訓子府町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日
町の防災対策について
2023年6月20日、訓子府町議会の一般質問で、北川克良議員が「町の防災対策について」質問し、町長 伊田彰、総務課長 硯見康之が答弁しました。
- 質問者
- 北川克良 議員
- 答弁者
- 町長 伊田彰、総務課長 硯見康之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 北川克良
議席番号11番、北川です。質問通告書に従いまして、一般質問をさせていただきます。町の防災対策について質問します。ご承知のように、わが国は災害大国と言われ、訓子府町も例外ではなく、予測不能な災害が起こる可能性があります。さらに冬期に被災すると大きな混乱が起こることが予想されます。本町の防災対策の現状について伺います。1、高齢者、障がい者など要支援者への防災対策を伺います。2、仮設トイレなど備蓄品の現状を伺います。3、冬期の防災対策を伺います。以上、町長に質問します。
答弁 町長 伊田彰
ただいま、町の防災対策について3点のお尋ねをいただきましたのでお答えします。1点目の「高齢者、障がい者などの要支援者への防災対策」についてのお尋ねですが、まず、体が不自由な方については、介護保険の要介護認定3以上、障害支援区分認定4以上、身体障害者手帳3級以上、療育手帳A判定、精神障害者保健福祉手帳1級で在宅の方については、町の避難行動要支援者名簿に登載され、災害が発生、もしくは発生する恐れがあり、生命または身体を災害から保護するため必要とする場合は、関係機関と名簿情報を共有し、支援にあたることとしております。また、高齢者の方の避難については、時間的余裕を持ちながら避難所へ避難していただくため、一般町民よりも1レベル低い警戒レベル3で危険な場所から避難するよう指示することとなっております。災害対策本部が設置された場合は、民生対策部の中に避難行動要支援班が設置され、避難行動要支援者や用配慮者への対応を専属で行う部署を設け、万全を期すこととしております。2点目の「仮説トイレなどの備蓄品の現状は」とのお尋ねですが、備蓄品につきましては「第3次訓子府町緊急物資等の備蓄ガイドライン」により整備をしており、さまざまな災害を想定し、食料、飲料水、生活必需品、衛生用品、燃料、その他の物資を年次的に整備しているところでございます。お尋ねの仮設トイレ関係につきましては、マンホール設置型トイレ1基、ポータブルトイレ5基、ダンボールトイレを20基、ポータブルトイレやダンボールトイレで使用するトイレ袋を880回分備蓄しているところでございます。3点目の「冬期の防災対策は」とのお尋ねでございますが、厳冬期の防災は町民の命に関わる案件で町としても非常に重要であると考え、本年1月21日に北見市の日本赤十字北海道看護大学が主催した「厳冬期避難所展開・宿泊演習2023」に町職員2名が参加し「冬期の無暖房避難所環境の体験」「その状況での就寝」「暴風雪時車両立ち往生演習」など、さまざまな検証をしてまいりました。やはり、厳冬期の災害で最も危険な状況は停電による無暖房状態でございます。無暖房の状況下では屋内でも気温5℃前後の厳しい状況で、低体温症のリスクが高まります。町ではこのような状況下でも採暖できるよう、ジェットヒーター2台、燃料型のポータブルストーブ34台、発電機22台、毛布400枚、アルミ型保温シート120枚、防寒着50着を整備しており、厳冬期の対策に万全を期しているところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 11番 北川克良
過去に前町長、役場の皆さま、議員の皆さま、関係者の皆さまが防災対策に尽力を尽くしたことに対し、敬意を表し質問に移らせていただきます。はるるでは、地域住民の参加を絶えず声をかけてボランティア活動の協力を取り付けていると聞きます。町民の個人の場合も、そのような地域住民の協力を取り付ける活動が継続的にあればと思います。そこで、国が今、進めている個別避難計画作成について、町の考えをお聞かせください。
答弁 総務課長 硯見康之
ただいま、個別避難計画の策定の考えについてのご質問いただきました。令和3年の防災対策基本法の改正によって、地方自治体が要支援者、個人個人の個別の避難計画を策定するように努力義務が課せられているところでございます。個別避難計画というのは、要支援者の方がどのような支援を必要として、いつどこへ誰とどのように避難をしていくかということを要支援者一人一人に対して計画を策定するというものでございます。この計画につきましては、全国でも全国市町村で8%程度の策定率となっており、1割に満たないという状況になってございます。本町でも現状、策定ができていない状況でございます。策定の必要性も感じておりますので、現状ちょっといろいろ策定に向けて動いたんですけれども、いろいろなことがネックになりましたので、今年度、福祉部局と消防部局と総務の方でもう一度、土台づくりから考え直して作り上げていこうというふうに手がけようと思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 11番 北川克良
関わることにより、地域の福祉の向上や地域活性化にもつながると聞いています。個別避難計画を作成する、進めるに当たってのことですけれども、それについて私も微力ながら協力していきたいと思いますので、進めていくことを希望します。次の質問いいですか。
質問 11番 北川克良
今の質問じゃないです。
質問 11番 北川克良
要介護者を含めた避難訓練の考えはありますか。
答弁 総務課長 硯見康之
要介護者を含めた訓練ということで、昨年、町の総合防災訓練を実施いたしまして、その際にちょっと要介護者の方も含めた検討したところだったんですけれども、ちょっと折り合いがつかなくて、職員の方だけ参加していただくというような形になりました。次の総合防災訓練につきましては、令和7年度を予定しておりますので、計画自体は令和6年度から着手すると思うんですけれども、その中で総合的に計画してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 11番 北川克良
ある自治体では、避難訓練を避難散歩と名を変えて避難訓練のハードルを下げたイメージで設定して避難訓練をしているところがあるそうです。そうすると、参加者も増えたという報告もあります。気楽に参加できる、散歩だけの避難経路の確認でもよいので、そのような避難訓練もご検討ください。
答弁 町長 伊田彰
今ちょっと避難散歩というような部分も必要ではないかというかね、日常的にそういった環境に置くということが非常に大事だということで思っております。ただ、先ほど総務課長からR7の訓練というのは、意外と大がかりな総合防災訓練で、地域ごとにですね。小さいくくりの中の訓練もそういった形ではやってきております。ただし、どうしても自治会が中心としてやってきているってことも実態にありましてね、なかなかこう毎年、毎年となると自治会の方の負担も出てくるということもあって、あとはこうどういうふうに意識付けをしていってもらえるかというのが、一つ大きな課題かなというふうに捉えてますので、また、検討しないというわけではございませんので、一つの提案として受けとめさせていただきます。
質問 11番 北川克良
避難行動支援名簿というものがあるんですけども、私もそのやつの名簿を書いたことがあるんですけども、かれこれ多分8年ぐらい前に書いたと思うんです。でも、私も大分年もとりまして、そのころは薬も飲んでいなかったんですけども、今は薬も飲むようになって、多分書いていることの記述がだいぶ変わってきていると思うんです。その更新はどのように考えているかをお聞かせください。
答弁 総務課長 硯見康之
避難行動要支援者名簿の関係のお尋ねだったと思います。避難行動要支援者名簿につきましては、防災の方で完了しているんですけれども、福祉部局と連携をとりまして、おのおのの障害区分ですとかの認定の中身を確認しまして、毎年度更新をさせていただいているところでございますので、ご理解を賜りたいと思います。
答弁 総務課長 硯見康之
要支援者名簿、役場整備している要支援者名簿につきましては、住所とお名前と生年月日とかのパーソナルデータとあと障がいの区分でして、恐らく薬とかの関係は自治会とかで作ったやつに記載されているんじゃないかと思いますので、補足として説明させていただきます。
質問 11番 北川克良
2番の仮設トイレなどの備蓄の関係の質問なんですけれども、さっきの答弁にいただいたところ、車椅子用の仮設トイレはないようなんですけども、多分、避難場所のトイレを使うということになっていると思うんですけれども、そこのトイレが使えなくなった場合はですね、車椅子とか、バリアフリー用のトイレはどのような対策がありますか。
答弁 総務課長 硯見康之
先ほど、多目的トイレの関係のご質問をいただいたと思うんですけれども、先ほど町長が答弁したポータブルトイレですとか、ダンボールトイレというのが確かに議員おっしゃるとおり、ちょっとハンデのある方については使用が厳しい、狭い状況になってございます。基本的には避難所のトイレを使うことになるんですけれども、多目的トイレですとか、洋式トイレとかが整備されていないという避難所もございますので、トイレに限らず避難所の生活でハンディがあって、なかなかそこでの避難所生活が難しいという方につきましては、総合福祉センターうららが福祉避難所というふうに指定されております。そういうふうに普通の通常の避難所でちょっと生活が厳しいという方につきましては、福祉避難所の方に移動していただいて、生活をしていただくというような流れになってますので、ご理解を賜りたいと思います。
質問 11番 北川克良
その場合は、例えば、自分は日出に住んでいて、日出のセンターに、一応避難になっているんですけども、その場合は、その福祉避難所に僕は行くことになるでいいですか。
答弁 総務課長 硯見康之
そのとおりでございます。
質問 11番 北川克良
理解しました。トイレのあれなんですけれども、このやつを見ると、もし大きな災害になった場合、普通の健常者の人もこのポータブルトイレ20基というのは、これは足りる数なんでしょうか。
答弁 町長 伊田彰
今、ポータブルトイレの数の関係、基本的に災害備蓄ガイドラインの設定の問題なんです。あくまで、地震、マグニチュード6.9ですから、震度6弱が最大級起こるであろうという想定される地震なんですよね。そのときに建物がもたない建物、それが570戸ほど耐震化ができてないというところで、当時設定したときの年度がもうちょっと古いんですけども、今ちょっとまた新しくなってきていると思うんですけども、その際におよそ1,200人ほど建物の被害を受けるのではないかという設定をいたしまして、特にこういう町は地縁とか血縁の部分も多いですんで、そのうち17%、200人が避難するだろうということで、全てガイドライン上は200人避難の部分を設定して積み上げてきているというところですので、そういった意味では千人が全員来られるとポータブルトイレ自体は今では充足はちょっと難しいかなというふうに思います。
質問 11番 北川克良
なぜそんなような質問をしたかというとですね。トイレが不足なので、使用が不便な場合は、トイレを我慢したり、水分補給を怠ったりして、健康被害が何か出るって聞いたので、それでトイレは十分に確保した方がよいのではないかと思い、質問しました。次の質問ですけれども、備蓄品の賞味期限のコントロールはどうしているか、お聞きしたい。
答弁 総務課長 硯見康之
備蓄品の賞味期限のご質問いただきました。基本的に食料品と飲料水の関係だと思うんですけれども、備蓄しているお米、アルファ米というものにつきましては、消費期限が5年ということになってございますので、一括に購入しているわけではなくて、ある一定数量で買っていますので、消費期限が近づいてきているものについては、そこを更新して買っていくと。その不用分になったものについては研修で試食してみたりとか、そういうような活用している状況でございます。アルファ米が5年です。お水につきましては、6年間が消費期限でございます。お水につきましては、消費期限が過ぎましても、例えばトイレで水を流すことに使えるとかというのがありますので、そのまま保存をしていたりしています。あとはですね、クラッカーも非常食として保存してまして、そちらは2年、スープが5年、後は粉ミルクが1年6か月というような消費期限になっておりますので、更新時期に改めて買っているというような状況でございます。以上でございます。
質問 11番 北川克良
次の冬の防災の対策についてまた質問します。またトイレの話なんですけど、仮設トイレの防災対策とか多分インフルエンザとか何かで感染予防がそこで起こる可能性があるので、その清潔管理とかについて何かあったらお聞かせください。
答弁 町長 伊田彰
感染予防という部分で、多分コロナとか、そういった部分ではなくて、衛生上の問題かと思われるんですけども、今、コロナは3年たちまして、やっとコロナ系の防災計画の見直しも含めてですね、出てきているのが実態でございます。日常的な衛生管理、避難時の衛生管理については、特に排せつ物の関係については、排せつ用の袋が先ほど答弁して880という形をお示ししましたけど、そういった部分への排せつとかですね、マンホール型のトイレというのは、完全にマンホールがマンホールの上につくりますので、マンホールに流れていくようなシステムになっていますので、そういった部分では、東日本でも非常にトイレが渋滞というか、たくさんいて、トイレの周りにみんな用を足したっていうような状況にならないような基数とか、そういった部分はやっていかなきゃならないかなと思っています。加えて、備蓄でうちの町こういう形で備蓄してますということなんですけど、最終的というか、いざ有事の際は周りの自治体とかですね。いろいろ協定結んでいるところもございまして、そういったところからの応援とかですね。そういった部分もいただきながら対処していくかなというふうに思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 11番 北川克良
仮設トイレの防寒対策については答弁いただいていないと思うんですけども、そこのところもお願いします。
答弁 町長 伊田彰
仮設トイレの防寒対策という、答弁漏れあったんですけども、全般的に言うと、先ほど答弁でも申し上げましたけど、暖房の確保をどうするかというのが一番今、課題の一つとなってまして、ジェットヒーターとか室内を温めるものってあるんですけども、停電になった場合に一番有効なのは、今のFFストーブに電源を供給するということが、どういう供給の仕方って、発電機を外に置いて供給するとか、いろいろあるんですけども、それが一番効果的だというのが、たまたま日赤の方で出た結論でありまして、それに向けて今後うちはどういうふうな備蓄の対応をしていくかということで、仮設トイレ、あくまで屋外という認識は全てにおいてはしてませんので、屋内に設置するということも可能性の一つとしてありますので、そういう意味では仮設トイレの暖房を特に冬期は別の部屋に、部屋の暖房も入れながらトイレの暖をとっていくようなスタイルになろうかなというふうに思います。