釧路町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月5日
交通弱者対策について
2019年12月5日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「交通弱者対策について」質問し、町長 小松茂、介護高齢課長 会沢義裕、健康福祉部長 宍戸牧子、まちづくり推進課長 須藤隆司、住民課長 須藤一紀が答弁しました。
- 質問者
- 中田磨 議員
- 答弁者
- 町長 小松茂、介護高齢課長 会沢義裕、健康福祉部長 宍戸牧子、まちづくり推進課長 須藤隆司、住民課長 須藤一紀
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 中田磨
次、3件目ですけれども、交通弱者対策について伺います。1点目は、交通弱者対策の考え方について伺います。2点目として、デマンドタクシーやバスの取り組みについて伺います。3点目については、遠矢地域でのバス路線の変更に伴う課題について伺います。4点目として、高齢者・障がい者交通費助成制度の今後について伺います。5点目として、今後の課題ということで、それぞれ答弁を求めます。
答弁 町長 小松茂
交通弱者対策についてということで、まず対策の考えについての御質問でございますが、現在、実施をしております高齢者及び重度障がい者外出支援事業の対象となる方の中には、交通弱者となる方々も含まれていることから、今後においても事業継続してまいりたいと考えているところであります。次に、デマンドタクシーやバスの取り組みについてでありますが、現在、実施をしております高齢者及び重度障がい者外出支援事業におけるバス回数券、タクシー補助、外出支援補助、これはガソリン補助となります。本年度から実施しておりますバス定期券補助、これを継続してまいりたいと考えております。次に、遠矢地域でのバス路線の変更に伴う課題ということでありますが、遠矢地域でのバス路線の変更につきましては、平成30年12月に、三映団地発釧路駅前行きの遠矢線の運行時に、柏1丁目73付近の下り坂で乗客がけがを負うスリップ事故が発生したことに伴い、冬季間の事故防止と乗客及び歩行者の安全を考慮し、令和元年10月のダイヤ改正によって、運行経路が変更されたものであります。この変更に伴いまして、柏地区にお住まいの皆さんから、これまで通院や買い物などで利用していたバス停留所で下車できない状況となっていることが課題であると捉えているところであります。次に、高齢者・障がい者交通費助成制度の今後についての御質問でございますが、1問目でもお答えいたしましたが、現在、実施をしております高齢者及び重度障がい者外出支援事業を継続し、実施をしてまいりたいと考えております。次に、今後の課題についてでありますが、公共交通のない地域など、さまざまな課題があることから、庁内協議から進めていく必要があるものと考えているところであります。以上であります。
質問 7番 中田磨
まず、1点目についてですけれども、改めて確認をしたいと思うのですけれども、交通弱者という町民というのは、どういった方が対象になっているのか伺います。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
交通弱者の定義なのですが、いろいろなところで、いろいろな定義が設定されているのですけれども、一概にこれだという定義が、実はうたわれておりませんでした。私たちが考える交通弱者という捉え方で、ちょっと御説明させていただきたいと思いますけれども、移動するのに制約を受ける方、そういう定義的な流れとして考えたとときに、例えば、免許を持たない、例えば持てない方、それから自家用車を持たない、例えば持てない方、そういう方々で、高齢者それから子供、それから障がい者、低所得者、例えば、あと病気、特定疾患等によって免許を法的に持つことができない方、それから学生等、生徒、免許を持てない方という定義というふうに私のほうでは捉えているという状況であります。
質問 7番 中田磨
それで、その中で特に高齢者がふえてきているというのは、釧路町内でも実態としてあるということは、私もそういうふうに考えているのですけれども、その点についてはよろしいでしょうか。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
高齢者の数につきましては、毎年ふえていっているというような状況となっております。
質問 7番 中田磨
ほかにも、当然、18歳以上でなければ免許を持てない、18歳であっても学校に行っていると学校の制限で運転をしてはいけない等、いろいろな中で、交通弱者は弱い者という意味ではないのですけれども、交通に移動に制限がある。一番わかりやすく言うと、車を持っていて好きなところに好きな時間にいつでも行けますよという人以外の人というのは、大体ここにあてはまると思うのです。もう一方で、そこを補完するものとして、公共交通であり、バスだったり、この辺はないですけれども、地下鉄だったり、JR、列車であったりということで、会社の通勤、買い物に不便を感じない人というのはよけていくという中で、残った方々だというふうに思います。釧路町において言えば、先ほど言った高齢者の方で、子供や障がいのある方、所得によって制限される方ということは、当然これまでもいらっしゃるのですけれども。それにあわせて、公共交通網が減少することによって、新たな交通弱者が生れているということも、あるのではないかというふうに感じているのですけれども、その点については、対象者がそういう形でふえる傾向にあるということの認識であるかどうか、その点について伺いたいと思います。
答弁 健康福祉部長 宍戸牧子(健康福祉部長は2021年3月まで)
現状の状況からしますと、やはり公共交通の減少、それから不便な状況になっていくということでは、交通弱者がふえていくという状況にはなると考えております。
質問 7番 中田磨
ちょっと抽象的に聞き過ぎたのかなと思うのですけれども、例えば、かなり前になりますけれども、東遠野からの路線がなくなりましたよね。言ったら、そのエリアが広がるわけですよ。あと、例えば、自衛隊のところのバスの路線が使えなくなって変わったときに、あの辺に住んでいる人が、今までだとすぐバス停近かったのに、坂おりてこなかったら、中央まで行かなかったら、バスに乗れないのだということで、かなり交通の制限を受けたという、そういうことも含めた公共交通が減少することによる、新たな交通弱者が生れる要因。さらに言えば、今のあるバス路線やJRがなくなった場合に、そういった方がふえる可能性があるという状況だということを、ちょっとお話をしたかっただけなのですけれども。そういう状況だと踏まえて、ちょっと話をさせてもらいますけれども、そうした中で、2点目になりますけれども、そこまでの接続を軸とした乗り合いタクシーを含めたデマンドタクシーやバス、さらには予約制の曜日を決めてもいいですけれども。さっき言ったことを具体的に言えば、東遠野から最寄りのバス停の時間に合わせて、皆でタクシーで乗っていきましょう、帰りはそれに皆で乗っていきましょうということを制度化して、町としての交通弱者対策としての施策というのが、やっぱり一つずつつくっていかなければいけないと思いますし。例えば、昆布森で言えば、今、話に出ている昆布森からぐるっと海岸線を通って、尾幌の駅、尾幌の駅はJRに乗られるという前提に合わせた、定期的なバスを走らせるということなどが検討されていると思うのですけれども、そういった軸を含めた今の状況、あとは契約の内容によっては、バスよりもタクシーのほうが便利がよくて安くて済むではないかというこ等、利用者の対象等、具体的にそろそろ考えて、地域、地域に合わせた交通の利用の買い物、病院含めた取り組みというのが、やっぱり前に進むべきであって、今回の議会も私以外にも2人の方が、交通に対する指摘、住民の声を伝えるということで大きな課題になっているわけですから。これを前に進めるということは、私も求められると思いますので、2点目について再度、具体的な方法、または対象地域の拡大、考えというのは持っているのか伺いたいと思います。
答弁 まちづくり推進課長 須藤隆司(まちづくり推進課長は2021年3月まで)
議員御指摘のありました交通空白地帯でございますが、昆布森東地区と同様に、それぞれの地域に入って意見交換会を実施して、その地域の実態に合った公共交通網の形成に尽力してまいりたいと考えております。
質問 7番 中田磨
この点については、既に一般質問、質疑終わってやられている方いますので、突っ込んで聞く気はないのですけれども。答弁の中身の関係でいくと、デマンドタクシーやバス、デマンドバスという意味ですけれども、回答に対して外出支援関係の答弁しかなかったのですよね。要するに、質問に対する答えではないということだけは、伝えておきたいと思うのですよ。例えば、佐々木議員の質問に答えています等と言うなら、まだわかるのですけれども、適切な答弁がないということで、今の答弁でよしとしますけれども、基本的には聞かれた項目について、その内容についての答弁をいただきたい。もっと言うと、このことについては4点目ということで想定しているのですよ。高齢者及び重度障がい者外出支援、バス回数券、タクシー補助については、4点目で想定しています。そっちで改めて聞きますけれども、そういう意味では答弁が違うのではないかということだけは指摘をしておきたいというふうに思います。次、3点目に移りますけれども、遠矢地域のバス路線の変更ということで、昨年12月のバスの事故によって、下り坂の危険性が判明したというか、実績として残ってしまったことによるダイヤ改変だったということは理解しているのですけれども。こことの関係で、利便性の関係、バス路線の変更に伴う周知というのは、基本的にはバス会社が全てやったと思うのですけれども、この辺の経過というのは、どのようになっていたのでしょうか。
答弁 住民課長 須藤一紀(住民課長は2020年3月まで)
地域の住民の方々への周知ということでよろしいでしょうか。周知に関しましては、バス事業者のほうで実施していると認識しているところでございます。町のほうでは実施してございません。
質問 7番 中田磨
このことというのは、町に対する周知というか、相談というか、考えというのは示されて、町が了解してこうなった等、そういう手続上、町はかかわらない等、連絡など来ないのか、そこら辺というのはどういうふうになっているのですか。
答弁 住民課長 須藤一紀(住民課長は2020年3月まで)
昨年12月の事故を受けまして、バス事業者のほうから、町に対しまして、事故現場となった箇所の道路の整備といいますか、除雪の関係、そういった部分で検討してほしいという旨の要望が、町のほうにはございました。その中で、乗客の方の安全が一番ということで、ダイヤ改正時に経路の変更もあり得ますというようなお話はいただいておりました。
質問 7番 中田磨
事故が起こったということは重大な問題だと思うのです。運転者なり、バスの欠陥等がなければ、当然、今路線維持する管理責任というところが大きく出てくるわけですから。そこら辺で、バスのほうからはそういった指摘があって、あとは変える可能性がありますというような答えだったのですけれども、結果的には変わったわけですよ。その点について、例えば除雪ふやす等、融雪剤をまく等、滑りどめをまく等、あとは大がかりでいけば、将来的にはロードヒーティングを入れるので、バスも安全に走行できるように管理していきます等という対応があるのであれば、継続します等ということもあったのではないかと思うのですけれども、その点については、町としてどういう対応されたのですか。
答弁 住民課長 須藤一紀(住民課長は2020年3月まで)
済みません、言葉足らずで申しわけございませんでした。ことしの2月にくしろバスのほうから要望がございましたが、その中で、ロードヒーティング等の整備事業を実施していただきたいという具体的なことがございました。ただ、町の対応としましては、ロードヒーティングによる整備は難しいことから、丁寧な除雪の実施、除雪後のパトロールの徹底により、スリップ対策を講じる旨を回答させていただいておったのですが、くしろバスのほうでは、令和元年10月のダイヤ改正により運行経路の変更をおこなったという状況にございます。
質問 7番 中田磨
何か今の話を聞くと、くしろバスのほうが一方的にやったというようにも受けとめられるのですけれども、そういう捉え方になっていいのですか。
答弁 住民課長 須藤一紀(住民課長は2020年3月まで)
一方的ということではないと思うのですが、要望書の中に、そういったロードヒーティング等の整備がなければ、同じ路線を冬季は通ることは難しいということで、経路の変更もありますよということが記載されてございます。これに基づいて、ダイヤ改正時にバス会社のほうで経路の見直しをしたというふうに捉えております。
質問 7番 中田磨
それで、今の実施はバス会社ですから、町の答弁でイコールにはならないとは思うのですけれども。先ほど答弁を聞きますと、冬季間の安全性ということですから、逆に言えば、冬季間だけ逆回りにするという、夏場は今までどおりにしていて、危険なときだけ等。例えば、今言う改善計画が町としてもって、バスが安全に柏東7丁目からおりてこられますよということが確認されれば、もとに戻る等、そういったところまで責任を持たなければいけない課題かなと思うのですよ。現実の問題としては、地域からは本当に使いにくくなったと。前のときは、一回バスに乗って下で買い物をしたら、次に三映団地から戻ってくるやつに乗って家に帰って、同じ1本の往復で買い物していたのだという方もいらっしゃるのですよ。それが、一方通行になってしまったものだから、帰りはもう帰ってこられないで、荷物持って歩いているのです、不便なのだと、結果的にそういう話なのですよね。利便性というのは、そういうのも含めての利便性だと思いますので、一つは町として、やっぱり利便性、住民の観点でいけばもとに戻すということを、くしろバスとの協議を重ねるべきだという対応が、まず一義的に求められると思いますし。一つには、そのときにはしっかり安全対策を、向こうが安全運転できるという確信が持てる状況を提示するということが、歩み寄りの中でしていくというところがなければ、戻らないと思うのですよ。そこの点について、町としての考えを今後の取り組みも含めて、これでいいのだと思っているのか、元に戻すことを前提にむこうと協議するというふうな立場に立つのか、そこは大きな違いですから、そこを含めて町の姿勢は示していただきたいと思います。
答弁 住民課長 須藤一紀(住民課長は2020年3月まで)
この遠矢線の御経路の変更につきましては、地元の町内会からも町に対して要望書上がってございます。町のほうでは、これを受けまして、くしろバスのほうに出向きまして、次回のダイヤ改正に向けて、ぜひ運行経路を再度見直しをお願いしたいということで、依頼はいたしているところでございます。ただ、先ほど議員のほうからお話ありましたけれども、もとに戻す、冬場だけ坂をおりないで上る形、夏場はもとに戻すというような具体的な、一つの案としてはお話の中では出ましたけれども、どういう形になるかは、まだ協議の段階ですのでわかりませんけれども、極力利用される方に、これまでと同じような不便をかけない形で経路変更していただきたいという形では、引き続き要望をしてまいりたいというふうに考えております。
質問 7番 中田磨
要望する中で、向こうの回答等、例えば、さっき言った条件つきで回答があるのか、それぞれ要望書も持って行ったのであれば、そのときの相手方の反応、回答というのはどうだったのですか。
答弁 住民課長 須藤一紀(住民課長は2020年3月まで)
町が出向きまして、お願いしたときには、具体的にこうしますよというところまでは言っていませんでしたが、いろいろな方法はありますねというお話はいただいております。
質問 7番 中田磨
いろいろな方法がわからないのですけれども、少なくとも、やっぱり今不便だということは、しっかり受けとめていただきたい。その上で、今までと要するに比較するわけですよ、今まで、ことしの10月までと11月からと。地域住民の生活スタイルに合っているのはどっちかということも含めて、やってもらたいし、私自身も12月の事故のスリップについては、やっぱり大きく受けとめているのですよ。乗客乗せたバスが滑ってぶつかると。人身事故にはならなかったということでよかったなと思っているのですけれども。これが大事故につながりかねないという意味で言えば、やっぱりバス会社として当たり前の対応なのですよね。安全性が確保でされない道路走る、逆に言えば私からすると、なぜ安全性を確保されない道路なのだというふうになるわけですから。そこもあわせて、それはバスだけではないです。地域で利用している住民の方も、危険性がそのまま存在しているということにもつながりますから、バスだけの問題ではなくて、安全性の問題、あとは対策。最大限のところで言えば、ロードヒーティングというふうにすれば、ほぼほぼ何ともないのかなと思いますけれども、金の問題、いろいろ維持費の問題出ますから。それと、事故とのやはりどちらが公的責任が果たせるのかというとこは、しっかり考えていただきたいというふうに思います。次、4点目ですけれども、今のある事業については継続するということになっていますけれども、最近地域の方、特に高齢の方とお話しすると、せんだっても出ていました釧路市でやっているような、軽を買って安い定額で乗れるバスの使い方というのはいいな、釧路町でもやってくれないのかなというふうな要望が多くなってきているのですけれども、基本的には、外出支援のバス、タクシー、ガソリン券の発展的な中で、制度の設計というのがつくっていけないのかというふうに思うのですけれども、その点についてどのような考え方を持っているのか、伺いたいと思います。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
釧路市で本年度から実施しております高齢者外出促進バス事業というのが、今年度の6月からスタートしています。事業の内容というのをまずちょっと説明させていただきたいと思います。目的は、高齢者の積極的な社会参加を促すとともに、健康の維持増進を図り、生きがいのある生活を支援するため、バス利用に対して助成をするという事業となっています。対象者につきましては、満70歳以上の市民の方でバスを利用できる方という制約がございます。内容です。まず一つ目として、おでかけパスポート70という乗車証をまず買っていただいて乗ると。釧路バスそれから阿寒バスが運行する路線バスにおいて、釧路市内及び市が指定する停留所で乗降に対する助成という形になっています。利用方法といたしましては、乗降時に乗車証を乗務員に提示すると。1回の利用に対して、100円をその場で払っていただくという形になっています。1回100円で乗れない区間も中にはございますけれども、基本的には1回100円で乗れるという制度でございます。それともう一つです。定期券の購入に対する助成という制度です。バス会社が販売する高齢者向けの定期券等の購入に対する助成です。利用方法につきましては、バス会社が発行するシルバー定期、それからグリーン定期と言われている免許証を返納した方に対する限定の定期券です。これを購入する場合に、申請により月1,000円の助成をするという制度となっております。一応、情報は収集させていただきました、各区市さんのほうにも行って。させていただいたのですが、これにつきましては今の段階では、今のある制度、釧路町でやっている制度を継続していきたいという考え方を持っておりますので、その辺だけ御理解いただきたいと思います。
質問 7番 中田磨
いろいろ方法論はあるのかなあと思うのですけれども、例えば、バスを利用できる人ということ、もっと言ったらガソリン券もタクシー券でもない人がバス、もともと基本的な制度でいったら、バス回数券の配布がスタートで、当時は地域によって値段というか配布額が違ったりする中で、高齢者もタクシーのほうがいいという人もいれば、車運転まだしているのでバスに乗らないんだという中で、制度が拡大されてきて、よく言えば制度がよくなってきたと、利用しやすくなっているという中で、もう一つの段階に進む方法論として、今、釧路市がやったことというのは参考になるんではないかということだと思うのです。意外と近いということもあって、町民の方は、向こうの人はバスで100円チリンと入れたら乗っていけるけれども、私はジャラジャラ払っていると。だったら、「ああ、いいなあ」と。行政がやることだから釧路町でもできるんではないかと。言ったら単純にそういう思いから、いろいろ私にも話が来るのですけれども。例えば、財源的に同じだというふうにするのであれば、今の回数券は定期には代用できないのですね。定期を買うために回数券を使うということはできないということであれば、定期の購入の上限額一緒だとしても、定期購入時に、例えば、そういった助成を使いますよというようなところに幅をちょっと広げることで、しょっちゅう使う人にとっては回数券よりも利便性とか影響が大きいと、実質の価値よりも高い価値でバスを利用できるようになるということも一つの方法論だと思うのです。当然、バスしか使わないという方、バスを使わないという高齢者は、まだまだ、たくさんいらっしゃいますから、やっぱり、ガソリン券とかタクシー券をなくして、それに1本化するというのもまた利便性が悪くなる、利用率が低くなるということもあると思うので、ぜひそこまで研究しているのであれば、一義的には、今の財源の中で同じ額でも有効な利便性が高まる方法論がないんだろうかということというのは、一方でいいと思うのですね。釧路市と全く同じ制度で、同じ金額で買って、同じように100円で乗れなければいけないということが求められているわけではなくて、やっぱり、同じ財源でも効果的に使うというのが行政の責任ですね。責任と言ったらあれですけれども、義務というか職務の一つの一環ですから、例えば、そういう方法論があるのであれば、しっかりと実現できないのかと。もっと言ったら定期にかえられるようなメニューをつくることができないのか。使う人は毎日、2日に1回往復で使うのです。例えば、イオンまで行くのに500円かかる、700円かかる、そんなにちょっとかかるかわかんないですけれども、という人がいます。往復したら1,000円以上かかるのですと、タクシーだったら何千円もかかるのですという人たちにとっては、定期にすることですごく利便性が高まって、バスで、いつでも、病院でも、買い物でも、1回に行かなくても、それぞれ行けるんだということも、そういう気持ちにもなりますから、そういう意味では、足が外へ出る機会がふえるというための目的達成の効果も生まれると私は思いますので、ぜひ、今検証した中で断念したような話もあったのですけれども、そうではなくてせっかくそこまで調べたんだったら、今あることで、もう一歩足を踏み出すというのも、さらなる研究、検証、実現に向けた取り組みというのを求めたいと思うのですけれども、その点についての回答を求めます。
答弁 町長 小松茂
先ほど、課長からも答弁いたしましたが、釧路市の事例、いろいろ情報収集したり見させていただきました。その中では、一つはやっぱり利便性が高いという評価がある一方で、定期券のほうがいいと、定期券を購入している人もいるという情報もあります。当町では、バスの定期券の購入の補助、出していますから、そちらのほうの町民が購入している人もいるし、町民がそれ利用できるといって窓口に行ったら町民はだめと言われたと。なぜできないんだといったそういった電話も受けているという状況もあります。ただ、いろいろな、そのことを考えながら、これを導入することがいいのか、果たして町民はそこを本当に望んでいるのかどうなのか、そういったことをずっと見てきたわけですが、町政懇談会の中でもこれが話題に実はならなかったです。特に、やっぱり町がバスの定期券購入補助をやったことが、一つは、利用している方々もいるということが、そういうふうなことになっているのか。一方では、やっぱり市街地、釧路市中心に近い町民の方々は、身近にそういった利便性や100円で行けるというのを見ていますから、そういう意味では、そういったものを求める方もいるんだと思います。一方では、バス路線のないところについては、やっぱりどうしても車のガソリン券、そういったものが欲しい、タクシー券が欲しい、こういう希望も一方ではあって、釧路市がこの事業を導入した既存の事業を振りかえてこれに移している状況もあります。財源の問題も考えますと、既存の事業を振りかえながら、こちらのほうに、果たして振りかえてやれるだけのその理解が得られるかどうか、いわゆる既存の制度を利用している方々がいろいろな意見を持っておるものですから、その辺の整理をもう少ししなければならないのではないかなと。こんな判断から、今回は見送ったということでありますので御理解をいただきたいと思います。
質問 7番 中田磨
ちょっと、私、不勉強でバス定期券補助という制度、その後どうなっているか。僕、別保中学校の話かなあと思っちゃったのです、定期券補助のやつって。設計と、あとは高齢者、障がい者の対象と別枠なのかどうかも含めて整理して、答弁いただけていいですか。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
本年度から、議会でも何回も指摘があった部分も含めてですね、要綱の改正をさせていただいています。あの、交通費助成という言い方ではなくて、外出支援という言い方に、その辺の整理をさせていただいたのとですね、バスの回数券ではなくて、定期券という要望も実はございました。今年度から定期券を購入する際に対しましても、同じような扱いで助成をすると、助成の支援ですね、支援をするという形に制度的に変えています。1項目ふやしています。それと、ガソリン補助と言われていた部分も、明確なガソリン補助という言い方ではなくて、外出支援補助という言い方に変えさせていただいて、中身は実はガソリンの補助なのですけれども、その補助券を使える方というのは、当人はもちろんなのですけれども、例えば、買い物、外出する際に送り迎えをしていただける、その家族の方が使えるような形の制度にしているという状況となっております。今回のガソリン補助に対しては、定期券の購入という項目を1つ加えているという状況となっております。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
今ある制度にプラス、バス定期券の補助というのを加えているということでございます。
質問 7番 中田磨
予算で、ちょっとそこが見えてなかったのかなあと思ったのです。僕自身がわかってなかったという意味を踏まえてです。であれば、さっきの2回ぐらい前の質問で聞いた、月1,000円の助成を釧路市でしているけれどもというような扱いが、例えば、釧路町で言えばバス定期券補助の扱いで、回数券では使えないけれども、そっちを選択すれば定期券買えますよと。それは、例えば、定期券も3カ月とかもありますね。要するに、月々の1月の定期券だったり、3カ月だったりというとか、距離とか、移動範囲とかあると思うのですけれども、例えば、出すときにはどういう形で出すのですか。例えば、1,000円ぐらいのクーポン券みたいのが出ていて、バス会社に持っていったら、そのクーポン券で現金扱いで払えるようになるのか。例えば、額によった割合で補助されるような形なのか。そこだけ説明もらえます。
答弁 介護高齢課長 会沢義裕
この定期券の補助に関しては、当初予算に計上させていただいています。金額につきましては、ガソリン、それからタクシーの補助と同じ金額となっております。定期券を購入するという希望者に対しては、その定期券を購入しますという証をお渡しするようにしています。それを持ってバス会社のほうに行っていただいて、定期を買っていただくと。それは全部で8,000円分をお渡しするような形のカードをお渡しするのですね。それをバス会社のほうで精算したときに、私たちに請求が来るというような流れとなっております。
質問 7番 中田磨
新しい制度だったということと、そこまで詳しく制度設計がわかってなかったので質疑したのですけれども、それはそれできっと利用者には選択肢の案内がいって、いつから受け付け始まりますよとか引換券とかでいったときに、僕らはもらっていないのでわからないのですけれども、住民の方で対象者の方は当然わかっているということだと思うので、もし、制度の内容が単純にどれですかではなくて、バスの中でもというような丁寧に説明していただきたいなあと思います。そして、あと、そういうのを実現しているということはわかりましたが、どっちがお得かという話でいくと、さっき言った乗り放題みたいなほうが、場合によっては、回数乗る人にとっては、利便性が高いのであれば、そういった設計もできないのかというのは、さらに、検証というか、研究して、町の、また町民の足の確保としてどういった形がいいのか、バスない地域の人もいらっしゃいますから、そういったところもありますけれども、ぜひ利便性の高い制度として実現していただくよう求めて質問を終わりたいと思います。