みんなの議会

栗山町議会 平成27年第2回定例会 2015年3月10日

(1)保育料の軽減を/(2)賃金引き上げ実現へ指導を/(3)栗山高校生への資格取得支援に向けて

2015年3月10日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「保育料の軽減を」「賃金引き上げ実現へ指導を」「栗山高校生への資格取得支援に向けて」について質問し、町長 椿原紀昭、教育長 鈴木紀元、保健福祉課長 小野司が答弁しました。

質問者
重山雅世 議員
答弁者
町長 椿原紀昭、教育長 鈴木紀元、保健福祉課長 小野司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 12番 重山雅世

私は、通告に従い、3点にわたって質問いたします。1点目は、保育料の軽減をです。町政執行方針では、子ども健やか育み宣言がうたわれ、安心子育ての経済的支援が述べられております。4月から実施の子ども・子育て支援新制度にあわせて保育料が示されました。4月から8月の保育料は前年度の市町村民税をもとに算定し、9月から3月の保育料は当該年度市町村民税をもとに算定します。最高額の保育料は、標準時間3歳未満児で月額8万5,000円と変わらず、総合計画審議会は低所得者層に限らず全ての利用者を対象に保育料を軽減すべきであると答申しています。この間平成22年の年少扶養控除廃止に伴う所得税増額が保育料に連動しないように、同控除相当額を差し引く再計算が行われてきました。しかし、厚労省が新制度の実施に向けた自治体への文書で再計算は行わないとしたことから、保育料の値上げが懸念されます。多子世帯ほど保育料負担が増大することになります。国の基準より保育料を3割から7割に抑えていたり、階層区分を18まで細分化している自治体もある中、本町は3区分ふやし軽減を図っていますが、それ以外は国の基準並みです。そこで、保育料負担軽減に向けて以下のことを求めます。1、階層区分の細分化の拡大を図るとともに、保育料を軽減すること。2、年少扶養控除廃止に伴う値上げを抑える措置をとること。3、短時間保育料の値下げを。2点目は、賃金引き上げ実現へ指導をです。公共工事設計労務単価は、3年前から3割以上、金額にすれば主な職種の平均で4,000円以上単価が上がっています。下請業者が労働者に社会保険を掛けるときの事業主負担分なども含む建設労働者の雇用に伴い、必要な経費の額も公表されています。一昨年来の単価改定は、下がり続ける賃金によって建設労働者不足が深刻になり、国も対応を迫られたためです。建設労働者の賃上げの原資は元請に渡っています。しかし、現場の労働者の賃金に反映するかどうかは事業者に委ねられています。平成25年、この問題を一般質問しましたが、賃金支払い状況等の実態調査を行い、指導の徹底を図り、公契約条例に準じた取り組みを行っている他自治体の例なども参考にしながら、元請、下請適正化に向けた指導要綱の作成に取り組むと答弁しています。これまでの取り組み状況や今後の方向性含めて答弁を求めます。3点目は、栗山高校生への資格取得支援に向けてです。教育行政執行方針で栗山高校生に対して、みずからの教養を高める目的のために語学、簿記、パソコン検定などの資格取得経費の一部を支援すると述べられています。資料によると、受検料の半額補助で平成27年度30件、平成28年度からは50件と想定しています。少子化により郡部の道立高校は入学者数が減少傾向で、学校の存続に向けて各学校が特色を打ち出して生徒募集を実施しています。既に制服補助や教科書、教材費の購入、通学費補助など道内でも100余りの市町村で高校生に対する支援が行われています。例えば英語検定や漢字検定では、2級以上を取得するためには4級くらいから挑戦し、参考書もその都度必要になってきます。高校の授業料無償化に所得制限が導入されましたが、栗山高校ではほとんどの世帯がその影響は受けないとのことです。そこで、参考書代も含めての支援を考えてはどうか、見解を伺います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

1点目の保育料軽減をについてのご質問でありますが、先般子ども・子育て支援法の施行日を平成27年4月1日とする子ども・子育て支援法の施行期日を定める政令が公布され、法制的にも子ども・子育て支援新制度は本年4月1日から施行されます。また、平成27年度からは第6次総合計画を基軸とし、町政執行方針では子育て環境の充実など本町の取り組みの一端を述べさせていただいたところであります。①の階層区分細分化の拡大と保育料の軽減についてでありますが、保育料徴収の階層区分について、本町ではかねてから11区分を設定し、利用者の負担軽減を図ってまいりました。引き続き新制度においても当該区分を踏襲してまいりますが、当面それ以上の細分化拡大については考えていないところであります。②の年少扶養控除廃止に伴う値上げを抑える措置についてでありますが、保育所の利用者負担額の算定に当たっては年少扶養控除等の廃止前の旧税額を再計算する方法ではなく、改正前後で極力中立的なものになるよう市町村民税所得割を設定しているところであります。本算定は、負担能力に応じた対応であることから、値上げ抑制措置を講じる考えは今のところございません。③の短時間保育料の引き下げをについてでありますが、保育短時間は8時間の保育であり、保育標準時間11時間より3時間分短い設定になっております。保育料の違いについては、国が保育標準時間とのコストの違いや幼稚園の利用者負担とのバランスを考慮し、保育標準時間の98.3%程度となるよう設定したものであります。本町といたしましては、当面国の算定の考え方を踏まえることとし、さらなる引き下げは行いません。なお、最高額の保育料は新しい国の基準よりは低い設定になっているところであります。いずれにいたしましても、新制度スタート以降の動向を見据え、受益と負担の関係について問題があれば検討してまいりたいと考えているところでありますので、ご理解願いたいと思います。2点目の賃金引き上げ実現へ指導をについてのご質問でありますが、公共工事設計労務単価につきましては、デフレ脱却や技能者の社会保険加入などの処遇改善を図るため、平成25年から大幅引き上げられました。さらに、本年2月からは前年を4%上回る新たな労務単価の適用が始まり、北海道においては平成24年と比べ31.4%の上昇率となっている状況であります。平成25年6月の議会定例会一般質問において重山議員の賃金引き上げに関するご質問にお答えいたしましたその後の実施状況につきましては、まず平成25年7月に適正な賃金水準の確保並びに社会保険等への加入徹底の対応を要請した技能労働者への適切な賃金水準の確保について、町内格付企業全社へ文書の送付を行うとともに、あわせて町ホームページにも掲載して広く周知をしております。また、賃金の支払い状況や社会保険等加入状況などについての実態調査につきましては、昨年4月に平成25年度町発注工事に係る賃金確保における実態調査を町内格付企業全社に対し依頼をし、昨年8月に調査結果の内容をまとめたところであります。実態調査の結果といたしましては、90%の企業が賃金を引き上げております。また、下請との契約におきましても85%の企業が賃金を引き上げたとの回答を得ているところであります。さらに、社会保険等の加入状況につきましては、調査した企業全社が加入済みの状況でありました。実態調査の総体的な結果といたしましては、おおむね雇用環境等が確保されている状況であると考えているところであります。前回の答弁においてこの元請、下請適正化指導要綱の策定につきまして前向きに検討すると答弁しておりましたが、実態調査の結果を踏まえ、今のところは要綱制定までは必要ないものと判断しているところであります。しかしながら、一部賃金の引き上げが行われていない企業も存在することから、引き上げに向けて引き続き要請、指導を行ってまいりたいと考えているところでございますので、ご理解を願いたいと思います。3点目の栗山高校への資格取得支援に向けてのご質問につきましては、教育委員会のほうから答弁をいたします。

答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)

3点目の栗山高校生への資格取得支援に向けての参考書代も含めての支援を考えてはとのご質問にお答えいたします。各種資格取得のための受検に要する費用の支援に加えて、その前段の受検勉強で使用する参考書等の購入費用も支援することについては、現在のところ考えておりません。本支援制度は、1月臨時議会で議決をいただいた第6次総合計画において今年度から新たに計画事業として創設した制度でありますので、当分の間は本制度が栗山高校の生徒さんたちにどの程度活用されるかを見きわめてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

質問 12番 重山雅世

まず、1点目の保育料の部分です。本町の保育料は、先ほども答弁あったように11区分です。先進事例というか、そういうのもちょっとお話ししましたが、資料もどこの所得の部分にどのぐらいの、保護者の階層区分ごとの資料もいただきました。最高で通告にあったような8万5,000円を負担している、そういう世帯は本町の場合は現実的にはないということが判明いたしました。それでも国の基準でいう7、8、本町の区分でいうD6とD7、そこの部分に対してはないものの、D5区分、国の基準でいう6区分、これ所得税課税額でいうと30万1,000円未満のところは、3歳未満の場合は6万1,000円の負担額となっております。それと、3歳児以上ということでいうと、逆に言うと現実的には66%ぐらいまで、3歳以上については国の基準よりも高いわけでなくて抑えた状況なのもわかりました。それで、子供の保育料そのものについては担当のほうもつかんでいると思いますけれども、滞納状況などもどういう状況かということで踏まえますと、やはりC層、D層という、それから1年半以上も滞納している世帯もあるとか、そういう現状であります。他町の状況もこの近隣だけ調べた中でも、空知管内見ただけでも三笠市の場合は保育料を全額助成の形です、実質的には。というのは、保育料一旦払ってもらって商品券で還元すると、そういうようなこともやっております。それから、本町も子育て支援ということで高校卒業まで医療費の無料化取り組みました。これも中学卒業まではもうかなり道内だけでも進んでいます。高校卒業までももう本町先端切ってやっていると思っていましたけれども、ちょっと26年度5月ぐらいの資料だと8つの自治体ぐらいがもう既に取り組まれておりまして、空知管内でも秩父別では取り組まれています。そして、特に保育料は国基準より3割、7割と抑えています。それから、沼田町は国基準の約7割で設定しています。そういう点でいうと、本町の場合は先ほど最高額、現実的に納められている保護者の負担というのは3歳未満の場合国基準と同じ6万1,000円です。でも、東川町は18区分までやっているところは5万4,700円ぐらいに抑えています。それから、空知管内ではないですけれども、余市町は上限を国基準の第5階層、ですから4万4,500円でもう頭打ちにしています。そういうようにやはり各自治体がそれぞれ安心して母親が保育所に子供を預けながら働き続けられる環境づくりを進めているわけです。ですから、そういう点では本町の子育てのアンケート結果によっても子育て支援に期待するという点、第1点目は就学前の子供を持つ家庭に対したアンケートについては保育料や幼稚園に係る費用を軽減してほしいと、そういうふうに率直に述べています。それから、小学生のいる世帯も1位は安心して子供が医療機関にかかれる体制を整備をしてほしいと。そして、子連れで出かけやすく楽しめる場所をふやしてほしいと。3番目に、子育て、保育所だとか幼稚園に係る費用の軽減をしてほしかったと、町民自身もそう感じているのです、子育て世代も。だから、そういう点を考えますと、今の状況で果たしていいのかと。こういうアンケート、それから審議会の答申が出された中で、これまでどおりのやり方でよかったのか、そういう検証はどうだったのか、子育て会議のメンバーの方にお聞きしましたら保育料のあれはまだ決まっていないからという、具体的には話しされていなかったようですが、現実に負担が重いということで、そういう答申も出されているわけですから、答申、それから子育てアンケートに対する行政側の対応としてこれまでどおりでいいのか、そういう検証も踏まえてこの提案が出されたのか、その点でまずお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

重山議員の再質問にお答えいたしたいと思いますが、まず階層区分の細分化ということで、基本的には従来どおりの踏襲をしながらまた見直しをしたということに対するご質問でありますけれども、先ほどもお話ししたとおり現在実際には国のほうで、お手元にある表のとおり国と比較しながら、従来から細分化する階層はそれなりに分けまして栗山としては対応してきておりますから、それを基本に置いたさらなる27年度からの保育料ということで算定を考えた一覧表をお渡ししているとおりでございますが、実際今何市町村かのお話もございましたけれども、自治体それぞれの財政規模あるいは地域事情を踏まえて対策を講じていると考えているところでありますけれども、まず本町を取り巻く近隣等々についてもまだ未確定というふうに聞いているところでありますので、現行を適用している区分を踏襲するのが多いのかなと。それと、これは何度も別の議会でもお話ししたとおり、私どもとしては全体の子育て支援をするよということですから、保育料だけではなく既に七、八年前からいろんなことを、今医療費の無料化から始まってヘルパー派遣から数多い支援をしておりますから、全体的な子育て支援という意味で、もちろん保育料もこの表に書いてありますとおり国の提示されたものよりは低く抑えて設定をしているということでありますので、ご理解いただきたいと思いますし、またアンケートの結果、あるいは審議会の検証等々、あるいはその会議等に係る検証については担当のほうからお話を申し上げたいと思います。

答弁 保健福祉課長 小野司(保健福祉課長は2015年3月まで)

まず、子ども・子育て会議、本町で昨年から設置しておりますけれども、そこについてまず子ども・子育て会議の大きな役割の一つとしては、いわゆる保育あるいは子育て支援、そういう子育て支援全般の総量をまず決めることです。それが大きな役割でございまして、並びに地域子育て支援事業という、例えばファミリーサポート事業ですとか、あるいは一時保育ですとか、そういう地域ごとにいろいろ事業展開できるものについて、この2つのことについて大きく議論してまいりました。保育料につきましては、特段子ども・子育て会議で議論する題目ではございませんが、議員がご指摘のようにアンケート調査の結果で上位3位を占めるところでは承知しているところでございます。議論、その結論としては、今町長答弁したことでございますけれども、子ども・子育て会議の中ではそういうアンケートの中身についても審議はされております。先ほど滞納状況もちょっと触れられておりましたけれども、まず滞納されている方につきましては担当が定期的にお電話ないし何らかの形で接触をいたしまして、できる範囲で分納等で対応しているところでございますけれども、階層的に言いますと過年度分、過去の滞納におきましてはやはりD階層、D1が3名ほど、D2が同じく3名ほど、あとはC階層という形になります。詳細はここで述べますとかなり細かいので、省略しますけれども、割と中間から下の階層の方の滞納が生じております。しかしながら、定期的に接触しておりますので、何らかの形では納めていただいている状況ではありますし、また滞納される世帯におきましては保育料だけに限らず、いろんな背景が含まれた中での状況でございますので、そういった現況もご理解いただきたいなというふうに思います。以上です。

質問 12番 重山雅世

全体の子育て支援、まず総量を決めると。当然のことです。それでもまず、子育て世代のニーズという点で、やはりそこ一番大事なところだと思うのです。それで、実際上アンケートもされたわけですから。その結果が果たしてこうかという、私は率直に感じました。C階層、それからD階層の滞納という部分でいいましても、細分化されているとはいえ1万9,500円、国の基準並みです。先ほど言いました東川町は、町民税非課税世帯に対しては、本町は3歳未満9,000円です。それ3,000円にしています。それから、均等割のみの世帯に対しては、本町1万6,500円、それを6,000円にしています。これがだからC1階層です。そういうふうにしてそういう世帯、低所得者に対する思いやりの部分と、それから比較的中間層の部分に対しても余市のように4万4,500円でもう頭打ちにしているよとか、そういうことを実際に取り組んでいますので、やはり今回の新制度というのはゴールありきで進めていますから、本当に忙しい中で担当もご苦労されたと思います。だから、国の基準を踏襲したという自治体も多く見られる中でももうそうやって進んだ取り組みもされているわけですから、現実的には少しでも、国のほうでも女性が働き続けられる環境という点では保育所というのはすごく大事な役割を果たします。やっぱり負担能力に応じてという見直しもされたというような話もされていますけれども、それでもこれ2000年の児童手当の財源捻出のために年少扶養控除を48万円から38万円に縮小して、実質的には1,900万人の世帯が増税になりました。これは自公政権時代です。民主党政権の2010年、子ども手当の財源捻出のために年少扶養控除が廃止されました。ですから、子育て環境にとっては本当に控除がなくなるということでかなり負担が重くなっていると思うのです。今は、消費税の増税、物価の値上げと子育て環境を取り巻く状況は大変厳しいものがあります。そういう中で子ども健やか育み宣言やるわけですから、本当に子育てしやすい町、子育てするなら栗山でと執行方針にも述べられていますけれども、保育料が安いという点は医療費の無料化と同時にやはり栗山に行ったらという感じの移住にもつながると思うのです。そういう点でいうと、このまま走るという点では率直に言って私はどうかなと思います。それから、短時間保育料の年少扶養控除の部分は負担能力において設定したという答弁でしたけれども、それでも国の基準よりもあえてやはり1ランク下のところで徴収すると。そういうような自治体独自での支援もやっているところあります。それと、短時間保育の部分ちょっとまとめてしまいますけれども、短時間保育の場合も長時間保育の98.3%ということですが、本町は本当に国の基準並みの計算の仕方で、以内ですから、逆に高くやっていますね。でも、例えばこれ6万1,000円の98.3%以内で6万100円ということでやっていますけれども、それを全部100円未満切り捨てたとしても5万9,000円という設定もできるわけです。だから、軒並み何かやはり100円、200円であっても子育て世代にとっては貴重なあれですから、そういうきめ細やかな配慮もあっていいのでないかなと、そのように思うわけですが、再度答弁求めます。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

冒頭からお話ししておりますとおり、この算定に当たっては従来からこの制度の料金設定は国のいろいろな資料を精査した中で、その利用者負担の水準を基本にして見直しをしていると。年収を推定しながら新しい区分を設定しているという経過でありますから、当然今回の見直しについても国の基準を基本にしながら、私どものほうでは新しい制度を料金を設定したということで、負担能力を勘案しているというふうに理解をしているところであります。先ほど冒頭でお話ししたとおり、当面はこの新制度スタートさせていただいて、その以降議員がおっしゃったようないろんな課題あるいは問題が出てきたとなれば、さらに私どもとしては検討はさせていただきたいなと、そう考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

どちらにしましても、時間のない中で本当資料づくりも大変だったと思います、どこの自治体もそうだったと思いますが。この近隣ももうほぼ国の基準のような感じでやっています。でも、何度も言いますが、その中でもやはりより子育て世代に温かい目線で取り組んでいる自治体もあるわけですから、走った中でというか、実際保育料の負担の重さというのはアンケート調査にも出ているわけですから、それを生かした今後の取り組みに期待しながら、一応今の当面走ってみてまた考えるということですから、これをそのままコンクリートのままいかないということですね。それを確認できましたので、次に行きたいと思います。2点目の賃金引き上げ実現の指導という部分です。実態調査の資料もいただきました。ちょっと安堵したという部分でいうと、本町における労働者の状況が2年前の実態調査に比べて正規と非正規の割合が正規のほうが若干ふえたという点、24年度は正規が58%、非正規が42%でした。今回の調査、平成26年度の調査では66%、非正規が34%ですから、正規職員がふえてきているという点では少し安堵したところです。余りにも今非正規の状況が全国的にも広がっておりますし、そういう中では少しは改善がされたのかなという点はあれですが、このまま非正規が正社員が当たり前の世の中に、そういうようになっていけばいいなというのをやはり国の責任でもありますし、望むところです。それと、賃金の状況、先ほど25年の7月には文書を送付して通知したよと。周知を図ったよと。26年の4月には、調査の結果90%賃上げされているよ、下請でも85%だよと。そうでしたよね。でも、現実には引き上げされているのだから、改めて指導要綱をつくる必要ないのでないかというような答弁でした。この賃金のことでいいますと、常用者、正規社員の場合、社員というか、労働者の場合、男性の建設業では逆に20万円未満の賃金の方が今回の調査、26年度は2年前に比べて2倍以上ふえているのです、現実にこの実態調査見ますと。そのようにコメントも出しています、この調査報告書を見ますと、賃金の状況。サービス業は、この賃金の状況、基本給、男性、20万円未満が27.4%です。サービス業というのは20万円未満という回答が圧倒的に多くて、製造業では20万円以上25万円という回答が多い。だけれども、平成24年度と比べて建設業の20万円未満の割合が10%以上多くなっていると。平成24年度は20万円未満の人は10.7%でした。今回の調査では27.3%です。それから、女性については全業種が20万円未満です。それから、非正規、事務系とか技術系とか労務系とかあるわけですが、それはもう本当に技術系の臨時の方の平均賃金が月22万3,000円と。ここの部分だけ20万円超えた状況になっています。でも、パートとか臨時だとか季節労働者とか、平均賃金は余り変わっていません。そして、これ26年度の調査でも、今最低賃金748円ですか、それ以下というのはその調査時期にもよりますから、時給が今の平均賃金以下が結構たくさんあります。これ調査時期によると思いますけれども、そういう中ではやはり相変わらずワーキングプア、働く貧困層の多さという点では変わりがないと。私一昨年に質問したときにも本町の労働者の割合、8割がそういう状況だよというような形で質問していますけれども、そういう点ではほとんど変わらないと。ですから、今回設計労務単価の引き上げに関して国土交通省もみずから業界団体や地方自治体に賃上げを要請していますよね。ですから、そういう点でいうと引き続きチェックもしていく。実際に払われているかどうかのチェックというのはとても大事だと思うのです。それと同時に税金を使って安上がりの入札というか、それしないように、やはり地域経済の効果という点でも安ければいいという方向はとらないように十分に労働者の賃金の底上げを図ると。最低賃金さえ守られればいいという方向ではなくて、そういう転換という点では行政の役割がとても大きいと思うのです。ですから、その点で公契約条例の部分では前も答弁いただいて、何か頑強に答弁されているのはもう聞いていましたから、なかなか札幌市でも公契約という部分では議会が通らなかったと。でも、あれはその結果どうかという点では、私はすごく禍根を残す結果だと感じております。ですから、お金を使って官製ワーキングプアをふやさないという視点で考えると、当然公契約条例というのは必要だという、私はその思いは変わりません。でも、町長は前の答弁で頑強に拒否されているから改めて言いませんけれども、賃上げの要請含めてちゃんと行き渡っているかどうか、それから最低賃金さえ確保すればいいのだよということではなくて、やはり生活を保障するだけの給料の底上げも図ることで地域経済の活性化につながると思うのですが、実質的な公契約条例つくらなくてもそういう体制をつくるということをはっきり述べられているわけですから、そういう点で再度答弁求めたいと思います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

冒頭お話しした内容に尽きるわけでありますけれども、最初にいろいろ具体的な正規従業員、非正規とお話し申し上げましたけれども、お持ちの資料の中にもあると思いますけれども、4ページにある程度栗山の平均、北海道、全国と、こう載っております。言われるほど低くはないのかなと。都市との比較ですから、低いのは当然かなという気もしますけれども、業種によりますけれども、そんなに差はないのかなと。そして、男女別についても確かに低いのは低いのですけれども、年々上がってきていると、数字が。恐らくお手元に行っていると思います。それと、肝心な再々質問の中では、お話ししたように施工体制の台帳というのを各企業から上げさせているのです。これがかなりシビアなそういうような調査物になっておりますから、その中でこういう細々といろんなものが全部書いてあるのです。その中でチェックをさせていただいて、当然担当のほうで指導すると。同時に下請についてもある程度網羅されておりますから、そういった指導もしてくれと、元請に。そういうようなことで、一応私どもとしては文書でもちろん指導もするし、こういう具体的な体制台帳もつくりながら指導して、協力をしてもらっているということでありますので、先ほど言ったような21社のうち19社、2社あるいは3社がそれに至っていないというのはありますけれども、これはある程度の規模によりますから、その企業によっては大変な状況の企業もありますから、1社あるいは2社はそういう応分な対応は今のところなかなか難しいというような企業もあろうかと思いますので、私どもとしては全体の指導をきちっと公平にさせていただきながら、万が一そういうような企業ができるのにしていないというようなケースがあれば当然その情報が入りますので、元請を通しながらでも指導の徹底を図ってまいりたいなと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

近隣と比べて本町は大体並みだから遜色ないよというような答弁だったかと思います。そのように聞こえたのですけれども、違うのですか。余り極端に低くないのだからいいのでないかというように私は聞こえたのですけれども、そうではないのですか。もっともっと低いよという認識ですから、そこで全然違ってくると思うのです。全国的にも労働者の賃金というのは、目減りしているというのが実態です。一部の大企業は賃上げという状況あります。それでも、今の物価上昇率に追いついていないというのが現状ですから、やっぱりそこに認識きちっと持っていかないと、ほかと比べてもそれほど変わりないからいいのでないかみたいな感じで見るのと、やっぱり低いよなと、それは全部地域経済も影響してくるわけですから。それと、賃上げできない企業、そういう部分に対しては一自治体が取り組むという点では大変難しい部分があると思います。ですから、我が党のほうでは中小企業を支援しながら労働者の給料を上げるという政策を持っています。東京都もたしか今の知事が労働者の給料を上げるために企業に対して支援するようなことも述べられたようですけれども、ああいう大きなところで財力のあるところは中小企業を支援しながら、ちゃんと労働者の給料の底上げを図ると。そこまでやっぱり自治体として取り組まざるを得ないような状況も出てきているわけです。ですから、当然賃上げできない企業に対しては、そのぐらいの気持ちの上では持っていてもいいぐらいではないかなと私は率直に思うわけですけれども、賃上げできるのにしていないというところには、やっぱりきっぱりと検証していかないとならない。引き続きそれはやっていく必要があると。そこをやっぱりおろそかにしてはだめだと思うのです。違いますか。賃上げ、今の実態調査の中で町長は、ではここの企業だったらちゃんと賃上げできるのでないかと、そう思われている企業があってもしていないというようにつかんでいらっしゃるのですか。違いますか。ちょっと答弁願います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

先ほどお話ししたのは、全道と全国の比較をお話ししたので、よく聞いていただきたいと思うのです。近隣との比較は、なかなかこれだけシビアな調査は私ども以外やっていないのです。ですから、いろんな企業誘致等々、ある程度企業の規模等々近隣から比較すると、かなりの企業数が違うし、本社の機能が本州にあるとか、そういう面からすると賃金は栗山が高いと私は思います、今のところ比較できませんけれども。ただ、先ほどのお話は、全国の数字が出ているのと比較するとそんなに差はないなということであって、近隣から比較していいからそれでいいのだな、そんなお話はお答えしていないつもりでありますし、当然ある程度窓口たるところではいろんな集まりがありますから、賃金関係もきちっと指導しながら、企業にも理解していただいて進めているということですから、調査物も先ほど何回も言っていますけれども、台帳から文書からいろいろやっておりますから、そういう面では近隣から見ますと恐らく栗山は高いと思います。そういうふうに理解していただきたいなと思います。

質問 12番 重山雅世

働く貧困層、ワーキングプアという部分では、本町はどのように考えておられますか。働く貧困層の割合が低いと考えておられますか、高いと考えておられますか。その認識はどうですか、町長。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

現在お手元にある調査が一番具体的に書いてあるということですから、ただ、今の段階ではその辺のシビアな数字が押さえているのがございませんので、別の機会にその辺のところも押さえた数字をお話は申し上げたいなと、こう思います。

質問 12番 重山雅世

どちらにしましても、先ほど紹介したこの調査の中での20万円未満というのは、20万円未満ですから十何万円でも未満ですよね。必ずしも20万円に近いところということではないと思うのです、現実的には。そういう点でいいますと、今全国的にもやっぱり賃金という点では若干の上昇があったとしても、果たしてどうなのかと。そこの認識をぴっちり持たないと、やっぱり労働政策も誤ってくるのではないかな思うのです。この実態調査やったということは、とても私評価しています。それでもってこういう結果がわかって、現実的には賃金の部分では先ほど言いました建設業に対して、建設業の20万円未満の賃金は逆に言うとふえているのですから、2年前よりも。そういう現実があるということです。そこをしっかり押さえておかないと、対応策も誤ってくると思うのです。ですから、当然賃上げに向けてどうするか、引き上げに向けて、少なくても町の税金を使って公共工事やらせるわけですから、大部分がやはり業者にとっては公共工事というのはとても心待ちにしている工事だと思います。そこで働く労働者の生活を保障するという点では、賃上げは不可欠な問題です。言うまでもない。ですから、引き続きこの部分の検証はシビアに、指導も事業主含めての周知もさることながら、現実に行き渡っているかどうか、そういう検証がやっぱりよりきめ細やかに行われるべきであると、そのように思うわけですが、どうですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

先ほど来何回もお話はしております。今20万円を境に論議しておりますけれども、本町の平均は23万3,000円なのです、調査の結果。ですから、当然20万円も切れる方もいらっしゃるだろうし、30万円を超える方も相当いるのかなという感じはしておりますが、ただ前回の、これ隔年でやっておりますから、隔年で見ますと平均は上がってはきていると。それと、ご存じのとおり社会情勢がここ10年、こういう情勢の中で賃金が上がるはずはないですよね。ですから、ここへきてアベノミクスの3本の矢が成長戦略が何本か打っているのが少し都会には実感が湧いているけれども、我が規模の基礎自治体は余り実感湧かないなと。それも国会で首相みずからお話ししていました。しかし、先ほど話した団地企業の中には本州にも本社もいろいろ等々ありまして、少し採用人員もふえてきていますから、その効果は出つつあるのかなと押さえておりますから、当然日本列島一緒に今賃金云々、春闘に入っておりますから、いろいろやっているとおりで、これからは少しずつさらに上がってくるだろうと期待はしておりますし、20万円以下についても25から27%ぐらい私どものほうにはおりますから、その辺のところはまた別の形の調査もしながら、ある程度の対応策をまた検討させていただきたいなと思います。

質問 12番 重山雅世

別の形の調査と。よりきめ細やかにするということですね。それはいつぐらいからされる予定ですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

隔年でやっております。隔年でやるのもこれは大変な内容ですよ、これ一冊。そんなにちょろちょろやれないです、現実には。ただ、ほかの何か統計上の調査もありますから、そういったものが引用はできないけれども、できればそういうような機会があれば調査をする必要もあるのかなと、そう思っておりますけれども、国の調査も相当ありますから、勤労者統計から全て。ですから、そういったものを引用しながらある程度の調査というか、実態把握につながるような方向があるのかなと。その辺のところを検討してまいりたいなということであります。

質問 12番 重山雅世

どちらにしましても、やはり調査は調べること、実態を知るという点では当然とても大事なことですから、引き続きやっていただきたいのですが、24年度と26年度の調査、内容そのものはそれほど変わりないと思います。ですから、今の町長の答弁を聞いていて、もう少しきめ細やかという点であれば、やはり本町独自で、これ委託していますよね。ですから、こういう部分も加えたらどうかと。そうですよ。ですから、こういう部分も加えて、そうするとまだより本町の実態がわかる。そして、言うまでもなく今中小企業家同友会のホームページなんか見ますと、まさに今中小企業はアベノミクス不況だと、そこまで言っています。ですから、そういう中で一部の大企業や大資産家だけがもうけている状況の中で国も地方創生を言い出さざるを得なかったのでないかなと率直に感じるわけです。先ほどの答弁にありましたように、賃金引き上げに向けて、町長、さらに要請とか検証を含めて引き続きお願いしたい。その点で述べて、次に行きます。いいですね。それはやられるということですものね。賃金引き上げに向けての要請と検証は、ちゃんと払われているかどうかという検証はするということですよね。それを確認して、次に行きます。高校生に対する、栗高の生徒に対する資格取得支援に向けて。先ほどの教育長のお話の中で、第6次総合計画にまず受検の費用を一部助成すると、そうやって提案したからそのとおりいくのだよと。そして、活用されるのを見きわめてからやると、そういうようなお話でした。私は、金額でいっても27年度は7万5,000円ですから、これやることによって子供、高校生の自信にもつながるし、それから今先ほどの通告にありましたように栗山高校の魅力づくりというような一環でやるわけから、両面の効果という点ではこれはいい方策だなというのは感じています。いろいろほかの地域でも具体的にやっているところもあります。それで、私は受検するにはまず参考書必要だと、そういう観点で提案したのです。書店も行って調べたら、例えば英検などはリスニングというか、聞くというか、そういうテストもあるのです。それで、CDつきの参考書なども出ています。それは、1冊1,500円前後だと思います。ほかは1,000円未満もあるし、以上もあるし、いろいろです。それから、簿記なども結構あれで、受検料も結構なものだなというのを率直に感じました。全商というのでしょうか、全国商業高等学校協会で、公益財団法人でやっている簿記だとか、それから全経といって全国経理教育協会でやっている簿記だとか、やはりいろんなところでやられているようですし、栗高の年間スケジュールでも本当に毎月のように検定が盛り込まれております。そういう点でいうと、私はせっかく受検料を補助してくれるのであれば、参考書というのはつきものだと思うのです。そういう点での考え方というのがどうなのかなと。そして、私の子供時代などを例にしても余りあれでないですけれども、それだけ参考書を買いたくて勉強したいのだったらアルバイトでもしなさいと。そういうこともやって、やる人はやれるのかもしれないですけれども、今の子供たち結構忙しいですよね、いろんな部分で。忙しいからアルバイトできないということはないですけれども。ですから、受検するのと参考書というのはつきものだ、セットのものだよと、私はそのように考えて提案したのですが、そういう認識はされたのかどうか、まずお尋ねします。ほかの地域でも教材費という形で支援しているところもあります。ですから、栗高に行っている子供たちの親の経済状況は先ほど言ったとおりです。大体そのように聞いていました。ですから、参考書代、買うのにも事欠くような状況も現実にあるのではないかなと、私はそのように踏まえて、一回で済まないですから、これ。そして、受かるためには過去問みたいなことでやらないとならないし、だからそういう点でセットでないかなと率直に感じたので、私はこのように提案したのですが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)

お答え申し上げます。セットでないですかということになると、セットなのです。それではもう答えてしまったから、答えることなくなったかもしれませんけれども、私今の重山議員さんの質問伺っていて、重山議員さん今回いい勉強されましたね。高校へ行って調べて、資格検定がどの程度あって、どの程度料金がかかって、それに参考書が必要だと。資格取得に参考書が必要だというのは、昔からそのとおりです。私どもは、このたびどうして教育委員会でこの施策を打ったかということをちょっと何点かにわたって申し上げます。まず、1点目なのですが、このたびの総合計画を策定するに当たってどのような手だてをとったかということをちょっと振り返っていただきたい。自治基本条例の精神にのっとって徹底した情報の共有と町民参加、それらを原則としてほんの少数のグループインタビューから始まって、まちづくり懇談会相当な回数重ねて、町民にもこの情報を提供して、そして総合計画が策定されたわけです。その中にこの施策も入っているわけです。ですから、私どもはこの施策についても最初は教育分野ではありませんでしたけれども、町民にちゃんと情報を出して、計画をつくって、1月の臨時議会で皆さんのご承認をいただいたということなのです。これが1点です。次は2点目なのですけれども、教育委員会でこの施策を学校教育の6つの重点のうちの一つに入れて述べたのは、やっぱり高校生が学習に取り組む姿勢や意欲を何とか持ち続けていい人生を送ってほしい、そういうことを願いにしている。ですから、単なる就職をするためとか、そういうことではなくて、教育行政執行方針にもうたいましたようにみずからの教養や能力を高めることによって資質を高める。そういう働きに幾ばくかの協力を教育委員会がする、町がする、そういうことで栗山高等学校の魅力を高めていけるのではないかと、これが2点目です。3点目は、やっぱり施策を打つときにはさまざまなことを考慮しなければいけません。よく他町のことを引き合いに出されますけれども、やっぱり他町のさまざまな情報を学んで教訓を得るということはとても大事なことなのです。ほかの町がやっていることを全部栗山がやるかというと、そうはならないです。やっぱり身の丈に合ったことを考えなければいけません。そうなると、私ども教育委員会の考えることは、まず何といっても町が設置者になっている義務教育の学校、こちらにどれだけのお金をかけるかということが極めて重要であります。そういうこととの均衡において高校にどのように支援をできるか、そういうことを考えるわけであります。ですから、この問題が現実に皆さんご承認いただいて走り出したとすると、私どもの町から中学卒業生の7割方外へ行っていますから、やや70%近くは外の高校に行っていますから、そうするとそこの高校生のことも問題になりますよね、そちらの高校生だってさまざまな資格取得するわけですから。ですから、そういう施策を打つときにはやっぱりそれらのことなどを考慮した上で打たなければいけない。そういうわけで今回栗山高等学校の魅力づくり、道が設置者ですから、栗山高等学校というのは。そのために何かできないかということで資格取得の半額、2,500円を上限に支援するということにしたわけであります。最後は、参考書の問題ですけれども、議員さん、これはやっぱり苦労しながら、一生懸命苦労して、そして自分の力を高めていくというところにも1つ価値があるわけです。したがいまして、今回私どもの打つ施策では、そういう高校生の姿勢に幾らか貢献できればなと願ってのことでありますので、当面、少なくても総合計画の前期4年間についてはこの制度を運用しながら検証していくということでよろしいと私は考えております。なお、ひょっとすると2分の1補助ですから当初組んだ予算の底が尽きるかもしれません、今年度。今の時点で何人受けるか、どの資格を取得するか、全くわかりませんから。おおよその予測はついていますけれども、このたび入ってくる1年生が78名、今度の2年生が76、3年生が73ですから、そのうちの主に2年、3年が中心になると思います。英語検定や漢字検定などは1年生あたりから挑戦するでしょう。最も受検料の低いのは700円程度で、最も高いのは8,400円ぐらいになっていますから、その辺のところでどの程度の生徒が挑戦するのか。それによって立てた予算が間に合うかどうか、そのうち答えがわかると思いますので、そうなったときにはまた対応を考えていかなければいけないとは思っておりますけれども、現在参考書までを支援するということは考えておりません。

質問 12番 重山雅世

どのぐらいの生徒が受検するか、それは未知数でありますけれども、これまでの学校へ行っていただいた資料によると、簿記2級3名、3級25名、情報処理2級9名、3級18名、55名ということでした。それで、率直にこれ道立高校ですから、そんな参考書学校で用意したらどうですかと私お話ししました。でも、今の道政は教育分野はっきり言って冷たくて、本当に予算がどんどん削られていて、それすらできないと言われてしまったのです。そういうことで、それであればやはり例えば受検料5,000円だとして2,500円、半額助成するのであれば、5,000円補助して検定料に充ててもいいし、参考書に充ててもいいしという、そういうような柔軟な使い方ってできないのかなと率直に思ったのです、私。もう検定料だけですよという使い方ではなくて、やはり身の丈に合ったという点ではとても大事なことだと思います。でも、本町としては義務教育の小中学生に対する支援というのを一番というか、優先度ということではなくて、確保しないとならないということはすごくわかります。でも、どちらかというと今もう高校も義務教育化している中で、本来的でいうと道の予算をもう少しふやしてとか、そのように思います。でも、使い方としては検定料ということで限らなくてもできるのでないかなと。そういう点、一般的な高校生に対する支援ですという形でうたって、そういうようなやり方としては考えられないのか。受検料に使おうが、参考書代に使おうが、一回でこれ済まないですから。一遍に受かればいいです。何度か挑戦して、そして自分の技能を高めていくというか、やっぱり意欲づくりにもつながると、そういうふうに思うわけですが、あくまでも検定代というのではなくて高校生、栗高生に対する支援という形で、それはひいては栗山高校間口削減させない、そういうことにもつながってくるわけですから、そういう点で考えるという点ではどうですか、受検料と縛ってしまわないで。

答弁 教育長 鈴木紀元(教育長は2015年9月まで)

繰り返しお答え申し上げます。受検料の半額補助ということに絞って決めたわけですから、それで前期4年間は走ると。先ほど申し上げましたように、議員さんも今お話しされていました。私どもは設置者でありますので、小中学校の義務教育、こちらとの均衡というのが極めて、そこで栗山高等学校の魅力づくりということを看板にしてこのたび打ち出したわけです。そこを初めにしてこのたび4年間をもって検証して次へ進もうと。次どうなるかわかりません。そういう施策ですので、これを最初からいやいや、検定料でなくていいよ、参考書までだよというふうにすることは考えておりません。そういうふうに考えるときが来たとすれば、それは町立の小中学校の今の子供たちに対する私どもの持っている予算、それについても大きな吟味をしなければいけないことになります、今の時点で。もし参考書を今私どもが取り組むというふうになったとすると、そういうことまで考えないとやっぱり機会の均等ということについて外れてしまうことになります。ですから、現在先ほど申し上げましたようなきめ細やかな措置をとってこの案にこぎつけたということから考えると、今の時点で参考書までをということにはなりませんので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

すごく結果がすごく求められるというか、栗高に入ってこれだけ資格を取った人が何名もいましたよと。そうすると、これまで町外に流れていた子供たちが栗高でもこうやってできるのだという感じで、そういうことにつながっていかないかなと。一つのアピールの材料になるのでないか、それこそ魅力づくりです。先ほど最初の答弁で、検定料と参考書はセットですよとはっきり言いましたよね。ですから、そういう点で考えたらどうかなと思うのです。いろんな地域の先進事例もありますけれども、それが全部本町に当てはまるというわけではないですが、高校がもう廃校になる寸前までいっていても、やはり小規模校のデメリットをメリットにかえて、そして少人数指導によって全ての生徒の進路志望を実現させる教育の実践をして、そして大学の進路志望だけでなくてどんな人間になりたいかとか、どんな仕事で社会に役立ちたいかだとか、そういうような教育方針のもとにやって、そして逆に間口をふやしたという島根県の隠岐島、海士町ですか、あそこの島前高校の例もありますから、今1間口だったのを2間口にして、そこは国公立の受験がもう3割強国公立に入れるような高校になって、逆に地元の島だけではなくて東京とか近畿圏からも島留学という形で入って、そういう経験もありますから、その結果があらわれて、そして栗高の間口が減らないような、そういうことを考えて、子供の自信にもつながるし、そういうような方向という点ではやはり余りそこを分けないでというか、両方使えるようなやり方のほうがより効果が出るのでないかなと。私は、もうしつこいようですが、そういう思いでおります。でも、現状はそうやって走るということですから、そういうことも述べて終わりたいと思います。

出典:栗山町議会 平成27年第2回定例会 2015年3月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる