釧路町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月2日
今年度の特定健診・がん検診について
2020年9月2日、釧路町議会の一般質問で、中家治子議員が「今年度の特定健診・がん検診について」質問し、町長 小松茂、こども健康課長 村木美香が答弁しました。
- 質問者
- 中家治子 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、こども健康課長 村木美香
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 中家治子
では、次、2項目めに移っていきたいと思います。今年度の特定健診、がん検診についてです。1つ目は、直近での健診受診率の現況は。2つ目は町としての受診率向上への取組について。3つ目はコロナ禍における受診率向上への対策について答弁をお願いいたします。
答弁 町長 小松茂
3番、中家議員の質問にお答えさせていただきます。最初に今年度の特定健診、がん検診についてということで、直近での検診受診率の現況についての御質問でございますが、令和2年7月末現在の特定健診受診率が0.7%。令和2年6月末現在の各種がん検診の受診率は胃がんで0.7%、肺がんで0.9%、大腸がんで1.0%、子宮頸がんで1.1、乳がんで0.4%となっております。次に、町としての受診率向上の取組についての御質問ですが、特定健診受診率向上の取組といたしましては、特定健診オプション検査受診者枠の増、未受診者への受診勧奨通知の送付、健診対象年齢の拡大の実施をしております。がん検診受診率の向上の取組としましては、町内小中学校を通じた保護者へのがん検診周知チラシの配布、個別受診勧奨通知の送付を実施をしております。また、共通の取組として、集団検診の実施、広報誌及びホームページ等による受診の必要性に関する普及啓発、QRコードを活用した受診申込体制の整備などを実施をしております。次に、コロナ禍における受診率向上への対策についての質問ですが、町民の皆さんが安心して受診いただけるように、関係機関と協議をし、集団検診におきましては、国や北海道が掲げる新しい生活様式と新北海道スタイルに対応した検診実施体制を整備いたしました。今後も感染状況及び地域の医療提供体制を見極めつつ、特定健診及びがん検診の受診を呼びかけてまいります。以上であります。
質問 3番 中家治子
まず、直近の受診率については答弁いただいたのですけれども、受診率の傾向は、例えば過去5年、細かい数字はいいですけれども、どういう傾向にあるのかということについて、まずお答えいただきたいと思います。
答弁 こども健康課長 村木美香
がん検診の1年ごとの過去5年間の受診率の傾向ですけれども、横ばいの傾向になっております。特定健診につきましては、平成30年度までは上昇傾向にありましたが、平成31年度は、若干下がったというような状況になってございます。
質問 3番 中家治子
がん検診については過去5年間で傾向でいえば横ばいの傾向だということと、特定健診については平成30年までは上昇傾向にあったけれども、平成31年については若干下がった、という答弁ですけれども、特定健診について平成31年は年明けからいろいろコロナの問題等があって、その影響というのはあったのかどうかというのは、分析はされていますでしょうか。
答弁 こども健康課長 村木美香
特定健診の受診状況につきましては、2月、3月の受診状況を平成30年度と令和元年度で比較をして、傾向を見ております。20名ほど減少しているという状況になっておりますので、これがコロナの影響なのかどうかというところまでの数字かどうかちょっとまだ読み取っておりませんが、平成30年度と令和元年度の2月、3月の2か月間の受診状況を比較しますと減少している、というところは現実としてございました。
質問 3番 中家治子
そういう状況の中で受診率を向上させるということが、検診の目的は早期発見早期治療、重症化すると医療費が膨大にかかってくるということもありますし、そういう意味では早期発見早期治療という視点で検診は重要だというふうに思うのですけれども、例えばがん検診について5年間横ばい傾向、そして令和2年7月現在でのこの受診率を見た場合に、どうしてこういう傾向にとどまっているのかという分析みたいな部分で、もししているのであれば、答えていただきたいと思います。
答弁 こども健康課長 村木美香
がん検診につきましては、一般的なお話になりますけれども、検診を受けない理由としては、受ける時間がない等、健康状態に自信があるということで、働き盛り青壮年期の方が対象ということもあり、健康に自信がある等いつでも受診できるから検診として受けなくても調子が悪くなったら行けばいいんだというような、そういったような理由が一般的に言われており、釧路町の方も同じような傾向にあるのではないかと考えております。以上です。
質問 3番 中家治子
今、課長が言われたようなことも当然あるかというふうには思うのですけれども、今コロナ禍の中で、例えば失業された等、休職に追い込まれるとか、特に非正規の労働者の方たちが経済的に非常に大変な状況の中でなかなか受診したくてもできないという状況もあるのかなというふうには考えられるのですけれども、多分その実態を町としてというか、所感としてつかまれていないから、なかなかそれはわからないというふうに思うのですけれども、例えばそういう方たちが手遅れになって重症化する、もっと言えば命を落とすようなことになるかもしれないという状況を防いでいくために、受診勧奨はすごく必要だというふうに思うのですよね。そういう状況を見逃さないための手だてみたいなのは、現時点で所管で考えられることというのはないのでしょうか。
答弁 こども健康課長 村木美香
がん検診につきましては、自己負担額のほうも町民の方にも負担いただきながら実施しております。町民税非課税世帯の方等、後期高齢者の医療保険に加入の方、生活保護受給世帯の方、などについては減免制度がございますので、そういった制度を活用していきながら、受診のほうをしていただけたらというふうに考えております。
質問 3番 中家治子
例えば前年度受けて、今年度はまだ申込がないということの把握はできる仕組みになっているのでしょうか。
答弁 こども健康課長 村木美香
そういった状況につきましては、釧路集団検診等を実施する際には前年度受診されていて、今年度まだ申込されていない方などについては、情報のほうを確認をして電話などで受診を勧奨したり等、また、実施機関であります対がん協会のほうからも、未受診者のリストなどを頂いて、個別の受診勧奨に活用したりというようなこともしております。
質問 3番 中家治子
今話されていても、とても大事だというふうに思うのでそれは推進していただきたいというふうに思うのですけれども。やはりさっきも言ったように、町民の皆さん方、本当は病院に行きたいんだけれどもいけないという状況を捉えるということがとても大事かなというふうに思います。そういう手だてというのは本当にないのかなというふうに思うのですけれども、例えばこの問題で、そういう町民の実態を捉えるという視点で言えば、町長がどういうふうに考えているのかということをまずちょっとお聞きをしたいのですけれども。
答弁 町長 小松茂
御指摘のように、受診率が今現在のところ前年に比べると低い状態にありますから、それの要因なども含めて先ほども答弁していますが、要因として考えられるのは、いわゆる今回のコロナの関係で感染症のことが一番危惧されていて、ただ、医療機関関係がしっかり連携を取らしていただいておりますから、そういう意味では感染対策をしっかりやっているのだという情報、それからそこが懸念されている部分もあって、こういう状況が生まれているのではないかということがちょっと考えられると思います。ただ、これらはきちっとした正確な情報をしっかり出して、そして感染対策をしっかりやっていくのだと、そこで安心して受診をしていただけるような、そういったことがこれから求められると思いますので、そこは町としてもしっかりとした正確な情報を出していくということ、これが大事だと思うのですけれども、そういったことで御理解いただきたいと思います。
質問 3番 中家治子
情報発信が大事だという今の町長の答弁ですけれども、私もそういうふうに正確な情報を町民にお伝えをして、そしていろいろ理解を頂くということが大前提かなというふうに思います。コロナ禍の中での検診事業もいろいろ配慮すべき中身があるのだというふうに思うのですけれども、厚労省あるいは道からコロナ禍での検診事業への留意点というのですか、そういうものがあれば、ちょっと紹介いただきたいと思います。
答弁 こども健康課長 村木美香
健康診査、健康診断等の実施につきましては、このコロナの新しい生活様式を踏まえてということで、各業種別のマニュアルのほうが出されております。健康診断等の実施につきましても、ドッグ協会などからそういったマニュアルが出てございますので、そういったことを遵守しながら健診体制を構築していっているというところでございます。
質問 3番 中家治子
とにかく今の状況下の中でも、できるだけ検診率を上げていくという努力をしていただきたいということを申し上げて、次に移っていきたいと思います。