釧路町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月3日
災害に強い町づくりを目指して
2013年12月3日、釧路町議会の一般質問で、高橋幸弘議員が「災害に強い町づくりを目指して」について質問し、町長 佐藤広高、総務課長 及川晃仁が答弁しました。
- 質問者
- 高橋幸弘 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、総務課長 及川晃仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 高橋幸弘
私のほうから、通告に基づいて2件5項目の質問をさせていただきたいと思います。まず最初に、災害に強いまちづくりを目指してということでございます。1点目には、防災リーダーを数多く育成するためには町独自の取り組みも必要だというふうに考えております。この点、町としてどう受けとめておられるのか、お伺いをいたします。2点目でありますが、既に津波ハザードマップ等について全町配布を行っております。その中で、指定避難場所、あるいは民間施設を活用した津波避難ビル等についても掲載をされているわけですが、それらの詳細、いわゆる想定収容人員だとか、あるいは各種備蓄状況の有無などについて、やはり情報の共有化を図る、そういうふうな必要があるというふうに思いますけれども、ハザードマップに載せる、載せないということとは別な問題として、そのことについて、やっぱりきちんと周知をするというふうな方法も一つには必要ではないかというふうに考えておりますので、この2点についてをお伺いをいたします。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
5番高橋議員の、災害に強いまちづくりということで、防災リーダーを数多く育成するためには町独自の取り組みも必要だと。町として、このことをどう捉えているのかという御質問でございます。町といたしましては、地域の防災力を高めるため、自主防災組織の育成を推進してございまして、その中核となる防災マスター等の防災リーダー、これは必要であると、議員と同じように認識をしてございます。昨年度も、自主防災組織の立ち上げに向け、単位町内会への説明会開催や道の支援により町内会長や防災マスターを対象としました防災スキルアップ研修などを開催させていただき、こうした人材養成に取り組んできたところでございます。また、本年も12月2日に、遠矢地区を対象とし、町の主催で避難所運営ゲーム、俗に言うHUG、これを実施させていただいたところでございます。今後も地域の防災力向上に努めてまいりたい、こう思ってございますし、なお、このたび昆布森西地区連合町内会におきまして、自主防災組織の結成に至ったところでありますので、改めてこの席をもって御報告をさせていただきます。次に、津波ハザードマップを全町配布しているが、指定避難所、そして民間施設を活用した津波避難ビル等の想定収容人数、それから各種備蓄の有無など、これらの情報をお互い共有してはどうだというお尋ねでございます。各指定避難所等につきましては、釧路町地域防災計画におきまして、避難対象地区の人口等を考慮の上、安全、迅速に避難できるよう定めてございます。想定収容人数や備蓄計画につきましても登載いたしておりますが、町民の皆様には、それらについて周知を図ってまいりたいと思ってございますし、災害発生の際は、迅速な避難はもとよりスムーズな避難所の運営、これが不可欠となりますので、今、議員からの御指摘を踏まえ、町の広報紙、それからホームページ等を通じまして、できる限り情報の共有化、これを進めてまいりたいと考えております。
質問 5番 高橋幸弘
今、町長のほうからるる説明がございましたが、とりわけ防災リーダー育成に向けた町独自の取り組みについて、私は必要だというふうに思っておりますし、昨年は、桂地区会館において、セチリ地区在住の、町内会も含めてですけれども、方々を対象に、今、町長がおっしゃったHUG、いわゆる避難所運営のゲームをやったわけですけれども、昨日も遠矢地区において、そのことを実施をいたしまして、私もその中に、昨年の桂地区と同様に、さらにステップアップをした内容というふうに聞き及んでおりましたので、防災車両係の勧めもございまして参加をいたしました。大変有意義なものだというふうに思っておりますし、このことについては、やはり繰り返し行っていくというふうなことが必要だというふうに思っております。そうすれば、やはり、実際に災害となれば、相当混乱するというふうに思っていますし、その中で少しでも冷静な対応がとれるというふうなことは、日常的にそういうふうなことを、訓練であっても体験をすることが、やはり本当に、そういうふうな災害があったときに一定の対応がとれるものだというふうに思っておりますし、このことはやはり、もっともっと町民全体に取り組みの必要性を訴えるべきだというふうに考えるところでございます。そういう意味で、セチリ地区、あるいは、今回は遠矢地区ですけれども、大まかな地区でのそういった取り組み、このことも大変必要でありますけれども、やはり、地域の核になるような防災リーダーの育成というふうなことをもっときめ細かに捉えていくことで考えるならば、やはり、町内会単位というか、少人数単位で身近な人たちとやることも一つには必要ではないかなと。地区ではなく、あるいは、それぞれの単位町内会の中でそういったことができないかということなのです。防災車両の職員についても、その辺のノウハウはきちんとやっぱり持っていると思いますので、個別にそれぞれの町内会に対応してそういうふうなことをする。HUGまではいかなくても、そういったものに近いようなことのゲームというか、ある程度知識を植えつけるというふうなことについてはできるというふうに思っておりますので、ぜひそういうふうな形での、今後のリーダー育成というふうな視点からの取り組みをやっていってもらいたいというふうに考えておりますけれども、この辺についてお聞かせをいただきたいと思います。
答弁 総務課長 及川晃仁(総務課長は2014年3月まで)
今、議員から御指摘のありました、町内会ごとに独自に細かく実施していってはどうかということで、町としても自助、共助の連携というのは必要であると考えておりますし、地域の方々には防災知識の普及、地域特性を踏まえたことが必要であると考えておりますので、やはり、町として支援できるものについては支援していきたいと考えております。このことが、やはり実効性が高まって、ひいては減災につながっていくと思いますので、町で、できる限りではありますが、支援してまいりたいと考えます。
質問 5番 高橋幸弘
よろしくお願いしたいと思います。それで、先ほど町長のほうから自主防災組織の話も出ていましたけれども、今度、昆布森地区でも自主防災組織が設置をされて、全町の中では三つの自主防災組織ができ上がったわけですけれども、まだまだその点については不十分だというふうに思っていますし、今後も、一つでも多くの自主防災組織が立ち上げになればというふうに考えるところでございます。その中で、自主防災組織、それぞれ年1回、火災の訓練等も含めて行っているのですけれども、そういうふうな中で、消防署とタイアップしていつもやっているのですが、これは、地震とか何とかということよりは、火災事故だとか、あるいは災害の対応についてですけれども、とりわけそういうふうな意味での専門家集団というふうに消防署は位置づけられるというふうに思っておりますが、こことタイアップして、AEDの取り扱いだとか、緊急時対応として、手ぬぐいなどを使って、たすきがけで担架を簡易に、人を運ぶというふうな意味でやるだとかというふうなことも、その中でいろいろと教えていただけるということがございます。ぜひ、そういうふうなことも中で取り入れてやっていくというふうなことがあれば、大変結構かなというふうに思っているわけです。やはり、避難所の運営のゲーム、HUGについても、当然それは全体的な運営の中で必要なのですけれども、その中で個別に、やはり、みんなぴんぴんした人たちばかりが来るわけではないですから、やっぱりけがをした人だとか、そういった場合の応急手当て、三角巾の使い方だとか、そういうふうなこともその中でやれるのではないかなというふうに考えておりますけれども、そういうふうなことを町内会ごとにやるというふうなことを今後検討されるのであれば、今言ったメニューも取り入れてはどうかというふうに考えるのですが、そのことによって、私は、そういう災害に対する意識というふうなものも高めていけるのではというふうに思います。場合によってはAEDも使った、そういった訓練というか、実地に自分たちでやってみる、指導のもとにやってみるというふうなことも、実技指導ではないですけれども、必要だと思いますけれども、あわせてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 総務課長 及川晃仁(総務課長は2014年3月まで)
議員御指摘の消防とのタイアップということでございますけれども、やはり、私どもも専門家の技術を見学したり機器の操作を実行するということは、実効性が高まって非常に効果があると考えておりますし、意識の向上にもつながるものと考えております。やはり、私ども、町だけではちょっとできない部分もございますので、消防と連携しながら、そのような方策が図られるように、いろいろな支援をしてまいりたいと考えております。
質問 5番 高橋幸弘
1点目については終わりたいと思います。2点目のハザードマップに関することなのですけれども、各避難所の食料や避難が長期になるというふうな場合、あるいは短期で終わるかもしれないのですけれども、どちらの場合でも対応できるようなことが避難所には必要なわけで、そういう意味で、備品等の備蓄状況、それから想定収容人員等について、情報の共有化を図る必要性があるというふうに思っているのですけれども、そういったことの詳細について知らせるというふうになれば、これは膨大な資料になりますから、どう周知をしていくのかということでは、ただ紙に書いたものを配布するというふうなことだけでは、なかなかやっぱり身についてこないのだろうなというふうに思っております。したがって、やはり、今、町報の巻末に防災、減災というふうなことでコーナーを設けて、シリーズで出しております。その欄を活用して、今言ったようなことも含めて順次載せていく、掲載をしていく、知らせていくというふうなことができるのではないかなというふうに思っているのですけれども、こういうふうなものの活用、それから、年1回程度はその中で、単なる防災、減災というふうなことではなくて、いわゆる防災、減災の特集というふうなことで、もうちょっと誌面を割いて掲載をするというふうなことも、町報の中では、町で検討すれば可能ではないかなというふうに考えておりますけれども、このことについて、提案というふうな形になりますけれども、御検討いただけるかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。
答弁 総務課長 及川晃仁(総務課長は2014年3月まで)
町長も答弁しておりますけれども、町報、ホームページの活用を図っていきたいと考えております。その中で、議員が言われる方法も一つの方法であると考えておりますので、その中で検証させていただきたいと思います。また、防災の特集なのですけれども、例年、実は防災の特集を組んでおりましたけれども、本年度、台風が参りまして、町の防災訓練が中止となりまして、特集のほうがちょっと変更という形になりましたので、必要性については私どもも認識しておりまして、今後、本年度は掲載できるかどうかわかりませんけれども、例年どおり特集もというのですか、そちらのほうも検討させていただきたいと考えております。
質問 5番 高橋幸弘
わかりました。それで、もう一つなのですけれども、単位町内会向けに周知徹底をするというふうな意味合いからなのですけれども、それぞれの地域の中で避難所がどこに指定をされているかというふうなことはハザードマップにも掲載をされておりますので、それはわかるのですけれども、ただし、そういいながらも、ハザードマップは非常に広域でございますので、そういう意味で、それぞれの地域に住んでいる、とりわけ高齢者も含めてそうなのですが、あのハザードマップだけでは正確な位置が、その避難所がどこにあるのかというふうなことはわからないというふうなのが結構多いのだろうというふうに私は思っております。そういう意味から、やはり自宅から一番近い避難所はどこにあるのかという選択をしやすくなるためには、やはり、簡単な避難経路図も併記をするというふうなことが、より理解が深まるのだというふうに思っております。これは、例えばセチリならセチリ地域だけということではなくて、もっと範囲を狭めて、三、四地区の町内会単位ごとの中でのそういったマップがそこの町内会の中で配られれば、これはもっとベストかなというふうに私は思っているのですけれども、とりわけ避難困難者と言われる高齢者に対しては、そういうふうなことも一つには必要ではないのかなというふうに思っているところでございます。ぜひそういうふうなことで検討対象にしていただければなというふうに思いますけれども、どうでしょうか。
答弁 総務課長 及川晃仁(総務課長は2014年3月まで)
議員の御指摘がありました、日ごろから安全かつ素早く、どこにどのように逃げたらよいかという意識を持つことは、町としても重要であると認識しております。事前把握という面では、津波避難地域計画というものがございますので、そちらへの登載、町内会単位の防災訓練等、そちらの方面で事前把握していただくという方法を町としても支援させていただくということで考えております。