訓子府町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日
第7期介護保険事業計画について
2017年9月12日、訓子府町議会の一般質問で、工藤弘喜議員が「第7期介護保険事業計画について」質問し、町長 菊池一春、福祉保健課長 谷方幸子が答弁しました。
- 質問者
- 工藤弘喜 議員
- 答弁者
- 町長 菊池一春、福祉保健課長 谷方幸子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 工藤弘喜
次の二つ目の質問に入っていきたいと思います。二つ目の質問ですが、第7期介護保険事業計画について質問いたします。2018年度から2020年度を計画期間とする第7期介護保険事業計画の策定が現在進められていると思います。第7期計画には、今年5月に成立した「改正」介護保険法や地域医療構想を踏まえて計画化する事項が新たに加わるともいわれております。次の項目について町長にお伺いいたします。一つ目ですが、第6期計画の現時点での評価と課題をお伺いいたします。二つ目ですが、第7期計画に「改正」介護保険法や地域医療構想を踏まえた計画が加わるとありますが、その内容をお伺いいたします。三つ目ですが、第7期計画における介護保険料と利用者負担についてお伺いをいたします。以上です。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
ただいま「第7期介護保険事業計画について」3点のお尋ねをいただきました。まず1点目に「第6期計画の現時点での評価と課題を伺いたい」とのお尋ねがございました。現時点での評価としましては、第6期計画の介護保険サービスの利用状況について、理学療法士や作業療法士等が家庭を訪問し、リハビリを行う「訪問リハビリテーション」および医師、歯科医師、薬剤師等が家庭を訪問し、医学的な管理や指導を行う「在宅療養管理指導」の伸びが計画を上回って推移しておりますが、施設サービスを含めほぼ計画どおりの利用状況となっています。また、第6期の前倒しとして、特別養護老人ホーム静寿園の増床およびデイサービスの増築の基盤整備の拡充を実施し、待機者の解消を図っております。地域支援事業については、第6期計画から、理学療法士等が身体状況に応じた個別運動プログラムを作成し、自立した日常生活を送ることができることを目的に運動等を行う「筋活クラブ」の実施や健康づくり・介護予防を学び、実践するための「いきいき百歳体操」「ふまねっと運動」「ささえあいサポーター養成講座」等の事業展開を積極的に実施しております。また、本町地域包括支援センターの保健師と北見赤十字病院の医師・看護師による医療と福祉・介護の専門職で構成される「認知症初期集中支援チーム」では、認知症の疑いのある人等のご家庭を訪問し、より良い介護サービス等が受けられるよう初期支援を行う新たな取り組みを始めています。課題としましては、団塊の世代が75歳以上となる平成37年を見据えた中長期的な視点に立って、医療・介護・予防・住まい・生活支援サービスを包括的に確保する「地域包括ケアシステム」の構築を進めているところですが、特に医療連携・生活支援サービスの拡充において体制を整備中で、第7期に向けての課題と考えているところであります。次に、2点目の「第7期計画に『改正』介護保険法や地域医療構想を踏まえた計画が加わるとあるがその内容を伺いたい」とのお尋ねがございました。介護保険法の改正としては、大枠として「地域包括ケアシステムの深化・推進」と「介護保険制度の持続可能性の確保」が明記されました。本町計画に係る部分として「地域包括ケアシステムの深化・推進」では、一つ目に「自立支援・重度化防止に向けた保険者機能の強化等の取組の推進」として、市町村が保険者機能を発揮し、自立支援・重度化防止に向けて、国から提供されるデータを分析の上、介護保険事業計画を策定し、介護予防・重度化防止等の取り組み内容と目標を記載することです。二つ目は「地域共生社会の実現に向けた取り組みの推進等」ですが、内容については今後策定委員会での検討が必要です。また「介護保険制度の持続可能性の確保」については、「2割負担者のうち特に所得の高い層の負担割合を3割とする」という規定が整備されました。以上が今回の改正のうち本町に関わる内容と推察しています。3点目に「第7期計画における介護保険料と利用者負担について伺いたい」とのお尋ねがございました。第6期計画では、第6期推計と同条件と仮定した場合、第7期介護保険料基準月額については、4,900円と見込んでおりますが、第6期計画からの人口推移修正、制度改正に伴うサービス負担額の推移や介護納付金の総報酬割の導入などの修正をし、策定委員会で協議することになります。第7期の介護保険料につきましては、これからの算定となりますので、現時点ではお答えすることができませんのでご理解願います。また、利用者負担については、年金収入が340万円以上の方が3割、280万円以上340万円未満の方が2割となり、サービス利用率の高い後期高齢者医療制度被保険者では、3割負担の方が14人、2割負担の方が7人と見込まれます。以上、お尋ねのありました3点についてお答えいたしましたので、ご理解賜りますようお願いをいたします。
質問 7番 工藤弘喜
それでは何点か全体をとおして、順番にということにはちょっとならないかもしれませんけれども、何点か再質問したいと思います。まず初めに第7期の計画策定に向けて、第6期もそうです。これまでもそうだったんですが、策定委員会というのを作って、その中で協議をして計画を作り上げていくということになっていますが、第7期の計画に向けての策定委員会というのはもう設置されているんでしょうか。先にそれをお伺いいたします。
答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)
既に第1回目の策定委員会を開催しまして、アンケートをとっておりますが、その内容について議論していただいております。
質問 7番 工藤弘喜
わかりました。次に、中身に入るというか、本題に入っていくようなかたちになるんですけれども、ここで最初に第6期の評価と課題についてお答えいただいたんでありますけども、この中で特に評価については答えられておりますので、内容についても理解できるなというふうに思います。ただ課題としてはということで、その課題も後段で述べられておりますが、第7期に向けての課題と考えているところであります。特にその中身というのは、いわゆる団塊の世代が75歳以上となるというところから始まりまして、そのために地域包括ケアシステムの構築を進めているが、特に医療連携、生活支援サービスの拡充において、体制を整備中だという、これが課題なんだということになりますが、もっと具体的に課題の内容をもう少し詳しく、わかりやすくお答えいただければいいかなと思います。
答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)
課題としまして、医療連携、生活支援サービスの拡充、この2点を町長の方から答弁させていただいておりますが、まず医療連携の方でございますが、平成27年の介護保険法の改正によりまして何点か平成30年4月までに実行しなければいけないというプログラムが組み込まれておりますが、本町においては医療連携につきましては平成30年4月からの実施とさせていただいております。それにつきましては在宅医療と介護連携推進事業としまして8点の項目がございます。一つ目としましては地域の医療介護の資源把握、二つ目としましては在宅医療介護連携の課題抽出と対応策の検討、3番目としましては切れ目ない在宅医療と介護の連携体制の構築、4点目としまして医療、介護関係者の情報共有支援、5点目としまして在宅医療、介護連携に関する相談支援、6点目としまして医療、介護関係者の研修、7点目としまして地域住民への普及啓発、最後の8点目としまして在宅医療介護連携に関する関係市区町村の連携としまして、これらを平成30年4月から実施することに向けて既にもう調整中であとは30年の4月を迎えられるという状況でございます。それとあともう一つの生活支援サービスの拡充におきましては、これは現在協議体の中で足の確保ですとか除雪の問題ですとか、そういったことについて今、検討中ですので、そういった内容をまた第7期の介護保険計画に網羅していかなければいけないかと思いまして、ここでは課題と捉えております。以上でございます。
質問 7番 工藤弘喜
今、課題について若干、本当に大切なことなんですが、平成30年4月からこういうかたちで本町としては進めていきたいということで整理されているということが答弁にありましたが、例えば今回の、次の質問ともちょっと関わってくるんですが、今回のいわゆる第7期の事業計画の中に先ほどもいっていますけれども、いわゆるこの改正介護保険法とか地域医療構想というのを含めなさいと。それを具体化するような計画を立てなさいというふうなのがありますよね、入っていますよね、その中で例えば地域医療構想等含めて、あるいは包括支援との関係もあるんだけれども、例えば国の方、今回出してきているのは、特にこの介護保険を巡る制度の見直しということでいけば、非常にこう急激にどんどん変わってきていますよね、ここ近年。せっかく各自治体で町民も巻き込んでいろいろなかたちで、こうしていこう、ああしていこう、こうすればいいんじゃないかといったことが、次から次へと制度が変わったり中身が変わったり、急激にこう、対応に戸惑うような部分というのがすごくあるんでないかと思います。今回の第7期に向けての、この地域利用構想も含め、そして改正介護保険法ということになれば本当にこの今言っていたことが可能なのかどうかも含めてね、見直しをせざるを得ない状況が出てこないのかなというふうに思っています正直。この辺、もっと言えば、例えば医療介護の関係でいけば一体的改革ということで国の方では例えば療養型の病床削減ということでなっていますよね、最終的には医療介護院だか何かそういったものを作って、そこにどうしてもという人は入ってもらうと。そういう構想もしている。もっともっと基本というのはいわゆる入院から在宅へ、医療から介護へ、その医療のものが、医療で今までやってきたものが介護の現場でやりなさいというふうな状況にも置き換わってきている。これが今いっている中身だと思うんです。その改正の中身というのは。そしてもう一つは今度、介護からボランティアにいきなさいと。それは何かといったらいわゆる包括的支援も含め、さまざまな町の取り組みがボランティアを主体としたものに移行していきなさいという大きな大きな流れが今回の改正の中に組み込まさって、それをもとに第7期の計画を立てなさいということになってきたときに、本当にこれが大丈夫なのかなと。第7期の計画が策定委員会の人も含め、あるいは町民のいろいろな声も聞きながら、当然立てていく、本当にいいものを立てようとしてするんですけれども、そういう中で本当にそれに願いに応えれるようなことができるのかどうか。これがやはり自分自身でいろいろみてて心配だなと思うんですが、その辺の見解というか考え方についてはいかがでしょうか。そういう議論というのは策定委員会の中でも起きていないのかどうかをちょっとお伺いします。
答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)
策定委員会の中ではまだ1度しか今回開催されておりませんので、その中では先ほどいいましたようにアンケートの内容についてのお話でしたので具体的な内容についてはこれからの検討課題となっております。議員おっしゃいますように、どんどん介護に対しての国の考え方が変わってきておりまして、要するに費用負担、それにつきましてもどんどん国から市町村へ、市町村からご本人といいますか、ボランティア、住民も含めた、そういったところの負担に重きが変わってきているという状況であるのは間違いないと思います。ただ、本町におきましては、介護の資源といいますかね、医療機関の資源につきましても、例えば北見に依存しているところもかなり高いですし、そういったところから、他の町にはない、入院病棟がない町ということで、他の町にはない課題もたくさん多くあります。そういったこともありますので、介護保険計画の中には国が求めているような大きなお題目のようなものはどうしても書くことはできないとは思っております。本町に合った介護保険計画というのを考えておりますので、それはこれから考えていかなければならないところではありますけれども、ただやはりボランティアについての求められるものというのが大きくなってきているというのは事実ですので、そういったところはできるだけ自発的な皆さんのそういう意識を高める、そういう方向でもっていきたいとは思っておりますので、無理のないといいますか、どうしても制度的な改正につきましては、国から求められているように2割負担を3割負担ということはどうしてもあるんですけれども、介護保険計画の中身につきましては本町に合った計画をこれから策定委員会の中でも検討して策定していきたいと考えております。
質問 7番 工藤弘喜
課長が答弁されたように本町の実態と全くそぐわないことをやれといってもできるわけではないし、またそれを計画に入れるということも当然できないことを書くわけにもいかないという部分では本当にそのとおりだなというふうに思います。ただ全体としてこれから増えるであろう高齢者、いわゆる介護のお世話にならなきゃいけない部分含めて、どういう姿がということになれば、例えば今、全体として国もいっているし、大きな流れがそっちの方にいっているのは、今まで本来は介護保険法ができたときには介護の社会化というか、社会がみていくんだという方向がどんどん変わって自助、共助、公助というの、今はその他に今は自助、互助、共助、そして公助みたいな、そういう流れの中にいて、公助がどんどんその部分が小さくなっていく仕組みですよね、問題は自助も公助も互助も決して誰もが否定できるものではないんですよ気持ち的には、みんなで助け合って支え合っていくというのは当たり前のことだし、やっておかしいわけでもないし、本当はもっともっと進められるべきだと思うんですが、ただこういう社会保障制度の中でそれを根幹に据えるということがやはり大きな間違いが起きないかということだと私は思っています。例えばやはり制度は制度としてきちんと構築しながら、その制度、そんないい制度があっても、やはり隙間ができたり、いろいろな場面からこぼれる部分を補うという部分では自助も必要だし互助も必要だし、お互い支え合う、それから共助というのも必要になると。そういうやはり発想に置き換えていかないとだめだと思うんですよね。だからそういう面では誰しもが否定はできないんだけれども、それだけを根幹とした介護保険法の問題というのはやはり大きなそれをやろうとする自治体の負担、何よりもそれを期待している町民の方たちの失望というのかな、やはりどんどん介護保険料を納めていながら介護保険の世話になれないという、もう現実に要支援の問題含めて、総合事業の中で、後でもちょっと聞こうと思っていたんですが、そういうかたちに置き換わってきていますよね。だからこの辺を、ここでいくら議論しても正直なかなかね、前に進まないんだけれども、やはりその担当レベルでもやはりそこそこの課題をみんなで共有しながら上げるべきところをやはり声を上げていくということをやはり地道にでもつなげていくということが特にこの介護の問題でいけば大事かなというふうに思います。これ始まるとやはり一生のものになると思うんですよ、介護の実際介護に関わっちゃうと、やはりそういう長いスタンスで病気が治ったとか簡単なもんじゃないんで、そういう部分の意識というのは、やはり必要になってくるんじゃないかなと思います。そういうことと合わせて、もう1点、今回の中では、いわゆる高齢者の介護という高齢者の問題じゃなくて、今回の包括的に福祉のあり方の見直しをしていますよね改正の中で、結局、介護保険の問題ではなくて、もっといえば障がい者、障がい児のサービスも含めてこの中でみなさいよと、計画立てなさいということになっていませんか。ちょっとその辺についてお伺いします。
答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)
先ほど町長の方からも申し上げましたように地域共生社会の実現に向けた取り組みの推進というものがありまして、社会福祉法、介護保険法、障害者総合支援法、児童福祉法、これらの法律に基づく今までのサービスを一体化したといいますか、同一事業所でサービスを受けやすくするための、そういう共生型サービスというものが位置付けられるということになりました。すぐに関係してくるのが住所地特例、これがすぐに関係してくるところかとは思っております。ただ、この共生型サービスにつきましては、今この情報が提供されたのが先月のテレビ会議というもので、総合振興局の方で担当者が聞いてきているんですけれども、そこで一度聞いただけですので、中身についてはこれから下りてくるところでございます。なのでちょっとこの辺はこれからいろいろ情報をとりながら検討していきたいと思っておりますのでご理解いただきたいと思います。
質問 7番 工藤弘喜
社会保障とかそういう介護含め、医療も含めてそういうなんですが、こういったものというのはやはりそこだけで全てが解決できるものばかりではないんで、連携しながら社会福祉の状況、いわゆる施策も含めて考えるというのはわかるんですけれども、ただこれまで進めてきたいろいろなさまざまな施策がやはりそうなっていなかったし、例えば高齢者の介護の問題と、いわゆる障がいを持っている子どもたちの問題、あるいはもう一つは障がいをもっている人たちの大人の問題、例えば65歳を過ぎちゃうと障害の該当になった施策で該当になっていたものが介護の現場に置き換わってしまうと、そうなったときにどうなるかといったら負担の問題含めて、これは当然出てきますよ、だからそういう部分のきちんとした精査もない中で本当に自治体は大変な、利用者の不満も不平も受けていかなきゃいけないし、何よりもその人たちに対する手当をどうするかということが求められてくるんだと思います。だからそういう部分では、やはりこの問題については確か今年の7月に厚労省が全国の担当課長を呼んで東京で何かやっていると思うんですよ、こういうふうになりますよと今回の改正は。そのときに説明があったと思うんだけれども、おそらく北海道の担当課長にしても大きな戸惑いはあったと思うし、これをどうやって各市町村に説明しようかと相当悩んだんではないかなというふうには思いますけれども、そういった部分も含めて、やはりとんでもない大変なことが今、自治体、でそのしわ寄せが住民にくるという、そういう部分をやはりどこかできちんと押さえながら介護事業計画をやはり策定していただきたいなというのが私の思いです。それでこの点について、まだまだちょっと用意してきたものというのはあるんですが、もう時間もあまりないんで負担の問題に最後の方にいきたいなと思うんですけど、保険料と利用者負担についてなんですが、第6期計画の中での事業計画の中では若干触れていましたね、4,900円になるんでないかと7期は。8期はもっとちょっと上がると。これはいわゆる介護保険料というのは法定で決まっていて二十数%が利用者からというか1号被保険者から、そういうところからというそういう決まりがありますから、全体の給付の、それをそういうかたちで分けていくと、だからこれはいろいろあるんですが、どうなんでしょうかね、細かいことで今質問してもどうしようもならないんですが、この利用負担の考え方をちょっとお聞きしたいなと思います。利用負担というか保険料の負担でもそうなんですが、現在のところ先ほどの答弁で例えば介護保険料はまだ現時点でちょっと何ともいえないということになるんですが、やはりこれはサービスの見込みが立たないということなんですか、その辺ちょっとお伺いします。
答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)
サービスの見込みはこれから立てていくことになりますので、そういった意味でまだこれからということで答弁させていただいております。この4,900円につきましては、若干変動はあろうかとは思うんですけれども、今のところは担当者のレベルとしては、このベースでいけるかもしれないという段階では考えております。なので介護保険料につきましては、今4,200円ですから、それからみるとちょっと大きくというか上がってしまうんですけれども、他の自治体からみるとそう高くはないところで抑えたいと思っているところでございます。
質問 7番 工藤弘喜
抑えたいというか抑えていただければというふうには思うんですが、新たな条件が、例えば先ほどからいっているようなことも含めて、さまざまな介護保険を巡る条件、状況が変わってくる中でやはり不確定というか、なかなか今後3年間のというのは難しいんだろうなというふうな思いもいたすところです。ぜひ何とかこれを抑制できるような方向で検討というか、していただくのが一番ではないかなと。簡単に4,900円、他の自治体からみてもというけれども、やはりなかなか負担する側にすると年間の金額となるとこの介護保険料だけではなくて、例えば病院に通うとか、さまざまな問題も出てきますし、そういう部分も含め、あと年金の減額の問題も含めてあると思います。それともう一方で当然出てくるのがサービス料というか利用者負担、この問題がありますよね、これでいくと2割の部分が本町の場合こうだと、いわゆる後期高齢者のあれを例にとって7人と14人とかって出てましたけれども、この問題で例えば2割負担になっていますよね今ね、それ段階があるんだけれども、金額によって違うんだけれども、その2割負担になってからの利用抑制というのはなかったですか。特養も含めた施設介護も含めた中で、2割負担になって、ああやはり続けることができないとか、そういう状況、声なんかは聞いてはいませんか。どうでしょうか。
答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)
相談の中ではそういう話もあるのかもしれないんですけれども、ちょっと私のところには2割負担だから受けられないとか、そういう話は報告としては上がってきておりません。なのでおそらくそういった実態は今までないと思います。
質問 7番 工藤弘喜
例えば施設の場合でいけばなかなか増えたからしたら次ということには当然難しい問題、そう簡単にいかないというのもありますから、そういうことはわかります。ただ、例えば施設以外でも例えばデイサービスとかホームヘルパー、通所介護、あるいは訪問介護、その関係等含めて、やはりこの利用負担の考え方というのは利用に応じて負担が決まりますよね、一定額を納めればどんなサービスでも受けれるというものではなくて、お金に合わせて、自分が払えるお金に合わせて自分が必要なサービス、ここまでお願いしたいんだけれども、お金に合わせて最低限のこれだけはしてもらうという仕組みですよね、いわゆるもう限度額もあるからあれなんだけれども、ただその限度額超えた分についてはまた徴収されますけれども、基本的にはサービスの利用というのは必要に基づくものではなくて負担能力によって決まってくるという捉え方はどうでしょうか。やはりこの介護保険の今の中にはあるんでないかなという気がするんですよ。その辺の考え方はどうでしょうか。そういう声というか、町民の思いなんかというのは聞いていませんか。どうでしょうか。
答弁 福祉保健課長 谷方幸子(福祉保健課長は2021年3月まで)
1割から2割負担になったからということではなく、1割負担の中でもやはり回数が増えると負担が増えるのでとかという話は耳にはします。そういった意味では耳にはしております。
質問 7番 工藤弘喜
今回のこの負担の問題は2割負担の人だけではなくて、1割負担も含めて例えば自分がたまに今回の議会に向けて、9月議会に向けていろいろな人たちの話を聞くというような自分も今の状況から今回はちょっと誰の話もちょっと聞けなかったんだけども、それ以前にちょっと聞いた中では例えば年金でも、もう一定程度本当に80も90もなるようなデイサービスに通っている方の中にも本当に月々4万円ぐらいの年金しかならないと。もらっていないという、そういう人たちもいます。1割負担でどういうふうにサービスを決めるのかといったら本当はここまで家族も含めてという思いはあるみたいなんだけれども、やはりあるもので、ある範囲でしか、払える範囲でしかやはりできないんだということも何か言っておられましたので、そういう面ではやはりこの応益負担という、そういう本質というのはやはりちゃんとどこかで捉えておきながら、利用料負担というのも今後に向けてやはり考えていかざるを得ないのかなと。確かに制度的には二つ三つこうありますよね負担軽減のための、それは前の質問のときにも課長からだったか町長からだったか説明も受けていたんですが、そういう制度もありますけれども、基本的にはやはり自分が払える範囲でしかサービスが受けられないと。本当にその人にとって生きるかいがあるような、あるいは素晴らしく何ていうのかな、毎日の日常がこう安心していけるような必要なサービスというところまではなかなか手が届かないという部分が今回の負担の考え方にあるというふうにもどこかで捉えておくことが必要かなというふうに私は思っていますので、その点をちょっと今回はその程度にとどめておきたいなというふうに思います。それで最後に町長に一言ちょっと質問して終わりたいなと思うんですが、今いったように介護保険制度も含め、福祉政策がどんどんこう、先ほどから何回もいっていますように自助、互助、共助、公助というその流れがどんどん下にいく、いわゆる公助になるにしたがって狭まっていくような中で、そして特に介護保険の制度の問題でいけば、やはり一番の問題点はこれから多くの人が対象になっていくであろう人たちに対して保険料を払っているのにいつまで介護保険制度のお世話になっていけるのかなと。そういう思いというのはやはり出てくるんだと思います。当然先ほどいっているように介護予防の関係ではもう介護保険制度から要支援1・2が外れていますので、そして総合事業とか、そういうかたちで町の単独事業になっていっていると。そういうことから考えると制度の信頼というのがやはりどんどんなくなっていくんでないかなと思いますけれども、そういったことも踏まえた取り組みが、あるいは対応がこの第7期の中でより練っていく必要があるのではないかなというふうに思いますが、その辺の最後に町長からお答えをいただいて私の質問は終わりたいと思います。
答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)
まず1点目であります。私たち自身が考えていかなきゃならないのは、災害と違って自助、互助、共助、公助、すなわち災害はまず自分の身は自分で守るということが第一義的にはスタートするというのは当然のことだと思いますけれども、しかしこの福祉関係については、公助がどんどん縮小していくということが当たり前ではないということを私は自治体の町長として肝に銘じているところであります。それから、とはいいながらも2000年にこの介護保険法が制定されて1割負担といっていたのがいつの間にか2割になる。今度、高額の所得をもっている者については少ないとはいいながら3割になる。私に言わせたら詐欺でないかと思うんだけど。しかしこれは国自体も予算の措置の全体の中で今のままでいったら介護保険の仕組みそのものが破綻するという問題もありますから、一概に批判はできないんですけれども、しかし実態にわれわれの方からしてみると非常に危惧せざるを得ないという状況がもうますますひどくなってきているというのは本当のところでないかなというふうに思います。例えば厚生労働省の発表で総合事業に移行になる。例えば要支援1・2については自治体でやりなさいと。ボランティアも含めて自治体でやりなさいということでやっている。そうすることによって厚生労働省の統計では要支援1・2の数が減っているという結果が出ています。最近の白書の中でも。しかしうちの町でいいますと、訓子府町でいいますと要支援1・2は減っているかというと、逆にいうと介護保険適用外といいながら、若干ですけどやはり増えてきているという状況があります。すなわちそれは予防も含めたやはり介護に対する期待とそれから制度の拡充を町民として求めているという声がやはり大きいんではないかなというふうに私は思っておりますので、これらにどうやはり応えていくのかということが先ほど課長の方から医療連携とそれから地域支援の問題でも話がございました。医療でいうとこれは保健師たちが相当苦労していますけれども、私どもの医療機関ともっと地域医療の発展と介護の問題で連携することができないかというアプローチも含めて今、開始されたところでございますし、もちろん医師会、それから日赤等の連携の中で認知等のさまざまなことを今、実際に始まっているところでございますので、いずれにしても国は公的な機関だけでは介護は体制はできないんだと。住民自らがやれるところのことをもっと積極的に拡大をしてくれという協議会なるものを積極的に推奨しているという実態はありますけども、いずれにしても今後の第7期の介護保険はより住民の負荷が少なくなるような状況をどうつくっていくのかというのは訓子府町のみならず1市2町の保健、介護関係の行政関係の詰めをさらにしていかなきゃならないなというふうに思っております。それから最後になりますけども保険料の問題です。これ4,900円というのは第6期のときに推計値で出したあれですから若干変動はあるかもしれません。しかしずっと介護のこの3年間の実績をみてみますと、ほぼわれわれの計画と実際の実績からすると、そんなに違いはないという結果、うちの町で今出ていますから、と考えていきますと、介護保険料の4,900円というのはやはり架空というか、空想ではないし、現実のものになりつつあるというのは本当のところです。今、管内で一番介護保険料の高いのは北見市です。5,600円ぐらいいってると思うんですけども、等含めて、安けりゃいいというもんではないかもしれませんけども、少なくても2000年に始まったときは、訓子府町は2,800円ぐらいの介護保険料が今4,200円、そして4,600円になるということですので、これらも十分精査しながら、できるだけ町民負担が少しでも緩和できるような状況を作っていきたいと考えているところです。
質問 7番 工藤弘喜
これで全体的な私の今回の質問は終わりたいと思います。特に今回3割負担という問題が、利用料の3割負担というの出てきているけれども、これを出したというのは私のうがった見方かもしれませんけれども、将来的にはやはり現在の原則1割負担を原則2割負担へする地ならしというふうにみていても間違いないのかなというふうに私は思っています。それと財源的な問題でいけばやはり大きな仕組みの中で財政の、国の財政のやはり入りと出をやはり今こそ見つめ直さなきゃいけないんだというところでもって検討せざるを得ない場面が今後出てくるんではないかなというふうに思います。これで私の質問を終わります。