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釧路町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月4日

基金の活用について

2019年9月4日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「基金の活用について」質問し、町長 小松茂、財政課長 長岡賢司、企画財政部長 藤川幸司が答弁しました。

質問者
中田磨 議員
答弁者
町長 小松茂、財政課長 長岡賢司、企画財政部長 藤川幸司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 中田磨

引き続いて、3件目の質問に移りたいというふうに思います。基金の活用についてです。1点目として、基金の状況について伺います。2点目として、基金の将来見込みについて伺います。3点目として、基金の活用の考えについて伺います。4点目について、今後の町財政運営の考えについて、それぞれ答弁を求めます。

答弁 町長 小松茂

基金の活用についてということで、その状況についての御質問でございますが、平成30年度決算に基づき、主な基金残高につきまして、申し上げます。財政調整基金につきましては、6億8,051万4,000円、公共施設等整備基金が7,660万3,000円、減債基金が1億7,722万6,000円、未来基金が4,418万7,000円、地域福祉基金が4,228万4,000円となっているところであります。次に、基金の将来見込みでありますが、基金の将来見込みにつきましては、現在のところ、取り崩しや積み増しの予定のない基金もございますけれども、財政調整基金は令和元年度現計予算で、約3億8,000万円、これを取り崩すこととしており、本年度決算見込みでの基金総額は減少するものと見込んでおります。次に、基金の活用の考え方についてでありますが、基金につきましては、今後におきましても、適切な運用を図るとともに釧路町基金条例による設置目的や処分規程に基づき活用してまいりたいと考えております。次に、今後の財政運営、町財政運営の考え方でありますが、今後の町財政運営につきましては、将来にわたり、健全で持続可能な財政運営を実現可能とするため、最小の経費で最大の効果が得られるよう努めるとともに、歳入歳出の均衡がとれた財政運営、これを図ってまいりたいと考えております。以上であります。

質問 1番 中田磨

まず、1点目ですけれども、基金の状況ということで、今期の定例会では決算審査特別委員会もありますから、平成30年度の状況も含めてあると思うのですが、財調のところでいくと、取り崩しが1億8,000万円の規模になっているのです。結果として。その主な要因といいますか、ざっくりといったら、大きく言うと単年度の財政不足分が1億8,000万円出ているので基金崩したという、繰越金ちょっと除いた話になりますけれども、という考え方は一定できると思うのですけれども、それでいいのかどうか。また、その主な要因というのがどういうふうに考えているのか、簡単でいいので、説明を求めたいと思います。

答弁 財政課長 長岡賢司

今、中田議員のほうから御質問のありました財政調整基金1億8,000万円の取り崩しの主な要因ということでございます。平成30年度の決算におきましては、実質単年度収支が約2億1,100万円の赤字を出しております。そこで、財政調整基金1億8,000万円の取り崩しを行っている状況でございます。内容につきまして、実質単年度収支が赤字となった主な要因ということですが、まず、1つに、人件費、資材費等の高騰に伴う委託料などの物件費の増というところ。それと2つ目に新制度移行に伴う私立認可保育園等の運営費負担等、扶助費の増加。それと東陽土地区画整理組合への補助。それと最後に4つ目に冬季間における突発的な大雪などに伴う除排雪の経費で補正を行ったというところが、主な要因となっております。

質問 1番 中田磨

それで、いろいろな見方が、総体的なものと個別のものと見ていくとなかなか大変なのですけれども、例えば、さまざまな事業をやっている中での見方というと、例えば、完全単費ではないものがほとんどですよね。補助金もらったり、交付税措置があったり、一過的には出るのだけれども、将来的に、翌年度返ってくるとか、そういうような要因があると思うのですけれども、なかなか今物価が上がっているというところも一つの全体を押し上げている、支出のね、要因になっているというのは、今の説明でわかりました。私自身が勝手な数字を計算すると、東陽の8,000万円と、概ねですよ、東陽の8,000万円と旧水道のお金約1億円が出ているというところは、はっきりと政治判断で出ているお金が、この基金の状況になる。要するに、ほかのものというのは聞いていても、要するにやらなければいけないのですよ。公共、自治体の責任として。なのだけれども、ここは、やっぱり、そういったところも影響があるのかな。それで出すなという意味では、話ではないですよ。出さなければないとか、今、出すべきではないという議論ではなくて、政治判断での要因でいえば、単純に言うと東陽の8,000万円、旧水道で1億円というものが大きいというのが、今、基金に影響を与えているというのが現状だというふうに、私は、ちょっと捉える部分もあるのですけれども、町として、私の考えについて、ちょっとどういうふうに捉えるのか。考え方について、再度答弁を求めたいと思います。

答弁 企画財政部長 藤川幸司(企画財政部長は2020年3月まで)

1億8,000万円、今回取り崩しました。その前に、当初予算で財政調整基金約3億5,000万円を予定したのを、いろいろな税なり特別交付税なりで圧縮して、1億8,000万円という形でなったということをまずは理解していただきたいと思います。今言う、その分につきましては、はっきり言って全部単費でありますので、それについては、必要な分ということで、予算を措置しておりますけれども、やっぱり、財政運営には大きい影響が出ていることは事実であります。

質問 1番 中田磨

出す出さないという議論ではなくて、例えば、それが政策判断でなかったら、基金崩さなくてもよかったよねという見方ができるという、僕のただの視点なので、それはそういうふうに、まず聞いていただいて、圧縮して、ここまで来たというところは、財政運営かなり頑張ったのかなというふうに思いますし、交付税がなかなか厳しい中での対応になっているのかなというふうに思います。そうした中で、財政調整基金は、翌年度、新年度も今年度も含めてでいくと、やはり、崩すことを前提に当初予算組んでいかなければいけないという状況に入っているというのが現状になっていると思うのです。これは、一般的な財政運営の考え、単年度収支の考えでいくとなかなか厳しい状況だと。これまでの積み上げで、住民の税金を残った分なり、計画的にためた基金について、さまざまな施策を後退させないように使うという点では、私、基金崩しながら財政運営すること自体を否定するものではありませんが、やっぱり、いろいろ今後の将来的な指標も考えていかなければいけないということは、指摘をしておきたいというふうに思います。そういう意味では、財調自体も、ちょっと、ここ5年、10年見たときには、なかなか積み戻し、黒字での積み戻しというのが将来的には厳しいのか、ちょっと、その点伺いたいと思います。

答弁 財政課長 長岡賢司

今後の将来見込みということでありますけれども、財政調整基金につきましては、平成27年度から実質単年度赤字出しておりますので、実質単年度収支で赤字が出ておりますので、財政調整基金を取り崩しながら財政運営を進めていたところです。今後につきましても、令和元年度予算につきましても、当初予算で3億5,000万円の取り崩しを予算化しております。第6号補正まででいきますと、約3億8,000万円の取り崩しを見込んでおります。このまま決算にいきますと、若干下がるものだとは思いますけれども、取り崩さなければならない状況なのかなと。これについて、令和2年度以降ですね、令和2年度以降につきましては、すぐに好転するというところは、ちょっと想定もできない部分もありますので、その辺は歳出等の圧縮等も踏まえながら、あと、ほかの歳入を拡大するという方策もいろいろ研究しながら、財政調整基金の取り崩しをなるべくなくするような形で、財政運営進めていきたいというふうに考えております。

質問 1番 中田磨

それは、そのときに、また、それぞれの当初予算の組み方、事業見直しというのは、それぞれ審議できるかなというふうに思っているのですけれども、特に今回聞きたかったなと思うのは減債基金なのです。以前にも何度か質疑しているのですけれども、1億7,000万円以上の今減債基金がある中で、減債基金とは実質的に使うことは、ほとんどないのです。要するに、借金返済が困ったから、これ崩さなければと言っている時点でもう、はっきり言ったら自治体として終わっているという時点に立つ。ただ、それがないと、なければないというわけではないというのですけれども、例えば、事業費に見合う減債基金を持つという考え方に至ったときに、もっと言ったら、では、その返済のときに少しでも崩していって、きちっと返済、そこで使っているのですかということを両建てでやっていると、その議論が通るのですけれども、現状では、ずっとそのまま。では、払えなくなっているのと、いや、普通に払っているのですというところでいくと、この減債基金についても、これをもうちょっと崩すとき、支払いに対して崩すというきちんとした理由が、適切な理由が必要ですけれども、そういったことをしながら、減債基金も活用していくというふうにしないと、財調だけを見ていくと本当に厳しいというふうに私は思うのです。そういった意味では、基金の活用の考えというところでいえば、特に減債基金というところで、ちょっと考えどうかというところで伺いたいと思います。

答弁 企画財政部長 藤川幸司(企画財政部長は2020年3月まで)

減債基金は平成27年度に積まさせていただきました。そのときに説明したのですけれども、学校の耐震化また木場本通、セチリ太再生事業だとか、この5年間で調整残高が約10億円ふえてきております。このまま中期財政計画でもあるのですけれども、1年平均、約7億円ぐらいで事業をしていった場合、試算ですけれども、令和4年、5年あたりで、今の償還額が、今まで下がっていくのですけれども、それ以降は上がっていくような試算もしておりますので、場合によっては、ここも活用しなければ、財政運営がいかないのではないかなというふうに思います。現在のところ、今すぐにとは思っていませんけれども、将来にわたっては必要な基金だというふうに捉えております。

質問 1番 中田磨

そういう意味でいえば、ピーク時期には活用するということも見越してということですね。今回のところでいくと、ちょっと時間もなくなったので、最終的、今後の町財政運営の考えというところは、なかなか深く聞けないのですけれども、先ほど言ったように、基金は基金で、もともとは町民の税金で町の財政運営の中ででき上がっているものですから、その活用をしっかりしながら、ただ、ただ、事業を減らすとか、予算を減らすとかということではなくて、あるものはあるものとして、それも財産として、しっかりと住民のサービスを守るという使い方を財政運営の中でも機軸にしていただきたいということを求めたいと思いますが、最後に答弁を求めて終わりたいと思います。

答弁 町長 小松茂

基金の活用のあり方について御指摘をいただきました。将来を見込んでの基金の取り扱い方、さらには、基金条例というのが当町ありますから、この条例に沿った適切な運営の運用の仕方、これらをしっかり見極めながら、適切に運用してまいりたいというふうに思います。(「終わります」の声あり)

出典:釧路町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月4日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる