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訓子府町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日

コミュニティバスを走らせる考え

2019年12月11日、訓子府町議会の一般質問で、西森信夫議員が「コミュニティバスを走らせる考え」について質問し、町長 菊池一春、企画財政課長 篠田康行が答弁しました。

質問者
西森信夫 議員
答弁者
町長 菊池一春、企画財政課長 篠田康行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 西森信夫

コミュニティバスを走らせる考えは。これ町長にお伺いをしたいと思います。本町の政策の中で、ハイヤー券・バス券の交付は住民に生活の安心と安全をもたらし、ライフラインの中で一定の満足感につながっています。お年寄りが病院への通院、買い物、ゲートボール、パークゴルフ、老人会への参加など出かける足として大変重要な生活でのツールとして定着しているところです。しかし近い将来、団塊の世代が70歳を迎える時期が迫っています。そこで次の点についてお伺いをいたします。一つ、現在のハイヤー券、バス券の利用状況は。二つ、ハイヤー券発行に対して車(配車)は十分足りているか。三つ、団塊世代の高齢化に伴う免許返納が増えるため、それを見越してバスを走らせる考えは。四つ、NPO法人化を視野に入れて小回りのきくコミュニティバス運行の考えはないか。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「コミュニティバスを走らせる考え」について、4点のお尋ねがありましたので、お答えをします。1点目に「現在のハイヤー券、バス券の利用状況」についてお尋ねがございました。高齢者ハイヤー利用サービス事業および路線バス高齢者利用支援事業はいずれも75歳以上の方を対象にした事業ですが、11月末日現在のそれぞれの事業の登録者数は、高齢者ハイヤー利用サービス事業が558人、内男性が213人、女性が345人。路線バス高齢者利用支援事業の登録者数は、448人、内男性169人、女性279人となっております。登録された方の内、実際に利用された方の1人当たりの年間平均利用回数ですが、平成30年度の実績はハイヤーが305人で平均23回、バスは216人で平均17回でございました。2点目に「ハイヤー券発行に対して車の配車は十分足りているのか」とお尋ねがありました。ハイヤー券の利用とハイヤーの配車の状況の関係を直接結びつけた調査は実施しておりませんが、ハイヤー会社に車の配車の状況について確認したところ、全体的に配車が不足している状況にはないものの、移送サービスの利用などで北見へ病院に行く方が複数出た場合、30分から40分間程度の待ち時間が週当たり4件程度発生していることを確認いたしました。なお、傾向としましては、月の前半の午前中から13時頃にそういった待ち時間が発生する傾向にあることでしたが、一方で、その他の時間帯につきましては比較的ハイヤーを待つ時間は少なく、車の稼働状況には、時期や時間帯によってバラツキがあるようでございます。次に、3点目に「団塊世代の高齢化に伴う免許返納が増えるため、それを見越してバスを走らせる考え」と4点目に「NPO法人化を視野に入れた小回りのきくコミュニティバス運行の考え」についてのお尋ねがございました。それぞれ関係のあるご質問でございますので、3点目と4点目のご質問を合わせて回答させていただきます。ご指摘のとおり、団塊の世代が70歳代を迎え、今後、免許を返納する方が増える可能性がございます。このことに伴いまして、現在以上に利用者数の増加ならびに利用内容に関して新たなニーズが出てくることも予想されます。また、高齢者の交通事故は全国的な問題となっており、安全で安心な社会の実現のためにも、高齢者の移動手段の確保はますます重要となってくると思われます。町としましても、安心して訓子府町に住み続けるためには、高齢者の移動手段の確保は重要な要素であると認識しております。そういった観点から、機会を捉えながら高齢者の移動に関するニーズの把握に努め、国の機関や交通事業関連事業者などとも連携し、バス等を運行する実施主体、また、その内容や導入のタイミングのほか、既存の地方公共交通のあり方なども含め総合的に考慮し、どのような仕組みが訓子府町として最適であるのか将来に備え研究してまいりたいと思います。以上、お尋ねのありました4点につきましてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようお願いいたします。

再質問 6番 西森信夫

説明いただきましたが、2、3点再質問させていただきたいと思います。タクシー券、バス券の充実で一定の住民サービスが定着しているということで非常にここに男性の数、女性の数、それからいろいろバスの数字も示されております。非常に利用が多いな、非常にこう住民には行き届いたサービスがなされているなと非常に思います。そこでこういう質問をするというのは、時期尚早だ、今も軌道に乗っているのに何でそういう話をするんだということかと思いますが、やはり団塊の世代がもう目の前にきて免許返納が控えております。私もそうですし、ここに何名かいるかと思いますが、まず、転ばぬ先の杖ではないですが、やっぱり運転できなくなった人たちが増えてタクシー、タクシーといっても5台も10台も本町にタクシーがある訳ではありません。やっぱり何台かしかない。そのタクシーを使って一斉に月曜、火曜にはみんな病院に行きたい。で、バスは不便だと。タクシーで行きたいと。こうなると、町内は一定の料金で走れるが、北見まではなかなか行けないと。だから家族に送ってくれって言ったら、そんなもの送る暇なんかないと若い者に言われたというのが現状です。非常にこの1年後、2年後に向けて、そういう状況が来るということについて、どのような考えを持っているかお聞きしたいと思います。

答弁 企画財政課長 篠田康行

現状のタクシーだけでは将来的に数が足りなくなって北見に行くのが不便になってくるのではないかということを見越しても対応ということの質問だと思いますけれども、まず現状ではですね、答弁先ほどしたとおり全体としてはまだ間に合っているところでございますが、北見までこれから延ばしていくとなるとまず今のタクシー業者ですね、町内に一つしかないタクシー業者の営業に与える影響とかも考えていかなくてはなりませんし、またバス、高齢者バスをつくった理由としましては、バスの利用促進も兼ねて、北見バスの営業利益に少しでも貢献できることと高齢者の利便性の向上と二つを狙ったものでございます。ですので、高齢者の利便性ということであれば、そういった考え方もあるのかもしれませんが、一方では公共交通機関の期間的な北見バスの路線バスに与える影響もまた考えては行かなくてはいけないと言ったこともありますので、総合的に慎重にですね、今ある資源をどうやって使いながら民間のサービスの資源を使いながらどうやって組み立てていくのかということをですね、将来に向けて少しずつ検討していきたいと思っております。

再質問 6番 西森信夫

少しずつ検討していくうちに団塊の世代が年になってくるというのが目の前なんです。それで北海道、日本全国をみられるんですが、コミュニティバスがどうなっているのかを調べましたところ、北海道内でコミュニティバス等リストというのがありまして、これインターネットなんですが、これはアンケート調査と市町村ウェブサイトの調査なんですが、そのうちの北海道の中の34の市、それから町村にしましては144の市と村がリストに載っております。それでこのリストの中でコミュニティバス等をやっていないところ、全くやってませんよというところが市にしてみれば札幌市とか小樽市とか大きい市を中心に、小さい市もあるんですが、14の市がコミュニティバスをやっていないと。町村においては45の町村がやってないと。コミュニティバスをやっていない。あとの139の町村はやっていると。コミュニティバスをやっているということです。網走管内を例にとると、この近隣、訓子府町、置戸町はやってないんですが、やっている市が網走管内では二つの市、北見市と網走市がやっている。それからやってない市が紋別市と。それからやっている町村では9町村がやっていますと。やっていない町村としては5町村あるということになります。それでなぜ、やっているとことやっていないところがこんなにはっきりこう分かれるのかなというと、今うちでいえばタクシー券の補助とバス券の補助をやっているから、今のところはいいよということです。他のやっていないところをみると、いろいろ事情はあるんですが、うちの町はそうなんです。ただ、これだけやっぱり北海道をみてみると圧倒的に半数以上の市町村がコミュニティバスを取り入れているということに対して、本町でも考えるべきではないかなと思いますが、その辺の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 企画財政課長 篠田康行

今、全道的な状況述べていただきましたけども、例えばですね、北見市ですと「わっか」というバスあるんですけれども、この運営している経過としましては、元々あった路線バスが乗車数が少なくてですね、廃線の検討をされてた経過がありまして、特に若松方面なんですけれども、あそこはいろいろレジャー施設なんかもありますので、そこの一般の方の利用も考えるとすぐに廃線にできないのではないかという検討があってですね、コミュニティバスに切り替えたといった経過があるそうです。それと加えてですね、その郊外、その付近の郊外もデマンドで受けるといったサービスに拡大したといった経過があるそうです。ですので、近隣の北見市にするとそういった、元々ある既定のバスをコミュニティバスに振り替えていったというような経過があります。それと陸別と置戸さんもですね、最近はじめたそうですけれども、こちらについてもですね、今まで置戸さんは病院に運ぶバスがあったのが一般にも拡大していったということで、それぞれの町で経過があって今の形態になっていると思います。うちの場合は先ほどおっしゃられたとおり高齢者ハイヤーサービスがありますので、今やっているということでございます。それで足してさらにということであれば、それもですね、今後とても今の体制では間に合わないということも含めてですね、タクシー業者の方ともよく話し合ってですね、どういった形が訓子府町として一番いいのかということを丁寧にですね、話をしながら検討していきたいと思っております。

再質問 6番 西森信夫

北海道だけでなくて日本全国をみてみますと、コミュニティバス非常に地域の有志者というかもう本当に非営利団体、NPO法人とか、そういう、このままでは地域に人がいなくなってしまうようなところは、一線をリタイヤした人たちが60代前半から70代ぐらいの車の乗れる方がコミュニティバスを使ってお年寄りの送迎をしているというのが各所にみられます。非常にそれも事故があったり補償はどうするんだとか問題を抱えているようです。非常に問題はあるんですが、各、やっぱり日本全国でいろんな取り組みでコミュニティバスを走らせているという中では、やっぱり本町もいつまで北見バスが動いてくれるのか、子どもたちが極端に減って、それから路線バスの数が減る、それから住民が減ったら、さらにバスの便が減ると、こうなってくると、タクシーに頼らざるを得ない。業者も儲けの出ないとこはあまりタクシーの台数も置かないって、これが現状です。だから今のうちにやはり将来に向けて各市町村が取り組んでいるようなコミュニティバスの導入を視野に入れて検討すべき時期が来ているのではないかなと私は思いますがいかがですか。

答弁 企画財政課長 篠田康行

そうですね、コミュニティバス、NPOでやられているところもありますし、タクシー業者とかですね、そういった交通事業者が委託されてやっているところも、いろいろ形態はあります。NPOに関してはですね、本州の事例なんかを調べますと、茨城県のある市なんですけど、ちょっと担当者に聞きましたら、例えば社会福祉協議会の方で最初高齢者対策のバスを走らせたところ、みんなでその必要性を住民に説いて、その地区で誰かNPO法人を立ち上げてできませんかということで立ち上げた例もあるそうです。そういったことがうちの町でできるかどうかは別としまして、何かその実施主体ですね、どういった形がうちの町にとって合っているのか、そういったことも研究するのに時間がかかりますので、おっしゃられているとおりですね、今日言って明日できる事業じゃありませんので、時間をかけてきちんと議論していきたいと思っております。

再質問 6番 西森信夫

先ほど課長が言われたように北見市あたりもバスの便数が減って川東、若松地区あたりわっかバス、コミュニティバスをこう走らせているんですが、非常にここにアンケート用紙も当然ついているんですが、誰でも利用できますよ、それから車いす1人で乗れるんですか、車両は何人載りですかって、非常にウェブサイトに載っているんですね、やっぱり住民にとってはバスなくなったらどうして街に出ようかなという時にこういうものが提示されれば、私の住んでいるところはこういうライフラインの安心感があるんだなということにつながってくるような気がします。だから今、タクシーが走っている、バスが走っているからいいんだじゃなくて、将来的にもやっぱりそういう方策もあるんだというのを提示しながら行政というのはやるべきだと思いますが、最後に町長このコミュニティバスに関しての考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

コミュニティバスは置戸も陸別もやっているようですし、いろんな経過があって、それぞれの町がそれぞれのシステムを作っているというところです。特にデマンドタクシーの話も何度かさせていただきましたけれども、デマンドバスなんてのも、特に合併のした県が多いですね、広島県とか新潟県とかですね、すなわち足の確保ができない。だから路線バスもないし、列車もないしということで、行政はやもなくコミュニティバスや、あるいはデマンドタクシー等を使ってやっているということであります。これは一概にうちの町も全国的にみたら多いからわかりましたすぐやりますなんてことにはならないだろうというふうに私は思います。一つは北見バスが存置するためには、やっぱり一定の乗客を確保していかなきゃならない。これは幹線ですから、今度バスを10台替えます。あらためてまた議会にも提案することになると思いますけれども、低床バスの提案をしています。すなわちお年寄りでも乗り勝手のいいようなバスを、その部分を陸別、訓子府、置戸町等含めてですね、5台分はこれから5年間かかって月賦でバス代を払っていくということも含めてバス、国の補助がいつまで続くかどうかもわかりませんので、幹線のバスをやっぱり維持していくということも乗客を確保するということも大事なことが1点です。ですから訓子府高校や北見の高校に通う子どもたちに乗車支援をしていくということもしながら乗車率を落とさないということであります。それからタクシーです。タクシーは2台を減らそうかっていう話まで一時いったことがあります。結局はコミュニティバス等々が走らすという、バスの乗車率が落ちてくるということになると、タクシーの台数の確保、運転手の確保もさることながら非常に厳しいんだと。我々は車いす対応のタクシーも用意してほしいと。タクシー会社にも要請した経緯があるんですけども、実際には乗る人がそんなにいないんだということであります。だから我々はバスもなくしちゃいけない、タクシーもなくすようなことがあってはいけない。置戸は今、置戸タクシー何台持っているかわかりませんけども、今そんなことの検討の結果、タクシーサービスとバスサービスをやりました。もうものすごい喜ばれて、そしてもうとにかく利用者が多い、病院通院、カラオケ、買い物等々含めてですね、非常に私はきめ細かな施策の自慢してもいい政策だというふうに思っています。ですから、それでその期待に応えてバスが2台を3台にしたと。運転手も確保してきたというのがうちの今の状況です。しかしこれで今のままでいいかということは、我々、団塊世代がこれから年取ってきた時にどうなんだってことになった時に、含めてですね、コミュニティバス、そして路線バス、そしてタクシーが共存できる方法、そして生活の高齢者が生活に不便を感じない状況をやっぱり確かなものをこれからも確保していくということには変わりないと思いますので、今後の検討課題とさせていただきたいと思います。

再質問 6番 西森信夫

よろしくお願いをして、私からの質問を終わらせたいと思います。

出典:訓子府町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月11日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる