みんなの議会

栗山町議会 令和2年第3回定例会 2020年6月17日

特殊施設という役目をさらに広げた図書館にできないか

2020年6月17日、栗山町議会の一般質問で、土井道子議員が「特殊施設という役目をさらに広げた図書館にできないか」について質問し、教育長 南條宏、社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之が答弁しました。

質問者
土井道子 議員
答弁者
教育長 南條宏、社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 土井道子

通告に従い1点質問いたします。特殊施設という役目をさらに広げた図書館にできないか。今年2月、新型コロナウイルスの感染症拡大防止のため、栗山町図書館は急遽休館したことは、図書館利用者にとって大変残念な出来事であったと想像できる。そんな中で、住民のためにリクエストの図書など10点を利用者に宅配する企画をした図書館職員は本当にすばらしいと感謝と拍手を送りたいと思っている。私は関西や関東に旅をしたとき、その地の図書館に立ち寄って、図書、資料以外で図書館施設の配置や意外な展示物になるほどと心を動かされることがあった。1988年の図書館設立から32年が経過し、町民への読書サービスを基本にした図書館の在り方として、さらに広げた図書館サービスが展開できないか、次の4点に対して考えを伺う。1、伊藤正氏や栗谷川健一氏など、栗山町に関係のある芸術作品を町内外の人に知ってもらう機会として、図書館ホームページなどで紹介することはできないか。2、図書館に関わる未公開の書籍を一般公開するために、専門知識を有する人材を確保(雇用)することはできないか。3、障害等により図書館や移動図書館を利用できない町民に宅配サービスを効果的に周知し、利用促進を図れないか。4、ブックリサイクル事業を改善し、より多くの書籍を町民に還元できないか。以上です。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

読書施設という役目をさらに広げた図書館にできないかのご質問で、①の伊藤正氏や栗谷川健一氏など、栗山町に関係のある芸術作品を町内外の人に知ってもらう機会として図書館ホームページなどで紹介することはできないかについてでありますが、伊藤正氏の絵画につきましては、カルチャープラザ駅にて全74作品を所蔵し、例年1回、10日間程度の展示会を開催しております。昨年は来場者が229人で、町内外から多くの皆様が来場されています。栗谷川健一氏の作品につきましては、図書館にて全10作品を所蔵し、管理しております。過去には、開拓記念館や図書館にて作品展を開催しておりましたが、近年は一般公開をしていないのが現状であります。そのほかにも栗山町にゆかりのある作家の芸術作品を図書館やカルチャープラザ、開拓記念館などで所蔵しておりますが、これも同じく十分に一般公開できていないのが現状であります。今後は、これらの作品の一般公開の機会も増やし、図書館ホームページで紹介もしてまいりたいと考えております。ご質問2の図書館に係る未公開の書籍を一般公開するために、専門知識を有する人材を確保することはできないかについてでありますが、現在図書館や学校図書館に所蔵しておらず、図書館システム登録をしていない書籍については約3,000冊あります。これは寄贈を受けたものが多く、その種類も多岐にわたり、貴重な専門図書から漫画、個人のメモ書き、栗山町などの地域の歴史など、多種多様なものがございます。これら全ての書籍に精通し、管理、公開する人材を確保することは難しいと考えております。しかしながら、寄贈を受けた貴重な書籍であります。将来的には資料のデータ化、保管場所等の整備を図り、町民の皆様からの要望に対応できる体制づくりについて検討してまいります。ご質問3の障害等により図書館や移動図書館を利用できない町民に宅配サービスを効果的に周知し、利用促進を図れないかについてでありますが、栗山町図書館条例施行規則第8条にて町内に居住する登録者で、身体の障害等により直接図書館を利用できない場合は申込みにより、図書館において郵送による図書の貸出しをすることができるとなっております。これまで図書館だより「ヤムニウシ」、図書館ホームページなどで周知は進めてまいりましたが、現在まで活用実績はありません。今後につきましては、先進事例も調査し、福祉課とも連携しながら利用促進に努めてまいりたいと考えております。ご質問4のブックリサイクル事業を改善し、より多くの書籍を町民に還元できないかについてでありますが、図書館本館や角田、継立の分館で実施しておりますブックリサイクル市は毎年4回、延べ30日程度開催し、健康事業と併せた継立ミニブックリサイクル市は毎年1回開催しております。これらのリサイクル市で例年4,000冊程度の図書を町民に還元し、残った図書については栗山赤十字病院や泉徳園などの施設図書として所蔵しております。ブックリサイクル事業につきましては、開催場所や開催期間、開催方法など改善の余地もあろうかと考えておりますので、今後とも廃棄図書を減少させ、町民還元の推進を図りたいと考えております。

質問 5番 土井道子

まず、1番目の質問ですが、前に三、四年前でしたか、図書館の所蔵の確認というですか、図書館ばかりではなくて、ほかの施設も含めて非常に書庫が狭隘になっているという質問をした際に図書館の栗山町に関係する資料リストについて、これから130年を迎える栗山町であるから、もう少し郷土資料のことについてきちんとしたリストを作成してほしいということをお願いしました。その時点ですぐにそれは考えて実行いたしますという回答をいただいておりましたが、つい二、三日前も言ったのですが、図書館にその所蔵リストができていませんでした。ずっと私が関わったときのそのままのリストが書架に並んでいました。これをできなかった理由というのは何でしょうか。

答弁 社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

土井議員ご質問のリストの関係でございますけれども、図書館に所蔵している図書館システムに登録していない冊子のリストはエクセルというデータベースで管理しております。そのほか3,000点と先ほど申しましたけれども、図書館以外でも所蔵している、格納している書籍もございますけれども、こちらにつきましてもエクセルでリストを作成したり、手書きのものもあります。リストは整備しております。

質問 5番 土井道子

私がその組織でつくっているものを公開してほしいという旨のことを伝えていますので、栗山町の資料が本だけではなくて、それから図書館のシステムに関わるものではないけれども、こういうものがありますよということをそのリストを見て分かるようにしてほしい。これは、かなり増えているはずなのです。もう何年も前につくったリストなので。それについてもうちょっと、そのリストを見たらかなり事務的につくったリストだったので、不備な点もありましたし、それをもうちょっときちっとしたものにしてほしいということでつくり直してほしい。それは、130年という節目の年を迎える栗山町でしたので、こういうことを栗山町の栗山関係の資料はこのリストを見たら分かりますよということを知ってほしくてつくってほしいということを言いましたが、それは組織的には管理されているかもしれませんけれども、それはもちろん教育長がおっしゃったように駅にもありますよ、どこどこに展示会もやっていますよということは分かるのですけれども、常にそういうところへ来ら、図書館にそういうリストがあるから、これはここの場所に保存してあるのだねということが分かるようにしてほしいという意味で、リストの作成を依頼したものです。それができなかったということは、ちょっと残念なことなので。それから、若い人たちでつくっている、地域おこし協力隊でつくっている栗山町の観光案内などにも、できたらそういうものを載せて、ここの施設には栗山町のこういう作家のものがありますよということが一つと、大抵食べるものとか、そういうものばかりが、一応観光ですから、そういうのも紹介されるのも分かるけれども、そういう栗山町の著名だった芸術家なりの人たちがつくった作品がこういう場所には展示されていますよということも合わさって、それのためにきちっとしたリストが図書館に保存してあると非常によいかなと思って提案したものですが、そのことについてはこれからどのようにして私の願いを取り組んでもらえるでしょうか。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

リストの公開等についてのご質問でございました。まず、リストの公開については、可能な限りそういったものに取り組んでいかなければならないというふうに考えておりますが、まずはそれぞれの機関がそれぞれに所有しているものもございます。図書館においてそういったリストが閲覧できるような状況、こういったものを広く、観光案内も含めてでございますけれども、そういったものに記載をさせていただけるものがあれば記載させていただきながら、本町においでいただく、そういった観光を目的とした方々も含めてそういったものが閲覧できる状況というのをつくってまいりたいというふうには考えております。どういうものが具体的にそういったものに記載できるのかということについては、今ここではちょっとお答えできませんので、今後の課題として早急に対応させていただきたいと思います。

質問 5番 土井道子

栗谷川健一氏の今展示会が岩見沢でやっていますね。それと同一作品かどうか版画作品ですから分かりませんけれども、私も見ていないのですけれども、確かに栗谷川健一さんの作品が図書館に所蔵しているということだけは分かっていましたので、あえてこれを出させていただきました。もったいないと思うのです。せっかく図書館でそういうものがあって、町民がえっと言うのか、それからその方は、栗谷川さんは各栗山町の団体のバナーなども図案としてつくっていらっしゃる方だったのです。そういうのも含めてそういう情報提供を呼びかけるとか、もっと積極的に取り組んでいただきたいと思いますので、なるべく早めにやっていただきたいと思います。それでは、図書館に関わる未公開の書籍、書籍というか、書籍と言っていますけれども、資料等があります。これが3,000冊あるということで、私は一部そのリストを見たことがあります。非常に栗山町に愛着を持って栗山町に寄贈されたという経緯は聞いております。もう亡くなられた方でしたが、非常に栗山町を愛し、ぜひ自分の死後は栗山町で扱ってほしいということで関係者、担当の方たちは一生懸命リストづくりをしたと思います。ただ、そのときに非常に労力を使ってつくられたのにもかかわらず、もう六、七年たっていると思います。それがそのままになっているということが本当に残念なことです。それが公開できなくても、こういうことをメモとかもあるということで、必ずしも資料としてお見せする、できるということ、公開できるというものではないにしても、こういうことをこの人は残しておきたかったというつもりで栗山町に寄贈したというものがこの数年経てもできていないということは非常に残念なことなのです。それで、教育長の答えとしては、精通し、管理、公開する人材の確保は非常に難しいということをおっしゃっていますが、私はそんなに難しいことではないのではないかなと思ったので、例えばこれを何か年かの計画で、書籍についてはこうする、写真についてはこうする、そういうふうにして分担してでも取りかかるようなことをやっていかないと、今数年たっているだけですけれども、これがきちっとした保管庫にはなっているとは思いますけれども、いつ何どきそういうことが何かの災害とか起きたときに流出されるというか、紛失になるとか、ならないとも限らないので、計画的にやるということはいかがでしょうか。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

先ほど申し上げたとおり、寄贈いただいたそういった書籍等についてはリストをつくっていくということで今進めておりますが、いずれにしても多種多様な状況にありますので、そういったものについて今後ともきちっとその内容を精査しながら、どういう資料があるのかということについてももっと具体的に説明できるような、そういった体制をつくっていかなければならないというふうに考えております。土井議員はもう既にご承知のことと思いますけれども、実は図書館にもいろんな種類があるということは分かっていただけると思います。国会図書館をはじめ、私どもの町にあるような公共図書館あるいは大学図書館、学校図書館、さらには専門図書館というようなものもございます。そういったものの中で、それぞれが分野別にきちっとそういったものを整理しながらやっていくということが理想であろうというふうに考えております。しかしながら、市町村単位で開いております図書館において、それを別々にするということはできませんので、一つ図書館という中でもっていろいろな整備を行ってまいるということになりますけれども、特にそういったものの中で、そういった資料に精通した、説明ができるような、そういった図書館コンシェルジュと言われるものもあるというふうに伺っておりますけれども、こういった人材の育成も含めて今後の対応を進めてまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 5番 土井道子

それも1番と同じように計画的に、そうではないと流れてしまいますので、ぜひ進めてください。では、3番目の障害等ということで、実は障害者サービスというのはもう数十年前から図書館でもちゃんとやってくださいよということでいろいろな施設でも取り組んで、いろんな図書館で取り組んでいるのですが、図書館の分館が、今本館は1階建てで平家建てなのですけれども、角田と、それから継立は2階にあります。そして、車椅子がどうということではなくて、障害のある人、それから高齢者の方たち、そういう方たちが実際に本を見るということは、まずちょっときついなと思わせるような施設に図書館があるのです。図書館の中身はすごくいいのです。職員もとても感じのよい対応で、私も本当にすばらしいなと思って利用させてもらったこともあります。ただ、郵送でと言いますけれども、郵送ということは、郵送は本当に必要なこととは思うのですけれども、本の中身を分からないと、本を見てでないとなかなか、私一回山形県の図書館で利用者、障害者の宅配をしている図書館の説明会があったときに、そこの図書館ではかなり分厚い図書リストを希望者に配っているのです。それは、本当にすごい量でした。でも、そのリストを見て、その中からぜひあなたの好きな分野を探してくださいとか、それはもう担当職員も決めていました。宅配しているということ、宅配です、郵便とかではなくて。ここは、うちの図書館は郵送による図書の貸出しをすることということになっていますけれども、そこは宅配でした。というのは、私も別な図書館で勤めたときに宅配サービスというのをやったことがあるのですけれども、全然図書館のリストに載っている以外のものがすごく多くて、特に専門書というか、古典的な書物がすごく多くて、それを集めるのにあのときで3週間ぐらいかかって集めて、もう1箱、ケースに入れて持っていって、1週間たってもう読みましたと、いや、実は期待していたほどの作品に恵まれなかった、自分が。向こうから言われたものを出したのだけれども、届けたときにはちょっと期待に外れてしまったというようなことがあって、やっぱりある程度の希望のものをたくさん持っていって、この中から選んでもらうということが必要なのかなというようなことも考えた宅配サービスでした。ですから、今回のコロナとは別ですけれども、コロナの場合はもう完全に自分の読みたい本をこれです、これですと言って申し込んだのですけれども、宅配サービスとなると本当に人手もかかるし、時間もかかるしということになりますけれども、もしくはやっぱりそういうこともやりつつ、角田と継立については何らかの方法で高齢者の方でも、高齢者は本当にこれから本を読もうかなと、農作業も一段落ついたし読もうかなと思っても、あの階段を上るのはねという声を聞いたときに、これは何かいい方法がないかなということを考えたので、その辺は何か話し合ったことがありますか。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

お答えを申し上げます。角田改善センター並びに南部公民館の蔵書室につきましては、議員ご指摘のとおり2階という位置にあることは事実でございます。様々な要件の中で2階に設置せざるを得なかったという状況であろうというふうに判断しておりますけれども、こういった施設で図書を利用したいという部分というのも十分理解できる部分でございます。図書全館についての資料、議員のほうはほかの市町村でそういうものを見たということでございます。近隣の図書館の状況等も参考にさせていただきながら、そういったものができるのかどうかちょっと検討をしてまいりたいというふうには考えております。また、本町で行っております宅配サービスという言い方になりますけれども、郵送による宅配サービスということにつきましては、施行規則に基づいて実施をさせていただいているものでございます。こういったものに改善点があるのか、ないのかについても含めて、本町で委託しておりますNPOくりやまとも相談をさせていただきながら、どういう対応が取れるのかについて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 5番 土井道子

それで、今回のコロナの防止のための使った利用料金というのが5万5,000円です。実際に利用件数としては約100件近くあったということで、私も利用させてもらったのですけれども、本当にいいサービスだなと思って、これは健常者関係なく図書館を利用している人が全て利用できるということで、2月、3月が3件だったのですけれども、4月、5月では94件で、ほとんどの方が要するに児童ではなくて一般とかリピーターもいます。こういう数字になったかと思うのですけれども、これ多分よく図書館に通っている人たちが利用されていたと思うのですけれども、こういう3か月でこのぐらいの金額がかかるということであれば、これをきちっと予算化して、そして今そんなに職員が潤沢にそろっているということでは、どこの図書館もそうなのですけれども、ないのであればそこをもう少し予算化の中で検討して、こういうことにお金をかけるよということをやって、それから障害者とかということではなくて、ある程度もう少し緩くして高齢者とか、もしくは障害者、それも障害者手帳があってとかということではなくて、それは福祉のほうとしてとか、相談してこの人は障害者手帳はないけれども、こういう事情でやっぱり図書館の本を利用したいと思っている人だよというようなことを情報を共有しながら、そういうサービスを広げていけないかなと、今後いけないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

お答え申し上げます。宅配サービスの拡充というものを検討できないかという視点でのご質問と理解しております。現状として図書館司書業務というのは多岐にわたっておりまして、非常にそういったものに対応する人材、人員としては厳しいところはございます。また、実際にこの宅配サービスというものを拡大していくためには条例等々も整備をしていく、あるいはそういったものをどの程度町民のニーズがあるのかという調査も含めて、状況を判断した上で考えていくべきことであろうというふうに考えておりますので、今後とも様々なそういった調査の中で、そのニーズの状況というものを把握した上で判断をさせていただきたいと思います。

質問 5番 土井道子

栗山町は非常に高齢化率も高いので、ぜひ年齢を重ねてからこんな本に出会えたことがうれしいと生きる喜びにつながったというような図書館にしてほしいと思います。次、4番目、ブックリサイクル事業を改善し、より多くの書籍を町民に還元できないかのことで今このようにしてお答えいただきましたが、ちょっとお尋ねしますが、これ書籍がほとんどですよね。それで、私ちょっとリストを見ました。約6,000冊の本が除籍になっています。除籍は、これやむを得ず除籍をするとか、それから書庫が狭いからとかいろんな理由があると思うのですけれども、その中で私が思うのは、この週刊誌とか、それからいろんな雑誌の付録とかもリサイクルのところに並んでいるのですけれども、それは余ったものはその答えの中にはいろんな施設とかに行っていますよということなのですけれども、例えば新聞なんかはどうしているのでしょうか。

答弁 社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

新聞の取扱いでございますけれども、一定程度残してございますけれども、過去の分まで遡った保存はしておりません。現在データベース上で料金が発生しますけれども、過去の古い記事を道新のホームページ等々で閲覧できる仕組みになってございますので、図書館として過去の新聞まで保存しているということはございません。

質問 5番 土井道子

ということは、それも廃棄しているということですか。

答弁 社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

廃棄しているということになります。

質問 5番 土井道子

新聞の廃棄は前に職員に確認したところによると、中央紙は3か月保存して、その後廃棄するということですが、例えば業者に行っているとか、資源回収の車に行っているとかというようなことはないですか。

答弁 社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

申し訳ございません。そこまで詳細のところは確認が取れておりません。

質問 5番 土井道子

それで、今書籍とか雑誌のことで言いましたけれども、実は前に私が図書館に関わったときに利用者から新聞が読みたいと。読みたいというのは、新聞が1か月分欲しいのだと。それは、過去の新聞でもいいから、とにかく新聞を読みたいけれども、そういうことの予約はできないかということで、その時点で栗山町の図書館ではなかったのですけれども、いろいろ司書の集まりの中でも話し合ったときに、そういう予約、廃棄するものを予約するということは駄目ですよというか、たとえリサイクルでも、そういう予約ということは受け付けられないということで、もう10年以上も前の話なのですけれども、なって、そういうものだと思ってきたのですけれども、高齢者というか、特に年金の世代、私ももうそうなのですけれども、そうなるとそういうものを見て世の中のニュースを知っておきたいというような人に、例えば3か月保存としたら4か月前の新聞は必ず投げるということであれば、そういうものをリサイクルとかに回すということ、町民に還元するということは考えられないでしょうか。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

まず、新聞の保存についてでございますけれども、どの家庭でも新聞の処理ということについては、リサイクル等でやっておられる部分があると思います。今土井議員からご指摘を受けておりますこの部分につきましては、先ほども答弁の中でもちょっと触れましたけれども、様々な機関がそれぞれに対応していただいている部分もございます。例えば今お話いただきましたように北海道新聞をはじめ、各種新聞社はそれぞれにおいて過去の新聞が閲覧できる状況ともなっております。図書館としてもそういったものが、多少お金はかかりますけれども、閲覧できる状況の中で、町民の皆様方にはその情報提供を行っているという状況でございます。新聞自体をリサイクルという形で持っていくということでございますけれども、これにつきましては、基本的にどういう形でそれを実施、もし実施するとすれば、どういう形なら実施できるのか、あるいはそういったものを回収している業者もございますので、そういったものともきちっと整合性を図らないわけにはいかない部分もございますので、そういったものも含めてちょっと対応について検討をさせていただきたいと思います。現状の中では、今申し上げたとおりそういった情報については提供できる体制を整えながら、可能な限りそういった情報をお伝えできるよう最大限努力をしてまいりたいとは思いますが、現状の中で新聞のリサイクル市への排出ということについては、ちょっとまだ検討したことがございませんので、検討してまいりますが、現状としてクリアしなければならないものは、非常に多くの問題があるなというふうに考えながら、今ご意見を伺っておりました。しばし時間をいただきたいと思います。

質問 5番 土井道子

ぜひ検討してください。今お金を出したら希望の記事は入手できますよということは、デジタル化がどの新聞社も進んでいますので、無料なり有料なりのサービスはできるのですけれども、デジタル化で何が困るかというと、新聞はいろんな記事が入っています。そうすると、意外と気がつかなかった欲しいというよりも、この3か月前、4か月前の新聞を目を通して、実はこんなことがあったのだとかと、私よく1週間、10日前の新聞をなかなか読み込めなくて見ることがあります。そうすると、このときにこの記事が載っていたということが、デジタルでは分からないものが、デジタルもパソコンでは見られるのですけれども、やはり紙の新聞、どこへでも持って歩けるとかということもあったりして、よく持っていったりもしながら、そして前の新聞を見直すと、こんな面白い小説があったとか、こんなことをある団体ではやっていたのかということが分かったりして、それがもしも例えば1か月というのはきついかもしれない。1週間ごとに例えばその何か月か前の新聞を1週間分下さいというようなことができるとしたら、非常にこれもちょっと面白いサービスになるのではないかなと思ったものですから、営業にもあまり関係のないことだと思いますので、ぜひ検討していただけたらと思います。それで、もう一つですが、このリスト、廃棄資料というか、リサイクルの本、リストを見せてもらって、資料として一覧出してもらったのですけれども、利用回数がすごく多いものとか、それこそ40冊以上の利用があった、40回というのですか、40回、40人の利用者があったものとか、それから2000年の初期ぐらいだったら、もうそれは20年近くたっているから仕方ないなと思うけれども、新しいのも結構除籍しているということになると、本の選び方としてどうだったのだろうということを考えてしまうのです。しかも、2,000円以上の本をこれ選ぶときにやっぱり本当にこの本が、これリクエストで買ったものであったらリクエストと書いてあるのですけれども、リクエスト以外でやっぱり司書が選んで買ったということですから、それをこういうふうにして、廃棄なりリサイクルにしてしまうということのその基準とかということは、どのようにして捉えていらっしゃいますか。

答弁 社会教育課長兼図書館長 藤澤祐之

ご質問の廃棄図書、除籍の考え方でございますけれども、当然経年を過ぎて一定程度の年数が過ぎたものも対象となっていきますけれども、このほか壊れてしまっているもの、紛失も中にはございます。あと、近隣の図書館や道立図書館に所蔵があり、今後相互貸借の対象になるものが可能なものを優先的に総合的に勘案して除籍をしてございます。

質問 5番 土井道子

それは分かりますけれども、私が心配するのは、特に児童図書のシリーズ物です。いっとき児童図書の読み物以外のもので、学習に参考になるようなものはハードカバーといって、非常に堅牢製本で出版されたことがありました。このお値段がとても高くて、それで利用実績見たらほとんど1桁、もしくはゼロになっているというような利用実績の中で除籍されていると。結局シリーズになると、全10巻とかとなると1冊2,000円とか3,000円とかする本でも利用がないし、書架も塞ぐから除籍してしまおうといって新しい本、絵本をたくさん入れたほうがということであれなのですが、栗山町の図書館は全道でもまれなぐらい、まれです、本当に、ぐらい恵まれた図書費が、ほかの町村に比べて非常に本が買えるような状況になっています。もしかしたらトップクラス、これちょっと私データが古かったので、あれなのですが、そういう中で高い本を買って、書架に並べて、利用がないままかごく僅かの利用、もしかしたら閲覧していたということもあるかもしれないですけれども、やっぱり厚い本になると貸出しがほとんどメインだと思うのですけれども、それでもそういう利用がゼロとか1とか、そういう中でシリーズ本のを買っていたということは本当に学習にもあまり役に立たなかったのではないかということがちょっと気がかりなのです。もう少し本の買い方、それからこれだけの予算があるのだったら、今はやっているというよりも、新しく出てきているAVのほう、そういうものにもうちょっと資料費として割けないかとか、そういうことを考えるようなことは委託先のほうと話合いとかなされるということはないでしょうか。

答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)

本の選定につきましては、原則として町民の方々の要望に沿ってこれを整備していくということを大原則としております。これは、以前本町の館長をやられた土井議員であれば十分承知していただいていることというふうに考えております。また、学習図書としてハードカバー、あるいはハードケースに入っているようなものも事実ございます。こういったものについては、学校への貸出しであるとか、そういったことも含めて閲覧が非常に多いというのも現実問題であります。正直なところ、非常に厚いものですので、それを持って帰るということについては極めて困難だと。よって、ああいう書籍については、基本閲覧をしながら必要なところをコピーを取るであるとか、あるいは手書きするであるとか、そういった形で運用されている状況というのが現実ではないかなというふうに思っております。これは学校図書館でも同じで、学習関係の百科事典等については、やはり子供たちが借りていくということはほとんどございません。ただ、授業の中あるいは様々な高校生も含めて学生たちがいろいろなものを調べる、そういった学びの場である機能を持っている図書館でございますので、そういったもので使用されている状況があるだろうというふうに考えております。今後とも議員も指摘していただいているとおり、どういう視点を持ってこういった図書の購入を進めていくのかということについては、これからもNPOくりやまとも話を進めながら、あくまでも町民のニーズに沿った形で、あるいは学びというものを総合的に考えた上でそういった図書をそろえていくという視点で、これからも整備していただくようにお願いを申し上げたいというふうには考えております。

質問 5番 土井道子

そのようにお願いしたいところであります。今学びの図書ということをおっしゃいましたが、実は私もいろいろ図書館を利用して感じたことですが、古い同じような内容のものが結構並んでいる。そして、新しく買っているということに対して、書架が狭いのだから、もう少しこの書架を見やすくしてほしいなということと、それから先ほど郷土資料のリストのことも言いましたけれども、郷土資料のコーナーは非常に一番近いところにあって見やすい場所にはあるのですが、残念ながらもう本当に突っ込んでいるぞという感じの並べ方をしている。結局資料の形態によってはハードカバーではないから、よれたりするということもあるのですけれども、並べればいいということではなくて、やっぱり見やすく、そして手に取りやすく、一回抜いてしまったら、なかなか入れるのが困難だというようなこともあります。職員が忙しいのは分かります。分かりますけれども、やはり閉架書庫ではなくて、開架の本だけでもきちっと皆さんを待っていましたよというような感じの本の並べ方を工夫してほしいのと、ただ先ほど本の資料費が多いということを言いましたけれども、ほかの図書館では、うちの図書館、栗山町の図書館よりも図書の購入数はその半分ぐらいなのですけれども、利用実績は栗山町の2倍になっている図書館もあります。私も行ったことがあるのですけれども、そこは本当に憩いの場所というようなイメージの空間をつくっていて、それは子供も大人も非常にリラックスできて、本も読めるし、それから音楽も聞けるし、ビデオも見られるしという中で、非常に利用数の多いところです。こういうことも考えて、うちの栗山町の図書館は職員も多いし、資料費も多いけれども、利用実績がいまいち伸びていないということを考えて、もう少しこれからのサービスを考えた図書館になってほしいなということが一つと、それから図書館というか、読書施設という図書館は、読書というか本ということだけで皆さんの町民の中には大きなそういうイメージがあると思うのですけれども、今図書館が段々変わりつつあります。それは、例えば夜になったら1つ喫茶コーナーがあったり、うちは無理かもしれないですが、そういうのがあったり、それから子供コーナーにはお母さん方から寄せられた子供たちの服とかおもちゃとか、そういうものを並べて、どうぞ自由にお持ちくださいと、これは活用してくださいというコーナーをつくった図書館もあります。そういうふうにして利用の仕方、それから展示の仕方を一つ工夫すれば、図書館にこんなものがあるのということではなくて、こんなのもあるのね、もっと図書館を楽しもうというようなことができるのではないかと思いますので、それは今委託していますので、そういうところとよく協議して利用しやすい図書館をさらに目指してほしいなと思ってお願いして、私の質問を終わります。

出典:栗山町議会 令和2年第3回定例会 2020年6月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる