訓子府町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日
GIGAスクールについて
2023年12月13日、訓子府町議会の一般質問で、谷口武彦議員が「GIGAスクールについて」質問し、教育長 林秀貴、教育次長・管理課長 高橋治が答弁しました。
- 質問者
- 谷口武彦 議員
- 答弁者
- 教育長 林秀貴、教育次長・管理課長 高橋治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 谷口武彦
では、次の質問に移りたいと思います。GIGAスクールについてということで、本町は令和3年度からGIGAスクール構想として、全ての子どもたちに最適な学習環境を提供するため、小中学生に1人1台のタブレット端末を整備していますが、今後のタブレット端末についての考えを伺います。1、デジタルドリルや学習用ソフトなどを活用した授業は1週間で何時間ほど行っているのか。2、授業や家庭学習などにも活用され、子どもたちも操作などにも慣れてきたと思いますが、タブレット端末を活用する際の課題などは。3、情報機器によるトラブルの未然防止と使い方を含めたルールづくりを学校と家庭が連携し行っていると思いますが、トラブルなどは過去になかったのか。4、タブレット端末の更新計画や新たな活用方法などの考えは。以上、4点を教育長に伺います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
ただいま「GIGAスクールについて」4点のお尋ねがございましたので、お答えをいたします。社会のあらゆる場面でインターネットやデジタル機器が必要不可欠な時代となる中、学習指導要領において、情報や情報手段を主体的に選択し活用する能力が児童生徒の学習の基盤となると位置付けられ、国の「GIGAスクール構想」により、学校における高速大容量の通信ネットワーク環境と児童生徒1人1台のタブレット端末の整備が本町においても、令和3年3月に完了したところでございます。また「GIGAスクール構想」で整備されたネットワーク環境やタブレット端末を有効に活用するため令和2年7月に各小中学校のICT担当の先生方で構成する「ICT活用推進会議」を設置し、研修の実施や「ICT教育・ICT活用の手引き」を作成し、段階的で計画的な学習活動を進めてまいりました。各学校においては児童生徒の発達段階に応じたさまざまな場面でタブレット端末の活用が図られ「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた事業改善が図られ、児童生徒の学びにとって着実に成果が表れているところでございます。1点目に「デジタルドリルや学習用ソフトなどを活用した事業は1週間で何時間ほど行われているのか」についてのお尋ねがありました。令和3年度の導入当初から国の実証事業によるデジタル教科書の活用や授業支援ソフトの「ロイロノート・スクール」を活用して、タブレット端末を通じて、児童生徒・教師間などでノートや課題の提出や交流を図ったり、付箋紙のように使って考えをまとめたりしてきました。令和4年度からは小学校の一部で算数や漢字などのデジタルドリルを活用してきましたが、ICT推進委員会や保護者からの要望により、今年度からはラインズeライブラリという小中学校の5教科と中学校の実技教科に対応した学習支援ソフトを導入し、AIドリルなどにより事業や家庭学習で効果的に活用は行っているところです。こうしたソフトを活用した授業につきましては、子どもの発達段階に応じた取り組みとなることから、小学校低学年については、国語や算数、図工や生活科、キーボード練習などで週1時間から2時間、中学年では国語や算数、キーボード練習で2時間から10時間、高学年ではほとんどの教科で毎時間活用しているところです。中学校では多くの教科で単元のまとめや授業の定着確認、高校受験の過去問題などで活用しております。なお各学校とも家庭学習でのデジタルドリルの活用や事業支援ソフトによる日記の記入などが行われております。2点目に「授業や家庭学習などにも活用され、子どもたちも操作などにも慣れてきたと思いますが、タブレット端末を活用する際の課題などは」についてのお尋ねがありました。タブレット端末については、教員による活用差や学年による活用差などはありますが、令和3年3月に作成した「ICT教育・ICT活用の手引き」にあるICT活用目標は、教職員、児童生徒ともにおおむね達成している状況です。しかしながら、タブレット端末の破損や故障による修繕費用が多額になってきており、大きな課題となっています。また、タブレット端末の家庭への持ち帰りを行っていることから、かばんが重いといった課題も出てきております。3点目に「情報機器によるトラブルの未然防止と使い方を含めたルールづくりを学校と家庭が連携して行っていると思いますが、トラブルなど過去にはなかったのか」についてのお尋ねがありました。タブレット端末の使い方については、各学校で使用のルールを決めて、授業で指導をするほか、タブレット端末の持ち帰りをしたときに対応できるように、各家庭にも通信などでルールの徹底を図っているところです。本町におけるトラブルについては多くはありませんが、家庭の持ち帰りの際の破損や使用許可時間外での使用などがありましたが、適切な指導やタブレット端末の設定を変更するなどして、トラブルが発生しないように努めています。4点目に「タブレット端末の更新計画や新たな活用法などの考えは」についてのお尋ねがありました。本町の各小中学校のパソコン更新の経過ですが、令和元年10月にパソコン教室用のWindows OSのパソコン94台と教職員用校務パソコン39台の更新を行いました。その後、国のGIGAスクール構想による1人1台端末の整備が進められ、ChromeOSであるChromebookの児童生徒用タブレット端末を国の補助事業により、令和3年3月に295台を購入し、さらに令和4年2月には、児童生徒用と教職員用のChromebookを100台購入いたしました。学校用パソコンについては、OSサポート期間の終了やバッテリーの寿命、動作の遅さ、故障頻度が多くなるなどの理由により五、六年で更新を行ってきたところです。本町においても今後タブレット端末の更新時期を迎えるところですが、国におきましては、GIGAスクール構想で補助金により集中的に整備した端末の更新時期に合わせて、今年度の補正予算で計上して都道府県に基金を造成し、更新に必要な経費を支援する方向となっており、こうした動向を視野に入れながら、各学校のタブレット端末の更新を検討していきたいと考えております。また、タブレット端末の新たな活用については、児童生徒については、他校との交流学習や全国学力学習状況調査、チャレンジテストなどでの活用、教職員については業務のペーパーレス化など働き方改革を進めるような活用を図っていきたいと考えております。これからも児童生徒が学習意欲を高め、学力の充実・向上を図るために、学習指導要領にある「主体的・対話的で深い学び」「個別最適された学び」となる授業改善につながるような、よりよいICT環境づくりに努めてまいります。以上、お尋ねのありました4点についてお答えをいたしましたので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
再質問 7番 谷口武彦
何点か再質問させていただきます。1番目の「1週間で何時間ほど行っているか」ということだったんですが、小学校低学年については本当に週に1、2時間ということで、先ほどの課題もありました毎日家で日記なども行われているということも言われておりましたけども、タブレット端末の持ち帰りということで、毎日宿題がないという低学年の子どもたちもいるのかなと思いますけども、高学年とか中学生になると毎日宿題などもあって、それはしょうがないのかなと思いますけども、使わない日にも毎日持って帰ってランドセルに入れて重たいタブレット端末を入れて持って帰るということを小学校1年生ぐらいの親御さんにしては、大変だという声も聞いております。当初は学校に全部置いてあったと思うんですけども、なぜ毎日持って帰るようになったのか。また、学校に収納のスペースがあると思うんですが学校で保管ができなくなった何か理由があるのかどうかを伺いたいと思います。
答弁 教育次長・管理課長 高橋治(教育次長・管理課長は2024年3月まで)
今、タブレット端末の持ち帰りのことについてのお尋ねであったかと思います。まず、以前は持ち帰りを行っておりませんでしたが、今年度から持ち帰りを行うような形で、各校それぞれ学年に応じてになりますが行っているところです。ただ、それぞれ学校の先生方の考え方もありますので、必ず持って帰るということではなくて、希望によって持って帰るという場合もありますし、その辺は各学校、各学年、発達段階等、それから事業の進度に応じて行っているところです。それから宿題、今年から、先ほど回答にもありましたが、AIドリルといいまして、デジタルドリルを導入しましたので、家庭でそういうものも自由に、おうちの中でも家庭学習としての活用もできるということもありまして、そんなこともあって持ち帰りを進めているというようなところかと思います。
再質問 7番 谷口武彦
タブレット端末を持ち帰るという理由はいろいろ家でも学習ができるということで、よく分かりました。先ほども破損するということが結構出てきておりましたけども、家庭で充電をするということで専用のACアダプターを使いなさいということで、通知、周知などがきてると思うんですが、よく言うCタイプという線だと思います。アダプターにCタイプがささってる。普通の方は分からずに家にあるスマートフォンなどのCタイプの線をさしてしまうと、それが原因で壊れてしまったという話も聞いております。周知はされたと思うんですけども、そのような事案は何回か起きているのか。また、その場でどのように対応したのかを伺います。
答弁 教育次長・管理課長 高橋治(教育次長・管理課長は2024年3月まで)
今、充電器のことについてのお尋ねでございます。基本的に各学校、それぞれ注意、ルール等を示しながらやっております。心配であれば学校で行ってる充電器をお持ち帰りになってですね、それをやってるっていうような方もいらっしゃると思います。充電器による破損というのは、それが直接原因かどうかちょっと分からないんですが、1件だけ報告はありました。それによって電源部分が破損して使えなくなったということなんですが、他の事案については、別な故障の原因ですので、充電器によるものと思われるものは1件ということでございます。
再質問 7番 谷口武彦
1件ということですので、今後もしかしたらあるかもしれないですけども、例えば学校で充電をして、そのまま持ち帰って、多分家で使ったってそんなに充電がなくなるわけではないのかなと思うんですけども、だんだん機種も古くなっていくと充電もなくなるも早くなるのかなと思いますので、学校で充電をしていって持って帰るだとかそういう方法もちょっと検討していただいて、そういう破損もないようなふうにしていただければなと思います。また、タブレット端末の問題、先ほど出てます破損、損失、故障時などは、学校側、教育委員会の負担も大きいと思います。その場合どのような対応をしているのか。家庭、個人に対してですね、有償で直してもらうだとか、無償なのか、いろいろその場合の状況も違うと思うんですが、分かる範囲でいいので伺いたいと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
充電の関係で今ご質問もあったんですけど、学校での充電も含めた検討ということでございましたけど、基本、学年によってタブレットを使う授業の時数が違う部分もありますし、これから、先ほど言った時数よりはどんどん増えていくような形になると思います。そのようなことから、学校では授業で使うこともありますので、学校の充電が主体的、家庭のとこで充電していただいて、次の日、学校に持ってきていただいて、授業で使うというような形がサイクル的には最適かなというふうに思ってますんで、これはその辺のところも今後学校とも連携しながらやっていきたいという思います。また、故障時の破損の関係については、持ち帰りを今年の、多くは夏休み明け、中学校はその前からやってたんですけど、夏休み明けからやってるんですけど、その際に家庭にについて周知をしております。故意によって発生した故障や破損、事故、トラブルにかかる費用は家庭の負担になるということでございますけど、これまでに数件、故障はありますけど、家庭が負担したような事案は今のところないということです。
再質問 7番 谷口武彦
故意に壊したというときは本当にどんなときでもそうだと思いますので、なるべく家庭の負担にならないような対応していただきたい。電源の話もそのアダプターを使ってくださいよということをやっぱり徹底していただいて、なかなか壊れたらすぐどうのこうのというものでもないと思うので、よろしくお願いいたします。また、保護者の方の話を聞くと、例えば、家庭で宿題や家庭学習を行うとき、タブレット端末を使用してやりなさいということもあるんですけども、ログインをするということが一番最初に必要ですが、小学生の場合、中学生ちょっと分からなかったんですけど、20時までしかログインができないということで、宿題などを1人でできるお子さんなどは特に問題ないと思うんですが、一緒に見てあげなければいけないだとか、その場合、保護者の仕事の都合などで8時以降にならないと帰って来れない方もいらっしゃるということで、その場合は実際に宿題がやれないとか、家庭学習がやれないという方が増えているということです。ただ現在インフルエンザウイルスが脅威をふるっておりますので、学校閉鎖、学級閉鎖がありますので、家庭で学習することも増えていると思いますし、そのログイン時間の延長なども延ばしてほしいという声も聞いておりますし、例えば子どもだけでやるときに、8時じゃ駄目だ、9時、10時だと駄目だって話があるかもしれないので、例えば親ができる特別なパスワードとか、そういうのを使いながら、親だったら8時以降もログインできますよとか、そういうことができるかどうか分からないんですけども、そのような対策は打てないのかどうかを伺いたいと思います。
答弁 教育次長・管理課長 高橋治(教育次長・管理課長は2024年3月まで)
現在、家庭に持ち帰った場合のタブレット端末の使用ができる時間のことについてのお尋ねでございました20時というのは多分小学生の低学年ぐらいのところかなと思います。当然、中学生になりますともうちょっと遅い時間まで使えるような設定を全体的にかけているのは事実でございます。今20時までの部分で親御さんの帰宅時間に応じて宿題もままならないというお話でございましたので、この辺につきましてはちょっと学校とも相談をさせていただきながら、今後その時間についてどうするかということは、また相談をさせていただいたいと思いますが、機能としてなかなか親御さんが別なパスワードというのはなかなか難しい部分がございますので、その辺ご理解していただいた中でちょっと学校と相談させていただきたいと思います。
再質問 7番 谷口武彦
ぜひそういうことが可能であれば考えていっていただきたいなと思います。また、3番目のトラブルということで、家庭ではタブレット端末だけではなくて、個人のスマートフォンやタブレット、使用方法などを今後のルール作りも必要になってくると思いますし、子どもたちは個人情報の取り扱いやインターネットの安全な使い方についての教育が必要だと思いますけども、先日、参観日がありまして、そこでSNSの使い方などの講習会ということで学校でやって子どもたちに教えていました。そのような講習などはどのような頻度で、またどのような学年から行っているのかを伺いたいと思います。
答弁 教育次長・管理課長 高橋治(教育次長・管理課長は2024年3月まで)
定期的にではございませんが、この端末が入ってからは特に都度、事あるごとに実施をしているかと思います。保護者向けにつきましては、以前はPTAの連合会の研修会ですとか各学校のそういう懇談会などでやっておりましたが、最近ちょっとその頻度についてはちょっと私の方でも把握をしておりませんが、先ほど言いましたそういう懇談会の際には実施をしているのかなと思います。特に毎日持ち帰るとなりますと子どもたち今まで持ってなかったものを持つようになりましたので、そういう部分では学校の方からも、親御さんの向けに、それから子どもたちに向けても定期的ではないんですが日々あることに注意喚起をしているということでございますのでご理解願いたいと思います。
再質問 7番 谷口武彦
今まで使ったこともないものを急にやっぱり現れると親のスマートフォンだとかそういうのも触ったりしたくなってくるものだと思いますので、親がやらなきゃいけないところもあると思うんですけども、少しそういうところを子どもたち、低学年には特に教えていただくようなところも増やしていっていただけたらなと思います。また、先ほどの参観日もそうですけども、議会の常任委員会で現地調査でタブレット端末を見たということもあります。そのときに感じたところでは、机の上に、例えば紙の教科書、ノート、鉛筆などの文房具、それにタブレット端末も置いている。本当に机のサイズにそれだけ全部載っていると落としてしまわないのかなというところがちょっと怖いところもありましたので、落としてしまって端末が破損してしまうというのも多分問題になってくるのかなと思います。机の天板を全部大きくするというと、なかなか大変だと思いますし、コスト的にも大きくなると思うんですが、落下防止のために天板を拡張するようなものも出ておりまして、そこにはもう落下防止のちょっと、何でしょう、マチみたいなものあるところもありますので、そういう商品も出ているということですので、安価に机大きくしたりできるということもありますので、そのような例えば机を大きくするだとか、そういうものをつけるような落下防止等も含めた考え方は今のところないのか伺いたいと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
谷口議員おっしゃるように、私も機会あるごとに授業風景を見させていただいた中で、今おっしゃったタブレット端末と紙の教科書と他の教材等を含めた机の狭さは見ているところでございます。ただ、現実としては、今の既存の机に拡張して広げる方式と、机そのものが今の時代に合ったような大きな方式というのはあるんですけど、実際上は教室の大きさが決まってて、児童生徒数の人数も決まっている中で、そこを拡張するというのがなかなか難しい現状でございます。今言われたような破損とか故障もございますので、その辺のところを今後のそういう人数配置のあり方だとか、その故障のことも考えた中での、例えば今、谷口議員からご意見あったような落下防止等についてもちょっと検討してまいりたいというふうに思っております。
再質問 7番 谷口武彦
ぜひ、本当に10センチぐらい伸びるぐらいなものがあるということですので、簡単に取り付けられるというものですので、そういうのも参考にしていただいて、本当に落ちて壊れてからの前に何か防止策も考えていただきたいと思います。タブレット端末、いろいろ問題点も多いと思いますけども、子どもたちには本当に必要なものだと思っています。これから本当に先ほどのDXの話もありますけども、どんどんどんどん進んでいかなければいけないと思いますし、このICT環境づくりということが本当にこれからの訓子府町にも大事だなと思いますし、子どもにも誰1人取り残さない学習を心がけるためにも、最後に、このICTに対しての教育長のお考えを伺いたいと思います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
本当に情報化が進んでインターネットとかデジタル部分が必要不可欠な時代となっている中で、その部分で言えば子どもたちの情報活用能力というのが大切だということは認識しているところです。ただ、ICT化環境というのは、目的ではなく、私は手段だというふうに思ってますので、そのような中で子どもたちの、今、多様な子どもたちがいる中で資質能力を育成するというのが大事だということで、このタブレット端末を子どもたちが使って情報を集めて、それらを考えを自分の考えを理解し、まとめて、情報を活用する能力ということが大切だということで、それはまさしく子どもたちの生きる力を育むことだというふうに思ってます。これからも谷口議員が今回のご質問のあったようなタブレット端末の活用やルールづくり、故障、さらには更新なども学校や家庭、地域とも連携を図りながら、子どもたちにもより良いICT環境づくりに努めてまいりたいというふうに思っております。
再質問 7番 谷口武彦
機械の更新も含めて、いろいろ問題も多いと思いますけども、本当に子どもたちのために、よりよい教育環境をつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で私の質問を終わります。