栗山町議会 令和元年第7回定例会 2019年9月3日
(1)介護福祉学校の本町への貢献度について/(2)栗山高校について
2019年9月3日、栗山町議会の一般質問で、鈴木千逸議員が「介護福祉学校の本町への貢献度について」「栗山高校について」について質問し、町長 佐々木学、教育長 南條宏、介護福祉学校事務局長 清水一徳が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木千逸 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木学、教育長 南條宏、介護福祉学校事務局長 清水一徳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 11番 鈴木千逸
では、通告に従いまして2点お尋ねしたいと思います。まず、1点目、介護福祉学校の本町への貢献度について。栗山町のホームページのこちら町長室7月号で町長は次のように述べられております。介護福祉学校は、全国初の町立の介護福祉士養成校として昭和63年に開校し、これまで30年間にわたり2,193名の卒業生を輩出してきましたが、ここ数年入学者は定員を大きく下回り、さらに今年の入学者が20名で1学級となるなど、毎年6,000万円を超える赤字経営となっています。栗山町としても、広域的な視点での学生確保対策や定員等の見直しなど学校経営改善に向けた検討が必要ではないかとの指摘を受けました。本町は、これまで福祉のまち栗山として先駆的なまちづくりを進めてきました。その出発点となったのがこの介護福祉学校です。今後もこの介護福祉学校をはじめとする福祉政策は本町のまちづくりにとって基本となるものであり、学校存続に向けて早急に定員や学級数の見直しを含めた経営改善計画を策定し、学校経営の立て直しを図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解願いますとあります。これが現在、そして今後の町と、それから介護福祉学校を所管する教育委員会のスタンスというふうに認識し、将来栗山町のためになる希望の明かりが見えれば町民も納得するというふうに思います。そこで、次の点についてお伺いいたします。1、介護福祉学校特別会計のこれまでの財政収支と今後の見通しについて。2、福祉のまち栗山として介護福祉学校を中心に先駆的なまちづくりを進めてきたとのことですが、現状の入学者数を見て今もその役割を果たしているとお考えでしょうか。3、地元からの入学者数や卒業生の地元企業就職貢献者数が多ければ町民の納得も得られると思いますが、現状を捉えて何から手をつけるべきとお考えでしょうか。4、再来年に予定されている国家資格取得に関する制度変更に対応する対策についてどのようにお考えでしょうか。それから、5、今年度の教育行政執行方針で介護学校の新たな魅力づくりについて国が認定する職業実践専門課程を目指すとありましたが、具体的な取り組み経過と具体的メリットについて。6、昨年度の総務教育常任委員会の所管事務調査報告書で厳しい意見が付されていましたが、新たな学校運営の抜本的方針と経営改善のために具体的に着手した点、あるいは着手した計画などの進捗状況をお伺いします。続きまして、2点目、栗山高校について。去る8月19日、佐々木町長を会長とする栗山町高校問題協議会による北海道栗山高等学校募集間口に関する要請行動が行われたことが町ホームページに掲載されておりました。ホームページには、この6月に道教委より公表された公立高等学校配置計画案では令和2年度の北海道栗山高等学校における募集間口を本年9月の計画決定時に公表する旨の方針が示されたことを受け、栗山町等関係機関は緊急に会合を持ち、要望に至ったものです。佐々木会長から、特異な年度を基準に生徒募集間口を減ずるのは妥当でないことや令和2年度以降の生徒募集の見通し、出席者役員からもそれぞれの立場から発言があり、本町まちづくりの視点から2間口維持の必要性について町を挙げて強く要請しました。佐藤教育長からは、栗山高校の定員状況は道教委としても重く受けとめており、今回の要望事項を十分踏まえつつ、栗山町と連携して栗山高校が選ばれる学校、魅力ある学校となるよう努力したいというお話をいただきました。今後道議会での議論や7月に開催されました公立高等学校配置計画地域別検討協議会で意見集約を図り、検討を進め、9月に成案をまとめることとされていますと要請行動の様子が伝えられております。これを受けて町長にご質問いたします。1、本町まちづくりの視点に関する具体的な考え。2、公立高等学校配置計画地域別検討協議会を踏まえた配置計画の見通しについて。3、今年度の教育行政執行方針に栗山高等学校を支える活動の推進とありますが、部活動の現状ですとか主な成績などについて。4、各種模擬試験受験料の助成の実績と効果について。それから、5、栗山高等学校の魅力づくり委員会の活動内容と具体的検討内容について。以上2点につきましてご質問申し上げます。
答弁 町長 佐々木学
1点目の介護学校の本町への貢献度についてのご質問で私のほうから②の福祉のまち栗山の中心としての役割を今も果たしていると考えているかのご質問でありますが、議員もご承知のとおり北海道介護福祉学校は栗山町が早くから高齢化社会の到来と介護人材の必要性を認識し、昭和63年に開校した町立の養成校であります。豊かな人間性を育て、日々進化する高度な知識、技術に対応できる人材の育成を目的として多くの卒業生を送り出してまいりましたが、今後も急速に進行する高齢化社会に対応する学生を養成し、輩出していくことが設置者である私の使命だと考えております。しかしながら、町民皆様の血税を投入している以上、議員ご指摘の町への貢献はもとより、まちづくりに必要な学校としていくことが重要であると私も十分認識をしております。これまでの学校の教育課程と並行して地域の小学校、中学校、高校への福祉教育、また町独自の生活支援ヘルパー講座への協力、介護施設への研修会派遣協力など、本町福祉施策の中核となり、その役割を担ってまいりました。今後におきましては、さらなる福祉施策と本校との連携強化を図るとともに、学生が身近に地域福祉を学び、本校の知識、技能など専門性を地域に還元するなど、栗山町の地域包括ケアシステムの大きな担い手として町民からより一層認知され、欠かせない存在となるよう努力してまいりたいと考えているところであります。ご質問の①及び③から⑥につきましては、教育委員会から答弁いたします。