みんなの議会

釧路町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日

災害対策について

2016年12月7日、釧路町議会の一般質問で、三浦信一議員が「災害対策について」質問し、町長 佐藤広高、経済部長 南孝司、総務課長 三浦伸樹が答弁しました。

質問者
三浦信一 議員
答弁者
町長 佐藤広高、経済部長 南孝司、総務課長 三浦伸樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 三浦信一

次の質問は災害対策でございます。ことしは3つの台風や、十勝それから日高の水害、そして、きのうも質問がありましたが、老者舞のあるいは知方学地区の大雨等、非常に災害に見舞われていると。この中で、私たち別保地域は3年前に、4月そして9月も大水害に見舞われました。そういう面では、災害そのものが人ごとでないということで、あるいは大雨になれば、これからもやはり危ないなというような状況で、ここにはやはり、どうも住めないなというような希望もいろいろ住民は持っています。その中で質問なのですが、1点目は別保川の水害対策工事の進捗状況について、お尋ねしたいと思います。2点目は、河川の水害対策、ボックスカルバートの改修の状況であります。それから3つ目は、樋門の管理と開閉の基準はどうなっているのか。4つ目は、防災無線の戸別受信機の設置状況はどうなっているのか。5点目は、災害時の広報車出動の基準について、お聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)

三浦議員の2問目の質問で、災害対策につきまして、その中で別保川の水害対策工事の進捗状況についてであります。このことにつきましては、町政懇談会時にも地域の皆様方に申し上げてございますが、別保川につきましては河川管理者であります北海道が、平成27年度に別保川改修計画、これを作成し、平成28年度調査設計等をしてございます。本格的な工事は平成29年度から予定してございまして、改修期間は20年とこの長期間を予定しておりますが、町といたしましては、早く改修できるよう要望をいたしているところであります。次に、河川の水害対策についてのボックスカルバートの件でございますが、現在は水害対策として別保川の共和川改修を実施してございますが、その他の普通河川につきましては改修計画を持っておらず、ボックスカルバートにつきましても同様に改修計画を持っていないため、河川維持にて対応をさせていただきたいと存じます。次に、樋門の管理と開閉基準についてのお尋ねでありますが、樋門のほとんどが河川管理者でございます北海道が管理いたしており、町はその樋門の点検、非常時の開閉を業務受託しております。樋門の開閉につきましては、業務処理要綱におきまして、異常気象等により河川の洪水位が増し、堤内側へ逆流を始めたとき、また、逆流を起こす状態が明らかになったとき、遅滞なく、施設のゲートを閉鎖することとなっておりますことから、パトロールによる確認をし、この操作を実施いたしている実情であります。次に、防災無線の戸別受信機の設置状況についてでございますが、現在、防災行政無線の戸別受信機は、役場や学校、町内会館といった公共施設、それから漁協などの関係機関、それから町内会長及び消防団員の自宅、そして沿岸地区の全世帯などに設置している、こういった状況でございます。次に、災害時の広報車出動基準についてのお尋ねでございます。釧路町防災計画では、住民に対します広報活動の一つとして、広報車の利用も位置づけをいたしてございます。しかし、具体的な出動基準につきましては、災害の種類や状況によって異なることから、これにあえて設けてはおらず、災害時の状況を見きわめながら対応をいたしているという、こういった状況でございますので、今後も状況により適宜対応をしてまいりたいと、このように思ってございます。

質問 5番 三浦信一

別保川の水害対策工事の進捗状況ということで、町政懇談会やらいろいろ、前の質問でもそういうふうに言ってますが、水害対策の中で、北海道に3つの台風というのですか、そういうものが来て、その中で、あくまでも新聞報道の範囲なのですが、本州の災害の多い町村に、県に比べて、北海道というのは堤防の基準はちょっと低くなっているのだよというような、何かそういう記事が載ったようなことがあります。そういう面では、本当に別保川の水位等の堤防が本当に安全なのかという部分では、町の認識というのをちょっと聞いておきたいなというふうに思うのですがいかがでしょうか。

答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)

河川改修が、河川計画をする上では、どれぐらいの量が、量というか、雨が降るかというのを基準に計画するわけで、今、三浦議員が言っているように、全国的なことでいえば北海道が低いというのは、降雨量が全国的から見たら少ないということを言っていると思うのです。別保川についても80年ぐらいの計画で、たしかやっているはずですから、それ以上の雨が降ったらどうなるのだという話もありますけれども、通常においては十分対応できるものと考えております。

質問 5番 三浦信一

いろいろ、これからいろいろな状況等も出てくると思うので、ぜひともその部分での検討をお願いしたいなというふうに思っていますが、あわせて20年を予定しているということなのですが、前もお話ししましたが、やっぱりもうその時期には僕らはいなくなるぞという、そういう地域の人たちもいますし、できるだけ急いでほしいと。共産党としては、道の河川課のほうにも要望した経過がございます。それは、何というのですか、河口から攻めてくるので、途中の状況の中での改修することは、それは地域の要望があれば可能だという、そういうような回答も得てますので、ぜひとも、急いでほしいものを含めて、道のほうに要望を上げてほしいなということで、2点目に移っていきたいと思います。水害対策で、今、共和川を改修しているということなのですが、ボックスカルバートといえば、2年前の日の出川の水害の中で一番問題になったのが、笠井商店横のカルバートがやっぱり低いのではないかと、低いというより小さいのではないかと。そして、そこに木々やら土砂が詰まったと。結果的にそこに詰まったから、五十嵐さんあたりを道路からぐわあと水があふれていったと。そういう面では、カルバートの大きさ、あるいはその面での改修部分についてはどうなのかというような意見がございますので、そこら辺が一つ改修計画というのですか、そういうものはないということでございますが、そこら辺の町の見解をちょっと聞いておきたいなというふうに思いますが。

答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)

日の出川のカルバートの改修については、今、現況河川の流量に応じてカルバートの断面を決めているわけで、これについてはその下流河川であるサンタクンベ川がこの河川能力に応じた形で設定されております。今、別保川の改修工事によって若干でも河川の容量がふえてくるというような状況がありますので、そのときにはその整備状況に合わせた中で検討していきたいなというふうに考えております。

質問 5番 三浦信一

検討するということなのですが、見かけ上、非常に、南部長もたぶんごらんになっていると思うのですが、曲りくねっていて、下が狭くなっているので、そういう面では、素人目で見てもやっぱり変だなと思うのですが、そこら辺の認識あたりではどうなのでしょうか。

答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)

当時の多分、基準だったと思うのです。カルバートを橋にしたのは、当時、橋については道路と直角に当てるというのが基本なのです。それに応じてカルバートを設置したと思うのです。それで、ああいう川の形になっておりますけれども。それで、現況としてはそれでの洗掘を受けないような形で、下流の左岸側ですか、左岸側のほうには擁壁を打っておりますので、十分問題ないなというふうに感じておりますけれども。

質問 5番 三浦信一

ちょっとそこら辺の認識の違いが、ちょっと違うのかなというふうに思うのですが、やはり住民としては、そのカルバートの入り口というのですか、土砂が流れてきて、そこでやっぱり物が詰まる、しかもそれが原因で水が本来、川でなくて道路のほうに流れる、そういう現象があるのだということも御存じだと思いますが。僕も、実は知方学の水害ちょっと見たのですが、あそこでも非常に、1.5メートルの土管といったらおかしいですが、あれも一つのカルバート、カルバートとは言えないのだけれども、水門というのですか、水門に付近の土砂が入って道路の溝を走ると。やっぱりそういう現状があるというのがあるし、例えば別保南のほうでもサカイさんの住宅の前の道路というのですか、中学校前の道路のあそこ、サンタクンベにつながる山の流れるところなのですが、あそこも結果的には土砂が詰まって、そして水があふれてサカイさんの家が、水没までいかなかったのですが、床下浸水になるとか、そういう面でもやっぱり点検して直すべき事態があるのかなと。しかもお金がかかることですし、すぐとは言わないのですが、やっぱり住んでいる人にとってはできるだけ早く直してほしいなという願いがあることは、ぜひとも思っていただきたく思います。ぜひとも、そういうふうに心配しているということを受けとめていただいて、できるだけ予算をつけて直すような方向で検討していただきたいなというふうに思って、3番目の質問に移りたいと思います。樋門の管理と開閉の基準ということで聞きました。基本的には道が管理して点検するということで、業務委託しているというふうな答弁をいただきましたが、どのような業務委託というのですか、例えばどの課で受け取って誰がするのか、そこら辺ちょっと詳しくお願いしたいと思います。

答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)

業務受託です。北海道のほうから河川の樋門の管理について、町のほうに管理してくださいということで、全部で31カ所あるのです。それについて、都市建設課のほうで点検等、異常時の樋門の操作をしているということであります。

質問 5番 三浦信一

この大水害ハザードという資料をもらって、家で一生懸命探したのですが、きのうなくて、水道課に行ってもらってきたのですが、前ちょっと数えたら別保地区に13カ所ですか、あるということで、これは何人ぐらいで管理しているのかなということでお尋ねしたいと思います。

答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)

当課の担当課の担当係です。それと施設整備係、この6人で巡回等しております。

質問 5番 三浦信一

3年前のことなのですが、地元の人なのですが、水が開閉の関係でいえば、もう別保川の水があふれているのに水門をあけて逆流したという、そういう話もあったりして、これが本当かどうかということもあって、そういう話を聞いて、そのときの話がエピソードで、大きな川に小さい水が吸い上げられるという、何かそういう言葉も言ったという話も聞いたりして、非常に驚いたところもあるのですが、先ほど町長のほうで言ったのですが、逆流の始める線というのですか、そこら辺はパトロールしているというところなのですが、そのパトロールの状況というのをちょっと教えていただければ。

答弁 経済部長 南孝司(経済部長は2018年3月まで)

大雨等による異常気象時、また津波等の警報が出たときにはパトロールを実施していると。津波については、現況を確認した中で被害を受けそうな箇所というのはわかっておりますので、その部分に配置をしている。それと、大雨についてはその段階で、過去から水のついてる地域がありますので、そこについてはポンプを設置して、ポンプを操作する人間が状況を確認しながら開放するということであります。

質問 5番 三浦信一

前、鍵かけていたり、樋門にかけて、今は外しているような、かかっているのですか、状況なので、一般の人はできないのだなということで、それやってはいけないということで地域の人には言ってますけれども。やはり、今その部分でかなり熱心にというか、熱心にそこに排水ポンプを置いたり、一生懸命やってくれるなというふうなことで、地域の人も喜んでいますが、そういう面では樋門の管理と、やっぱりそういう部分では真剣というわけではないのですが、今後とも注意してやっていただきたいなというふうに思っています。それで、次の防災無線の関係ですが、実は10月22日に別保地区で防災訓練をしました。その訓練の評価というか、役場での評価というのは実際やっているのかなというふうに思うのですが、そこら辺、ちょっとお尋ねしたいと思いますが。

答弁 総務課長 三浦伸樹(総務課長は2017年3月まで)

先日の別保のほうの防災訓練につきましては、私ども思っていた以上に、皆さんいろいろな当日の訓練のほうに参加していただきまして、やはり防災の意識が強いのだなということを改めて感じさせていただいたところであります。

質問 5番 三浦信一

別保でもかなり参加して、全体でもきのう、町政の報告の中で数が言ってましたが、その中で町内会の役員会でちょっとお話があったのですが、9時何分に防災放送というのですか、防災放送が耳をすましていても、何か聞こえなかったという、そういう状況がありました。それで、前の僕の質問との関連で言っているのですが、事前に知っているだろうということで静かに言ったのかどうかはわからないのですが、訓練であのような静かな状況で、実際、雨降ったらやっぱり聞こえないのではないかと。そういうことも話し合って、だから戸別というか、戸別無線機というか、今、さっきの説明あったのですが、町内会長のところやら、いろいろ施設にあるのですが、そのほかに防災ラジオというのですか、前に僕も行ったとき質問して、研究してみるというふうに言ったのですが、そこら辺での考え方というのはないのかなということで、ちょっと加えて質問したいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 総務課長 三浦伸樹(総務課長は2017年3月まで)

私どもでは、当日、そういうふうに防災無線がちょっと聞こえなかったというお話は押さえてなかったものですから、大変申しわけないと思います。戸別受信機につきましては、先ほど町長申し上げましたとおり、そういった形で設置はしておりまして、私どもとしましては、いろいろな手段で皆さん情報を得られるようなことを、まず進めていかなければならないだろうということで、いろんな選択肢をまずは用意しなくてはならないだろうということを考えています。ただ、まだ先ほど言いました防災ラジオまでこちらのほうで配布するといったことの結論までは出ておりませんが、これからについてもそういった選択肢を私どもとしても1つでも2つでもふやしていきたいなという、そういった考えは持っているところであります。

質問 5番 三浦信一

何か質問がこっちではなくてこっちだというわけで、みんなから言われたのですが、やはり前にも提案したのですが、川沿いの部分というのですか、日の出でいえば川沿いの道路沿いというか、浸水した、あのころは約50戸、60戸ある住宅が床上浸水やら床下浸水した状況なのですが、そういう住宅に、たとえ自己負担でも、一部自己負担でもそういうものがあればなというような、町内会としての話もありますので、ぜひともそういうことで検討していただきたいなということで、前にもそういう防災ラジオというか、資料を渡してその後どうなったのかなということもありますので、ぜひとも、前向きな検討をよろしくお願いしたいということで、次の5番目の災害時の広報車出動の基準にいってみたいと思います。具体的に、状況の出動基準がないということなのですが、これも町内会の役員会の中で出てきたのですが、防災無線が静かだったと同時に、実際の災害のときに広報車が出て、わっと吹聴するというのですか、何というのですか、宣伝するというのも何か変なのですが、やっぱり大変だぞということを、そういうことを知らしめて歩くという、そういう活動も必要ではないかなというようなことがありました。確かに今、消防ということもありましたが、消防だけではなくて、やっぱり広報が、そういうのだったらそういうふうにするというのが、ある面では役場の係というか、役割になるのかなと。そういう熱意もあってもいいのではないかなというふうに思うのですが、そこら辺いかがでしょうか。

答弁 総務課長 三浦伸樹(総務課長は2017年3月まで)

先ほど、町長答弁したのは出動しないということではありませんので、そのあたりをまず御理解いただきたいと思います。私どもとしましては、災害の状況に応じて順次、広報車についても出動させたいという、そういう考えでおりますので、御理解をいただきたいと思います。

質問 5番 三浦信一

それで、災害出動したということで、私は非常に一生懸命やってほしいと言っている反面、この前十勝でも、広報にそういう事故を知らしめる、あるいは調査するというところで、そういうふうに調べたり広報した、羅臼でもそういう事件が起きたときというか、そういう面では広報するときに、例えば役場が依頼するという、そういう格好なのかなというふうなのを言ったりするのですが、そこら辺どうなのでしょうか。

答弁 総務課長 三浦伸樹(総務課長は2017年3月まで)

まず、うちのほうで広報が必要な場合については、そういった広報車が出動させて広報しますけれども、ただ、どうしても、広域的に広報車では足りないといったときの場合につきましては、例えば先ほどお話のありました消防に要請するですとか、そういった形で対応していくものだというふうには考えています。

質問 5番 三浦信一

特に民間というのですか、そういうところに依頼するということは今まではやってないというか、認識していいのですか。

答弁 総務課長 三浦伸樹(総務課長は2017年3月まで)

私の知っている限りでは、民間に依頼したという、そういったことはございません。

質問 5番 三浦信一

やはり、災害の部分ではとにかく知らしめる、しかも今の防災無線ではなかなか聞きづらいという、そういう中でやっぱり身近に戸別無線もないとこには、早目にそういう状況を知らせるということもすごく大事だというふうに思います。そういう面では、知らせてほしいけれども、そういう人たちが事故に遭ったら、僕ら非常に嫌な思いもしますし、大変だなというふうに思いますし、そういう面ではやっぱり知らしめることを優先しながら、安全も含めながら、ぜひとも今、聞こえない状況を克服するような取り組みを進めてほしいなというふうに思うのですが、そこら辺でいかがでしょうか。

答弁 総務課長 三浦伸樹(総務課長は2017年3月まで)

私どももいろいろな手段を用いながら、住民の皆さんにそういった災害の場合については、周知できるような形を考えていきたいと思っています。

質問 5番 三浦信一

それでは、そういうことで、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

出典:釧路町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる