釧路町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月6日
1件目の執行方針の全体について
2018年3月6日、釧路町議会の一般質問で、倉井俊勝議員が「1件目の執行方針の全体について」質問し、町長 佐藤広高、教育長 佐々木喜代孝、総務課長 佐藤秀昭が答弁しました。
- 質問者
- 倉井俊勝 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、教育長 佐々木喜代孝、総務課長 佐藤秀昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 倉井俊勝
11番議員、倉井でございます。会派未来を代表いたしまして、平成30年度の町長並びに教育長の執行方針に対しまして、一部重複しているところがありますけれども、通告どおり件数を絞りまして質問をさせていただきたいと思います。平昌オリンピックは、パラリンピックはこれからですけれども、先月25日に閉会いたしました平昌オリンピックにおきまして、さまざまな感動の場面がありました。ここで一つ一つ指摘することはできませんけれども、その中で、特に強く感じましたのは、メダルととった選手もそうでない選手も、次回のオリンピックへの再挑戦やさらなる自己タイムの更新、次回に向けての目標などすばらしい前向きのコメントと耳にしたことでございます。私たちも常に高みを目指す向上心を持たなければならないと強く感じました。新年度に向けた執行方針に対する質疑ですけれども、どうか、ぜひ高みを目指した町政執行方針であり、町民の皆さんに夢と希望を与える答弁でありますことを御期待申し上げまして、順次質問をさせていただきます。まず、1件目の執行方針の全体についての1番目として、ことしは町長の3期目の終了を迎える年であり、約半年後の年度途中であります10月に選挙が行われるものと思います。そこで、新年度執行方針の継続性や町長公約実現、完成度など照らし合わせ、次期に向けての考えや今後の対応はいかがなされるのか、お伺いをいたします。また、2点目といたしまして、執行方針の結びに、自主・自立持続可能なまちづくりを強調されておりますが、そのためには、基本認識としての釧路町の細やかな人口動態や町民満足度などの詳細な調査、分析を行い、総合計画やまち・ひと・しごと創生の人口ビジョンや、総合戦略との整合性の検証を行いながら、施策の展開を図っていくべきと思います。特に、行政方針冒頭に、人口減少抑制傾向のプラス面を有効に活用するともに、その課題を的確に把握し、対策を講じていく必要があるとも述べられております。その実態と考えにつきまして、お伺いをいたします。次に、2件目としまして、行・財政、協働についてということでお伺いをいたします。町民参加と協働のまちづくりと常に述べられておりますが、実態としてどのように捉えれているのでしょうか。私は自分の住んでいるところは、みずから改善しながら、住みよい環境づくりをしていくのは当たり前だと思っております。例えば、よくないかもしれませんが、皆さん、自分の住んでいるおうちや、自分に部屋などは特に自分の心地よさを求め、工夫を凝らしながら、改善しながら、生活をしているものと思いますし、勤務先であれば、その発展を願って身を粉にして働いていると思います。ところが、自分以外のものになると、そうではないのが現実ではないでしょうか。自分のもの、自分に近いものを大切にするように、自分の町という意識がまちづくりに欠かせないものであり、いわゆる町民である私たちの町という帰属意識が必要であると思います。そのためには、町民と行政が同じ意識を持ったまちづくりが必要であり、その土台は情報の公開と共有であり、そして人のぬくもりであると思います。それが、気持ちよくまちづくりに参画できる環境であると思います。そこで、①としまして、役場執務室立入制限の廃止の考えはあるかということでお伺いをいたします。私は実施前から反対の意思をお伝えしておりました。役場に来庁されない方は感じておられないのかもしれませんけれども、さまざまな要件や営業でお伺いされる方から、釧路町は閉鎖的で行きたくないとか、ひどい方は、釧路町は拒絶型だから、相手にしていませんなどとお聞きをいたしております。私も正直に、余り行きたくありません。私が行くかもしれませんが、ちょっとした要件や相談、例えば、きょうの質疑でちょっとしたねぎらいや感想など、気軽に声をかけ合うなど、触れ合い的なことくらいで、わざわざ部長や課長、あるいは担当職員にカウンターのところまで来ていただくのは抵抗があります。お互いに本音で話をできるような環境ではありませんし、部外の方にとっては、わざわざ、まあいいか、となってしまい、お互いに冗談話をする場も雰囲気もなく、それでなくても、行政と住民には見えない垣根があると言われておりますが、その垣根が見えるようになってしまいました。町長は、情報管理の面からだと強く強調されておりますが、それは工夫により対応できるのではないでしょうか。ますます暗い役場になってしまいます。まだまだ申し上げたい事例はありますが、これくらいにいたしまして、協働のまちづくりに大きく逆行する、役場執務室立入制限の撤廃を求めたいと思いますが、その考えをお伺いいたします。次に、2点目として、IT化推進による情報共有による町民参加を推進するとのことでありますが、役場内の対応能力、町民のIT化の現状の把握や整合性はということでお伺いをいたします。情報管理とともに、情報発信は非常に重要な仕事であります。ただ、その第一の主人公であります町民の皆さんのIT化への対応状況はどうであるのか。また、発信管理側の行政の人的かつシステムやハード面の対応能力は大丈夫なのか、検証することが重要なことと思います。会派で議運を通じまして、せめて各支所や本庁舎ホールに議会の音声放送だけでも流せないかと要望いたしておりますが、設備や経費の関係でなかなか実現されておりません。IT化を進めることは当然大事なことですが、できることから、最大限の努力を行い、町報配布したし、ネット配信したからと一方的終結ではなく、町民に寄り添い、本当に一人一人に届いているのか、その思いや姿勢が重要なことだと思います。行政情報を確実に全町に届ける、そしてその情報を受けとめていただく、さらにその情報に反応していただく、いわゆる届ける、受けとめる、行動するを実現する体制づくりを求めたいと思い、その思いを込めてお伺いをいたします。次に、3点目として、釧路町の広域行政と定住対策の基本戦略、計画あるのか、あれば提示を、なければ考えをということでお伺いいたします。当町はさまざま業態により、それぞれに応じた広域連携をいたしております。例えば、東部消防組合、標茶町農協、東森林組合、釧路広域連合、公立大学事務組合、電子情報処理に関しての白糠町や弟子屈町との連携や、広域地方税滞納整理機構、総合振興局の移住・定住推進連絡会議等と、数多くあります。この答弁では、多分定住自立圏構想にかかわる答弁が主になることが予想されますが、釧路市と釧路町は隣接自治体であり、とりわけ他自治体を違い、さまざまなことで関係性の強い特異性を持った戦略が必要と考えます。お考えをお伺いいたします。次に、3件目の保健・福祉・医療についてお伺いをいたします。当町は釧路市に隣接し、民間の住宅造成と釧路市のベッドタウンとしての地の利により、特別な人口増加策を講じなくても、人口が右肩上がりに増加してまいりました。しかし、他の自治体同様人口減少が進み始め、ピーク時から18年間ほどで、約2,500人減少しており、2万人を切りました。日々魅力あるまちづくりに励んでいるところであります。しかし、他自治体の事例は一つ一つ述べませんが、他自治体同様にその具体的な対策を講じなければ、地の利だけでは済まされない状況になってきております。そこで、その具体的な対策であろうと思われます子育て支援策の中で、未来基金を活用し、釧路町版ネウボラ事業で産後ケア初回無料クーポン券の発行により、新たな命の誕生を祝福するという政策を述べられているものと思いますが、その内容と将来に向けた、出産祝い金制度や単独の子育て支援基金制度など、さらには無料化を含めた保育負担料軽減拡大など考えはないのか、その1つ目としてお伺いをいたします。そして、高齢化が進む中で家庭のみならず、行政でも対応が困難になっている高齢化社会の中、地域包括ケアシステムの深化・推進を目指すとありますが、過日、町報とともに認知症相談窓口のPRチラシが入ってきましたが、地域包括ケアシステムの深化・推進の具体的な構想をお聞かせいただきたいと思います。また、同時に高齢者の在宅支援を支えるさまざまな主体で構成する協議体の設置、拡大に取り組むとしておりますが、地域での支えあい・助け合い活動推進事業のことかと思いますが、その状況はどのようになっているのか、2点目としてお伺いをいたします。3件目の最後として、ともに支えあい笑顔で健康なまちの章で、働く場所確保や子育てと同様に、重大な医療・保健についての主な施策がほとんど述べられていないわけですが、新年度はどのような展開をするのかお伺いをいたします。次に、4件目の生活基盤・災害についてお伺いをいたします。昨年12月19日に政府の地震調査委員会が発表した、海溝型地震の長期評価で、千島海溝沿いの根室沖での巨大地震の発生化率が発表されました。この巨大地震の発生予告発表後において、当町での防災体制はどのように対応していかれるのか、まず1番目としてお伺いをいたします。次に、2点目としてセチリ太地区都市再生整備事業が、町長のこだわりでは、完了ではなく完成の年としておりますが、その有効性と重要な関係があります、水面貯木場跡地を中心とした地域づくりについてお伺いをいたします。水面貯木場は、市の港湾施設でありという答弁を何回もいただいておりますが、この地域は釧路町としての心臓ともいえる地域であり、新年度も財政調整基金を取り崩しても、完成を目指す都市再生整備事業と一体となった関連事業大きくかかわってくるものと思います。町の所有地でありませんので、企画を練っても、机上の空論になってしまうかもしれません。しかし、当町の行政区域内にあるということと同時に、これからの釧路町のみならず、釧路市を含めた発展を左右するものということを強く認識し、釧路市と強く協議を進めてほしいと思いますが、町長の考えをお伺いいたします。4の最後として、釧路町地域公共交通網形成計画の進捗状況と釧路町の未来図はということで、お伺いをいたします。この件につきましては、町報3月号や新聞で素案の発表がありましたが、時期を同じくして、釧路地域公共交通活性化協議会でも、来年度の実施計画を作成する旨の新聞報道がありましたが、当町の現状と将来構想がどのようになっているのか、改めてお伺いをいたします。次に、町長への質問の最後として、産業・観光・自然環境についてお伺いをいたします。その1として、町産品のブランド化や高付加価値を積極的に進めると同時に質の向上や量産、多角化への考えはということで、お伺いをいたします。当町では、食と観光に力点を置くとしていますし、当町の主産業は第1次産業であると述べられております。例えば、議会視察等に手土産を考えるときの苦労をいたしておりますし、地方にお土産を送るにいたしましても、悩んでしまうのが現状であります。このような状況の中で、観光客へのお土産や当町をPRする手段としての特産品の工夫や名品の製造、さらには、特産品を町内で味わう施設が充実できないかと願っております。釧路町産品のブランド化や高付加価値化、さらには質の向上や量産・多角化は喫緊の課題と考えておりますが、その考えをお伺いいたします。次に、2点目として、細岡園地の広域観光のスケールメリットを生かした、道路整備と施設改善の考えはということでお伺いいたします。観光振興でさまざまと述べられておりますが、質問を単刀直入に申し上げますと、国道391号から細岡大観望までの道路整備を行い、大型バスの乗り入れができないかとのことであります。当町単独では、経費も膨大であり、経費の割には、当町のメリット性は低いものと思います。そこで、各市町村ごとに、ここはという観光地や施設を管内共同で整備を行い、釧路管内の点と点を結び、管内を一つの面として捉えた観光づくりを行い、インバウンドを含め、国内観光客を呼び込み、釧路全体、そして釧路町のその観光客を滞留させる原動力にすべきではないかと思います。釧路町の魅力を最大限に生かすことが、釧路市や管内の観光客誘致にも大きく貢献するものと考えております。その考えをお伺いいたします。最後に③として、2点目の質問と関連しますが、産業・食・環境・自然・遊ぶなど、一体化した観光産業の創出への現状と今後はということであります。町民が自分の町をしっかりと自覚し、そしてその恩恵でよくし、釧路町の知名度を上げ、さまざまな商業活動を活性化するために、ばらばらな政策ではなく、町全体が一体となった、いわゆる当会派で毎年度予算要望に入れさせていただいております、(仮称)食と観光・新産業創造戦略会議のようなものを、官民一体で立ち上げ、後継者対策を含め活性化政策を展開すべきと思いますが、一体化した観光産業への創出への現状と今後についてお伺いをいたします。次に、教育行政にかかわる5点についてお伺いいたします。その一つとして、ふるさと教育の実態と効果はということでお伺いをいたします。すばらしい環境に恵まれたこの釧路町に生まれてよかった、そして、住み続けていきたい。さらには、町外で学んでも釧路町に帰ってきたいと思う心は、小さなときからの学びが大きく作用するものと考えております。その重要性を鑑み、ふるさと教育の実態と効果はどのようになっているのかお伺いをいたします。次に②として、学校図書の整備について、町長執行方針では、小中学校図書整備を進めると述べられておりますが、担当部局としては、それ以上の具体策が述べられておりません。セチリコミセンの図書室がリニューアルされ、利用者がふえたとの話も伺っておりますが、教育委員会としての学校図書について具体的にどのように考えておられるのかお伺いをいたします。次に、③としまして、家庭での学習習慣は学力向上に欠かせない重要なものであるが、その実態と対策はということをお伺いします。当町では、家庭学習の時間が少ない傾向にあると記載しておりますが、持論でもありますが、あくせくと勉強をしなくとも、1日の振り返りと、あすの心づもりを持つ落ちついた時間をつくるだけでも違ってくると思います。その習慣が自然と学習習慣にも向かっていくものと思います。貧困の格差が学習能力の格差につながるとの声がありますが、大人が見本を見せることが大事だと思います。家庭での学習習慣の実態と対策は、どのようになっているのかお伺いをいたします。4点目として、子供から高齢者まで、いつでも、どこでも、誰でもが自由に学べる環境の充実という、まさしく生涯学習の原点を述べられておりますが、私も同感であります。しからば、当町の実態はどの程度のレベルにあるのかわかりません。その実態はどのようになっているのかお伺いをいたします。5点目として、第5次釧路町スポーツ推進計画の策定に取り組むとしておりますが、並行してスポーツ施設整備計画(スポーツ環境整備計画)も必要不可欠であると思うが、その考えはということでお伺いをいたします。オリンピック合宿やスポーツ合宿誘致など、盛んに述べられておりますが、高度な技術を観戦、見習うことも重要でありますが、町民みずからが安心して、伸び伸びとスポーツを楽しめる環境づくりが原点であると思います。31年度に向け、第5次釧路町スポーツ推進計画の策定に取り組まれるとのことですが、計画ができても器がなければどうにもなりません。早急にスポーツ施設整備計画を並行してでも策定すべきではないかと思いますが、お考えをお伺いいたします。以上でありますが、最後に教育行政執行方針に一言申し上げますが、結びの次代を担う子供たちには、複雑で予想することの困難な未来が待ち受けています、とありますが、次代を担う子供たちには、の次に、無限の可能性とともに、という力強い言葉を入れる、希望を与える言葉が入っていればよかったのかなと感じました。これ感想ですけれども。以上、雑駁ですけれども、6件、19点に絞りまして、会派未来の代表質問といたします。御答弁のほどよろしくお願いいたします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
会派未来の1問目、執行方針の全体についての中で、まず、町長3期目の終了を年度途中10月の選挙に迎えるが、新年度執行方針との関連や町長の公約実現(完成)度と今後の対応についてのお尋ねであります。私は、3期目の公約として、子供の育ちを支え、高齢者の皆さんが住みなれた地域で安心して暮せるまちづくりや地域の産業を大切に育て、若い人たちが希望の持てるまちづくり、人と地域が潤い、安全と安心に包まれたまちづくりを政策として掲げ、釧路町を取り巻く社会情勢の変化を見きわめ、施策の展開においては選択と集中の考えのもとに取り組んでまいりましたが、平成30年度におきましても、引き続き執行方針に反映しているところであります。その結果、公約に掲げた155項目の施策のうち、おおむね9割を達成いたしているところであります。なお、今後の対応といたしましては、任期中は全精力を傾注して、これらの実現に当たりたい。また、今後の4期目についてのお尋ねもございましたので、お答えを申し上げますが、このことにつきましては、現在、私は後援会の方と御相談の上、来るべき時期に明らかにしたいと考えてございますので、御理解をお願いいたします。次に、自主自立・持続可能なまちづくりの基本方針としての釧路町人口動態や町民満足度の詳細な調査・分析により総合計画や人口ビジョン・総合戦略との整合性や今後の施策展開を図っていくべきと思うが、その実態や考え方についてのお尋ねであります。自主自立・持続可能なまちづくりに向けた施策を展開するに当たりましては、人口減少が進むことを想定した行財政運営に取り組みながらも、将来の環境や次世代の利益を損なわない範囲において、町民、地域と協働のもとで、ハード、ソフトの両面から住みやすさや生活利便性の向上を図っていく必要があります。そのためにも、人口動態の把握とともに、まちづくりアンケート等により町民満足度を的確に捉え、総合計画に基づいた取り組みを進めてまいりたいと考えております。次に、行・財政、協働についてという中で、役場執務室立入制限の廃止の考えについてのお尋ねであります。執務室内立入制限は、マイナンバー等個人情報に係るセキュリティー対策として、平成29年4月より実施してきたところでありますが、その間、来庁者等からの意見や内部検証を踏まえ、一部緩和を図ってきたところであります。今後につきましても、個人情報に係るセキュリティー対策として一定の制限は必要と考えてございますので、御理解をお願い申し上げたいと思います。次に、IT化推進による情報共有による町民参加を推進するとのことであるが、役場内の対応能力、町民のIT化の現状の把握や整合性についてのお尋ねであります。ホームページやソーシャルメディアの活用により、町民への情報を効果的に伝達するとともに、町民からの意見を聴取することが可能となることから、町民と行政との相互関係を構築する重要な手段であると考えております。町民のIT化の現状を把握することは困難でございますが、役場内におけるIT運用の共通認識を図り、実効性のある情報発信及び情報共有手段となるよう努めてまいりたいと考えております。次に、釧路町の広域行政と定住対策の基本戦略、計画はあるか、もしあれば提示を、なければその考え方についてのお尋ねであります。現時点におきましては、広域行政と定住対策に関する、個別・具体的な戦略や計画の策定に至っておりませんが、第5次釧路町総合計画後期基本計画に掲げる広域行政と定住対策の推進や、釧路町総合戦略のずっと住みたい、住み続けたい釧路町をつくるという目標に向かって、町の魅力や情報を発信し、新たな人を呼び込む施策を展開してまいりたいと考えております。次に、保健、福祉、医療についてでありますが、子育て支援策の中で、未来基金を活用し、釧路町版ネウボラ事業で産後ケア初回無料クーポン券の発行により、新たな命の誕生を祝福するとしているが、その内容と、将来に向けた出産祝い金制度や単独の子育て支援基金制度の考え、さらなる保育負担料軽減(無料化を含め)拡大の考えについてのお尋ねであります。釧路町版ネウボラ事業における、産後ケア初回無料クーポン券発行のすこやか出産祝い事業の内容につきましては、当町で安心して子供を産み育てる環境づくりの一つとして、町が委託する事業所において、産後ケアを無料で1回利用できるクーポン券を出産後に発行し、新たな命の誕生を祝福する事業であります。なお、出産祝い金制度及び子育て支援基金制度につきましては、平成30年度よりすこやか出産祝い事業を実施予定であり、今後も本事業の継続実施に取り組んでまいりますことから、実施の考えは持ち合わせておりませんので、御理解をお願い申し上げます。次に、さらなる保育負担料軽減(無料化を含め)拡大についてのことでございますが、この件につきましては、日本共産党の代表質問にお答えしたとおりでありますので、御理解をお願い申し上げます。次に、地域包括ケアシステムの深化・推進を目指すとあるが、その具体的な構想、また、地域での支えあい・助け合い活動推進事業の状況についてのお尋ねであります。地域包括ケアシステムの深化・推進を目指すとあるが、具体的な構想についてでございますが、さきの日本共産党の代表質問でお答えしたとおりでありますので、御理解をお願い申し上げます。通称、地域での支えあい・助け合い活動推進事業である、生活支援体制整備事業の状況につきましては、社会福祉法人へ委託し、町全体の協議体を設置、あわせて生活支援コーディネーターについても配置をしております。今後は、日常生活圏域を単位とする協議体の設置並びに生活支援コーディネーターを配置しながら、高齢者の実態把握などを実施し、高齢者の生活支援・介護予防サービスの提供体制の構築に努めてまいります。次に、ともに支えあい笑顔で健康なまちの章での医療・健康についての主な施策がほとんど述べられていないが、どのような展開をするのかということについてでありますが、医療基盤・体制の整備といたしましては、安定した地域医療を確保するため、引き続き医療と行政の広域連携のもと、初期救急、広域救急、小児救急の医療基盤体制を維持するとともに、かかりつけ医の必要性や適正な医療機関の利用について啓発を行ってまいります。また、健康づくりの推進といたしまして、町民が健康で元気に暮せるよう、家庭や地域に保健師や管理栄養士が出向き、健康相談や栄養指導を行うとともに、各種健康教育等において、健康的で実践につながる生活習慣と食習慣の普及啓発に引き続き努めてまいります。次に、生活基盤・災害の中で、まず、平成29年12月19日の超巨大地震発生予告発表後の当町での防災体制についてのお尋ねであります。当町の地域防災計画における地震防災対策につきましては、国から示されている500年間隔地震による最大級の地震、津波被害を想定いたしているところであります。現状におきましては、このたびの新しい知見による被害想定等は示されておりませんが、なお一層の危機管理を持って、防災体制の整備を図ってまいりたいと考えております。次に、セチリ太地区都市再生整備事業の完成年だが、今後の水面貯木場跡地を中心とした都市づくりについてのお尋ねであります。水面貯木場跡地につきましては、所有者の釧路市が埋め立てを行っておりますが、現状において具体的な整備方針等は未定となっているところであります。平成30年度内には、セチリ太地区都市再生整備事業が完成することから、水面貯木場跡地の将来的な土地利用や友好活用に向け、北海道や釧路市と調整を図ってまいりたいと考えております。次に、釧路町地域公共交通網形成計画の進捗状況と釧路町の未来図についてのお尋ねであります。釧路町地域公共交通網形成計画策定に当たっては、町民、交通事業者、関係機関から構成される、釧路町地域公共交通活性化協議会で審議を行っております。現段階では、地域意見交換会、交通事業者等のヒアリングを終え、素案をまとめているところであり、今後、広く町民皆様から御意見をいただく意見提出手続を経て、6月までに完成を目指しているところであります。未来図といたしましては、町民の生活移動を支援し、まち・ひとの交流を促進する利便性の高い交通ネットワークの構築を目指しております。次に、産業、観光、自然環境についてのなかで、町産品のブランド化や高付加価値化を積極的に進めると同時に、質の向上や量産・多角化についてのお尋ねであります。町産品のブランド化や高付加価値化の推進といたしましては、農産物では、近年、市場評価が高まっている、釧路町産白かぶのブランド化推進するため、農産物ブランド化推進事業を展開し、質の向上や量産に向けた取り組みを進めてまいります。水産物では、昆布森産昆布の知名度をさらに高め、昆布森産昆布の消費拡大を促進するため、昆布森産昆布PR促進事業を展開してまいります。また、さらに仙鳳趾産カキや昆布森産ウニといった良質な海の幸のブランド力を磨き上げることにより、さらなる質の向上を目指すとともに、産業の振興及び発展に向けた取り組みを推進してまいります。次に、細岡園地の広域観光のスケールメリットを生かした、道路整備と施設改善の考えについてでありますが、釧路湿原国立公園を代表する細岡展望台を有する細岡園地は、当町のみならず管内のポスターや観光雑誌の紹介写真などにも、広域観光として利用されており、これらの景観及び眺望は最高のものであると認識をしております。細岡展望台へ連絡する町道整備の考えでございますが、この町道は、釧路湿原国立公園内ですぐれた自然と、風致景観を保護する第2種特別地域及び普通地域内の道路であります。このうち、中の沢踏切より展望台までは、規模により制限が発生する区域内であり、これまでの協議において、規格改良は難しいとの見解が示されております。また、細岡駅より中の沢踏切までは、釧路川の河川用地内であり、改良は難しいことから、今後も道路維持修繕で対応してまいります。観光施設の改善につきましては、環境省の事業を活用し、平成28年度は達古武オートキャンプ場のトイレ洋式化、平成29年度は細岡ビジターズラウンジの屋根、外壁改修のほか、JR釧路湿原駅に向かう遊歩道の改修を行い、観光客へのおもてなし向上に取り組んでおります。今後におきましても、快適な観光施設となるよう、適正な維持管理に努めてまいります。次に、産業・食・環境・自然・遊ぶなど、一体化した観光産業の創出への現状と今後についてのお尋ねであります。当町には釧路湿原の雄大さや恵まれた自然環境、新鮮で良質な農水産物等の特産品があり、多くの旅行者や観光事業者からも高い評価をいただいていることから、これらが一体となった観光メニューの研究等に努めているところであります。また、これまで進めてきている広域的な観光事業の展開の中で、当地域が持つこれらの特徴や気候等の優位性をもとに、さまざまな観光ルートを形成しているところであり、釧路町らしさを創出してまいりたいと考えております。今後におきましても、管内市町村、観光協会及び関係機関と連携しながら、観光産業の創出について調査及び研究をしてまいりたいと考えてございます。
答弁 教育長 佐々木喜代孝(教育長は2019年3月まで)
教育行政についての中、1問目のふるさと教育の実態と効果についてでございますが、各学校において、総合学習の時間に、学校周辺の川、湿原、海といった自然や町の産業を学習する事業や、郷土の伝統芸能を体験するなど、地域の特色を生かした事業を行っております。それらの効果といたしましては、釧路町の子供たちがふるさと釧路町に誇りと愛着を持ち、たくましく生きていく力を身につけることに役立っているものと考えております。次に、学校図書の整備について、町長執行方針で、小中学校図書整備を進めると述べているが、担当部局としては、それ以上の具体策は述べられていないが、具体的にどのようなことかについてのお尋ねでございますが、学校図書の整備につきましては、文部科学省が示しております学校図書館図書標準の蔵書冊数に近づけるよう努力しているところであります。なお、第5次釧路町総合計画におきましては、文部科学省が示す蔵書冊数の74.8%を目標に充足率を設定しておりますが、平成30年度には、充足率の低い学校へ重点的に図書を購入し、別保小学校では18%アップの60.8%、富原小学校では9.1%アップの67.3%、別保中学校では6.5%アップの69.4%、遠矢中学校では2.4%アップの73%、昆布森中学校では2.8%アップの72.8%、まで引き上げてまいります。今後も、早期目標を達成するよう努めてまいりたいと考えております。次に、家庭での学習習慣は学力向上に欠かせない重要なものであるが、その実態と対策は、についてでございますが、各校における傾向としては、小中学校ともに、宿題の提出については多くの子供たちに定着してきています。これは各校の生活リズムチェックシートをもとにした、生活習慣傾向から明らかになってきています。課題としては、個人差もありますが、自分から行う自発的な学習、いわゆる家庭学習の質の向上と小中学校とも学習時間が短いということであります。対策として、家庭学習の質の向上に関しては、家庭学習手引を作成し、家庭学習の内容を示したり、学校においても学習の仕方や内容について指導しております。また、学習時間については、学年に応じた学習時間の目安を示し、その目安を目標にして学習したり、1日の生活時間の計画を立てて取り組んだりしております。いずれの場合でも、家庭に説明をし、学校と共通理解を図りながら取り組んでおります。次に、子供たちから高齢者まで、いつでも、どこまで、誰でもが、自由に学べる環境の充実という、まさしく生涯学習の原点であるが、その内容はとのお尋ねでございますが、幼児の親子を対象とした家庭教育支援事業や子供の居場所を支える土曜学び場や放課後子ども教室。また、町民ニーズに対応した幅広い年齢層の方々が参加する各種公民館講座や高齢者の社会参画を目指した高齢者大学、冬場の体力向上と、子供たちから大人まで町民相互の親睦交流を深める長ぐつアイスホッケーなど、乳幼児から高齢者まで生涯各期の学習機会の拡充や、生涯にわたる学習が円滑に行えるように、学校や公民館、スポーツ施設の教育施設の環境整備に努めてまいります。次に第5次釧路町スポーツ推進計画の策定に取り組むことにしているが、並行してスポーツ施設整備計画(スポーツ環境整備計画)も必要不可欠であると思うが、その考えはについてでございますが、教育委員会では、スポーツ施設の長寿命化に向けた運動公園施設の抜本的な改修が必要であると認識しており、運動公園施設の再整備に向けた基本構想の策定に取り組んでまいりたいと考えております。平成30年度は、町民が生涯を通じてスポーツに親しむことができる環境づくりを計画的に進めるため、平成31年度を初年度とする第5次釧路町スポーツ推進計画の策定にあわせて、運動公園の基本構想についても検討していきたいと考えております。以上でございます。
質問 11番 倉井俊勝
1件だけ、時間ちょっとありますので、役場執務室立入制限廃止を求める考えはということで、こだわっておりますけれども、最後の答弁のところで、今後につきましては、個人情報に係るセキュリティー対策として、一定の制限は必要と考えておりますので、御理解願いますという御答弁でございましたけれども、これ以上拡大する考えはないのか、これが限界なのか、あるいは、さらにもっともっと工夫を重ねて、今までどおりでなくてもいいけれども、町民の方やいろいろな方が、皆さんと気楽にというと変な話ですが、職場ですから、そういう形で気軽に意見交換ができるようなことを考えていく考えはあるのか、その辺再質問をしたいと思います。
答弁 総務課長 佐藤秀昭(総務課長は2019年3月まで)
先ほど町長が御答弁申し上げましたとおり、セキュリティーの確保というのは必要だというふうに考えております。そのような中で、今現在、カウンターで御用件を申し出ていただきまして、挨拶関係につきましては、職員随行しながら、内部に入っていただいているという対応も図らさしていただいております。今後につきましても、例えばそういった事務室内の動線の工夫等、そういったことも可能かと思います。また、応接スペースの拡充というのも、まだまだ考えていかなければならいないと思っています。あと、住民の方と直接意見交換をした場というのがございませんので、機会を通じてこのことについて、御意見を頂戴できればなというふうに考えております。
質問 11番 倉井俊勝
懇談の場ではないので、当然執務室ですから、仕事をしてあるわけですから、邪魔してはいけないのですけれども、例えば過去でいくと、ちょっと私、用事があるなと、都市建設に用事があるんだけれども、産業経済のほうから行って、課長思い出しましたと、実はこういうことで、町民から要望的な、そういう話をする機会、それを簡単なことだと、わざわざちょっとしたことで、課長済みませんとは、気が小さいからなかなか言えないです。ですから、何かうまくそういったコミュニケーションができるような形に戻せないかなというのが、本当に、これ私だけではないです。さっき言ったようなことで、釧路町はもうあきらめていると言われた方もいらっしゃるくらいですから、その辺、もう少し垣根をぐっと低くしてできないかなという思いがあるので、これを最後にしますけれども、お伺いします。
答弁 総務課長 佐藤秀昭(総務課長は2019年3月まで)
対応につきましては、先ほど申し上げました、応接スペース、各それぞれの事務室にあるわけではないのですけれども、ところどころ設けておりますので、そちらにお招きしてお待ちくださいという形で、そこに担当者が行くという形で対応しております。気持ち的に負担をかけていると、そういう負担があるのであれば、呼びたくないなというお気持ちが、もしあられるということであれば、そこら辺を負担をかけないような対応について、今後も考えていきたいなというふうに思っております。