みんなの議会

栗山町議会 平成26年第4回定例会 2014年6月18日

(1)国民健康保険税の軽減を/(2)再生可能エネルギーの普及に向けて/(3)栗山町児童センター、放課後児童クラブの民間委託の見直しを

2014年6月18日、栗山町議会の一般質問で、重山雅世議員が「国民健康保険税の軽減を」「再生可能エネルギーの普及に向けて」「栗山町児童センター、放課後児童クラブの民間委託の見直しを」について質問し、町長 椿原紀昭、税務課長 千葉清己、まちづくり総括兼経営企画課長 佐々木学、住民福祉課主幹 秦野加寿彦が答弁しました。

質問者
重山雅世 議員
答弁者
町長 椿原紀昭、税務課長 千葉清己、まちづくり総括兼経営企画課長 佐々木学、住民福祉課主幹 秦野加寿彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 12番 重山雅世

私は、通告に従い、3点質問いたします。まず、1点目は、国民健康保険税の軽減をです。安倍政権が4月1日に消費税率を8%に引き上げて2カ月がたちました。甘利経済財政担当相は、消費税増税後の景気判断を景気回復の弱い動きは想定の範囲内であって、一時的なものであると考えていると述べました。しかし、政府が発表した各種調査結果では、小売店の販売額や家庭支出額が軒並み減少。想定内どころか、駆け込み需要の反動減によって景気が悪化しています。物価は上がり、全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、消費税が増税された4月は前年同月比3.2%上昇で、バブル崩壊後最大の上げ幅になりました。一方、国民の賃金はふえていません。4月の勤労者世帯の実収入は7.1%減、非正規雇用も57万人ふえています。年金生活者は、年金は減らされ、消費税、物価は上がり、国保、介護保険料などが高くて暮らしていけないと嘆いています。本町の国民健康保険会計における世帯数と積立金は、平成22年度から25年度末見込みまで2,321世帯2億9,600万円、2,316世帯3億200万円、2,279世帯3億5,000万円、2,230世帯2億7,900万円と推移しています。1世帯平均基金残高は24年度で約15万4,000円です。昨年6月定例会の私の一般質問に対する答弁では、現在の基金などの状況を考えると、概算で1世帯当たり9,000円から1万円程度軽減できると考えているが、今後の療養給付費などの推移を見ながら検討とのことでした。国保世帯の約6割は国保税の軽減世帯ですが、軽減されても支払うことができない割合も多い状況にあり、さらなる軽減が必要と考えますが、見解を伺います。2点目は、再生可能エネルギーの普及に向けてです。本町の再生可能エネルギー導入可能性調査報告書によれば、①、防災面や普及啓発を視野に入れた公共施設での太陽光発電の導入、②、隣接した複数の公共住宅へ木質バイオマスによる熱供給、③、積雪寒冷地という特性を生かしたデータセンターの冷熱供給、④、環境教育、普及啓発活動について検討を行うものとしています。同時に、第6次総合計画(平成27年度から平成34年度)策定時に本町の特性を生かした再生可能エネルギーの導入を行政、町民、事業者が協働で進め、地球温暖化対策に貢献するとともに、世界や国内の情勢に左右されないエネルギー自給可能な地域づくりを目指すとしています。そこで、以下の点について見解を伺います。1、①に関連して学校などの避難所に自然エネルギーの導入をしては。2、④の普及啓発では町民が身の回りでどのような資源があるのか地域を知り、学ぶ活動と結びつけた実践が必要と考えるが、いかがでしょうか。3、地球温暖化対策実行計画(事務事業編)に再生可能エネルギーを導入して温室効果ガス削減目標も立てるのか。4、再生可能エネルギー事業計画案の進行管理は具体的にどのように考えているのか。5、再生可能エネルギーを活用する企業支援案については。3点目は、栗山町児童センター、放課後児童クラブの民間委託の見直しをです。学童保育は、働く親を持つ小学生の放課後や長期休業日の生活を保障し、そのことを通じて働く親の権利と家族の生活を守る役割を持っています。放課後児童クラブは、小学校1年生から3年生までの児童と障害児は6年生まで受け入れもしています。現在嘱託1名の保育士と臨時指導員(保育士)8名が携わっております。全国的にも学童保育の入所児童は急増していますが、学童保育施設や指導員の労働環境などの条件整備は公的責任が曖昧、最低基準がない、財政措置が不十分などで大きくおくれています。第5次総合計画では、民間委託が打ち出されておりますが、人件費の上では実質民間委託されているようなものであります。これまで財政が大変だから施設修繕などを先送りしてきたのに、急遽施設整備修繕などを行い民間に渡す流れが続いています。果たして財政再建になるのでしょうか。国の学童保育に対する補助単価は低く、少なくない市町村で補助の上乗せをしているのが現状です。学童保育の目的、児童に生活の場を与えて健全な育成を図る上で、民間委託してもこれまでのように補助の上乗せが必要であり、民間委託そのもののメリットがあるのか見直すときではないのか、見解を伺います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

1点目の国民健康保険税の軽減をについてのご質問でありますが、国民健康保険税の税率につきましては平成23年度に被保険者の減少等により保険給付費支払準備基金残高が予想を上回ったため基金を取り崩し、引き下げを行いました。これにより、1世帯当たりの国民健康保険税は平均で約2万7,000円の減税となりました。昨年6月定例会での一般質問に対する答弁では、議員ご指摘のとおり1世帯当たり9,000円から1万円程度の引き下げを検討したいとお答えをいたしましたが、その後の経済状況の推移において所得の減少や基金残高の減少により今回1世帯当たり平均約5,000円の税率の引き下げを提案するものでありますので、ご理解を願いたいと思います。2点目の再生可能エネルギーの普及に向けてのご質問でありますが、1つ目の避難所に自然エネルギーの導入をしてはにつきましては、避難所等での災害時の避難所生活における暖房、照明等の安定した電源確保を図るため、非常用電源施設の計画的な整備を検討しているところであります。なお、公共施設におきましては、二酸化炭素削減を目的に太陽光発電施設の導入を検討しているところでありますので、ご理解願いたいと思います。2つ目の再生可能エネルギーの町民への普及啓発活動につきましては、よりよい環境を次世代に引き継いでいくために大変重要であると考えております。町広報やホームページ等での情報提供のほかに、町民向けの体験型環境学習や町民参加型の環境啓発イベント等も重要と考えておりますので、地球温暖化実行計画におきまして環境教育を盛り込んだ計画を策定してまいりたいと考えているところであります。なお、代表的な再生可能エネルギーとしての太陽光発電の普及を進めるため、住宅用太陽光発電システムの設置補助事業を継続してまいりたいと考えております。3つ目の温室効果ガス削減目標につきましては、地球温暖化対策実行計画では役場庁舎など公共施設への太陽光発電施設の導入、公用車の燃料使用量の削減、照明設備のLED化などの取り組みを推進することによる役場全体の二酸化炭素の削減目標を設定する予定であります。4つ目の再生可能エネルギー事業計画案の進行管理につきましては、可能性調査では再生可能エネルギーの事業計画を策定することとしておりますが、現在のところ事業計画の策定は予定をしておりません。再生可能エネルギーの導入は、本年度中に策定を予定しております地球温暖化対策実行計画の中の一つの対策として実行計画に盛り込んでいきたいと考えているところであります。また、実行計画の進行管理につきましては、定期的に計画の進捗状況の把握を行い、毎年の点検評価を実施するものであります。なお、実行計画の進捗状況や点検評価結果、温室効果ガス排出量については公表してまいりますので、ご理解願いたいと思います。5つ目の再生可能エネルギーを活用する企業支援案につきましては、町内企業及び工業団地等への進出企業で再生可能エネルギーを事業に活用する場合に第6次総合計画において支援策を検討しているところでありますので、ご理解を願いたいと思います。3点目の栗山町児童センター、放課後児童クラブの民間委託の見直しについてのご質問でありますが、児童センターは児童の健全育成を目的として零歳から18歳までの個人や団体が利用できる放課後の子供たちの居場所として平成5年度に現在の場所に新築移転し、児童館としての機能と放課後児童クラブ、さらに平成19年度からは子育て支援センターを併設しております。現在放課後児童クラブは、ご質問にもあるように小学校1年生から3年生までの児童と障害を持っている児童については6年生までの受け入れを行っており、現在の登録者数は栗山地区が71名、角田地区が12名、継立地区が11名で、利用につきましては横ばい状態であります。児童センターにつきましては、児童福祉施設等の民営化の方針、平成21年6月の一般会議で説明の中で子育てを地域で支えるという観点から住民パワーの活用が望ましく、民間の柔軟な発想や機動力が期待される分野であるため、民間事業者等への業務委託を検討し、民間パワー等の活用を促進することが必要であるとの方向性を示し、第5次総合計画において検討してまいりました。この官から民への流れは、全国的にも同様な傾向であり、児童センターにつきましては公営は平成7年度をピークに年々減少に転じ、一方民営は増加傾向であります。また、児童クラブの運営主体については、2013年の厚生労働省調べによると、全体の8割を占めている公立の中でも民営化された施設が多く、民立民営を加えると民営の児童クラブが全体の6割を占めている状態であります。この民営の内訳は、保護者等で組織されたNPO法人や私立の保育園、幼稚園を経営している法人等、地域と父母の会代表などで構成する地域運営委員会、社会福祉協議会等となっております。児童センター、放課後児童クラブの公設民営への流れは全国的にも推進されており、本町もこれまで同様、民間事業者等の参画によるメリットを最大限に生かしながら、行政と民間が効果的に役割を分担しながら持続、維持可能な子育て支援体制の再構築を推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。

質問 12番 重山雅世

まず、1点目の国民健康保険税の軽減をです。町長の答弁の中では、1世帯平均約5,000円の軽減をという点では評価いたします。それで、実際上はこの軽減の恩恵をこうむるという点では何世帯ぐらいが該当するのか。それから、該当しない世帯が何世帯ぐらいになるのか、まずその点で。特に所得の低いというか、本町の場合は全国的に見ても、この軽減世帯数の割合も約6割ですから、全国的にいうと軽減世帯はふえています。でも、7割も軽減される世帯とか、そういう点でも全国平均から見ると、全国平均で軽減世帯は約4割と言われています。そういう中では、本町の場合約6割ですから、軽減世帯そのものが多いということです。そして、7割軽減というと、所得が基礎控除33万円以下の世帯が対象だということですから、そういう点では本町は本当に所得そのものが低いというのがあらわれているわけですから、特にこの所得の低い部分でどのような形であらわれてくるのか、その点もあわせて答弁願いたいと思います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、最初の軽減世帯、これは議員さんもご承知かと思います。約6割の方が7割、5割、2割ですか、この軽減世帯の対象になっておりますし、今回の該当世帯については一応今2,091世帯が該当になるだろうというふうに考えているところでありますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

2,091世帯ということは、大体200世帯ぐらいが所得外れるという意味合いですね。これによって、応能と応益の割合という点で見ると何対何ぐらいの状況になりますか。

答弁 税務課長 千葉清己(税務課長は2014年6月まで)

ただいまの重山議員の質問でございますけれども、まず該当しない世帯については大体120世帯ぐらいが該当しないということで、限度額を超過している世帯というのは該当しません。それから、応能応益につきましては、これも改正によりまして医療分が応能応益で52.5対47.5、支援分につきましては51対49、介護分につきましては52.57対47.43という区分になります。以上です。〔何事か言う人あり〕

答弁 税務課長 千葉清己(税務課長は2014年6月まで)

該当にならない世帯につきましては、今回課税限度額引き上げがございますので、その世帯が該当しないということになりまして、その世帯が121世帯あるということでございます。

質問 12番 重山雅世

どちらにしても、財源という点では基金を取り崩すのですか、それとも一般会計からのルール外の繰り入れで対応するという、そういう考えなのですか。その点、最後にお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

これは、従来からと同じ方法で考えておりますから、基金の取り崩しというふうにご理解願います。

質問 12番 重山雅世

わかりました。では、次行きます。再生可能エネルギーの部分です。1点目の計画的な公共施設に太陽光を設置するというお話でした。具体的に今1の部分で質問しますけれども、どこにされようとしているのか。避難所という点では、その辺どうなのでしょうか。公共施設で太陽光を設置するという点では、避難所もその中に入っているのですか。その辺で、今具体的に計画を予定している太陽光設置の公共施設という点で、まずお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

現在検討している内容では、まずは役場がそういった対応をしてまいりたいなというふうに検討をしておりますし、避難所にもなる公民館、角田の改善センター、そして南部公民館、これらをそういったものの対応できる可能性があるなということで今検討しているところでありますので、ご理解願いたいと思います。

質問 12番 重山雅世

太陽光を設置する場合に、屋根につけるとか、空き地というか、そういう点ではどのように考えておられるのか、ちょっと細かいですけれども。そして、いつぐらいからそういう状況にしていくかという点でいうと、今年度からそういう設計してとか、そういうようなことで考えていられるのか、来年度以降ということになっているのか。総合計画的にいうと、そういうことまで今年度はのっていませんから、26年度の総合計画の中で多分されるのでないかなと思いますけれども、そういう点では27年度から取り組むとか、3つ全部やるとか、徐々に今回は本町、来年は、その次はと、そういうようなことまで具体化されているのでしょうか。それと、もう一点、太陽光だけで考えておられるのでしょうか。それで、例えば今役場の庁舎入ったときに暖房で、ストーブ置いていますよね。化石燃料使っていますよね。そういう点では、例えばペレットだとか、そういうようなことまで考えて、これ3番の事務事業の地球温暖化対策実行計画にもちょっと触れてくる中身ですけれども、その辺ではどのようにお考えになっておられるのですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、おっしゃるとおりで第6計の中で具体的に前期計画等の中では実施計画立てますから、そういった中で対応すべく今検討しております。今言った役場あるいは角田、そして継立の施設については、これは屋上と屋根と、これを活用したそういった太陽光発電を導入するということになるのかなと。これから、今いろいろデータを精査して対応しますが、ただ敷地内にそういったものを取り入れるということは、これは不可能に近いかなと、こう思っておりますので、いずれにしてもその施設の屋上、この屋上の状態も防水の関係もありますから、これはこれからきちっと専門家に見てもらいながら精査をして、ある程度の規模のものを、できるものを設定をして対応していくということになるのかなと思っておりますし、ペレットの問題については、可能性調査にもいろいろ課題等々出ておりますから、これも同じような相当な面積等含めて、施設の拡充もいろいろありますから、これは今の段階で対応はできないということではないですけれども、検討はしますけれども、非常に難しいのかなと、そんな感じもしておりますけれども、今後検討してまいりたいなと、こう考えております。

質問 12番 重山雅世

次、2点目のほうへ行きます。次世代に引き継いでいくよという、体験型だとか、そういう形のお話でした。実際上は、いろいろ今教育委員会とか関係者、力尽くしています体験型の自然教育というか、そういう部分もすごくかかわってくる中身だと思うのです。それで、報告書の中でもいろいろ出されております。私、先日九州のあるフォーラムに参加して、その中でのお話では、町民の方みずからが、例えば小水力の可能性を調べるのに簡単な機械でできるのです。町民みずからがそういうようにかかわって、そして何か学びながら体験していくというか、そういうようなお話も聞いてきたのです。ですから、そういう点では私は今回ポテンシャル調査そのものの中に小水力の部分の調査という点では、本町の河川と水道設備の部分だけしか可能性を調べていないようですけれども、栗山ダムというところの調査そのものはされていないのです。そして、今全国的にも砂防だとか多目的ダムを活用した、そういう事例も広がっております。そして、費用的な部分とか、そういうのもあると思いますけれども、まずそういう小水力という部分では改めて調査する価値があるのでないかなと思うのです。というのは、稼働率という点で考えますと、太陽光が大体十二、三%の稼働率だそうです。それに対して、小水力というのは50から90%以上の発電稼働率があるということなのです。そういう点で考えても、やはり最初から本町の場合は栗山ダムについては調べていないようですが、そういう方向性もやったらいいのでないかなと思います。それと、町民みずからがはかることも含めてやるような方策というのは、全国的にもそういう実践例があるわけですから、そういう研究もされたらどうかなと。そういう点で、この2点目については答弁願いたいと思います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、1点目の2の普及啓発でありますけれども、これから具体的に関係する団体等と論議をしながら、その範囲内にそういったものがあるのかを検討いたしますけれども、現在のところいろんな町主催の事業等もありますから、環境問題等のパネル展等も既に実施はしておりますけれども、そういったことから始まりまして、ハサンベツ里山地区においての町民参加による小規模水力、風力、あるいは今お話しした発電設備の作成、これも子供たちを巻き込みながらある程度の範囲内のものを設定して、そういう機会を与えるというようなことも、これは検討してまいりたいなと。啓発事業として取り組んでまいりたいなと、そんな感じもしておりますし、当然身近な材料で手づくりでそういったものができるのかなといううことも含めて、そういった教室もできるのであれば検討しながら対応していきたいと、こう思っております。それと、2点目の栗山ダムですけれども、ご存じのとおり栗山ダムの管理は道ですから、例えば私どもの町には川端ダムありますね、あれは発電、あるいは滝下ダムですか、あれも発電です。もともと栗山の場合そういったものが含まれていないですから、堤体からそういったもの、工事着手のときから工事の中にそういったものを入れておかなければ、できないことはないのですけれども、莫大な経費がかかるわけです。だから、その辺のところ、例えば今こういう時代ですから、国としての考え方、そして道としての考え方。当然道の管理する施設等についても、これは道のほうで今盛んに検討していると思います。ですから、そういった施設を多目的に有効できるかどうか、この辺も管理している都道府県等々とも論議をしながら、我々としてはそういったものを活用できれば、それにこしたことはないわけでありますから、要望はしたいと思いますけれども、町単独でのそういった対応、これは不可能でありますから、現在のところ国なり道なりそういった新しいエネルギー問題についての考え方が恐らく末端でおりてくると思いますので、それらのときにいろいろお話をしながら、今後の方向づけに入れながら論議をしていきたいなと、そんな感じをしております。河川についても同じようなことが言えますので、ご理解いただきたい。

質問 12番 重山雅世

平成22年の2月に国土交通省が既設砂防堰堤を活用した小水力発電ガイドラインというのをつくっているのです。そういう中で、担当のほうはもう当然つかんでいると思いますが、環境負荷の小さい自然エネルギーの利用促進に向けてと、そういう形で現に出されています。それで、研究者、NPOなどを含めた、これ永続地帯2013年版報告書、これは千葉大学の研究室と認定NPO法人環境エネルギー政策研究所というところで出された資料の中では、特に北海道の自然エネルギーという点では供給量が全国1位だと。そのうち風力発電が約38%、小水力発電が約31%を占めていると、供給量という点では。そういう資料もあるわけで、再生可能エネルギーの受給率、市区町村別ランキングも出ています。苫前が第1位です。あと幌延だとか壮瞥、ニセコ、蘭越、寿都、これ全部100%超えた資料もあわせて出ていて、風力、小水力という点で結構出されているのです。ですから、それと道の方向性としては、ちょっと古いですが、2年前、2012年の10月に出された道新の報道でも道の水力発電期待担うということで書かれているのです。エネルギーの地産地消ということで、その中でも当然川端ダムのことも出ていますけれども、各発電所の設備の増強とか治水目的のダムへの発電機設置を検討するなど、再生エネルギーのさらなる利用を図る構えだと、道の方針です。そういう形の報道もされています。ですから、私この前行って勉強してきました研究者も、やり方としては今例えば水道設備を動かすのに電気代、電気使っていますよね。それのエネルギーを小水力で賄うと。そういうようにして従属させると、専門的に使うらしいですけれども、そういうやり方をするとクリアできるのだと。そして、そういうことをやっている県、長野だとか高知だとかいろいろ多目的な、俗に言うと目的外使用という形で、そういう部分でもハードルを超えて、全国的には小水力発電の事例があるわけです、現実に。ですから、そういう点でやはりエネルギーの自給率を高めるという点で研究の余地があるのでないかなと。ぜひ調査もしていただきたいと。やっぱり全国にそういう発電事例あるわけですから、そういう検討をまず求めたいと、この機会にですね。それでどうかという点で再度答弁願います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、1点目にお話ししたとおり、北海道は都道府県の中で一番そういう意味では対応できる都道府県の一つかなと。それは、同じ考えを持っておりますし、国交省あたりがそういった具体的なものを出しているということは、まだそれぞれの都道府県にもおりてきていないですから。ただ、都道府県の構想としてはそういったことを検討して対応する時代だなということで新聞に出たと思いますので、今後また道の計画なり、当然道の計画は市町村計画ともリンクするものも多くありますから、そういう意味では今後のそういったエネルギー対策の中での研究なり、会議等の中で論議をしながら末端の自治体の現状、これもお話しする場もあるだろうし、当然道なり国と連携をとりながらやらざるを得ないもの、規模の大きいものが今お話しされていましたので、当然我々としても積極的にそういったものの活用について検討しながら要請すべきものは要請していくというようなことになるのかなというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。いずれにしても、ダム一つとっても、先ほど言った放水する場合のそういったところを活用して云々と、それも設置するとなると相当、理屈は理解しておりますから、可能性調査にも載っているとおり、そういう形をとるとそれなりの発電力が出てくるのかなと思っていますけれども、これをやるには今言ったことを精査しないと、いついつこの計画の中でやっていきたいなという方向づけがまだできない状態ですから、それらも含めて検討させていただいて、方向性が出た段階でまた公開をしながら皆さん方のご議論をいただくというような展開をしていきたいなと、こう思います。

質問 12番 重山雅世

どちらにしましても、全国的な小水力の発電事例……小水力ですから、ミニ水力とかマイクロ水力だとか何かいろいろ言葉はありますけれども、100キロワットぐらいの水力もあるのです。それから、何十何キロワットぐらいのもあるのです、現実的には。ですから、全国的にはそういう小水力の発電事例が多くあります。先ほど言った県なんかを中心に。ですから、そういう点の調査ということも含め、それはその調査というのは町独自でできますし、当然ダムを利用してということになると道との協議なんかもありますけれども、まずそういう全国的な発電事例の調査をするということから始まるのでないかなと思うわけですが、どうですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

先ほどから何度もお答えしているとおり、当然可能性あるものについては調査をすると。ただ、相手があっての話の調査もございますから、その辺をきちっと精査をして対応していきたいと。例えば用排水、今農業関係のありますね。ああいったものも管理は今土地改良区もやっていますから、そういったものの活用だとか、小規模でいきますとそういったことも考えられますので、いずれにしてもそういう関係、精通している方々の指導なりお話を賜りながら、そういった調査を検討してまいりたいなと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

次、庁舎内の太陽光、LED、それから自動車関係の部分です。先ほど私削減目標というか予定だということですが、具体的に数字、これどうなのでしょうか。国などでも20%削減だとか、この地球温暖化対策削減目標というか、それを引っ込めたりもしていますけれども、国などでは。でも、本町では今の状況がこういう状況で、将来こういうのに向かってと、やっぱり計画ですから、数値的な目標というのを立てる予定だよというか、現在がどのぐらいの状況なのかということも含めてどうなのでしょうか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

一応目安として現在のところ、変わりつつあるのかなと思いますけれども、おおむね5から10%、二酸化炭素の削減目標の程度はそのぐらいかなと。現在いろんな近隣のそういうお話を聞いている中では、大体これらの数字がこの程度なのかなというふうに、今のところは検討している数字はそういうことでありますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

進行管理の部分でお尋ねします。再生可能エネルギー事業計画、これは地球温暖化対策実行計画の中に組み込むよと、そういうことですね。そして、では具体的にいつから始めるかとか、そして進捗状況を点検しながら随時公表していくと。これは、紙ベースとかホームページだとかいろいろあると思いますけれども、そういう流れ的な部分でいうと、いつぐらいから始めてという点ではどうなのですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

先ほどお話しした、その中に含めてと、そのとおりでございますし、進行計画の流れとしては、まずは計画策定プランですね、そして取り組みの実行していく、その事業の実施、あるいはまた進捗状況の点検、さらには計画の評価ということで、PDCAというのでしょうか、そういった流れでいくのかなと考えておりますし、その原案づくりについては26年度中に原案をできればつくり上げていきたいなというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

原案は役場の庁舎内でつくると。このときの住民参加のあり方という点では、やはり住民を交えてということがとても大事だと思うのですが、その点ではどのようにお考えになっておられるのですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

一応事務事業ということは役場が対象になっているということですから、まずは役場でそういったものをつくり上げ、原案をつくり上げていって、そしてもう一つは今度住民を巻き込んだ全体の計画案も実行計画としては区域施策編というやつが出てくると思うのです。その場合に住民も巻き込みながらつくり上げていくというような手順になるのかなと、そう考えております。

質問 12番 重山雅世

地球温暖化対策実行計画、まず庁舎内でやるよと。それから、それ以外に区域施策編というのですか、これは栗山町全体でやるよと。2つつくるということですか、この地球温暖化対策実行計画というのは。それぞれ庁舎内の再生可能エネルギーの事業計画も立てる、それから区域外、全町的なところにも計画をのせると。地球温暖化対策実行計画区域内というのですか、2つの地球温暖化対策実行計画を立てるのですね。事務事業編というのが庁舎内ですね。それから、全町的な部分、2つの計画を立てると。そして、その中にそれぞれ再生エネルギーの計画ものっけると。その庁舎外の区域内、全町的なところには住民参加を求めると、そういう方向なのですか。これは、区域内の全町的な施策を考えるときには計画原案策定のときから町民参加をするということなのでしょうか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

一応この道や国の指導の中では、先ほどお話しした実行計画、いわゆる区域施策編というやつですね、これを策定するには、その体制づくりということでは実行計画策定委員会、あるいは関係する庁舎内での組織などもつくったり、住民あるいは国、道の関係機関、あるいは近隣の市町村との連携、そして庁内での他の計画、あるいは部局との連携を図ることが望ましいと、こういう指導を受けておりますから、当然そういうような形の中でそれをつくり上げていくという考えでおりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

今答弁の中で近隣市町村との連携という点では、この計画づくりに連携しながらということなのですが、ちょっとそこどういうことを……広域連携という形でやるのですか、この計画を。その辺がちょっと見えないのですが、その地域は地域で考えるのではなくて、隣の地域の地球温暖化のことも考えて、地続きといえば地続きですから、近隣市町村との連携という点では具体的にどういうことを想定していらっしゃるのですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

これは、あくまでも計画を今お話しした中で、私としては当然川一つとっても他のものとっても国が管理、道の管理、みんな関連しているわけです。そうしますと、広域的に物を考えないと、これだけの大きな問題については対応できないということになりますから、まずそれを進めるには町村がみずから自分たちのことは自分たちで精査をした上で多くの近隣の町村などと連携をとって、さらに効果を上げるということになるのではないかなと私はそう思っておりますから、それはこれから構想を立てて基本計画なり実施計画を立てて進めていく中では、近隣とも連携をとらなければならないと、当然そう思っておりますので、ご理解願いたいと思います。

質問 12番 重山雅世

5番目の企業支援策、今既にやられている住宅用の部分は、金額的なこと含めてわかっていますが、6次で検討するよと。何かまちづくり懇談会の中でたしか町長お話ししていたのではなかったですか。企業でも、そういう再生可能エネルギーを活用する企業に対しては支援するよというような。企業となったらちょっと大きいと思うので、同じエネルギーを導入するにしても。ですから、住宅用とはちょっと違った支援の仕方というか、そういうような考えでおられるのかどうか、その点でお尋ねします。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

それは、これからいろんな形がケース・バイ・ケースでいろいろ出てくると思いますし、今現在は工業団地の中で個々にそれに近いようなことも2社なり3社で論議をして、最終的には1社で単独でやるような方向づけになるかもしれませんけれども、既にそういった論議をしておりますから、工業団地内で。ですから、そういったものがこれから企業として何社かでそういった取り組みをしたいとか、あるいは当然そういったことをしてほしいと。行政側からまたお願いをするケースも出てこようと思いますので、これからの6計の中でその辺はきちんと現状を把握した上でそれぞれ実施計画の中に入れるものは入れていきながら対応していくことが、より効果的な事業の展開になるのかなと。そして、それが支援になるというふうに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。

質問 12番 重山雅世

住宅用もそうですし、企業向けの支援策についても、やはり地域経済を循環させると。このエネルギー問題を考える場合、やっぱり地域で循環、地産地消というか、やはりそういう視点が大事だと。そういう点で、地元の企業を使うだとか、同じ太陽光を設置するにも、例えばメガソーラーがぼんと来て内地から大型資本が来てぼんと持っていくというのでは地域経済活性化していかないですから、地元の企業が当然参画して、やっぱりそういう歯どめとうか、そういうことも必要でないかなと思うわけですが、その点はどうですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

これもやはり内容を詰めた上で、どの程度の規模になるかによって、当然町内の企業が対応できるとなれば、優先といわずも、そういう場には参加して、ある程度の事業をしてもらうと、協力してもらうという形になるだろうと思いますし、場合によっては構想なりが、とてつもない道なり国なり巻き込んでやるようなことになった場合は、これはまた別の観点に立ったそういった進め方になるだろうから、これからのこの計画を積み上げていく中で、大体その辺はある時期にはお話もできる時期が来るのかなと、そんな感じもしております。現在のところは、まだまだこれからの内容積み上げですから、その考え方をここでお話にはできませんけれども、優先は優先していくだろうと、そういうふうに考えております。

質問 12番 重山雅世

3点目行きます。児童センターの部分です。放課後児童、学童の部分です。これは、保育所の民営化のときの資料もちょっとあるのですが、なぜ民営化というか、民間委託ですけれども、厳しい財政状況を克服して、より少ない経費で同じサービスを提供できるなら、その方向に変えていくべきだと、そういうように書いてあるのです。それで、今全国的にもそういう流れだよと、そういうお話でした。実態、その結果がどうなっているのかと。サービスの充実とか多様なニーズに応えるとか柔軟な発想でと、はっきり言って聞き飽きるぐらい聞きました、民営化するためのメリット的な部分は。でも、それは果たして全部官でできないのかという点では、私と相当見解の相違があると思います。現実的に、先ほど流れ的にはそうだったよということですが、それでもまだ公立公営のほうがパーセント的には若干多いのです。公立公営38.8%、市町村の委託事業35.3%、若干まだ公立公営のほうが多いのです。それはなぜか。それほど財政的なメリットないのです。だって、現実に通告のとおり嘱託と臨時で全部賄っていますよね。ですから、少ない経費で同じサービスって、もう少ない経費で十分やっているのです。現実的に保育士さん専門職です。今回の予算書見ても、あれをちょうど頭割りすると、単純に計算しても年収128万円ですから、専門職でありながら。それに嘱託200万円ちょっとぐらいです。十分人件費削減してやっているのです。そして、この前がんばる栗山21の財政の資料の中でも、どこで効果を出すか、財政効果を出すかという点でいうと、どっちにしても民間委託すれば、ただそのまま委託料で払うと。だから効果がないということで、三角のマイナス効果で計上しているのです、このプランそのものも。そして、どこが効果が出るかというと、今いる正職員兼務している1人が民間に行かないから、その人件費だと。人件費引くその他の歳出の中には維持費と嘱託と臨時の賃金、物件費ですね。嘱託と臨時の賃金といったら物件費計上されているのですね、それが委託料で払われますから、そうするとこの27年度でいっても180万円ちょっと。でも、兼務している正職員はそのままやめるのではなくて、町の職員で勤めますよね。ですから、効果額、あえて効果を出すようなというか、言い方悪いかもしれませんけれども、そういう資料で効果を示しているにすぎないと思うのです。それで、すごく子供を大事にする、子供は宝だといつも。そういう中で、学童保育という保育所と同じようにとても公共性の高い施設なわけです。ですから、子供の環境にとっては指導員、本町の場合は全員保育士の資格持っている方です。その町によっては、ボランティアだとか、それから国の基準というのはたった1人資格者がいればいいよみたいな、そのような基準、すごくハードル低いですから。そういう中では、頑張って栗山の場合は保育士専門職を充てているわけです。でも、その方々の給料の安さという点では、はっきり言えばボランティアに近いような形ではないですか。それ、本当に子供を大事にしていると言えますか。その点で答弁願います。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、賃金等々の計数については、担当の課長のほうからお話を申し上げたいと思いますが、いずれにしてもこの民営化、委託につきましては、平成21年9月のプラン策定時からの計画できておりますから、それぞれの関連する保育所等を含めて粛々と年次計画で進めてきておりますから、ここへきてこれをこのような形の中で進めるということでなく、計画的に当然議会の全体会議あるいは一般会議の中でお話を申し上げ、ご理解をいただいて進めてきている中でありますので、当然先ほどもお話しのような考え方から進めていくということになりますし、当然今回の法律改正がありますから、これらも内容的には児童クラブの押さえ方が国のほうでいろいろと、さらに具体的に今後おりてくるだろうけれども、大体のアウトラインは情報は議員さんも得ているのかなと思いますけれども、そういった対応を考えてみますと、当然今のこの委託することによって、同時に現状の児童クラブの定員等も含めて分割するなり、そういうような形もとらざるを得ない状況下にありますから、あわせて委託すると、あるいは民営化するというような形になるのかなと、こう思いますので、ご理解いただきたいと思います。

答弁 まちづくり総括兼経営企画課長 佐々木学(まちづくり総括兼経営企画課長は2014年9月まで)

がんばる栗山プランの効果額の試算の関係についてお答えしたいと思いますが、今重山議員のご質問にありましたとおり、施設職員の人件費、これは兼務、今しておりますが、その人件費にかかわる効果額が938万1,000円ということでございます。そのほかに臨時職員の賃金あるいは施設の管理費等々がありまして、そこの部分については民間委託することによって委託料という形で委託先に支払われるということで、そこの部分はマイナスの効果になっておりますが、総括的に人件費と合わせますと180万円程度の効果になるというようながんばる栗山プランの中では試算をしてございまして、これまでもずっとご説明してきておりますが、私どもとしては目先の経費削減だけにとらわれた財政再建、財政効果だけを取り上げて行財政改革を進めているわけではございませんので、将来的な行政体制を含めた行政のあり方、こういったところを大局的に判断をして、町長からのご答弁にもありましたように、今の行財政改革プランの基本方針があるということでございますので、その辺をご理解いただきたいと思います。

質問 12番 重山雅世

指導員の低賃金の問題を指摘しました。実際上は、退職してもなかなか補充ができないというのが実態ではないですか。専門職でありながら、128万円ぐらいの……ぐらいのというか、そういう中では継続して勤められないと、そこを言いたいのです。それと、先ほどの国保のときにも栗山町の所得の低さという点では、軽減世帯があれだけ多いのだよと。やっぱり人件費削減した結果がどうだったのですか。税収の減収にはね返ってきていませんか。やはりそういう検証が必要なときではないですか。国の流れは官から民の流れだよと。あくまでもそれは経費削減ですよね。行政サービスの充実ではないです。その辺、どのようにお考えになっておられるのか。実際上は、やめた後、後補充できるような体制になっているのですか。

答弁 住民福祉課主幹 秦野加寿彦

臨時職員の待遇及び現状について説明させていただきたいというふうに思いますけれども、先ほどより議員ご指摘のとおり、うちの児童センター、児童クラブについては全てが資格を取得しまして、栗山町の子供のために今までずっと行ってまいりました。賃金の関係につきましては、当然職員の税扶養の関係ですとかということで、職員のほうからこの時間帯でという方向性も示されている部分もございますので、私どもがこの時間にということではなくて、そこら辺の事情も絡みながら対応しているところでございます。また、後任につきましても、私どもとしてはできる限り、今も後任は保育士をということで探しておりますので、そこら辺条件加味で、一方これ以上税の関係等で働けないという部分もございますので、私どもがその賃金を抑えるという対応をしているところではございませんので、ご理解いただければと思います。

質問 12番 重山雅世

賃金を抑えているのではないとおっしゃいましたけれども、今時給850円ぐらいですよね。それで、結婚していらっしゃる方もおられるので、扶養から外れるといろいろ、外れないほうが経済的にも都合がいいと。そういう形で130万円以下に抑えて働いているという実態も中にはあります。それは、逆に言うとずっと本当は働き続けたいと。当たり前に給料をもらっていれば扶養から外れるわけですから、違いますか。そういうことに甘んじて安いままきたのではないですか。近隣と比較しても、この850円というのは高いほうではないです。ずっと今までそうやってきたのです。それで、今度子ども・子育て関連3法が成立受けて、その中でこの法律の附則に指導員の処遇の改善を、人材確保の方策を検討して所要の措置を講ずると、そういうの附則に載っていますよね。それで、実際上はそういう観点からいっても、もっともっと待遇をよくしていくべきではないかなと。やはり保育所と同じように生活の場ですから、そういう視点がないのではないですか。やはり子供と、今の児童館的な要素とは違って、この学童保育というのは毎日の生活を保障するところです。子供たちが学童保育で過ごす時間というのは、年間1,681時間です。小学校にいる時間、1,221時間。ですから、小学校にいる時間よりも460時間も長いのです。そこで生活しなければならない、学童保育に帰らなければならないと、そういう施設なわけです。それで、子供が安全で安心して生活を送っていることで親も安心して働けると。そのための指導員と。お母さんの役割するわけです。そういう点でいうと、今の待遇はかなり低い。委託料を上げない限りは、待遇は絶対よくなっていかないと思うのです。この処遇の改善を求めるという点では、担当のほうは当然つかんでいると思いますが、今年度限りで保育緊急確保事業というのを予算計上して、その中で14年度限りの予算措置として放課後児童クラブの充実と。そういう形で出されていますね。公費ベースで154億円計上していると。ですから、例えば今日曜日やっていないですよね。お母さん方の要望の中では日曜日とか、そういう要望が出てきたときには当然、今は非常勤の扱いです。この中で常勤化を目指す方向でという形で、先ほど若干法整備も変わったと町長おっしゃいましたけれども、そのとおりで、これまでは運営費というのは人件費ですけれども、非常勤配置で1日6時間勤務を前提として国からの補助金というのは指導員1人当たり150万円程度だったのです。でも、この新しい制度の中で指導員の常勤配置、フルタイム勤務する場合は国からの補助金も大幅に引き上げることを検討されているのです。450万円ぐらい、でも町、道、国と3分の1ずつですから、ここでやっぱり市町村の姿勢のあり方が問われると思うのです。いつまでも指導員を安い低賃金のままで働かせ続けるのか。それは、全て子供にはね返ってくることです。やはり民間委託とか民営化というのは、何だかんだ言っても人件費の削減ですから、そういう視点にちゃんと立てるかどうか、そこだと思うのです。幾ら子供は宝だと言いつつも、やはり一番接する指導員の方々の待遇を悪くして長く働き続けられないと。そういうような状況に追い込むという点ではどうなのでしょうか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

賃金等々については、今後の民間委託と。最終的な中である程度論議をしながら委託料の設定もしていかなければならないというふうに考えておりますし、基本的には私も、数年前に京都等もそういったのを先んじてやっておりましたけれども、住民が参加してそういう児童クラブ的な、幼稚園もしかり、保育所もしかりですけれども、逆にはボランティアでそういったお手伝いをしながら地域でみんなで育て上げると。これは、長岡もそうなのです。全国の教育を考える会、私も教育長も参加したことがあるのですけれども、最近ちょっと私なかなかかち合って行かれないのですけれども、その先進地等については既にいろんな統合された学校の跡地もありますけれども、住民が参加してみんなで育てていこうということで、その中には、そういったお手伝いをいただいた中には本当にそういう経験をされながらプロ的な方もいらっしゃるし、そういう形が一番今求められてもおりますし、いい形で地域で子育てをしていくというのが今の時代の流れかなと、そんな感じもしておりますので、私は当初からの考え方の中で当然今民間のノウハウを生かしながら、そして先ほど言ったような若干法律改正に伴って内容も変えていかなければならないということもありますから、それを考慮しながら対応するような形の委託事業として取り進めてまいりたいなと、こう思っております。あと数字的なことについては、担当のほうからお話を……

答弁 住民福祉課主幹 秦野加寿彦

職員の待遇、賃金等についての重ねてのご質問でございますけれども、臨時賃金につきましては町がここの児童クラブではなく、全ての臨時職員のツール、ベースによって決められている中でもございますので、その中での対応ということでございますので、一方これが民間委託なり民営化になると、逆にそういうことをきちっと職員配置なり、そういう形で転換できる可能性もありますし、今までも民営化、民間委託の際については職員についても基本的には同様な形でお願いするような形を持っておりますし、我々の今までしてきたこと、よい方面については引き続いてやっていただくことにあわせた中で、きちっと覚書等をしながら契約をしてきておりますので、民営化、民間委託したからといって、全て職員がかわるとか待遇が落ちるですとか、そういうことではなく、逆に民営化、民間委託することによって、先ほど議員おっしゃいますように日曜開庁に向けですとか、新たな保育内容の充実ですとか、賃金等についても今法律である程度方向性が固められておりますので、そこの事業計画において学童保育、児童クラブについてのあり方検討については、これから子ども・子育て会議で十分検討を進め、今委員のおっしゃいます心配がないようにきちっと民間委託、民営化された中でも、町は町の責任として子供を守るべきものとして連携をしてやっていく。保育所と違って学童というのは、地域で支えるものというふうに考えておりますので、今後も地域挙げて児童クラブ、児童センターで取り組むべく、町は町としての責任を果たしながらやっていくということを方針に行っていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 12番 重山雅世

民間委託して日曜日とか、ほかの行政サービスがよくなる。全くの詭弁でありまして、逆に公でもできるわけです。ではなぜという点では、より少ない経費で同じ……より少ない経費とうたっているのです。それで、人件費上がるわけないではないですか。違うのですか。より少ない経費と出ているのです。違いますか。これまでも指導員の方々は低賃金の中で本当に頑張ってこられました。本当にいいことをやっています、いろいろと。私も何度かお邪魔しますけれども、こまを回したり1輪車乗ったり、本当に子供は生き生きと生活しています。それで、そういう点では、本当に指導員の役割がとても大事ですから、地域で支え合う施設、とんでもないです。公共性の高いものです、先ほど言ったように。保育所とその点では同じです、生活の場ですから。ボランティアはボランティアです。やっぱり専門職というのは、それなりの資格を持っているわけですから、子供のちょっとした変化もちゃんと見抜くのです。ですから、一般的なお母さん方……でも、ボランティアも大事なときもあります。でも、それがずっと継続していくかどうか、そういう点も違うと思うのです。やっぱり働き続けられる職場という点でしっかりと見ていかないと、それが子供にはね返るということです。それと、実施している場所という点でも、きのうの補正で今度は向こうに移るというような話もありましたが、全国的に見ると、この学童の実施場所というのは学校が圧倒的に多いのです。学校の施設内でやられているところが約半数以上です。そういう中では、やっぱり学校と連携しながら体育館を利用するだとか、それから校庭も利用するだとか、子供が雨の降ったときは室内で遊べる、お天気のいいときは伸び伸びと校庭で遊べるというか、そういう環境という点では、今の場所ははっきり言って手狭です。今度70人、横ばいだということですけれども、やはり働くお母さん方はこれから共働きというのは当然ふえてくると思うのです。ですから、そういう点では今のところは手狭ですし、この子育て支援法の中では設備計画を含めて事業計画を求められています。その中に整備計画、あそこも結構古いです。一番最初、できてすぐ雨漏りしたなんていう話も聞いて、瑕疵担保責任で直したということも聞いたことあります。ですから、今も状況的には余りいい状況にはなっていないというのも聞いていますから、整備計画を含んで事業計画もしっかりして、その内容によっては交付金が出ることになっています。ですから、交付金の額が大きく左右されるわけです。そういう計画づくりもぜひやっていっていただきたいし、まず何よりも民営化のメリットという点ではしっかりとこのぐらいの人口規模で、公立で職員が生き生きと働き続けられる、そのようにして民間にしない。国の流れが必ずしもいいわけではないのではないですか。国の流れがこうだから我が町もそういく、そこはやっぱり町長自身の判断ではないですか。議会も決めたのだから、でも問題があったらそこで立ちどまるということありますから。私は、最初から民営化とか民間委託という点では人件費の削減そのものですから、少ない経費で、そこですから。人件費を少なく、それは結局は税収にはね返ってくるのです。違いますか。その点で、やっぱり民間委託しないで生き生きと職員自身が働いている自治体も実際にありますから、立ちどまるべきでないかと思います。再度答弁を求めます。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

幾つも今また出ていたので、何を答えていいかわからないのですけれども、とりあえず最初にお話あった専門的な職員の配置、これは当然民間委託しても同じ考え方で、きちっとそういったものの配置というのは条件になりますから、委託する場合。従来のいろいろなものを委託もしてきておりますけれども、当然賃金の問題から配置人員の問題、専門員の問題、当然それは組織としてそういったものの対応できないものに委託は行政としてできないですから、そんなのは常識的にきちっとしたものを把握しておいて、精査して委託をすると。従来と同じです、それは。それと、学校の跡地、考えられるのですけれども……〔何事か言う人あり〕

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

いや、施設の中。それは、子供さんが減ってきているということもあって、空き教室があるだろうと。当然それがないとできないわけですから。ただ、現状の中では栗山の場合であれば栗小になりますけれども、やはりいろいろ空き教室の活用を図って、今空き教室がないという状況なのです。そういった意味からも、学校内でやるというような方針はないですけれども、今のところ。そういうような考え方も論議する必要はあると思いますから今論議しているのですけれども、今のところはそういったあれもないとお聞きしておりますし、当然先ほど来からいうある程度の人数制約もついてきているから、この機会に全体の構想をもう一度きちっと論議をしながら、そして民間委託していきたいと。これも今いろいろ課題が出ておりますから、もう一度そういったものもそのようなことにならないように精査をして、ある程度、27年度からの実施に向けて今対応協議をしておりますけれども、慎重に協議をしながらスタートさせれるような形で考えていきたいな。ですから、移転の関係出てくると思いますけれども、その辺も精査をさせていただきたいなと思います。それと、もう一つ、地域で支える云々とお話ししておりまして、私は先進地の言ったのはきちっとした専門員から全ている中で地域の人がボランティアなりNPO法人で協力をしているということですから、誤解のないようにしていただきたいなと思います。そういったことでよろしかったですか。何か漏れておりますか。〔「整備計画、事業計画……」と言う人あり〕

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

それにつきましては、担当のほうからお話を申し上げたいと思います。

答弁 住民福祉課主幹 秦野加寿彦

重山議員、再度の質問に答弁させていただきます。この子育て新システムの関係で、今現在子ども・子育て会議開催で、今後も今おっしゃいますとおり学童も含めいろいろな部分で整備計画をきちっと町として立てる旨の指示はいただいておりますので、それに向けて整備計画をしたいというふうに思いますけれども、先ほど町長からお話ありましたとおり、学校余裕教室ですとか、新たな建物ですとか、当然今の指導としましては一つの場所に多くの人数ではなくて、少ない人数に指導員をきちっと充て、それぞれの手厚い整備をするということでございますので、今後6次総合計画内できちっと部内といろいろな方にご意見をいただきながら、子育て会議でも十分協議して整備計画を立て、その旨をもって今後この児童クラブのあり方等も含めて、民営化を中心にということの方針をもとに進めさせていただき、協議して6次総合計画に整備計画をきちっと立ててご報告できる形にさせていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。

質問 12番 重山雅世

どちらにしましても、民営化するメリットという点では、はっきり言ってなるほどなと納得できるような答弁は得られませんでした。それで、職員の対応をよくすればするほど委託料にはね返るわけですから、そうですよね。少ない経費でなんていうことは、そういう口実も崩れるのではないですか。例えば民間委託する場合に、株式会社は今あれなのでしょうか、学校法人だとか一応決められると思いますけれども、どういうような、例えば図書館などは非公募で急遽NPOを立ち上げましたよね。栗山の町民の方が役場の職員退職した人も含めてNPOを、図書館の場合は急遽立ち上げましたよね。民間委託するとおっしゃいますけれども、私はそれを反対です。メリットは全然見えないですもの、はっきり言って。でも、方向性として民間委託しようとするときに、民間という場合はどういうような、公募、非公募含めて考えがあるのか、その点で触れておきたいと思いますが、いかがですか。

答弁 町長 椿原紀昭(町長は2018年3月まで)

まず、メリットがないというお話ですけれども、私は公立公営においての制限のある内容、例えば職員の勤務時間あるいは事業内容、さらには事業実施に伴う資質など、自由度が広がり、自主的な判断において対応が可能になるのかなと。そういう意味では、創意工夫のある保育内容が期待でき、その分将来の伸び代が期待できるのかなと、そう思っておりますから、計画どおりの中で民間委託をしていきたいと思いますし、当然これは公募方式でやりますから、公募方式でこれは対応していきたいなと思います。

質問 12番 重山雅世

町長、すごくびっくりしました。今職員の方、自主的な判断していないのですか。民間になったら、自主的な判断して将来伸び代が広まると言ったでしょう。住民サービスの充実って、例えば今の場合は日曜日もやるよとか、それは公でもできますよね。自主的な判断、職員に対して侮辱しているのではないですか。公だったら自主的な判断していないのですか。民間はしていますか。いや、へ理屈ではないです。私はそう感じますけれども。官から民へというのは、特別いいサービスになったという、そういうのを実際上はどうなのですか。やっぱり町長みずから踏みとどまるべきです。公でちゃんと責任を持って、町の子供は町の宝として目をちゃんと光らせているのです。公的責任をしっかりと果たすと。国の流れが必ずしもいいわけではありません。再度そういうことを述べておきたいと思います。以上で終わります。

出典:栗山町議会 平成26年第4回定例会 2014年6月18日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる