釧路町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日
介護の状況と公的制度の現状について
2016年12月7日、釧路町議会の一般質問で、中田磨議員が「介護の状況と公的制度の現状について」質問し、町長 佐藤広高、介護高齢課長 佐藤秀昭が答弁しました。
- 質問者
- 中田磨 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、介護高齢課長 佐藤秀昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 中田磨
1番、中田です。3件の一般質問を通告していますので、順次質問を進めていきます。1件目、介護の状況と公的制度の現状について伺います。1点目として、介護認定の状況と利用状況について。2点目、利用者負担の現状と推移。3点目として、国の新たな利用者負担の考え。4点目に、介護職の状況について伺います。最後、5点目として、第7期介護保険事業の取り組みについて町の考えを伺います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
1番、中田議員の介護の状況と公的制度の現状の中で、まず1つ目として、その介護認定の状況、そして利用状況についてのお尋ねであります。平成28年9月末現在における要介護認定者数及びサービス利用者数を、介護度別に申し上げさせていただきます。要支援1が認定者152名中、サービス利用者71名、以下同様に要支援2が156名中、108名、要介護1が197名中、157名、要介護2が171名中、138名、要介護3が111名中、99名、要介護4が94名中、69名、要介護5が100名中、68名、合計で認定者数981名中、サービス利用者は710名で、この割合は72.4%でございます。次に、利用者負担の現状と推移についてでありますが、平成27年度の介護保険制度改正に伴い、今まで一律に1割であった自己負担割合につきまして、65歳以上で原則年収280万円以上の方につきましては、2割負担となったところでございます。この2割負担の方々の人数及び第1号被保険者に占める割合につきましては、平成27年8月で37名、4.2%、平成28年8月で39名、4.1%となってございます。次に、国の新たな利用者負担の考えについてもお尋ねがあります。先日開催されました国の社会保障審議会介護保険部会におきまして、先ほど答弁いたしました2割負担の対象者のうち、原則年収383万円以上の方を対象に、3割負担に引き上げる案が示され、国では平成30年8月から実施を検討いたしているところであります。次に、介護職の状況でございますが、当町におきましても、全国的な傾向と同様に、介護の担い手であります介護職の離職等による、慢性的な人材不足が課題であると認識をしてございます。国におきましては、介護職員の処遇改善及び資質の向上に向けて、さまざまな施策を講じてきたところですが、介護離職者ゼロに向けた新たな取り組みとして、平成29年度より介護職の給与を月額平均1万円相当引き上げる処遇改善策を盛り込んでおり、これらの施策による介護職の人材確保の向上等に期待をいたしているところであります。次に、第7期介護保険事業の取り組みについてでありますが、第7期介護保険事業は、今年度末に示される予定の国の基本指針骨子案等を踏まえ、日常生活圏域ニーズ調査等による実態把握、団塊の世代が後期高齢者となる平成37年度を見据えたサービス給付・保険料水準の推計、地域包括ケアシステムの構築に向けた施策の実施等について、平成29年度末までに策定する第7期介護保険事業計画に位置づける予定でございます。以上であります。
質問 1番 中田磨
まず、1件目の認定の状況、利用状況とあわせて、6月の定例会でも一般質問で介護の問題について質疑をして、そのときにも数字は出ているのですけれども、そのときには、軽度の方が、利用がどちらかというと少ないというふうに答弁があったというふうに思うのですが、きょうの答弁では、特に4、5号で比較すると7割程度の利用にとどまっている、逆に言うと、介護がかなり必要だというふうに言われている、認定がされているところで、3割の方が介護を利用されていないというのが数字で出ているのですけれども、これについてはどういうふうに捉えているのかを伺います。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
いろいろサービス、多岐にわたってございますので、6月議会のときには総じての分析ということで、軽度の方の利用が比較的少ない状況にあるというお話をさせていただきました。ただ、サービスの状況によっては、波があるという部分は御理解をいただきたいと思います。それで、比較的重度の方、要介護4、5の方の利用が、逆に少ないのではないかというお話でございますけれども、これにつきましては、疾病等により入院をされている方の比率が非常に高い、重度の方については。入院中は介護サービス使いませんので、そういった状況から見た中では、数字上では低い状況になっているということでございます。
質問 1番 中田磨
それで、今、やはり医療・介護の分離というのが制度上はかなり、介護保険制度が始まって医療現場の中での介護をする、介助するということはあっても、一方では介護施設での医療行為というのはかなりの制限というか、ほとんどできないという、医療行為が発生するのであれば、介護施設から出てほしいということが、一方で出てくるということがあるのですけれども、その点について、当然、そういう結果、介護度が高い、医療行為が発生するのであれば、施設から出るというのが一般的な流れに今なっている、現象としては起こっているということに捉えてよろしいでしょうか。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
介護施設においても、医療機関との連携というのがございますけれども、24時間連携がとれる状況には当然なっていないということから、医療行為が必要な方については、原則的には医療機関に移っていただくと。ただ、昨今、地域包括ケア病棟等ということで、一時的にそういった方を受け入れる形の仕組みも進んできてございますので、今後、そういった形の連携、医療・介護連携というものは、今後は図られて充足されていくのではないかなというふうには考えております。
質問 1番 中田磨
それで、一方で北海道の療養型病床の見込みというのですか、平たく言うと、1万床減少させるというような話も出ている中で、今の流れが寸断される可能性というのがすごく高まってくるということも、私、懸念される部分であると思うのですけれども、その点についてはどういうふうに押さえていますか。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
国の方針、北海道を含めてですけれども、施設介護から在宅介護へという流れが、昨今、強くなってきていると。それを給付の伸びという部分を抑制するための施策なのかなと、方向性なのかなというふうには感じてはおりますけれども、先ほど申し上げました地域包括ケア病棟も含めて、在宅介護への移行がスムーズに進むように、在宅医療・介護連携というものは、私どものほうとしてもきめ細やかに対応していく必要があるのかなというふうには考えております。
質問 1番 中田磨
今、ちょっとスタートの流れとしては、特に介護度の重いところの話をしていたのですけれども、そういった方々が、今の答弁にあるようなサービスで対応し切れるのかという不安になると思うのです、流れですよ。全体の中の軽度のところというところでは、今の話の中でまた議論がありますけれども、今の特に病院で、介護施設に入っていて医療行為があって病院に行かなくてはならない、特に療養型入ります、それが減ってきて行き場がない。では、地域で受け入れられるのですよという流れで、本当に対応できるのですか。そこがちょっと心配なのですけれども、どうですか。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
以前であれば、やはり医療行為が必要という入所者については、先ほど申し上げました、医療施設というのが基本になっていたのかなというふうには思いますけれども、例えば、在宅復帰に向けて、それが在宅での介護が困難だとなったときには、いろいろな施設の種類もふえてきた、昔に比べてです、現状になります。例えば、有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅ということで、以前は、こういった方は自立生活がある程度できる方の入所が基本でありましたけれども、現状では、そういった医療機関との連携、また、看護職の任用等で重度の方の受け入れも可能、場合によっては施設でのみとりというものもふえてきている状況にありますので、そういった重たい方についても在宅が困難であれば、そういった新しい施設の受け入れ、対応が可能になってきているのかなというふうには考えております。
質問 1番 中田磨
有料老人ホームにしても、サ高住でもいろいろな受け入れる幅が前よりは広がってきたということであるのですけれども、一方でお金が、当然、伴わなければ利用できないという面もあるのですよね。例えば、介護保険の中で全て賄えるとなれば、当然、所得による負担額の違いというのですか、軽減制度があったりして、一定の条件でサービスを受けられる、介護利用できるというふうになると思うのですけれども、ここにはそういう線引きというのが含まれていないという前提で、今、考えていますか。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
低所得者への対応ということでございますけれども、例えば、新しい施設ができるときには、生活保護相当の収入しかない方については別枠で基準を設けていただいて、ある程度の部屋を確保していただくということもお願いをして、協力をしていただいているという状況にございます。
質問 1番 中田磨
後で、3番目のところでもあるので、まず、そこはわかりました。2点目の利用者負担の推移ということで、これまで、先ほど、これから3割という話ですし、先ほども2割負担というのが町内でも4%ぐらいの方が対象に、枠としてなってくるということで示されているのですけれども、今後、やはり自己負担そのものが、どんどん拡大するのではないかという不安も住民の中にはあるのです。そうなれば、例えば、同じ金額しか用意できなければ、1割から2割になれば半分しかサービス利用できないし、3割になれば3分の1、2割の人が3割になったとしても6割程度しか同じお金を使えないのだということになったときに、当然、サービス利用の制限というのが生まれてくるというふうに考えられるわけですけれども、この点については、利用者からさまざまな形で声というのは、前回は施設でそういった声が上がってきているというのを聞いているのですけれどもというふうに質疑もした経過がありますが、地域の方から、特にケアマネジャーさんへの相談で、声というのはないのでしょうか。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
まず、負担割合1割から2割、そして検討されて3割という部分につきましては、単純に1割から2割になるので2倍になる、また、2割から3割、1.5倍になるということにはならないのかな、ここには高額介護サービス費の支給という制度がありまして、一定の利用を超えた場合には、その金額が戻るという部分もございます。ただ、負担がふえるという状況は、当然ながら割合がふえるということですから、生じるということから、そこにつきましては、ケアマネジャーが必要な金額の中で受けられるサービスを計画立てするという形で、利用者とのサービスの提供に努めているという状況でございまして、特段、サービスが利用できないで困っているという声は、直接的には聞こえていないという状況でございます。
質問 1番 中田磨
それで、ちょっとどこを起点にするかというのは、いろいろあると思うのですけれども、介護保険が始まって17年目です、2000年から始まっていますから。今回、利用者負担の推移はということで通告を出しているのですが、その当時と比べて、利用者の自己負担というのはどういうふうに変化しているのか、その点についてどう捉えているのか、1人当たりなど、介護度1、または介護度5でその介護を受けたときに自己負担というのが、同じように比較した場合にはどういうふうに推移したのか、その点、数字、現状で押さえていれば伺います。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
申しわけございません。当初からの推移、具体的な数字、金額としては押さえてはございませんけれども、当然、制度開始以来、介護報酬、この利用料の基本となる介護報酬は上がってきておりますので、当然ながら、また高齢者もふえてきているということから、利用者1人当たりの費用についてはふえてきているものというふうには推測しております。
質問 1番 中田磨
まず、やはり言えるのが、昔をさかのぼり過ぎてどうかというのは、ちょっといろいろありますけれども、介護施設、例えば、入ったときの食事や居住費などの自己負担などを、要するに1割の分以外でもふえてきているのですよね。それは、どこをとって答えればいいかということは、ちょっと難しい面はあるのかもしれませんけれども、そういった中でかなりのものが自己負担として、もっと言ったら、保険から外されて自己負担しなければならないという部分というのがふえてきているのは事実なのです。その上で、さらに今、介護保険の利用料についての自己負担の割合も変わる、さらに今後の話になりますけれども、さらに介護から切り離していく部分というのが、どんどんふえてくるということも見込まれているのです。そういった流れで、自己負担というものの推移がどうなのかというところを、やはり的確に押さえて、今、見ていかないと、本当に利用者にとっての介護保険というのは、どうなのだろうかという議論に入っていけないのです。ですから、その点については、しっかり経過として、それでどうしたということではないのかもしれませんけれども、経過としてしっかり押さえて、分析をしていただきたいというふうに考えますけれども、その点について、どう捉えるかを伺います。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
見えない経費も膨らんできているだろうという御指摘でございます。その部分につきましても、制度としては負担限度額認定、これも一定の費用以上にはかからないよという制度がございますけれども、それでもやはり当然ながら、全体としての費用負担はふえているという状況は、全体の中では押さえてはございます。今後、また3年ごとの計画の策定等もございますので、そこら辺の費用負担の状況も事細かく確認をしながら、計画等に反映していきたいなというふうに考えます。
質問 1番 中田磨
それで、3点目に移りますけれども、やはり大きな問題になってくるのが、今後の利用者負担の推移なのです。推移というか今後の考え方、国の示す方向がどうなのかというところが大きな問題になっていて、先ほど、3割負担の件は、単身者で年金収入のみでも383万以上になった方が対象になるということで、3割に引き上げられますけれども、これだけで済まないのですよ。さっき課長、自己負担の上限についても設定がありますというふうに言われているのですけれども、このことについても、さらなる自己負担の負担上限額が7,200円引き上げられて、4万4,400円にするという方針が出されているのです。これについては結局、さらにそこの上限にまでは使えないというふうになった場合には、やはり使えなくなってしまうし、その自己負担上限についても、あるから大丈夫だではなくて、これ自体も変更になってくるという部分が見受けられるのです。さらに言えば、自己負担の上限額引き上げ、今、言いましたし、生活援助の報酬の引き下げということで、これも18年度検討されているということで、今後の国が示すほう、介護の制度の方向性というのは、自己負担をどんどんふやすということに見えてくるのですけれども、この点については、どういうふうに現状を捉えているか伺いたいと思います。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
国の考え方、最初のほうで若干申し上げましたけれども、介護保険制度を持続するためには、やはり経費、費用の抑制を図っていかなければならない。つまりは、公的な部分の費用を削減していかなければ、制度を維持し切れないだろうと。そのためには、利用者からの負担をふやすしかないのかなという方向性なのかなというふうには捉えてございます。
質問 1番 中田磨
ここまでくると、もう福祉という制度の崩壊なのです。結局、お金がないと、公共サービスとしての介護保険制度ですから、それが受けられないというふうに、当然なるわけです。これは、今まで利用のほうの話ですよね、私、今、してきたのが。それに輪をかけて総報酬割の導入というのも検討されているのですけれども、これが行われたらどういうことが予想されるのですか。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
総報酬割の部分につきましては、例えば、介護が必要のない方、若い世代の方にもその支払いの責任を課すといいますか、収入に応じた負担を求めていくということでございますので、そういった方々への生活への影響といいますか、出てくるのかなというふうには考えられます。
質問 1番 中田磨
総報酬割の中で、今言う、前から議論はあったと思うのです。40以上の介護納付金、国保で言えばです。介護納付金があって、それを30歳からスタートする、そしたら、全体の割合がというか負担額が減るなど、20歳からするというようなこともあるのですけれども、それとともに保険料全体が引き上がる可能性も出てくるのです。収入が上がって、割合が全部変わってきますから、その中での保険料がふえてくる。そういうふうになると、利用する人のことも、その利用時間自体でもありますし、まず全体集めるというところでの保険料全体が、国民の負担に、さらに大きくのしかかってくるということも懸念されるのです。本来であれば、かなり、今、介護保険料自体がもう高過ぎると、これ以上上げるのは厳しいというところまで、限界に来ているというところが大きなネックになっていて、国、政府はそれに対する対応として、サービスを減らせば、集める金が減るのではないかというような方向性が、きっとサービスの切り捨てが生まれてきている要因にもなっているかと思うのですけれども、ただ、もうそれでは追いつかないと、であれば、さらに保険料を集める。ただ、一方で国の負担がなかなか追いついていないという中で、一方に対する負担への押しつけということが、今、本当に大きな問題になっていて、この間ふえてきている利用者負担というのは、金銭面もそうですし、利用しようとしたときに利用できない、枠も狭いということが大きな問題になるのではないかなというふうに考えるのですけれども、そういった中での、やはり国に対して町としても、介護保険事業を特別会計を持って運営をしているわけですから、やはり、そこのところころをきちっと財源確保してもらわなければ、やっていけないということを、自治体としてもしっかり訴えていく必要性が、あるのではないかというふうに考えるわけですけれども、その点について答弁を求めます。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
今、議員が言われるようなことが現実を帯びてきているということは、我々首長においても危機感として持ってございます。ただ、この介護保険制度は、みんなで支えていかなければならないという原則があるにもかかわらず、どこまで耐えられるかという、こういった不安があることも事実でございまして、全国町村会を通じて、国に対してこのことを強く訴えていかなければならないということで、この間の全国町村長大会においても、この案について決議をされているところでございますし、今後もこういった形で国に訴えていかなければならないものと、私自身そう思ってございます。
質問 1番 中田磨
今、町長からも町村との関係で、みんなで声を上げているということがありましたので、ぜひそれを強く継続して国に訴えていただきたいと思いますし、何といっても高齢者がふえてきているというのは私も承知しています。その中で、自然増を財源的にも確保するということがなければ、当然、根幹が崩れてくるということになりますので、ぜひその点も強調していただきたいなと思います。次、4点目の介護職の状況ということで、答弁ありましたのでそこから伺いますが、離職の状況と聞いていますけれどもという答弁だったのですが、町内の介護現場の充足率である等、その入れかえの状況、入れかえと言ったらあれですけれど、離職して新しい人に入ってもらうというような、そういうような人の動きというのは捉えているのでしょうか。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
町内の施設の従業員の状況を押さえさせていただいております。特養老健と有料老人ホーム、それとグループホーム、小規模多機能の状況でございますけれども、当然、従業員の数は人員基準がありますので、全て満たされている状況ではございますけれども、例えば、直近の状況を前年度と比べたときの退職者数、1年間にどれぐらい退職したかという状況ですけれども、先ほど申し上げました8施設合計で32名の方が1年間で退職していると、当然、入れかわりが入ってきているという状況はあろうかと思います。それとあわせて、経験年数5年以上の従業員の割合というものも出てございますけれども、これにつきましては、合計で43.1%という状況で捉えてございます。
質問 1番 中田磨
これはちょっと、全体の退職者の数というのは、今、全体で雇われている方の数がわからないとちょっと評価し切れないので、そこは補足していただきたいのと、言うたら5年以内に57%の方が辞めているというふうにも見えるのですけれども、その点についてどういうふうに、多いのか、少ないのか、いや、頑張っているほうですよなのか、いや、結構かわっていると思うのか、その辺については、どういうふうに判断基準としては持っているのか伺いたいと思います。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
補足いたします。総従業員数、8施設で申し上げますと260名ということになって、そのうちの32名が1年間で辞められたという状況でございます。それと、43.1%、逆に言うと五十数%の方が5年以内、5年未満で退職しているという状況につきましては、他の民間の職場と比べてどうなのかというと、なかなか分析ができないのですけれども、やはり施設の方から聞きますと、短期間で辞めてしまう、特に若い方が多いという状況については把握している状況でございます。
質問 1番 中田磨
辞める主な理由といいますか、それは押さえているのでしょうか。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
よく言われる3K、給料が安い、きつい、汚い、こういったことなど、直接そういうふうに言われているかどうかはわかりませんけれども、民間の一定の企業と比べて、給料につきましては、平均で10万円近く安いというふうにも言われておりますので、そういった状況があるのかなというふうには考えております。
質問 1番 中田磨
介護保険制度で運営しているから、はっきり言ったら、もう、収入が決まってしまうのです。施設的には、その中で人件費を何%に押さえないと全体運営ができないということが当然ありますから、そこら辺でいう改善で言えば、やはり国も含めた、今度1万円上がるといいますけれども、それが町内でどれぐらい反映されるかというのはわからないですし、以前3年間の短期的な支援策があったときも施設の方に聞くと、いや、その4年目からの給料が補助がなくなったら、払えなくなったら下げなくてはいけないと、そしたら今上げて、また下げるのかということに対するすごい不安があると、経営的な面も含めて。ですから、経済的にも運営企業というか、その施設運営についてのやっぱり確固とした、しっかりとした財源の裏づけがないと、なかなか継続した給料改善ができないということにもなりますし、きついというのは極端に言えば、やっぱり人手不足なのです。人がいれば、10人のところでやっているのを12人、13人でやれば、今よりも仕事が少ない、夜勤も少ないということも、当然、出てきますけれども、これもさっきと同じ条件がついてくるわけです。やはり、ここをしっかりと改善しないと、汚いはちょっと、なかなか改善が難しい部分かもしれませんけれども、前者が制度をしっかりと、国のほうで、やはりそこを見直して体制をとらないと、別にそれ以上にもうけるような商売をやっているわけではないので、そこはやっぱり、ちょっときちんとしていかなくてはならないのかなというふうに感じますけれども、そこら辺の状況というか、制度的な問題というのはどういうふうに捉えているか伺いたいと思います。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
3年前からですか、介護従事者の処遇改善加算という制度ができたわけですけれども、議員がおっしゃるように、当初はやはり、継続的にこの事業が続くのかという心配が、懸念があって、なかなかその届け出がないと、施設から届け出がないという状況がありましたけれども、逆に継続的な、来年度以降もこういった加算が拡大されるという状況が見えてきた段階では、ほとんどの施設でその届け出が出て、処遇改善の加算が図られていると。ただ、全国的な状況を見ると、やはり施設運営が大変だという部分で、月給がふえても年収が減るというマイナス減少も起きているというふうにも聞いてございます。毎月の給料がふえても、例えば、手当が、ボーナスがその分減らされると、それでは意味がないのではないかという状況もあるようでございます。これは釧路町の施設に当てはまるかどうかは別といたしまして、そういった状況では捉えてございます。
質問 1番 中田磨
それと、介護職の状況ということで、ケアマネについて研修制度が今後変わるということで言われているのですけれども、そこら辺どういうふうな実態、押さえていれば答弁を求めたいと思います。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
今年度から介護支援専門員及び主任介護専門員の研修項目が、時間のふえた部分と項目がふえたということでかなり拡充をされて、より資質の向上を図るということでの運用がなされているところでございます。
質問 1番 中田磨
それで、その制度といいますか、そのことに伴うのが自己費用が2万2,000円から4万9,700円に上がるのかな、上がったのかなというようなことが、今後起こるということで、道のほうで言われているのですけれども、そこら辺というのはどういうふうに捉えているのかということとあわせて、今までケアマネの研修は、道内で言えば6カ所、釧路、北見、帯広も含めて6カ所でやっていたものが、今度、旭川と札幌に統合されるというような話も出てきているのですけれども、その点については掌握しているのでしょうか。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
まず、自己費用というのは、研修を受けるための自己負担なのかなというふうには捉えましたが、その部分につきましては押さえてございます。それと、もう1点、その研修地が削減されるという部分につきましては、申しわけございません、私のほうでは掌握はしていない状況でございます。
質問 1番 中田磨
ごめんなさい、僕ちょっと勘違いしたというか、言い方が間違ったのですけれども、ケアマネの取得時の研修が、要するに自己費用が今までは2万2,000円で資格を受けられて、それが釧路でも受けられたのが、先ほど言ったような条件になるということで、そうなると、ケアマネになるための負担というのが、今までだったら一生懸命勉強して、いろいろな、やって、釧路でも受けられて、仕事も休まずに行けるなど、ちょっと時間をとってもらえば行けるというようなことも、移動や、また参加費ということも含めて、結構、やろうという人たちに対する負担が大きくなるというふうに思うのですけれども、その点については同様の答えなのか、再度伺います。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
負担がふえることによって、ケアマネの希望者がどうなるのかというお尋ねですけれども、現状でそのような状況がまだ確認できてございません。今後、そういった状況があるのかどうなのかというのは、推移を見守りたいなというふうには考えております。
質問 1番 中田磨
場合によっては、やはりそういった、今、介護現場で、特にケアマネジャーがいないと、介護をそもそも提供できないという状況になるわけですから、そういった人材育成、また確保という点でも、やはり能力や資格というのは当然伴うものというのがありますけれども、やはりそれがしっかりとすぐ身近にあるということこそも大事なことになりますし、逆にそういうことが先に進んでいくと、そういう大都市圏でしかなかなかなれない、地方ではそういう人材が確保できないという、二極化がさらに進む可能性というのも出てきますから、そこら辺についてちょっと情報収集をしっかりしながら、やはり地域でケアマネになりたいという人が、なれるような条件というのが調うように、町としても取り組んでいただきたいなというふうに感じるのですけれども、その点についてはどうでしょうか。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
毎年、窓口のほうでケアマネの取得の様式といいますか、そういったものを配ってはいるのですけれども、その状況を見ると、制度は直近で変わっておりますので、何とも言えませんけれども、申し込みが減っているという状況は、その状況だけを見ると見受けられないのかなと。ただ、こういった制度改正がありましたので、そういった部分を十分見据えながら、必要であれば何らかの対策を講じていきたいなというふうには考えております。
質問 1番 中田磨
ちょっと、きょうすぐの話にはならないと思いますけれど、やはり研修費の補助等もどこかであってもいいのかなというのは、私の勝手な思いですから、一応、答弁は要りませんので、話をしておいて終わりたいと思います。次、7期の介護保険ということで、介護保険計画もこれから策定する準備に入っていくというふうに思うのですけれども、基本的には来年度の中で具体化をしていくということで、再度確認したいと思います。
答弁 介護高齢課長 佐藤秀昭(介護高齢課長は2017年3月まで)
ずっと、3年ごとに計画をつくっております、その経緯から見ると、先ほど町長から答弁ありましたとおり、年度内には国の方針が示される予定となっております。それを受けまして、高齢者保健福祉計画等策定委員会に諮問をさせていただきまして、施策、また施設整備を含めた施策の展開等、保険料の設定を計画に反映していく、そのような予定となっております。
質問 1番 中田磨
わかりました。