釧路町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月5日
エゾシカ・海獣対策について
2013年9月5日、釧路町議会の一般質問で、川田雄一議員が「エゾシカ・海獣対策について」質問し、町長 佐藤広高、産業経済課長 藤川幸司、都市建設課長 南孝司、経済部長 佐々木喜代孝が答弁しました。
- 質問者
- 川田雄一 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤広高、産業経済課長 藤川幸司、都市建設課長 南孝司、経済部長 佐々木喜代孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 川田雄一
今回は、1件の質問をさせていただきます。沿岸地域、さらにはこの道東地域が多くのエゾシカがおります。その感じで街中、さらには山、そして海のほうでは海獣対策という形の中で、いろいろな場面で影響を及ぼされております。そのことに対しまして、エゾシカの対策について今回はエゾシカ、海獣対策についてお聞きをさせていただきたいと思います。①として、町としてエゾシカ、海獣対策をどのように捉えているのか。②として、被害の状況は把握しているのか。③として、町に対して第1次産業の農業者、漁業者からの対応、対策の要望等は出ているのか、アとして過去に実施した対策は、イとして考えられる対策は何なのか、その三つの点についてお聞きをさせていただきたと思います。
答弁 町長 佐藤広高(町長は2018年9月まで)
4番川田議員からエゾシカ、そして海獣対策、このことについてのお尋ねでございますが、その中でまず1点目として、これらの対策をどのように捉えているのかという御質問でございます。エゾシカ、海獣による農林水産物被害が地域経済に与える影響、これ大きいものであると考えてございます。エゾシカ対策といたしまして北海道、それから各市町村が連携し、捕獲による生息数の減少に取り組んでおりますことから、平成24年度に釧路町緊急捕獲等計画を策定いたし、猟友会釧路支部セチリ別保部会、洞爺部会の御協力をいただきながら、このエゾシカの捕獲頭数の拡大と体制の強化を図り、被害防止に努めてさせていただいているところであります。また、海獣対策につきましては、平成24年度に釧路総合振興局、海獣被害防止対策連絡会議が設立されてございましたので、関係機関などとも連携をとりながら取り組んでまいります。次に、被害の状況、これの把握状況でございますが、エゾシカによる農業の被害状況につきましては、農業協同組合及び生産者からの聞き取り調査により把握をしてございますし、林業被害につきましても、造林事業時に実施しております現地調査によりこれも把握してございます。それからまた、水産業の被害につきましてはアザラシ、オットセイの被害によるもので、昆布森漁業協同組合からの聞き取りによりこうした状況を把握をさせていただいているところでございます。次に、町に対してこれら一次産業の方々からその対策の要望等が出ているかという御質問でございますが、エゾシカによる農業被害対策につきましては、農業協同組合、それから釧路町野菜生産出荷協議会等の関係団体からは正式な要望は出てございません。また、水産業被害対策につきましても、同じく昆布森漁業協同組合、それから漁業者からこれらに対する対策につきまして具体な要望というものは出てきてございません。次に、過去に実施した対策についてのお尋ねでございます。農業被害対策といたしまして、平成11年度に釧路町野菜生産出荷協議会にエゾシカ侵入防止対策のため、電気牧柵の設置に対しまして一部を助成してございます。また現在も継続しております有害鳥獣駆除奨励事業により、エゾシカを捕獲し生息数の減少、これを図っているところでございます。なお、漁業被害対策につきましては残念なことでありますけれども、実施をしてございません。次に、これらの被害に対する対策についてのお尋ねでございます。農業被害対策といたしまして、現在も実施しております有害鳥獣駆除奨励事業の継続とエゾシカ侵入防止柵の設置、これが考えられます。しかし、町単独事業で実施するにも大きな事業費が伴うことになり、農業者へも大きな景気負担が強いられますことが考えられます。また、国の鳥獣被害対策関連事業を活用するには、現在のところ事業要件に該当しないことから、制度の運用を図ることができないといった状況がございます。漁業被害対策につきましては、町も参画しております釧路総合振興局海獣被害防止対策連絡会議と連携をとりながら、今後の対策を取り組んでまいりたいと存じます。以上であります。
質問 4番 川田雄一
るる今、お話しを町長のほうから答弁をいただいたところでございますけれども、まず①番の町としてのエゾシカ対策をどのように、この部分につきましてはやはり北海道との連携も密にしながら考えているということも、捕獲頭数の部分でも今回の補正の部分でも上がっておりますけれども、最終的にはそういう時点での部分かなというふうに考えられます。漁業の部分の海獣対策にとりましても、これは北海道のほうでいろいろるる今やっている部分もありまして、NHK報道各種の部分でもそういう部分を取り上げながらやっているということを町として把握はしていますよということでありますので、そういう部分はいいのかなというふうに考えておりますけれども、ここでお聞きをしていきたいなというふうに考えているのは、エゾシカ対策の部分でありますが、最終的に今回、頭数もふえていくという部分があると思うのですけれども、これは山ですよね、たしか民間から約2キロ以降での発砲という部分に私は捉えていたのですけれども、その部分についてお聞きをさせていただきたいと思います。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
はい、そのとおりです。
質問 4番 川田雄一
であれば、野菜をつくっているところに関しましても、民家からの部分、離れていない場合は最終的には牧策等の設置をしていなければ入ってしまうと、この対策を考えていかなければならないのではないかなというふうに思われるのです。対策の部分で。わなの設置等とかもいろいろ管内でもやっていると思うのですけれども、このわな設置の場合の免許等の取得がいるのかどうか確認をさせていただきたいと思います。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
わなにつきましては、くくりわなによる狩猟免許が必要となっております。
質問 4番 川田雄一
くくりわなの免許が取得ということであれば、こういう部分も最終的に言えば町で釧路町の農業委員会という部分もございますから、そういう形の中で指導をしていきながら、農業者の方に逆にこういう部分で町で単独で免許を取らせてあげたいから来れないかというふうな形もとるべきではないかなというふうに考えられますけれども、そういう部分の考え性という部分は町として持っていないのかお聞きをさせていただきます。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
農業者のほうに自分の農地は自分で守るという形の観点からのくくりわなの関係は取得してもらいたいというふうには思うのですけれども、今のところそういう農業委員会のほうとして働きはかけてはいないのですけれども、今後、機会を見てできるかどうか、ちょっと農業者と話しはしていきたいなというふうに考えております。
質問 4番 川田雄一
わなの設置は機会を見てそれぞれ農業者等の部分でしたいという部分でありますから、そこら辺は今後という部分で牧柵の部分もそうですけれども、やはり農業者と話ながらやっていただきたいなというふうに考えております。②の被害の状況の部分でありますけれども、私も町のほうのいろいろ確認もさせていただきました。農業被害の部分でも平成20年からの4年間の部分でもかなりの部分での被害額がなっている状況であります。最初の20年の年では100万程度の部分でありましたが、今では約1億1,200万円ぐらいですか、年間の24年度の被害額という形で出ておりますが、さらには森林部分でも毎年のように被害額があると、そういう部分でもやはりエゾシカの部分の考え方が山については木の皮を食べたり、さらには農業者の部分では大根、ニンジン、牧草、他のものの部分が影響があるということでもあります。さらには、漁業者の部分で考えられますと5月から初められております春ときの部分が大きな影響が及ぼされているのかなというふうに考えられます。秋ごろの今の秋シャケの部分になりますと、なかなかそういう部分が入ってこない、寒いからかどうかわかりませんけれども、アザラシ、オットセイもおいしいものをわかっているのかなという部分で春の被害額が特に多い状況があります。今回の部分の形の中でもありましたが、状況はしっかりとその部分で把握しているということですけれども、今後、この被害状況の部分について町として今後とも把握をしながら、年次ごとにどれだけの被害額が出ているか、この部分も漁業者の部分、さらには農業者、そして先ほど町長の部分でもありましたけれども、林業の部分も、この3点の部分においての今後とも被害額をしっかりと想定していく考えは今後とも持っているのかどうか、お聞きをさせていただきたいと思います。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
これからも林業、農業、水産業につきましては、各関係機関と連携をとりながら被害額を把握していきたいと思います。ことしも水産業につきましては、春定置の関係で被害額を把握している状況でございます。
質問 4番 川田雄一
そこら辺の部分もお願いしたいと思っております。一番大事なところに移らせていただきますけれども、3番になります。最終的には、町として何ができるのかということが一番の課題ではないかなというふうに思われます。先ほど町長のほうからも農業者の部分でのお話しがございましたが、H11年で単独補助事業として町から2分の1の事業者に対しての2分の1の補助をしているということでありました。私も、この部分に対してはいろいろ調べさせてもいただきましたが、今、釧路町の部分でこれは活用は釧路町野菜出荷協議会に対しての部分でありましたが、この部分でも今は町としては難しいという先ほどの御答弁だったかなというふうに考えて、今はやっていないような状況でありましたが、今後やはり農業者に対して牧柵もそうなのですけれども、シカが地域、野菜の部分に入ったときに、毎度入っているものですからわかってしまって、そこをくぐっていってしまうと、だからこそ逆に農業者からもお話しも聞いておりますけれども、鉄線とか、そういう部分で考えていきたいですよねと、そうすると逆にシカも入って来ないのではないかという部分のお話しも聞いておりますが、こういう部分に対して、農業者に対してもしかそういう要望性があったときに町として何て答えるのかなと、予算がないからありません、そういう部分のものがないからないと答えるのか、今後、検討するというふうに答えるのか、そこら辺を教えていただきたいと考えております。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
町長が答弁で答えていますように、正式には農業協同組合野菜生産出荷協議会等の関係団体から正式な要請等は来ておりませんので、要請がありましたらどのような形でやっていけるか、そういうことを考えていきたいと思っております。
質問 4番 川田雄一
では、最終的には釧路町の農業出荷協議会のほうから正式な依頼等があった場合、町の土台において協議を進めながら、そういう形が、設置できる可能性もあるということでしょうか、再度、お伺いいたします。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
単独事業によりますと多額な金額がかかります。事業費として牧柵で1メートル当たり約5,000円ぐらいの金額がかかります。ですので、単独事業になるのはちょっと財政的なこともあります。ですので、国の補助事業等を活用できるかどうか研究しながら対応していきたいなと考えております。
質問 4番 川田雄一
それで、今、国の事業も考えながらという部分がお答えがあったわけでありますが、この部分で道に対してもさらに要請活動するべきだと私は考えるのです。今回、新聞報道にも載っていましたけれども、シカのいろいろな形で北海道が表彰を受けたという部分もやっておりました。それだけ北海道が力を入れているということです。それであれば、逆に頭数をふやす、それだけではなく逆にこういう部分の小さいところまで目配りをしていただくことを要請していくべきではないかと考えますけれども、そのことについてどうお考えなのかお答え願いたいと思います。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
補助制度等につきましては要件等をちょっと緩和するような形で、できれば申告等に対しまして要請等をしていきたいというふうには考えております。
質問 4番 川田雄一
もう1点、その部分でお伺いをしたいという部分があります。先ほどもお話しをさせておりましたが、シカを撃つ場合の範囲が決まっていますと、この場合、牧柵や等々でのそういう部分もします、逆に先ほどわなの部分でも今後、協議もしていきながらというお話しもありました。もしか、わなを設置してこのシカを捉えましたと、これは農業者が最終的にとどめを撃てるわけではないと考えます。これは、最終的にどこが行うのか確認をさせていただきたいと思います。
答弁 産業経済課長 藤川幸司(産業経済課長は2015年3月まで)
このくくりわなによる捕獲方法なのですけれども、この処理の方法がどういうような形ということが課題と考えております。それですので、今、この部分が課題で、このわなの狩猟方法についてはちょっと今、厳しい状況という形で捉えていましたので、町としては進むというか、町として農業者のほうに積極的な働きかけができなかった状況です。
質問 4番 川田雄一
最終的にそういう問題点あると思うのです。ちょっとここで農業から離れた部分でお聞きをさせていただきたいのですけれども、これは街中にシカが入りました。車でぶつかりました、シカがなっております。この処理は町道であった場合、道であった場合は北海道の部分の形のほうで土建が来るでしょうね。しかしながら、町道であった場合のこの部分、処理どこで行われるのですか。
答弁 都市建設課長 南孝司(都市建設課長は2016年9月まで)
町道のシカの処理については当課で行っております。
質問 4番 川田雄一
当課で行っているということは、そのぴくぴく動いた部分の形の中は、最終的にとどめを差してもらうのは猟友会の人を頼んで殺していただいて、それを高山やどこかに持っていくことを考えるのですけれども、それでよろしいですか。
答弁 都市建設課長 南孝司(都市建設課長は2016年9月まで)
ちょっと説明不足で申しわけありません。町道で完全に死んでいるシカ、これについては当課で処理をしております。ただ、まだ生きているものについては、隣の産業経済課のほうで対応していただいているいうことでございます。
質問 4番 川田雄一
産業経済課がやっている、それはいろいろな形の中でしていると私は考えられますけれども、これはしっかりと決めておかないとだめだと思うのです。最近、3日前ぐらいですか、私も道道を走っておりまして、別保の今の駅のところ、昆布森に向かって走ってくるときにシカが横断したわけです。危ないと、こういう部分、かなり街中にシカが入ってきている、農業者もそうです、さらには漁業被害の部分でも浜にそれこそシカの死がいやらいろいろな部分もございます。そして、今では街中の被害もあるのではないかと考えるのです。この問題、一農業者だけでもないと思いますし、今後こういう部分の形の中でいろいろこういう部分は産業経済もしかりですし、住民課の部分で地域の部分のまちづくりというほうになると考えますけれども、こういう形の中でしっかりと道に対して要請、町でこうなった場合はどうするのですか、最終的に誰が処理するのか、これ先ほど答弁があやふやな部分で申しわけございませんとありましたが、しっかりとした施策をとっていただきたいと考えますが、これはどうですか。そこら辺についてお答え願います。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
基本的に道の国道、道道、市町村道でありますけれども、これは2年前に開発建設部と道路事務所と関係団体及び公共団体集まりまして、このシカの対応について協議して、道路上におけるものについては連絡体制はとれております。また、街中につきましては当然、行政側としては住民課と調整とりながら、また都市建設課と調整とりながら対応していますので、これはやはり猟友会も当然出ていただいた中で、住民及び交通状況に影響ないような形をとろうと思っておりますので、御理解願いたいと思います。
質問 4番 川田雄一
御理解はある程度しましょう、これは。一生懸命やっているのは十分、私も把握をしています。このシカ対策に対してはどこの町村もいろいろな形の中で考えながらやっていると思うのです。振興局も頑張っています、北海道はシカ、シカ、シカと言っていますから、だけど食べる物ばかりではなくて、うちらのものにも考えてくださいよということをもっともっと強く言うべきだと思います。最終的にこの部分で、やはり今、先ほども言いましたけれども野菜の部分、先ほども牧柵の形ですればいいという部分も答弁の中にありましたが、鉄線やらそういう部分でもやっていながら、そしてわなを使っていきながら、シカを一つでも二つでも減らしていくという部分が大重要性かなというふうに考えます。そういう部分で、やはり釧路町の部分で、先ほどの部分で農業者のことだけ私、言いましたが、釧路町、出荷協会の部分に対しての部分の考え方はよくわかりました。これで、最終的に沿岸地域もそうですけれども、浜の部分でいろいろなことを産業経済でもやっていますよね、看板立てた、熊が出たときには熊の看板も立てたとかいろいろな形をやっております。そういう部分も逆に出荷協議会だけでなく、地域の方々の部分でそういう部分を使える部分があるような形の方策も練っていただきたいと私は考えますが、いかがですか。
答弁 経済部長 佐々木喜代孝(経済部長は2016年9月まで)
基本的にまず北海道の要請等については、町としましても捕獲の何とかふやしてほしいということの要請で今回、後ほど補正予算に計上しておりますけれども、頭数をふやした中で請求を減らしていくことに最大限努力していますというのも当然、住宅地域、そして農家さんの地域の住宅地域もあります。先ほど、議員さんが言われましたように2キロ以上やはり隣接で狩猟というのは厳しいものですから、そういうこともありまして、山であればある程度、生育は確保できるのですけれども、やはり市街地域だと非常に厳しいものですから、当町とできればまず頭数、生育をやはり減らしていくことをやはり限定に持っていきたいと思っています。また、先ほど課長が答弁いたしましたように、制度につきましては農地が隣接していない、ですので補助制度として非常になじまない点がありますので、これも予算委員会で御説明しましたけれども、これについてもやはり制度改正含めて要望していきたいと思っていますので、御理解願いたいと思います。
質問 4番 川田雄一
わかりました。そこら辺はいろいろ難しい点が多くあろうと考えますけれども、やはり釧路町といたしましても、やはり漁業者、農業者、林業者という形の中で第一次産業を大事にしていきたいと、町長の部分のお話しもありましたし、一番最初の部分でもそういう部分も言っておりましたから、しっかりとそこら辺も考えて、道に対して、町であってもしっかりと施策を出していただいて、農業者、さらには漁業者、林業者に対して優しい目配りをしていただきたいなというふうに考えます。これについての答弁は要りませんので、どうかひとつ道に対してしっかりと強い気持ちで要望を提出してほしいと思います。終わります。