上げている、いわゆる開室時間の拡大のところについては、これは拡大すればある意味でいうと、制限されているとその狭いスペースが一層狭くなるわけですけれども、この時間を拡大することによって、狭いスペースのところも少しは有効的に活用されることにもつながるというふうに思うのですが、私としてはいろいろみんな重要ですけれども、この開室時間の拡大というのは、ある意味人がいれば、乱暴に言えば、人がいればできることなのではないかなというふうにしても思うのですけれども、ここら辺から手をつけていくというか、そういうようなことというのは可能でないかなというふうにして思うのですけれども、その点についてぜひ検討していただきたいというふうに思いますが、答弁を求めます。

答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)

課題でも上げさせていただいております開設時間の拡大ですが、町で行っているアンケート、各種アンケートでもそのような要望、御意見をいただいております。私どもといたしましても、セチリ図書室の午前からの開室ということは望むところでございますので、今後、関係等いろいろと調整、検討させていただいて、実現に向けて努力していきたいと考えてございます。

質問 5番 佐藤昭平

割合すぐ、こちらから見ると、客観的に見るとすぐできそうなことについては、ぜひ早めに検討も進めていっていただきたいなというふうに思います。それで、一応2番目と3番目のところ一緒にして質問させていただきたいというふうにして思います。それで、総合計画にも書いていますけれども、やっぱりこういうような新たな施設を作っていく、開設していくという場合には土台となる議論が非常に大事かなというふうにして思うのですけれども、そこら辺施設の理念というか、そこら辺については具体的にどんな形でもって議論する場を作ってやっていくという考え方なのか。いろいろ構想を検討するような場というのはどんな形になっていくのか。もしも、今の時点で考えている中身があれば教えていただきたいというふうに思います。

答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)

将来の構想ということでございますけれども、総合計画に作る課題が明らかに記載されてございます。この課題の解決に向けてどのような形がいいのか、どのように進めていくのかというのをこれからまとめていくという形になりますけれども、まずは、たたき台は私どもで作らさせていただきたいと考えております。その後、どのような形で公にしていくかというのをちょっと内容的な打ち合わせはまだしてございませんので、今の段階では御容赦いただきたいと思います。

質問 5番 佐藤昭平

見識のある方々からも意見を聞いたりというのは当然だというふうにして思うのですけれども、いろいろな課題があるにしても利用者が言っているわけですから、そういう点では利用者の方を含めて町民の声をしっかり聞いていくという点では、ぜひ理解していただきたいなというふうにして思いますが、その点ではどういうふうに担保をしていくつもりなのか、お聞きしたいと思います。

答弁 社会教育課長 宮越一宝(社会教育課長は2023年3月まで)

確かに利用者さんの御意見を徴収するというのは大切なことでございます。折に触れ、図書室ではその利用者アンケートという形でるる御意見をいただいているというような場合もございますので、いわゆるヘビーユーザーといいますけれども、たくさん利用される方は図書室のほうで押さえることができますので、そういう方の御意見も聞くというような機会もやはり設けていかなければならないのかなというふうに、今のところは思ってございます。

質問 5番 佐藤昭平

これから、本格的な議論や検討がいろいろ行われていくのかなというふうには理解をいたしました。それで、今度6次総合計画ということですが、5次総合計画の期間のときには、いろいろ議会のほうからも質問出て、次期の総合計画のところに、その図書館の関係については記載もしてというようなことが繰り返し答弁もされていて、今現実にこういう形で、6期のところを、これから10年でありますけれども、計画のところに記載されたということは、遅かれしとは思いますけれども、きちんと記載をされたということは重要なことでないかなというふうにして思います。それで、当町、海岸地区とか山間部といいますか、そういうようなところも含めて、圏域が、生活圏域幾つかに分かれていますから、どういうようなところに新しく造るとなればどうなのかというようなこともありますし、そうはいっても、そこに造ったけれどもなかなか行けないというような現実も解消されないまま残るのかなというふうにして思います。全く私の個人的な考えですけれども、これは、やっぱり来ていただくということも──その施設にですね──当然あるけれども、出向くというような形で、今、幾つかの自治体なども図書館バスなど走らせていますけれども、そういうような形の機能も併せて検討していくことが、やっぱり公平性の形からいっても大事かなというふうにして思うのですけれども、この間いろいろ、議会のところでもそういうことも含めて質問も出たり、議論もしていますので、いよいよ計画のところに盛られた今の時点でもって、当町のこういう地勢の現状だとかそういうことも踏まえて、この図書館のあるべき機能というのはどういうことなのかということについてどう考えるのか、そこら辺について太いところの話を、答弁をしていただければというふうに思いますが、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 辻川尚志

今、議員おっしゃられましたとおり、第6次計画の中に図書館機能を充実させた中での計画を進めていくというということで記載させていただきました。その中でも触れていますが、考え方としては、既存施設の活用あるいは複合化なども視野に入れながらということで、その辺の考え方も含めながら図書館機能の充実、拡充に向けて、これから計画を立てていくということになりますが、今、議員おっしゃられましたように釧路町の特性、地域が散らばっているということもありまして、その辺の利便性も含めながら、どういった形が釧路町のその地域性に合ったものになるのかということも視野に入れながら、検討の中に取り入れていきながら進めていきたいというふうに考えておりますので、御理解頂ければと思います。

答弁 町長 小松茂

先ほどのやり取りの中でも出ましたけれども、今求められているもの、これは第6次の総合計画なんかのアンケート取った中での自由意見の中で出てまいりますけれども、学習スペースや視聴覚閲覧機能、インターネット情報の収集サービス、開室時間の拡大などなど、こういったいわゆるソフト環境の部分が今求められているという部分もこのアンケートの中に見えてくるなというところであります。こういったことも含めながら、ただいま教育長が申し上げましたように、既存の施設、あるいは複合化などにも活路を見出していけるように見出して取り組んでいかなければならないのだろうかなというふうに思います。

質問 5番 佐藤昭平

教育長と町長と答弁頂きました。それで、今回こういうような形で正式に、ある意味町の姿勢が計画の中に示されたわけで、現状で、地域で読み聞かせだとかいわゆる読書ボランティアだとか、そういうような形で協力、参加をしていただいている方々からも大変注目をされていますし、非常に、そういう点では、目に見える形で随時そういう方々にも示していただきたいし、町民のところにも一層関心を持っていただく形で示していただければなというふうにも思います。そして、やっぱり図書館って、文化施設としては基幹施設みたくなりますから、造るまたは開館した後も含めて、しっかりした見識を持った人材も確保しながら進めていっていただければなというふうに思います。これは、これから本格的な議論ですので、今日の時点では要望にとどめておきたいと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。

出典:釧路町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月8日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる