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釧路町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月2日

性暴力の加害者・被害者にならないための施策について

2020年12月2日、釧路町議会の一般質問で、松橋和子議員が「性暴力の加害者・被害者にならないための施策について」質問し、教育長 辻川尚志、管理課長 江端邦仁が答弁しました。

質問者
松橋和子 議員
答弁者
教育長 辻川尚志、管理課長 江端邦仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 松橋和子

次、2件目に入ります。続きまして、2件目の、性暴力の加害者・被害者にならないための施策についてでありますが、昨今、女性に対して性暴力による犠牲者が増えている傾向にあります。また、子供たちに性的虐待、デートDVなど、実態に置かれているのではないでしょうか。私は、子供や若年層であっても性暴力を認識し、加害を行わず被害に遭った場合は、被害を認識し訴えることのできるように低年層から教育に関する取組を推進することも重要であります。また、政府は6月に性犯罪・性暴力対策の強化方針を初めて決定し、2021年──来年度です──から22年までに取り組むと示しました。その中に、幼児期から自分の身を守る教育に関しては、教育関係者や弁護士らによる有識者会議を設ける、本年度中に性用教材や教育者向けに手引書を作り、21年度以降に学校現場への本格的導入を目指すと示されました。その観点から教育長に伺います。1点目の、学校教育における性教育の実態は。2点目、児童生徒の相談体制についてお伺いをします。

答弁 教育長 辻川尚志

11番、松橋議員の性暴力の加害者・被害者にならないための施策についての質問の中の1つ目、学校教育における性教育の実態はとの御質問でございますが、学校教育における性教育につきましては、文部科学省の学習指導要領に基づき行っております。小学校におきましては、3年生以上の保健の学習で思春期の体の変化や心の発達、心と体の関係についての学習や学級活動においても心身の健康の保持・発達に関する学習を行うこととしております。中学校においては、心身の機能の発達と心の健康や思春期の不安や悩みの解決、性的な発達への対応、感染症の予防を行うこととなっており、主に体育の保健分野におきまして学習を位置づけております。また、全ての学校で、保健分野の学習と関連させた学級活動や総合的な学習の時間において性教育に取り組むとともに、助産師を外部講師とした思春期講座も実施しているところであります。次に、2問目の、児童生徒の相談体制はとの御質問でございますが、各小中学校における児童生徒の相談体制については、それぞれの学校において教育相談期間を設定し、全ての児童生徒と面談をしながら日常の悩みなどを把握し、早期に対応できるようにしております。また、性教育につきましては、養護教諭が授業や相談体制の中で重要な役割を担っており、日常的に相談できる体制づくりに取り組んでいるところであります。教員以外でも、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの活用も可能であることを児童生徒や保護者へ周知しているところでございます。以上でございます。

質問 11番 松橋和子

答弁ありがとうございます。今回、保健体育を実は私、今回、読ませていただきまして、3年生、3、4年生用と5、6年生用と中学生、読ませていただきまして、3、4年生には、男の子と女の子の違い等、思春期の体について、男女の体の違いとか、初めて生理に、月経、そういったことを勉強しまして、5、6年生が喫煙、飲酒、薬物乱用だけなのです、保健体育で教えているの。ちょっとここ、5、6年生の一番大事な思春期の女性、男性に対しての目線がちょうど欲求──あまり議場ですと──芽生える時期で、それで、なぜ性教育の部分が入っていないのかなというふうに私はちょっと疑問に感じました。それについてちょっと答弁をお願いします。

答弁 管理課長 江端邦仁(管理課長は2021年3月まで)

今、松橋議員がおっしゃった部分については、分野としましては、性教育の部分ではなくて、その他、総合の時間、道徳、そういった時間の中でそういった対応の学習を行われているものと考えております。

質問 11番 松橋和子

実は、今回の性教育、なぜ、私、今回、取り上げるかといいますと、道新の「性から生へとジェンダーを越える」ということで、シリーズで、新聞で結構長く連載でしていまして、ちょっと一節だけ、実例だけ言わせてください。北海道で、新聞出ていますので、旭川市で、小学校5年の女児が投げかけられた疑問に言葉を失ったということで、「女児が寝る布団に同居する兄が毎日のように入ってきており、体を触り性行為を繰り返していた。性暴力の意味が分からない女児は、学校の休み時間、その体験を絵に描き友達に見せた」と、そういった行動を起こしているのです。それは、やはり私の言った性教育の部分がもっと低学年からやはりしっかりと教育、性教育、教育を学校でしなければならないのではないかなというふうな思いで、私は、今回、取り上げました。そういった問題もありますので、指導要領で、なぜ、5、6年生で性教育の部分が入っていないかというと、みんなさらりと流しているのです。3、4年生も中学生も。仕組みだけ言って中身まで入っていない中で、もっと時間をかけてする必要があるのかなと思いながらも、やはり指導要領、文科省では指導要領で制限している性交を学校の性教育に位置づけ、科学的な人権教育として学習できるようプログラムが必要ではないかというふうに私は思っています。そういったことで、今、文科省の指導要領に沿って保健体育の授業をしておりますので、釧路市のほうでも男女共同参画室で、子供たちに対しての講座とか、あと教師向け、親、教師、こういうふうに出前講座しています。そういったことに、少し外部に教員とか、ぜひ出て、研修を受けてほしいなという思いでおります。それについてちょっと教育長についての、私の今の提案についてのお答えをお願いします。

答弁 教育長 辻川尚志

小学校の高学年の性教育の部分でございますけれども、先ほど議員おっしゃられたように、教育課程の中では特に取り上げて取り扱わない部分があるのですけれども、高学年の教育課程の中、もう少し詳しく触れますと、実は、5年生で理科の時間に生命の誕生という単元があります。そこは、受精の部分から体内でどういうふうに育っていくかというようなことの学習内容になってございます。そこで、性に関する内容についても触れることになっております。それから、5、6年生のなると初潮を迎える児童も多いものですから、個別に養護教諭のほうで個別指導をしているということで、その中で性に関わる指導等も行っているということで、教育課程上にはないのですけれども、個別指導等も含めて取り組んでいる状況になるということを御理解いただければなというふうに考えております。あと、外部等の関係ですけれども、助産師をお迎えしての総合的な学習の中でそういう性に関わる学習活動等も行っておりますので、非常に保健の時間というのは非常に時数少ない中ではありますけれども、性に関わる事業について随時取り入れて行っているという状況であります。以上でございます。

質問 11番 松橋和子

教育長答弁で、やや了解、今後また別な形で取り上げていきますけれども、次に入ります。児童生徒の相談体制についてということで、今、日常的にスクールカウンセラーとか書いていますけれども、やはりそういった相談体制も、これもさっき言った出前講座で親、教師にできること等で、保護者に対しても指導、助言、そういった講座が開いているのです。そういったことで、ぜひ、出席してお互い共通認識を深めながら、その子供たちの安心安全な性教育、ぜひ取り上げてほしいなと思っています。やはり、万が一、本人、その友人、被害に遭った場合、学級の担任、養護教諭などが相談に乗ると書いていますけれども、こういったことで、ぜひ、教育委員会だけではなくてこども健康課、町長部局のほうと連携しながら、これは小学生では、学校上がる前からも性については問題が出ていますので、やはりそこはしっかり共通認識深めながら、子供たちに対しての性についての教育を指導していってほしいなと思います。これについての教育長の答弁、お答えどうなのか、外部に出ての研修会参加。

答弁 教育長 辻川尚志

性に関する相談体制の部分だというふうに理解しております。先ほど議員が触れられておりました、文科省で今年度6月に通知されました性犯罪、性暴力対策の強化方針ということが決定されまして、先ほど答弁の中でお答えしましたけれども、学校の中で学習指導要領に沿った内容での指導となりますけれども、そこについて少し内容を膨らませながら、より具体的な指導を展開していくということで強化していくというようなことでの中身が整理されてきております。そういう意味で、今後どういった中身で指導するかということは、これから具体的になっていくと思いますけれども、学校で行う授業の中身も少し変わっていくのかなというふうに理解しているところでございます。また、相談体制につきましては、この性の問題というのは非常に微妙なものでありまして、なかなか相談する相手を選ばなければならないといいますか、相談しやすい相手、そうでない相手ということ、個人差がありますので、先ほど答弁の中で御案内しましたけれども、学校のみならずスクールカウンセラー、あるいはソーシャルワーカー等、活用しながらというふうにお答えしましたけれども、それ以外にも本人が選択する幅を広げていく必要があるかなというふうに考えておりますので、先ほど議員が提案されました中身につきましても、学校と情報共有しながら適宜相談のする幅を広げていきたいなというふうに考えているところでございます。

質問 11番 松橋和子

教育長答弁で、本当に性については微妙な、いろいろな事件も起きたり、いろいろな大きな、中の子供たちも親御さんもなかなか表に出ない、どうしても隠してしまう。そういった難しいです。そこを私が学校でとかちょっと厳しいかと思うのですけれども、そこのところを何とか考えながらきめ細かく丁寧に接してほしいなというふうには、もし万が一あったら、ぜひお願いしたいと思います。

出典:釧路町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月2日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる