栗山町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月7日
図書館に通うことが困難な人に図書館サービスの充実を
2021年9月7日、栗山町議会の一般質問で、土井道子議員が「図書館に通うことが困難な人に図書館サービスの充実を」について質問し、教育長 南條宏が答弁しました。
- 質問者
- 土井道子 議員
- 答弁者
- 教育長 南條宏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 土井道子
通告に従いまして1件質問いたします。質問の前に、私が感じたコロナ禍の接種のことについてお礼を申し上げたいと思います。私は、6月、7月と続けて2回接種をしましたが、こんなに役場の人たち、関係者の人たちが大勢いて、いろいろ接種のことについて気を遣ってやってくださっていることに非常に感謝申し上げます。いろいろな地方の接種の状況聞くたびに栗山町は本当によくやっているなということをすごく誇り高い気持ちで新聞などを見ておりました。本当にお世話になったなと思いましたので、感謝申し上げます。それでは、質問に入ります。図書館に通うことが困難な人に図書館サービスの充実を。日本の公共図書館が誰でも図書館に親しめる市民の図書館活動を展開して50年以上が経過しました。しかし、長い年数をかけて親しんだ図書館に通うことが困難な利用者が多くなっているのも現在の実情です。本町においても年々高齢化率が高く、また自動車運転免許証を返上した住民も多く、外出などに支障を来しているとの声をよく耳にします。高齢になって歩くことが困難であっても知的関心は一層高まり、生涯社会に関わりながら生きていく人は多数います。そこで、安心して読書などを楽しみ、図書館利用及びサービスを受けることができないか、次の事項について見解を伺います。①、高齢者や障害者など図書館に来ることが困難な町民に、障害者手帳などがなくても図書の宅配などのサービスを受けることができないか。②、高齢者施設の入居者や病院に入院している人へも宅配できないか。③、高齢者向けの読み聞かせや朗読会を開催できないか。以上です。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
図書館に通うことが困難な人に図書館サービスの充実をのご質問で、①の図書館に来ることが困難な町民に、障害者手帳などがなくても図書館の宅配などのサービスを受けることができないかについてであります。栗山町図書館条例施行規則第8条では、町内に居住する登録者で身体の障害等により直接図書館を利用できない場合は、申込みにより図書館において郵送による図書の貸出しをすることができることとされております。本規定に基づき、障害者手帳の所持者に限らず、様々な身体の状況により図書館に来ることが困難な町民に対しましても郵送サービスによる図書貸出しが可能であると考えております。今後におきましては、その利用促進を図るため、町広報や町ホームページなどを活用した周知を図ってまいります。ご質問2の高齢者施設の入居者や病院に入院している人へも宅配ができないかについてでありますが、現在高齢者施設の泉徳苑と栗山赤十字病院においては図書館の本を再利用した施設文庫を設置しており、入居者、入院者は自由に図書を借りることができます。また、それらの施設入居者や病院に入院されている方々につきましても、図書館に来ることが困難な方として申込みにより郵送サービスの利用が可能であると考えており、同様に町広報などを通じた周知を図ってまいりたいと考えております。質問3の高齢者向けの読み聞かせや朗読会を開催できないかについてでありますが、過去には一度、高齢者施設より入居者に対する読み聞かせができないかとの問合せをいただいたことがあります。今後は同様の需要が増えてくるものと考えておりますので、高齢者向けの読み聞かせ等の事業が実施できるよう資料の整備や実施方法の検討などを進め、読み聞かせ活動を行うボランティア団体とも連携した取組を検討してまいりたいと思います。
質問 5番 土井道子
今の回答でもう一度確認したいことがあります。図書館に通うことが困難という人は高齢者だけではなくて障害者だけではなくていろいろな人がいますが、今回は特に図書館の利用者状況を見て、それから町内の年齢層の構成を見て、いかに高齢者が図書館を利用しているかということがよく理解できましたので、これはもっと、今図書館の事業計画なり実施の状況を見ますと、ほとんどが学校と、それから子供さんが多いのです。もちろんボランティアも含めて。そういうことで、そういうふうにしてある程度年齢層が偏っている中で、それでは一番図書館に通っている年代が多いのはどの年代かというと、やっぱり50代から60代、70代以上という人が40%以上占めていると。そういう中でそれを見てみると、例えば本の選定にしても、それから図書館に通うことが困難だという声とは一致していないのではないかという思いがあります。というのはそれだけ苦情が来ているということでもあるし、私も苦情聞きました。喜んで行っている人、足の手配ができる人はいますが、そういうことで一応私も昨日、おとといですか、図書館に行って、私は障害者なので、こういうサービスができるかということを聞いたら手帳を持ってきてくださいと言われました。それで、手帳がなければ障害者として認められないのかというところの判断をどういうふうにしてそちらのほうで考えているかを聞きたいと思います。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
土井議員のご質問にお答え申し上げたいと思います。様々な状況の中で、なかなか図書館に通えない方々もおられるということは教育委員会としても十分配慮していかなければならないこととして押さえております。その中で、特に利用頻度の高い高齢者の皆様方を対象とした図書選定がまだまだ足りないのではないかというご指摘でございました。これにつきましては、再度図書選定の折にこういったことも考慮しながら今後図書の選定を進めてまいる等々、図書館とも連携を図りながらそういったことに配慮してまいりたいというふうに考えております。また、障害者手帳がある、なしにかかわらずということで、その方が手帳がないから、あなたは障害者ではないとか、そういう形でそういう選定をしているわけではございません。ただ、現在の段階では障害者ということで取り扱うとすれば、やはり軽度な方から重度の方まで様々な方がおられる中で、そういったものが判断つかないような場合については手帳の提出をお願いする場合もあるかなというふうに考えておりますが、先ほどからも申し上げているとおり、図書館へ行くことが困難であると判断された場合につきましては、手帳の有無にかかわらず、その申請に基づいて手続を踏むことができるとお答えしておりますとおり、そのような形で進めてまいりたいと思います。以上でございます。
質問 5番 土井道子
そのように書いてありますが、ではホームページを直すということでもありますか。ホームページにはこういうふうに書いてあります。手帳を持ってきてくださいと。それから、必ず図書館の窓口においでくださいと。私は、図書館に行くことが困難な人が図書館に来て、図書館の登録をしなければならないということに疑問を感じて、結局来れないから宅配をお願いしているのに、最初の手続が来なければ駄目ですよというのはいかがなものでしょうか。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
手続に来れない状況も想定してこういったものを行うべきではないかということでございます。当然のことながらそういったものに対しては配慮をしていくということがございます。ご連絡をいただいた場合、図書館の職員あるいは移動図書館の職員等々がそこのお宅と連絡を取り合い、そういった手続ができるような対応というものも検討してまいりたいというふうに考えておりますし、実際には実施していくということで今進めているところでございます。あそこのホームページに書かれております図書館の中では、来れないということで手続を踏んでいただける方については、先ほども申し上げたとおり、一つ一つどうにもならない確認をするということではなくて、必要に応じて確認をさせていただく場合がありますので、そういった手帳をお持ちくださいということでお願いを申し上げているところでございます。ですので、もし図書館のほうにもなかなか来ることができない、申請することもできないという場合については、図書館のほうにご連絡をいただければ図書館のほうで対応してまいるという形で今後進めてまいりたいと思います。ホームページについては再度精査をさせていただいて、分かりにくい部分がございましたら再度そこのところの訂正を行いたいとは思います。
質問 5番 土井道子
私はたまたまホームページを見ますけれども、高齢者の場合ホームページを見ることも大変な人もいると。だから、図書館というのは行って利用するものだというふうに考えている人がほとんどだと思います、今利用されている人も。実際に手帳を持っている人というのは町内には700人ほどで、そのうちの421名が75歳以上ということになっていると高齢者のまとめた資料の中には書いてありましたので、やはりこれだけの人が歩けなかったりいろんな事情があって手帳を持っているのだな。でも、実際には栗山町には、75歳以上というくくりは見れなかったのですけれども、もっとたくさんの人数がいるので、もう少し分かりやすく、高齢者にも分かりやすいような説明をして大いに利用を促して、PRしてやっていただきたいなと思っています。それでは、もう一つ①番のことについてお尋ねしますが、私は高齢者、障害者と言いましたが、これからいろいろ検討していく中に子育てのお母さんのための宅配サービスというのは考えていますか。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
お答えを申し上げます。様々な事情において図書館に来ることが困難な場合と先ほどから申し上げておりますが、この中にそういった子育て世代の方々という方が入るのではないかというご指摘につきましては、今後検討させていただきたいというふうに考えておりますけれども、ただ基本的に図書館というものに来ていただけるのであれば、やはり図書館そのものが町として運営をしている組織でございますし、そういったものを活用していただくという観点では可能な限り来ていただきたいなというふうには考えております。ただ、今申し上げたとおり、子育てのために図書館に来ることが難しいのだよということであれば申請をしていただくということになるかなというふうに思います。いずれにしても、図書館を一人でも多くの方々に活用していただくということが図書館の機能の大切な一つの役割だというふうに考えておりますので、可能な限りそういったものに対応できるような体制づくりというものを検討して進めてまいりたいというふうに考えます。
質問 5番 土井道子
それでは、いろいろなところで対応していただけるということをこれから検討して、ぜひ実施に向けてやっていただきたいなと思います。それで、郵送ということが書かれていますけれども、郵送以外のことは考えられますか。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
基本的には、先ほどもちらっと触れましたけれども、移動図書館のくりくり号が通っている路線等の近隣の場合については、そういった職員が直接そういった方々のところをお伺いして対応する場合もあるだろうというふうに考えております。
質問 5番 土井道子
ということは今まではなかったということですか、そういう場面は。移動図書館車に乗って、あの路線だよと。例えば栗山小学校の前を通る。そして、ある1軒が困難な人がいて、来れないけれども、ここに寄ってもらえますかと言われたときに、そういう対応ができたということでもありますか。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
そういう例がないかというご質問だというふうに理解しております。現在までのところそういったパターンでの申込みというのは利用がないという状況でございます。先ほど申し上げているとおり、こういったものについての周知徹底が今後必要だろうというふうに考えますので、様々な町が持っているそういった広報媒体を使ってできる限り早く、できる限り多くの方々に知ってもらえるように今後図書館としても努力してまいりたいと思っております。
質問 5番 土井道子
PRがまだ行き届いていないということ、趣旨はいっぱい、サービスは考えているけれども、まだそういうふうに具体的なPRはしていないということなのですが、栗山町の移動図書館車は14か所回っているのですよね。そのほかにあったかな。一応移動図書館車の運営と。でも、同じ人口規模でやって、指定管理ではないのですけれども、直営のところでは三十数か所回っていて、それなりの利用者が多いです。図書館の統計を見たら本館の利用がすごく多くて、移動図書館車や角田図書室、継立図書室の利用が非常に少ないと。これに移動図書館車が月2回ぐらい、月2回でいいのですか。1週間に1回でしたね。1週間に1回走るとしても、それに費やされる時間というのはすごく大きいのではないかと。そういう意味で、例えば移動図書館車を活用するにしても、それから移動図書館のステーションというのかそういうのも、もうちょっと抜本的な利用の仕方を考えていけばもうちょっと効率よく利用者にも本が届けられるし、それから実際に来れない人へのサービスも、もっと幅が広がるのではないかなというふうに感じたものですから、例えば利用困難者は必ずしも障害ではなくて、それこそ私が今回こういうことを質問するに当たって道内の図書館のやっているところを調べたところ、子供のパック、絵本のパックを幾つか作っておいて、そして今これだけの、そのパックの内容も全部ホームページに紹介されているから、その中からどれがいいですかというふうにして聞かれてそこのうちへ持っていく、もしくは移動図書館だけで回っているある地区の、道東の図書館なのですが、だんだん学校も少なくなってくる、生徒も少なくなっている。移動図書館車はいっぱいいろんなところへ行きたいけれども、なかなか人もいない。そんなときにどうしているかというと、路線かどうかは聞かなかったのですけれども、あんなに本を読んでくれた人たちが今農家で作業で忙しいから、とにかくそこのうちまでは僕が車を運転していくから、ぜひ本を読むのをやめないでという司書もいました。そういう職員の熱があって実際に地域の図書館を民間に回っているという例もあります。だから、困難者の中に、いろいろこれからサービスを考える上でもそういういろんな事例を考えて、それから道内というか、全国です。平成25年に障害者の法律ができましてから障害者へのサービスをちゃんとしようと、公立図書館は頑張ってここまでやろうというのは出たのですけれども、実際には障害者よりも元気でいる人でも実際に来れないとか、実はいろんな事情があって図書館に御無沙汰になってしまうと。これをどうしたらいいかということをいろいろ司書が考えて、そういうふうな発案をして実際に実行しているという例もありますので、これからもちろんやるでしょうけれども、そういう道内の図書館、全国の図書館、そういうものが今は書籍にもなっています。例えば図書館に届いているはずなのですが、これ北海道図書館振興協議会の「誰もが利用しやすい図書館をめざして」という中の一つに高齢者、障害者、これ図書館にありますから、そういうのも参考にして、ぜひすばらしい図書館の来れない人へのサービスというのを考えていただきたいと思います。
質問 5番 土井道子
答弁お願いします。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
様々な面からのご指導本当にありがたいと思っておりますが、私どもの栗山町図書館の職員も図書を広める、あるいは多くの町民の方々に図書を読んでいただけるということを目指して熱意を持って活動しているということはまずご理解いただきたいというふうに思っております。また、ご指摘の中にありました移動図書館くりくり号の運用についてでございますけれども、これについては様々な要件がございます。例えば私どもの町のように中央の図書館があって角田分館あるいは継立分館という形で、そういう分館を持っている地域と全く持たずに1つだけ図書館がある地域、そういったものの様々な違いによっていろんな運用がなされているというふうに理解しております。先ほど角田分館あるいは継立分館の利用度が低いのではないかということにつきましては、やっぱりもっともっとPRしていかなければならないなということを考えております。私どものできる限りの対応ということでこういった図書館利用をつくっている部分がございますので、こういったものの促進をまず第一義的にやっていくことが大切だろうというふうに考えております。それから、移動図書館の運用の増ということにつきましては、これは検討してみていかないと、今単純にこれだけでは足りなくてということではなくて、そういったものをどう補っていけるような、そういった巡回路を考えていけるかとか、頻度を考えていけるだとか、そういったことも含めて考えてまいらなければならないことだろうなというふうに考えております。いずれにしても、図書館になかなか来れない方々の対応として、郵送のサービスも含めて移動図書館あるいはそれぞれの分館、本館、そういったものが一体となって町民の方々の要望に応えていけるような、そういった体制づくりに向けて検討してまいりたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 5番 土井道子
それでは、2番目の質問に入ります。高齢者の入居者や病院に入院している人というのは、高齢者にしても、それから入院している人にとっても、カードを作ったとしても、それ用の申請をしたとしても、必ずしもいつもそこにいるわけではなくて、例えばある程度期限が決まっていたり期間が決まっていたりということはあると思うのです。それで、そういう人の個人的にこういうものが読みたいのだというものがちゃんと決まっていれば、それは自宅に届けることと同じように考えることができないのでしょうか。入居者、入院者は施設文庫を活用していますよと言いますけれども、私も確かに以前図書館に関わったときの仕事に泉徳苑とかに本の取替えに行きましたときに、この本こうやってこのままここの施設に置いてあるのというぐらい古くて、シリーズ物が多くて、読み物が少なくて、5年、10年前の古い本、今ここに書いてあるように再利用というのを書いています。だから、回収はしなくて、古くなったらそこの施設に処分してくださいねとお願いしているのかなと思ったりもするのですが、そういう本を置いておいて、それをはい、どうぞ本がありますよ、見てくださいというだけでは本当のサービスにはならないのではないか。それよりも高齢者で施設に入ったとしても自分が社会のことを知りたい、それから例えばけがをして足を折って入院してしまったとか、何か持病があって入院してしまったというか、ある程度期間というのが限られていると思う。そういう人たちのために貸出しができないかということを言っておりますので、その辺はいかがでしょうか。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
まず、大前提として入院されている方、あるいは高齢者施設で入居されている方等々に対しても、図書館といたしましては図書館に来れない状況だということが判断できれば、郵送も含めた形でそういったものに対応できるようこれからも進めてまいるといったのは冒頭の説明させていただいたとおりでございます。今お話にありました各施設、病院等にあります文庫のことでございますけれども、その時々、古いということもあるということを今お話をいただきましたけれども、図書館の図書の有効利用ということでそういったことも活用させていただいているという実態はありますけれども、先ほどから申し上げているとおり、この本が読みたいのだよということが分かればそういったものについて、先ほどから申し上げているとおり、それでなかなか図書館には来れないのだということであればそういったサービスを活用させていただくであるとか、あるいはそういった設置している図書についての変更時にそういったものに対応できるようなものも検討していくだとか、そういったことも含めて対応を進めてまいりたいというふうに思いますので、いずれにしても病院にいるから、だから全然本を読めないということを前提とするのではなくて、何とか読みたい本が読めるような環境づくりを少しでも今ある施設を使いながら維持していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければというふうに思います。
質問 5番 土井道子
施設の本が古いということがあったので、これはもうちょっと真剣に検討してもらいたいというか、すぐ実行してもらいたいと思います。それから、将来何年後かには病院も、例えば赤十字病院だって日赤だったら建て替えるということもありますから、そういうところに入院していても、患者さんがもしかしたら増えるかもしれない、そういうときに図書館はこういうことがやってくれるのだよというような栗山町になるといいなと願っています。それでは、3番に入ります。3番の図書館で高齢者向けのイベントとして、もしくは図書館でなくても、今高齢者向けにほかの図書館ではいろいろなイベントをやっています。そういうことが図書館のイベントの報告書を見たらあまり載っていないのです。それで、そういうことについてこれから具体的に取り組む予定というのを考えていってほしいと思いますが、どういうことが考えられますか。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
これも冒頭の説明の中でお話しさせていただきましたが、これから高齢化社会を迎えるに当たって、そういった読み聞かせというものを求められる機会というのが多くなるのではないかというふうに図書館としては判断しております。ただ、これまで長らく子供たちに対する読み聞かせということはやってきているのですけれども、栗山町としてこういった高齢者の方々を対象とした読み聞かせという状況が今まで利用状況がないということもありますし、またそれに十分対応できる状況ではなかったということもありますので、今後ともそういった、例えばただ本を持っていって、本をただだあっと読むだけでは済まないわけで、様々なそれに付随した資料をそろえるであるとか、そういった作業を進めながら要望が出た場合に対応できるような体制をつくってまいりたいというふうに考えております。また、町内には読み聞かせの団体の方々もおられます。今は小学校を中心に活動していただいておりますけれども、そういった方々にもご協力がいただけないかということも含めて今後の課題として検討させていただきたいというふうに思っております。
質問 5番 土井道子
ボランティアもお願いしてやってみようということですが、要望がないからということではなくて、先ほど紹介した本には具体的な例がたくさんあります。そういうことを上手に使って、ボランティアも大事ですが、ボランティアを上手に活用するにはそこに働いている施設の職員がきちんとそれを誘導できるような、きちんと育てる、そういうことができていなければボランティアさんは協力しませんと思いますし、何かブーイングが出てくることもあります。私も経験しました。一生懸命ボランティアさんとやるのだけれども、図書館の職員はあまりちゃんと協力してくれないよねとかという声も聞かれます。そういうことのないように一生懸命もっと勉強して、若い方たちが結構いらっしゃるので、そういう方たちに大いに図書館というのは、今は学校中心、子供中心のイベントや図書をそろえるのに力を入れていますけれども、もっと広範囲に、栗山町民のためにある図書館ということを念頭に置いて活動をしていただきたいと思います。これからやることですから、いろんなことは大変とは思います。それで、ちょっと1つ、私がこの質問をするに当たって、町内のよく図書館を利用されている人であまり歩くことが苦手な人から私の気持ちを皆さんに伝えてほしいといった言葉がありますので、お伝えして終わりたいと思いますが、私は何十年も、今は80代の終わりぐらいの方です。ずっと読書を続けてきたと。配偶者も亡くされて非常に孤独な状況に陥ったけれども、私には図書館で読んだ本、それから自分で出会った本、その図書館の本のおかげ、自分で本を選んで読んだ本のおかげで今こうやって90歳を目前にして明るく生きていくことができると。本にはそういう作用があると。ぜひそういうことの喜びを味わえるような、分かち合えるような町にしてほしい。それが図書館が一番の役目ではないでしょうかということを伝えてほしいということですので、よろしくお願いいたしたいと思います。以上で私の質問を終わります。