みんなの議会

訓子府町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月13日

地域おこし協力隊の具体的な活用について

2023年9月13日、訓子府町議会の一般質問で、余湖龍三議員が「地域おこし協力隊の具体的な活用について」質問し、町長 伊田彰、地域創生室長 鈴木淳が答弁しました。

質問者
余湖龍三 議員
答弁者
町長 伊田彰、地域創生室長 鈴木淳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 余湖龍三

8番、余湖です。通告書に従って、一般質問をさせていただきます。まず、一つ目の質問は、地域おこし協力隊の具体的な活用についてということで、町長にお伺いいたします。地域おこし協力隊については、今年度の町制執行方針の中でまちづくり株式会社の設立に関しても活用を考えているとの発言がありました。地域おこし協力隊はご存じのとおりその活用については3年間の期限はありますが、国の地方特別交付税の対象であり、その後の移住・定住の可能性のある町にとっては利用すべき施策だと思います。その活用については各種多様なものがありますが、町としてどのような活用を考えているのか。それはいつまでにやろうとしているのか考えをお聞かせください。一つ、具体的な活用策は。二つ、施策活用に障害と考えていることがあるのか。以上、よろしくお願いします。

答弁 町長 伊田彰

ただいま「地域おこし協力隊の具体的な活用について」2点のお尋ねがありましたのでお答えをします。1点目に「具体的な活用策は」とのお尋ねがございました。地域おこし協力隊の任務は、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援、農林水産業への従事、住民生活支援などの地域協力活動など、全国では幅広く活用されているところでございます。本町において今後設立を予定しています「仮称 まちづくり株式会社」につきましては、その構想を検討しているところであり、現時点において具体的な活用方法や時期などはお示しできませんが「仮称 まちづくり株式会社」における構想や事業内容が固まり次第、地域おこし協力隊の具体的な活用策について、幅広い視点から検討をしていくこととしています。2点目に「施策活用に障害と考えることは」とのお尋ねがございました。地域おこし協力隊の制度は、主として過疎対策を目的とした人的支援施策であり、協力隊の取り組みについて隊員個々人の個性と地域との創発に期待するものであります。一方で「人的」な支援制度である以上、協力隊員の持つ個性やスキル、人生観などが地域の実情や任務内容にマッチングすることが難しい点が課題として挙げられており、協力隊員の希望する活動と実際の活動とのズレが協力隊員の持つ経験やスキル、アイデアを十分に生かすことができていないといったケースや、生活環境の変化、地域や活動先での人間関係に悩む協力隊員など、協力隊を取り巻く課題が全国的に数多く報告されている現状があります。本町ではこうした課題を踏まえ、今後の地域おこし協力隊募集に当たって、地域課題解決につながる任務内容を具体的かつ明確化することや、就任後においても協力隊員と連携、支援を深めながら信頼関係を構築し、しっかりとフォローしていくことが必要であると考えております。以上、お尋ねのありました2点につきましてお答えをいたしましたので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

再質問 8番 余湖龍三

返答をいただきました。何点か再質問させていただきます。まず、今、返答の中で、現時点においては、まだ、まちづくり株式会社についても示すことはできない」というようなことがありました。ましてや、その内容が固まってから協力隊員の具体的な募集をかけるようなニュアンスで聞きましたけども、私はこの言葉、この返答一つを考えても、せっかく公約に出してもらいましたし、いつからやるのかということは非常に大事なことですよね口にした以上は。それで少なくとも前回の一般質問等の中でも「来年度には」というようなお話もありました。そうなると、やはり今の時点で、どのような協力隊員を選んで、このまちづくり株式会社的なものをどういう形に持っていくのかというような構想がちょっとなければ来年度に本当に間に合うんですか、いや、それは今、返答の中でもそんなに急いでるふうはないのかなという気はしますけども、われわれとしては急いでもらいたいなという気持ちがあるので、こういうとりあえずまちづくり株式会社という言葉を出した中で、構想的なものは本当にまだないんですか。募集の足がかりとなるものはないのかなということでお聞きします。

答弁 町長 伊田彰

今、まちづくり株式会社の関係で急ぐ等々も含めて、構想はないのか。具体的な部分はまだお示しができないというところでございますけども、構想的には、少し地域商社的な部分が入られてきているのかなというのがありまして、さまざまなうちの農産品等のポテンシャルを上げてということは、ここは選挙戦も含めて、訴えてきた部分でもございます。ただ、来年度かうんぬんというところについては、現状でいきますと7月人事異動というか機構改革も含めて実施をさせていただきました。そこから今2か月間たった状態でございます。ちょっとそういった意味では、ここはしっかり内容を固めて、かつ、やる人間も含めて、どういう方法あるんだということで、全てを今、地域おこし協力隊が賄えるかというところって頭になる人間どうするんだっていうところもちょっといろいろ組織的な問題もあるかなというのがありまして、そういった意味からいくともう少し時間をいただきたいというのが実態でございます。まちづくり株式会社については、そのような状況でございます。

再質問 8番 余湖龍三

私も別に今、まちづくり株式会社がどういう方向にあるのかというのを聞きたいところもありますけれども、そんなに重要な、今回の地域おこし協力隊全体のことを考えると、そこだけが問題だというわけじゃないんですけども、地域おこし協力隊でいけば、先進と言えば東川町が非常に先進でありまして、30年前ぐらいからそういう、何て言うんですか、東川の町自体が30年ぐらい前から人口増加が続いている。現在も続いているので、それで地域おこし協力隊についても非常に積極的な登用を考えて、現在、2023年度では60人の地域おこし協力隊が町の中で活躍している。そういうような現状がある。地域おこし協力隊は完全に3年間については、経費については国からの交付税の補助があるということで、これは町にとっては、この制度を使うことは得はあっても何の損はないんじゃないかなと。まずは私たちから言わすとそういう考えが、そういうイメージしかないんですけれども、そこら辺はまず単純にどうなんですか。

答弁 町長 伊田彰

少し2点目にもちょっと絡んできているかなというふうに思います。まさしく議員言われるとおり、制度を使っていきたいというのは気持ちとしてはございます。担当レベルのときに、制度発足のときに、俗に言う臨時職員と言うんですか、温泉の中で働かせたり、そういった町が非常に多くて、そういう趣旨ではないよねというのがあって、ちょっとそういった部分ではあったんですけども、非常に人材が不足してきているというのは、町の職員も同様なんですけども、今、全課にそういった対応が、する必要がないかどうかという調査をかけている段階でございます。ですから、まちづくり株式会社うんぬんのほかに、ちょっとこれ予算の関係もございますけど、ある程度見えた段階で募集を本年度かけていきたいというふうに思っております。

再質問 8番 余湖龍三

そもそも地域おこし協力隊というのは、訓子府なら訓子府町が外部の人材を受け入れて地域社会の活性化につなげるというのは、地域おこし協力隊の非常に目的ですので、その活用策というのをいかに町が考えるのか。そういうことじゃないかと思います。前回、去年度も1名の方が地域おこし協力隊として入りましたけども、その方についても地域おこしとか、町の宣伝をするとか、いろいろやってくれてたんだと思いますけれども、最終的には途中でお帰りになってしまったというのは現状なんですけども、それを踏まえた中で、今後、地域おこし協力隊をお願いするに当たって、考えるようなことは何かありましたか。

答弁 地域創生室長 鈴木淳

ただいま、余湖議員からご質問ありました。今後、地域おこし協力隊をこれまでの経過も踏まえながら町として考えることはないのかという部分でございました。確かに昨年度、地域おこし協力隊1名委嘱しまして、移住・定住対策を中心に担っていただいたところでありましたが、残念ながら定住には至らなかったという経過がございます。この1名の方の協力隊につきましては、さまざまな課題、実際、思い描いた任務、実際に取り組んだ任務という部分のズレが生じていた部分もあったという部分と、自分の将来を考えたときに、本人の意思によって退任の決意をされたという部分がございます。こうしたことを踏まえまして、今後、そうした任務内容と協力隊員が思い描く任務内容、実際に行う活動という部分のミスマッチが起きないような募集の仕方だったり、募集内容、任務内容を明確化、具体化することによって、ミスマッチが起きないようにするという部分と隊員に寄り添ったフォローが必要になってくるという部分が大切かなというふうに考えております。

再質問 8番 余湖龍三

非常に反省して、これからに向かっての、いろいろ考えているんだなというのはよく分かりました。ただ、私は、この制度を今回質問するに当たって、いろいろな町の状態とかを見たんですけども、去年の訓子府の協力隊については1名で、女性で、新卒で、そういうようなことを考えるとなかなか難しいかな。先ほど町長の回答の中にも担当者との関係とか担当がというようなお話もありましたけれども、それは町としてはやはり協力隊として頼む以上は町が主導性を持って、担当を決めて方向性を決めていきたいのかなということも考えますけども、私はこれ地域おこし協力隊というのは、もっと自由な形で活動についてはしてもらうべきじゃないかと思うんですよね。要するに、表題を決めて、前回については、移住・定住対策が目的ということで募集したんでしょうけども、そういう町としての目的をきちんとした中で募集をかける。ですから、訓子府の場合は移住・定住も必要ですし、全道の今、まちづくり協力隊の募集職種を見ますと本当に多種多様なんですよね。定住なんてもう古いですよね。今もう漁師の町では漁師になりませんか。漁師になるための協力隊を募集しますとか、東川についてもそうですよね。町のスタイルを決めるようなそういう仕事をするような協力隊になりませんかとか、観光資源の開発だけをするような協力隊になりませんか。それから、福祉の学校がありますから、そこの学校に入って福祉の専門家になりませんかとか、これは東川ですけれども、あと、よその町では本当に町のリポーターとしての、本当にそれだけの仕事のための協力隊を募集します。広尾町あたりはサンタランドの木の剪定とか木の整備とか、そういうことだけでいいですから、協力隊を募集します。それから、まだありますよ。面白いのは本当にあるんですよね。鹿部町あたりはレジャーサービスアミューズメント会の販売、販売アドバイザー。これは何をやるのかなってちょっと見ただけじゃ、ちょっとよく分からない。先ほど言いましたように、空き家対策のための地域おこし協力隊を募集しているところもありますし、それから、おもしろいなと思ったのは、釧路市では阿寒のアイヌクラフトセンターの運営コーディネーターとか、先ほど言ったように、海の町では漁師になるためのものが、そのためだけの地域おこし協力隊を募集しますとか、そういうようなことはあるので、これは訓子府町にとっても、農業分野、商業分野、行政分野、いろいろな分野で必要になってくるところがあると思うんですよ。これは臨時職員を雇いながらいろいろな仕事をしていきますけれども、そういう部分のできるようなこともいろいろ中にはあるんじゃないか。非常に行政の助けになるんじゃないかなということを思います。ですから、こうやって考えますと、今、去年のように地域おこしのために1名の協力隊を募集するなんてことをやったんでは、やはりその人間1人と行政との関係というのは強すぎて大変なんですよね来る人も。これ一つの職種に3名ぐらいの募集をかけて、しかもそれを三つぐらいの目的。しいて言えば9名から10名を来年度はいっぺんに募集するんだと。いろいろな部門で考えて、それは可能じゃないかなと思います。そういうふうにして各地域おこし協力隊だけが一つのグループとして行政の中で一つの何々課になるのか、鈴木室長の下になるのかどうか分かりませんけども、そういう独自の活動ができるような地域おこし協力隊になると、これはその中でいろいろなことを考えて行政の気持ちも取り入れた中で、それぞれが同じ立場の中でいろいろ考えていくんじゃないかと思うんですけれども、やっぱりいっぺんに三つとか四つの部門で、そういう複数の協力隊を募集するなんて考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 伊田彰

昨年の反省も含めて、今いろいろと他の町の先進事例も含めていろいろご意見もいただきました。基本的には庁内部というか担当部署でも1名で非常に孤独感あったんじゃないかというところも反省点としては出てございまして、そういった意味では、ある程度3人、4人という固まりというか、同じ仕事ではないかもしれないけども、そういったコミュニティが一定程度必要じゃないかというのは、そこは行政内部でも話としては出てます。それとプラス、単純に行政のみでなくて、議員おっしゃるとおり、各商業、農業ほか、さまざまの分野の必要性はわれわれも持ってますし、そういった団体との協議というのは当然、商工会、農協あたりと必要性の部分も含めて、そういった部分を確定しながら募集につなげていくというのが必要かなというふうには認識はしておりますし、実は、隣町、置戸が8名、4名が外国人の方、実はその4名というのは東川から来ている。学校から来ているというところもありまして、ただやっぱりこう行政というか、行政がというか、私側の立場とすると、会計年度任用職員なんですよね現実的には。地域おこし協力隊と言いつつ、だから町は要するに報酬を払っているんですよ毎月。だから一定程度のそういった部分のものが必要じゃないかというのがやっぱり根っこにあって、議員の質問の中にもあるように、何か課題があるのかというところってやっぱり、例えば農業を入ると夏しかやんないよね、冬どうするという議論というのはやっぱり行政内部では必ず起きてきているっていうのが実態で、だから本当に小さい業務をぽんとやらせて、そんだけ300万なり350万なりという報酬を払っていいのかという問題がちょっと、まだ払拭しきれてないというのがございますので、ただ議員言われてるところの部分というのは必要だなというのを認識をしておりますので、今後さらに検討してまいりたいというふうに思います。

再質問 8番 余湖龍三

今、お金の話が出ましたんであれなんですけど、これは交付税対象、交付税の対象になって、1人あたま何ぼとかって決まって出るんですよね。それで私調べてみると今回不思議だなと思ったのは、給料の差というのがあるんですよね。ある町は18万円、ある町は19万円、ある町は28万円とか、そういうときはどうしているのかなというのをちょっと分かっているなら、お聞きしたいなと思うんですけども、ただ一番はっきりしてるのは、わが町のお金じゃないということですよね。国から交付税出て、その人間を活用してくださいというのが趣旨ですから、自分で給料払っていると思ったらいろいろ言いたくなりますけども、やはり国からの給料を当てにしてやってる人間ですから、その活動については、ある程度の自由さを持たせた中で自由にやってもらう。だから農業分野で、先ほどちらっと出た農業分野は夏しかないだろう。春から夏しかないだろうじゃなくて。じゃその人方は冬の間、何かできることを自分たちが考える。春のために何をするのかとか、それは自分たちで考えればいいですよね。やっぱりそういう自由性をもたした中でやってもらうのがいいんじゃないかと思うんですけども、先ほどのお金の話とあわせていかがでしょうか。

答弁 町長 伊田彰

まあ、ちょっとお金の話、ちょっとしゃべりたい人もいるんですけど、ちょっとまあ、1人あたま480万が上限なんです。特別交付税というのは、なんぞやっていうところがちょっとありまして、うちも現段階では7億、8億、特別交付税で見てくださいというのを挙げています。実際の特別交付税って、うち1億5千万とか1億8,000万ぐらいの間でしか交付されてない。その中の480万なんですよ。ですから丸々100くるかというのは分からないんですよね。何に対して何ぼ出してるとのは分からないというのが、実態としてはそういう実態。だから全て国の金かっていうと、補助金と交付金とかというところとは少し違う。そしてどうしても上限枠ありますので、全国的な交付税会計の普通交付税の6%が特別交付税なんですよね。今、それを4%にしようということでやってますけど、今のところはまだ6%でいきてる。そういうお金の流れだということで、議員言われるとおり「自由にさせろ」というのはすごく思います。そこをどう払拭するかというのが、ちょっとまだ決心ついてないんで、もうちょっと時間ください。

再質問 8番 余湖龍三

お金の細かい話をすれば、いろいろと障害というか、細かく考えたら交付税、特別交付税、何に何ぼって紙に書いてないんで分かりませんと言われたら、まったくそうでしょうけども、ただ、それに対していろいろな町がやってること、いろいろな町も、置戸では8人いるんですからね、じゃ8人分本当に480万掛ける、入ってるのかっていったら、ちょっと分かりませんけれども、やはりそれを活用していい町、将来に向かっての、それこそ職員ではカバーできないところをやっていこうという気持ちの中でいくんですから、やはり訓子府町としても、それをまず活用する意思は非常にあるんだと思います。町長のいろんな発言からいくと。あるんでしたら、やはり遅れをとらず早く。しかも形ができてからとか、そういうんじゃなくて、まず目的意識を持った中で人を募集して、それで来たらいいし、まずは募集のとこはスタートしないと、来年まで構想を決めて来年また募集しますとかね。そういうゆっくりした話じゃないと思うんですよね。やはりこういうものはスピーディーに思い立った時にやらなくちゃ。やっぱり伊田町長のいろんな方針がまだ熱のあるうちに、ボンボン進めてくれないと町民忘れてしまいますから、もう少し早く進める気持ちはありませんか。

答弁 町長 伊田彰

議員おっしゃるスピーディーにというところで、先ほども申し上げましたけども、内容的には今詰めさせていただいている。ある程度、固まり次第、募集に向けた準備に移りたい。というのは、R6の4月からの部分でやっていきたいなというふうには思ってはおります。

再質問 8番 余湖龍三

本当に6年の春にはそれが募集を終わって人を決めて、いろんなことがスタートできるような体制で頑張って募集して考えてやってほしいと思います。しかも、複数種類の複数雇用というのが一番いいんじゃないかと思うので、よろしくお願いしたいと思います。

出典:訓子府町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月13日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる