みんなの議会

名寄市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月10日

(1)基金の有効活用について/(2)書かないワンストップ窓口について

2024年12月10日、名寄市議会の一般質問で、佐藤靖議員が「基金の有効活用について」「書かないワンストップ窓口について」について質問し、総務部長 木村睦、市民部長 松田慎司、副市長 橋本正道が答弁しました。

質問者
佐藤靖 議員
答弁者
総務部長 木村睦、市民部長 松田慎司、副市長 橋本正道

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 佐藤靖

それではまず、基金の有効活用についてでありますが、令和6年度当初予算では約12億円の財政調整基金を繰り入れた予算編成となり、基金残高も減少傾向にあることやここ数年の経常収支比率については96%以上の高い水準にあり、財政の弾力性が失われつつあるなど決して財政に余力がある状況ではない。これは、11月1日付で発せられた令和7年度予算編成に際しての市長訓令の一文です。さきの議員協議会で名寄市総合計画(第2次)後期計画期間となる令和7、8年度の中期財政計画が示されましたが、来年度における財政不足は20億3,470万円、翌8年度も18億7,650万円を見込み、これを財政調整基金、減債基金、公共施設整備基金、合併特例振興基金に加え、備荒資金超過納付金で補う厳しい見通しとなっています。来年度は加藤市政4期目の最終年度であり、現在着手されている中間処理施設、名寄中学校改築などに加え、東病院改築、図書館改築、東中学校改築なども浮上しています。加えて、今年は人事院勧告により人件費も見直される見通しであり、まさに7年度、8年度は財政上正念場を迎えることとなりますが、市内にはいまだ耐震構造を満たしていなく、老朽化が進む公共施設も多い現状にあります。改めて将来に禍根を残さない財政の見通し及び運営に対する見解、さらに浮上しているハード事業のタイムスケジュールと見通しをお伺いします。示された中期財政計画においても、策定の基本的考え方について地方財政対策等の詳細が現時点で公表されていないことから、地方財政への影響が不透明としています。11月時点で把握できる情報で策定されていますが、文字どおり不透明であり、流動的な歳入見通しであります。基金はいずれ限界を迎えるものであり、多様化する市民ニーズに応えるためには新たな歳入確保策が必要と思いますが、これまで検討されているものについてお伺いします。名寄市基金条例には、財政調整基金をはじめ、22本の基金が設置されています。その総額は100億円を超え、このほかに備荒資金超過納付金約5億7,000万円を抱え、一見財政に余力があると思われますが、いずれも充当経費が明確に定められている目的基金であり、この目的以外の処分は認められていません。しかし、近年積極的な歳入確保の取組の一つとして、超低金利状況が続いていることなどを背景に基金の中の当面取り崩す予定のない資金を運用し、必要な住民サービスの継続的な提供に寄与する手法を取り入れる自治体が増えています。地方自治法第2条の14では、地方公共団体はその事務を処理するに当たっては住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないと定め、第241条でも基金はこれを前項の条例に定める特例の目的に応じ及び確実かつ効率的な運用をしなければならないとしています。一方、地方財政法第4条の3では地方公共団体における年度内の財政調整に関わり、積立金は銀行その他の金融機関への預金、国債証券、地方債証券、政府保証債券、その他の証券の買入れなどの確実な方法によって運用しなければならないとも定められています。そこで、地方自治法や地方財政法で運用が明確に定められている基金は現状のものとし、他の基金については寄附者の御意向もあることから、名目、趣旨は残しながらも基金額については統一化し、有効運用を図るための条例整備を行い、さきに述べた地方自治法第241条のル令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号ールにのっとり、基金運用について検討すべき時期とも考えますが、見解をお伺いします。あわせて、過去に国債10億円を購入をしたこともありますが、それ以外に財政運用を図った例があれば、お示しをいただきたいと思います。次に、書かないワンストップ窓口についてお伺いします。まず、人口動態についてですが、合併以降市として様々な取組をしているものの、減少に歯止めがかかりません。特に王子マテリア名寄工場の撤退、コロナ禍などが拍車をかけているように見受けられますが、ここ5年間の年間転出、転入件数及び今年度上半期と今年度末の見通しを含め、市としての受け止めをお伺いします。この移動者が諸手続のために訪れなければならないのが市役所庁舎です。風連庁舎についてはフラットな1階及びエレベーターのある2階で対応は可能ですが、問題は名寄庁舎、1階の市民課窓口まで階段、高齢者や障がい者が窓口に行くにはさらに階段を上って中2階、教育委員会まではさらに階段を上って3階に行かなければなりません。確かにスロープ、手すり、リフトが利用できますが、移動手続などにおいては実に労力の伴う庁舎構造と部局課配置です。超高齢社会となりつつある名寄市にとって、改めて現状の受け止めをお伺いします。今回市民部市民課及び地域住民課の協力を得て、とある調査をさせていただきました。それは、夫、会社員、妻、休職中、長男、中学生、長女、特別支援学級に通う小学生、次男、幼稚園児、父77歳という仮想の家族構成を想定し、窓口でどのぐらいの手続が必要かを調べていただきました。この結果、転出において名寄庁舎で必要な申請書は12枚、名前を書いた数は17回、住所は11回、生年月日は10回で、所要時間は1時間から1時間30分、これが転入となると申請書19枚、名前は実に43回プラスアルファ、住所も26回、生年月日23回、所要時間1時間30分から3時間、風連庁舎においても転出では申請書12枚、令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号名前17回、住所11回、生年月日10回、所要時間1時間40分、転入は申請書19枚、名前43回、住所26回、生年月日23回、所要時間2時間25分という結果になりました。調査に協力をいただいた市民部関係職員の皆さんには心から感謝とお礼を申し上げますが、これはまれなケースではありますが、皆無と言い切れるケースではありません。その中には、転出においては17回の名前、11回の住所を書き、転入の際は名前を43回も書くという異常さです。この状況の受け止めをまずお伺いします。近年北見市の取組が注目を集めています。それは、書かないワンストップ窓口の実践であります。同市では、新人職員が同様のケースを想定して手続を体験したところ、1つに手続案内の見直し、作成、2つに窓口のレイアウト見直し、3つに業務フローの見直し、4つに動線案内サインの見直し、5つに机のレイアウト見直しなど12項目の課題が浮上し、関係職員のアイデアで改善を図る一方、諸届け書類の書式なども見直すことで市民の利便性が図られ、職員の負担の軽減にもつながっています。同市の担当者は、住民は市役所を選べません。どんなに手続が煩雑で時間がかかろうとも、手続が難しくてもそれを終えないと市民は目的を達成できません。窓口がばらばら、申請書ばらばら、対応ばらばらなど、どれだけ手続が大変でも住民は頑張ります。だから、体験調査をしてみましょうと呼びかけていました。さきの調査結果を踏まえ、名寄市役所においても早急な検討が必要と考えますが、見解をお聞かせください。さきに述べたように、財政の厳しさは十分に理解していますが、超高齢社会となった名寄の市民が気軽に訪れることのできる市役所の配置とはなっていません。抜本的な改善が必要ならば、他の施設や空きスペースなどの有効活用を含め、市民の皆さんが真に利用しやすい市役所とすることを求めて、この場からの質問とさせていただきます。

答弁 総務部長 木村睦

佐藤議員からは、大項目で2点御質問をいただきました。大項目1と大項目2の小項目3と5は私から、大項目2の小項目1、2、4は市民部長からの答弁となりますので、よろしくお願いします。初めに、大項目1、基金の有効活用について、小項目1、今後の財政見通しについてお答えいたします。令和7年度の予算編成の市長訓令にもあるとおり、直近の令和5年度決算においては実質収支及び実質単年度収支は黒字となりました。また、財政健全化法に基づき作成した健全化判断比率における4つの指標についてもいずれも早期健全化基準、財政再生基準を下回り、数値的には財政の健全性を維持している状況にあるものと捉えております。しかしながら、令和5年度決算では財政調整基金以外の基金などで約9億円取崩しを行っていることや令和6年度当初予算においてもこれまでになく多くの基金を繰り入れた予算編成となり、基金残高は減少傾向にあります。一般財源収入の状況においても、市税や地方交付税については大幅な伸びは見込めない状況であるとともに、今後も想定される物価高騰や人件費、物件費など様々な経費の増加への対応が喫緊の課題として直面しております。こうした状況から、さきの議員協議会で御説明した中期財政計画においても多額の財源不足となったこと、またここ数年の経常収支比率は96%以上と高い水準にあり、財政の弾力性が失われつつあるなど、本市の財政状況は決して楽観視できる状況ではないと考えております。次に、小項目2、各種施策課題への対応についてお答えいたします。さきの議員協議会にてお示しさせていただいた名寄市総合計画(第2次)後期実施計画では、次期処理施設整備事業や名寄中学校整備事業のほか、名寄東病院の改築に係る事業費について計上いたしました。これら事業の現時点で想定しているタイムスケジュールについては、既に着手している次期処理施設整備と名寄中学校の整備については令和8年度を完了予定年度としておりますが、名寄東病院や今回の後期実施計画で事業費を計上していない名寄市公共施設等再配置計画において定めた図書館の改築など、フェーズワンの対象施設に係る事業実施期間については現時点では確定しておりません。老朽化が進んでいる公共施設への対応として今後多くの大規模な普通建設事業が続いていくことも想定されますが、各事業の協議段階においては特定財源の確保に十分努めるとともに、限られた財政状況の中で優先順位を持ち、事業の選択と集中を徹底し、進めていく必要があるものと考えております。次に、小項目3、歳入確保の具体策についてお答えします。さきにもお話しさせてもらったとおり、本市の一般財源収入の根幹をなす市税や地方交付税は、今後人口減少の影響などにより大きな伸びは見込めないことから、市内外から応援いただける寄附金や助成金の活用など様々な対応、対策により庁内一丸となって収入を確保していくことが必要であると考えております。その一つとして、ふるさと納税寄附金についてはホームページの構成や返礼品の内容などを見直したことにより、令和6年10月現在で約1億3,000万円の寄附をいただきました。令和5年度決算額が約6,400万円でしたので、上半期で前年度決算額の2倍となるなど寄附額そのものも大きく伸びましたが、本市の農作物や加工品などの魅力が広く多くの方に伝わったことが何よりの収穫であり、次年度にもつながるものと期待しているところです。また、企業版ふるさと納税につきましても本市事業の推進を応援いただける制度であり、部署を横断して魅力ある事業を発信し、財源確保に努めているとともに、様々な企業や団体からの助成金などについても庁内で共有し、積極的に申請、応募をするなど少しでも特定財源の確保に向け進めております。引き続き各部署において情報収集し、新規メニューの掘り起こしなど積極的に取り組み、歳入の確保に努めてまいります。令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号次に、小項目4、目的基金の統一化及び基金条例の見直しについてお答えいたします。現在本市においては、名寄市基金条例により財政調整基金、減債基金を含む計22の基金を設置しており、令和6年第4回定例会初日に議決いただいた補正予算を反映した令和6年度末の基金残高は合計で約72億円となる見込みであります。特定目的基金の統一化については、より効果的な基金の管理運用を図るため、御寄附いただいた団体や個人の了解を得て基金を統合し、積み替えた経緯もございます。今後大型の公共施設の整備などへの財源調整には基金をより効果的に活用していかなければなりませんが、一方では将来の備えとして目的を持った基金の設置も必要であることや合併特例振興基金、トムテ文化の森振興基金など基金の設置目的を変更することが難しい基金もあることから、今後各基金の残高状況などを踏まえ、各基金の設置目的について改めて検証していく必要があるものと考えております。次に、小項目5、基金運用に対する必要性と見解についてお答えいたします。基金運用については、平成23年に今後の合併算定替え支援の減額などを踏まえた財源対策とより効果的、効率的な基金管理を求め、基金の国債運用を行った経緯がございますが、現在は運用計画期間が終了したことから、基金運用は行っておりません。基金は、地方自治法に定めておりますとおり、確実かつ効率的に運用しなければならないことから、基金運用に当たってはそのリスクへの対応などについて十分に協議、検討し、運用方針など考え方を整理しておく必要があると認識しております。そのため、金融機関や証券会社からの情報や近隣自治体での取組を参考に、まずは安全で効率的な運用方法について調査研究を進めてまいりたいと考えております。次に、大項目2、書かないワンストップ窓口について、小項目3、名寄庁舎の構造上の課題と小項目5、市民が利用しやすい市役所については関令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号連がございますので、一括してお答えさせていただきます。初めに、名寄庁舎の構造上の課題についてですが、名寄庁舎は昭和43年に建設されてから56年が経過しており、昭和56年の新耐震基準導入前の構造となっています。耐震診断においても耐震不足の判定がされており、耐震改修工事の実施について検討を行った経緯がございますが、名寄市公共施設個別施設計画においては当面は利用者に支障が出ないよう必要に応じた機能維持と長寿命化を図ることとしているところです。本庁舎の利用に当たっては、1階と2階へのアクセスが階段であるため、その上り下りが課題となっていることは認識しておりますが、構造上改修することによる課題の解決は困難であると判断しております。そのため、階段の上り下りに不便を感じる場合は遠慮なく昇降機を利用していただけるよう御案内しているところです。また、上り下りが不自由な市民の方から1階の階段に手すりを設置するための御寄附をいただき、昨年3月にピロティー側の玄関から1階窓口に向かう階段に手すりを設置したところで、来庁された多くの方に御利用いただいていると認識しております。現在の庁舎内における部や課の配置を見直すことについては、来庁者の多い市民部窓口の機能やそれぞれのフロアの面積、業務の効率性などを考慮すると、配置を変更することは難しいものと考えています。しかしながら、この庁舎の限られた面積において市民が利用しやすい市役所を目指していく必要があることは十分認識しており、そのためにもデジタル技術を活用した窓口業務の改善や様々な業務改革を進め、市民の皆さんの利便性が少しでも向上するような取組を行っていく必要があるものと考えているところでございます。なお、今後の庁舎整備など、その在り方については、次期の総合計画で検討してまいりたいと考えているところです。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)

私からは、大項目2、書かないワンストップ窓口について、まず初めに小項目1、ここ5年間の転出、転入件数についてお答えをいたします。本市における過去5年間の転入出状況についてですが、市民課における手続状況の数値となりますが、転出人数を1年間で見てみますと令和元年で1,509人、令和2年で1,348人、令和3年で1,571人、令和4年で1,721人、令和5年で1,592人と毎年約1,550人、5年間通算で7,741人が本市から転出をしている状況にあります。一方、転入件数を見てみますと令和元年で1,346人、令和2年で1,258人、令和3年で1,319人、令和4年で1,286人、令和5年で1,143人と毎年約1,270人、5年間通算で6,352人が本市へ転入している状況です。転出から転入の単純な差引きでは、5年間で延べ1,389人の人口減少、年平均にしますと約280人が毎年減少している転出超過の状況にあります。本市独自の取組として、人口移動状況や人口減少対策、移住、定住施策に必要な基礎資料を得ることを目的に転入、転出の届出者に対して任意でアンケート調査を実施しておりますが、直近の令和5年度の集計結果では転出の主な理由として転勤が最も多く、約45%、就職、転職が36%、就学による転出が約6%であり、転出理由全体の約87%を占めています。過去5年間では、王子マテリア撤退に伴う影響もあったところです。また、転入の主な理由としては、転出同様転勤が最も多く、約50%、就職、転職が約17%、就学による転入が約15%と転入理由全体の約82%を占めています。名寄市立大学へ就学するために転入しているケースが大きく影響していると考えられます。転入、転出のどちらを見ましても8割以上が同様の理由となっていますので、この状況は今後も変わらないものと分析をしているところです。本市における人口動態は、今後も転出超過傾向が続くものと思われ、人口は徐々に減少していくと推察をしているところです。次に、小項目2、調査結果に対する見解、小項目の4、書かないワンストップ窓口の必要性につきましては関連がありますので、一括して申し上げます。佐藤議員からは今回窓口業務に関する調査票をいただきまして、本市窓口で転出をする場合の手続時間や関係する窓口を改めて確認をさせていただきました。調査結果をお渡ししているところでありますが、転出手続を例に振り返りますと、氏名や住所などを記載する書類などは関連する窓口ごとに必要となり、複数枚に記入しなければならないこと、一つの手続が終わった後に次の窓口へ手続に進むことから、時間がかかってしまい、効率的ではないこと、場合によっては庁舎内を行ったり来たり移動しなければならないことなど再確認をしたところです。調査で例示をいただきましたケースについては、関連する多くの窓口を経由して手続をするものでしたが、このようなケースも十分に想定されると認識しております。手続上どうしても改善が難しいこともありますが、現状の窓口手続では、市民に御負担を強いる場合があることも再確認できました。北見市が実践している書かない窓口については、本市でもその内容と効果について検討してきたところです。北見市の場合、数年をかけながら関連する窓口全体で検討を進めていたり、職員自らが各種の手続を実際に体験することで課題や問題点を整理し、また新庁舎の改築に併せて物理的障害の改善検討などを行いながら、実施に結びつけてきたところと承知をしております。本市におきましては、令和4年度に北見市デジタル担当者と各窓口担当者とで構成をします検討チームを構成し、書かない窓口の視察をしているところです。視察の中では、様式の統一化や手続の動線、職員のオペレーションと人員配置状況などを確認し、本市での実施の可能性を研究してきましたが、庁舎施設のスペース上の問題や部署を横断しての窓口構成、職員配置令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号への課題、導入コストなどの比較を行いましたが、実施に向けては多くの課題整理が必要となったところです。令和5年度からは、業務改善事業に取り組み、その中でも様式の統一化や窓口オペレーションの見直しなど、窓口改革の必要性を確認してきているところです。行政や民間を問わず、各種の場面でデジタル化が進んでおります。限られた財源の中ではありますが、誰もが利用しやすい市民目線に立った窓口の実現に向けて洗い出された課題をしっかりと整理、検討して、改善に向けた取組を進めたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 9番 佐藤靖

それぞれ御答弁をいただきました。再質問をしていきたいと思いますけれども、まずちょっと来年度の予算編成に関わった市長訓令でも厳しい財政に、決して財政に余力がある状況ではないというふうに職員に求めて、予算編成作業に入っていただいて、11月25日でそれぞれまとめて提出がされていると思いますけれども、実質来年度予算の要求額、どの程度になって、財政当局が予定している額との乖離というのはどの程度だったかというのは押さえていらっしゃいますか。

答弁 総務部長 木村睦

11月1日に市長から予算編成の訓令のほうを発出させていただいて、それぞれ各部局で予算編成の作業に当たっていただいて、今議員からもお話しいただいたとおり、11月の末に一定程度締切りをさせていただいておりまして、財政課のほうで予算調整、予算要求の調整した金額でございますが、歳入におきましては約271億円、歳出につきましては約297億円ということで、差引き約26億円が今差額として出ているところでございます。以上でございます。

再質問 9番 佐藤靖

要するに市民ニーズを令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号含めていろいろ職員の皆さんそれぞれ原課で考えると、厳しい財政状況が分かるにしてもやっぱり要求は例年どおり多いというのは分かったというところであります。これから財政課長、あるいは総務部長含めて副市長、市長と査定で切り込んでいかれるのかもしれませんけれども、いずれにしても、おっしゃるとおり厳しい、楽観できる財政状況ではないということを背景に取り組んでいただきたいと思います。もう一点具体的に入る前に確認させていただきたいのですけれども、名寄市基金条例第6条で運用益金の処理というのを定めていらっしゃいます。各基金の運用から生じる益金は、歳入歳出予算に計上して、各基金に繰り入れるものとすると。ただし、合併特例振興基金、地域福祉基金、名寄岩基金、霊園管理基金、教育振興基金及び竹内福祉基金については第2条に定める目的のために使用するものとし、基金が使用されなかった場合、または残金が生じた場合はそれぞれの基金に積み立てるものとするというふうに言われておりますけれども、例えば今年生誕110年を迎えた名寄岩から寄附いただいた100万円についてでありますけれども、これは1968年、昭和43年に100万円いただいているのですけれども、この益金はどこ行ったのかなというのがちょっと分からなくて、ただ第3条の3項では名寄岩基金の積立額は元大関、名寄岩の基金の100万円とするということも新たにもう一つ1項定めているのです。この意味合い、片方では第2条に定める目的のために使用するものとし、基金が使用されなかった場合は、残金が生じた場合は、益金が使用されなかった場合、または残金が生じた場合はそれぞれの基金に積み立てるものとするというふうにうたっておいて、一方では名寄岩基金は100万円とするという、この整合性というのはどういうふうに解釈したらよろしいのでしょうか。

答弁 総務部長 木村睦

基金条例における名寄岩基金について御質問いただいたかというふうに思っています。名寄岩基金は、御存じのとおり元大関、名寄岩様からの寄附金100万円で基金を創設されているものでございますが、ここの第3条の積立てのところでいくと、いわゆる財調ですとか減債だとその2分の1を積立てしていきましょうというような条文なのですけれども、名寄岩基金につきましてはこの100万円というところをしっかり明確にしたいというところで、この間このような条例を1個設けさせていただいているというふうに認識しています。あわせて、第6条の運用益の処理につきましては、今議員からも御紹介いただきましたけれども、合併特例振興基金、地域福祉基金、名寄岩基金、霊園管理基金、ここに書いてある基金以外、ただし書の基金以外はいわゆる利息がついたものについては積立てをしていきましょうということなのですが、ここに書いてある合併以降の基金、今の名寄岩基金もそうですけれども、ここについての利息については積立てをすることなく、その年度の歳出、いわゆるそこで充当していきましょうというような意味でございまして、この間、いわゆる今度はこの名寄岩基金の設置目的が生活困窮者の援護に関する経費に充てるということでございますので、毎年度そういった事業に対してこの100万円で出た利息についてその事業に充当しているというようなことでございますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。

再質問 9番 佐藤靖

なかなかこの条文では全体を理解するのはちょっと難しかったので、改めてお伺いしましたけれども、分かりました。そういうことに活用されているということでありますけれども、今回はこの基金、これだけの基金をどうやって生かしていくか。部長おっしゃるように、例えばこれからいろんな、既に着手している中間処理場施設ですとか名中については8年度ということになっています。その他については、確定していないというよりも見通せないというのが当たっているのだと。それ財政的背景を含めて見通せないということであれば、さらにもう一つはふるさと納税を含めて1億3,000万円という、これもいい数字ではありますけれども、ある程度ここも限界があると。そうすると、基金をどうにか資金運用できないかということがやっぱり今回の質問の原点なのです。別にそれは一つにして、他の事業に費やせということではなくて、その基金は当然ながらリスクもあるものですから、そう簡単にやれない、あるいはでは信金さんにお願いして、信金さんに預けるというのは法律上認められない。では、信金さんとの協議のテーブルができないのか、いろんな知恵を借りれないのか。過去に国債で10億円を買いましたけれども、国債は当然期間が決まっていて、利率は確かに高いですけれども、そういう意味では使い勝手が悪いのかもしれません。もう既に40年ぐらい前になると、旧名寄市では野村證券に債券を買っていた例もありました。これは、一時期野村證券が不祥事を起こしたときに当時の収入役の小野さんに聞いたところ、名寄市はないですよねって聞いたら、実はあるのだということで、それは引き戻しましたけれども、過去にもそういう資金運用というのはしているものですから、リスクを意識しながらもやっぱりそこに果敢に挑戦していくような姿勢があってもいいのかなというのが今回の質問の趣旨であります。確かに地方公共団体金融機関でも地方公共団体が資金を行う場合は信用リスク、金利リスク、誘導リスクを認識しながらも複数基金の一括運用をすることで、運用の増額により預金などの金利を現金化が可能な金融商品から長期の債券まで分散した運用ができるというふうに、推奨はしていないでしょうけれども、訴えておりますので、改めて資金運用について理事者側の判断というか、これからどうしても一定程度低金利が、金利は少し上がりましたけれども、低金利が続く、あるいは国からの補助金や何かも含めて人口減、令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号あるいは市内の経済動向からいって税収がばかみたく上がるということはなかなか期待できないのなら、今あるこの基金をどうにか有効活用していくと。ただ、何回も言うようですけれども、市の職員で採用してやるというのはやっぱりとても無理な状況でありますし、当然ながらその職員にはリスクを負わせるということになりますので、安全な手法でやることについて改めて見解をお伺いしたい。

答弁 総務部長 木村睦

歳入確保というところがこれからの財政運営にとってみると非常に重要なところだというふうに思っていますし、昨日副市長からの答弁の中にも持続可能性というところが一つのポイントになってくるというようなお話もいただいたところでいきますと、一般財源の確保というところはやはり非常に重要な点で、佐藤議員からも今お話しいただいたとおり、ではその一つとして基金がある、せっかくある基金を運用したらどうかというような御提案をいただいたのかなというふうに思っています。先ほどの答弁でも今ふるさと納税などいろいろなところで取組のほうを加速させていただいて、状況的にも少し好転させていただいていますので、その辺は担当部において非常に積極的に取組を進めていただいていることに対してありがたく思っているところなのですけれども、ただ先ほどもお話しいただいたように、一定程度の限界はあるというふうには認識しておりますので、そういったこと考えていけば中長期的に一定の金額を収入として得ることができるいわゆる債券ですとか、そういったことに関する投資というのでしょうか、そういったところにはやっぱり魅力的な歳入確保対策だというところでも認識はしています。ただ、お話もいただいたとおり、リスクが生じてしまう可能性も十分に考えていかなければなりませんので、ここについてはやっぱり私ども公金を活用して運用する際の規定ですとか方針というところはまだ持って令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号いません。もしそういうこと、そういった運用を考えていくのであれば、まずはそういった運用方針ですとか運用の規定みたいなものをしっかり策定して、対応していかなければならないのかなというふうに思っています。ちょっと古いデータ、古いというか、令和5年度の全道の各市の状況見ていくと、基金運用やっている市が15市なのです。恐らくこの15市、全部は調べたことないのですが、そういった規定を必ず持っていて、その運用に基づいて行っているのかなというふうに考えています。ですので、先ほど議員のほうからもお話しいただいたとおり、市職員にはなかなかこういったところの作業というのは難しいですし、近くにある市内の金融機関等々にも御協力いただけるかどうかというのはちょっとなかなか難しいところもございますので、まずは私どもとしてはこういった運用に関するものをどのようにやっていけるかというところの規定だとか、そういったところの環境を整えていったり、プロセスづくりからまず始めていきたいなというふうに考えていますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

再質問 9番 佐藤靖

部長おっしゃるように、私も別に来年から着手しろとかと言う気は全くありません。おっしゃるように、運用している自治体見ても資金管理方針など基本的ルールというのはきちっと明確にしてから次の段階、次の段階に進んでいくので、多分2年先、3年先ぐらいになるかと思いますけれども、7年度、8年度が相当厳しい財政になるということですので、できれば3年先ぐらいを見据えて検討すべきだというふうに思いますけれども、もう一点、これは橋本副市長にお聞きしたほうがいいと思うのですけれども、近隣の自治体の副市長会議みたいなのがあると思うのですけれども、全国的にはまだ例がないようですけれども、近隣自治体も相当厳しい財政状況にあることで、これも運用できる資金の額にもよりますけれども、一部事務組合で行うことができる事務というのは自治体が行う事務であれば特に制限がないため、基金の資金運用を合同で行うために設立することは可能というふうに言われておりますけれども、その可能性について副市長はどういうふうにお考えになっていますか。

答弁 副市長 橋本正道

理論的には可能であるということなのですけれども、実際に活用できる基金の状況ですとか、それぞれの自治体によって違うなというのは思っておりますし、どこの自治体でも恐らく持っている基金をこれから活用するというのは、様々な事情で増減するという可能性を全ての自治体は持っていると思うのです。ですので、そこを一緒に合わせてやるというのはかなり難しいものではないかなと思っておりますが、もし広域的にやられているところがあれば、またそこは情報収集して、研究してまいりたいと思います。

再質問 9番 佐藤靖

近隣とは財政力、あるいは基金の残高を含めてなかなか厳しい状況あるかと思いますけれども、一つこれも釈迦に説法かもしれませんけれども、注目すべきは、最近注目されているのは、名寄市もゼロカーボンの宣言をしておりますけれども、SDGs債というのが非常に注目されているものでありますので、例えばこういうものでどうか、共同歩調取れないのか、あるいは名寄市も含めて検討できないのかというのはあるというふうに思います。ただ、この場でやれとか言うつもりは全くないので、ただこういうSDGs債というのも今注目をされているし、多分総務部長なり副市長のところにはいろんな方がいろんな基金運用についての発言をされていると思いますけれども、その中でやっぱり取捨選択をしっかりされて取り組まれることをぜひ望んでおきたいというふうに思います。そして、できるなら、もしそれができて、一定程度益金が出るならば、その先のことも、これ予算編成権と執行権は市長の範囲内にありますので、議会側が言えないですけれども、例えばハード事業とソフト事業を半分にすると。もしそれで益金が出たら市民の方にもしっかり還元する、あるいは寄附をいただいた方にも趣旨も当然ながら市民の福祉向上が入っていると思いますので、例えばハード事業とソフト事業で折半するようなルールもやっぱり一つは必要かなというふうに思いますけれども、その点についてはどういうふうにお考えですか。

答弁 総務部長 木村睦

まず、SDGsの関係の債券についてもお話しいただきました。債券といいましょうか、こういった運用をするときにはやっぱり運用先側の信用力というところも非常に大事になってくると思います。ですので、先ほど議員のほうからも御紹介いただいたSDGsの関係もホームページ上でちょっと私も確認させていただいたときには、佐呂間町なんかがSDGsの観点から債券を購入しているのだということで、運用表明権だか、何かそういうふうなことでやられているのかなというふうに思っています。投資先って様々あって、その中でどうやって選ぶかというところもございますので、またその後のやはり運用益について、ではどのようにこれから使っていくか、活用するかというところも、まだやっていないのにこういうこと言うのもあれなのですけれども、そういったところは先ほどお話しさせてもらいました規定ですとか、そういったところでも少し他自治体なんかもどのようにやっているかも研究、検証させてもらいながら進めさせていただければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 9番 佐藤靖

益金の有効活用については御検討いただけるということなので、そんなせくわけではありませんので、じっくりリスクが伴わないような運用手法というのはあるのかどう令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号なのかを含めてぜひ御検討いただきたい、御研究いただきたいというふうに思います。書かないワンストップ窓口についてでありますけれども、名寄庁舎のほうの構造上の問題というのは、これは抜本的変えるのなら庁舎改築しかあり得ないのですけれども、それは今論議したように財政上からも非常に厳しいということでありますけれども、1点、今の市民課のスペースでそれができないのかって考えたときに、総務部長、選管はあそこでなかったらできないのですか。

答弁 総務部長 木村睦

恐らく議員おっしゃっているのが今選管がやっている空いているスペースだと思うのですけれども、あそこのスペースは御存じのとおり選挙の際に期日前投票所として活用させていただいていまして、過去にも選挙管理委員会において期日前投票所の移設というのは検討したことはございますが、選挙管理委員会の職員というのは御存じのとおり総務課の職員が兼務させていただいておりますので、当然庁舎の中で総務課の仕事というのももちろんやる必要がございますので、なかなか期日前投票所を庁舎内に設置するしか方法はないのかなというふうに考えているところでございます。以上でございます。

再質問 9番 佐藤靖

それは、選管はそうでしょう。だけれども、期日前投票する市民の立場に立ったときに、今ピロティーから入って中2階、階段を上って、しかも真っすぐ前のところの期日前投票にすると。あれ、うちはこれからの車椅子の生活者が家に1人できるので、車椅子で投票できますか、あのスペースで。それは補助いただいたり、代理で書いてもらったりの代筆もあるのかもしれないですけれども、あのスロープを自分で上っていって、あの狭いスペースの中で投票用紙に書いて投票して、また行って書いて投票して、帰ってくるというのができるとは、私はやっぱり令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号あれだったら二の足を踏む、行きたくない、行けないと思うのが関の山だと思うのです。それなら、幸いに警察署が移管して、駐車場ができたわけですから、あそこにプレハブ2棟建てて、選管事務等期日前投票やれば、フラットなものにできる。あのスペースを選挙をやるためだけに取っておくというのは非常にもったいない。あそこまで市民課が流れてくれば、例えば窓口の業務がもうちょっと平準化したり、あるいは健康福祉部の障がい者や何かが相談するときに下に下りられて、複合的にやれるというスペースがあれでできるとは思いませんけれども、私は十分活用しがいのあるスペースだと。昔はあれ市民スペースというふうに置いておいて、テレビを設置して、市役所に来た市民の人があそこでテレビを見たり、そこに名寄のPRビデオを流していたりしていたのですけれども、今はそれもなくて、たまに行くと市民部の打合せをやっていたり、テーブルがあったりということで、とてももったいないスペースだと思うので、ぜひやっぱり選管は外に出るべきだというふうに思いますけれども、選管事務局長はどういうふうにお考えになりますか。

答弁 総務部長 木村睦

必ずしも今の空きスペースが選挙、選管のみならず、ここ数年は臨時給付金の窓口ですとか、そういったことでも使わせていただいておりますので、選管ばかりではないのかなというふうに思っています。ユーティリティーなスペースとして今は使わせていただいているかなというふうに思います。それと、選挙管理委員会もただ人が行っているだけではないのです。あそこに行くにはシステムを必ず持っていかなければなりませんので、そういったことから、外に出ていくなるとそういった経費もかなりかかってしまうというところも御理解いただきたいなというふうに思います。以上です。

再質問 9番 佐藤靖

言っているのは、選管の立場を聞いているわけではなくて、市民の人が、あるいは有権者が利用しやすい施設というのはどうあるべきかということを考えると、さっきも言ったように、庁舎を改築するのは無理なのですから、今の財政状況来て、来年改築しますというのは無理なので、今あるスペースをどうやって生かそうかというのは、一つの手法としてそれは今の時代ですから、外に選管が出る、そのスペースを市民課に開放してやる、あるいは本当にそういう時期、給付金の関係ですとか異動時期の関係なら、市役所の4階の大会議室に関係部署が集まって、そこで1か所で手続が終わるように、これは北見市がそうやっているそうでありますけれども、別室でそれをできるようなシステムをする。いろんなやり方があるけれども、主体は市民の人が、市役所はよく言われますけれども、市民に役立つところって書いて市役所って言われるのですから、内向きの議論ではなくて、市民の皆さんにとってどういう庁舎であるべきか、できれば本当はもっと言いたいのは今ある施設を、もっともっと遊休施設を利用したらどうですか。市役所が建て替えが無理なら、今空いているスペース、あるいは失礼ですけれども、学校再編も含めて、学校の一つ空けて、そこに市役所なりを移動したらどうですか。あるいは、これから川村さんもあるかもしれない。名農キャンパスを消防庁舎にしたらどうですか。いろんなことを検討していくというのも一つの手法ですけれども、現状を考えたときあのスペースというのは非常に無駄だと。無駄だと言ったら怒られますね。もったいないというふうに思いますので、これはこれ以上木村部長と議論してもしようがないですので、副市長はどういうふうにお考えになりますか。

答弁 副市長 橋本正道

前段のお話の市役所庁舎の在り方、様々な公共施設が空いているのでというところがお話ありましたけれども、これちょっと先の話になりますが、恐らく何年か後には様々なデジタルトランスフォーメーションが入ってきて、この市役所庁舎そのものの在り方も変わってくると思いますので、そこは少し柔軟に対応しなければならないなと思っております。今お話しになった市民課の横のいわゆるちょっともったいないのではないかというスペースの関係と、それから選挙管理委員会の関係ですが、一番の問題は今この名寄庁舎がどうしても上がっていかないといろんな用が足せないというところがありますので、ここの物理的なものがありますから、ここはやっぱり解消する手法は、例えば隣に移す、あるいはいろんな形で事務室を別出ししてやるという方法も一つあるかなと思います。ただ、私今の段階ではそれに係る経費と、それから様々なハードルがあると思うのです。そこら辺りを一回検証しなければ今この場でどうするかということは言えないとは思うのですけれども、ただ一つ、今の市役所の構造上様々な御事情でなかなか上がってこれないという方には非常に御不便をかけているということは認識しておりますので、それを解消する手法についてはちょっとほかの自治体も調べてみたいと思います。ちなみに、稚内市役所さんでは、今回の衆議院の投票はちょうど隣建て替えていましたので、市民の皆さん5階まで上がって投票していったということがありました。そういうことも見ておりますので、できるだけ利便性の高いやり方というのはやっぱり追求しなければならないと思いますので、改めてその辺は少し検証してみたいと思います。

再質問 9番 佐藤靖

これも来年度からすぐやれということではなくて、やっぱりきちっと検討していただきたいのですけれども、最近ちょっと相談あって、地域包括センターと相談行って、中2階に行きましたけれども、案内されたのが奥の倉庫みたいな部屋、まさに物が乱雑になっているときに一番家族にとって相談をしなければいけ令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号ない、深刻になって行っているのにここかいという場所、しかもそれも細いロッカーの間を通って相談に行くという、本当にここが福祉に優しい市役所なのかなと思うぐらいなものであります。1人、2人なら中2階にすぐ上がったところの部屋で相談に乗れるのでしょうけれども、ちょっと人数が、家族も行ったものですから、奥に連れていかれましたけれども、やっぱりもっと市民の立場に立った庁内の在り方というのは検討すべき。できれば、北見なんかそうなのです。なるほどと思ったけれども、窓口は窓口で職員が座るのです、市民に向いて。うちのように教室型みたく向かい合って、市民の人がすみませんって言ってくるのでなくて、順番で窓口にして、すぐ対応できるような姿勢を取っているとか、やっぱり改良すべきことは、できる可能性はあると思いますけれども、そこは松田部長はどういうふうに、一番接している場でありますので、お聞かせをいただきたいと思います。

答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)

今の御質問でいきますと、相談の場所も含めて、またあと窓口業務をしている我々のほうが後ろにちょっと引っ込んでいるということなのだろうというふうに思っていますけれども、窓口業務は実際に窓口の業務だけではなくて、後ろでいろいろな審査業務だったり、郵送業務だったりということもしているという部分もあって、今のちょっと配置を以前から続けているというところにはなってございます。ただ、以前にも窓口に職員がいないがばかりにすみませんというようなお声をかけて、職員が出ていったというケースも聞いておりますので、市民の方々に御不便をかけているなというふうにも思っているところでございます。すぐに改善できるかというと、ほかの仕事もありますので、なかなかというところなのですけれども、ただ、今の形が本来いいのかって言われると、そうでもないというふうに思っていますので、ほかの部署との手続の流令和6年12月10日(火曜日)第4回12月定例会・第3号れも含めて少し全庁的に今まで考えてきたというケースが多分なかったのかなというふうに思っていますので、窓口の業務、市民課の窓口だけではなくて、関連する、今回調査をいただいたような御家族大勢で来た場合のケースもあるかと思いますので、そういった部分も含めて市民に迷惑がかからないというか、市民によりよい窓口になるように今後も少し話合いしながら研究していきたいというふうに思っていますので、よろしくお願いします。

再質問 9番 佐藤靖

この種の問題というのは、今の現状を説明するのではなくて、市民の人がどれだけ利用しやすい市役所に変えるかというのが私は原点だと。こういう理由だからこうですというのではなくて、市民の方が来たとき不便に感じる。書いてみてください。1時間半、2時間、45回自分の名前書いてみてください。十何回自分の住所書いてみてください。ミミズ字になります。本当に手がしびれて、どうもならないということもあるのなら、それは一日も早く改善してあげるというのが手法だし、やはり市民の方が利用しやすいと思える市役所にする検討というのは私は常に日々前向きにするのが加藤市政だと思っておりますので、それを強く求めて終わりたいと思います。

出典:名寄市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月10日 議事録 PDF(87ページ) 間違いを知らせる