次に、2点目の栗山高校についてのご質問でありますが、町内唯一の高校であります栗山高校は、今年で開校90周年の歴史と伝統を有する高校であります。全日制課程にあっては普通科と家政科、定時制課程にあっては普通科と農業科が設置され、昭和39年には1学年最大9クラスを有し、昭和43年には436名の卒業生を送り出す大規模校でありました。しかし、平成31年度においては募集間口の普通科2学級に対し入学者数が33名で、結果として1学級編制という状況に至っております。近年社会情報の急速な変化が進む中、生徒の興味、関心や進路希望の多様化、さらには中学校卒業者数の減少など、高等教育を取り巻く環境は非常に厳しい局面を迎えており、今年度の入学状況を踏まえ、8月19日に栗山町、栗山町議会、栗山商工会議所、そらち南農業協同組合などを初め、本町の各層により構成する栗山町高校問題協議会により、北海道教育委員会に対し普通科募集間口の維持に関する要望書を提出いたしました。ご質問①の本町まちづくりの視点に関する具体的な考えについてでありますが、若者の多くが町外に出るようになった現在にあっても栗山高校卒業生が町内の企業等に職を求める傾向は強く、栗山高校は本町の産業を担い、地域を支える有為な人材を輩出し続けております。また、本町は福祉のまちづくりの主要拠点である道内唯一の町立の北海道介護福祉学校を擁しており、栗山高校との間に連携協定を締結しております。介護福祉学校の人材や設備を活用した栗山高校生徒の職業体験などを通して、地域の福祉教育の推進をより強化し、介護福祉と教育の充実を図るなど、本町が目指す福祉のまちづくりに寄与することが大いに期待されております。さらに、栗山高校では平成27年度から3年間、北海道教育委員会から小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業校の指定を受けたことを皮切りに、介護福祉学校を加えた本町独自のキャリア教育の推進、地域に開かれた信頼される学校づくりの実現を目指した学校運営協議会の設立を初め、地域と一体となった教育活動が積極的に推進されております。栗山高校の募集間口を減ずることは栗山高校が目指す地域に密着した信頼される学校づくりを鈍化させてしまうことやまちづくりの長期的ビジョンにも影響するものと憂慮するところであります。私も昨年4月の町長就任以来、栗山高校の存続については大きな町政課題の一つに位置づけ、町の支援策の拡充や栗山高校の魅力づくりについての議論を町民の皆様とともに進めておりますが、栗山高校は町の担い手確保や地域課題の解決など、本町のまちづくりにとって極めて重要な役割を担う存在であると認識をしております。今後とも間口維持の取り組みはもとより学校の存続に向けて栗山高校との連携を図り、生徒確保の取り組みを積極的に進めてまいります。ご質問の②から⑤までにつきましては、教育委員会から答弁いたします。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
鈴木議員のご質問にお答えいたします。1点目の介護学校の本町への貢献度についてのご質問で①の介護福祉学校特別会計のこれまでの財政収支と今後の見通しについてのご質問でありますが、まず収入についてでありますが、北海道介護福祉士養成施設運営費補助金、介護のしごと魅力アップ推進事業補助金、離職者等再就職訓練制度を活用する取り組みとして過去5年間で5,077万9,000円、授業料、入学金等で2億6,155万3,000円、その他の収入で236万3,000円、前年度繰越金896万8,000円、一般会計繰入金は2億8,965万7,000円で、合計6億1,332万円であります。次に、支出であります。同じく過去5年間で人件費が4億4,913万9,000円、運営費で1億5,705万7,000円となり、合計6億619万6,000円であります。次の今後の見通しにつきましては、平成30年度から令和4年の5年間で収入は5億5,666万8,000円、支出は5億5,557万2,000円を見込んでおります。③の地元企業就職貢献件数が多ければ町民の納得も得られるが、現状を捉えて何から手をつけるべきかのご質問でありますが、本校を卒業してすぐ働ける施設は地元の求人関係から限られておりますので、全道を対象とした施設への就職が多くなっているのが現状であります。その上、近年本校に入学する学生は全道各地の法人施設等の修学資金を活用して入学する学生が多く、卒業後返済免除期間を地元の法人施設で勤める学生が多くなっています。栗山で働く人材の輩出は重要なことと考えておりますので、地元の入学生の確保に努めてまいりたいと思います。また、これからは町の福祉施策を担う役割として、本校が中心となり、新しい分野の医療的ケアなど栗山町の施設に対しての再教育を町民の皆様に明確に示してまいりたいと考えております。④の再来年に予定されている国家資格取得に関する制度変更対策の考え方のご質問でありますが、介護福祉学校では既に合格率100%を目指し、早い段階から準備を始め、長期休業期間における対策講座、外部講師による特別講義、模擬試験を計画的に実施しております。さらに、令和3年度からの新カリキュラムの改正にあわせて、国家試験に対応した編成となるように一層の充実を図ってまいります。⑤の今年度の教育行政執行方針で国が認定する職業実践専門課程の具体的な取り組みの経過と具体的メリットのご質問でありますが、これまで関係者評価委員会設置要綱、教育課程編成委員会設置要綱の作成、自己評価報告書をまとめ、検討会議へ向けての体制づくりを進めてまいりました。今年度中に組織を立ち上げ、来年度から具体的に取り組んでまいります。メリットといたしましては、この取り組みは文部科学大臣が認定するもので、専門学校のステップアップにつながるものと考えております。認定後、次のステージとして専門職短期大学に向けて取り組みが認可されると学生は短大と同等の短期大学士となり、学生のスキルアップにつながり、かつ学校教育法第1条校として国からの財政支援を受けることができる可能性を持った取り組みであります。⑥の総務教育常任委員会の所管事務調査報告書で厳しい意見が付されたが、学校運営の抜本的方針と経営改善のために具体的に着手した点、着手した計画など進捗状況のご質問でありますが、本年4月から北海道介護福祉学校の経営改善に向けて、教育長のもと教育委員会内に福祉課、教育委員会、介護福祉学校職員による庁内事務局会議を設置し、これからのさらなる高齢化に対する本校の経営改善の具体策を検討してまいりました。抜本的方針は、2025年には北海道で介護人材が2万人の不足が見込まれていることから、必要とされる介護福祉士を養成し、輩出し続けること、一般会計からの繰入金を縮減すること、本町の地域包括ケアシステムを担う中核的組織として町民のために機能することであります。また、一般会計からの繰入金削減に当たっては、1学年1学級化による学校運営体制の構築、有料講習会を行うなど、歳入確保に向けた本校の経営改善に努めてまいります。なお、経営改善の詳細につきましては今議会中に別途お示しいたしますので、ご理解をお願いいたします。次に、2点目の栗山高校についてのご質問で②の公立高等学校配置計画地域別検討協議会を踏まえた配置計画の見通しについてでありますが、公立高等学校配置計画は高校進学希望者に見合った定員を確保することを基本とし、中学校卒業者数の状況などを踏まえ、高校、学科の配置や規模の適正化を図ることを目的に毎年度北海道教育委員会が策定するものであります。今年の6月4日、令和2年度から令和4年度までの高校配置の計画案が策定され、道教委から示されたところであります。栗山高校は、31年度の募集間口2学級に対し、最終的には1学級編制という結果になったことから、令和2年度の学生募集数に関しましては配置計画決定時に公表することとされております。鈴木議員のご質問にあります地域別検討協議会につきましては、6月に公表した配置計画案について市町村関係者や学校関係者等を対象として協議や意見交換を図ることを目的に開催されたところであります。これまでの地域別検討協議会での意見を踏まえ、道教委では本日開催予定の北海道教育委員会議での審議を経て最終の配置計画を策定し、公表する見込みとなっており、その際に栗山高校の令和2年度の募集間口が決定する予定となっております。ご質問3の部活動の現状と主な成績などについてでありますが、栗山高校に確認したところ、今年度における部活動加入状況は、硬式野球部、サッカー部を初め9つの部が結成され、70名の生徒が精力的に活動しております。主な成績は、高体連、高文連においては空知支部での予選大会を経て、体育系では弓道部と硬式テニス部が、文化系では書道部がそれぞれ全道大会へ出場するなど、栗山高校生徒の頑張りにより優秀な成績をおさめております。ご質問4の各種模擬試験受験料助成の実績と効果についてでありますが、まず本助成制度は今年度制度化されたものであり、進学模試と公務員模試を対象とするものであります。現在までの申請状況は進学模擬試験で件数が12件、助成額は1万8,380円となっており、今後進路決定に向けて本助成制度の活用が見込まれているところであります。なお、本助成制度の効果につきましては、今年度導入したばかりの支援内容であり、今後栗山高等学校支援検討委員会が活用実績を検証し、次年度以降の支援策を検討してまいりますので、ご理解いただきたいと思います。ご質問5の栗山高等学校の魅力づくり委員会の活動内容と具体的検討内容についてでありますが、本魅力づくり委員会は栗山高校の将来的なあり方や魅力ある学校づくりの調査及び検討を目的として、関係機関、団体から推薦10名と公募委員1名、町長選任委員9名の合わせて20名の委員構成により設立したところであります。昨年度は2回の委員会を開催し、栗山高校の現状や道立高校の出願状況を初め、道教育庁高校教育課長から公立高等学校配置計画に関する説明を受けるなど情報共有を図るとともに、委員の皆様からはそれぞれの立場から、あるいは経験から、栗山高校に関する将来のあり方や魅力ある、特色ある学校づくりについて建設的なご意見をいただいているところであります。また、今年度に入り7月に委員会を開催し、今後委員会として議論を進めていく上では生徒、保護者のニーズを的確に捉え、分析することが大変重要であるという考えのもと、7月から8月にかけて栗山中学校全生徒とその保護者を対象とした高校進学に関するアンケート調査を実施し、現在集計、分析作業を進めているところであります。今後はより具体的に調査、研究する体制を構築し、委員の皆様から出されたご意見とアンケート調査結果をもとに複数のテーマを設定し、部会の設置を予定しており、当面は部会ごとに議論を深めていくこととしております。あわせて、道内での高校魅力向上の取り組みに関する先進地事例について専門的知見をお持ちの方から情報提供いただくことも計画しております。今後進められる部会での協議、その後の委員会での議論の中でそれぞれの検討内容の検証を進め、町長への報告を行ってまいりたいと考えております。教育委員会といたしましても栗山高等学校が魅力ある学校、選ばれる学校へと変貌し、持続可能な地域での教育機会が提供できる学校となるよう、栗山高校と連携し、取り組みを進めてまいりたいと考えております。
質問 11番 鈴木千逸
ありがとうございます。ちょっと長い質問だったものですから、細切れで一つ一つ再確認をさせていただきたいというふうに思います。教育長にちょっと伺いますけれども、先ほどの財政収支のことについてもう一度お尋ねしますけれども、過去5年間の歳出、人件費のウエートですか、人件費が4億4,913万円、合計6億619万円のうちの4億4,000万円ということになりますから、約七十数%、80%弱ぐらいですか、が人件費ということになりますが、定員が1学年80名、2学年80名で合計160名がキャパというふうに伺っております。開校当初からしばらくの間はかなりそれに近い、あるいは時にはちょっと超えるような年もあったのでしょうか、160名前後で運営していた時期があるかと思うのですけれども、今現在も、今生徒数が五十数名でしょうか、今年20名、去年30で50名ですよね、全校生徒が50名。人件費は、今年も同じ体制、人員配置といいますか、それは同じ体制でやっていらっしゃるのでしょうか。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
ご質問にお答えをいたします。専門学校の設立に規定というものがございまして、80名を超えるというか、現在のような2学年の160名定員ということの専門学校、要するに介護福祉士を養成する専門学校の教職員定数というのが実は5名という規定がございます。それに校長等運営に携わる者が1名入っておりまして、6名体制ということで現在運営をしております。今年もそうですけれども、現在のような1学年2学級、2学年160名の2学級体制を組むとすると、そのままの形で運営をしていかなければならない。募集ができなくなるということもございますので、今年度も同じ体制で進めている状況でございます。
質問 11番 鈴木千逸
では、制度的に人員配置は変えられないということですね。〔「2学級であれば」と言う人あり〕
質問 11番 鈴木千逸
2学級であれば、それは変えられないということなのですね。わかりました。ごめんさい、素人なものですから、ちょっととんちんかんなあれかもしれませんけれども、本来公立といえども、私もちょっと経営をしていた時期もあるものですから、本来でしたらやっぱり受け入れた学生の授業料で賄うべきではないかなというふうに考えます。ただ、町立ということもありますし、かつて小泉総理がお話しされたように長岡藩の米百俵の話ではないですけれども、直ちに今現在損か得かで判断するものではないというふうにも思ってはおりますが、そういった経営という観点から見て、今のありようといいますか、それは教育長はどうお考えでいらっしゃいますか。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
現在の運営体制につきましては、6,000万円以上の繰入金をいただいている状況の中での運営ということであれば、やはりこれは適正化を図っていかなければならないであろうというふうに考えております。ただ、その適正化の仕方というものも幾つかあると思いますので、そういったものをさまざまに議論していき、実際に早い段階からそれを実施していくということが重要ではないかなというふうに考えております。
質問 11番 鈴木千逸
ありがとうございます。そうでしょうね。もう一つちょっとお尋ねしたいのですが、先ほどの答弁の中に支出は5億5,557万円というふうに、令和4年までの今後5年間の支出見通しとして5億5,000万円ということが答弁いただいたわけなのですが、このうちの繰入金というのですか、これはいかほどのという見込みなのでしょうか。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
繰入金の状況につきましては、非常に不安定なというか、確定できない要素がございますので、一律には述べることはできませんが、令和4年度、この段階の答えということで、一応私どもの見込みとしましては1学級化を進めること、当然教職員の配置も含めた形のさまざまな取り組みをきちっとすること、さらには1学級化になりますので、40名定員ということで、限りなく40名に近い学生が募集できること等々を踏まえてということになりますけれども、繰入金は3,000万円程度にまず下げることはできるかなというふうに考えております。
質問 11番 鈴木千逸
ありがとうございます。3,000万円程度に下げることができるということですね。3,000万円ということは三五、十五、1億5,000万円。わかりました。冒頭にも申し上げましたけれども、一町民として見たときに将来栗山の町のためになる、そういった希望の明かりが、ちょっと抽象的な表現で申しわけないのですけれども、遠くに明かりが見えれば町民も納得はすると思うのです。ちょっと切り口を変えて伺いますけれども、町内の高校生ですとか、いわゆる町内の学生等が過去5年間にこの介護福祉学校に入学した数、あわせてその学生全体に占める比率といいますか、そういったデータをもしお持ちでしたらお聞かせ願いたいのと、それから介護福祉学校卒業生の、いろいろ条件があってなかなかというふうなことも先ほど答弁の中でありましたけれども、介護福祉学校の卒業生の過去5年間の栗山町内の介護事業所への就職数は何人で、卒業生全体から見たときの比率は何割程度なのか、それちょっとお聞かせ願えますか。
答弁 介護福祉学校事務局長 清水一徳
今鈴木議員の入学者数と卒業生に係る町内の施設への就職者数ということでございますが、過去5年間にはなりますけれども、平成26年には入学者数が54名、平成27年、39名、平成28年が42名、平成29年には41名、そして平成30年、36名、そして本年20名というふうになっております。町内への卒業生在籍数ということでございますが、過去5年間で就職している者につきましては、町内の就職先は2つの施設でございます。くりのさとさんとガーデンハウスくりやまさんの2施設となります。くりのさとさんにつきましては、全職員が82名のうち、本校卒業生は18名おります。全職員の数のうち正職員は57名で、そのうち本校の卒業生は16名でございます。パートは25名おりまして、本校卒業生は2名おります。次に、ガーデンハウスくりやまさんは、全職員数が59名のうち、本校卒業生は19名おりまして、全職員数のうち正職員は35名、うち本校卒業生は15名、パート等は24名、本校卒業生は4名となります。2施設合わせまして本校卒業生人数は正職員31名、パート等6名の計37名となります。それと、済みません、入学者数のうち栗山町の割合でございますが、割合と申しますか、栗山町出身、平成26年は54名の入学者のうち10名、平成27年は39名のうち10名、平成28年は42名入学者のうち2名、平成29年は41名入学者のうち5名、平成30年度は36名入学者のうち5名、本年度20名のうち5名となっております。以上でございます。
質問 11番 鈴木千逸
ありがとうございました。今訂正がありましたので、わかりましたけれども、栗山町内の高校もしくは町内からのというのは割合でいうとそんな高くはないのかしらというような実感を今伺った中では感じたのですが、これもう少し地元にアピールして、先ほどの高校のほうのお話ともどうしてもかぶってしまうのですけれども、もう少しふやすことができればいいのかなというふうに伺っておりました。小中高連携でというふうな、ここ3年間やっていらしたということなのですが、そういった中でそういった教育効果というのはすぐ今年やって来年というわけにはいかないのでしょうけれども、いい形で地元の介護学校に、栗高出たらそこへ行くのだというふうな子供たちがもっともっとふえてくれればいいのかなというふうには思います。ちょっとまた方向性を変えて、介護学校の学生さん方がいろいろ介護、ケアという面で町内に貢献があるという話は先ほど町長の答弁の中でも伺ったのですけれども、直接的な地元貢献という切り口で今度はまた教育長にお尋ねしますけれども、町内に転入、住所を移して栗山町に住んで、もしくは住所は里のほうだけれども、実質的には栗山の寮に入ったとか栗山のアパートに住んだとかという方、そういった学生の数って過去5年間でいうとどのぐらいなものでしょうか、それをお聞かせいただきたいと思いますのと、あわせてもう一つ、現在の在学生で結構です。入寮者数、それから入寮はしていないけれども、あそこは女子寮ですので、男性の生徒は町内のアパートとか下宿とか、そういったところに居を構えて、そこから通学していると思うのですけれども、要は栗山に来て栗山で生活をして、栗山でお金を落として、いわゆる栗山のアパート経営者に貢献があるとか、あるいは商業の方々が潤うためにそうやって地元にお金を落としてくれている方のそういった数を伺いたいのですけれども、その2点、資料をお持ちでしたらお聞かせください。
答弁 介護福祉学校事務局長 清水一徳
町外からの転入の関係でございます。平成26年の入学者数のうち、人数は23名、平成26年度、平成27年につきましては22名、平成28年度につきましては24名、平成29年度につきましては同じく24名ということで、ちょっと平成30年のものがないので、後ほどお知らせしたいと思います。今の女子寮の入寮者数でございますけれども、13名ということになっております。
質問 11番 鈴木千逸
ありがとうございます。では、アパートの居住者数の把握は今直近のデータは承知していないということですね。わかりました。ありがとうございます。住んでもらえば生活していきますので、何がしかお金が落ちていくかというふうに思います。介護の面での、そういった面での地元貢献というのももちろんですけれども、直接的に地元にお金が落ちるというのも、開校当初からしばらくの間は、百数十名の生徒さんですか、いらっしゃったわけですから、その中の仮に半分でも3分の1でも、50名でも七、八十名でも栗山町に居を構えて、もしくは転入してそこで生活してくれれば、随分とまた経済効果というのも、先ほどの齊藤議員の話ではないですけれども、やっぱり幾らかでも潤うというふうなことが考えられるのかなというふうな思いで今数字は伺いました。済みません、ちょっとまた方向性を変えて、先ほどの制度の変更のことにまつわることでお尋ねしますけれども、介護福祉士の養成施設、いろんな施設、形がありますけれども、それらを卒業するだけで介護福祉士の資格がもらえたという時代には本町の介護福祉学校の入学倍率が多いときには3倍超える、2倍から3倍ぐらいあったというふうに伺ってはおります。卒業するだけでは資格取得の要件を満たさずに、介護福祉士の国家試験受験が必要となった今の制度、この制度への法制度改正後の入学倍率、今現在の直近の入学倍率はそれ以前と比べてこれはいかがですか。
質問 11番 鈴木千逸
ごめんなさい、介護学校の倍率です。本校への入学倍率がかつては2倍から3倍あったと聞いているのです。直近でも1.何倍ぐらいの数字があったと思うのですが、今現在、去年ですとかおととしですとか、ここ二、三年の傾向です。それをお尋ねしたいのです。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
特にこの5年間という年数に限りましては、大体当初のころは5割程度、50%程度、要するに0.5%ということ、半分ということになります。ですので、ただ今年度、一番最後につきましては0.25%ということになりますので、25%ということで非常に低い状況になっているのは事実だと思います。
質問 11番 鈴木千逸
ありがとうございます。制度の切りかえというのがやっぱり多少影響しているのかなというふうに思うのですけれども、現行制度でいきますと令和3年度末の卒業生、ここまでは卒業後5年間の猶予期間があるというふうに承っております。この間に国家試験に合格すれば、その時点で介護福祉士ということになるのだと思います。仮に合格できなくても、今の制度であれば卒業後5年間続けて介護等の業務につくことで、要はそういった業務についているということで今は資格がもらえるというふうにも伺っております。来年の卒業生は令和3年末の卒業になるのでしょうから、来年まではいいですよね、今の制度と同じだと思うのです。その後です。再来年予定されている制度変更に対して、先ほども100%を目指す、あるいは受験対策を目指すということはありましたけれども、それって具体的にはどんな感じですか。例えば休み期間中の強化をするとか、何かするとか、あるいはそういった方面で外に対してアピールとかもあるのでしょうか、入学者に対して。そういったこともお考えなのでしょうか。済みませんが、その点また。ちょっと重複しているところもあるかもしれませんけれども、お尋ねします。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
今議員ご指摘のとおり、令和4年度に受験をする者、つまり令和4年度に卒業する者、令和4年3月に卒業する者から特例措置が廃止されまして、国家試験を通らなければ介護福祉士という資格は取れないという状況になります。これまでもやってきておりますけれども、さらに今後強化していくものとしては、まずは先ほども申し上げたとおり夏休み中、休業中に徹底的に国家試験対策の指導を徹底してやっていくと。夏休み、冬休みを含めてということになります。さらに、非常勤講師が行っている国家試験対策講座というのも授業の中でもございまして、そういったものの中で、傾向であるとか、あるいは特に重点的に学んでおかなければならないものを精選して、さらにその定着を図っていく、こういった活動もしております。さらに、定期的に模擬試験を学校で実施をいたしております。こういった結果をもとに、それぞれの子供たちが持つ強みと弱みというか、やはりこういうところは苦手だねというようなことの、そういった指摘も個々の先生方から一人一人に対して行う、こういったことを強く打ち出しております。外部の学生に関してどうだろうということですけれども、先ほどからも申し上げたと思いますけれども、現在私どもの学校9割5分を超える合格率を誇っております。残念ながら100%ではありませんが、一般の受験者が7割程度、ほかの専門学校等を卒業している者が大体8割程度、うちの学校は9割5分ぐらいまでいっているということで、個々の子供たちに十分に対応した指導がなされていると、そういう学校であるということを各高校回りであるとか、さまざまな情報紙等に記載をしながら、私どもの学校がどれだけ重点的に子供たちの国家資格取得に向けて対応しているかということをPRしております。
質問 11番 鈴木千逸
ありがとうございます。引き続き学生の獲得のためには、やっぱりその辺は強みですから、そういったところをアピールしていかないと、今は広告が上手でないと、民間はもちろんのことですけれども、自治体としてもそういったところを上手にやっていかないとなかなか大変なのかなというふうに思います。さて、職業実践専門課程の話をちょっと触れておきたいと思うのですけれども、内容を簡単にちょっと教えていただいてもよろしいですか。
答弁 介護福祉学校事務局長 清水一徳
職業実践専門課程のご質問にかかわる答弁をいたします。先ほど教育長の答弁の中でもお話しされておりましたが、詳しい内容ということでございますが、企業ですとか介護施設と連携いたしまして教育課程を編成し、演習や実習の授業を実施するとともに、教育課程編成委員会並びに学校関係者評価委員会の2つの組織を設けまして外部、内部評価を行い、情報を公開することで認定を受けるものでございます。この外部、内部評価を行うことによりまして見逃されてきた課題が浮き彫りになっていき、改善が進むであると思われます。教員の質の向上も図られ、福祉業界とはさらなる連携が図れていくのではないかと考えております。これにより、先ほど教育長のお話もありましたが、これは2019年4月、専門職大学、専門職短期大学という専門的なことを広く実践的に学ぶ学校制度が誕生しました。今の概念でいきますと専門学校の上に大学がある上下の関係でございますが、この新たな制度につきましては横並びの関係となってまいります。この職業実践専門課程につきましては、文部科学省が学科単位で認定するものでありまして、今までの都道府県ではなく、文部科学省から認定されるということになります。これまでの専門課程との違いであり、専修学校のレベルアップと地位向上が図られることになる制度でございます。
質問 11番 鈴木千逸
どうも詳細にありがとうございます。メリットにつきましては先ほど教育長のほうからお伺いしましたし、今もまた教えていただきましたので、メリットはわかりました。ただ、それが即入学者の増加につながるのかなというところはちょっと正直個人的には疑問は感じておりますけれども、率直に伺いますけれども、今の学校の合格率の面でいったら遜色ないのでしょうけれども、財務内容として認可される見通しは問題ないのですか。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
介護福祉士養成を行っております私立の専門学校であれば、会計状況が赤字を3年以上続けると認定されない等々の選定基準というのがございます。しかしながら、公立のこういった養成校というものにつきましては、それぞれの町でそれぞれに監査をしていくと。要するにそれぞれの町の支援を前提とした公立の学校であるということの認定を受けることができますので、このことをもって認定ができないということにはなりません。ただ、先ほどから申し上げているとおり、いつまでも20名だ、10名だという数でやっていこうということで私ども頑張っているわけではありませんので、これから介護福祉士というものの本当の大切さというものを認知していく、そういった時期が必ず来ると私は信じております。そのためにもこの町が、この介護福祉学校が果たしてきている役割というのは、そんなに大きく全国だとか日本がどうのこうのという話をするつもりはございませんけれども、この北海道、あるいはこの空知、そういったものも含めて広域のこういった高齢者社会に対応するそういった組織、さらには当然のことながら私どもの町、この栗山の高齢者対策としての介護福祉士の養成ということも含めて十分理解していただきながらやっていくことになりますので、当然のことながらそうすれば収支についてはある程度の繰入金はあるとしても十分に対応していける対応になるなというふうに判断しております。
質問 11番 鈴木千逸
ありがとうございます。公立であれば支障はないということなのですね。ただ、支障があるとすれば、町民の賛同が得られるかどうかというふうなところになってくるかと思います。経営改善につきましては再三再四、ここで実は所管事務調査の報告書の意見の部分の抜粋を再度と思ったのですけれども、それは割愛いたします。相当の覚悟を持って取り組むというのはわかりましたので、そういう形で、執行権をお持ちはやはり皆さんですから、我々はいろいろああでない、こうでないというふうな意見は、あるいは質問は申し上げますけれども、実際に実行して行動していただくのはやっぱり皆さん方ですし、現場の方々ということになりますので、そこのところを十分ご理解いただいているのだなということで、先ほどの昨年の意見の部分については割愛いたします。私が浅い見識でいろいろ調べたところによりますと、東川町が今有名ですよね。今年からということで、結構去年から新聞にも出ていたりしたものですが、東川町では時代の変化に機敏に対応して数年前から日本語学校を開校し、学校に通う外国人の学生が介護事業所で働きながら日本語を勉強するという、学生にも事業所にもメリットがあるまちづくりの先駆的な事例があるというふうに伺います。高校のほうの事例ですけれども、介護学校とはまた違いますけれども、すぐそばの三笠高校は道立高校が閉鎖になってすぐ市立に変わって、普通科を一切やめて、食物調理専門課程というのですか、そこに絞って現在運営して、今現在は高校生が運営するレストランがあって、私もぜひ一度食べに行きたいなと思いながらも、なかなか入れないよといううわさは聞いて、なかなか実現はしていませんけれども、三笠市の活性化といいますか、そういったものの起爆剤にまでなっていますよね。ピンチはチャンスを絵に描いたようなV字回復の一つの事例だというふうに思います。あともう一つ、音威子府の高校というのも結構有名になって、本が出たりしたそうですけれども、ここも、村ですけれども、普通科から工芸科に学科転換したということを伺っております。これによって学生数がふえて、今では同校の高校生が村の総人口の15%を占めると。反面卒業したら全部村にはとどまらないので、その後の年齢層はまたちょっと減っているみたいなのですけれども、それでも毎年ある程度一定数が来るので、村の人口の約15%は常に高校の生徒たちが占めているというふうな話もあります。私調べた限りでは道内に19カ所、23課程ですか、介護福祉士の養成施設、2年制から4年制まで、中に1年制というのもあったと記憶していますけれども、あるそうです。今現在栗山の介護福祉学校でなければならない理由、うちの学校でなければならぬ理由というのがないと必然的に、淘汰されていくといいますか、負けていくというふうに思うのです。私が申し上げるまでもありませんけれども、福祉教育の根源は単に技術ですとか知識ですとか、そういったことの習得だけではなくて、人間尊重の思想といいますか、そういったマインドですとか、あるいは人間形成というものにあるのだろうというふうに思います。また、介護事業所を経営している側が、採用する側が介護福祉士に求めるところは何かというと、知識とか技術は多分その後でもいいのかなというふうに思います。昨今のいろいろちょっとおぞましい事件なんかもあったりしまして、前提として人間尊重の倫理観ですとか、協調性ですとか、そういったところが問われるのかなというふうに思います。その点で本町の介護福祉学校はかつて、今もそうなのでしょうけれども、かつては相当高い評価を受けた学校だというふうにも伺っております。これから選ばれる介護学校としてもっともっとよそと差別化を図るような、そういった方向性で運営を期待しております。長々といろいろとごめんなさい。基本はやっぱりよかれかしなのです。町民に対してよかれかし。学校があってよかったねと、うちの町に介護福祉学校があってくれてよかったねと、あそこの生徒たち助かるねとか、あるいはあそこを卒業した何さんにと。私も両親がここの町でガーデンですとかくりのさとですとかで、もちろん卒業生の皆さんにお世話になっております。そういったものもありますので、何とか何とか勝ち残ってほしいなというふうな思いで、ちょっと皆さん方には嫌らしく、厳しく聞こえているかもしれませんけれども、本質的にはやっぱりよかれかしというふうな運営を期待していますよという、そういったエールで申し上げます。高校のほうの質問に移ります。高校のほうは今現在道立ですので、側面的な応援、支援ということになるのかというふうに思いますけれども、部活ですとか、今現在道の返事待ちとか、いろいろちょっと途中経過のところがあって、なかなか今すぐ答えは出ないというところもあるので、あれなのですが、町の側面支援ということで、今年から始まったというふうに承りましたけれども、部活ですとか各種模擬試験の助成の方向ですけれども、これはもっともっと拡大の方向で考えていらっしゃるのでしょうか。そこのところを、高校のほうにつきましてはそこをお尋ねしたいと思います。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
高校の部活動の件の前にちょっと1つだけ、先ほどの介護福祉学校の件についてお礼も交えながらお話をさせていただきたいと思っております。私どもの介護福祉学校、公立だということで今まで進めてまいりました。ただ、公立だからといって甘えてはならないということは今ご指摘を受けているとおりでございますので、今後ともそういった面で、まず身を削るものは削って、頑張るだけ頑張って、その上で町民の皆さんに、やはり介護福祉学校ってこんなにいろんなことに取り組んでくれていたのだねと、自分たちのためにこんなにもいろいろな発想をしてくれているのだねと、そう思っていただけるような介護福祉学校となるべくこれまでもやってきたつもりなのですけれども、やはり十分なPR活動ではなかったと、足りなかったという反省に立ちまして、これからも今までと同じようにやっていくのですけれども、たださらにその上に、やはり介護福祉学校が機能しなければならない部分、1つは町の人たちに対して直接働きかけていく部分というもの、地域包括ケアシステムということで、この中に積極的に介護福祉学校は取り組みを進めていきますと。子供たちがやる取り組みもあるでしょうし、先生方がこの地域の福祉施設のためにやっていただく、そういった取り組みもあるでしょうし、あるいは専門的な機関としての要するにシンクタンク的な、アドバイス的な要素も入ってくると思います。介護福祉学校の持っている機能をフル活用しながら、町民の方々にわかってもらえる、町のためになるという、福祉課ともこれまで以上に3倍も4倍も連携を図らせていただきながら、ご指導いただきながら、互いに地域の方々のために活動できるような、そんな学校を目指してまいりたいというふうに考えております。どうかこれからも応援のほうをお願い申し上げたいと思います。もう一点、栗山高校の部活動の支援についてということでございます。私どもはこの支援というものは、栗山高等学校支援検討委員会という委員会の中でさまざまに論議をしながらやってきております。その中で一つの大きな柱を持っております。この支援というのは、単にお金をばらまく的な、何々出しますよ、これに出しますよということではなくて、栗山高校自体が魅力を持った学校になるためにどんな取り組みができるのだと、どんなことを子供たちに。そういう機会を与えることが栗山高校に在校している生徒、あるいは卒業した生徒たちにとって栗山高校というものの一つのポリシーとなるような、そういった取り組みを進めていきたいという観点に立っての支援を今回そういう支援の体制の中で実施をさせていただいております。部活動というのは、子供たちの学生生活の中にあっては極めて大きな影響を与えるものだと私は理解しております。スポーツをするという、体を鍛えるということ、心を鍛えるということ、それからもう一つ、人と人とのつながりを学ぶということ、それからどんどん勝っていくと、地域の方々、保護者の方ばかりではなくて地域の方々からも応援してもらえる。そういった地域の中の自分たちの活動という、そういう意識も持ってもらえるものというふうに考えております。どうしても体育系のものは勝負になりますので、毎年毎年たくさんの子供たちが行ってもらいたいとは思っておりますけれども、そんなに急激にふえるかどうかはわかりません。ただ、子供たちが頑張った分だけ町として応援をすることで栗山高校の特色の一つとして、こういった運動系のものも文化系のものも、こういった課外の活動も1つ大きな柱として栗山高校は取り組むという意味で、頑張っていただけるということでこれを運営しておりますので、これからこの基金が足りなくなるぐらい子供たちが頑張ってくれることを期待しております。
質問 11番 鈴木千逸
結果ふえるということですね、ふえる方向性だということで理解してよろしいでしょうか。部活については、ありがとうございます。模擬試験ですとか、そちらの方面は、例えば今資料を見ますとベネッセの高3総合学力テストですとか高2の総合学力テストですとか道看模試、道看模試というのは看護学校ですか、それから高2看護模試とか、これも看護学校なのでしょうけれども、そういったものがあるようなのですけれども、これらもちょっと拡大する方向といいますか、うちの学校は商業科ではありませんけれども、例えば簿記ですとか、そういったもの、金額でいったら、こう言っては失礼ですけれども、大した額ではないですよね、検定料なんて。そういったものを例えば応援するとか、そういった方向性というのも視野に入れていらっしゃるのかしら。そこをちょっとお尋ねします。
答弁 教育長 南條宏(教育長は2021年9月まで)
資格取得のお話だろうと思うのですが、今年、今までもずっとこれまで栗山町は資格取得については、英語検定であるとか、簿記であるとか、あるいはちょっと変わったところでは溶接であるとか、そういった資格取得についてはこれまでも実はやってきておりました。要するにこれからの子供たちが多様な進路選択を選ぶ上で、当然のことながら現在は普通科ですので、上の学校というか、短期大学であるとか、専門学校だとか、大学校だとか、そういったものに進むという子供たちにとってはそういったところに対しての模擬試験を、あるいは今度は就職をしたいのだという子供たちについては、今は就職もそれぞれの職種によっていろいろさまざまな専門的な知識も求められることもありますので、例えば公務員模擬試験を受けると、公務員をやりたいのだということであれば、そういった模擬試験を受けてもらうと。要するに今までやってきた資格取得に加えて今回模擬試験の部分をふやして、進路の部分も幅広いものをカバーしていこうということでやっております。ですから、そういったものを受けることで自分の適性がどんなものであるかというようなことも含めて子供たちが感じ取ってくれて、それぞれ自分の希望の進路に向かってもらおうということを目指してこれをやっていることでございますので、これも単純に、機械的にふえていきますとはお答えできませんけれども、子供たちのこれからの進路決定に向けてうんと活用していただけるものではないかなというふうに考えております。
質問 11番 鈴木千逸
わかりました。ありがとうございます。いろいろご質問させていただいて、ここからなのだろうなというふうに承りました。特に北海道介護福祉学校に関しましても今本当に厳しい局面なのだろうというふうに思います。だけれども、伝統があるからそれだけでということにもなりませんし、だけれどもここを先途と踏みとどまって、経営をよろしくして、やっぱりあってよかったなというふうな形に。強みとしたら、二千数百名の卒業生さんですか、いらっしゃるわけですから、恐らく初期の卒業生の方は50前後ということになりますよね。それこそ現場で中核や、そういったところを担う人方だと思うのです。そういった方々の協力をいただくなり、あるいはこれはちょっと話それますけれども、2014年から介護福祉学校の同窓生の更新がないのです。ちょっと余談ですけれども、あれ、どうしているのかなというふうに、そういったところももうちょっと利用して、アンテナと言っては失礼ですけれども、せっかくそれだけ立派な卒業生の皆さんが各地、各方面で頑張っていらっしゃるわけですから、そういった方々の応援もいただきながら、生徒をふやしていただいて経営をよろしくしていただいて、もちろん経営だけではなくて、栗山の学校へ行って優秀な生徒だなと、おらが町からも、おらが村からも、では行かすのならあそこに行かそうと、そういうふうに推薦しようというふうな、そういうところを目指していただきたいなというふうに思います。ましてや地元も、やっぱり分母を広げることがというか、裾野、小さい小学生だとかのうちから、大きくなったら介護学校のお兄ちゃん、お姉ちゃんみたいになるのだというふうなPR活動というのは絶対必要だと思います。部活動なんかもそうなのですけれども、やっぱり小さいうちからそういったところで小さな達成感ですとか、あるいは小さな満足感ですとか、ちょっと誰かの介護のお手伝いのまねごとをして、それで褒められたとか、そういったところがそこを目指すというふうな、本当にささいなところで、子供のきっかけなんてそんなものだろうというふうに思うのですけれども、看護師を目指す方も介護士を目指す方も、やはり小さいときの幼児体験が大きく作用するのではないのかなというふうにも思います。せっかく立派な学校があるのですから、もっと地元の子供たち、それから近隣の町村の子供たちもそうですけれども、行くのだったら高校を出て介護学校行こうというふうな方向づけでPR活動、それから運営をよろしくお願いしたいなというふうに思います。長々おつき合いありがとうございました。今後のますますのご検討といいますか、成果を拝見しておりますが、期待しております。どうもありがとうございました。質問を終わります。
答弁 町長 佐々木学
介護福祉学校、そして栗山高校について、本当に議員言われるとおり、やはり町のシンボルとして、そして町への貢献、こういったようなところの中で私どももこの高校と介護学校が何とかその役割を果たせるように、町民のための学校となるように最大限努力をしてまいりたいというふうに思っております。大変ありがとうございました。そこで、1点だけちょっと現実的なお話ということで、栗山町の高齢化、高齢社会の中でこの介護学校が必ず必要になってくるというような、そんなようなお話を最後にちょっとさせていただきたいと思いますが、議員もご承知のとおり2025年、団塊の世代と言われる方が全て75歳になる超高齢社会がもう間もなく、五、六年のうちにやってくるわけでありますが、それに伴って栗山町の要介護認定者数並びに介護事業所の施設の利用者数、こういったものもやっぱり今の2割から3割ぐらい栗山の事業所に入っている方もふえていくことが間違いない統計的なものとしてあるわけでございます。そんな中で、そういう施設の利用者数がふえれば、介護職の介護人材の確保も当然必要になってくるわけでございますし、また今働いている介護人材の従業員の方、ここ五、六年の中で退職をされる方もいらっしゃいまして、こちらのほうの試算ではありますが、これから5年、6年の中で大体160名から170名の介護福祉士が、介護人材が栗山町内で不足するという事実があるわけでございます。ですから、そこへの介護学校の貢献、地域への本来の貢献ということになるのだとは思うのですけれども、そんなような事実もあるということで、何とか私どもも介護学校の存続に向けて、また後ほど経営改善の内容もご説明をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。