栗山町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日
(1)介護保険、新総合事業に向けて/(2)医療費無料化を町外通院にも拡大を
2017年3月9日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「介護保険、新総合事業に向けて」「医療費無料化を町外通院にも拡大を」について質問し、町長 椿原紀昭、保健福祉課長 秦野加寿彦が答弁しました。
- 質問者
- 重山雅世 議員
- 答弁者
- 町長 椿原紀昭、保健福祉課長 秦野加寿彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 5番 重山雅世
私は、通告に従い2点にわたって質問いたします。1点目は、介護保険、新総合事業に向けてです。安倍内閣は、社会保障の財源のためとして平成26年4月に消費税増税を強行しましたが、社会保障の拡充どころか、削減を相次いで実施してきました。平成29年度政府予算は、社会保障費の自然増を1,400億円削減し、医療や介護等の改悪計画がめじろ押しです。町長の町政執行方針には、地域包括支援センターが中心となり、関係機関、団体と連携し、介護予防・日常生活支援総合事業を実施するとあります。要支援1、2の訪問介護、通所介護の市町村事業への移行が全ての市町村で始まります。保険料を徴収しながら保険給付から外す、国家的詐欺と言えます。厚労省ガイドラインによると、サービス多様化の参考例として現行相当サービスに加え、緩和した基準のサービスA、ボランティアによるサービスB、専門職による短期集中予防のサービスCを挙げています。多様なサービスは基準を緩和し、ボランティア活用で費用を削減することが狙いです。また、市町村が地域の実情に応じてサービスを類型化し、基準や単価等を決める市町村任せの制度です。平成29年度は、現行介護予防のサービスを提供するとのことですが、サービスの縮小、切り下げをさせないために以下の5点について町長の見解を伺います。1点目、月額包括方式から回数、実績払い方式の変更はせず、報酬、事業支給額の削減をしないこと。2、平成27年9月定例会でも確認したように、要介護認定申請権を保障すること。3、ケアマネジメントを通じた自己努力の押しつけと利用制限であるサービスからの卒業をさせないこと。4、住民の助け合いについては、代替サービスの受け皿として位置づけるのではなく、現行サービスを前提に地域づくりを促進するものとして行うこと。5、国に対し新総合事業の事業費上限設定については撤廃をし、必要な費用を保障するよう求めていくこと。2点目は、医療費無料化を町外通院にも拡大をです。町政執行方針には「子ども・子育て支援の質・量の充実を図り、安心して子どもを産み育てられる環境づくりを推進してまいります」と述べております。平成23年3月定例会で一般質問したときの答弁は、必要とする病院などが本町は整っており、子育て支援策は医療費助成に特化することなく、総合的に取り組んでいるから現状維持とのことでした。平成28年4月1日現在道内における医療給付事業の拡大実施状況は、本町と同じ高校までについて入院が49市町村、通院が47市町村無料となっています。しかし、町外医療機関は入院のみと制限を加えている自治体はありません。耳鼻科や皮膚科は栗山赤十字病院で週1回しか診療していません。現にお母さん方からも子供が月曜日に耳が痛いと言っても金曜日まで我慢しなさいと言うわけにはいかず、町外の病院に行かざるを得ないのではないでしょうかと町外通院について医療費無料化の切実な声が寄せられております。道は、子育て世代の経済状況や生活環境など生徒と保護者13市町1万9,000人を対象に初めて調査した北海道子どもの生活実態調査の結果、速報値を発表しました。アンケート実施地域には本町は含まれておりませんが、札幌より地方のほうが経済的に余裕がないという状況が明らかになりました。病院を受診したほうがよいと思ったが、しなかったが子供で18%、保護者で33%もあったことがわかりました。本来なら病気のときぐらいお金の心配がなく病院にかかれるようにするのは国の責任だと思います。現在は、全国全ての自治体が少子化対策として子供の医療費無料化に取り組んでおります。長沼町も平成29年から高校卒業まで拡大し、町外についても無料とのことです。昨年末、国は平成30年度から地方公共団体が独自に行う子供医療費助成のうち未就学児までのものについては国保の国庫負担金の減額調整措置は行わないこととしました。これらの状況も踏まえ、早期に子育て世代の要望、町外通院も医療費無料化に応えるべきと思いますが、見解を伺います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
1点目の介護保険、新総合事業に向けてについてのご質問でありますが、平成27年4月に介護保険法が改正され、平成29年度から全ての市町村において介護サービスの一部を介護予防・日常生活支援総合事業として実施することが法で義務づけられました。ご質問①の報酬、事業支給額の削減をしないことについてでありますが、総合事業開始に伴い、要支援1、2の方の訪問型サービス及び通所型サービスに係る利用料等設定を市町村が行うことに変更となりますが、これまでどおり国の単価を利用することとし、単価の変更は考えておりません。②の要介護認定申請権を保障することについてでありますが、サービスを必要とする方等が相談に来た場合には、これまで同様要介護認定申請による対応を基本といたします。③の利用制限につながるサービスからの卒業をさせないことについてでありますが、ケアマネジメントについては事前のアセスメントをしっかり行い、利用者及び家族の希望も考慮し、本人の状態維持、向上のため最も効果的な適切なサービスの利用と改善に向けての計画を作成しております。また、必要に応じて本人や家族も交えてサービスの関係者などで構成するサービス担当者会議などでサービスが有効に利用されるかなどの評価やサービス等の変更を行っており、適切なサービス提供に努めているところであります。④の住民の助け合いについては、現行サービスを前提に地域づくりを促進するものとして行うことについてでありますが、既存の介護事業等による現行サービスについてはこれまでどおり利用者の状況に応じた専門的なサービスの提供を考えております。住民の助け合い等による地域の実情に応じたサービスの開発については、地域づくり促進を図ることを目的とし、今後地域住民やNPO、民間企業、ボランティアなどと情報共有しながら慎重に進めてまいります。⑤の国に対し必要な費用を保障するよう求めていくことについてでありますが、総合事業費につきましては国から上限額が示されておりますが、現状においては上限額内でのサービス提供が可能であると考えているところであります。今後総合事業の事業費に対し、費用負担等に不足が生じる場合には必要な費用の保障等について町村会などを通して国に要望することも検討していきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目の医療費無料化を町外通院にも拡大をについてのご質問でありますが、本町では子供を育てる家庭の経済的負担の軽減を図るため、平成19年4月から町独自の施策として医療費の助成を中学生までに拡大しており、その後第6次総合計画において議論を踏まえ、平成27年4月からは子育て支援と若者の定住対策として次代を担う子供たちの健康増進を図ることなどを目的に、医療費助成事業の対象範囲を18歳に達する年度末までに拡大したところであります。本町におきましては、医療機関のご協力をいただき、市町村圏域を単位とする1次医療として診療科目数は同規模自治体と比較しても充実している状況にあります。町外の医療機関の通院を対象としている自治体があることは認識しておりますが、その自治体には十分な医療機関がないこともその背景の一部にあると推察しているところであります。そうした現状を踏まえ、本町における子供医療費助成制度は入院に関しましては町外の医療機関も対象としておりますが、一般的な外来診療については現在医科、歯科とも地元医療機関で対応可能であると考えているところであります。ご質問の医療費無料化を町外通院にも拡大をにつきましては現在のところ実施は考えておりませんので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 5番 重山雅世
まず、介護保険の部分です。月額の単価の変更は考えていないということでした。それ聞いてちょっとほっとしましたというか、というのは事業所ともお話ししましたら、栗山だけでなくてほかの地域にも経営している事業所さんなのですが、ほかのところはやっぱり単価の切り下げというか、そうやっている。もう現に進んでいるというか、もうやられようとしている。だから、そういう点では栗山このままいってくれたらいいなと、そういうお話実際にお聞きしました。これすごく単価、事業所の経営にとって、削減されるというのはかなり影響あると。それでなくても訪問介護だとか通所介護の事業所、単体で持っているところの経営というのはほとんどが赤字経営だというのはもう示されているのです。いろいろそれだけでなくてほかのものも持っている、多角的にやっているところの経営はあれですけれども、単体で持っているところというのは介護報酬が削減されてかなり厳しくて、倒産という件数も結構な数に上がっています、現に。それで、これは私最初に通告しましたように今年度は現行どおりいくよと、そういうことなのですか、それともこれからまだ来年も続くと思いますけれども、そういうこともかんで29年、30年と、そのぐらいまでちゃんと単価の変更というのはしないよと、そういう点で考えておられるのか、その点でお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
冒頭お話ししたとおり、今①の再質問かなと思いますけれども、単価等々、これは変えないで従来どおり進めたい。それも当面はそういうような形で考えておりますから、何年までというようなことは考えておりませんけれども、まずは現状どおりの対応をしていくというような判断をしています。
質問 5番 重山雅世
現行どおりのサービスをやったと。パターン的には訪問介護は5類あります。予防の通所サービスの場合4類です。私最初に通告したのは、訪問介護、通所介護という形で分けないで通告しましたけれども、5類と4類とありますよね。それで、特に緩和した基準サービスAという場合は、国が示されている中身では緩和した基準サービスにした場合、Aにした場合は報酬額は現行より5割から8割大幅に下げるよと、そういうことになっているのです。ですから、既存の事業者の経営は圧迫しますし、だからそういう点でいうと本町では専門職による今までどおりの訪問介護をやるよと、そういう形で考えておられるのですか。この多様なサービス中に緩和した基準によるサービス、例えば訪問サービスAの場合はそういう状況で、報酬額は抑えられているわけですから、その辺はどういうように考えておられるのかどうか、その点でもお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
内容的には、数字等含めて担当のほうからお答えをいたしたいなと思います。
答弁 保健福祉課長 秦野加寿彦
重山議員の質問の答弁させていただきます。原則今おっしゃいますとおり、質問にもありますとおり、今後訪問型についてはAからD、通所型については緩和、住民主体、短期集中ということで、A、B、Cします。今のところ答弁にもございますとおり、訪問介護、通所介護とも現行訪問の関係、このA、B、Cを使わずにやる予定です。ただ、今後総合事業進む中で、先ほども答弁した慎重には進めさせてもらいますけれども、そこを原則に住民自治なり町民が協力してもらうものについては特に事業所とも連携しながら、そこについては今後慎重には進めさせていただきたいと思いますが、現行は現状どおりの訪問介護、通所介護を進めさせていただきたいと思っています。
質問 5番 重山雅世
どちらにしても、多様なサービスの部分ではまだ今のところはということですね。それをちょっと聞いてほっと安心もしました。2017年の、今年の1月27日、朝日新聞に載せられた「介護保険、どこへ」という記事の中で、高松の市長でいらっしゃる大西市長が、この方は全国市長会の介護保険対策特別委員長で、それから厚生労働省の社会保障審議会の部会委員でもあるのですが、「急激な見直し、苦しむ現場」という記事が載っていました。読まれているかもしれません。相次ぐ制度の見直しは急激過ぎます。現場はとてもついていけません。1つ目は、要介護度が軽い人向けのサービスです。そして、全国一律の保険給付から外れ、市区町村の独自の事業に移行している最中だと。これに現場では四苦八苦していると。でも、このサービスの新しい担い手として民間事業者が期待したほど手を挙げてくれない。小さな町村は人材が少ない。簡単に移行できる話ではないのです。その検証もできていない段階でということ云々と書いていますけれども、ですからそういう点ではこれから今年度はまた利用料なども負担もふえていくところになるので、中には利用者負担がふえることで、もう2015年、一昨年ふやされました。一定額以上の自己負担が1割から2割になったばかりで、今年は現役並み所得者は3割になる方向だと。中には必要なサービス利用を控える人も出て、逆に重度化してしまう。そうなれば本末転倒ですと。だから、もはや介護の世界だけでは負担のあり方をめぐっても限界があります。医療との連携はもちろん、障害者施策との整合性をどうするかなど社会保障全体から見た見直しを考えることが急務だというような形で記事が載っていました。私まさにこのとおりだと思うのです。現場は本当には四苦八苦していると思います。この前事業所の方に会っていただいて、担当のほうでも話し合いされて、事業所の生の声も聞かれたと思いますが、やはり単価が切り下げられることによって事業所が要支援の方の受け入れを敬遠すると。そして、経営が悪化されるとか、受け入れされなくなるとサービス基盤が崩壊するわけですから、サービス事業所の経営を圧迫させないということもしっかりと考えていかなければ大変なことになると。ですから、4番の部分とも絡みますけれども、本当に地域づくりを考えるという立場でしっかりと取り組んでいただきたいと思います。それと、2番目のちょっとですけれども、要介護認定申請。前のときにも総合事業の場合は基本的には25項目にわたるチェックリストでやると。でも、前回担当のほうからいただいた資料、ここに書いてあるように介護認定で該当とならなかった方でも基本チェックリストを使用し、要件を満たす方は総合事業対象者として現行相当の訪問、通所介護を受けることができますと、そういう形でいただいていますよね。私先般この介護保険の変わるという問題で、東京のほうでもちょっと研修してきました。その中で特に先生が指摘されたのは、今チェックリストだけでもってというか、ここに最初うたったように、今はこれを基本とするということは先ほど答弁いただきましたけれども、やはりチェックリストだけに頼らないと。要介護認定で医者の診断だとか、そういうことをしていかないと、特に初めて認定受けるという方についてはチェックリストだけで、そこで振り分けするというのはすごく危険だよと、そういう形でおっしゃっておられました。そういう点では、特にそういう点を初めての認定審査に見えた方にはあくまでも介護認定というか、お医者さんの意見書など含めた従来どおりのやり方でという点では再度求めたいと思いますが、答弁お願いします。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
先ほど当初お話ししたとおり、従来どおりの形でやりますので、影響はないのかなと。そして、チェックリストにつきましては、介護認定審査で非該当となった方、あるいは要介護認定を受けずに総合事業のサービスを利用したいと思う方が要支援1相当のサービスを受けることが可能となる事業対象として認定する際にそのチェックリストを利用させてもらって、判断をさせてもらうということですから、従来どおり進めていきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 5番 重山雅世
あと、サービスからの卒業という部分です。これは、短期集中予防サービスという部分に係ってくると思いますが、これもすごく、3カ月から6カ月の間にということで、はっきり言って先ほどの研修の中ではとんでもないよという先生のお話でした。ですから、いみじくも担当あれですけれども、現に本当によくなって卒業というのならまだしも、やはり集中的にやって、お年寄りが今75歳以上からの介護の利用者が大体86%と言われています。ですから、そういう中で集中的に取り組んだからといってもう何もしなくていいよみたいな状況にはなってこないだろうと。そういう形でケアマネの資格も持った看護師でもあり、介護士でもある先生はそういうようなお話ししていて、決してこれはこういうケアマネジメントを通じてこういうような形でやったらだめなサービスですよというような形でおっしゃっておられましたので、これ担当者の会議なども当然あると思いますが、担当としてどういう立場で臨まれるか、その点で再度あわせて答弁求めたいと思います。
答弁 保健福祉課長 秦野加寿彦
重山議員のご質問でございます。今のお話は、多分サービス訪問型Cなり通所型のCという形のことに該当されるかと思いますけれども、先ほど答弁しましたとおり現状このAからCなり緩和等々のサービスについては考えておりません。今のA、B、Cに変える際には利点、それと不利益なものもございますので、当然利用者、そして事業所等とも十分精査しながら、受けるときについては先ほども答弁したとおり慎重に進めるというのは基本でございますので、今後も当面は介護、通所、現行のままやりたいというふうに考えているので、ご理解いただければと思います。
質問 5番 重山雅世
それから、上限設定の部分は上限額の範囲内で可能だと、そういうような形でお話しされましたけれども、それで間に合わない場合は町村会通じてという点で、現にこれ参議院の附帯決議の中でも政府の責任が大事だよということでうたわれているのです。ですから、やって当たり前なのにやらないという部分についてはやはり現場からも地域からも声を上げていくと、そういう必要性というのは当然求められると思うのです。ですから、これは議会などでもそうですけれども、実際に一番地域でそういう状況をつかめるわけですから、でもあくまでもこの国が求めている上限というのは75歳以上人口の伸び率、その部分しか認めていない。それを超えた部分は少しは見るのですけれども、そうでない部分はということで上限が決められていますから、でもやはり必要なものについては上限を超える可能性があると。高齢化の中でそういう75歳以上だけではなくて、これまで実際に受けた方の介護の要望とか、それから充実の中では必要な部分というのは必ず出てくると思いますので、この部分はやはり地域から、現場から声を上げると。そういう点の重要性、町村会を通じてやっていくということですから、一応確認されたので、次に行きたいと思います。いいですか。医療費の部分です。これ私前にも質問したときに町長とすごく、同規模の自治体に比べて本町の医療機関は充実していると。比較的というか、そこがもうまず基本的にちょっと違うかなと思うのです。全道の町村の拡大状況を見ても、本町も所得制限なしとか、そういう状況では進んでいます。それでも、こういう形で町内しかだめだよというような形は現にとられていないのです。南幌を見ますと、南幌の場合も南幌町内及び適用医療機関等で受診された場合という形でされています。高校まで一応は無料化しているのです。でも、南幌の場合は1割負担です。そういう点では、本町の場合は一応無料だけれどもということで進んだ部分もありますけれども、私保護者というか、お母さん方の声聞いても、最初から、医療費無料化拡大したときからどうして町内でないとだめなのというのはもう再三言われるのです。町長は、いろんな機会に若い方からそういう声聞いたことないですか。まず、その点でお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
私は、直接はお話はお聞きしていないですけれども、恐らく関係する担当にはそういう話も場合によっては出ているのかなという気はいたしますけれども、実際私のところへ陳情があった部分は今まではございませんけれども、基本的な考え方は従来と変わっておりませんから。
質問 5番 重山雅世
実際上は果たして充実しているのかと。そういう点でいっても、今お母さん方一番困っているのは耳鼻科とか皮膚科です。皮膚科は火曜日でしたか、日赤で。それから、耳鼻科は金曜日だと思いました。特に子供の場合は、土日とか時間外とか、そういうとき熱出したとか、そういうこと多いのです。前にもお話ししました。シャープ押して救急の番号ありますよね。そこへ電話したと、実際には。そうしたら、日赤と話し合ってくださいと、そうやって言われたというのです。でも、小児科ないのはわかっているし、時間外で先生もいないのもわかっているし、日赤のほうでは小児科の点滴とか薬とはやっぱり違うから、必ずそれで断られたというのです。逆に言うと、その保護者の方は救急医療体制のときこそ、子供。子供に対する救急医療体制をとってほしいと、そういう要望も出されました。その辺どう思いますか。土日、時間外、果たしてこれでいいのでしょうか。必ず町外へ行かざるを得ないのです。そして、皮膚科などは1回で大体終わらないですから、入院するまでもなく継続的に。何で私そんなに町外にこだわるのかなと。費用の部分を言っているのですか。子育て支援だとか、そういう形で言いながら、町長のここで言う、執行方針にある子育て支援の質、量の充実、まさにこの質や量を充実させるというのは通院の町外もするという点に当てはまるのではないですか。その辺での見解も含めて答弁求めます。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
いずれにしても、議員がおっしゃる状況になれば町外へ行っても夜間が常時やっているかと。やっておりませんから、同じ状況でありますし、私は冒頭話したとおり、栗山一般開業医さんが多いですから、そういう先生方にご協力をいただいて1次医療圏ですか、これを確保してきている、長年。そういう意味では、そういうような病院との連携というのはきちっととっておかなければ、それでなくても今減ってきておりますから、議員がおっしゃるとおり町外も全て云々になっていくとそういうような影響も出ないとも限らないわけです。それと、もちろん町外分だけでも1,500万から2,000万円ぐらいいくのかな、ちょっと今小さい数字を押さえていないですけれども、両方あわせてあれもこれもどれもというような、無料化そのものは恐ろしいのは無料化制度をつくったときに結局はこういう状況で出てくるわけです。現実には限度がありまして、あれもこれもどれもということにはならないですし、今各医院の個人開業医のこともありますから、前にも毎回これ出るたびにお話ししておりますから、考え方は私は変わっておりませんから。そういう意味では、現状の中学生までのをやったけれども、高校生まではどうなのだと要望がありましてそういうような拡大をしてきていると。それと、若者定住等々考えてみるとやはり事業拡大をして定着を図る。これが町の活性化にもなるだろうということでやってきているのであって、現状の今までの状況を見ますとやはり町外もどれもこれも無料にしたらこれ大変です。また次の議員さんも別の無料も出てくるのかなと思いますけれども、行政破綻しますよ、これ恐らく。
質問 5番 重山雅世
あれもこれもって優先度あると思うのです。率直に言って高校まで医療費無料化されて、私はすごく先見の明があると思って評価しています。それがもうぐっと道内にも拡大して、今では50近くまで高校あれしているわけですから、南空知で先駆的な役割を果たしたという点では本当によかったと思っています。でも、あるお母さんからは、高校の医療費無料化よりも町外無料にしてほしかったよと率直に言われました。というのは、子供が小さいときです。高校生になると病院、内科的な、内科でもできるのです。そして、高校生は喜ばれているのは歯医者とか眼科とか喜ばれていると思います。でも、小さい子の場合は、今地元にある小児科へ行きました。でも、耳が痛い。うちではだめですという形で回されるということあるのです。それとか症状が長引いてなかなか治らないと。現にそうあると思います。先生も高齢化してきていますし、地元にある医療機関に対する配慮というのは大事だということだと思います。それは、でも全道で同規模も含めてどうして町外はだめよという規制していないと思いますか。私先ほど通告したように、町外だめと規制しているところは余りないのです。そこどうしてだと思いますか。本当に栗山は必要な医療が医療機関で充実していると思われるのですか。耳鼻科や何か、実際に風邪引いたと思って行ったら耳鼻科だったということもあるのですから、そうしたら町外行かざるを得ないのです。そうですよね。違いますか。だから、ほかの市町村はそういうことをしていないのです。それと、南幌では目的の一つに、あれもこれもやったら医療費が拡大するよとおっしゃいましたけれども、これは南幌ではこういう書き方をしています。病気の早期診断、治療を促進し、子育て世代の経済的負担を云々と書いています。ここはとても大事だと思うのです。病気の早期診断、治療を促進し、この目線も大事だと思うのです。今回国がいみじくも医療費の無料化独自でやっている市町村に対するペナルティーを一部撤回したと。これは、私どもの長年要求していたことでもあるし、住民運動の広がりです。うちの議会としてもペナルティーするなという意見書も出しています。最初は、国はそんなことやったら、町長と同じように医療費や何か無料化拡大していったら、それこそはしご受診ではないけれども、医療費が莫大に広がってしまうよと。だからってすごく国は前向きでなかったのです。でも、今全国で、本来的には国がやって当たり前のことを国がやるのを待っていれなくて自治体独自で取り組んでいるのが今の現状ですから、そういう中で逆に言うと南幌の視点が大事なのです。医療費拡大するどころか、早期に治療を受けることで医療費を縮小するよと、そういう視点も出てきているということが現に明らかになってきているのです。そこに切りかえていかないとだめではないですか。その辺どう思われますか、町長。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
日ごろ当然早期治療で開業医、日赤含めて対応しておりますから、今言われたことはほんの一部の町外との絡みの中ではそういうようなこともあり得るのかなと思いますし、これは平成の19年からうちが一番先にやりながらある程度定着してきておりますから、そういう意味では全道的にも中学生ぐらいどまりのそういうような対応というのが多いのかなと。そして、先ほど南幌町にしても1割負担ということですから、最近やっとある程度の全額に近いものでそういうような対応をするというのが出てきたばかりですから、私どもはもう10年近くやっていますから、そういう意味では先行してやってきておりますから、やらないということでなく、着実に現状を踏まえながら、できる範囲のものを子育て支援をしていくよということでありますから、議員の言われているような内容と僕は大分違うと思う。町外だけに絞って、町外に行けないから云々だと、そんな論議にならないと思う。町外に行かざるを得ないときは、応分の受益者負担というのは当然ついて回ります。何もかも無料なんていう考え方が現実的にはどうなのかなとありますから、ただ今後状況が変わってきていろんなことも、開業医の問題もまた出てくると思いますので、当然いろいろ検討する場合が出てくるのだと思いますけれども、当分の間は今の体制で実施をしていくということは変わらないもので、ご理解いただきたいなと思います。
質問 5番 重山雅世
町外行かざるを得ない、だから受益者負担は当たり前だよと。私はそこがちょっと違うと思うのです。町外行くのだったら受益者負担当たり前だよと。行かざるを得ないよと。だから、そこが必要な医療機関があるよ、だから行かなくたっていいのだよと言い切れるのですか、栗山の実態見て。そこはどうですか。本当は町内利用したいのです。でも、その病院がないのです。そういう保護者の方に対して、それは仕方ないよ、町外行って金払って診てくれと、そうやって言うのですか。南幌の場合も札幌市に行く場合は償還払いです。現物給付ではないです。でも、町内と、それから先ほど言ったように適用医療機関というのをちゃんと契約しているのです、契約しているのかどうかわからないですけれども。適用医療機関って、だから江別だとか、そういうところ、近くなんかは無料になっていると思いますけれども、そこのところがやっぱり私違うと思うのです。拡大することによって、町長は医療費が膨らむから、それが嫌だよということを言っているのですか。あれもこれもやったらとてももたないよと。これ計画の中では、医療費当初予算3,400万円ぐらいですね。道の補助関連分1,200万円ぐらいで、町単独2,000万円、高校行った分210万円ですか、そういう状況ですよね。もしこれ町外も、例えば耳鼻科だとか皮膚科行くとか、そういう町内には不十分なというか、診察科目のない、そういうところへ行った場合、新たな負担分としてはどのぐらいだと想定されているのですか。何千万円もとかと、そんなことではないと思いますが。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
先ほどお話ししたとおり、ある程度の数字というのは公表できる数字は今押さえておりませんから、ただ額的にはかなりの額になるということは担当のほうでお話ししておりますから。それと、耳鼻科と皮膚科は日赤にありますから、ないわけではないわけですから、そういう意味では活用していただかないと、恐らくこれ日赤も耳鼻科も皮膚科も対応しなくなるような気がいたします。それと、どうしても町外というのは先ほど言ったとおりで、町内である程度の診療を受けれても町外へ行くという方がたくさんおりますから、そういう意味では相当の額にはなるだろうと、こう思っておりますので、押さえられる段階でまたお話はしたいなと思いますけれども、相当な額になることは間違いないわけでありますので、ご理解いただきたいなと思います。
質問 5番 重山雅世
私担当のほうにも大体どのぐらいの額になるのだというようなこと、なかなかつかみづらいような話はされていましたけれども、日赤に確かにあります。でも、金曜日になるとは限らないですから、耳鼻科なんていうのは。週に1回しかないのですから、風邪と同時に、最初町内の小児科行きました。でも、耳が痛い、熱が出てきたとなったら行かざるを得ない。そこの捉え方が子供の状況というのは、時間外というのはやっぱり市立病院あたりでも対応しますから、小児科もいざとなったら呼んで。緊急のときはどこだってそれは同じではないのです、実際上は岩見沢とか行かざるを得ないのですから。そして、小児科あたりだとそこに先生住んでおられるから、緊急の場合は診てもらえると。そういう形で現にそうやってお母さん方は対応されているのです。本来的には、先ほど言った土日、時間外、救急の場合は小児科実際にない。それから、そういう先ほど言ったところも診療科目がないわけですから。私すごく町長が町外を拒否される理由がわからない。金額的な部分で拒否されるのですか、それとも地域機関の町内の方々の、医療機関のことを配慮して拒否されるのですか。現状に本当にもう同規模のところから見たら本町は充実していると。では、どこの自治体だってそうやって町内ってやるのではないですか。限定していないでしょう、ほとんどのところが。それには理由があるからでしょう。私そこの認識ちょっと再度求めたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
当然それは双方入っております。もちろん病院のことも、当然医療協議会がありまして、いろいろ情報交換しておりますし、栗山の地域医療関係の整備検討委員会も開きながら協力していただいておりますから、双方入っております。皮膚科は1日だけでなく、これはある病院は恐らく6日間やっているのかなと思っておりますから、耳鼻科については1日、日赤です。ですから、ないわけではないので、それぞれの状況を見て違う病院にまた行く。これは、通常どういうケースもありますから、町内の耳鼻科なら耳鼻科へ行った後にいよいよ状況がやっぱり心配されるという場合は、当然町外へ行って自分たちで対応していただくと。それは当然かなと、そんな感じがしております。要素としては両方ありますので、ご理解いただきたい。
質問 5番 重山雅世
どちらにしましても、小児科の先生も大分高齢化していて、本来的に言うと、私先生ともお話ししたことあります。日赤に小児科あったときに、撤廃するときにどうしてお母さん方撤退しないでほしいと言わなかったのだろうねと率直に言われました。ですから、一つの病院があるから、先生の責任もすごく重いと思うのです。すごくいい先生ですし、住民の信頼も厚いですし、小児科、子供だけではなくて大人の方も通っていらっしゃいます。でも、生身の体ですから、小児科ですから、そこだけに責任を負わせるというのははっきり言って酷でないかなと思いますし、町長、では担当のほうでシビアに医療や何か、町外拡大した場合のどのぐらい町の負担がふえるかというのがはっきりした段階では再度考えるということですか。それほど影響はなかったよと、それほどの拡大額ではないよと、そういうことであれば考えるということですか。質と量という点ではどうなのですか。私はまさしく質と量そのものではないかと思いますが、その点もちょっと答弁求めたいと思います。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
考えるというよりも検討はすべきだなということで先ほどお話ししたとおりで、内容をある程度無料化も10年たってきて、従来のやつを見直しをしながら18歳まで拡大するとか、そういうおいおいと見直しをして現に状況に合うような形をとってきておりますから、いろいろな数値を押さえた中で、これは検討をさせていただくということでご理解いただきたいなと思います。〔「ここに言う、執行方針にある子供の質、量の充実というのに当てはまるんでないかという質問です」と言う人あり〕
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
それは、冒頭話したように、我が町にはいろいろな開業医もいれば中核となる日赤もありますから、そういう意味では現在の対応を考えたら、質も量もそれなりの、ほかの市町村の規模をよく調べて視察もしてきたらいいと思います。栗山の場合、全道的にはそれなりの対応はできています。道東、道北、ずっと回ってこられたらいいと思います。そういうところと比較しながら、極端なところと比較して物を言うのでなく、全道的なところをきちっと回ってこられて、自分の目で見て、果たしてこれがどうかなというような判断した上でお話をしていただきたいなと思います。
質問 5番 重山雅世
それは、私全道の資料をいただいています、現に直接見るまでもなく。そういう中で全額助成しているとか、そういう制限つけていないのです、現に道東も含めて。それと、私聞いた質と量というのは、まさしく医療の部分でいうと町長の執行方針にある子ども・子育て支援の質、量の充実を図ると、それに当てはまるのでないかということを言っているのです。もう質も量も医療費の部分では充実しているのだよと。私いみじくも言いましたよね。優先度からいうと、高校の医療費の無料化とてもありがたいよと。でも、まだ小さいお子さんを持つ子育て世代の方にとっては町外もぜひ対象にしてほしかった、そちらのほうが緊急ですよと、そういう声も上がっていますから、その点でどうかとお尋ねしているのです。
答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)
全体的に今執行方針の中の質、量、これは医療だけでなく子供たちに関しての全体の表現をしているのであって、ここ十一、二年随分と子供たちを意識したある程度の事業展開というのでは毎年新しい制度を設けながら、そして他町村やっていないものも相当やらせていただいておりますから、そういう意味では質も量も充実しているのかなと。まだまだありますよ、やらなければならぬのは。これは、物には限度ありますから、できるものからここ十一、二年は随分と数多い制度をやらせていただいておりますから、ただ国の状態がまたいろいろ制度出ますから、類似した制度が出れば国なら国にお願いして、しっかりとまたやってもらえるようになれば、逆に似たような制度であれば見直しをして他の事業展開する。恐らくここ10年ぐらいの新しい制度たくさんありますから、それをごらんになってもらったらわかると思いますけれども、私はそういうふうに考えてきておりますから、当分の間は現状の制度でやらせていただいて、状況がいろいろと変わってくるということであれば検討はさせてもらうというような押さえ方をしていただきたいと思います。